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JP3219123B2 - 2次元光走査装置及びそれを用いたバーコード読取装置 - Google Patents

2次元光走査装置及びそれを用いたバーコード読取装置

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JP3219123B2
JP3219123B2 JP26258394A JP26258394A JP3219123B2 JP 3219123 B2 JP3219123 B2 JP 3219123B2 JP 26258394 A JP26258394 A JP 26258394A JP 26258394 A JP26258394 A JP 26258394A JP 3219123 B2 JP3219123 B2 JP 3219123B2
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axis
torsional
external force
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英昭 西川
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Denso Corp
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Publication date
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/101Scanning systems with both horizontal and vertical deflecting means, e.g. raster or XY scanners
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
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    • G02B26/0816Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements
    • G02B26/0833Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD
    • G02B26/085Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light by means of one or more reflecting elements the reflecting element being a micromechanical device, e.g. a MEMS mirror, DMD the reflecting means being moved or deformed by electromagnetic means

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ光を走査光に変
換すると共に、その走査方向を2次元的に変化させるこ
とができる2次元光走査装置に関するものである。ま
た、この2次元光走査装置を採用することによって、バ
ーコード記号の多方向読取、多段バーコード読取、2次
元バーコード読取を可能にしたバーコード読取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、バーコードリーダは、スーパーマ
ーケット等のPOS分野、物流分野など様々な分野で幅
広く利用されている。また、バーコードラベルも小型の
物から大型の物まで様々な物が使用されている。そし
て、バーコードリーダにおいて、読取方式で分類した場
合、ライトペン方式、CCDイメージセンサ方式、レー
ザ走査方式などがある。
【0003】この中でレーザ走査方式のバーコードリー
ダは、バーコードリーダとバーコードラベルとの間を離
して読むことができる遠隔読取が可能であるとともに、
距離の調節により小型のバーコードラベルから大型のバ
ーコードラベルまで読取りが可能であるという利点から
幅広く利用されている。そして、このレーザ走査方式の
バーコードリーダは、利用形態で分類すると設置型と手
持型とに分類することができ、また、走査方式で分類す
ると1次元走査型と2次元走査型に分類することができ
る。さらに、2次元走査型においては、多方向走査型
(以下マルチ走査型)とラスタ走査型に分類することが
できる。
【0004】まず、1次元走査型は、1方向のみの走査
のため、バーコードリーダをバーコードラベルの向きに
合わせるか、バーコードラベルの向きをレーザ光の走査
方向に合わせて読取りを行う必要がある。この方式は、
走査機構が比較的単純で小型化に適するため、主に手持
型に採用されている。一方、2次元走査型のうちマルチ
走査型は、レーザ光を多方向に走査させるため、様々な
向きのバーコードラベルを読取ることができ、バーコー
ドリーダの向き、またはバーコードラベルの向きを意識
的に走査方向に合わせなくても読取りができるという利
点がある。また、2次元走査型のうちラスタ走査型は、
面内の情報を2次元的に把握することができ、近年需要
が増加しつつある2次元バーコードの読取りには必要不
可欠である。しかし、これら2次元走査を行うには、走
査機構が比較的複雑かつ大型化するため、手持型での採
用は難しく、その採用はまだ少ない。
【0005】そこで、近年、単純化、小型化を目指した
新しい2次元走査機構として、特表平4−505969
号公報に記載されるように、4個の圧電バイモルフを共
振させ、それらの相対運動を利用してミラーを振動させ
る方法が提案されている。しかし、この公報に記載のも
のでは、1個のミラーをゴムのベアリングを利用して4
個のバイモルフに連結させているため構造的に弱いこと
が考えられ、また、圧電バイモルフそのものの共振を利
用しているため走査角を大きく取ると圧電バイモルフが
脆性破壊してしまうと思われる。また、圧電バイモルフ
の共振周波数は、非常に高く2kHz程度と考えられ、
この速度で光ビームを走査した場合、受光信号処理には
高速信号処理ができる回路が必要となり、手持型のバー
コードリーダにおいて、この高速信号処理できる回路を
格納することは、現在の技術レベルでは困難と考えられ
る。
【0006】そこで、特開平4−140706号公報に
記載されるように、曲げとねじりの2自由度の振動モー
ドを持つ弾性変形部を1個の積層型圧電素子で共振さ
せ、その振動面に光ビームを照射して2次元走査を得る
方法が提案されている。この方法は、弾性変形部を駆動
源で共振させ、弾性変形部の弾性振動によって少なくと
も1方向に回動できるようになったスキャン部を備える
ため、弾性変形部の共振により振幅を拡大でき、振動子
の設計により欲する共振周波数をほぼ任意に得ることが
できるという点で上記問題点を解決している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した公
報に記載のものでは、不釣り合い構造に共振周波数の振
動を作用させることにより得られる慣性力を利用して加
振力を得ているため、加速度が外乱として加わった場合
に走査軌跡が変動してしまうという欠点があり、手持型
のバーコードリーダのように外乱の影響が加わり易いも
のについては、使用がかなり困難と考えられる。
【0008】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、ある1方向のモーメントベクトルがその
方向と直交しない2方向以上のモーメントベクトルに分
解できる原理を利用し、多自由度振動子を捩じり振動子
のみから構成し、1軸のみからの加振により、2軸以上
の捩じり振動子を共振させることのできる構造を実現す
ると共に、加速度が外乱として加わった場合にも影響を
受けない構造を実現する2次元光走査装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのため上記目的を達成
するため、光を反射させる反射面を少なくとも有したミ
ラー部(2)と、前記ミラー部に対して所定の隙間を介
して設けられた第1の保持部材(16)と、前記ミラー
部と前記第1の保持部材とを連結させると共に、固有の
周期的な外力が作用するときに捩じれ、この捩じれの回
転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に回
転トルクが発生するように弾性体から構成され、前記ミ
ラー部の重心を通る軸を回転軸として前記ミラー部を強
制振動させる第1の捩じれ振動部材(14)と、前記第
1の保持部材に対して所定の隙間を介して設けられた第
2の保持部材(15)と、前記第1の保持部材と前記第
2の保持部材とを連結させると共に、固有の周期的な外
力が作用するときに捩じれ、この捩じれの回転角に応じ
た大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に回転トルクが
発生するように弾性体から構成され、前記ミラー部と前
記第1の保持部材との重心を通る軸を回転軸として前記
第1の保持部材を介して前記ミラー部を強制振動させる
第2の捩じれ振動部材(13)と、前記第2の保持部材
に対して所定の隙間を介して設けられた第3の保持部材
(12)と、前記第2の保持部材と前記第3の保持部材
とを連結させると共に、外力が作用するときに捩じれ、
この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向
とは逆方向に回転トルクが発生するように弾性体から構
成された連結部材(17)と、前記第3の保持部材に設
けられ、前記連結部材に対してねじり振動を与えること
によって、前記第1及び第2の捩じれ振動部材に各々前
記固有の周期的な外力を作用させる加振手段(21〜2
4、45〜48とを採用するものである。また、前記
連結部材は、前記第1及び第2の捩じれ振動部材の前記
回転軸と交差する加振軸を中心に捩じれ、この加振軸は
前記回転軸に対して略45°傾けて配置されたことを特
徴とする。 また、前記加振手段は、前記第3の保持部材
に接着された複数の圧電バイモルフ(21〜24)を備
えたことを特徴とする。 また、前記第3の保持部材に
は、前記連結部の連結位置を中心にして、それぞれ相対
向する位置に開口部(18)が設けられたことを特徴と
する。
【0010】
【0011】
【0012】さらに、上述の技術的手段を具備し、レー
ザ光を出射するレーザ光源部(62)と、前記ミラー部
を介してバーコードラベル上に照射されたレーザ光の反
射光を受光し、この受光した反射光の光強度に応じて電
気信号を出力する受光手段(64)と、この受光手段か
らの前記電気信号に基づいて前記バーコードラベルの情
報を読取る読取手段(65,66)とを採用するもので
ある。また、前記第1及び第2の捩じれ振動部材の前記
回転軸(j,k)と交差する軸(i)を加振軸にして、
前記第2の保持部材を振動させ、前記第1及び第2の捩
じれ振動部材に各々前記固有の周期的な外力を作用させ
るステッピングモータ(116)とを採用するものであ
る。また、前記ミラー部に設けられた永久磁石(13
6)と、前記永久磁石の近傍に設けられ、前記第1及び
第2の捩じれ振動部材の前記回転軸(j,k)と交差す
る軸(i)を回転軸にして、前記ミラー部に振動を与え
る1つのソレノイド(137)と、前記ソレノイドに少
なくとも2種類の周波数の信号を加算して入力し、前記
第1及び第2の捩じれ振動部材に各々前記固有の周期的
な外力を作用させる駆動回路(45〜48)とを採用す
るものである。
【0013】
【作用及び発明の効果】上記構成により、加振手段は、
連結部材に対してねじり振動を与えることによって、
1及び第2の捩じれ振動部材に各々固有の周期的な外力
を作用させる。すると、第1の捩じれ振動部材は、固有
の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この捩じれの
回転角に応じた大きさで、捩じれの方向とは逆方向に回
転トルクを発生し、ミラー部の重心を通る軸を中心軸と
してミラー部を強制振動させる。また、第2の捩じれ振
動部材は、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで捩じれの方向
とは逆方向に回転トルクを発生し、ミラー部と第1の保
持部材との重心を通る軸を中心軸として前記第1の保持
部材を介して前記ミラー部を強制振動させる。つまり、
それぞれ捩じれ振動部材は、ミラー部の重心を通る軸、
あるいは、ミラー部と第1の保持部材との重心を通る軸
を中心軸としてミラー部を強制振動させるため、振動系
全体は構造的にバランスが良くなる。その結果、本発明
の2次元光走査装置は、それぞれの部材の動作中に加速
度が外乱として加わったとしても外乱の影響を受け難く
なる。また、連結部材にねじり振動を与えることで、1
軸のみからの加振により、2軸以上の捩じり振動子を共
振させることができる。
【0014】
【0015】
【0016】らに、上述したような、2次元光走査装
置にて、レーザ光源部からのレーザ光をバーコードラベ
ル上に照射させ、受光手段にて、この照射によるバーコ
ードラベルからの反射光を受光すると共に電気信号を出
力させ、読取手段にて、受光手段からの電気信号に基づ
いてバーコードラベルの情報を読取らせれば、2次元走
査装置の動作によって、外乱の影響を受けることなく、
ほぼ任意の向きに印刷されたバーコードラベル、あるい
は多段バーコード、2次元バーコードを読取らせること
ができるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。 〔第1実施例〕この実施例においては、本発明を2自由
度捩じり振動系に適用し、駆動源に圧電バイモルフを利
用した10mm×10mm程度の2次元光走査装置を実
現した例である。図1は、本発明の第1実施例を示す光
走査装置の構成図であり、図2は、光走査装置を構成す
るプレートの構造図である。
【0018】図1において、本実施例の光走査装置10
は、薄板状のプレート1と、このプレート1の上下端部
に設置された駆動源である4個の圧電バイモルフ21、
22、23、24と、プレート1の中央付近に設置され
た反射面であるミラー部2とから構成されている。ま
ず、プレート1の構造を図2に基づいて説明する。
【0019】図2に示されるように、プレート1の中央
付近には、ミラー部2を構成するためミラー設置部11
が形成されており、このミラー設置部11の相対向する
端部には1対の第1スプリング14が形成されている。
また、ミラー設置部11は、第1スプリング14によっ
て、ミラー設置部11の外側に形成された第1フレーム
16に支持されており、図3に示されるように、j軸を
中心軸として回動自在になっている。また、第1フレー
ム16は、一対の第2スプリング13によって、第1フ
レーム16の外側に形成された第2フレーム15に支持
されており、第1スプリング14の回動軸jに対して直
交する回動軸kを中心軸として回動自在になっている。
さらに、第2フレーム15は、一対の連結部17によっ
て、第2フレーム15の外側に形成された第3フレーム
12に支持されており、連結部17の加振軸iを中心軸
として回動自在になっている。なお、加振軸iは、図3
に示されるように、回動軸j,回動軸kに対して、それ
ぞれ45°づつずれた方向に形成された軸である。そし
て、第3フレームには、連結部17を中心にして、それ
ぞれ相対向する位置に開口部18が、それぞれ4箇所形
成されている。
【0020】次に、光走査装置10の製作方法を説明す
る。まず、薄板(Be−CU,SUS,エリンバ等)を
エッチングまたは放電加工等を利用して図2に示すよう
な形状のプレート1を製作する。そして、このプレート
1の一部として形成されたミラー設置部11の表面に、
高反射コーティング(Al蒸着、Au蒸着など)が施さ
れたミラーを接着してミラー部2を構成する。なお、ミ
ラーを接着する場合、ミラー設置部11の両面にミラー
を接着し、第1スプリング14の軸に対する表裏のバラ
ンスを確保する。この表裏のバランスを確保することに
より、加速度が外乱として加わった場合の耐振性を向上
することができる。そこで、プレート1に形成された第
3フレーム12の上下両端部それぞれの両面に対して、
図1に示される様に、圧電素子の分極方向を考慮して、
駆動源である圧電バイモルフ21、22、23、24が
接着される。
【0021】つまり、以上のようにして製作された光走
査装置10は、弾性材料から形成された1枚のプレート
1に対してミラーや圧電素子を接着し、一体構造を実現
していることから、構造的に強度があり組立て作業も簡
単である。また、1枚のプレートの加工方法限界まで全
体寸法を小さくすることができるため、小型の装置を実
現できる。なお、ミラー部2においては、ミラー設置部
11を鏡面処理して高反射コーティングを施すことによ
っても製作可能である。また、駆動源である圧電素子に
おいては、第3フレーム12の片面のみに接着する圧電
ユニモルフ構造としてもよい。
【0022】なお、本実施例においては、ミラー部2が
ミラー部に相当し、第1フレーム16が第1の保持部材
に相当し、第2フレーム15が第2の保持部材に相当
し、第3フレーム12が第3の保持部材に相当し、第1
スプリング14が第1の捩じれ振動部材に相当し、第2
スプリング13が第2の捩じれ振動部材に相当し、連結
部17が連結部材に相当し、圧電バイモルフ21、2
2、23、24が加振手段に相当する。
【0023】次に、上記構成の光走査装置10の動作を
図3に基づいて説明する。図3において、光走査装置1
0は、駆動源である圧電バイモルフ21、22、23、
24のそれぞれ一端a、b、c、dを固定端とし、他端
を自由端とした片持ち梁状として、図示されない光学系
を構築する基板等に固定されている。また、この圧電バ
イモルフ21、22、23、24は、圧電素子の分極方
向を考慮して接着されており、同一の正弦波信号がそれ
ぞれ圧電バイモルフ21、22、23、24に印加され
た場合、それぞれ圧電バイモルフは、図3に示すような
曲げ振動を行う。すなわち、圧電バイモルフ21と2
2、23と24は、同位相の曲げ振動、圧電バイモルフ
21と23、22と24はそれぞれ逆位相の曲げ振動を
行う。つまり、この振動は、連結部17を経由すること
により、第2フレーム15のi軸を中心軸とする捩じり
振動に変換される。
【0024】そこで、上述した圧電バイモルフの曲げ振
動によって、光走査装置10に設置されたミラー部2
が、どの様に動作するかを以下に説明する。まず、ミラ
ー部2と第1フレーム16は、第1スプリング14に比
べて幅広の形状であり、第1スプリング14と比べると
剛体である。また、ミラー部2と第1フレーム16は、
第1スプリング14によって連結されている。つまり、
これらの組み合わせは、第1スプリング14の軸に相当
するj軸を回転軸として、捩じり振動子を構成している
といえる。ここで、ミラー部2のj軸まわりの慣性モー
メントをIj 、第1スプリング14のバネ定数をkj
すると、この捩じり振動子の固有角振動数ωj
【0025】
【数1】
【0026】となる。同様に、第1フレーム16と第2
フレーム15は、第2スプリング13に比べて幅広の形
状であり、第2スプリング13に比べると剛体である。
また、第1フレーム16と第2フレーム15は、第2ス
プリング13によって連結されている。つまり、これら
の組み合わせは、第2スプリング13の軸に相当するk
軸を回転軸として、捩じり振動子を構成しているといえ
る。ここで、ミラー部2のk軸まわりの慣性モーメント
をIk 、第2スプリング13のバネ定数をkk とする
と、この捩じり振動子の固有角振動数ωk
【0027】
【数2】
【0028】となる。つまり、光走査装置10に設置さ
れたミラー部2は、j軸及びk軸を回転軸として捩じり
振動が可能であり、2自由度の振動系を構成している。
しかも、この振動系の回転軸であるj軸は、ミラー部2
の重心位置を通過するように構成されており、ミラー部
2を強制振動させる上で、j軸周りの振動系が構造的に
バランスが良くなる。また、もう一方の回転軸であるk
軸は、ミラー部2と第1フレーム16との重心位置を通
過するように構成されており、ミラー部2と第1フレー
ム16とを強制振動させる上で、k軸周りの振動系につ
いても構造的にバランスが良くなる。そして、j軸が通
過するミラー部2の重心位置と、k軸が通過するミラー
部2と第1フレーム16との重心位置とは、共に同じ重
心位置になるように構成されていることから、どちらの
回転方向についても構造的にバランスが良くなる。その
ため、この2自由度の振動系は、動作中に加速度が外乱
として加わったとしても、中心軸に対する偏心が生じる
ことなく、外乱の影響を受け難い。
【0029】次に、光走査装置10を駆動電源回路によ
って作動させた場合について説明する。なお、図4は、
駆動電源回路を示すブロック線図であり、図5は、駆動
電源回路における信号を示す波形図である。まず、駆動
回路については、図4に示される様に、信号発生器4
5、46と、この信号発生器45、46で発生した正弦
波信号を加算する加算器47と、加算器47で発生した
信号を増幅する増幅器48と、この増幅器48から出力
された信号を圧電バイモルフ21、22、23、24に
伝達する回路とから構成されている。
【0030】また、信号発生器45、46及び加算器4
7で発生する信号は、それぞれ、図5に示される様に、
信号発生器45で発生する角周波数ωj の正弦波信号5
1、信号発生器46で発生する角周波数ωk の正弦波信
号52、加算器47で発生する信号53で示されてい
る。そこで、圧電バイモルフ21、22、23、24に
角周波数ωi の正弦波信号が印加された場合、第2フレ
ーム15、第2スプリング13、第1フレーム16、第
1スプリング14、ミラー部2のそれぞれ全体は、i軸
を回転軸として角振動数ωi の捩じり振動をする。この
とき、ミラー部2は、慣性モーメントを持っているため
i軸を中心とする捩じりモーメントを受け、捩じり方向
に加振力として作用する。そして、この捩じり加振力
が、前述の2自由度捩じり振動子、すなわち、図中ミラ
ー部2のj軸を中心とする捩じり振動と、k軸を中心と
する捩じり振動とに加振力として作用する。
【0031】いま、このi軸まわりの捩じり加振力のモ
ーメントベクトルをTi とすると
【0032】
【数3】Ti =Tsin(ωi t) と表される。ここでωi は加振力の角振動数、tは時間
であり、Tはモーメントベクトルの最大値である。な
お、モーメントベクトルの最大値Tは、駆動源に印加さ
れる駆動信号の電圧で設定できる。
【0033】また、このTi は、j方向、k方向のモー
メントベクトルTj 、Tk に分解でき、
【0034】
【数4】Ti =Tj +Tk とすることができる。このTj 、Tk はそれぞれj軸周
り、k軸周りの捩じり加振力として作用し、この2自由
度捩じり振動子を、それぞれの軸まわりについて共振さ
せることができる。
【0035】たとえば、j軸まわりとk軸まわりの共振
周波数ωj とωk が等しくなるように2自由度捩じり振
動子を設計したとすると、駆動源にその角周波数の正弦
波信号を印加することで、j軸まわりとk軸まわりにつ
いて捩じり振動子を共振させることができる。また、j
軸まわりとk軸まわりの共振周波数ωj とωk が異なる
ように2自由度捩じり振動子を設計した場合において
は、それぞれ軸のまわりについて独立に共振させること
ができる。つまり、駆動源に角周波数ωj の正弦波信号
を印加することでj軸まわりについて捩じり振動子を共
振させることができ、同様に、駆動源に角周波数ωk の
正弦波信号を印加することでk軸まわりについて捩じり
振動子を共振させることができる。また、駆動源に角周
波数ωj の正弦波信号と角周波数ωk の正弦波信号とを
加算して印加し、
【0036】
【数5】 Ti =T1 sin(ωj t)+T2 sin(ωk t) とすることで、j軸周りの捩じり振動と、k軸周りの捩
じり振動を同時に共振させることができる。なお、それ
ぞれの軸のまわりの捩じり振動の振幅については、駆動
源に印加する正弦波信号の電圧によりT1 、T2 を適当
に設定することで任意に設定することができる。
【0037】次に、上述した光走査装置10を光学的情
報読取装置60に応用した応用例を図6に基づいて説明
する。図6において、光学的情報読取装置60は、指向
性を有するレーザ光を発生するレーザダイオード62
と、このレーザダイオード62を駆動するレーザ駆動回
路61と、レーザダイオード62で発生したレーザ光を
反射させて走査し、バーコードラベル63上に照射する
光走査装置10と、バーコードラベル63上で散乱した
反射光を受光し、電気信号に変換する受光素子64と、
受光素子64より得られたアナログ信号を2値信号に変
換する2値化回路65と、2値化回路65より得られた
2値信号をバーコードラベル63に基づく情報としてデ
コード処理するデコード回路66とから構成されてい
る。なお、これらの構成は、図示されていない収納ケー
ス内に組み込まれており、ユーザが手に取って読取り操
作できるハンディータイプの光学的情報読取装置であ
る。また、信号発生器45、46、加算器47、増幅回
路48および光走査装置10については、すでに説明済
みのため、ここでは説明を省略する。
【0038】次に、上記構成の光学的情報読取装置60
の作動を説明する。まず、レーザ駆動回路61は、図示
されていないCPU等からの制御信号に基づいて、レー
ザダイオード62に駆動信号を入力し、レーザ光を発生
させる。このとき、光走査装置10は、信号発生回路4
5、46、加算器47、増幅器48により駆動されてお
り、ミラー部2を捩じり振動させている。そのため、レ
ーザダイオード62で発生したレーザ光は、この捩じり
振動するミラー部2で反射することにより、ミラー部2
の捩じり角の2倍の角度で偏向されバーコードラベル6
3上を光走査する。そして、バーコードラベル63上で
散乱した光を受光素子64に受光させ、この受光した散
乱光の光強度に応じて電気信号に変換する。そして、得
られた電気信号を、2値化回路65により2値信号に変
換し、デコード回路66によってバーコード記号の内容
に応じたデコード処理を行う。
【0039】なお、この光学的情報読取装置60は、図
中に記載されていないが、トリガスイッチにより動作を
開始する非連続動作型の構成とすることも可能である
し、トリガスイッチを用いない連続動作型の構成とする
ことも可能である。そこで、上記構成の光学的情報読取
装置について、次に述べる3種類の仕様を提案すること
ができる。
【0040】第1としては、本装置に収納されている光
走査装置10が2個の回転軸を有していることから、1
軸ずつ共振させることで、2方向の直線状の光走査軌
跡、たとえば、図7に示される様な、横方向と縦方向の
光走査軌跡を得ることである。つまり、光学的情報読取
装置71は、トリガスイッチ72を押した場合、横方向
の光走査を行い、トリガスイッチ73を押した場合、縦
方向の走査を行うように構成したもので、装置全体の向
きを変えることなくトリガスイッチ72、73の選択に
より、横方向・縦方向のどちらに印刷されたバーコード
記号に対しても読取ることが可能である。
【0041】第2としては、2個の捩じり回転軸の共振
角振動数の比が1対2未満であるような光走査装置を搭
載し、両方の捩じり回転軸について共振させることで、
曲線状の走査軌跡を得ることである。そして、この走査
軌跡は、走査範囲内を様々な角度で走査するため、装置
全体の向きを変えること無くほぼ任意の向きに印刷され
たバーコード記号を読取ることが実現可能である。
【0042】例えば、図8(a)に示されるような光学
的情報読取装置81において、例えば、一方の共振角振
動数を500Hz、もう一方を300Hzとし、さら
に、各軸の駆動信号に30Hzの振幅変調を行うため、
駆動信号を
【0043】
【数6】 SIN(2π・30t)・SIN(2π・300t) +COS(2π・30t)・SIN(2π・500t) とした場合、図8(b)に示すような走査軌跡が得られ
る。これは、2個の捩じり回転軸の共振角振動数の比が
1対2未満であると共に、それぞれの捩じり回転軸の振
れ角度が時間的に変化するために起こる現象である。つ
まり、一方の捩じれ回転軸の振れ角度の変化と、他方の
捩じれ回転軸の振れ角度の変化とが、それぞれ固有の変
化を行うためである。したがって、2個の捩じり回転軸
の共振角振動数の比が1対2未満であるような光走査装
置においては、それぞれの捩じれ回転軸に対して、振幅
変調を行うことにより、ほぼ任意の向きに印刷されたバ
ーコード記号の読取りが可能である。なお、角度の変化
量は振幅変調の周波数信号により決定することができ
る。
【0044】第3としては、2個の捩じり回転軸の共振
角振動数の比が1対2以上の大きい比であるように光走
査装置10を設計する。これにより、光走査装置10
は、両方の捩じり回転軸について共振させることで、図
9に示す様なラスタ状の光走査軌跡が得られる。そし
て、この光走査軌跡は、走査範囲内を一方向にほぼ直線
的に、少しずつ位置を変えながら走査することにより、
多段バーコード記号93や2次元バーコード94の読取
りに適用した光学的情報読取装置91を実現することが
できる。また、この装置においては、共振角周波数の比
により、走査方向と直角方向の分解能をほぼ任意に設定
できる。 〔第2実施例〕図10は、本発明の第2実施例を示す光
走査装置の構成図である。
【0045】図10に示されるように、この実施例にお
いては、前述した第1実施例の各部分の配置を45度ず
らしたものであり、前述した第1実施例と同様に、ミラ
ー部101、第1スプリング102、第1フレーム10
3、第2スプリング104、第2フレーム105から構
成されている。そして、ミラー部101は、回転軸j及
び回転軸kを中心軸として、2方向の捩じり振動を行
い、加振軸iを例えばステッピングモータ等で捩じり振
動させることで,前述した第1実施例と同様の動作を行
うものである。 〔第3実施例〕図11は、本発明の第3実施例を示す光
走査装置の構成図であり、図12は、図11に示す板バ
ネ113の正面図およびその断面図である。
【0046】まず、図12において、板バネ113をA
方向から見た断面が113aであり、この板バネ113
は、一端を固定し他端を変位させると、その変位量に応
じた反力を発生するものとする。図11において、ミラ
ー部111には、ミラー部111の重心位置を中心にし
て相対向する位置に軸111aが形成されており、ま
た、ミラー部111の外側にはフレーム112が設置さ
れている。そして、このフレーム112には、軸111
aが支持される位置112aに軸穴が形成され、軸11
1が軸支されている。さらに、フレーム112には、軸
穴112aを中心にして相対向する位置に一対の固定部
112bが形成されており、この固定部112bとミラ
ー部111とが板バネ113を介して連結されている。
したがって、ミラー部111に対してフレーム112を
捩じり変位させると板バネ113の作用により反力が発
生し、ミラー部111はj軸を中心軸にして振動する。
【0047】同様に、図11に示す如く、フレーム11
2には、ミラー部111の重心位置を中心にして相対向
する位置に軸112cが形成されており、また、フレー
ム112の外側にはフレーム114が設置されている。
そして、このフレーム114には、軸112cが支持さ
れる位置114aに軸穴が形成され、軸112cが軸支
されている。さらに、フレーム114には、軸穴114
aを中心にして相対向する位置に一対の固定部114b
が形成されており、この固定部114bとフレーム11
2の軸112cとが、板バネ113を介して連結されて
いる。したがって、フレーム114に対してフレーム1
12を捩じり変位させると、板バネ113の作用により
反力が発生し、フレーム112はk軸を中心軸にして振
動する。つまり、フレーム114をステッピングモータ
116によりi軸を中心に振動させることで、j軸及び
k軸を中心にしてミラー部111を振動させ、前述した
実施例と同様の効果を得ることができる。 〔第4実施例〕図13は、本発明の第4実施例を示す光
走査装置の構成図である。
【0048】この実施例においては、前述した第1実施
例における圧電バイモルフの代わりに、永久磁石136
とソレノイド137により発生する電磁力を加振力とし
て利用したものである。前述した第1実施例と同様に、
光走査装置130は、ミラー部131、第1スプリング
132、第1フレーム133、第2スプリング134、
第2フレーム135から構成されている。また、ミラー
部131のミラー面の裏面に永久磁石136が接着され
ており、永久磁石136の近傍にソレノイド137が配
置されている。そして、この永久磁石136の磁極方向
は、i軸に対して直交するように配置されているため、
ソレノイド137に正弦波信号を印加すると、ミラー部
131はi軸を回転軸とする捩じり加振力が作用する。
また、ミラー部131に接着するミラーと永久磁石13
6のi軸に対する慣性モーメントを等しくすることによ
り、前述した第1実施例と同様にバランスを確保するこ
とができる。なお、この第4実施例において、第2フレ
ーム135は固定された状態になっている。
【0049】また、図14に上記実施例の光走査装置の
駆動回路を示す。図14において、駆動回路は第1実施
例の図4における駆動源21、22、23、24、をソ
レノイド137に変えたものであり、その他は同様であ
る。また、前述した第1実施例と同様に、図5に示す駆
動信号をソレノイド137に印加することによって、ミ
ラー部131には、i軸を回転軸とする加振力が作用す
る。つまり、第1の実施例と同様に、ミラー部131は
回転軸j及び回転軸kを中心軸とする2方向の捩じり振
動に対する固有角周波数ωjと、回転軸k周りの捩じり
振動に対する固有角周波数ωkとを持つため、ソレノイ
ド137に角周波数ωjの正弦波信号やωkの正弦波信
号を印加することにより、第1実施例と全く同様の動作
を得ることができる。 〔第5実施例〕図15は、本発明の第5実施例を示す構
成図である。
【0050】この実施例については、第1実施例におけ
るプレートに相当する部分を、立体構造としてスプリン
グを立体的に配置し、また駆動源に永久磁石とソレノイ
ドを利用した光走査装置を実現した例である。まず、こ
の実施例においては、ミラー面が比較的大面積を必要と
する場合に有効である。それは、第1実施例において
は、ミラー面が大きくなると、その外側に形成された第
1フレーム、第2フレームを配置するため全体寸法が大
型になるが、この第4実施例では、スプリングを立体的
に配置できるため、比較的小型の装置を構成することが
できるという特徴を持っている。
【0051】図15において、第1フレーム202は、
その一端にミラー部201が接着されており、他端に永
久磁石207が接着されている。また、この第1フレー
ム202の下部には、第2フレーム204が配置されて
いる。そして、スプリング203は、その一端が第1フ
レーム202に接着されており、他端が第2フレーム2
04に接着されている。すなわち、第1フレーム202
はスプリング203を仲介して第2フレーム204と接
続されている。また、スプリング205a,205b
は、それぞれ一端が第2フレーム204に接着されてお
り、他端はベース206に接着されている。また、永久
磁石207の相対向する位置には、ソレノイド209が
配置されており、このソレノイド209は、スペーサ2
08を介してベース206に固定されている。
【0052】次に、図16に基づき上記構成の光走査装
置の動作を説明する。図16において、第1フレーム2
02は、スプリング203を介して第2フレーム204
に接続されており、スプリング203が曲げ変形するた
め、第1フレーム202は、j軸を回転軸とする回転振
動することになる。そして、この振動系の回転軸である
j軸は、ミラー部201と第1フレーム202との重心
位置を通過するように構成されており、ミラー部201
と第1フレーム202とを強制振動させる上で、j軸周
りの振動系が構造的にバランスが良くなる。なお、この
回転振動の固有角振動数は、ミラー部201、第1フレ
ーム202、永久磁石207のj軸周りの慣性モーメン
トとスプリング203のバネ定数により決定される。
【0053】一方、第2フレーム204はスプリング2
05a,205bを介してベース206に接続されてお
り、ミラー部201、第1フレーム202、スプリング
203、第2フレーム204全体は、k軸を回転軸とし
て回転振動することになる。そして、この振動系の回転
軸であるk軸は、ミラー部201と第1フレーム202
と第2フレーム204との重心位置を通過するように構
成されており、第2フレーム204を介して、ミラー部
201と第1フレーム202とを強制振動させる上で、
j軸周りについても振動系が構造的にバランスが良くな
る。なお、この回転振動の固有角振動数は、ミラー部2
01〜第2フレーム204までの部材のk軸周りの慣性
モーメントと、スプリング205a,205bのバネ定
数により決定される。ここで、永久磁石207の磁極の
方向は、j軸とk軸から構成される平面上でj軸から4
5度オフセットしたi軸に対して垂直に配置されてい
る。したがって、ソレノイド209に正弦波信号を印加
すると、第1フレーム202には、i軸を回転軸とする
加振力が作用し、この加振力により、j軸周りとk軸周
りについての回転振動が励振され、前述した実施例と同
様の動作を得ることができる。なお、この第5実施例の
2次元光走査装置を駆動させる駆動回路は、図14に示
す第4実施例の駆動回路と同様である。また、この第5
実施例において、ミラー部201、第1フレーム202
がミラー部に相当し、スプリング203が第1の捩じれ
振動部材に相当し、第2フレーム204が第1の保持部
材に相当し、スプリング205a,205bが第2の捩
じれ振動部材に相当し、ベース206が第2の保持部材
に相当する。
【0054】そして、本発明の2次元走査装置において
は、例えば駆動源として、圧電素子以外に、電磁ソレノ
イド、静電気などあらゆる物が利用可能であり、また、
スプリングとしては、板バネ、コイルバネなど様々なも
のが利用可能である。また、前述した実施例では、2つ
の捩じり軸を直角に配置し加振する軸を捩じり軸に対し
て45度傾けて配置しているが、捩じり軸の配置につい
ては任意の角度が可能であり、さらに、加振する軸は、
捩じり軸と直角とならない任意の角度で配置することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す構成図である。
【図2】図1に示す光走査装置におけるプレートの構造
図である。
【図3】図1に示す光走査装置の動作状態を示す図であ
る。
【図4】図1に示す光走査装置の駆動電源回路を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示す駆動電源回路における伝達信号を示
す波形図である。
【図6】光走査装置を光学的情報読取装置に応用した概
略ブロック構成図である。
【図7】図6に示す光学的情報読取装置のスキャン状態
を示す図である。
【図8】図6に示す光学的情報読取装置のスキャン状態
を示す図である。
【図9】図6に示す光学的情報読取装置のスキャン状態
を示す図である。
【図10】本発明の第2実施例を示す構成図である。
【図11】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図12】図11に示す板バネの正面図及び平面図であ
る。
【図13】本発明の第4実施例を示す構成図である。
【図14】図13に示す光走査装置の駆動回路のブロッ
ク図である。
【図15】本発明の第5実施例を示す構成図である。
【図16】図15に示す光走査装置の動作状態を示す図
である。
【符号の説明】
2 ミラー部 13 第2スプリング 14 第1スプリング 15 第2フレーム 16 第1フレーム 21、22、23、24 圧電バイモルフ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−107017(JP,A) 特開 昭51−58962(JP,A) 特開 平4−226413(JP,A) 特開 平4−353705(JP,A) 特開 平6−214175(JP,A) 特開 平7−27989(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 26/10 104 G06K 7/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を反射させる反射面を少なくとも有し
    たミラー部と、 前記ミラー部に対して所定の隙間を介して設けられた第
    1の保持部材と、 前記ミラー部と前記第1の保持部材とを連結させると共
    に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この
    捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは
    逆方向に回転トルクが発生するように弾性体から構成さ
    れ、前記ミラー部の重心を通る軸を回転軸として前記ミ
    ラー部を強制振動させる第1の捩じれ振動部材と、 前記第1の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第2の保持部材と、 前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを連結させ
    ると共に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
    れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの
    方向とは逆方向に回転トルクが発生するように弾性体か
    ら構成され、前記ミラー部と前記第1の保持部材との重
    心を通る軸を回転軸として前記第1の保持部材を介して
    前記ミラー部を強制振動させる第2の捩じれ振動部材
    と、 前記第2の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第3の保持部材と、 前記第2の保持部材と前記第3の保持部材とを連結させ
    ると共に、外力が作用するときに捩じれ、この捩じれの
    回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に
    回転トルクが発生するように弾性体から構成された連結
    部材と、 前記第3の保持部材に設けられ、前記連結部材に対して
    ねじり振動を与えることによって、前記第1及び第2の
    捩じれ振動部材に各々前記固有の周期的な外力を作用さ
    せる加振手段とを備えたことを特徴とする2次元光走査
    装置。
  2. 【請求項2】 前記連結部材は、前記第1及び第2の捩
    じれ振動部材の前記回転軸と交差する加振軸を中心に捩
    じれ、この加振軸は前記回転軸に対して略45°傾けて
    配置されたことを特徴とする請求項1に記載の2次元光
    走査装置。
  3. 【請求項3】 前記加振手段は、前記第3の保持部材に
    接着された複数の圧電バイモルフを備えたことを特徴と
    する請求項1に記載の2次元光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記第3の保持部材には、前記連結部の
    連結位置を中心にして、それぞれ相対向する位置に開口
    部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の2次
    元光走査装置。
  5. 【請求項5】 レーザ光を出射するレーザ光源部と、 前記レーザ光源部から出射された前記レーザ光を反射さ
    せる反射面を少なくとも有したミラー部と、 前記ミラー部に対して所定の隙間を介して設けられた第
    1の保持部材と、 前記ミラー部と前記第1の保持部材とを連結させると共
    に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この
    捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは
    逆方向に回転トルクが発生するように弾性体から構成さ
    れ、前記ミラー部の重心を通る軸を回転軸として前記ミ
    ラー部を強制振動させる第1の捩じれ振動部材と、 前記第1の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第2の保持部材と、 前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを連結させ
    ると共に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
    れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの
    方向とは逆方向に回転トルクが発生するように弾性体か
    ら構成され、前記ミラー部と前記第1の保持部材との重
    心を通る軸を回転軸として前記第1の保持部材を介して
    前記ミラー部を強制振動させる第2の捩じれ振動部材
    と、 前記第2の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第3の保持部材と、 前記第2の保持部材と前記第3の保持部材とを連結させ
    ると共に、外力が作用するときに捩じれ、この捩じれの
    回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは逆方向に
    回転トルクが発生するように弾性体から構成された連結
    部材と、 前記第3の保持部材に設けられ、前記連結部材に対して
    ねじり振動を与えることによって、前記第1及び第2の
    捩じれ振動部材に各々前記固有の周期的な外力を作用さ
    せる加振手段と、 前記ミラー部を介してバーコードラベル上に照射された
    レーザ光の反射光を受光し、この受光した反射光の光強
    度に応じて電気信号を出力する受光手段と、 この受光手段からの前記電気信号に基づいて前記バーコ
    ードラベルの情報を読取る読取手段とを備えたことを特
    徴とするバーコード読取装置。
  6. 【請求項6】 光を反射させる反射面を少なくとも有し
    たミラー部と、 前記ミラー部に対して所定の隙間を介して設けられた第
    1の保持部材と、 前記ミラー部と前記第1の保持部材とを連結させると共
    に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この
    捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは
    逆方向に回転トルクが発生するように弾性体から構成さ
    れ、前記ミラー部の重心を通る軸を回転軸として前記ミ
    ラー部を強制振動させる第1の捩じれ振動部材と、 前記第1の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第2の保持部材と、 前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを連結させ
    ると共に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
    れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの
    方向とは逆方向に回転トルクが発生するように弾性体か
    ら構成され、前記ミラー部と前記第1の保持部材との重
    心を通る軸を回転軸として前記第1の保持部材を介して
    前記ミラー部を強制振動させる第2の捩じれ振動部材
    と、 前記第1及び第2の捩じれ振動部材の前記回転軸と交差
    する軸を加振軸にして、前記第2の保持部材を振動さ
    せ、前記第1及び第2の捩じれ振動部材に各々前記固有
    の周期的な外力を作用させるステッピングモータとを備
    えたことを特徴とする2次元光走査装置。
  7. 【請求項7】 光を反射させる反射面を少なくとも有し
    たミラー部と、 前記ミラー部に対して所定の隙間を介して設けられた第
    1の保持部材と、 前記ミラー部と前記第1の保持部材とを連結させると共
    に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じれ、この
    捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの方向とは
    逆方向に回転トルクが発生するように弾性体から構成さ
    れ、前記ミラー部の重心を通る軸を回転軸として前記ミ
    ラー部を強制振動させる第1の捩じれ振動部材と、 前記第1の保持部材に対して所定の隙間を介して設けら
    れた第2の保持部材と、 前記第1の保持部材と前記第2の保持部材とを連結させ
    ると共に、固有の周期的な外力が作用するときに捩じ
    れ、この捩じれの回転角に応じた大きさで前記捩じれの
    方向とは逆方向に回転トルクが発生するように弾性体か
    ら構成され、前記ミラー部と前記第1の保持部材との重
    心を通る軸を回転軸として前記第1の保持部材を介して
    前記ミラー部を強制振動させる第2の捩じれ振動部材
    と、 前記ミラー部に設けられた永久磁石と、 前記永久磁石の近傍に設けられ、前記第1及び第2の捩
    じれ振動部材の前記回転軸と交差する軸を回転軸にし
    て、前記ミラー部に振動を与える1つのソレノイドと、 前記ソレノイドに少なくとも2種類の周波数の信号を加
    算して入力し、前記第1及び第2の捩じれ振動部材に各
    々前記固有の周期的な外力を作用させる駆動回路 とを備
    えたことを特徴とする2次元光走査装置。
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