JPH04211217A - 光偏向子 - Google Patents
光偏向子Info
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- JPH04211217A JPH04211217A JP4403991A JP4403991A JPH04211217A JP H04211217 A JPH04211217 A JP H04211217A JP 4403991 A JP4403991 A JP 4403991A JP 4403991 A JP4403991 A JP 4403991A JP H04211217 A JPH04211217 A JP H04211217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- vibrators
- electrode
- driven
- optical deflector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真式複写機,レ
ーザプリンタの画像形成装置または磁気記憶装置のトラ
ッキングサーボ等、光学機器の光走査に適用して好適な
光偏向子に関する。
ーザプリンタの画像形成装置または磁気記憶装置のトラ
ッキングサーボ等、光学機器の光走査に適用して好適な
光偏向子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばスパンバンドに反射ミラー
を取り付けて一体に形成し、ミラーを静電気力で駆動す
るガルバノミラーが知られている(必要ならば、例えば
IBMJ.“R&D”VOL.24,P.631,19
80年を参照されたい)。図11にこのような従来装置
を示す。同図において、61はシリコンプレートからス
パンバンド62a,62bと反射ミラー63とを一体に
形成した振動子、64はガラス製の基板である。反射ミ
ラー63はその中心でこの基板64の突起65と接して
いるが、その左右は窪み66により一定のギャップが確
保されている。67a,67bは基板64に設けられた
電極で、一方の電極とミラー63との間に適宜な手段に
て外部から電圧を印加することにより、ミラー63が静
電引力で吸引されて傾くことから、ミラー63に当たっ
た光は図11(ロ)に矢印で示すように走査されること
になる。つまり、ミラー63が左右に各φずつ傾くと、
光は全体で2φだけ振れることになる。
を取り付けて一体に形成し、ミラーを静電気力で駆動す
るガルバノミラーが知られている(必要ならば、例えば
IBMJ.“R&D”VOL.24,P.631,19
80年を参照されたい)。図11にこのような従来装置
を示す。同図において、61はシリコンプレートからス
パンバンド62a,62bと反射ミラー63とを一体に
形成した振動子、64はガラス製の基板である。反射ミ
ラー63はその中心でこの基板64の突起65と接して
いるが、その左右は窪み66により一定のギャップが確
保されている。67a,67bは基板64に設けられた
電極で、一方の電極とミラー63との間に適宜な手段に
て外部から電圧を印加することにより、ミラー63が静
電引力で吸引されて傾くことから、ミラー63に当たっ
た光は図11(ロ)に矢印で示すように走査されること
になる。つまり、ミラー63が左右に各φずつ傾くと、
光は全体で2φだけ振れることになる。
【0003】この装置は、電磁的に駆動するものに比べ
て永久磁石等の外部磁界を必要とせず、ミラーに対向さ
せた一対の駆動用電極があれば良いので、装置外形を小
さくできる利点がある。しかし、ミラーに対し一対のス
パンバンドを配置しスパンバンド軸を中心に回転運動を
行なうので直線(一方向,一次元)走査しかできず、二
次元走査を可能とするにはそのための送り機構が別途必
要になると云う難点がある。これに対し、反射ミラーの
四方を圧電バイモルフで支持し二次元の走査、つまり面
上の任意の点を走査し得る光偏向子がある。図12にこ
の種の装置の1例を示す。なお、その詳細が必要ならば
、1989年10月27日,電気学会産業計測制御会発
表の“マイクロマシーニングとマイクロメカニクス”P
.71に記載のものを参照されたい。
て永久磁石等の外部磁界を必要とせず、ミラーに対向さ
せた一対の駆動用電極があれば良いので、装置外形を小
さくできる利点がある。しかし、ミラーに対し一対のス
パンバンドを配置しスパンバンド軸を中心に回転運動を
行なうので直線(一方向,一次元)走査しかできず、二
次元走査を可能とするにはそのための送り機構が別途必
要になると云う難点がある。これに対し、反射ミラーの
四方を圧電バイモルフで支持し二次元の走査、つまり面
上の任意の点を走査し得る光偏向子がある。図12にこ
の種の装置の1例を示す。なお、その詳細が必要ならば
、1989年10月27日,電気学会産業計測制御会発
表の“マイクロマシーニングとマイクロメカニクス”P
.71に記載のものを参照されたい。
【0004】図13はその作用を説明するための断面図
である。すなわち、圧電バイモルフ72は中心の金属板
73を両面から同じ形状の圧電素子74にて挟む構造と
なっている。この圧電素子74の表面には分割電極75
a,75bと全面電極75cが設けられ、図の矢印の向
きに分極されている。また、2枚の圧電素子の分極方向
は図の矢印の如く、互いに逆向きになっている。金属板
および電極に同図(ロ)の如く電圧Vを加えると、圧電
バイモルフは同図(イ)に破線で示すように変形し、反
射ミラー71に傾きが生じる。この装置は、圧電バイモ
ルフを直交する2軸状に構成しているので、1つのアク
チュエータでビームを二次元に振らすことができ、従来
の如く直線走査に送り機構を付加するものに対し、その
構造を大きく簡略化,小形化および低コスト化し得る特
徴を有している。
である。すなわち、圧電バイモルフ72は中心の金属板
73を両面から同じ形状の圧電素子74にて挟む構造と
なっている。この圧電素子74の表面には分割電極75
a,75bと全面電極75cが設けられ、図の矢印の向
きに分極されている。また、2枚の圧電素子の分極方向
は図の矢印の如く、互いに逆向きになっている。金属板
および電極に同図(ロ)の如く電圧Vを加えると、圧電
バイモルフは同図(イ)に破線で示すように変形し、反
射ミラー71に傾きが生じる。この装置は、圧電バイモ
ルフを直交する2軸状に構成しているので、1つのアク
チュエータでビームを二次元に振らすことができ、従来
の如く直線走査に送り機構を付加するものに対し、その
構造を大きく簡略化,小形化および低コスト化し得る特
徴を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに2軸走査が可能な光偏向子にも以下の如き問題があ
る。第1の問題点は、2軸のバイモルフで同一ミラーを
駆動するので、相互干渉が生じる点にある。すなわち、
一方の軸を駆動しミラーの傾きを大きくしようとすると
、他方の軸のバイモルフにねじりが生じてその傾きを抑
制する力となり、所期通りの振れ角を得ることができな
いと云う点である。第2の問題点は、反射ミラーの初期
ねじれに伴う偏向角のオフセットが生じて振れ角が影響
を受けたり、偏向角を設定する際に誤差が大きくなる点
にある。すなわち、各部品の歪や残留応力および組立時
の歪によって反射ミラーは水平とはならず、このため従
来は反射ミラーの傾きを機械的に調整するようにしてい
るのであるが、全体の大きさが小さくなるとその精度を
得ることが困難となる。また、振幅については反射ミラ
ーを駆動する電圧のみを制御するオープンループ制御と
なっているため、周囲温度変化による圧電定数変化に伴
う駆動力変化により振れ角が影響を受け、誤差が大きく
なると云う点である。
うに2軸走査が可能な光偏向子にも以下の如き問題があ
る。第1の問題点は、2軸のバイモルフで同一ミラーを
駆動するので、相互干渉が生じる点にある。すなわち、
一方の軸を駆動しミラーの傾きを大きくしようとすると
、他方の軸のバイモルフにねじりが生じてその傾きを抑
制する力となり、所期通りの振れ角を得ることができな
いと云う点である。第2の問題点は、反射ミラーの初期
ねじれに伴う偏向角のオフセットが生じて振れ角が影響
を受けたり、偏向角を設定する際に誤差が大きくなる点
にある。すなわち、各部品の歪や残留応力および組立時
の歪によって反射ミラーは水平とはならず、このため従
来は反射ミラーの傾きを機械的に調整するようにしてい
るのであるが、全体の大きさが小さくなるとその精度を
得ることが困難となる。また、振幅については反射ミラ
ーを駆動する電圧のみを制御するオープンループ制御と
なっているため、周囲温度変化による圧電定数変化に伴
う駆動力変化により振れ角が影響を受け、誤差が大きく
なると云う点である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、可動部と一対のスパンバンドで構成された振
動子を2つ用い、第1の振動子にはスパンバンドを挟ん
で2つの第1電極を設け、第2の振動子には全面に第2
の電極を設けて第2の振動子の可動部上に第1および第
2電極が適当な間隔を保って対向し、かつ2組のスパン
バンドの軸が直交するように設置する。そして、第1の
振動子が載った第2の振動子を、各スパンバンドの軸に
対して対称となる2つの第3電極を持つ基板に、電極同
士が対向し適当な間隔を保つように固定する。なお、反
射ミラーは第1振動子の可動部上に設置する。また、上
記第2の課題を解決するために、前記第1振動子および
基板に設けた2つの電極をさらに2分割して4つずつ設
け、中心軸に対して対称に駆動用電極と、静電容量の検
出電極およびこれらの出力値の演算手段、さらにその演
算結果に基づき駆動用電極に電圧を与える電圧印加手段
を設ける。
るために、可動部と一対のスパンバンドで構成された振
動子を2つ用い、第1の振動子にはスパンバンドを挟ん
で2つの第1電極を設け、第2の振動子には全面に第2
の電極を設けて第2の振動子の可動部上に第1および第
2電極が適当な間隔を保って対向し、かつ2組のスパン
バンドの軸が直交するように設置する。そして、第1の
振動子が載った第2の振動子を、各スパンバンドの軸に
対して対称となる2つの第3電極を持つ基板に、電極同
士が対向し適当な間隔を保つように固定する。なお、反
射ミラーは第1振動子の可動部上に設置する。また、上
記第2の課題を解決するために、前記第1振動子および
基板に設けた2つの電極をさらに2分割して4つずつ設
け、中心軸に対して対称に駆動用電極と、静電容量の検
出電極およびこれらの出力値の演算手段、さらにその演
算結果に基づき駆動用電極に電圧を与える電圧印加手段
を設ける。
【0007】
【作用】第1振動子の1つの電極と第2振動子の電極と
の間に電圧を加えると、第1振動子のスパンバンドを中
心に回転モーメントが生じ、反射ミラーが回転する。ま
た、第2振動子の電極と基板上の1つの電極間に電圧を
加えると、第2振動子のスパンバンドを中心に回転モー
メントが生じ、反射ミラーの固定部が回転する。第1お
よび第2振動子のスパンバンドは直交しているので、反
射ミラーは各軸を中心に回転でき、二次元の光走査が可
能となる。この走査方法では2軸を完全に独立させてい
るので相互に干渉することがなく、かつ各可動部とそれ
に対向させた電極との間に生じる静電気力で駆動するの
で、ミラーを保持する部材の長さは小さくて良く、外形
寸法を小さくすることができる。また、第1振動子およ
び第2振動子の回転中心に対して左右対称に設けた2対
の第1,第3電極の静電容量は、第1電極と第2電極お
よび第2電極と第3電極の間隔で決まり、振動子が傾け
ば一方の容量は増大し他方のそれは減少する。したがっ
て、この2つの静電容量を検出し、その比が“1”とな
るよう、軸に対し対称に配置した駆動用電極の左右の電
圧配分を制御(調整)すれば前記間隔は左右等しくなり
、振動子は水平に維持される。同様にして、任意の角度
だけ振らす場合も静電容量の比を設定し、第1,第3駆
動用電極に加える電圧を制御すれば良い。この制御は第
1振動子,第2振動子とも全く独立に行なえるので、平
面上の任意の点への光走査が可能となる。
の間に電圧を加えると、第1振動子のスパンバンドを中
心に回転モーメントが生じ、反射ミラーが回転する。ま
た、第2振動子の電極と基板上の1つの電極間に電圧を
加えると、第2振動子のスパンバンドを中心に回転モー
メントが生じ、反射ミラーの固定部が回転する。第1お
よび第2振動子のスパンバンドは直交しているので、反
射ミラーは各軸を中心に回転でき、二次元の光走査が可
能となる。この走査方法では2軸を完全に独立させてい
るので相互に干渉することがなく、かつ各可動部とそれ
に対向させた電極との間に生じる静電気力で駆動するの
で、ミラーを保持する部材の長さは小さくて良く、外形
寸法を小さくすることができる。また、第1振動子およ
び第2振動子の回転中心に対して左右対称に設けた2対
の第1,第3電極の静電容量は、第1電極と第2電極お
よび第2電極と第3電極の間隔で決まり、振動子が傾け
ば一方の容量は増大し他方のそれは減少する。したがっ
て、この2つの静電容量を検出し、その比が“1”とな
るよう、軸に対し対称に配置した駆動用電極の左右の電
圧配分を制御(調整)すれば前記間隔は左右等しくなり
、振動子は水平に維持される。同様にして、任意の角度
だけ振らす場合も静電容量の比を設定し、第1,第3駆
動用電極に加える電圧を制御すれば良い。この制御は第
1振動子,第2振動子とも全く独立に行なえるので、平
面上の任意の点への光走査が可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す構造図、図2は
第1振動子の裏面を示す概要図、図3は図1の断面を示
す断面図である。図1において、20は第1振動子で、
第1の可動部3とこれを保持する一対のスパンバンド2
a,2bとスパンバンドを固定する枠体12とからなり
、例えばSiO2 ,ガラス,樹脂等の絶縁物で一体に
形成されている。第1可動部3の裏面には図2のように
、スパンバンドの軸を挟んで対称に2つに分割された電
極10a,10bが接合されており、各々の電極をスパ
ンバンドを通して枠体に引き出し、ボンディングにより
リード線を図3(イ)のように接続している。なお、第
1可動部の電極表面には光を反射させるためのミラー1
を設置する。
第1振動子の裏面を示す概要図、図3は図1の断面を示
す断面図である。図1において、20は第1振動子で、
第1の可動部3とこれを保持する一対のスパンバンド2
a,2bとスパンバンドを固定する枠体12とからなり
、例えばSiO2 ,ガラス,樹脂等の絶縁物で一体に
形成されている。第1可動部3の裏面には図2のように
、スパンバンドの軸を挟んで対称に2つに分割された電
極10a,10bが接合されており、各々の電極をスパ
ンバンドを通して枠体に引き出し、ボンディングにより
リード線を図3(イ)のように接続している。なお、第
1可動部の電極表面には光を反射させるためのミラー1
を設置する。
【0009】第2振動子21も第1振動子20と同じよ
うに、第2可動部4とスパンバンド4a,4bおよび枠
体13で構成され、第2可動部4には凹部14が形成さ
れ、その裏面には振動子全面に第2電極15が接合して
ある。また、第1振動子20は第2可動部4に対し第1
スパンバンドと第2スパンバンドが直交し、かつ凹部1
4の突起4cが第1可動部3の回転中心で接するように
接合されていて、第1可動部3が第1スパンバンド2a
,2bを中心に回転するときの支点の役目を果たしてい
る。さらに、絶縁材の基板6の上には2つに分割された
第3電極11a,11bが接合され、その上にガラス,
セラミックまたは樹脂をコーティングして絶縁層16を
、またその上には凹部となるような適当な高さを持った
スペーサ17が接合されている(図3(ロ)参照)。第
1振動子が載せられた第2振動子は、基板6のスペーサ
17上にスペーサ凹部9の突起が第2可動部の回転中心
で接するように接合されていて、第2可動部が第2スパ
ンバンドを中心に回転する際の支点となっている。なお
、2つに分割された第3電極は第2スパンバンドに対し
て左右対称に配置されており、第1可動部および第2可
動部の振れ角はそれぞれ凹部9と14の高さによって決
まるようになっている。また、第2電極はグランドに接
地され、0電位になっている。
うに、第2可動部4とスパンバンド4a,4bおよび枠
体13で構成され、第2可動部4には凹部14が形成さ
れ、その裏面には振動子全面に第2電極15が接合して
ある。また、第1振動子20は第2可動部4に対し第1
スパンバンドと第2スパンバンドが直交し、かつ凹部1
4の突起4cが第1可動部3の回転中心で接するように
接合されていて、第1可動部3が第1スパンバンド2a
,2bを中心に回転するときの支点の役目を果たしてい
る。さらに、絶縁材の基板6の上には2つに分割された
第3電極11a,11bが接合され、その上にガラス,
セラミックまたは樹脂をコーティングして絶縁層16を
、またその上には凹部となるような適当な高さを持った
スペーサ17が接合されている(図3(ロ)参照)。第
1振動子が載せられた第2振動子は、基板6のスペーサ
17上にスペーサ凹部9の突起が第2可動部の回転中心
で接するように接合されていて、第2可動部が第2スパ
ンバンドを中心に回転する際の支点となっている。なお
、2つに分割された第3電極は第2スパンバンドに対し
て左右対称に配置されており、第1可動部および第2可
動部の振れ角はそれぞれ凹部9と14の高さによって決
まるようになっている。また、第2電極はグランドに接
地され、0電位になっている。
【0010】ここで、その動作について説明する。まず
、2つの電極を持つ第1電極において、電極10aの電
位が電極10bの電位よりも高いと、第2電極との間に
作用する静電引力でモーメントを受け、第1スパンバン
ド2a,2bは捩じられ、図3(イ)の矢印方向に回転
する。同様に、第3電極において、電極11aの電位が
電極11bの電位よりも高いと、第2電極との間に作用
する静電引力でモーメントを受け、第2スパンバンド4
a,4bは捩じられ、図3(ロ)の矢印方向に回転する
。したがって、第1,第3電極が持つ各々2つの電極に
印加する電圧に応じて、反射ミラーは第1および第2ス
パンバンドを中心に回転し、これによって二次元平面の
光走査が可能となる。
、2つの電極を持つ第1電極において、電極10aの電
位が電極10bの電位よりも高いと、第2電極との間に
作用する静電引力でモーメントを受け、第1スパンバン
ド2a,2bは捩じられ、図3(イ)の矢印方向に回転
する。同様に、第3電極において、電極11aの電位が
電極11bの電位よりも高いと、第2電極との間に作用
する静電引力でモーメントを受け、第2スパンバンド4
a,4bは捩じられ、図3(ロ)の矢印方向に回転する
。したがって、第1,第3電極が持つ各々2つの電極に
印加する電圧に応じて、反射ミラーは第1および第2ス
パンバンドを中心に回転し、これによって二次元平面の
光走査が可能となる。
【0011】図4は圧電バイモルフを用いた実施例を示
す構造図である。同図において、39は第1振動子で、
金属板33に圧電素子32,34を貼り合わせて構成さ
れている。31は第2振動子で圧電素子35,37と金
属板36から構成されている。振動子39と31とは直
交し、かつ適当な間隔を保つよう凹部を有する可動部3
8を介して固定されており、第2振動子の両端を固定し
て使用する。第1および第2振動子の各圧電素子は、図
13(イ)の場合と同じように電極が設置され分極され
ているので、図4のように電圧Vxを印加すると矢印θ
x方向に、また電圧Vyを印加すると矢印θy方向にそ
れぞれ回転する。したがって、反射ミラー30はx軸,
y軸に対し全く独立に回転し、二次元の光走査ができる
ことになる。
す構造図である。同図において、39は第1振動子で、
金属板33に圧電素子32,34を貼り合わせて構成さ
れている。31は第2振動子で圧電素子35,37と金
属板36から構成されている。振動子39と31とは直
交し、かつ適当な間隔を保つよう凹部を有する可動部3
8を介して固定されており、第2振動子の両端を固定し
て使用する。第1および第2振動子の各圧電素子は、図
13(イ)の場合と同じように電極が設置され分極され
ているので、図4のように電圧Vxを印加すると矢印θ
x方向に、また電圧Vyを印加すると矢印θy方向にそ
れぞれ回転する。したがって、反射ミラー30はx軸,
y軸に対し全く独立に回転し、二次元の光走査ができる
ことになる。
【0012】
図5に本発明の別の実施例を示す。
上述した如き小型,軽量のねじり振動子20を、永久磁
石41a,41bによる外部磁界内に設置したリガメン
ト42a,42bおよびコイル43からなるガルバノミ
ラー40に固定する。この場合、ねじり振動子20の回
転軸をガルバノミラー40のリガメント42a,42b
による軸と直角に設置する。ガルバノミラー40はここ
では、図1の第2振動子に相当する。なお、ねじり振動
子20としては図1に示すスパンバンドの代わりに、S
字形のビームを用いたものを使用することもでき、図5
はこの例を示している。このような構成において、Y軸
方向の走査はねじり振動子20に設けられた2つの電極
に電圧を印加することにより電界を発生させ、その静電
気力で可動板(反射ミラー)を回転運動させることによ
り行なう。また、X軸方向の走査はコイル43に電流を
流すことにより、この電流に比例する磁界と直角方向の
力を発生させ、ガルバノミラー40を回転運動させるこ
とにより行なう。こうして、磁界と電界を各軸方向の走
査(駆動)に用いることにより、各軸の走査に当たって
図12または図13に示すような干渉がなく、互いに全
く独立に駆動できるので、小型かつ低コストで制御性が
良く、しかも広範囲の走査が可能な二次元光偏向子を得
ることが可能となる。なお、第1,第2の振動子の構成
を逆にする、つまり第1振動子をガルバノミラー型とし
、第2振動子を静電気駆動型とすることができるのは勿
論である。
石41a,41bによる外部磁界内に設置したリガメン
ト42a,42bおよびコイル43からなるガルバノミ
ラー40に固定する。この場合、ねじり振動子20の回
転軸をガルバノミラー40のリガメント42a,42b
による軸と直角に設置する。ガルバノミラー40はここ
では、図1の第2振動子に相当する。なお、ねじり振動
子20としては図1に示すスパンバンドの代わりに、S
字形のビームを用いたものを使用することもでき、図5
はこの例を示している。このような構成において、Y軸
方向の走査はねじり振動子20に設けられた2つの電極
に電圧を印加することにより電界を発生させ、その静電
気力で可動板(反射ミラー)を回転運動させることによ
り行なう。また、X軸方向の走査はコイル43に電流を
流すことにより、この電流に比例する磁界と直角方向の
力を発生させ、ガルバノミラー40を回転運動させるこ
とにより行なう。こうして、磁界と電界を各軸方向の走
査(駆動)に用いることにより、各軸の走査に当たって
図12または図13に示すような干渉がなく、互いに全
く独立に駆動できるので、小型かつ低コストで制御性が
良く、しかも広範囲の走査が可能な二次元光偏向子を得
ることが可能となる。なお、第1,第2の振動子の構成
を逆にする、つまり第1振動子をガルバノミラー型とし
、第2振動子を静電気駆動型とすることができるのは勿
論である。
【0013】
図6に図5の変形例を示す。
これは、ねじり振動子20および外部磁界中に設置され
るコイル43とリガメント42a,42bをガラス等の
絶縁基板45に直接設置したものである。このガラス基
板45は成形性の良い絶縁基板であれば如何なるもので
も良い。なお、44a,44bは電極を示す。こうする
ことにより、組立が簡単かつ低コストで、しかもリガメ
ント回りの慣性モーメントを低くすることができるので
、ねじり共振周波数が高く、応答性の良い二次元光偏向
子を得ることが可能となる。
るコイル43とリガメント42a,42bをガラス等の
絶縁基板45に直接設置したものである。このガラス基
板45は成形性の良い絶縁基板であれば如何なるもので
も良い。なお、44a,44bは電極を示す。こうする
ことにより、組立が簡単かつ低コストで、しかもリガメ
ント回りの慣性モーメントを低くすることができるので
、ねじり共振周波数が高く、応答性の良い二次元光偏向
子を得ることが可能となる。
【0014】
図7に図5の別の変形例を示す。
これは、図4に示す第1振動子39と第2振動子31の
うち第1振動子はそままで、第2振動子を図6と同様に
リガメント42a,42bとコイル43をガラス等の基
板45に直接設置して構成したもので、第1振動子39
には電圧を印加して駆動し、第2振動子は磁界により駆
動するものである。なお、この場合も第1,第2の振動
子の構成を互いに逆にすることができる。
うち第1振動子はそままで、第2振動子を図6と同様に
リガメント42a,42bとコイル43をガラス等の基
板45に直接設置して構成したもので、第1振動子39
には電圧を印加して駆動し、第2振動子は磁界により駆
動するものである。なお、この場合も第1,第2の振動
子の構成を互いに逆にすることができる。
【0015】次に、振れ角を調整する場合の実施例につ
いて説明する。図8に光偏向子の構造図を、図9にその
第1振動子の電極構成図を、図10に調整,制御回路を
含む全体構成図をそれぞれ示す。この場合、左右対称に
配置された第1,第3電極をさらに分割し、左右対称に
駆動用電極と検出用電極とを設けることが必要になる。 すなわち、図9のように第1振動子20上の第1スパン
バンド2a,2bに対し、左右対称に駆動用第1電極1
0a,10bと検出用第1電極10c,10dが接合さ
れ、図8のように基板6には第2振動子のスパンバンド
4a,4bに対し、左右対称に駆動用第3電極11a,
11bと検出用第3電極11c,11dが接合される。 なお、その他の構成は図1と全く同様である。56,5
7,58,59は図10(イ),(ロ)に示すように、
前記第1電極10c,10dと第2電極15との間、お
よび第2電極15と第3電極11c,11dとの間の静
電容量検出器で、容量値に応じた電圧を出力する。52
,53はこの左右の各出力の比を演算する演算器、54
,55はこの演算結果にもとづいて駆動用第1電極10
a,10bと駆動用第3電極11a,11bに電圧を加
える電圧印加部であり、51X,51Yは上記演算器5
2,53に反射ミラーの振れ角設定信号を与えるための
設定器であり、外部機器より設定される。
いて説明する。図8に光偏向子の構造図を、図9にその
第1振動子の電極構成図を、図10に調整,制御回路を
含む全体構成図をそれぞれ示す。この場合、左右対称に
配置された第1,第3電極をさらに分割し、左右対称に
駆動用電極と検出用電極とを設けることが必要になる。 すなわち、図9のように第1振動子20上の第1スパン
バンド2a,2bに対し、左右対称に駆動用第1電極1
0a,10bと検出用第1電極10c,10dが接合さ
れ、図8のように基板6には第2振動子のスパンバンド
4a,4bに対し、左右対称に駆動用第3電極11a,
11bと検出用第3電極11c,11dが接合される。 なお、その他の構成は図1と全く同様である。56,5
7,58,59は図10(イ),(ロ)に示すように、
前記第1電極10c,10dと第2電極15との間、お
よび第2電極15と第3電極11c,11dとの間の静
電容量検出器で、容量値に応じた電圧を出力する。52
,53はこの左右の各出力の比を演算する演算器、54
,55はこの演算結果にもとづいて駆動用第1電極10
a,10bと駆動用第3電極11a,11bに電圧を加
える電圧印加部であり、51X,51Yは上記演算器5
2,53に反射ミラーの振れ角設定信号を与えるための
設定器であり、外部機器より設定される。
【0016】その作用について説明する。いま、検出用
第1電極10c,10dと第2電極15との間隔が等し
い時は、その静電容量も等しく検出器56,57の検出
値に差は生じない。ここで、第1可動部が図10(イ)
に破線で示すように傾くと、第1電極10dの間隔が狭
くなるので静電容量は大きくなり、検出器56,57の
検出値に差が生じるので、その比が1に等しくなるよう
駆動用第1電極10bの電圧を下げ、電極10aの電圧
を上げるよう調整(制御)する。このことは振れ角を制
御する場合も同様で、外部から振れ角に応じた静電容量
の差に応じた制御信号を与えれば、検出器56,57の
電圧出力比、つまり振幅が制御されることになる。全く
同様に第2振動子についても制御できるので、二次元平
面の任意の点について光走査が可能となる。
第1電極10c,10dと第2電極15との間隔が等し
い時は、その静電容量も等しく検出器56,57の検出
値に差は生じない。ここで、第1可動部が図10(イ)
に破線で示すように傾くと、第1電極10dの間隔が狭
くなるので静電容量は大きくなり、検出器56,57の
検出値に差が生じるので、その比が1に等しくなるよう
駆動用第1電極10bの電圧を下げ、電極10aの電圧
を上げるよう調整(制御)する。このことは振れ角を制
御する場合も同様で、外部から振れ角に応じた静電容量
の差に応じた制御信号を与えれば、検出器56,57の
電圧出力比、つまり振幅が制御されることになる。全く
同様に第2振動子についても制御できるので、二次元平
面の任意の点について光走査が可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、可動部を駆動手段によ
り回転振動させる振動子を2つ用い、2つの振動子の回
転中心が互いに直交するように一方の振動子全体を他方
の可動部に固定するように構成したので、2軸を中心に
それぞれ独立した振れ角が得られ、小形にできるだけで
なく製造コストも低く抑えられるという利点がある。ま
た、圧電素子で構成したり静電気力または電磁力にて駆
動することにより、消費電力を少なくすることができる
。さらに、2軸の可動部の角度を回転中心の左右の静電
容量の比として検出して振れ角を制御すれば、製作時に
発生する反射ミラーの初期傾きを機械的に調整すること
なく補正することがコストも増大させず比較的簡単にで
き、したがって精度良く振れ角を制御することが可能と
なる。
り回転振動させる振動子を2つ用い、2つの振動子の回
転中心が互いに直交するように一方の振動子全体を他方
の可動部に固定するように構成したので、2軸を中心に
それぞれ独立した振れ角が得られ、小形にできるだけで
なく製造コストも低く抑えられるという利点がある。ま
た、圧電素子で構成したり静電気力または電磁力にて駆
動することにより、消費電力を少なくすることができる
。さらに、2軸の可動部の角度を回転中心の左右の静電
容量の比として検出して振れ角を制御すれば、製作時に
発生する反射ミラーの初期傾きを機械的に調整すること
なく補正することがコストも増大させず比較的簡単にで
き、したがって精度良く振れ角を制御することが可能と
なる。
【図1】本発明の実施例を示す組立構成図である。
【図2】第1振動子の電極構造を示す構成図である。
【図3】図1の動作を説明するための断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示す斜視図である
。
。
【図6】図5の変形例を示す斜視図である。
【図7】図5の別の変形例を示す斜視図である。
【図8】本発明の別の実施例を示す組立構成図である。
【図9】図8の第1振動子の電極構造を示す構成図であ
る。
る。
【図10】図8に示すものに調整,制御回路を付加した
全体構成図である。
全体構成図である。
【図11】一次元走査が可能な光偏向子の従来例を示す
構成図である。
構成図である。
【図12】二次元走査が可能な光偏向子の従来例を示す
構成図である。
構成図である。
【図13】図12の断面図である。
1 反射ミラー
3 可動部
4 可動部
6 基板
9 凹部
2a スパンバンド
2b スパンバンド
4a スパンバンド
4b スパンバンド
4c 突起
12 枠体
13 枠体
14 凹部
15 電極
16 絶縁層
17 スペーサ
20 第1振動子
21 第2振動子
30 反射ミラー
31 第2振動子
32 圧電素子
33 金属板
34 圧電素子
35 圧電素子
36 金属板
37 圧電素子
38 可動部
39 第1振動子
40 ガルバノミラー
43 コイル
45 基板
52 演算器
53 演算器
54 電圧印加部
55 電圧印加部
56 検出器
57 検出器
58 検出器
59 検出器
10a 電極
10b 電極
10c 電極
10d 電極
11a 電極
11b 電極
11c 電極
11d 電極
41a 永久磁石
41b 永久磁石
42a リガメント
42b リガメント
44a 電極
44b 電極
51X 設定器
51Y 設定器
Claims (6)
- 【請求項1】 1軸を中心に回転する可動板とこれを
駆動する駆動部とを有する第1,第2振動子に対し、第
1振動子の可動板には反射ミラーを設置し、第2振動子
の可動板には第1振動子を、両振動子の回転軸が互いに
直交するように固定したことを特徴とする光偏向子。 - 【請求項2】 前記第1,第2振動子の可動板を静電
気力にて駆動することを特徴とする請求項1に記載の光
偏向子。 - 【請求項3】 前記第1,第2振動子の可動板を圧電
素子により構成し電圧を印加して駆動することを特徴と
する請求項1に記載の光偏向子。 - 【請求項4】 前記第1,第2振動子の可動板のいず
れか一方を静電気力にて駆動し、他方を電磁力にて駆動
することを特徴とする請求項1に記載の光偏向子。 - 【請求項5】 前記第1,第2振動子の可動板のいず
れか一方を圧電素子として電圧を印加して駆動し、他方
を電磁力にて駆動することを特徴とする請求項1に記載
の光偏向子。 - 【請求項6】 前記第1,第2振動子の可動板に対し
、その各回転軸に対称に設置されて静電容量を検出する
検出手段と、その各静電容量値の比を演算する演算手段
と、演算結果に応じた駆動電圧を印加する電圧印加手段
とを設け、2つの回転軸に対し可動板の振れ角を検出し
その調整を可能にしてなることを特徴とする請求項1に
記載の光偏向子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4403991A JPH04211217A (ja) | 1990-02-19 | 1991-02-18 | 光偏向子 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-36342 | 1990-02-19 | ||
JP3634290 | 1990-02-19 | ||
JP4403991A JPH04211217A (ja) | 1990-02-19 | 1991-02-18 | 光偏向子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04211217A true JPH04211217A (ja) | 1992-08-03 |
Family
ID=26375388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4403991A Pending JPH04211217A (ja) | 1990-02-19 | 1991-02-18 | 光偏向子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04211217A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06180428A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 静電力駆動小型光スキャナ |
EP0689349A1 (en) | 1994-06-20 | 1995-12-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Imaging apparatus with mechanism for enhancing resolution |
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WO1996039643A1 (fr) * | 1995-06-05 | 1996-12-12 | Nihon Shingo Kabushiki Kaisha | Actionneur electromagnetique |
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JP2002182136A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-26 | Olympus Optical Co Ltd | 光偏向器用のミラー揺動体 |
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KR100449143B1 (ko) * | 2001-07-11 | 2004-09-18 | 캐논 가부시끼가이샤 | 광편향기와, 광편향기의 제조방법과, 광편향기를 이용한광학장치 및 비틀림 진동부재 |
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JP2008116669A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Seiko Epson Corp | 光学デバイス、光学デバイスの製造方法、波長可変フィルタ、波長可変フィルタモジュール、および光スペクトラムアナライザ |
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JP2009075309A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Fujifilm Corp | 光走査素子およびその駆動方法、並びに光走査素子を用いた光走査プローブ |
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-
1991
- 1991-02-18 JP JP4403991A patent/JPH04211217A/ja active Pending
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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