JP3217783U - 補充カートリッジ用密封栓 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポンプを装着し、シリンダーヘッドで中栓のシール膜を突き破って開封した際に、シール膜によって吸引口が塞がれることを防止する補充カートリッジ用密封栓を提供する。【解決手段】手動ポンプ付き容器の補充カートリッジに用いられる密封栓であって、密封栓1は、側面視で先端側が先細りの弾丸状の外観を呈し、密封栓の上部に形成され補充カートリッジ9の口縁に係合するリブと、シリンダーヘッド14が貫通する空間を形成した胴体部と、胴体部の先端に形成されたシリンダーヘッドの断面形状と同様の円形のシール膜5と、補充カートリッジの口部10に装着された際に口部から内部のエアーを抜くための凹溝と、を有し、シール膜は、円形外周部の一部に形成された厚肉部7と厚肉部以外に形成された薄肉部を有し、厚肉部と薄肉部によって胴体部に連結されている。【選択図】図9
Description
本考案は、円柱状のシリンダーヘッドを備えた手動ポンプ付き容器の補充カートリッジに用いられる密封栓に関する。
前記補充カートリッジの口部には、内容物を充填した後、密封用の栓が取り付けられていて、使用時にはこの栓(密封栓)のシール膜をポンプ側のシリンダーの先端で突き破り、開封する構成となっている(特許文献1)。
しかし、この密封栓の場合、突き破られたシール膜がカートリッジ内の液中に落下してしまうことから、ポンプにより内容物を吸引したときに、液中のシール膜がポンプの吸引口に付着してしまい、ポンプが機能しなくなることがある。
また、前記特許文献1の場合、容器本体の開封作業が煩雑で改善の余地があると共にアダプタの上端開口と下端開口それぞれにシール膜を設ける必要があるため、生産工程も煩雑となり、コスト高になる欠点があることから、シール膜を形成しない密封容器も提案されている(特許文献2)。
しかし、この特許文献2の密封容器においては、部品点数が多くなると共に各部品を容器本体の口部に取り付けたときの構造が複雑になることから、製作コストが嵩み、かつ部品の組み付けが面倒になるという問題がある。
本考案は、手動ポンプのシリンダーヘッドが、補充カートリッジの密封栓に設けたシール膜を突き破った際に、シール膜がカートリッジ内に落下せず、かつ部品点数を少なくしてコストの低減を図ると共に組み立ての煩雑さを解消した補充カートリッジ用密封栓を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、円柱状のシリンダーヘッドを備えた手動ポンプ付き容器の補充カートリッジに用いられる密封栓であって、前記密封栓は、側面視において先端側が先細りのテーパー形状となる弾丸状の外観を呈し、前記密封栓は、前記密封栓の上部に形成され前記補充カートリッジの口縁に係合するリブと、前記シリンダーヘッドが貫通する空間を形成した胴体部と、前記胴体部の先端に形成され前記シリンダーヘッドの断面形状と同様の円形のシール膜と、前記補充カートリッジの口部に装着された際に前記口部から内部のエアーを抜くための凹溝と、を有し、前記シール膜は、円形外周部の一部に形成された厚肉部と前記厚肉部以外に形成された薄肉部を有し、前記厚肉部と前記薄肉部によって前記胴体部に連結されている、ことを特徴とする。
更に、本願考案の密封栓は、熱可塑性樹脂によって全体が一体成形されていることが望ましい。
上記構成の密封栓によれば、ポンプを装着したときに破断したシール膜は密封栓の先端において厚肉部で繋っているため、カートリッジ内に落下することはない。
また、シール膜の薄肉部と厚肉部は、成形用の金型を加工するだけで簡単に一体成形することができるため、部品点数が少なくなり、カートリッジの口部において煩雑な組み立て作業が無くなると共に低コストにより生産することができる。
以下、各図を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。
密封栓1は、補充カートリッジ9の口部に装着して、内容物を補充カートリッジ9内に密封するための栓であり、密封栓1は、熱可塑性樹脂からなり、弾丸状の外観を呈している。その上部(上縁)には外側に向けて係合リブ2が形成され、この係合リブ2から下方に向けて胴体部3が形成され、更に胴体部3の先端側は先細りのテーパー形状となり、その底部4にはシール膜5が一体に形成されている。また密封栓1の胴体部3内部はポンプのシリンダーヘッドが貫通する空間が形成されている。
シール膜5は、図4、図5に示すように、シリンダーヘッドの断面形状と同様の円形であり、密封栓1の先端側(底部4)に形成され、円形外周部の一部に形成された厚肉部7と厚肉部以外に形成された薄肉部6を有し、当該厚肉部7と薄肉部6によって、胴体部3と連結されている。図4、図5から分かるように、薄肉部6は、一定の厚さで一定の幅を持って円形に形成されているが、薄肉部6は、断面形状が底部4に向かって徐々に薄くなるテーパー状に形成するなど、底部4との境界部分で、破壊されやすい構造になっていれば良い。
符号の8は、図2に示すように密封栓1において、補充カートリッジ9の口部に装着された際に、口部からの内部のエアーを抜くための凹溝である。
なお、上記のとおり密封栓1は、熱可塑性樹脂で成形しているが、容器等に使用されるその他の樹脂であっても良い。
図6は、上記構成からなる密封栓1を補充カートリッジ9の口部10内に装着した状態の説明図であり、密封栓1は口部10内に上方から挿入され、上端に形成した係合リブ2が補充カートリッジ9の口部10の内縁に形成された係合段部11に係合し、容易には外れないように圧入されている。
図7は、補充カートリッジ9の口部10のスクリューネジ16に、キャップ12を装着した状態であって、補充カートリッジ9の内部には、化粧水、クリーム、シャンプー、リンス等の内容物を充填し、このキャップ12を装着した状態で保管及び流通される。
図8は、補充カートリッジ9のキャップ12を外し、手動ポンプ13をスクリューネジ16によって補充カートリッジ9に装着している途中の状態を示している。
図9は、手動ポンプ13を補充カートリッジ9に対し、最後まで締め付けた状態を示しており、手動ポンプ13のシリンダーヘッド14の先端に形成された突起15が、シール膜5の周囲に形成されている薄肉部6を突き破り、破壊させて、シール膜を開封する。
図5及び図9に示すとおり、シール膜5の薄肉部6は破壊されるが、厚肉部7は破壊されずにそのまま残るため、この結果、シール膜5は、図5の一点鎖線で示すように厚肉部7で繋ぎ留められて垂れ下がり、補充カートリッジ9内部に落下せず、ポンプ13による吸引動作の障害となることは無い。
また厚肉部7及び薄肉部6の厚さは、使用する材料によって適宜に決定できるものであり、シリンダーヘッド14が突き当たった際に、厚肉部7は破壊されず、薄肉部6は容易に破壊される強度であれば良い。
以上のとおり、本考案によれば、手動ポンプのシリンダーヘッドが、補充カートリッジの密封栓のシール膜に形成された薄肉部を突き破って破壊した際に、厚肉部によってシール膜を密封栓に繋ぎ留めることで、シール膜がカートリッジ内に落下することがなく、ポンプによる内容物の排出動作を円滑に維持できる。また、密封栓とシール膜を、一体形成する場合、部品点数を少なくしてコストの低減と、組み立ての煩雑さを解消することができる。
1 密封栓
2 係合リブ
3 胴体部
4 底部
5 シール膜
6 薄肉部
7 厚肉部
8 凹溝
9 補充カートリッジ
10 口部
11 係合段部
12 キャップ
13 ポンプ
14 シリンダーヘッド
15 突起
16 スクリューネジ
2 係合リブ
3 胴体部
4 底部
5 シール膜
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9 補充カートリッジ
10 口部
11 係合段部
12 キャップ
13 ポンプ
14 シリンダーヘッド
15 突起
16 スクリューネジ
Claims (3)
- 円柱状のシリンダーヘッドを備えた手動ポンプ付き容器の補充カートリッジに用いられる密封栓であって、
前記密封栓は、側面視において先端側が先細りのテーパー形状となる弾丸状の外観を呈し、
前記密封栓は、前記密封栓の上部に形成され前記補充カートリッジの口縁に係合するリブと、前記シリンダーヘッドが貫通する空間を形成した胴体部と、前記胴体部の先端に形成され前記シリンダーヘッドの断面形状と同様の円形のシール膜と、前記補充カートリッジの口部に装着された際に前記口部から内部のエアーを抜くための凹溝と、を有し、
前記シール膜は、円形外周部の一部に形成された厚肉部と前記厚肉部以外に形成された薄肉部を有し、前記厚肉部と前記薄肉部によって前記胴体部に連結されている、
ことを特徴とする補充カートリッジ用密封栓。 - 前記補充カートリッジ用密封栓は、全体が一体成形されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の補充カートリッジ用密封栓。 - 前記補充カートリッジ用密封栓は、熱可塑性樹脂により一体形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の補充カートリッジ用密封栓。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018002298U JP3217783U (ja) | 2018-06-20 | 2018-06-20 | 補充カートリッジ用密封栓 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0539979A (ja) * | 1991-08-02 | 1993-02-19 | Tsugio Sato | 丸太材乾燥装置 |
JP2020083364A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 株式会社ダイゾー | 加圧容器、加圧製品、吐出部材および吐出装置 |
KR102497714B1 (ko) * | 2022-03-16 | 2023-02-08 | 주식회사 엔에프뷰티그룹코리아 | 리필용기의 실링지 천공구조 |
US11603257B2 (en) | 2018-07-18 | 2023-03-14 | Daizo Corporation | Double pressurized container, discharge product, discharge member, dispenser system and manufacturing method for discharge product |
-
2018
- 2018-06-20 JP JP2018002298U patent/JP3217783U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0539979A (ja) * | 1991-08-02 | 1993-02-19 | Tsugio Sato | 丸太材乾燥装置 |
US11603257B2 (en) | 2018-07-18 | 2023-03-14 | Daizo Corporation | Double pressurized container, discharge product, discharge member, dispenser system and manufacturing method for discharge product |
JP2020083364A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 株式会社ダイゾー | 加圧容器、加圧製品、吐出部材および吐出装置 |
JP7171384B2 (ja) | 2018-11-21 | 2022-11-15 | 株式会社ダイゾー | 加圧容器、加圧製品、吐出部材および吐出装置 |
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