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JP3211500B2 - クランプ式容器搬送装置 - Google Patents

クランプ式容器搬送装置

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JP3211500B2
JP3211500B2 JP20267793A JP20267793A JP3211500B2 JP 3211500 B2 JP3211500 B2 JP 3211500B2 JP 20267793 A JP20267793 A JP 20267793A JP 20267793 A JP20267793 A JP 20267793A JP 3211500 B2 JP3211500 B2 JP 3211500B2
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Japan
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clamp
cam
shafts
swing lever
pair
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俊明 中
秀文 赤丸
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Shibuya Corp
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  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は容器を把持する一対のク
ランプアームを備えたクランプ式容器搬送装置に関し、
より詳しくは上記クランプアームで把持した容器を回転
体の回転に伴って移送するようにしたクランプ式容器搬
送装置に関する。
【従来の技術】従来、クランプ式容器搬送装置として、
フレームに回転自在に設けた回転体と、この回転体の円
周方向等間隔位置に軸支されて相互に逆回転される各一
対のクランプ軸と、各クランプ軸に設けられてその回転
動作により開閉される各一対のクランプアームと、上記
クランプ軸に連動させた揺動レバーと、この揺動レバー
に設けたカムフォロワと、上記フレームに設けられて上
記カムフォロワに係合し、該カムフォロワおよび上記揺
動レバーを介してクランプ軸を回転させるカム部材とを
備えたものが知られている(特開平2−147516号
公報)。容器を確実に把持するには一対のクランプ軸の
上下に一対のクランプアームを2組設けるようにし、合
計4本のクランプアームで1つの容器を把持させればよ
い。
【発明が解決しようとする課題】しかしながらそのよう
に構成した場合には、丸びんや角びんのように胴部の上
下の太さが同一であれば2組のクランプアームで1つの
容器を把持することができるが、テーパびんのように胴
部の上下の太さが異なる場合には1組のクランプアーム
でしか該容器を把持することができず、不安定な把持と
ならざるを得なかった。本発明はそのような事情に鑑
み、丸びんや角びんのように胴部の上下の太さが同一で
ある容器であっても、テーパびんのように胴部の上下の
太さが異なる容器であっても安定して把持することがで
きるクランプ式容器搬送装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、上述
した従来のクランプ式容器搬送装置、つまりフレームに
回転自在に設けた回転体と、この回転体の円周方向等間
隔位置に軸支されて相互に逆回転される各一対の第1ク
ランプ軸と、各第1クランプ軸に設けられてその回転動
作により開閉される各一対の第1クランプアームと、上
記第1クランプ軸に連動させた第1揺動レバーと、この
第1揺動レバーに設けた第1カムフォロワと、上記フレ
ームに設けられて上記第1カムフォロワに係合し、該第
1カムフォロワおよび上記第1揺動レバーを介して第1
クランプ軸を回転させる第1カム部材とを備えたクラン
プ式容器搬送装置において、上記第1クランプ軸をそれ
ぞれ中空軸として各中空軸内に第2クランプ軸をそれぞ
れ回転自在に挿通させるとともに、一対となる第2クラ
ンプ軸を相互に逆回転するように連動させ、各一対の第
2クランプ軸に上記第1クランプアームと上下方向に位
置を異ならせて各一対の第2クランプアームを設けると
ともに、上記第2クランプ軸に第2揺動レバーを連動さ
せ、さらに上記第2揺動レバーに設けた第2カムフォロ
ワを上記フレームに設けた第2カム部材に係合させて、
該第2カム部材により上記第2クランプアームを上記第
1クランプアームとは個別に開閉作動させるようにした
ものである。
【作用】上記構成において、回転体の回転に伴って第1
カムフォロワがフレームに設けられた第1カム部材に対
して移動すると、該第1カムフォロワおよび第1揺動レ
バーを介して第1クランプ軸が回転され、これにより一
対の第1クランプ軸に設けた一対の第1クランプアーム
が開閉作動される。これと同時に、回転体の回転に伴っ
て第2カムフォロワもフレームに設けられた第2カム部
材に対して移動され、該第2カムフォロワおよび第2揺
動レバーを介して第2クランプ軸が回転されるので、一
対の第2クランプ軸に設けた一対の第2クランプアーム
も開閉作動される。そして上記第1カム部材と第2カム
部材との少なくとも一方の交換又は調整により、一対の
第1クランプアームと一対の第2クランプアームとの開
閉作動位置を変更することができるので、丸びんや角び
んのように胴部の上下の太さが同一である容器の場合に
は第1クランプアームと第2クランプアームとを実質的
に同一作動させれば、該容器の上下を第1クランプアー
ムと第2クランプアームとで確実に把持させることがで
きる。またテーパびんのように胴部の上下の太さが異な
る容器の場合には、各クランプアームの把持位置におけ
る容器の直径を考慮して第1クランプアームと第2クラ
ンプアームの作動位置を変更することにより、やはり該
容器の上下を第1クランプアームと第2クランプアーム
とで確実に把持させることができる。
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1において、1はクランプ式容器搬送装置であ
り、容器2がコンベヤ3によってこのクランプ式容器搬
送装置1まで搬送されてくると、容器2はタイミングス
クリュウ4によってクランプ式容器搬送装置1の回転に
同期され、クランプ式容器搬送装置1のクランプ機構5
によりコンベヤ3上の所定把持位置Xで順次把持される
とともに、容器2の側面が位置決め部材6によって支持
される。上記把持位置Xにおいて把持された容器2は、
クランプ式容器搬送装置1を構成する回転体7の反時計
方向の回転に伴って搬送され、次に回転式充填装置8へ
の受渡位置となる解放位置Yでクランプ機構5による把
持状態が解放されて、該回転式充填装置8における図示
しない充填ノズルの直下位置に搬入される。上記クラン
プ式容器搬送装置1は、図2に示すように、フレーム9
に鉛直方向に向けて固定した円筒部材10を備えてお
り、この円筒部材10内に駆動軸11を貫通させて図示
しない軸受により回転自在に軸支している。上記駆動軸
11の上端部は上記回転体7の下面中央部に連結してあ
り、該駆動軸11の下端部は図示しないモータに連動さ
せている。そしてこのモータにより回転体7を図1にお
ける反時計方向に回転駆動することができるようにして
いる。上記回転体7の外周部に2本を一組として複数組
の第1クランプ軸12A、12Bを等間隔位置にそれぞ
れ回転自在に設けてあり、各一対の第1クランプ軸12
A、12Bの上端部に第1クランプアーム13A、13
Bをそれぞれ固定している(図1参照)。上記各一対の
第1クランプ軸12A、12Bにはそれぞれ歯車15、
15を固定して相互に噛合させてあり、一方の第1クラ
ンプ軸12Aを後述する第1カム機構16によって正逆
方向に回転させることにより、上記歯車15、15およ
び第1クランプ軸12A、12Bを介して各一対の第1
クランプアーム13A、13Bを開閉作動させることが
できるようにしている。上記第1クランプ軸12A、1
2Bはそれぞれ中空軸から構成してあり、各中空軸内に
第2クランプ軸17A、17Bをそれぞれ回転自在に嵌
合させている。各第2クランプ軸17A、17Bの上端
部は各第1クランプ軸12A、12Bの上端部から上方
に突出させてあり、その上方部にそれぞれ第2クランプ
アーム18A、18Bを固定している(図1参照)。し
たがって、一対の第1クランプアーム13A、13Bの
上方に一対の第2クランプアーム18A、18Bが配置
されるようになり、合計4本の2組のクランプアーム1
3A、13B、18A、18Bによって1つの容器2が
把持されるようになる。さらに、上記第2クランプ軸1
7A、17Bの上端部にそれぞれ歯車20、20を取付
け、一対となる第2クランプ軸17A、17Bの歯車2
0、20を相互に噛合させている。そして一方の第2ク
ランプ軸17Aの下端部を第1クランプ軸12Aの下端
部より下方に突出させ、該第2クランプ軸17Aを後に
詳述する第2カム機構21によって正逆方向に回転させ
ることにより、上記歯車20、20および第2クランプ
軸17A、17Bを介して各一対の第2クランプアーム
18A、18Bを開閉作動させることができるようにし
ている。各第1クランプ軸12Aの下端部には第1揺動
レバー22の一端部をそれぞれ固定してあり、各第1揺
動レバー22の他端部に上述した第1カム機構16に係
合する第1カムフォロワ23を取付けている。各第1揺
動レバー22と回転体7との間には第1リターンスプリ
ング24を弾装してあり、該第1リターンスプリング2
4によって上記第1揺動レバー22を一方向に、すなわ
ち第1クランプ軸12A、12Bを介して第1クランプ
アーム13A、13Bが閉じる方向に付勢している。上
記第1カム機構16は、上記フレーム9に固定した円筒
部材10の外周にそれぞれ回転可能に設けた2枚の第1
カム部材25、26を備えており、上記第1リターンス
プリング24により第1揺動レバー22を上述した一方
向に付勢することにより、上記第1カムフォロワ23を
2枚の第1カム部材25、26の外周カム面に共通に係
合させている。上記2枚の第1カム部材25、26は、
図3に示すように、それぞれ同一形状の大径円弧状カム
面25a、26aと小径円弧状カム面25b、26bと
を備えており、大径円弧状カム面25a、26aにより
上記第1リターンスプリング24の弾撥力に抗して第1
カムフォロワ23を半径方向外方に変位させて第1クラ
ンプアーム13A、13Bを開放させ、また小径円弧状
カム面25b、26bでは上記第1リターンスプリング
24の弾撥力によって第1カムフォロワ23を半径方向
内方に変位させ、それによって第1クランプアーム13
A、13Bを閉じさせることができるようにしている。
上記2枚の上下一対の第1カム部材25、26は円周方
向に所定量だけ位置を異ならせて配置してあり、上記第
1カムフォロワ23が少なくともいずれか一方の大径円
弧状カム面25a、26aに係合している限り、第1ク
ランプアーム13A、13Bを開放状態に維持すること
ができるようにしている。そして後に詳述するように、
上記2枚の第1カム部材25、26は第1調整機構27
によって相互に逆方向に同量だけ回転変位されるように
なっており、それによって2枚の大径円弧状カム面25
a、26aの重なりを、例えば図3の実線Aで示す位置
と想像線Bで示す位置とに変更することにより、上記第
1クランプアーム13A、13Bの開放位置および閉鎖
位置を調整することができるようにしている。上記各第
2クランプ軸17Aの下端部にも上述した第1クランプ
軸12Aと同様に第2揺動レバー28を固定してあり、
上記回転体7と一体的に回転するブラケット29と、上
記第2揺動レバー28との間に設けた第2リターンスプ
リング30によって第2クランプアーム18A、18B
が閉じる方向に付勢している。上記ブラケット29は、
一対の第2クランプ軸17A、17Bに跨がらせて両第
2クランプ軸17A、17Bに取付けてあり、それによ
って回転体7と一体的に回転するようにしてあり、また
各第2クランプ軸17A、17Bは上記ブラケット29
に対して回転自在となっている。上記第2カム機構21
は、上記第1カム機構16の2枚の第1カム部材25、
26の下方において円筒部材10の外周にそれぞれ回転
可能に設けた2枚の第2カム部材31、32を備えてお
り、上記第2リターンスプリング30により上記第2揺
動レバー28に設けた第2カムフォロワ33を2枚の第
2カム部材31、32の外周カム面に共通に係合させて
いる。上記2枚の第2カム部材31、32は、図4に示
すように、第1カム部材25、26と同様にそれぞれ同
一形状の大径円弧状カム面31a、32aと小径円弧状
カム面31b、32bとを備えており、上記2枚の第2
カム部材31、32を第2調整機構34によって相互に
逆方向に同量だけ回転変位させることができるようにし
ている。次に図2において、上記2枚の第1カム部材2
5、26を相互に逆方向に同量だけ回転変位させる第1
調整機構27について説明すると、上方の第1カム部材
25に固定した鉛直下方に伸びる連結杆35は、下方の
カム部材26および第2カム機構21の第2カム部材3
1、32のそれぞれに穿設した円弧状溝26c、31
c、32cを貫通して下方に突出しており、その下端部
にカムフォロワ36を設けている。他方、下方のカム部
材26にも鉛直下方に伸びる図示しない連結杆を固定し
てあり、該連結杆は第2カム機構21の第2カム部材3
1、32のそれぞれに穿設した図示しない円弧状溝を貫
通させて下方に突出させ、図3に示すように、上記カム
フォロワ36と同一高さでカムフォロワ37を取付けて
いる。さらに上記第1カム部材25、26には、図2、
図3に示すように、相互に重合する重合面の所定位置に
円弧状溝25d、26dを形成し、両円弧状溝25d、
26d内に共通に圧縮ばね38を弾装して第1カム部材
25、26をそれぞれ互いに逆方向に付勢することによ
り、上記カムフォロワ36、37を両者間に設けた先端
断面が三角形状となっているカム部材39に当接させて
いる。上記カム部材39は、図2、図5に示すように、
上記フレーム9に固定したガイド部材40に沿って回転
体7の半径方向に進退動自在としてあり、かつガイド部
材40に回転自在に軸支したねじ軸41を上記カム部材
39に螺合させている。上記ねじ軸41はモータ42
(図2)に連動して正逆に回転されるようになってお
り、その回転によって上記カム部材39を半径方向に移
動させ、該カム部材39の移動位置に応じて上記2枚の
第1カム部材25、26を相互に逆方向に回転変位させ
ることができるようにしている。他方の第2調整機構3
4も上記第1調整機構27と同様に構成してあり、図4
で示すように、2枚の第2カム部材31、32のそれぞ
れに図示しない連結杆を介して取付けたカムフォロワ4
3、44を上記カム部材39に相当するカム部材39’
に当接させている。このとき、上方の第2カム部材31
に連結した連結杆は下方の第2カム部材32に穿設した
円弧状溝31dを貫通させてあるのは勿論であり、また
第2カム部材31、32は両者の重合面に形成した円弧
状溝31e、32e内に共通に弾装した圧縮ばね38に
よって互いに逆方向に付勢されている。さらにまた、上
記カム部材39’は第1調整機構27と同一構成を有す
る機構によって、カム部材39とは別個に回転体7の半
径方向に進退動されるようになっている。さらに図1に
示すように、前述した位置決め部材6は各クランプ機構
5ごとに配設している。図1、図2に示すように、回転
体7には、各一対の第2クランプ軸17A、17Bの間
を通る半径方向の直線上においてガイド溝7aをそれぞ
れ形成してあり、また前述した第2クランプ軸17A、
17B間に跨がらせて設けたブラケット29にも上記半
径方向の直線上においてガイド溝29aをそれぞれ形成
している。そしてそれらガイド溝7a、29aにスライ
ド部材45を摺動自在に係合させ、かつ各スライド部材
45の外端部に上記位置決め部材6をそれぞれ固定して
いる。また、図2に示すように、上記回転体7の中央部
にはコップ状のカム部材46を回転体7に対して回転可
能に取付けてあり、該カム部材46の底面にスライド部
材45と同数の螺旋状のカム溝46aを形成するととも
に、各カム溝46aに各スライド部材45の端部に設け
た係合ピン47を係合させている。上記コップ状のカム
部材46の上端外周部には歯車48を形成してあり、こ
の歯車48に図示しないモータの駆動軸に連結した歯車
49を噛合させている。上記モータは、フレーム9に移
動可能に設けた図示しない可動フレームに固定されて同
一高さ位置に維持されるとともに、可動フレームの水平
方向の進退動によってモータの歯車49がカム部材46
の歯車48噛合する前進端と、モータの歯車49がカム
部材46の歯車48から離隔する後退端とに移動される
ようになっている。そして回転体7の回転中において
は、上記モータは後退端に位置するようになっている。
なお、上記モータおよび歯車49は回転体7に設けても
よく、この場合には歯車49は常にカム部材46の歯車
48に噛合させておけばよい。以上の構成において、例
えば容器として上方が窄まっているテーパびん2を用い
る場合には、先ず上記第1調整機構27のモータ42に
よりねじ軸41を回転させ、それによってカム部材39
を回転体7の半径方向に進退動させることにより、上記
2枚の第1カム部材25、26を相互に逆方向に回転変
位させる。そしてこれによって2枚の大径円弧状カム面
25a、26aの重なり量を調整することにより、コン
ベヤ3上の把持位置Xで第1クランプアーム13A、1
3Bが上記テーパびん2を把持できるようにする。かか
る調整により、第1クランプアーム13A、13Bは自
動的に解放位置Yで上記テーパびん2を解放するように
なる。次に、第2調整機構34により2枚の大径円弧状
R>カム面31a、32aの重なり量を調整して、コンベ
ヤ3上の上記把持位置Xで第2クランプアーム18A、
18Bが上記テーパびん2を把持できるようにする。こ
のときテーパびん2は上方が窄まっているので、第2ク
ランプアーム18A、18Bは上記第1クランプアーム
13A、13Bよりも小さい挟み角でテーパびん2の上
部を把持するようになる。また上記調整により、第2ク
ランプアーム18A、18Bも自動的に上記解放位置Y
でテーパびん2を解放するようになる。最後に、図示し
ない可動フレームを前進させてモータの歯車49をカム
部材46の歯車48に噛合させ、この状態で上記モータ
を回転させることによりカム部材46を回転体7に対し
て回転させる。これにより上記各位置決め部材6を、カ
ム部材46のカム溝46aに係合した係合ピン47およ
びスライド部材45を介して一斉に半径方向に移動させ
て、テーパびん2の外周面に接触する位置に位置決めす
ることができる。上記位置決め部材6は、特に角びん等
の平面部を有する容器に対して有効なもので、上記位置
決め部材6を平面部に当接させて該平面部を位置決め部
材6と平行に維持させることにより、角びんが回転した
状態でクランプアームによって把持されるのを防止する
ことができる。換言すれば、丸びんのように回転方向の
位置決めを必要としない容器のみを扱う場合には、上記
位置決め部材6を省略してもよい。以上のように、第1
クランプアーム13A、13Bおよび第2クランプアー
ム18A、18Bの開閉位置を別個に調整することがで
きるので、容器2の胴部が円柱状の丸びんは勿論のこ
と、容器の胴部がテーパ状のテーパびんのような変形容
器であっても上記第1クランプアーム13A、13Bお
よび第2クランプアーム18A、18Bによってそれら
容器を確実に把持させることができる。また丸びんであ
っても、上記第1クランプアーム13A、13Bと第2
クランプアーム18A、18Bとによって直径が異なる
丸びんの首部と胴部とを把持させることも可能である。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、丸びん
や角びんは勿論、テーパびんであっても確実に把持させ
ることができるので、クランプ式容器搬送装置の兼用性
を拡大することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略平面図。
【図2】図1の〓−〓線に沿う断面図。
【図3】図2に示した第1カム機構16の概略平面図。
【図4】図2に示した第2カム機構21の概略平面図。
【図5】図2の〓−〓線に沿う断面図。
【符合の説明】
1…クランプ式容器搬送装置 2…容器 7…回転体 12A、12B、17A、17B…クランプ軸 13A、13B、18A、18B…クランプアーム 16、21…カム機構 22、27…揺
動レバー 23、33…カムフォロワ 39、46…カ
ム部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに回転自在に設けた回転体と、
    この回転体の円周方向等間隔位置に軸支されて相互に逆
    回転される各一対の第1クランプ軸と、各第1クランプ
    軸に設けられてその回転動作により開閉される各一対の
    第1クランプアームと、上記第1クランプ軸に連動させ
    た第1揺動レバーと、この第1揺動レバーに設けた第1
    カムフォロワと、上記フレームに設けられて上記第1カ
    ムフォロワに係合し、該第1カムフォロワおよび上記第
    1揺動レバーを介して第1クランプ軸を回転させる第1
    カム部材とを備えたクランプ式容器搬送装置において、 上記第1クランプ軸をそれぞれ中空軸として各中空軸内
    に第2クランプ軸をそれぞれ回転自在に挿通させるとと
    もに、一対となる第2クランプ軸を相互に逆回転するよ
    うに連動させ、各一対の第2クランプ軸に上記第1クラ
    ンプアームと上下方向に位置を異ならせて各一対の第2
    クランプアームを設けるとともに、上記第2クランプ軸
    に第2揺動レバーを連動させ、さらに上記第2揺動レバ
    ーに設けた第2カムフォロワを上記フレームに設けた第
    2カム部材に係合させて、該第2カム部材により上記第
    2クランプアームを上記第1クランプアームとは個別に
    開閉作動させるようにしたことを特徴とするクランプ式
    容器搬送装置。
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