JP3208642B2 - 吸引装置及びその装置を備えた空気清浄機 - Google Patents
吸引装置及びその装置を備えた空気清浄機Info
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- JP3208642B2 JP3208642B2 JP21743895A JP21743895A JP3208642B2 JP 3208642 B2 JP3208642 B2 JP 3208642B2 JP 21743895 A JP21743895 A JP 21743895A JP 21743895 A JP21743895 A JP 21743895A JP 3208642 B2 JP3208642 B2 JP 3208642B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、局所的に発生し
た汚染空気を吸引する吸引装置及びその装置を備えた空
気清浄機に関するものである。
た汚染空気を吸引する吸引装置及びその装置を備えた空
気清浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸引装置を備えた従来例の一例として、
空気清浄機について記述する。図16は従来の空気清浄
機であり、図において、1は中空の本体、3は本体1の
前面に設けられた空気吸引口、4は本体1の上面に設け
られた空気吹出口である。
空気清浄機について記述する。図16は従来の空気清浄
機であり、図において、1は中空の本体、3は本体1の
前面に設けられた空気吸引口、4は本体1の上面に設け
られた空気吹出口である。
【0003】上記のように構成された空気清浄機では、
図16に示すように空気吸引口3の周囲の空気を本体1
の内部に設置されたファン(図示せず)の吸引作用によ
り空気吸引口3から吸引する。この吸引された空気は、
本体1内部に配置されたフィルター等によりろ過されて
浄化された後、空気吹出口4から排出されていた。
図16に示すように空気吸引口3の周囲の空気を本体1
の内部に設置されたファン(図示せず)の吸引作用によ
り空気吸引口3から吸引する。この吸引された空気は、
本体1内部に配置されたフィルター等によりろ過されて
浄化された後、空気吹出口4から排出されていた。
【0004】ところで、このような空気清浄機では、空
気吸込口3の周囲全体から広範囲の空気を吸引するた
め、空気吸込口3から離れるのに従い、空気吸込口3に
吸引される空気の流速は急激に減少してしまう。このた
め、空気吸込口3から離れた場所で発生したタバコの煙
りやホコリ等を含む汚染空気を効果的に吸引することが
出来なかった。
気吸込口3の周囲全体から広範囲の空気を吸引するた
め、空気吸込口3から離れるのに従い、空気吸込口3に
吸引される空気の流速は急激に減少してしまう。このた
め、空気吸込口3から離れた場所で発生したタバコの煙
りやホコリ等を含む汚染空気を効果的に吸引することが
出来なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気清浄機は以
上のように構成されているので、本体周辺の空気の汚れ
濃度は除々に低下するものの、空気清浄機本体から離れ
た場所で発生したタバコの煙りやホコリ等を含む汚染空
気は空気清浄機に吸引される以前に拡散してしまい、空
気吸込口に効果的に吸引されないという問題があった。
上のように構成されているので、本体周辺の空気の汚れ
濃度は除々に低下するものの、空気清浄機本体から離れ
た場所で発生したタバコの煙りやホコリ等を含む汚染空
気は空気清浄機に吸引される以前に拡散してしまい、空
気吸込口に効果的に吸引されないという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、本体周辺の空気を吸引するだ
けでなく、装置から離れた場所で発生したタバコの煙り
やホコリ等を含む汚染空気を拡散させることなく効果的
に吸引する吸引装置及びその吸引装置を備えた空気清浄
機を得ることを目的にしたものである。
るためになされたもので、本体周辺の空気を吸引するだ
けでなく、装置から離れた場所で発生したタバコの煙り
やホコリ等を含む汚染空気を拡散させることなく効果的
に吸引する吸引装置及びその吸引装置を備えた空気清浄
機を得ることを目的にしたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る吸
引装置は、空気吸込口から吸引される空気流の方向に対
して垂直方向に空気を吹き出す空気吹出口を備え、空気
吹出口の背面部に壁体を設け、空気吹出口を空気吸込口
が設けられた面に近接して配設するようにしたものであ
る。
引装置は、空気吸込口から吸引される空気流の方向に対
して垂直方向に空気を吹き出す空気吹出口を備え、空気
吹出口の背面部に壁体を設け、空気吹出口を空気吸込口
が設けられた面に近接して配設するようにしたものであ
る。
【0008】また、請求項2の発明に係る空気清浄機
は、空気吸込口と空気吹出口とを有する本体と、空気吸
込口の近傍に配置して吸い込み空気を濾過するフィルタ
ーとを備え、フィルターにより濾過された空気を空気吹
出口から吹き出す空気清浄機において、吸い込みの空気
流の方向に対して垂直方向に空気を吹き出す空気吹出口
を空気吸込口が設けられた面に近接して配設し、かつ空
気吹出口から吹き出される空気の吹出流路は空気吹出口
の手前で内方に屈曲し、さらに外方へ屈曲して吹出口と
連通するようにしたもので
は、空気吸込口と空気吹出口とを有する本体と、空気吸
込口の近傍に配置して吸い込み空気を濾過するフィルタ
ーとを備え、フィルターにより濾過された空気を空気吹
出口から吹き出す空気清浄機において、吸い込みの空気
流の方向に対して垂直方向に空気を吹き出す空気吹出口
を空気吸込口が設けられた面に近接して配設し、かつ空
気吹出口から吹き出される空気の吹出流路は空気吹出口
の手前で内方に屈曲し、さらに外方へ屈曲して吹出口と
連通するようにしたもので
【0009】また、請求項3の発明に係る空気清浄機
は、空気吸込口と空気吹出口とを有する本体と、空気吸
込口の近傍に配置して吸い込み空気を濾過するフィルタ
ーとを備え、フィルターにより濾過された空気を前記空
気吹出口から吹き出す空気清浄機において、吸い込みの
空気流の方向に対して垂直方向に空気を吹き出す第1の
空気吹出口を空気吸込口が設けられた面に近接して配設
し、かつ空気吸込口の面に近接しない個所に吸い込みの
空気流の方向に対して垂直方向に空気を吹き出す第2の
空気吹出口を配設すると共に、第1又は第2の空気吹出
口の何れかを選択して吹出流路を切り替える流路切替機
構を設けるようにしたものである。
は、空気吸込口と空気吹出口とを有する本体と、空気吸
込口の近傍に配置して吸い込み空気を濾過するフィルタ
ーとを備え、フィルターにより濾過された空気を前記空
気吹出口から吹き出す空気清浄機において、吸い込みの
空気流の方向に対して垂直方向に空気を吹き出す第1の
空気吹出口を空気吸込口が設けられた面に近接して配設
し、かつ空気吸込口の面に近接しない個所に吸い込みの
空気流の方向に対して垂直方向に空気を吹き出す第2の
空気吹出口を配設すると共に、第1又は第2の空気吹出
口の何れかを選択して吹出流路を切り替える流路切替機
構を設けるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1は、この発明における吸引装置の実施の形態1に係
る外観を示す斜視図であり、図2は断面側面図を示して
いる。図において、1は吸引装置の本体、3は空気を吸
引する空気吸込口、5は空気吸引口3が設けられた面に
近接して配設された空気吹出口、12は空気吸込口3よ
り吸引された空気が通過する吸引流流路、13は空気吹
出口5に供給する空気が通過する吹出流流路、14は空
気吸込口3に吸引される吸引流、15は空気吹出口5よ
り吸引流14に対してほぼ垂直方向に吹き出される吹出
流である。16は吹出流15に誘引された誘引流であ
り、16(a) は吹出流15の前方側で、16(b) は吹出
流15の後方側で発生した誘引流である。
る外観を示す斜視図であり、図2は断面側面図を示して
いる。図において、1は吸引装置の本体、3は空気を吸
引する空気吸込口、5は空気吸引口3が設けられた面に
近接して配設された空気吹出口、12は空気吸込口3よ
り吸引された空気が通過する吸引流流路、13は空気吹
出口5に供給する空気が通過する吹出流流路、14は空
気吸込口3に吸引される吸引流、15は空気吹出口5よ
り吸引流14に対してほぼ垂直方向に吹き出される吹出
流である。16は吹出流15に誘引された誘引流であ
り、16(a) は吹出流15の前方側で、16(b) は吹出
流15の後方側で発生した誘引流である。
【0011】次に、誘引流の動作原理について図3、図
4を用いて説明する。図3に示すように、一定方向に空
気が吹き出される場合、その吹出流15の雰囲気は矢印
で示されるように、吹出流15に向かってほぼ垂直方向
に誘引されることが一般に知られている。したがって、
図4のように、吹出流15がエアーカーテン状に吹き出
された場合、そのエアーカーテンに対し、ほぼ垂直に向
かう誘引流16が形成されると考えられる。つまり、空
気吸込口3が設けられた面に近接した個所に吹出流15
を形成した場合、吸引装置の雰囲気は図2に示すように
吹出流15を境にして、吹出流15の前方側より誘引さ
れる誘引流16(a) と吹出流15の後方側より誘引され
る誘引流16(b) が形成される。また、空気吸込口3よ
り空気を吸引しても、誘引流16(a) は空気吸引口3に
吸引されにくく、吸引流14の流速は吸引装置から離れ
ても、ほとんど減少することがない。したがって、誘引
流により、仮想空洞が形成され吸引装置本体1から離れ
た場所で発生した汚染空気等も拡散させることなく効果
的に吸引できる。
4を用いて説明する。図3に示すように、一定方向に空
気が吹き出される場合、その吹出流15の雰囲気は矢印
で示されるように、吹出流15に向かってほぼ垂直方向
に誘引されることが一般に知られている。したがって、
図4のように、吹出流15がエアーカーテン状に吹き出
された場合、そのエアーカーテンに対し、ほぼ垂直に向
かう誘引流16が形成されると考えられる。つまり、空
気吸込口3が設けられた面に近接した個所に吹出流15
を形成した場合、吸引装置の雰囲気は図2に示すように
吹出流15を境にして、吹出流15の前方側より誘引さ
れる誘引流16(a) と吹出流15の後方側より誘引され
る誘引流16(b) が形成される。また、空気吸込口3よ
り空気を吸引しても、誘引流16(a) は空気吸引口3に
吸引されにくく、吸引流14の流速は吸引装置から離れ
ても、ほとんど減少することがない。したがって、誘引
流により、仮想空洞が形成され吸引装置本体1から離れ
た場所で発生した汚染空気等も拡散させることなく効果
的に吸引できる。
【0012】吹出流15を形成する方向としては4方向
である必要はないが、空気吸込口3の周囲をより広範囲
に覆うため、2方向以上であることが望ましい。また、
空気吹出口5の形状としては、図2に示したように連続
した形状である必要はなく、複数個に分割されていても
同様の吸引効果が得られることは言うまでもない。
である必要はないが、空気吸込口3の周囲をより広範囲
に覆うため、2方向以上であることが望ましい。また、
空気吹出口5の形状としては、図2に示したように連続
した形状である必要はなく、複数個に分割されていても
同様の吸引効果が得られることは言うまでもない。
【0013】また、空気吹出口5は空気吸込口3が設け
られた面に近接して配置されているが、空気吸込口3の
面に近接している個所とは、例えば、空気の吸引方向に
対してほぼ垂直方向に吹き出される吹出流15により発
生する誘引流16によって、吸引される空気が拡散され
ない箇所を示している。
られた面に近接して配置されているが、空気吸込口3の
面に近接している個所とは、例えば、空気の吸引方向に
対してほぼ垂直方向に吹き出される吹出流15により発
生する誘引流16によって、吸引される空気が拡散され
ない箇所を示している。
【0014】実施の形態2. 図5は、この発明における吸引装置の実施の形態2に係
る外観を示す斜視図であり、空気吸込口3が設けられた
面に近接した個所の全周部に空気吹出口5を設置した。
図において、1は吸引装置の本体、15は空気の吸引方
向に対してほぼ垂直方向に吹き出される吹出流である。
る外観を示す斜視図であり、空気吸込口3が設けられた
面に近接した個所の全周部に空気吹出口5を設置した。
図において、1は吸引装置の本体、15は空気の吸引方
向に対してほぼ垂直方向に吹き出される吹出流である。
【0015】次に、動作について説明する。空気吹出口
5を空気吸込口3が設けられた面に近接した個所の全周
部に備えられたことにより、吹出流15は空気吸込口3
に対し全周方向に吹き出される。これにより空気吸込口
3の全周が誘引流に覆われるため、実施例1の場合と比
較すると、吸引流14の流速は更に減少しにくくなり、
離れた場所で発生した汚染空気を拡散させることなく効
果的に吸引できる。
5を空気吸込口3が設けられた面に近接した個所の全周
部に備えられたことにより、吹出流15は空気吸込口3
に対し全周方向に吹き出される。これにより空気吸込口
3の全周が誘引流に覆われるため、実施例1の場合と比
較すると、吸引流14の流速は更に減少しにくくなり、
離れた場所で発生した汚染空気を拡散させることなく効
果的に吸引できる。
【0016】実施の形態3. 図6は、この発明における吸引装置の実施の形態3に係
る断面側面図を示しており、図7は断面側面図である。
実施例3は、空気吹出口5より吹き出される吹出流15
に旋回成分を加えた点が上記実施例と異なる。図におい
て、1は吸引装置の本体、3は空気吸込口、12は吸引
流流路、13は吹出流流路、14は吸引流である。吹出
流15に旋回成分を加えるために、例えば、空気吹出口
5の形状を吹出流15が斜めに吹き出すように斜形に構
成することで、実現させている。
る断面側面図を示しており、図7は断面側面図である。
実施例3は、空気吹出口5より吹き出される吹出流15
に旋回成分を加えた点が上記実施例と異なる。図におい
て、1は吸引装置の本体、3は空気吸込口、12は吸引
流流路、13は吹出流流路、14は吸引流である。吹出
流15に旋回成分を加えるために、例えば、空気吹出口
5の形状を吹出流15が斜めに吹き出すように斜形に構
成することで、実現させている。
【0017】次に、動作について説明する。吹出流15
に旋回成分が加えられたことにより、空気吸込口3の周
辺部における吹出流15の密度は、旋回成分を加えない
場合と比較してより増加する。そして、吹出流15の密
度の増加に伴い、図7に示すように、吹出流15に誘引
される誘引流16(a)、16(b) も増加するため、吹出流
15に旋回成分を加えていない場合と比較して、吸引流
14の流速は減少しにくくなり、離れた場所で発生した
汚染空気等を拡散させることなく効果的に吸引できる。
に旋回成分が加えられたことにより、空気吸込口3の周
辺部における吹出流15の密度は、旋回成分を加えない
場合と比較してより増加する。そして、吹出流15の密
度の増加に伴い、図7に示すように、吹出流15に誘引
される誘引流16(a)、16(b) も増加するため、吹出流
15に旋回成分を加えていない場合と比較して、吸引流
14の流速は減少しにくくなり、離れた場所で発生した
汚染空気等を拡散させることなく効果的に吸引できる。
【0018】実施の形態4. 図8は、この発明における吸引装置の実施の形態4に係
る外観を示す斜視図であり、図9は断面側面図を示して
いる。図において、1は吸引装置の本体、3は空気吸込
口、6は吹出流15の背面部に配置された本体の一部で
ある壁面、12は吸引流流路、13は吹出流流路、14
は吸引流である。16(a) 及び16(b)は誘引流であ
る。
る外観を示す斜視図であり、図9は断面側面図を示して
いる。図において、1は吸引装置の本体、3は空気吸込
口、6は吹出流15の背面部に配置された本体の一部で
ある壁面、12は吸引流流路、13は吹出流流路、14
は吸引流である。16(a) 及び16(b)は誘引流であ
る。
【0019】次に、壁面6の作用について説明する。吹
出流15がエアーカーテン状に吹き出され場合、雰囲気
は吹出流15に誘引され、誘引流16(a) 及び16(b)
が形成する。ここで、本実施例のように、吹出流15の
背面部に本体1に設けられた壁面6を備えることによ
り、吹出流15の背面側の雰囲気が誘引流16(b) を形
成することがない。したがって、吹出流15は背面の雰
囲気を巻き込んで減速されることがなく、空気吹出口5
から離れても流速がさらに低下しにくくなる。そして、
図9の矢印に示すように、誘引流16(a) が増加し、吸
引流14の流速は更に減少しにくくなり、離れた場所で
発生した汚染空気を拡散させることなく効果的に吸引で
きる。
出流15がエアーカーテン状に吹き出され場合、雰囲気
は吹出流15に誘引され、誘引流16(a) 及び16(b)
が形成する。ここで、本実施例のように、吹出流15の
背面部に本体1に設けられた壁面6を備えることによ
り、吹出流15の背面側の雰囲気が誘引流16(b) を形
成することがない。したがって、吹出流15は背面の雰
囲気を巻き込んで減速されることがなく、空気吹出口5
から離れても流速がさらに低下しにくくなる。そして、
図9の矢印に示すように、誘引流16(a) が増加し、吸
引流14の流速は更に減少しにくくなり、離れた場所で
発生した汚染空気を拡散させることなく効果的に吸引で
きる。
【0020】また、吹出流15の背面側の一部に壁面を
備えた場合でも、吸引流14の流速は、ある程度は減少
しにくくなるが、吹出流15が背面の雰囲気を巻き込む
のを抑える理由から、吹出流15の背面に備える壁面6
は十分な大きさを有するとともに、吹出流15の背面の
大部分を覆うことが望ましい。また、壁面6の位置とし
ては、吹出流15が背面の雰囲気を巻き込むのを抑える
ために吹出流15から離れていないことが望ましい。
備えた場合でも、吸引流14の流速は、ある程度は減少
しにくくなるが、吹出流15が背面の雰囲気を巻き込む
のを抑える理由から、吹出流15の背面に備える壁面6
は十分な大きさを有するとともに、吹出流15の背面の
大部分を覆うことが望ましい。また、壁面6の位置とし
ては、吹出流15が背面の雰囲気を巻き込むのを抑える
ために吹出流15から離れていないことが望ましい。
【0021】また、床・壁・天井及び家具等の前に本体
1を設置する場合は、吹出流15が背面の雰囲気を巻き
込みを抑えるため、本体1に壁面6を形成しなくとも同
様の効果が得られる。
1を設置する場合は、吹出流15が背面の雰囲気を巻き
込みを抑えるため、本体1に壁面6を形成しなくとも同
様の効果が得られる。
【0022】実施の形態5. 図10は、この発明における吸引装置の実施の形態5に
係る断面側面図であり、空気吹出口5の開口率を調節す
るスライド機構18を備えたものである。図において、
3は空気吸込口、5は空気吹出口、6は吹出流15の背
面の一部に配置された壁面、12は吸引流流路、13は
吹出流流路、14は吸引流である。16(a) 及び16
(b) は誘引流である。
係る断面側面図であり、空気吹出口5の開口率を調節す
るスライド機構18を備えたものである。図において、
3は空気吸込口、5は空気吹出口、6は吹出流15の背
面の一部に配置された壁面、12は吸引流流路、13は
吹出流流路、14は吸引流である。16(a) 及び16
(b) は誘引流である。
【0023】次に、スライド機構18の作用について説
明する。スライド機構18を前後方向に移動させること
により、空気吹出口5の開口率は変化し、これに伴っ
て、吹出流15の流速も増減する。また、空気吹出口が
区分けされている場合、空気吹出口毎にスライド機構1
8を設けて調節するようにすれば、吹出流15の分布に
変化を生じさせて、吸引する領域に応じた誘引流16を
分布させることができる。そして、吸引したい空気まで
の距離に応じて吸引したい空気を拡散させることなく効
果的に吸引できる。
明する。スライド機構18を前後方向に移動させること
により、空気吹出口5の開口率は変化し、これに伴っ
て、吹出流15の流速も増減する。また、空気吹出口が
区分けされている場合、空気吹出口毎にスライド機構1
8を設けて調節するようにすれば、吹出流15の分布に
変化を生じさせて、吸引する領域に応じた誘引流16を
分布させることができる。そして、吸引したい空気まで
の距離に応じて吸引したい空気を拡散させることなく効
果的に吸引できる。
【0024】また、例えば、空気吹出口を空気吸込口の
全周部に設けているにも係らず、吸引装置を床置きして
使用した場合、吹出流15が本体1周囲の壁や物等にぶ
つかり、吸引したい領域の空気を押し戻してしまった
り、誘引流16(a) を乱してしまい、充分な吸引効果が
得られないことがあるが、空気吹出口の開口率を調節す
るスライド機構を備えた本実施例によれば、スライド機
構により空気吹出口5の特定部分を塞ぐことにより、壁
や物等の方向に吹出流15が吹き出されるのを防止で
き、本体の周囲に壁や物等の存在する場合にも、吹出流
15が吸引したい領域の空気を押し戻したり、誘引流1
6(a) を乱したりすることを防止する。
全周部に設けているにも係らず、吸引装置を床置きして
使用した場合、吹出流15が本体1周囲の壁や物等にぶ
つかり、吸引したい領域の空気を押し戻してしまった
り、誘引流16(a) を乱してしまい、充分な吸引効果が
得られないことがあるが、空気吹出口の開口率を調節す
るスライド機構を備えた本実施例によれば、スライド機
構により空気吹出口5の特定部分を塞ぐことにより、壁
や物等の方向に吹出流15が吹き出されるのを防止で
き、本体の周囲に壁や物等の存在する場合にも、吹出流
15が吸引したい領域の空気を押し戻したり、誘引流1
6(a) を乱したりすることを防止する。
【0025】また、吹出流15の流速を調節する手段と
しては、スライド機構のように空気吹出口5の開口率を
変化させる手段だけでなく、空気吹出口5に供給される
空気の量を増減させて調節しても良い。
しては、スライド機構のように空気吹出口5の開口率を
変化させる手段だけでなく、空気吹出口5に供給される
空気の量を増減させて調節しても良い。
【0026】実施の形態6. 図11は、この発明における吸引装置を備えた床置き型
の空気清浄機の実施の形態6に係る断面側面図である。
図において、5は空気吹出口であり、空気吸込口3が設
けられた面に近接して配設する。6は壁面、8はファ
ン、9はファン8を駆動するモータ、10は空気吸込口
3より吸引した空気中の汚染物質をろ過して浄化するフ
ィルター、12は吸引流流路、13は吹出流流路であり
空気吹出口5の手前で内方に屈曲し、さらに外方に向か
って空気を吸引する方向に対してほぼ垂直方向に屈曲し
て空気吹出口5と連通している。14は吸引流、15は
吹出流、16(a) は誘引流である。本実施例によれば、
空気吸込口3から吸引した空気は、フィルター介してろ
過された後、空気吹出口5から吹出流15として再利用
している。
の空気清浄機の実施の形態6に係る断面側面図である。
図において、5は空気吹出口であり、空気吸込口3が設
けられた面に近接して配設する。6は壁面、8はファ
ン、9はファン8を駆動するモータ、10は空気吸込口
3より吸引した空気中の汚染物質をろ過して浄化するフ
ィルター、12は吸引流流路、13は吹出流流路であり
空気吹出口5の手前で内方に屈曲し、さらに外方に向か
って空気を吸引する方向に対してほぼ垂直方向に屈曲し
て空気吹出口5と連通している。14は吸引流、15は
吹出流、16(a) は誘引流である。本実施例によれば、
空気吸込口3から吸引した空気は、フィルター介してろ
過された後、空気吹出口5から吹出流15として再利用
している。
【0027】次に、作用について説明する。空気清浄機
が設置された部屋内等の汚れた空気は、本体1の内部の
吸引流流路12中に配設されたファン8の吸引作用によ
り空気吸込口3から吸引される。この吸引された空気
は、吸引流流路12中に備えられたフィルター10を介
して清浄な空気にろ過される。したがって、このフィル
ター10にろ過された清浄な空気を再び室内等に排出し
ても室内等が汚染されることがない。
が設置された部屋内等の汚れた空気は、本体1の内部の
吸引流流路12中に配設されたファン8の吸引作用によ
り空気吸込口3から吸引される。この吸引された空気
は、吸引流流路12中に備えられたフィルター10を介
して清浄な空気にろ過される。したがって、このフィル
ター10にろ過された清浄な空気を再び室内等に排出し
ても室内等が汚染されることがない。
【0028】本実施例によれば、図11に示すように、
フィルター10を介した清浄な空気をそのまま吹出流流
路13に供給しているので、効率良く本体1から遠く離
れた場所で発生した汚染空気を拡散させることなく吸引
できる。また、吹出流流路13は空気吹出口5の手前で
内方に屈曲し、さらに外方に向かって空気を吸引する方
向に対してほぼ垂直方向に屈曲しているので、風路を長
く設けることができると共に、吹出流15を垂直に導く
ことができる。また、吹出流流路13への空気の供給
は、吹出用のファンを新たに設けてもよい。
フィルター10を介した清浄な空気をそのまま吹出流流
路13に供給しているので、効率良く本体1から遠く離
れた場所で発生した汚染空気を拡散させることなく吸引
できる。また、吹出流流路13は空気吹出口5の手前で
内方に屈曲し、さらに外方に向かって空気を吸引する方
向に対してほぼ垂直方向に屈曲しているので、風路を長
く設けることができると共に、吹出流15を垂直に導く
ことができる。また、吹出流流路13への空気の供給
は、吹出用のファンを新たに設けてもよい。
【0029】また、実施例6に示す空気清浄機は床置き
型であるので、床側に吹き出す吹出流15は形成されな
いが、壁に設置させる場合、天井に設置させる場合は、
空気吹出口を空気吸込口の全周に設け、吹出流を空気吸
込口全周に形成させてもよい。空気清浄機を設置する箇
所により空気吹出口の位置は適宜選択できるものであ
る。
型であるので、床側に吹き出す吹出流15は形成されな
いが、壁に設置させる場合、天井に設置させる場合は、
空気吹出口を空気吸込口の全周に設け、吹出流を空気吸
込口全周に形成させてもよい。空気清浄機を設置する箇
所により空気吹出口の位置は適宜選択できるものであ
る。
【0030】実施の形態7. 図12は、この発明における吸引装置を備えた空気清浄
機の実施の形態7を示す斜視図、図13は断面側面図で
ある。図において、1は空気清浄機の本体、2は空気吸
込口3に指や物等が入るのを防止するグリル、4及び5
は空気吹出口、6は壁面、7は装置を操作するためのス
イッチ機構の配設された操作部、8はファン、9はモー
タ、10は空気吸込口3より吸引した空気中の汚染空気
を浄化するフィルター、11は空気吹出口を切り替る流
路切替機構であり、この流路切替機構11により空気吹
出口の切り替えを行なう。12は吸引流流路、13は吹
出流流路、14は吸引流、15は吹出流、16(a) は誘
引流、17は空気吹出口4より吹き出される吹出流であ
り、流路切替機構11により空気吹出口が空気吹出口4
に切りかわった時に吹き出される。
機の実施の形態7を示す斜視図、図13は断面側面図で
ある。図において、1は空気清浄機の本体、2は空気吸
込口3に指や物等が入るのを防止するグリル、4及び5
は空気吹出口、6は壁面、7は装置を操作するためのス
イッチ機構の配設された操作部、8はファン、9はモー
タ、10は空気吸込口3より吸引した空気中の汚染空気
を浄化するフィルター、11は空気吹出口を切り替る流
路切替機構であり、この流路切替機構11により空気吹
出口の切り替えを行なう。12は吸引流流路、13は吹
出流流路、14は吸引流、15は吹出流、16(a) は誘
引流、17は空気吹出口4より吹き出される吹出流であ
り、流路切替機構11により空気吹出口が空気吹出口4
に切りかわった時に吹き出される。
【0031】次に、流路切替機構11の作用について説
明する。流路切替機構11が図中(b)の位置にある場
合、空気吸込口3より吸引された空気は空気吹出口4よ
り吹出流17としてそのまま空気清浄機本体上部に吹き
出される。この場合、誘引流16(a) はほとんど形成さ
れることがなく、破線の矢印のように空気吸込口3の周
囲全体より広範囲の空気を吸引する。空気吹出口4を使
用する場合、本体1が設置された部屋内全体の空気を除
々に浄化するが、吸引流14の流速は空気吸込口3から
離れるのに伴い急激に減少するため、本体1から離れた
場所で発生したタバコの煙り等の汚染空気を吸引する場
合は、吸引される以前に拡散してしまう。したがって、
離れた場所で発生したタバコの煙り等の汚染空気を拡散
させずに吸引する場合は、流路切替機構11を図中
(a)の位置に切り替える方が良い。
明する。流路切替機構11が図中(b)の位置にある場
合、空気吸込口3より吸引された空気は空気吹出口4よ
り吹出流17としてそのまま空気清浄機本体上部に吹き
出される。この場合、誘引流16(a) はほとんど形成さ
れることがなく、破線の矢印のように空気吸込口3の周
囲全体より広範囲の空気を吸引する。空気吹出口4を使
用する場合、本体1が設置された部屋内全体の空気を除
々に浄化するが、吸引流14の流速は空気吸込口3から
離れるのに伴い急激に減少するため、本体1から離れた
場所で発生したタバコの煙り等の汚染空気を吸引する場
合は、吸引される以前に拡散してしまう。したがって、
離れた場所で発生したタバコの煙り等の汚染空気を拡散
させずに吸引する場合は、流路切替機構11を図中
(a)の位置に切り替える方が良い。
【0032】また、流路切替機構11を(a)の位置に
切り替た場合、空気吸込口3より吸引された空気は、流
路切替機構11により遮られ、空気吹出口4より吹き出
されることがほとんどなく、空気吹出口5より吹き出さ
れ、吹出流15により誘引流16(a) を形成する。この
場合、吸引流14の流速は空気吸込口3から離れても減
少しにくく、本体1から離れた場所で発生したタバコの
煙り等の汚染空気も拡散することなく効果的に吸引でき
る。
切り替た場合、空気吸込口3より吸引された空気は、流
路切替機構11により遮られ、空気吹出口4より吹き出
されることがほとんどなく、空気吹出口5より吹き出さ
れ、吹出流15により誘引流16(a) を形成する。この
場合、吸引流14の流速は空気吸込口3から離れても減
少しにくく、本体1から離れた場所で発生したタバコの
煙り等の汚染空気も拡散することなく効果的に吸引でき
る。
【0033】また、流路切替機構11により、吸引した
い空気の範囲に応じて流路を切り替えることにより、使
用者にとって使い勝手のよい空気清浄機が得られる。
い空気の範囲に応じて流路を切り替えることにより、使
用者にとって使い勝手のよい空気清浄機が得られる。
【0034】また、流路切替機構11は図13に示され
る構造だけでなく、図14(a)または(b)の断面図
に示されるような構造であってもよい。
る構造だけでなく、図14(a)または(b)の断面図
に示されるような構造であってもよい。
【0035】また、図12に示す床置き型の空気清浄機
の場合、床方向には吹出流15を吹き出さない構造をと
れば、吹出流15が床面等にぶつかり、吸引したい空気
を押し戻したり、誘引流16(a) が乱されたりすること
はない。
の場合、床方向には吹出流15を吹き出さない構造をと
れば、吹出流15が床面等にぶつかり、吸引したい空気
を押し戻したり、誘引流16(a) が乱されたりすること
はない。
【0036】実施の形態8. 図15は、実施の形態8に係る空気清浄機の断面側面図
である。図において、4及び5は空気吹出口、6は壁
面、8及び8bはファン、9及び9bはファン8又は8
bを駆動するモータ、10は空気吸込口3より吸引した
空気中の汚染空気をろ過して浄化するフィルター、12
は吸引流流路、13は吹出流流路、14は吸引流、15
は吹出流、16(a) は誘引流、17は空気吹出口4より
吹き出される吹出流である。
である。図において、4及び5は空気吹出口、6は壁
面、8及び8bはファン、9及び9bはファン8又は8
bを駆動するモータ、10は空気吸込口3より吸引した
空気中の汚染空気をろ過して浄化するフィルター、12
は吸引流流路、13は吹出流流路、14は吸引流、15
は吹出流、16(a) は誘引流、17は空気吹出口4より
吹き出される吹出流である。
【0037】吹出流流路13の圧力損失が大きく、空気
吸込口3より充分な流量の空気を吸い込めない場合、吹
出流流路13に空気を供給するためのファン8bを配設
すれば、吹出流流路13の圧力損失により空気吸込口3
により吸引される風量が減少することがない。また、フ
ァン8bにより吹出流15の風量調節を行なえば、吸引
したい空気の範囲に応じた吹出流15を得ることができ
る。
吸込口3より充分な流量の空気を吸い込めない場合、吹
出流流路13に空気を供給するためのファン8bを配設
すれば、吹出流流路13の圧力損失により空気吸込口3
により吸引される風量が減少することがない。また、フ
ァン8bにより吹出流15の風量調節を行なえば、吸引
したい空気の範囲に応じた吹出流15を得ることができ
る。
【0038】また、ファン8だけを駆動させると、誘引
流16(a) は殆ど形成されることがなく、破線の矢印の
ように空気吸込口3の周囲より広範囲の空気を吸引す
る。この場合、本体1が設置された部屋内全体の空気を
除々に浄化するが、吸引流14の流速は空気吸込口3か
ら離れるのに伴い急激に減少するため、本体1から離れ
た場所で発生したタバコの煙り等の汚染空気は、空気吸
込口3に吸引される以前に拡散されてしまう。したがっ
て、本体1から離れた場所の空気を吸引したい場合は、
ファン8bも駆動させたほうがよい。
流16(a) は殆ど形成されることがなく、破線の矢印の
ように空気吸込口3の周囲より広範囲の空気を吸引す
る。この場合、本体1が設置された部屋内全体の空気を
除々に浄化するが、吸引流14の流速は空気吸込口3か
ら離れるのに伴い急激に減少するため、本体1から離れ
た場所で発生したタバコの煙り等の汚染空気は、空気吸
込口3に吸引される以前に拡散されてしまう。したがっ
て、本体1から離れた場所の空気を吸引したい場合は、
ファン8bも駆動させたほうがよい。
【0039】なお、空気吸込口の形状、空気吹出口の形
状は、使用する場所、吸引したい空気の量、吸い込み範
囲によって適宜設計変更しうるものである。
状は、使用する場所、吸引したい空気の量、吸い込み範
囲によって適宜設計変更しうるものである。
【図1】 この発明の実施の形態1による吸引装置の外
観を示す斜視図である。
観を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による吸引装置を示
す断面側面図である。
す断面側面図である。
【図3】 誘引流の生成原理を示す図である。
【図4】 誘引流の生成原理を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による吸引装置の外
観を示す斜視図である。
観を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による吸引装置の外
観を示す斜視図である。
観を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による吸引装置を示
す断面側面図である。
す断面側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による吸引装置の外
観を示す斜視図である。
観を示す斜視図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による吸引装置を示
す断面側面図である。
す断面側面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による吸引装置を
示す断面側面図である。
示す断面側面図である。
【図11】 この発明の実施の形態6による吸引装置を
備えた空気清浄機を示す断面側面図である。
備えた空気清浄機を示す断面側面図である。
【図12】 この発明の実施の形態7による吸引装置を
備えた空気清浄機の外観を示す斜視図である。
備えた空気清浄機の外観を示す斜視図である。
【図13】 この発明の実施の形態7による吸引装置を
備えた空気清浄機を示す断面側面図である。
備えた空気清浄機を示す断面側面図である。
【図14】 他の流路切替機構を示す断面側面図であ
る。
る。
【図15】 この発明の実施の形態8による吸引装置を
備えた空気清浄機を示す断面側面図である。
備えた空気清浄機を示す断面側面図である。
【図16】 従来の空気清浄機を示す断面側面図であ
る。
る。
1 本体、2 グリル、3 空気吸込口、4 空気吹出
口、5 空気吹出口、6 壁面、7 操作部、8 ファ
ン、9 モータ、10 フィルター、11 流路切替機
構、12 吸込流流路、13 吹出流流路、14 吸引
流、15 吹出流、16(a)、(b) 誘引流、17
吹出流、18 スライド機構。
口、5 空気吹出口、6 壁面、7 操作部、8 ファ
ン、9 モータ、10 フィルター、11 流路切替機
構、12 吸込流流路、13 吹出流流路、14 吸引
流、15 吹出流、16(a)、(b) 誘引流、17
吹出流、18 スライド機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/00 F24F 13/06 F24F 13/28
Claims (3)
- 【請求項1】 空気吸込口から吸引される空気流の方向
に対して垂直方向に空気を吹き出す空気吹出口を備え、
この空気吹出口の背面部に壁体を設け、前記空気吹出口
を前記空気吸込口が設けられた面に近接して配設したこ
とを特徴とする吸引装置。 - 【請求項2】 空気吸込口と空気吹出口とを有する本体
と、前記空気吸込口の近傍に配置して吸い込み空気を濾
過するフィルターとを備え、前記フィルターにより濾過
された空気を前記空気吹出口から吹き出す空気清浄機に
おいて、吸い込みの空気流の方向に対して垂直方向に空
気を吹き出す前記空気吹出口を前記空気吸込口が設けら
れた面に近接して配設し、かつ空気吹出口から吹き出さ
れる空気の吹出流路は空気吹出口の手前で内方に屈曲
し、さらに外方へ屈曲して吹出口と連通していることを
特徴とする空気清浄機。 - 【請求項3】 空気吸込口と空気吹出口とを有する本体
と、前記空気吸込口の近傍に配置して吸い込み空気を濾
過するフィルターとを備え、前記フィルターにより濾過
された空気を前記空気吹出口から吹き出す空気清浄機に
おいて、吸い込みの空気流の方向に対して垂直方向に空
気を吹き出す第1の空気吹出口を前記空気吸込口が設け
られた面に近接して配設し、かつ前記空気吸込口の面に
近接しない個所に吸い込みの空気流の方向に対して垂直
方向に空気を吹き出す第2の空気吹出口を配設すると共
に、前記第1又は第2の空気吹出口の何れかを選択して
吹出流路を切り替える流路切替機構を設けたことを特徴
とする空気清浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21743895A JP3208642B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 吸引装置及びその装置を備えた空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21743895A JP3208642B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 吸引装置及びその装置を備えた空気清浄機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0957033A JPH0957033A (ja) | 1997-03-04 |
JP3208642B2 true JP3208642B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=16704238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21743895A Expired - Lifetime JP3208642B2 (ja) | 1995-08-25 | 1995-08-25 | 吸引装置及びその装置を備えた空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3208642B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4327271B2 (ja) * | 1998-08-28 | 2009-09-09 | 九州日立マクセル株式会社 | 空気清浄機 |
JP3607844B2 (ja) * | 1999-11-24 | 2005-01-05 | 三菱電機株式会社 | 除湿機 |
JP5484515B2 (ja) | 2011-07-08 | 2014-05-07 | 興研株式会社 | 局所空気清浄化装置 |
JP5484421B2 (ja) | 2011-07-29 | 2014-05-07 | 興研株式会社 | 局所空気清浄化装置 |
JP5484516B2 (ja) * | 2011-10-03 | 2014-05-07 | 興研株式会社 | 清浄空気吹出装置 |
JP2017020710A (ja) * | 2015-07-10 | 2017-01-26 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気清浄機及び加湿機能付空気清浄機 |
TW202019545A (zh) * | 2018-08-24 | 2020-06-01 | 日商興研股份有限公司 | 局部區域空氣淨化裝置 |
EP3918256A1 (en) | 2019-01-28 | 2021-12-08 | Blueair AB | Air purifier |
-
1995
- 1995-08-25 JP JP21743895A patent/JP3208642B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0957033A (ja) | 1997-03-04 |
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Legal Events
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