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JP3207067B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP3207067B2
JP3207067B2 JP01373695A JP1373695A JP3207067B2 JP 3207067 B2 JP3207067 B2 JP 3207067B2 JP 01373695 A JP01373695 A JP 01373695A JP 1373695 A JP1373695 A JP 1373695A JP 3207067 B2 JP3207067 B2 JP 3207067B2
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JP
Japan
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image
histogram
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line
density
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JP01373695A
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JPH08204963A (ja
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恵子 金盛
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP01373695A priority Critical patent/JP3207067B2/ja
Priority to US08/594,400 priority patent/US5848182A/en
Publication of JPH08204963A publication Critical patent/JPH08204963A/ja
Priority to US09/129,869 priority patent/US5953450A/en
Application granted granted Critical
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4072Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on the contents of the original
    • H04N1/4074Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on the contents of the original using histograms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、対象画像に階調補正
を行う場合に、その画像のもつ濃度ヒストグラムから階
調補正に使用する基準値を決定し、その値を用いて階調
補正を行うデジタル複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子複写機等の画像形成装置は、
従来のアナログ式のものの他にデジタル式のものが普及
するようになっている。このような状況の中で、アナロ
グ複写機では一般的な機能である自動露光機能、すなわ
ち原稿濃度をセンサで検知して露光ランプの明るさを変
化させ、最適画質を得る方法をデジタル複写機にて実現
する場合、特公昭64−6588号公報や特公平3−3
0143号公報等で示されているように、濃度ヒストグ
ラムを用いた濃度自動調整が従来より提案されている。
【0003】しかしながら、対象画像の濃度ヒストグラ
ムから階調補正の基準の値を求める場合、対象画像が写
真か文字か、あるいは濃度ヒストグラムの濃度分布によ
って算出される基準値が変化するので、最適な階調補正
の処理を行うことが困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、対象
画像の濃度ヒストグラムから階調補正の基準の値を求め
る場合、対象画像が写真か文字か、あるいは濃度ヒスト
グラムの濃度分布によって算出される基準値が変化して
最適な階調補正の処理を行うことが困難であるという問
題があった。
【0005】そこで、この発明は、対象画像の濃度ヒス
トグラムから求められる階調補正の基準の値を用いてリ
アルタイムで最適な階調補正の処理を行うことのできる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、画像をライン単位で読取る読取手段で読取ったアナ
ログ画像を変換手段で画素単位のデジタル画像に変換し
て画像を形成する画像形成装置において、上記デジタル
画像の注目画素の画像信号を多値化して1ライン毎に
度ヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、こ
のヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の濃度
ヒストグラムの濃度分布がピークとなる2カ所の位置を
決定するピーク位置決定手段と、このピーク位置決定手
段で決定されたピーク位置から上記ヒストグラム作成手
段で作成された1ライン毎の濃度ヒストグラムのピーク
位置の頻度を用いて階調補正を行う2つの基準値を算出
する基準値算出手段と、上記ヒストグラム作成手段で作
成された1ライン毎の濃度ヒストグラムの特徴から画像
の種類を判定する画像種類判定手段と、この画像種類判
定手段の判定結果と予め定められた定数とを用いて上記
基準値算出手段で算出された2つの基準値を補正する基
準値補正手段と、この基準値補正手段で補正された基準
値を用いて上記デジタル画像の階調をリアルタイムで
正する階調補正手段とから構成されている。
【0007】この発明の画像形成装置は、画像をライン
単位で読取る読取手段で読取ったアナログ画像を変換手
段で画素単位のデジタル画像に変換して画像を形成する
画像形成装置において、上記デジタル画像の注目画素の
画像信号を多値化して1ライン毎に濃度ヒストグラムを
作成するヒストグラム作成手段と、このヒストグラム作
成手段で作成された1ライン毎の濃度ヒストグラムを用
いて設定可能なパラメータと選択可能かつ組合わせ可能
な条件により、2カ所のピーク位置を決定するピーク位
置決定手段と、このピーク位置決定手段で決定されたピ
ーク位置から上記ヒストグラム作成手段で作成された
ライン毎の濃度ヒストグラムのピーク位置の頻度を用い
て階調補正を行う2つの基準値を算出する基準値算出手
段と、上記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン
毎の濃度ヒストグラムの特徴から画像の種類を判定する
画像種類判定手段と、この画像種類判定手段の判定結果
と予め定められた定数とを用いて上記基準値算出手段で
算出された2つの基準値を補正する基準値補正手段と、
この基準値補正手段で補正された基準値を用いて上記デ
ジタル画像の階調をリアルタイムで補正する階調補正手
段とから構成されている。
【0008】この発明の画像形成装置は、画像をライン
単位で読取る読取手段で読取ったアナログ画像を変換手
段で画素単位のデジタル画像に変換して画像を形成する
画像形成装置において、上記デジタル画像の注目画素の
画像信号を多値化して1ライン毎に濃度ヒストグラムを
作成するヒストグラム作成手段と、このヒストグラム作
成手段で作成された1ライン毎の濃度ヒストグラムの濃
度分布がピークとなる2カ所の位置を決定するピーク位
置決定手段と、このピーク位置決定手段で決定されたピ
ーク位置から上記ヒストグラム作成手段で作成された
ライン毎の濃度ヒストグラムのピーク位置の頻度を用い
て階調補正を行う2つの基準値を算出する基準値算出手
段と、上記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン
毎の濃度ヒストグラムの特徴から画像の種類を判定する
画像種類判定手段と、この画像種類判定手段の判定結果
と設定可能なオフセット定数を加算して上記基準値算出
手段で算出された2つの基準値を補正する基準値補正手
段と、この基準値補正手段で補正された基準値を用いて
上記デジタル画像の階調をリアルタイムで補正する階調
補正手段とから構成されている。
【0009】
【作用】この発明は、画像をライン単位で読取る読取手
段で読取ったアナログ画像を変換手段で画素単位のデジ
タル画像に変換して画像を形成する画像形成装置におい
て、上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値化し
1ライン毎に濃度ヒストグラムをヒストグラム作成手
段で作成し、作成された1ライン毎の濃度ヒストグラム
の濃度分布がピークとなる2カ所の位置を決定し、決定
されたピーク位置から上記ヒストグラム作成手段で作成
された1ライン毎の濃度ヒストグラムのピーク位置の頻
度を用いて階調補正を行う2つの基準値を基準値算出手
段で算出し、上記ヒストグラム作成手段で作成された
ライン毎の濃度ヒストグラムの特徴から画像の種類を判
定し、この判定結果と予め定められた定数とを用いて上
記基準値算出手段で算出された2つの基準値を補正し、
この補正された基準値を用いて上記デジタル画像の階調
リアルタイムで補正するようにしたものである。
【0010】この発明は、画像をライン単位で読取る読
取手段で読取ったアナログ画像を変換手段で画素単位の
デジタル画像に変換して画像を形成する画像形成装置に
おいて、上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値
化して1ライン毎に濃度ヒストグラムをヒストグラム作
成手段で作成し、作成された1ライン毎の濃度ヒストグ
ラムを用いて設定可能なパラメータと選択可能かつ組合
わせ可能な条件により、2カ所のピーク位置を決定し、
決定されたピーク位置から上記ヒストグラム作成手段で
作成された1ライン毎の濃度ヒストグラムのピーク位置
の頻度を用いて階調補正を行う2つの基準値を基準値算
出手段で算出し、上記ヒストグラム作成手段で作成され
1ライン毎の濃度ヒストグラムの特徴から画像の種類
を判定し、この判定結果と予め定められた定数とを用い
て上記基準値算出手段で算出された2つの基準値を補正
し、補正された基準値を用いて上記デジタル画像の階調
リアルタイムで補正するようにしたものである。
【0011】この発明は、画像をライン単位で読取る読
取手段で読取ったアナログ画像を変換手段で画素単位の
デジタル画像に変換して画像を形成する画像形成装置に
おいて、上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値
化して1ライン毎に濃度ヒストグラムをヒストグラム作
成手段で作成し、作成された1ライン毎の濃度ヒストグ
ラムの濃度分布がピークとなる2カ所の位置を決定し、
決定されたピーク位置から上記ヒストグラム作成手段で
作成された1ライン毎の濃度ヒストグラムのピーク位置
の頻度を用いて階調補正を行う2つの基準値を基準値算
出手段で算出し、上記ヒストグラム作成手段で作成され
1ライン毎の濃度ヒストグラムの特徴から画像の種類
を判定し、この判定結果と設定可能なオフセット定数を
加算して上記基準値算出手段で算出された2つの基準値
を補正し、補正された基準値を用いて上記デジタル画像
の階調をリアルタイムで補正するようにしたものであ
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は、この発明の画像形成装置の一
例としてデジタル複写機の概略構成を示すものである。
すなわち、本デジタル複写機は、大別して、原稿の画像
情報を光学的に読取るための読取手段としてのスキャナ
部1、および、このスキャナ部1で読取られ、あるい
は、図示しない外部装置から供給される画像信号に応じ
て、電子写真方式により用紙上に画像形成を行なう画像
形成手段としてのプリンタ部2から構成されている。
【0013】スキャナ部1は、複写すべき原稿が載置さ
れる原稿台11、原稿台11上に載置された原稿を押え
る開閉自在な原稿カバー12、原稿台11上に載置され
た原稿を照明する光源としての蛍光灯13、蛍光灯13
からの光照射による原稿からの反射光を光電変換する光
電変換手段としてのCCD形ラインセンサ14を有して
いる。なお、蛍光灯13には、その管壁を一定温度に加
熱するための加熱手段としての図示しないランプヒータ
が設置されている。また、原稿台11には、原稿を載置
する原稿ガラス91と原稿を突き当てて原稿位置を測る
原稿スケール90とが設けられている。
【0014】蛍光灯13の側方には、蛍光灯13からの
光を原稿に効率良く収束させるためのリフレクタ15が
配設されている。また、蛍光灯13とラインセンサ14
との間には、原稿からラインセンサ14へ向かう光、す
なわち、原稿からの反射光が通過される光路を折曲げる
ための複数のミラー16、17、18、および、上記反
射光をラインセンサ14の受光面に集束させるためのレ
ンズユニット19などが配設されている。
【0015】そして、原稿台11上に載置された原稿
は、蛍光灯13、および、ミラー16〜18からなる走
査系が原稿台11の下面に沿って矢印a方向に往復動移
動することにより、その往復時に露光走査されるように
なっている。この場合、ミラー17、18は光路長を保
持するように、ミラー16の1/2の速度にて移動する
ようになっている。
【0016】上記走査系の走査による原稿からの反射
光、つまり、蛍光灯13の光照射による原稿からの反射
光は、ミラー16〜18によって反射された後、レンズ
ユニット19を通り、ラインセンサ14に導かれ、原稿
の像がラインセンサ14の受光面に結像されるようにな
っている。
【0017】なお、蛍光灯13、ラインセンサ14、ミ
ラー16〜18、および、レンズユニット19によって
走査ユニット20が構成されている。そして、蛍光灯1
3、リフレクタ15、および、ミラー16は第1キャリ
ッジ21に設けられ、ミラー17,18は第2キャリッ
ジ22に設けられ、これらのキャリッジ21,22はそ
れぞれ図示しないモータによって移動されるようになっ
ている。
【0018】プリンタ部2は、円筒状であって、図示し
ないモータなどによって所望の方向に回転可能に構成さ
れ、所望の電位に帯電されるとともに、プリントデータ
に応じて変調されたビーム光が照射されることにより静
電潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム31
を有している。
【0019】感光体ドラム31の周囲には、感光体ドラ
ム31の表面を帯電する帯電装置32、感光体ドラム3
1の表面に、複写あるいは出力すべき画像情報としての
プリントデータに応じて変調されたレーザビーム光とし
てのビーム光を出力するレーザユニット33、レーザユ
ニット33からのビーム光によって感光体ドラム31上
に形成された静電潜像を、それにトナーを付着せしめる
ことで現像する現像装置34、現像された感光体ドラム
31上のトナー像を、後述する給紙部39から供給され
る用紙上に転写する転写装置35、および、感光体ドラ
ム31上に吸着した用紙を剥離する剥離装置36などが
順に配設されている。
【0020】感光体ドラム31の周囲であって、剥離装
置36よりも後流側には、感光体ドラム31の表面に残
ったトナーを除去するクリーナユニット37、および、
感光体ドラム31上の電位を次の画像形成のために消去
する消去装置38が順に配設されている。
【0021】現像装置34と転写装置35との間には、
感光体ドラム31上に形成されたトナー像を転写するた
めの用紙を、感光体ドラム31と転写装置35との間に
向かって供給する給紙部39が設けられている。
【0022】剥離装置36の後段であって、トナー像が
転写された用紙が感光体ドラム31から剥離装置36で
剥離される方向には、用紙にトナー像を定着させるため
の定着装置40、および、剥離装置36で剥離された用
紙を定着装置40に向かって搬送するための搬送装置4
1が配設されている。
【0023】定着装置40でトナー像が定着された用紙
は、排紙ローラ42によって排紙トレイ43に排出され
るようになっている。図3は、上記デジタル複写機の制
御系の概略構成を示すものである。すなわち、本装置
は、主CPU11、コンパネCPU12、スキャナCP
U13、及びプリンタCPU14によって制御されてい
る。
【0024】主CPU11は、コンパネCPU12、ス
キャナCPU13、及びプリンタCPU14と通信を行
ってこれらを制御している。コンパネCPU12は、R
OM15とRAM16とに接続され、これらのデータを
もとに選択手段としてのコントロールパネル17上のス
イッチの検知、LEDの点灯、消灯、表示器の制御等を
行っている。
【0025】スキャナCPU13は、主CPU11との
通信によりコントロールされており、ROM21、RA
M22のデータをもとに、図示しないモータ、ソレノイ
ド等のメカコン等23の制御、オートドキュメントフィ
ーダ24、座標入力装置としてのエディタ25、変換手
段としてのアナログデジタル変換回路26、シェーディ
ング補正回路27、ラインメモリ28等の制御を行って
いる。
【0026】プリンタCPU14は、主CPU11との
通信によりコントロールされており、ROM31、RA
M32のデータをもとに、図示しないモータ、ソレノイ
ド等のメカコン等33の制御、ソータ34、LCF(LA
RGE CAPACITY FEEDER )35、レーザ変調回路36、レ
ーザドライブ回路37等の制御を行っている。
【0027】主CPU11には、ROM41、RAM4
2、データ切り替え及びバッファメモリ43、画像処理
部44、圧縮伸張回路45、ページメモリ回路46、デ
ィスプレイ47、ディスプレイメモリ48、パーソナル
コンピュータ(以下、パソコンと記述する)49、プリ
ンタコントローラ50、ディスプレイフォントROM5
1、プリントフォントROM52、圧縮メモリ53、ハ
ードディスクドライブ54、光ディスクドライブ55、
ファクシミリアダプタ56、及びI/Fコントローラ5
7が接続されている。
【0028】ROM41は、主CPU1に関する予め決
められている動作のプログラムが記憶されている。RA
M42は、ROM41および主CPU1によって規定さ
れたデータなどが記憶される。
【0029】データ切り替え及びバッファメモリ43
は、スキャナ部1で読取った画像データをどこへ送る
か、また、プリンタ部2へはどのデータを送るのかの切
り替え及びバッファリングを行う。
【0030】画像処理部44は、画像データに対して画
像処理を行う。圧縮伸張回路45は、画像データの圧縮
伸張を行う。ページメモリ回路46は、画像データをペ
ージ毎に蓄える。
【0031】ディスプレイメモリ48は、ディスプレイ
47上への表示する画像データを記憶する。プリンタコ
ントローラ50は、パソコン49から供給されるコード
データを上記プリンタ部2を介して印字(出力)可能な
画像データに展開する。
【0032】ディスプレイフォントROM51は、ディ
スプレイメモリ48に利用されるフォントデータが記憶
されているメモリである。プリントフォントROM52
は、ページメモリ46にパソコン49からの印字データ
および所望の入力に対応する数字あるいは記号などを記
憶させる。
【0033】圧縮メモリ53は、圧縮伸張回路45によ
り圧縮されたデータを蓄える。図4は、画像処理部44
の概略構成を示すものである。すなわち、画像処理部4
4は、レンジ補正回路82、タイミング信号発生部8
3、クロック発生部84、画質改善回路85、拡大/縮
小回路86、及び階調処理回路87とから構成されてい
る。
【0034】レンジ補正回路82は、詳しくは後述する
が画像情報補正手段として濃度のレンジを補正する。タ
イミング信号発生部83は、タイミング信号を発生し、
ヒストグラム作成回路80、レンジ補正回路82、画質
改善回路85、拡大/縮小回路86、および階調処理回
路87へタイミング信号を供給する。
【0035】クロック発生部84は、クロック信号を発
生し、タイミング信号発生部83、ヒストグラム作成回
路80、レンジ補正回路82、画質改善回路85、拡大
/縮小回路86、および階調処理回路87へタイミング
信号を供給する。
【0036】画質改善回路85は、レンジ補正回路82
からの補正されたレンジに基づいて画質改善を行なう。
拡大/縮小回路86は、画質改善回路85から供給され
る画質改善が行なわれた画像データの拡大/縮小を行な
う。
【0037】階調処理回路87は、拡大/縮小回路86
から供給される画像データの階調処理を行なう。図1
は、レンジ補正回路82の概略構成を示すものである。
すなわち、レンジ補正回路82は、ヒストグラム作成手
段91、ピーク位置決定手段92、基準値算出手段9
3、画像種類判定手段94、基準値補正手段95、階調
補正手段96とから構成されている。
【0038】ヒストグラム作成手段91は、スキャナ部
1から供給される画像データから濃度ヒストグラム(以
下、ヒストグラムと記述する)を作成する。ピーク位置
決定手段92は、ヒストグラム作成手段91で作成され
たヒストグラムの2カ所のピーク位置を検出、決定す
る。
【0039】基準値算出手段93は、ヒストグラム作成
手段91で作成されたヒストグラムに基づいて基準値を
算出する。画像種類判定手段94は、画像が写真である
か文字であるかを判定する。
【0040】基準値補正手段95は、画像種類判定手段
94からの画像判定結果に基づいて基準値算出手段93
からの基準値を補正する。階調補正手段96は、基準値
補正手段95からの補正基準値で画像データの濃度の階
調を補正する。
【0041】図5は、レンジ補正回路82を構成する各
手段に対応する処理部を示すものである。すなわち、ヒ
ストグラム作成手段91はヒストグラム作成部91a、
ピーク位置決定手段92は白ピーク位置検出部92aと
黒ピーク位置検出部92b、基準値算出手段93は基準
値算出部93aとリセット判定部93b、画像種類判定
手段94は白幅判定部94aと文字頻度判定部94bと
原稿種類判別部94cと判別結果切りかえ部94d、基
準値補正手段95は基準値選択部95aと基準値変化量
制御部95bと誤判定抑制部95c、階調補正手段96
はレンジ補正部96aでそれぞれ処理部が構成されてい
る。
【0042】ヒストグラム作成部91aは、スキャナ部
1から供給される画像データからヒストグラムを作成す
る。白ピーク位置検出部92aは作成されたヒストグラ
ムから白ピーク位置を検出し、黒ピーク位置検出部92
bは作成されたヒストグラムから黒ピーク位置を検出す
る。
【0043】白幅判定部94aは検出された白ピーク位
置信号と作成されたヒストグラムとから白幅を判定し、
文字頻度判定部94bは検出された白ピーク位置信号と
黒ピーク位置信号と作成されたヒストグラムとから文字
頻度を判定する。
【0044】リセット判定部93bは、文字頻度判定結
果と白ピーク位置信号と黒ピーク位置信号とからリセッ
トを判定し、リセットが判定された場合はヒストグラム
作成部91aがリセットされる。
【0045】原稿種類判別部94cは、白幅判定結果と
文字頻度判定結果とから原稿の種類を判別し、判別結果
によって写真、または文字の画像種類判定結果信号が判
別結果切りかえ部94dで切りかえられる。
【0046】基準値算出部93aは、作成されたヒスト
グラムと白ピーク位置信号と黒ピーク位置信号とから白
と黒の基準値を算出する。基準値選択部95aは白と黒
の基準値が算出された基準値信号と画像種類判定結果信
号とから白と黒の基準値を選択し、基準値変化量制御部
95bは選択された白と黒の基準値の変化量を制御し、
誤判定抑制部95cは誤判定を抑制する。
【0047】レンジ補正部96aは、スキャナ部1から
供給される後述する遅延手段としてのラインバッファで
1ライン遅延された画像データに対してレンジ補正を行
う。図6は、白ピーク位置検出部92aと白幅判定部9
4aとの回路の構成例を示すものである。白ピーク位置
検出部92aは、セレクタ100、フリップフロップ1
01、白ピークイネーブル信号作成回路102とから構
成され、ヒストグラム作成部91aで作成されたヒスト
グラムHFがセレクタ100に入力され、作成される白
ピークイネーブル信号によってセレクタ100でセレク
トされてフリップフロップ101に書込まれて白ピーク
位置信号MFWを出力する。
【0048】白幅判定部94aは、積算回路103、C
R及びCLのイネーブル信号作成回路104、セレクタ
105,106、フリップフロップ107,108、及
びアンド回路109とから構成され、入力される白ピー
ク位置信号MFWとヒストグラムHFとから白幅判定結
果の信号MFHを出力する。
【0049】図7は、黒ピーク位置検出部92bの回路
の構成例を示すもので、セレクタ110,111,11
2、フリップフロップ113,114、仮仮黒ピークイ
ネーブル信号作成回路115、積算回路116、仮黒ピ
ークイネーブル信号作成回路117、及びオア回路11
8とから構成され、入力されるヒストグラムHFから黒
ピーク位置信号MFBを出力する。
【0050】図8は、基準値算出部93aの回路の構成
例を示すもので、セレクタ120,121,122,1
23,124,125、−1イネーブル+1イネーブル
信号作成回路126、フリップフロップ127,12
8,129,130、引算回路131、割算回路13
2、白基準値イネーブル信号作成回路133、黒基準値
イネーブル信号作成回路134、及び条件加工部13
5,136,137とから構成され、入力される白ピー
ク位置信号MFWと黒ピーク位置信号MFBとヒストグ
ラムHFとから白基準値信号MIDと黒基準値信号MA
Dとを出力する。
【0051】図9は、文字頻度判定部94bと原稿種類
判別部94cと判別結果切りかえ部94dとの回路の構
成例を示すものである。文字頻度判定部94bは、セレ
クタ140,141,142、加算回路143,14
4、フリップフロップ145,146、WA1イネーブ
ル信号作成回路147、WA2イネーブル信号作成回路
148、及び比較回路149とから構成され、入力され
る白ピーク位置信号MFWと黒ピーク位置信号MFBと
ヒストグラムHFとから文字頻度判定結果としての信号
CHDSを出力する。
【0052】原稿種類判別部94cは、アンド回路15
0から構成され、入力される文字頻度判定結果としての
信号CHDSと白幅判定結果の信号MFHとから原稿種
類の判別結果として信号DSCAを出力する。判別結果
切りかえ部94dは、セレクタ151から構成され、原
稿種類の判別結果として信号DSCAから写真または文
字を切換えて画像種類判定結果信号DSCを出力する。
【0053】図10は、基準値選択部95aと基準値変
化量制御部95bと誤判定抑制部95cとレンジ補正部
96aとの回路の構成例を示すものである。基準値選択
部95aは、加算回路160,161、セレクタ16
2,163、オア回路164,165、フロップフリッ
プ166,167、及びMD1ラッチ信号生成回路16
8とから構成され、画像種類判定結果信号DSCと白基
準値信号MIDと黒基準値信号MADとから白と黒の基
準値を選択した白基準値信号MID1と黒基準値信号M
AD1とを出力する。
【0054】基準値変化量制御部95bは、比較回路1
70,171、セレクタ172,173,174,17
5、及びMD2セレクト信号生成回路176とから構成
され、入力される白基準値信号MID1と黒基準値信号
MAD1とから変化量を制御した白基準値信号MID2
と黒基準値信号MAD2とを出力する。
【0055】誤判定抑制部95cは、セレクタ181,
182、フリップフロップ183,184、MD3セレ
クト信号生成回路185、及びMD3ラッチ信号生成回
路186とから構成され、入力される白基準値信号MI
D2と黒基準値信号MAD2とから誤判定を抑制した白
基準値信号MID3と黒基準値信号MAD3とを出力す
る。
【0056】レンジ補正部96aは、引算回路190,
191、割算回路192、及び条件加工部193,19
4とから構成され、入力される白基準値信号MID3と
黒基準値信号MAD3とスキャナ部1から供給される後
述するラインバッファで1ライン遅延された画像データ
IDTとからレンジ補正された画像データIDT0を出
力する。
【0057】図11は、リセット判定部93bの回路の
構成例を示すものである。リセット判定部93bは、副
走査被画像部処理部195、副走査画像部処理部19
6、1ライン目処理部197、タイミング作成部19
8、セレクタ199、及びアンド回路200とから構成
され、垂直同期信号VDENに対応してヒストグラム作
成部91aへリセット信号CRSTを出力する。
【0058】図12は、レンジ補正処理における処理タ
イミングを示すものである。図12の(a)において水
平同期信号HDENは、画像部Mと非画像部Nとから構
成されている。画像部Mにおいては上記ヒストグラム作
成部91aとレンジ補正部96aとが処理され、非画像
部Nにおいては上記白ピーク位置検出部92a、黒ピー
ク位置検出部92b、基準値算出部93a、リセット判
定部93b、白幅判定部94a、文字頻度判定部94
b、原稿種類判別部94c、判別結果切りかえ部94
d、基準値選択部95a、基準値変化量制御部95b、
誤判定抑制部95cとから構成される基準値作成部Kの
処理がされる。
【0059】図12の(b)において、画像部Mでヒス
トグラム作成部91aの処理が行われるとともに、ライ
ンバッファLで1ライン遅延された画像データがレンジ
補正部96aで補正処理が行われ、続く非画像部Nで基
準値作成部Kの処理が行われる。
【0060】図13は、非画像部Nに入った際の基準値
作成部Kにおける処理サイクルを示すものである。図1
3の(a)において、サイクル0からスタートして白ピ
ーク位置検出部92aと黒ピーク位置検出部92bとか
ら始まり、サイクル1、サイクル2、サイクル3の順序
でそれぞれ値を決定し、サイクル3のリセット判定部9
3bから出力される信号CRSTで終了する。サイクル
4で止まり、非画像部Nの間中、それぞれの値が保持さ
れる。
【0061】また、図13の(b)に示すように、1サ
イクルは20ステップでできていて、バイナリコードB
IN<4:0>とシフトレジスタででコードされた信号
SHIFT<19:0>の2種類で表現される。SYC
L<4:0>とSHIFT<19:0>、BIN<4:
0>の組合わせで各ブロックのラッチタイミングを作成
する。
【0062】次に、このような構成において本実施例の
レンジ補正回路82における動作について説明する。ヒ
ストグラム作成手段91は、スキャナ部1で読み取られ
た画像データを例えばA/D変換器などにより多値化
し、横軸を濃度、縦軸をその濃度の出現頻度としてヒス
トグラムを作成してヒストグラム信号を出力する。
【0063】図14は、画像データの多値化数を「8」
にしたときのヒストグラムを示すもので、ピーク位置決
定手段3は、2カ所のピーク位置を決定する。例えば、
ヒストグラムの形は大きく分けると次の3つになる。 (1)ピークが1つしかない場合。 (2)ピークが2つある場合。 (3)ピークが3つ以上ある場合。
【0064】また、この3つ以外に、 (4)ピーク位置となりうる頻度を持つ山が複数存在す
る場合。 このときのピーク位置の決め方の一例を以下に示す。
【0065】まず、(1)のピークが1つしかない場合
について説明する。図15は、多値化数8でピークが1
つしかない場合のヒストグラムを示す。ピークは白側、
黒側の2カ所を決めるので、事前に白側のピークを探す
範囲と黒側のピークを探す範囲を定めておく。図15で
は、「0」〜「4」までが白側範囲、「6」〜「7」が
黒側範囲としている。
【0066】図15でピークが存在しているのは白側で
ある。ピークがある側(図15では白側)は「ピークが
2つある場合」と同様にしてピーク位置を決定する。ピ
ークのない側(図15では黒側)は、事前に与えられた
条件に合うものをピーク位置とする。その条件の例とし
て、「一番濃度の高い山」、「一番濃度の低い山」、
「走査濃度範囲の真ん中の濃度の山」等があげられる。
【0067】このようにして、走査濃度範囲の中で、例
え頻度が「0」または同じ値でピークが認められない場
合であっても、ピーク位置を白側、黒側それぞれ1つず
つ決めることができる。例えば、図15に示すヒストグ
ラムに対して、白側は「一番濃度の高い山」、黒側は
「一番濃度の低い山」とすると、白ピーク位置は
「3」、黒ピーク位置は「6」となる。
【0068】続いて、(2)ピークが2つある場合につ
いて説明する。図14は、多値化数8でピークが2つあ
る場合のヒストグラムを示す。ピークは白側、黒側の2
カ所を決めるので、事前に白側のピークを探す範囲と黒
側のピークを探す範囲を与えておく。図14では、
「0」〜「4」までが白側範囲、「6」〜「7」が黒側
範囲としている。この範囲の中で事前に与えられた条件
に合うものをピーク位置とする。その条件の例として、
「走査濃度範囲の中で頻度がn番目のもの」、「走査濃
度範囲の中で一番頻度が多い山の右隣の山」、「走査濃
度範囲の中で一番頻度が多い山の左隣の山」、「走査濃
度範囲の中で一番頻度が高い山のn%に一番近い頻度を
持つ山」等があげられる。
【0069】これらの条件を、1つまたは複数組み合わ
せてピーク位置を決定する。同じ頻度の山が複数あった
場合については、後述する。図14のヒストグラムに対
して、白側、黒側どちらも「走査濃度範囲の中で頻度が
1番目のもの」とすると、白ピーク位置は「2」、黒ピ
ーク位置は「6」となる。
【0070】続いて、(3)ピークが3つ以上ある場合
について説明する。図16は、多値化数8でピークが3
つある場合のヒストグラムを示す。ピークは白側、黒側
の2カ所を決めるので、事前に白側のピークを探す範囲
と黒側のピークを探す範囲を与えておく。図16では、
「0」〜「4」までが白側範囲、「6」〜「7」が黒側
範囲とし、ピーク位置となりうる3つの山を濃度の小さ
いものからA,B,Cとする。走査濃度範囲の中にピー
クが1つしかない場合(図16では黒側)は、「ピーク
が2つある場合」と同様にしてピーク位置を求める。走
査濃度範囲の中に複数ピークがある場合は、事前に与え
られた条件に合うものをピーク位置とする。その条件の
例として、「n番目に高い頻度を持つ山」、「一番濃度
の高い山」、「一番濃度の低い山」、「2番目に頻度が
高い山が、一番頻度が高い山のn%以下の頻度であれば
一番頻度が高い山、そうでなければ濃度の高い方の山」
等があげられる。
【0071】これらの条件を、1つまたは複数組み合わ
せてピーク位置を決定する。同じ頻度の山が複数あった
場合については、後述する。図16のヒストグラムに対
して、白側、黒側どちらも「走査濃度範囲の中で頻度が
1番目のもの」とすると、白ピーク位置はAの「1」、
黒ピーク位置はCの「7」となる。
【0072】続いて、(4)ピーク位置となりうる頻度
を持つ山が複数存在する場合について説明する。図15
に示すように同じ頻度が複数ある場合、事前に与えられ
た条件に合うものをピーク位置とする。その条件の例と
して、「ピーク位置候補の中で一番濃度の高い山」、
「ピーク位置候補の中で一番濃度の低い山」、「ピーク
位置候補の中で真ん中の濃度の山」等があげられる。
【0073】このようにしてピーク位置を決定する。基
準値算出手段93は、上記のようにピーク位置決定手段
92において決定されたピーク位置信号とヒストグラム
作成手段91で作成されたヒストグラム信号とから基準
値を算出する。白基準値及び黒基準値は、どちらも同じ
計算式で求められる。
【0074】図17は、ヒストグラムのピーク位置とそ
の左右の山の頻度を示すものである。ここで「P」はピ
ーク位置(濃度)を示し、P−1,P+1はPの左右の
山の濃度を示す。また、H[P],H[P−1],H
[P+1]はそれぞれP,P−1,P+1の頻度を示
す。
【0075】基準値は以下の式により求める。もし、P
−1またはP+1が存在しなければ、存在しないもの
は、 H[P−1]=0 またはH[P+1]=0 H[P−1]=H[P] またはH[P+1]=H[P] のように、事前に与えられた条件で、架空の山の値を決
める。
【0076】もし、H[P−1]またはH[P+1]が
H[P]より大きかったら、 H[P−1]=H[P]またはH[P+1]=H[P] とする。
【0077】基準値Kは、次のようにして求められる。 K=P+(H[P+1]−H[P−1])/H[P]×
(1つの山の持つ濃度幅) また、以下、白基準値=Kw、黒基準値=Kbとする。
【0078】以上の計算によって、基準値算出手段93
は基準値を算出し、基準値信号を出力する。基準値算出
手段93から出力される基準値信号の値は、事前に与え
られた一定期間ごとに計算されるので、一定期間ごとに
新しい基準値K(n) が決められる。
【0079】基準値が一定期間ごとに大きく変化する
と、階調補正後の出力画像にムラができやすくなるた
め、基準値補正手段95は、この基準値算出手段93か
らの基準値信号の基準値を補正する。
【0080】基準値の補正方法の詳細を以下に示す。図
18は、ある一定期間(n)ごとに算出された基準値K
w(n) 、Kb(n) の変化を示したものである。破線が補
正前、実線が補正後を示している。基準値は、出力画像
の急激な濃度変化を押さえるため、図18に示す実線の
ように滑らかに変化することが望ましい。
【0081】基準値K(n) は、画像種類判定手段94か
らの画像種類判定結果信号、基準値算出手段93からの
基準値信号、事前に与えられた写真画像用基準値定数、
基準値変化量定数、オフセット定数により補正される。
【0082】以下にその補正方法を説明する。まず、1
つ前に決まったK(n-1) とK(n) を比較する。 K(n) <K(n-1) −基準値変化量定数ならば、 K´(n) =K(n-1) −基準値変化量定数 K(n) >K(n-1) +基準値変化量定数ならば、 K´(n) =K(n-1) +基準値変化量定数 K(n-1) −基準値変化量定数<K(n) <K(n-1) +基準
値変化量定数ならば、 K´(n) =K(n) 続いて、決定されたK´(n) をオフセット定数により変
更する。
【0083】K”(n) =K´(n) +オフセット定数 さらに、画像種類判定手段94からの画像種類判定結果
信号の結果を用いてK”(n) を変更する。
【0084】画像種類判定手段94からの画像種類判定
結果信号が写真判定のとき、 K(n) =写真画像用定数 画像種類判定手段94からの画像種類判定結果信号が文
字判定のとき、 K(n) =K”(n) 続いて、基準値補正手段95は、画像種類判定手段94
からの画像種類判定結果信号の結果である「文字」、あ
るいは「写真」がどの程度続くかをカウントして基準値
をさらに補正する。
【0085】図19の(a)、(b)は、補正の動作を
示すフローチャートである。なお、各記号を下記に列記
してその補正の動作を説明する。また、初期値は、PH
O=1、PHO1=0、DSC0=1である。
【0086】 DSC :原稿判定結果 DSC0 :1つ前の原稿判定結果 PHO :判定結果カウンタ PHO1 :判定結果変化フラグ KSTOP :判定結果カウンタ閾値 reg10[3]:基準値補正制御レジスタ(しない=
0/する=1) MID0 :1つ前の白基準値 MAD :1つ前の黒基準値 MID0 :補正前の白基準値 MAD0 :補正前の黒基準値 MID′ :階調補正に使用する白基準値 MAD′ :階調補正に使用する黒基準値 reg10[3]=1のとき次の8つの処理を番号順に
優先させ、その内のいずれかを行う。
【0087】(1)(PHO≧KSTOP)かつ(PH
O1=1)のとき、 MID′=MID0 MAD′=MAD0 PHO=PHO PHO1=PHO1 (2)(PHO≧KSTOP)かつ(PHO1=0)の
とき、 MID′=MID MAD′=MAD PHO=0 PHO1=0 (3)(0<PHO<KSTOP)かつ(PHO1=
0)かつ(DSC=DSC0)のとき、 MID′=MID MAD′=MAD PHO=PHO+1 PHO1=0 (4)(0<PHO<KSTOP)かつ(PHO1=
0)かつ(DSC≠DSC0)のとき、 MID′=MID MAD′=MAD PHO=1 PHO1=0 (5)(PHO=0)かつ(PHO1=0)かつ(DS
C≠DSC0)のとき、 MID′=MID0 MAD′=MAD0 PHO=PHO+1 PHO1=1 (6)(0<PHO<KSTOP)かつ(PHO1=
1)かつ(DSC≠DSC0)のとき、 MID′=MID MAD′=MAD PHO=0 PHO1=0 (7)(0<PHO<KSTOP)かつ(PHO1=
1)かつ(DSC=DSC0)のとき、 MID′=MID0 MAD′=MAD0 PHO=PHO+1 PHO1=1 (8)上記(1)〜(7)のいずれでもないとき、 MID′=MID MAD′=MAD PHO=PHO PHO1=PHO1 そして、reg10[3]=0のとき MID′=MID MAD′=MAD 基準値補正手段95は、このようにして補正された基準
値を補正後の基準値信号として出力する。
【0088】階調補正手段96は、基準値補正手段95
の出力である補正後の基準値信号を用いて画像データに
対して階調補正を行う。この場合、階調補正手段96
は、求められた白基準値Kw(n) と黒基準値Kb(n) と
から直線的に0〜FF(hex) の幅で補正をかける。
【0089】すなわち、階調補正手段96は、下記式に
よって画像信号を階調補正して出力画像データを出力す
る。 D′=(D−Kw(n) )/(Kb(n) −Kw(n) )×FF(hex) このようにして、一定期間ごとにヒストグラムから基準
値を算出し、その値を用いて階調補正を行う。以上説明
したように上記実施例によれば、濃度ヒストグラムを用
いて画像に最適な階調補正をリアルタイムで行うことが
できる。
【0090】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
対象画像の濃度ヒストグラムから求められる階調補正の
基準の値を用いてリアルタイムで最適な階調補正の処理
を行うことのできる画像形成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る画像形成装置におけ
るレンジ補正回路の構成を示すブロック図。
【図2】この発明に係る画像形成装置の概略構成を示す
断面図。
【図3】この発明に係る画像形成装置の制御系の概略構
成を示す図。
【図4】この発明に係る画像形成装置における画像処理
部の概略構成を示す図。
【図5】レンジ補正回路を構成する各手段に対応する処
理部を示す図。
【図6】白ピーク位置検出部と白幅判定部との回路の構
成例を示す図。
【図7】黒ピーク位置検出部の回路の構成例を示す図。
【図8】基準値算出部の回路の構成例を示す図。
【図9】文字頻度判定部と原稿種類判別部と判別結果切
りかえ部との回路の構成例を示す図。
【図10】基準値選択部と基準値変化量制御部と誤判定
抑制部とレンジ補正部との回路の構成例を示す図。
【図11】リセット判定部の回路の構成例を示す図。
【図12】レンジ補正処理における処理タイミングを示
す図。
【図13】非画像部に入った際の基準値作成部における
処理サイクルを示す図。
【図14】入力画像信号の多値化数を「8」にしたとき
のヒストグラムを示す図。
【図15】入力画像信号の多値化数「8」でピークが1
つしかない場合のヒストグラムを示す図。
【図16】入力画像信号の多値化数「8」でピークが3
つある場合のヒストグラムを示す図。
【図17】ヒストグラムのピーク位置とその左右の山の
頻度を示す図。
【図18】ある一定期間ごとに算出された基準値の変化
を説明するための図。
【図19】補正動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…スキャナ部 2…プリンタ部 11…主CPU 44…画像処理部 82…レンジ補正回路 91…ヒストグラム作成手段 92…ピーク位置決定手段 93…基準値算出手段 94…画像種類判定手段 95…基準値補正手段 96…階調補正手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−328129(JP,A) 特開 昭60−192460(JP,A) 特開 昭63−40461(JP,A) 特開 平3−88569(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/407

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像をライン単位で読取る読取手段で読
    取ったアナログ画像を変換手段で画素単位のデジタル画
    像に変換して画像を形成する画像形成装置において、 上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値化して
    ライン毎に濃度ヒストグラムを作成するヒストグラム作
    成手段と、 このヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の
    度ヒストグラムの濃度分布がピークとなる2カ所の位置
    を決定するピーク位置決定手段と、 このピーク位置決定手段で決定されたピーク位置から上
    記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の濃度
    ヒストグラムのピーク位置の頻度を用いて階調補正を行
    う2つの基準値を算出する基準値算出手段と、 上記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の
    度ヒストグラムの特徴から画像の種類を判定する画像種
    類判定手段と、 この画像種類判定手段の判定結果と予め定められた定数
    とを用いて上記基準値算出手段で算出された2つの基準
    値を補正する基準値補正手段と、 この基準値補正手段で補正された基準値を用いて上記デ
    ジタル画像の階調をリアルタイムで補正する階調補正手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像をライン単位で読取る読取手段で読
    取ったアナログ画像を変換手段で画素単位のデジタル画
    像に変換して画像を形成する画像形成装置において、 上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値化して1
    ライン毎に濃度ヒストグラムを作成するヒストグラム作
    成手段と、 このヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の濃
    度ヒストグラムの濃度分布がピークとなる2カ所の位置
    を決定するピーク位置決定手段と、 上記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の濃
    度ヒストグラムにおける上記ピーク位置決定手段により
    決定された2カ所のピーク位置と、それぞれのピーク位
    置に隣接する左右の濃度とヒストグラム頻度とを用い
    て、ピーク位置の濃度P、隣接する左の濃度P−1,隣
    接する右の濃度P+1、Pの頻度H[P] ,P−1の頻
    度H[P−1],P+1の頻度H[P+1]、基準値K
    として、K=P+(H[P+1]−H[P−1])/H
    [P]×(1つの山の持つ濃度幅)により、基準値を算
    出する基準値算出手段と、 上記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の濃
    度ヒストグラムの特徴から画像の種類を判定する画像種
    類判定手段と、 この画像種類判定手段の判定結果と予め定められた定数
    とを用いて上記基準値算出手段で算出された基準値を補
    正する基準値補正手段と、 この基準値補正手段で補正された基準値を用いて上記デ
    ジタル画像の階調をリアルタイムで補正する階調補正手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像をライン単位で読取る読取手段で読
    取ったアナログ画像を変換手段で画素単位のデジタル画
    像に変換して画像を形成する画像形成装置において、 上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値化して
    ライン毎に濃度ヒストグラムを作成するヒストグラム作
    成手段と、 このヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の
    度ヒストグラムを用いて設定可能なパラメータと選択可
    能かつ組合わせ可能な条件により、2カ所のピーク位置
    を決定するピーク位置決定手段と、 このピーク位置決定手段で決定されたピーク位置から上
    記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の濃度
    ヒストグラムのピーク位置の頻度を用いて階調補正を行
    う2つの基準値を算出する基準値算出手段と、 上記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の
    度ヒストグラムの特徴から画像の種類を判定する画像種
    類判定手段と、 この画像種類判定手段の判定結果と予め定められた定数
    とを用いて上記基準値算出手段で算出された2つの基準
    値を補正する基準値補正手段と、 この基準値補正手段で補正された基準値を用いて上記デ
    ジタル画像の階調をリアルタイムで補正する階調補正手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像をライン単位で読取る読取手段で読
    取ったアナログ画像を変換手段で画素単位のデジタル画
    像に変換して画像を形成する画像形成装置において、 上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値化して
    ライン毎に濃度ヒストグラムを作成するヒストグラム作
    成手段と、 このヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の
    度ヒストグラムの濃度分布がピークとなる2カ所の位置
    を決定するピーク位置決定手段と、 このピーク位置決定手段で決定されたピーク位置から上
    記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の濃度
    ヒストグラムのピーク位置の頻度を用いて階調補正を行
    う2つの基準値を算出する基準値算出手段と、 上記ヒストグラム作成手段で作成された1ライン毎の
    度ヒストグラムの特徴から画像の種類を判定する画像種
    類判定手段と、 この画像種類判定手段の判定結果と設定可能なオフセッ
    ト定数を加算して上記基準値算出手段で算出された2つ
    の基準値を補正する基準値補正手段と、 この基準値補正手段で補正された基準値を用いて上記デ
    ジタル画像の階調をリアルタイムで補正する階調補正手
    段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像をライン単位で読取ったアナログ画
    像を画素単位のデジタル画像に変換して画像を形成する
    画像形成装置において、 上記デジタル画像の注目画素の画像信号を多値化して
    ライン毎に濃度ヒストグラムを作成し、 作成された1ライン毎の濃度ヒストグラムの濃度分布が
    ピークとなる2カ所の位置を決定し、 決定されたピーク位置から上記1ライン毎の濃度ヒスト
    グラムのピーク位置の頻度を用いて階調補正を行う2つ
    の基準値を算出し、 上記1ライン毎の濃度ヒストグラムの特徴から画像の種
    類を判定し、 この判定結果と予め定められた定数とを用いて上記算出
    された2つの基準値を補正し、 補正された基準値を用いて上記デジタル画像の階調を
    アルタイムで補正するステップを有する方法。
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