JP3205482B2 - 防災監視装置の非常電話回路 - Google Patents
防災監視装置の非常電話回路Info
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- JP3205482B2 JP3205482B2 JP10517495A JP10517495A JP3205482B2 JP 3205482 B2 JP3205482 B2 JP 3205482B2 JP 10517495 A JP10517495 A JP 10517495A JP 10517495 A JP10517495 A JP 10517495A JP 3205482 B2 JP3205482 B2 JP 3205482B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信機の主電話機と、
監視区域の各所に設けられた地区電話機との間で電話連
絡するための防災監視装置の非常電話回路に関する。
監視区域の各所に設けられた地区電話機との間で電話連
絡するための防災監視装置の非常電話回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、火災感知器等からの火災検出信号
を受信機で受信して防災監視を行う防災監視装置におい
ては、火災監視区域と受信機との間で、火災発生に際し
て火災現場の状況や避難誘導等の連絡を行う必要がある
ことから、非常電話回路が設けられている。
を受信機で受信して防災監視を行う防災監視装置におい
ては、火災監視区域と受信機との間で、火災発生に際し
て火災現場の状況や避難誘導等の連絡を行う必要がある
ことから、非常電話回路が設けられている。
【0003】図4は従来例に係る防災監視装置の非常電
話回路のブロック図である。図4において、受信機10
の非常電話回路は、地区電話機1が2本の電源ライン間
に負荷抵抗Raを介して接続されたことを検出する検出
回路2、検出回路2の検出出力により鳴動して呼出しを
行うブザー4、検出回路2の検出出力で点灯する電話灯
3、電源ライン間に負荷抵抗Rbを介して接続される3
極電話ジャック5とを備えている。
話回路のブロック図である。図4において、受信機10
の非常電話回路は、地区電話機1が2本の電源ライン間
に負荷抵抗Raを介して接続されたことを検出する検出
回路2、検出回路2の検出出力により鳴動して呼出しを
行うブザー4、検出回路2の検出出力で点灯する電話灯
3、電源ライン間に負荷抵抗Rbを介して接続される3
極電話ジャック5とを備えている。
【0004】3極電話ジャック5は第1接点5a、第2
接点5b、第3接点5cを有し、主電話機のプラグが接
続される。またブザー4は地区電話機1を接続したとき
の呼出し機能の他に、障害ブザー鳴動回路6の出力を接
続し、受信機10における各種の障害検出時にブザー4
を鳴動して警報する機能を兼用している。このような構
成において、3極電話ジャック5の第2接点5bと第3
接点5cは、主電話機のプラグを接続しない非通話状態
では、図示のように閉じており、電源ライン間に検出回
路2を介してブザー4を接続している。この状態で、地
区電話機1を回線に接続すると、負荷抵抗Raと地区電
話機1の内部インピーダンスで決まる電圧が検出回路2
で検出され、検出回路2の出力で電話灯3を点灯すると
同時にブザー4を鳴動する。
接点5b、第3接点5cを有し、主電話機のプラグが接
続される。またブザー4は地区電話機1を接続したとき
の呼出し機能の他に、障害ブザー鳴動回路6の出力を接
続し、受信機10における各種の障害検出時にブザー4
を鳴動して警報する機能を兼用している。このような構
成において、3極電話ジャック5の第2接点5bと第3
接点5cは、主電話機のプラグを接続しない非通話状態
では、図示のように閉じており、電源ライン間に検出回
路2を介してブザー4を接続している。この状態で、地
区電話機1を回線に接続すると、負荷抵抗Raと地区電
話機1の内部インピーダンスで決まる電圧が検出回路2
で検出され、検出回路2の出力で電話灯3を点灯すると
同時にブザー4を鳴動する。
【0005】これによって、受信機10側で地区からの
電話呼出しが行われる。この電話呼出しを受けて、3極
電話ジャック5に主電話機のプラグを差し込むと、第1
接点5aと第3接点5cの間に主電話機が接続され、主
電話機と地区電話機1との間にコンデンサCを通る通話
回路が形成され、通話連絡を行うことができる。この
時、主電話機のプラグを3極電話ジャック5に差し込む
ことで、第3接点5cが開かれて第2接点5bから離
れ、ブザー4の鳴動が停止される。
電話呼出しが行われる。この電話呼出しを受けて、3極
電話ジャック5に主電話機のプラグを差し込むと、第1
接点5aと第3接点5cの間に主電話機が接続され、主
電話機と地区電話機1との間にコンデンサCを通る通話
回路が形成され、通話連絡を行うことができる。この
時、主電話機のプラグを3極電話ジャック5に差し込む
ことで、第3接点5cが開かれて第2接点5bから離
れ、ブザー4の鳴動が停止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置においては、3極電話ジャック5を用いて
おり、3つの接点に対しては必ず決まったラインを配線
しなければならない。即ち第1接点5aは負荷抵抗Rb
側のラインに、第2接点5bはブザー4のラインに、更
に第3接点5cはグラウンドラインにそれぞれ配線しな
ければならない。このため、配線作業に慎重さを要求さ
れ、手間が掛かるという問題がある。
うな従来装置においては、3極電話ジャック5を用いて
おり、3つの接点に対しては必ず決まったラインを配線
しなければならない。即ち第1接点5aは負荷抵抗Rb
側のラインに、第2接点5bはブザー4のラインに、更
に第3接点5cはグラウンドラインにそれぞれ配線しな
ければならない。このため、配線作業に慎重さを要求さ
れ、手間が掛かるという問題がある。
【0007】また、プラグの差し込みで3極電話ジャッ
ク5の第2接点5bと第3接点5cが離れることでブザ
ー4の鳴動を停止しているため、通話中に障害検出が行
われ、障害ブザー鳴動回路6からブザー4にブザーを鳴
動するための信号が入力されてもブザー4が鳴らないと
いう問題もあった。本発明は、このような問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、配線作業
を容易にし、かつ、通話中であっても必要に応じてブザ
ーを鳴らすことができる防災監視装置の非常電話回路を
提供することにある。
ク5の第2接点5bと第3接点5cが離れることでブザ
ー4の鳴動を停止しているため、通話中に障害検出が行
われ、障害ブザー鳴動回路6からブザー4にブザーを鳴
動するための信号が入力されてもブザー4が鳴らないと
いう問題もあった。本発明は、このような問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、配線作業
を容易にし、かつ、通話中であっても必要に応じてブザ
ーを鳴らすことができる防災監視装置の非常電話回路を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、受信機側の主電話機と、受信機から引き
出された複数の回線に接続され監視区域の所定の箇所に
設けられた地区電話機との間で電話連絡するための防災
監視装置の非常電話回路において、地区電話機が接続さ
れたことを検出する第1検出回路と、第1検出回路の検
出出力により点灯する電話灯と、受信機側の主電話機の
プラグが差し込み接続される2極電話ジャックと、この
2極電話ジャックに主電話機のプラグが差し込み接続さ
れたことを検出する第2検出回路と、第1検出回路の検
出出力によりブザーを鳴動すると共に第2検出回路の検
出出力によりブザーの鳴動を停止するブザー鳴動回路
と、ブザー鳴動回路によりブザー鳴動が停止状態にあっ
ても障害検出時にブザーを鳴動する障害ブザー鳴動回路
とを備えたことを特徴とする。
に、本発明は、受信機側の主電話機と、受信機から引き
出された複数の回線に接続され監視区域の所定の箇所に
設けられた地区電話機との間で電話連絡するための防災
監視装置の非常電話回路において、地区電話機が接続さ
れたことを検出する第1検出回路と、第1検出回路の検
出出力により点灯する電話灯と、受信機側の主電話機の
プラグが差し込み接続される2極電話ジャックと、この
2極電話ジャックに主電話機のプラグが差し込み接続さ
れたことを検出する第2検出回路と、第1検出回路の検
出出力によりブザーを鳴動すると共に第2検出回路の検
出出力によりブザーの鳴動を停止するブザー鳴動回路
と、ブザー鳴動回路によりブザー鳴動が停止状態にあっ
ても障害検出時にブザーを鳴動する障害ブザー鳴動回路
とを備えたことを特徴とする。
【0009】また本発明は、受信機側に主電話機を直接
接続した場合を含む。この場合、2極電話ジャックの代
わりにフックスイッチを介して主電話機を接続してお
り、受信機側に接続した主電話機のフックアップによる
フックスイッチのオンを第2検出回路で検出し、第1検
出回路の検出出力により鳴動しているブザーを停止させ
ればよい。
接続した場合を含む。この場合、2極電話ジャックの代
わりにフックスイッチを介して主電話機を接続してお
り、受信機側に接続した主電話機のフックアップによる
フックスイッチのオンを第2検出回路で検出し、第1検
出回路の検出出力により鳴動しているブザーを停止させ
ればよい。
【0010】ここで、ブザー鳴動回路は、ブザーと直列
に第1検出回路の検出出力でオンしてブザーを鳴動する
第1スイッチング素子と、第2検出回路の検出出力によ
り第1スイッチング素子をオフしてブザー鳴動を停止す
る第2スイッチング素子を備える。またブザー鳴動回路
は、第1スイッチング素子に並列接続され、障害検出時
にオンしてブザーを鳴動する第3スイッチング素子を備
える。
に第1検出回路の検出出力でオンしてブザーを鳴動する
第1スイッチング素子と、第2検出回路の検出出力によ
り第1スイッチング素子をオフしてブザー鳴動を停止す
る第2スイッチング素子を備える。またブザー鳴動回路
は、第1スイッチング素子に並列接続され、障害検出時
にオンしてブザーを鳴動する第3スイッチング素子を備
える。
【0011】
【作用】本発明においては、地区電話機を回線に接続す
ると、第1検出回路がこれを検出してブザー鳴動回路に
よりブザーを鳴動させ、かつ、電話灯を点灯させる。一
方、ブザー鳴動による呼出しを受けて受信機側で主電話
機のプラグを2極電話ジャックに接続すると、第2検出
回路がプラグ接続を検出してブザー鳴動を停止し、主電
話機と地区電話機との間で電話連絡を行うことができ
る。この通話中に、障害ブザー鳴動回路に障害検出信号
が入力すると、ブザー鳴動回路によるブザー停止とは独
立してブザー鳴動ができる。この点は、主電話機をフッ
クスイッチを介して直接接続した場合も同様である。
ると、第1検出回路がこれを検出してブザー鳴動回路に
よりブザーを鳴動させ、かつ、電話灯を点灯させる。一
方、ブザー鳴動による呼出しを受けて受信機側で主電話
機のプラグを2極電話ジャックに接続すると、第2検出
回路がプラグ接続を検出してブザー鳴動を停止し、主電
話機と地区電話機との間で電話連絡を行うことができ
る。この通話中に、障害ブザー鳴動回路に障害検出信号
が入力すると、ブザー鳴動回路によるブザー停止とは独
立してブザー鳴動ができる。この点は、主電話機をフッ
クスイッチを介して直接接続した場合も同様である。
【0012】
【実施例】図1は本発明による防災監視装置の非常電話
回路の一実施例を示したブロック図である。図1におい
て、受信機10から火災監視区域に引き出された電話回
線には電話ジャックが設けられ、非常通話の際は図示の
ように地区電話機1のプラグを接続することができる。
地区電話機1のプラグを接続する電話ジャックは、火災
監視区域に設置した火災発信機や表示盤等に設けられて
いる。
回路の一実施例を示したブロック図である。図1におい
て、受信機10から火災監視区域に引き出された電話回
線には電話ジャックが設けられ、非常通話の際は図示の
ように地区電話機1のプラグを接続することができる。
地区電話機1のプラグを接続する電話ジャックは、火災
監視区域に設置した火災発信機や表示盤等に設けられて
いる。
【0013】受信機10内の非常電話回路は、電源ライ
ン間に負荷抵抗R20を介して地区電話機1を接続し、
また電源ライン間に負荷抵抗R11を介して2極電話ジ
ャック13を接続し、更に負荷抵抗R11と2極電話ジ
ャック13との接続点と負荷抵抗R20と地区電話機1
との接続点との間をコンデンサC1を介して接続してい
る。このような負荷抵抗R11,R20、地区電話機
1、2極電話ジャック13およびコンデンサC1によっ
て電源ライン間にブリッジ構成の電話回路が形成され
る。
ン間に負荷抵抗R20を介して地区電話機1を接続し、
また電源ライン間に負荷抵抗R11を介して2極電話ジ
ャック13を接続し、更に負荷抵抗R11と2極電話ジ
ャック13との接続点と負荷抵抗R20と地区電話機1
との接続点との間をコンデンサC1を介して接続してい
る。このような負荷抵抗R11,R20、地区電話機
1、2極電話ジャック13およびコンデンサC1によっ
て電源ライン間にブリッジ構成の電話回路が形成され
る。
【0014】2極電話ジャック13は第1接点13aと
第2接点13bを持ち、図示しない主電話機のプラグを
差し込むことで、第1接点13aと第2接点13bの間
に主電話機の電話回路が接続され、地区電話機1との間
に通話回路を形成する。ここで2極電話ジャック13の
第1,2接点13a,13bに対する配線接続は特に決
められておらず、負荷抵抗R11側のラインと−側のグ
ラウンドラインを2つの接点端子のいずれかに接続する
だけでよい。
第2接点13bを持ち、図示しない主電話機のプラグを
差し込むことで、第1接点13aと第2接点13bの間
に主電話機の電話回路が接続され、地区電話機1との間
に通話回路を形成する。ここで2極電話ジャック13の
第1,2接点13a,13bに対する配線接続は特に決
められておらず、負荷抵抗R11側のラインと−側のグ
ラウンドラインを2つの接点端子のいずれかに接続する
だけでよい。
【0015】負荷抵抗R20と地区電話機1の接続側に
は第1検出回路11が設けられる。第1検出回路11は
負荷抵抗R20と地区電話機1との接続点の電圧を入力
し、地区電話機1の接続で、抵抗R20と地区電話機1
の内部インピーダンスで決まる分圧電圧の入力で動作し
て第1検出出力を生ずる。第1検出回路11の出力側に
は、ブザー鳴動回路12とダイオードD4を介して電話
灯3が設けられる。尚、電話灯3には電流制限用の抵抗
R1が直列接続される。
は第1検出回路11が設けられる。第1検出回路11は
負荷抵抗R20と地区電話機1との接続点の電圧を入力
し、地区電話機1の接続で、抵抗R20と地区電話機1
の内部インピーダンスで決まる分圧電圧の入力で動作し
て第1検出出力を生ずる。第1検出回路11の出力側に
は、ブザー鳴動回路12とダイオードD4を介して電話
灯3が設けられる。尚、電話灯3には電流制限用の抵抗
R1が直列接続される。
【0016】地区電話機1の接続で第1検出回路11が
検出出力を生ずると、ブザー鳴動回路12が動作し、ブ
ザー鳴動回路12に負荷として接続しているブザー4を
鳴動する。同時に、ダイオードD4を介して電話灯3を
駆動して点灯する。負荷抵抗R11と2極電話ジャック
13側には第2検出回路14が設けられる。第2検出回
路14は、2極電話ジャック13に主電話機のプラグを
差し込んだときの第1接点13aと第2接点13bに対
する主電話機回路の接続を検出して検出出力を生ずる。
即ち、2極電話ジャック13に主電話機のプラグを接続
したときの抵抗R11と主電話機回路の内部インピーダ
ンスで決まる分圧電圧の入力で動作して検出出力を生ず
る。
検出出力を生ずると、ブザー鳴動回路12が動作し、ブ
ザー鳴動回路12に負荷として接続しているブザー4を
鳴動する。同時に、ダイオードD4を介して電話灯3を
駆動して点灯する。負荷抵抗R11と2極電話ジャック
13側には第2検出回路14が設けられる。第2検出回
路14は、2極電話ジャック13に主電話機のプラグを
差し込んだときの第1接点13aと第2接点13bに対
する主電話機回路の接続を検出して検出出力を生ずる。
即ち、2極電話ジャック13に主電話機のプラグを接続
したときの抵抗R11と主電話機回路の内部インピーダ
ンスで決まる分圧電圧の入力で動作して検出出力を生ず
る。
【0017】第2検出回路14の検出出力はブザー鳴動
回路12に与えられ、ブザー鳴動回路12の動作を禁止
する。同時に、ダイオードD3を介して電話灯3に与え
られ、電話灯3を点灯することができる。第2検出回路
14の検出出力がブザー鳴動回路12に与えられたと
き、既に地区電話機1の接続による第1検出回路11の
検出出力でブザー鳴動回路12がブザー4を鳴動してい
れば、第2検出回路14の検出出力によりブザー鳴動回
路12はブザー4の鳴動を停止することになる。
回路12に与えられ、ブザー鳴動回路12の動作を禁止
する。同時に、ダイオードD3を介して電話灯3に与え
られ、電話灯3を点灯することができる。第2検出回路
14の検出出力がブザー鳴動回路12に与えられたと
き、既に地区電話機1の接続による第1検出回路11の
検出出力でブザー鳴動回路12がブザー4を鳴動してい
れば、第2検出回路14の検出出力によりブザー鳴動回
路12はブザー4の鳴動を停止することになる。
【0018】更にブザー4に対しては、ブザー鳴動回路
12と並列に障害ブザー鳴動回路6が設けられている。
障害ブザー鳴動回路6は受信機10における各種の障害
検出信号を入力して動作し、ブザー4を鳴動する。障害
ブザー鳴動回路6によるブザー4の鳴動は、地区電話機
1および2極電話ジャック13に主電話機のプラグが差
し込まれた通話状態における第2検出回路14の検出出
力による鳴動禁止状態にあっても、ブザー鳴動回路12
の鳴動禁止状態から独立して障害検出信号を受けた際に
障害ブザー鳴動回路6でブザー4を鳴動することができ
る。
12と並列に障害ブザー鳴動回路6が設けられている。
障害ブザー鳴動回路6は受信機10における各種の障害
検出信号を入力して動作し、ブザー4を鳴動する。障害
ブザー鳴動回路6によるブザー4の鳴動は、地区電話機
1および2極電話ジャック13に主電話機のプラグが差
し込まれた通話状態における第2検出回路14の検出出
力による鳴動禁止状態にあっても、ブザー鳴動回路12
の鳴動禁止状態から独立して障害検出信号を受けた際に
障害ブザー鳴動回路6でブザー4を鳴動することができ
る。
【0019】これは第2検出回路14の検出出力による
ブザー鳴動回路12が第1検出回路11の検出出力によ
るブザー鳴動のみを禁止するだけであり、障害ブザー鳴
動回路6によるブザー鳴動は第2検出回路14の検出出
力による禁止動作を受けないように回路構成しているこ
とに基づく。このブザー鳴動回路12および障害ブザー
鳴動回路6の詳細は、後に説明する図2の回路説明で明
らかにされる。
ブザー鳴動回路12が第1検出回路11の検出出力によ
るブザー鳴動のみを禁止するだけであり、障害ブザー鳴
動回路6によるブザー鳴動は第2検出回路14の検出出
力による禁止動作を受けないように回路構成しているこ
とに基づく。このブザー鳴動回路12および障害ブザー
鳴動回路6の詳細は、後に説明する図2の回路説明で明
らかにされる。
【0020】次に図1の実施例の動作を説明する。今、
受信機10から引き出された電話回線のジャックに地区
電話機1のプラグを接続したとすると、地区電話機1の
接続が第1検出回路11で検出され、第1検出回路11
の検出出力によりブザー鳴動回路12が動作してブザー
4を鳴動すると同時に、ダイオードD4を介して電話灯
3を点灯する。
受信機10から引き出された電話回線のジャックに地区
電話機1のプラグを接続したとすると、地区電話機1の
接続が第1検出回路11で検出され、第1検出回路11
の検出出力によりブザー鳴動回路12が動作してブザー
4を鳴動すると同時に、ダイオードD4を介して電話灯
3を点灯する。
【0021】このブザー4の鳴動と電話灯3の点灯によ
り、受信機10側に対する電話呼出しが行われる。電話
呼出しを受けて受信機10側で監視員が主電話機のプラ
グを2極電話ジャック13に差し込むと、その第1接点
13aと第2接点13bによる主電話機回路との接続が
行われる。この2極電話ジャック13に対する主電話機
のプラグ差し込みは第2検出回路14で検出され、第2
検出回路14の検出出力がブザー鳴動回路12に与えら
れる。
り、受信機10側に対する電話呼出しが行われる。電話
呼出しを受けて受信機10側で監視員が主電話機のプラ
グを2極電話ジャック13に差し込むと、その第1接点
13aと第2接点13bによる主電話機回路との接続が
行われる。この2極電話ジャック13に対する主電話機
のプラグ差し込みは第2検出回路14で検出され、第2
検出回路14の検出出力がブザー鳴動回路12に与えら
れる。
【0022】第2検出回路14の検出出力はブザー鳴動
回路12の動作を禁止するものであり、地区電話機1の
接続に応じてブザー4を鳴動していたブザー鳴動回路1
2の動作が禁止され、ブザー4の鳴動が停止する。そし
てブザー4の鳴動が停止した状態で、2極電話ジャック
13に接続した主電話機と地区電話機1との間で通話連
絡を行うことができる。
回路12の動作を禁止するものであり、地区電話機1の
接続に応じてブザー4を鳴動していたブザー鳴動回路1
2の動作が禁止され、ブザー4の鳴動が停止する。そし
てブザー4の鳴動が停止した状態で、2極電話ジャック
13に接続した主電話機と地区電話機1との間で通話連
絡を行うことができる。
【0023】このような通話中に受信機10側で何らか
の障害が発生して障害検出信号が障害ブザー鳴動回路6
に入力すると、障害ブザー鳴動回路6はブザー鳴動回路
12の駆動禁止状態に影響されることなくブザー4を鳴
動することができる。更に、地区電話機1と受信機10
の2極電話ジャック13にプラグ接続した主電話機との
通話が終了したならば、それぞれプラグ接続を外すこと
で初期状態に復旧することになる。
の障害が発生して障害検出信号が障害ブザー鳴動回路6
に入力すると、障害ブザー鳴動回路6はブザー鳴動回路
12の駆動禁止状態に影響されることなくブザー4を鳴
動することができる。更に、地区電話機1と受信機10
の2極電話ジャック13にプラグ接続した主電話機との
通話が終了したならば、それぞれプラグ接続を外すこと
で初期状態に復旧することになる。
【0024】図2は図1の受信機10側の電話回路の具
体例を示した回路図である。図2において、まず地区電
話機1の接続を検出する第1検出回路11は、トランジ
スタTR5、抵抗R18,R19で構成される。即ち、
トランジスタTR5のベースに負荷抵抗R20に並列接
続した抵抗R18とR19の直列回路による分圧電圧を
入力している。
体例を示した回路図である。図2において、まず地区電
話機1の接続を検出する第1検出回路11は、トランジ
スタTR5、抵抗R18,R19で構成される。即ち、
トランジスタTR5のベースに負荷抵抗R20に並列接
続した抵抗R18とR19の直列回路による分圧電圧を
入力している。
【0025】地区電話機1を接続しない状態にあって
は、トランジスタTR5のベース電圧はエミッタ電圧と
同じダイオードD2を介して得られた電源電圧にあり、
トランジスタTR5はオフとなっている。地区電話機1
を接続すると、抵抗R20を介して地区電話機1に規定
の直流電流が流れ、抵抗R20の両端電圧を抵抗R1
8,R19で分圧してトランジスタTR5のベースに加
えることで、エミッタ,ベース間に電位差を生じてベー
ス電流が流れ、トランジスタTR5がオンする。
は、トランジスタTR5のベース電圧はエミッタ電圧と
同じダイオードD2を介して得られた電源電圧にあり、
トランジスタTR5はオフとなっている。地区電話機1
を接続すると、抵抗R20を介して地区電話機1に規定
の直流電流が流れ、抵抗R20の両端電圧を抵抗R1
8,R19で分圧してトランジスタTR5のベースに加
えることで、エミッタ,ベース間に電位差を生じてベー
ス電流が流れ、トランジスタTR5がオンする。
【0026】2極電話ジャック13に対する主電話機の
接続を検出する第2検出回路14は、トランジスタTR
4と抵抗R13,R12を備える。この第2検出回路1
4の回路構成は、第1検出回路11と同じである。ブザ
ー鳴動回路12はブザー4と直列に、ダイオードD5を
介して第1スイッチング素子としてのトランジスタTR
7を接続している。トランジスタTR7のベースには、
抵抗R16,R17のバイアス回路を介して第1検出回
路11のトランジスタTR5のエミッタが接続される。
このため、地区電話機1の接続を検出して第1検出回路
11のトランジスタTR5がオンすると、トランジスタ
TR7がベースバイアスを受けてオンし、ブザー4を鳴
動することになる。
接続を検出する第2検出回路14は、トランジスタTR
4と抵抗R13,R12を備える。この第2検出回路1
4の回路構成は、第1検出回路11と同じである。ブザ
ー鳴動回路12はブザー4と直列に、ダイオードD5を
介して第1スイッチング素子としてのトランジスタTR
7を接続している。トランジスタTR7のベースには、
抵抗R16,R17のバイアス回路を介して第1検出回
路11のトランジスタTR5のエミッタが接続される。
このため、地区電話機1の接続を検出して第1検出回路
11のトランジスタTR5がオンすると、トランジスタ
TR7がベースバイアスを受けてオンし、ブザー4を鳴
動することになる。
【0027】トランジスタTR7のベース側には、第2
スイッチング素子として動作するトランジスタTR6が
設けられる。トランジスタTR6はトランジスタTR7
のベースにコレクタを接続している。トランジスタTR
6のベースにはバイアス抵抗R15が設けられ、抵抗R
14を介して第2検出回路14に設けたトランジスタT
R4のコレクタを接続している。
スイッチング素子として動作するトランジスタTR6が
設けられる。トランジスタTR6はトランジスタTR7
のベースにコレクタを接続している。トランジスタTR
6のベースにはバイアス抵抗R15が設けられ、抵抗R
14を介して第2検出回路14に設けたトランジスタT
R4のコレクタを接続している。
【0028】このため、第2検出回路14のトランジス
タTR4が2極電話ジャック13に対する主電話機のプ
ラグ差し込みを検出してオンすると、トランジスタTR
6をオンし、トランジスタTR7のベースをゼロボルト
に引き込むことでトランジスタTR7をカットオフす
る。これによって、ブザー鳴動回路12によるブザー4
の鳴動が禁止状態になる。
タTR4が2極電話ジャック13に対する主電話機のプ
ラグ差し込みを検出してオンすると、トランジスタTR
6をオンし、トランジスタTR7のベースをゼロボルト
に引き込むことでトランジスタTR7をカットオフす
る。これによって、ブザー鳴動回路12によるブザー4
の鳴動が禁止状態になる。
【0029】障害ブザー鳴動回路6は、ブザー鳴動回路
15の出力を抵抗R4を介してトランジスタTR10の
ベースに接続している。トランジスタTR10は、その
コレクタを警報停止スイッチ16、更にダイオードD6
を介して、ブザー4に接続している。この障害ブザー鳴
動回路6のトランジスタTR10およびブザー鳴動回路
12のトランジスタTR7のブザー4に対する接続は、
ダイオードD5,D6を介したオア接続となっており、
トランジスタTR7およびまたはTR10のオンにより
オア駆動としてブザー4を鳴動することができる。
15の出力を抵抗R4を介してトランジスタTR10の
ベースに接続している。トランジスタTR10は、その
コレクタを警報停止スイッチ16、更にダイオードD6
を介して、ブザー4に接続している。この障害ブザー鳴
動回路6のトランジスタTR10およびブザー鳴動回路
12のトランジスタTR7のブザー4に対する接続は、
ダイオードD5,D6を介したオア接続となっており、
トランジスタTR7およびまたはTR10のオンにより
オア駆動としてブザー4を鳴動することができる。
【0030】次に図2について動作を説明する。まず地
区電話機1を接続すると、負荷抵抗R20に直流電流が
流れて両端の発生電圧を抵抗R18,R19で分圧する
ことでトランジスタTR5のベースバイアスが行われ、
トランジスタTR5がオンする。トランジスタTR5の
オンによるコレクタ電流は、ブザー鳴動回路12のトラ
ンジスタTR7をオンし、ブザー4を鳴動する。同時
に、ダイオードD4を介して電話灯3に抵抗R1で定ま
る駆動電流を流し、電話灯3が点灯する。
区電話機1を接続すると、負荷抵抗R20に直流電流が
流れて両端の発生電圧を抵抗R18,R19で分圧する
ことでトランジスタTR5のベースバイアスが行われ、
トランジスタTR5がオンする。トランジスタTR5の
オンによるコレクタ電流は、ブザー鳴動回路12のトラ
ンジスタTR7をオンし、ブザー4を鳴動する。同時
に、ダイオードD4を介して電話灯3に抵抗R1で定ま
る駆動電流を流し、電話灯3が点灯する。
【0031】このブザー4の鳴動および電話灯3の点灯
による呼出しに対し、主電話機のプラグを2極電話ジャ
ック13に接続すると、負荷抵抗R11に流れる電流を
抵抗R13,R12で分圧することでトランジスタTR
4のベースバイアスが行われてオンし、トランジスタT
R4の出力電流は抵抗R14を介して抵抗R15に流
れ、トランジスタTR6をベースバイアスによりオンす
る。
による呼出しに対し、主電話機のプラグを2極電話ジャ
ック13に接続すると、負荷抵抗R11に流れる電流を
抵抗R13,R12で分圧することでトランジスタTR
4のベースバイアスが行われてオンし、トランジスタT
R4の出力電流は抵抗R14を介して抵抗R15に流
れ、トランジスタTR6をベースバイアスによりオンす
る。
【0032】トランジスタTR6がオンすると、第1検
出回路11のトランジスタTR5のオンによりオンして
いるトランジスタTR7のベースがゼロボルトに引き込
まれることでカットオフされ、ブザー4の鳴動が停止さ
れ、この状態で主電話機と地区電話機1との間でコンデ
ンサC1を設けた通話回路の形成で通話連絡を行うこと
ができる。
出回路11のトランジスタTR5のオンによりオンして
いるトランジスタTR7のベースがゼロボルトに引き込
まれることでカットオフされ、ブザー4の鳴動が停止さ
れ、この状態で主電話機と地区電話機1との間でコンデ
ンサC1を設けた通話回路の形成で通話連絡を行うこと
ができる。
【0033】このような通話状態で障害ブザー鳴動回路
6のブザー鳴動回路15に障害検出信号が入力すると、
トランジスタTR10がオンし、ブザー4を鳴動する。
このときトランジスタTR7は第2検出回路14の検出
出力でオンしたトランジスタTR6によりカットオフ状
態にあるが、ダイオードD5により回路的に切り離され
ているため、トランジスタTR10をオンしても影響を
受けることなくブザー4を鳴動できる。障害ブザー鳴動
回路6により鳴動したブザー4は、警報停止スイッチ1
6をオフすることで停止できる。
6のブザー鳴動回路15に障害検出信号が入力すると、
トランジスタTR10がオンし、ブザー4を鳴動する。
このときトランジスタTR7は第2検出回路14の検出
出力でオンしたトランジスタTR6によりカットオフ状
態にあるが、ダイオードD5により回路的に切り離され
ているため、トランジスタTR10をオンしても影響を
受けることなくブザー4を鳴動できる。障害ブザー鳴動
回路6により鳴動したブザー4は、警報停止スイッチ1
6をオフすることで停止できる。
【0034】図3は本発明の他の実施例を示したブロッ
ク図であり、図1の実施例にあっては主電話機をプラグ
接続しているが、この実施例にあっては主電話機を受信
機に固定的に接続するようにしたことを特徴とする。図
3において、受信機10に設けた電話回路は、負荷抵抗
R11と直列に主電話機17をフックスイッチ18を介
して固定的に接続している。主電話機17のハンドセッ
トを受信機10に設けているフックに置いている時、フ
ックスイッチ18はオフに開いている。フックから主電
話機17のハンドセットを取り上げると、フックスイッ
チ18は図示のようにオンする。この主電話機17およ
びフックスイッチ18以外の構成は図1の第1実施例と
同じになる。また図3の第1検出回路11、ブザー鳴動
回路12、第2検出回路14および障害ブザー鳴動回路
6の詳細も、図2の回路図と同じになる。
ク図であり、図1の実施例にあっては主電話機をプラグ
接続しているが、この実施例にあっては主電話機を受信
機に固定的に接続するようにしたことを特徴とする。図
3において、受信機10に設けた電話回路は、負荷抵抗
R11と直列に主電話機17をフックスイッチ18を介
して固定的に接続している。主電話機17のハンドセッ
トを受信機10に設けているフックに置いている時、フ
ックスイッチ18はオフに開いている。フックから主電
話機17のハンドセットを取り上げると、フックスイッ
チ18は図示のようにオンする。この主電話機17およ
びフックスイッチ18以外の構成は図1の第1実施例と
同じになる。また図3の第1検出回路11、ブザー鳴動
回路12、第2検出回路14および障害ブザー鳴動回路
6の詳細も、図2の回路図と同じになる。
【0035】この図3のように受信機10側に主電話機
17をフックスイッチ18を介して直接接続している場
合についても、地区電話機1の接続を第1検出回路11
で検出すると、ブザー鳴動回路12によりブザー4を鳴
動すると同時に、電話灯3を点灯して電話呼出しを行
う。この電話呼出しを受けて主電話機17のハンドセッ
トを取り上げるとフックスイッチ18がオンし、フック
スイッチ18のオンを第2検出回路14が検出してブザ
ー鳴動回路12の動作を禁止し、ブザー4の鳴動を停止
する。そして主電話機17と地区電話機1の間の通話が
行われる。
17をフックスイッチ18を介して直接接続している場
合についても、地区電話機1の接続を第1検出回路11
で検出すると、ブザー鳴動回路12によりブザー4を鳴
動すると同時に、電話灯3を点灯して電話呼出しを行
う。この電話呼出しを受けて主電話機17のハンドセッ
トを取り上げるとフックスイッチ18がオンし、フック
スイッチ18のオンを第2検出回路14が検出してブザ
ー鳴動回路12の動作を禁止し、ブザー4の鳴動を停止
する。そして主電話機17と地区電話機1の間の通話が
行われる。
【0036】このような通話状態で、障害検出による障
害検出信号が障害ブザー鳴動回路6に入力すると、ブザ
ー鳴動回路12による鳴動停止とは独立にブザー4の鳴
動が行われる。
害検出信号が障害ブザー鳴動回路6に入力すると、ブザ
ー鳴動回路12による鳴動停止とは独立にブザー4の鳴
動が行われる。
【0037】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、受信機において非常電話の呼出しと各種の障害警報
にブザーを共用している場合にも、ブザーの鳴動による
通話呼出しが行われた後の通話中に障害検出が行われる
と、通話のためのブザー停止に影響されることなく、確
実に障害検出に基づくブザー警報を行うことができる。
ば、受信機において非常電話の呼出しと各種の障害警報
にブザーを共用している場合にも、ブザーの鳴動による
通話呼出しが行われた後の通話中に障害検出が行われる
と、通話のためのブザー停止に影響されることなく、確
実に障害検出に基づくブザー警報を行うことができる。
【0038】また、従来は受信機に3極電話ジャックを
設けて主電話機のプラグ差し込みでブザー鳴動を停止さ
せていたものを、本発明にあっては2極電話ジャックを
使用し、主電話機のプラグ接続を電気的に第2検出回路
で検出してブザー鳴動を停止させているため、3極電話
ジャックの代わりに2極電話ジャックの使用を可能と
し、これによって部品コストを低減させることができ
る。
設けて主電話機のプラグ差し込みでブザー鳴動を停止さ
せていたものを、本発明にあっては2極電話ジャックを
使用し、主電話機のプラグ接続を電気的に第2検出回路
で検出してブザー鳴動を停止させているため、3極電話
ジャックの代わりに2極電話ジャックの使用を可能と
し、これによって部品コストを低減させることができ
る。
【0039】また従来の3極電話ジャックにあっては、
3つの接点に対する配線接続が決められているため配線
作業に十分な注意が必要であり、誤配線する可能性もあ
ったが、本発明の2極電話ジャックにあっては、信号線
の接続関係は特に考慮する必要がなく、電話ジャックに
対する配線作業を簡単にすることができる。
3つの接点に対する配線接続が決められているため配線
作業に十分な注意が必要であり、誤配線する可能性もあ
ったが、本発明の2極電話ジャックにあっては、信号線
の接続関係は特に考慮する必要がなく、電話ジャックに
対する配線作業を簡単にすることができる。
【図1】本発明の一実施例を示したブロック図
【図2】図1の非常電話回路の具体例を示した回路図
【図3】本発明の他の実施例を示したブロック図
【図4】従来の非常電話回路のブロック図
1:地区電話機 3:電話灯 4:ブザー 6:障害ブザー鳴動回路 10:受信機 11:第1検出回路 12:ブザー鳴動回路 13:2極電話ジャック 14:第2検出回路 15:ブザー鳴動回路 16:警報停止スイッチ 17:主電話機 18:フックスイッチ TR7:トランジスタ(第1スイッチング素子) TR6:トランジスタ(第2スイッチング素子) TR10:トランジスタ(第3スイッチング素子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−119577(JP,A) 実開 平5−23296(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 25/08 H04M 11/04
Claims (3)
- 【請求項1】受信機側の主電話機と、該受信機から引き
出された複数の回線に接続され監視区域の所定の箇所に
設けられた地区電話機との間で電話連絡するための防災
監視装置の非常電話回路において、 前記地区電話機が接続されたことを検出する第1検出回
路と、 該第1検出回路の検出出力により点灯する電話灯と、 前記受信機側の主電話機のプラグが差し込み接続される
2極電話ジャックと、 該2極電話ジャックに前記主電話機のプラグが差し込み
接続されたことを検出する第2検出回路と、 前記第1検出回路の検出出力によりブザーを鳴動すると
共に、前記第2検出回路出力により前記ブザーの鳴動を
停止するブザー鳴動回路と、 該ブザー鳴動回路によりブザー鳴動が停止状態にあって
も障害検出時に前記ブザーを鳴動する障害ブザー鳴動回
路と、を備えたことを特徴とする防災監視装置の非常電
話回路。 - 【請求項2】受信機側の主電話機と、該受信機から引き
出された複数の回線に接続され監視区域の所定の箇所に
設けられた地区電話機との間で電話連絡するための防災
監視装置の非常電話回路において、 前記地区電話機が接続されたことを検出する第1検出回
路と、 該第1検出回路の検出出力により点灯する電話灯と、 前記受信機側に接続した主電話機のフックアップでオン
するフックスイッチと、 前記フックスイッチのオンを検出する第2検出回路と、 前記第1検出回路の検出出力によりブザーを鳴動すると
共に、前記第2検出回路出力により前記ブザーの鳴動を
停止するブザー鳴動回路と、 該ブザー鳴動回路によりブザー鳴動が停止状態にあって
も障害検出時に前記ブザーを鳴動する障害ブザー鳴動回
路と、を備えたことを特徴とする防災監視装置の非常電
話回路。 - 【請求項3】請求項1又は2記載の防災監視装置の非常
電話回路に於いて、 前記ブザー鳴動回路は、前記ブザーと直列に前記第1検
出回路の検出出力でオンしてブザーを鳴動する第1スイ
ッチング素子と、前記第2検出回路の検出出力により該
第1スイッチング素子をオフしてブザー鳴動を停止する
第2スイッチング素子を備え、 前記ブザー鳴動回路は、前記第1スイッチング素子に並
列接続され、障害検出時にオンして前記ブザーを鳴動す
る第3スイッチング素子を備えたことを特徴とする防災
監視装置の非常電話回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10517495A JP3205482B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 防災監視装置の非常電話回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10517495A JP3205482B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 防災監視装置の非常電話回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08305974A JPH08305974A (ja) | 1996-11-22 |
JP3205482B2 true JP3205482B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=14400320
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10517495A Expired - Fee Related JP3205482B2 (ja) | 1995-04-28 | 1995-04-28 | 防災監視装置の非常電話回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3205482B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3803077B2 (ja) * | 2002-09-06 | 2006-08-02 | ホーチキ株式会社 | 火災報知設備の電話装置 |
JP7262274B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-04-21 | ホーチキ株式会社 | 非常電話システム |
-
1995
- 1995-04-28 JP JP10517495A patent/JP3205482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08305974A (ja) | 1996-11-22 |
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