JP3203681B2 - 垂直同期処理回路 - Google Patents
垂直同期処理回路Info
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- JP3203681B2 JP3203681B2 JP12782991A JP12782991A JP3203681B2 JP 3203681 B2 JP3203681 B2 JP 3203681B2 JP 12782991 A JP12782991 A JP 12782991A JP 12782991 A JP12782991 A JP 12782991A JP 3203681 B2 JP3203681 B2 JP 3203681B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 53
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 101100328887 Caenorhabditis elegans col-34 gene Proteins 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Synchronizing For Television (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばノンインターレ
ース表示の行われるモニタ受像機に使用される垂直同期
処理回路に関するものである。
ース表示の行われるモニタ受像機に使用される垂直同期
処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばモニタ受像機において、テレテキ
スト等の文字多重信号の表示を行う場合には、インター
レース処理に伴う文字の振れ等を無くすため、ノンイン
ターレース処理が行われる。その場合に従来は、例えば
以下のような装置が用いられていた。
スト等の文字多重信号の表示を行う場合には、インター
レース処理に伴う文字の振れ等を無くすため、ノンイン
ターレース処理が行われる。その場合に従来は、例えば
以下のような装置が用いられていた。
【0003】すなわち図5において、入力端子51から
の映像信号は映像回路52に供給される。それと共に入
力端子51からの映像信号がスイッチ53を介して同期
分離回路54に供給され、ここで分離された水平及び垂
直の同期信号が同期処理回路55に供給される。そして
この同期処理回路55にて垂直及び水平の偏向信号が形
成されて、通常の映像信号の表示が行われる。
の映像信号は映像回路52に供給される。それと共に入
力端子51からの映像信号がスイッチ53を介して同期
分離回路54に供給され、ここで分離された水平及び垂
直の同期信号が同期処理回路55に供給される。そして
この同期処理回路55にて垂直及び水平の偏向信号が形
成されて、通常の映像信号の表示が行われる。
【0004】これに対して文字表示を行う場合には、入
力端子51からの映像信号が文字多重信号処理部56に
供給されると共に、同期発生回路57からのノンインタ
ーレースの水平及び垂直の同期信号が文字多重信号処理
部56に供給される。そしてこの文字多重信号処理部5
6にて文字表示信号が形成されると共に、スイッチ53
が切換られ、同期発生回路57からの同期信号が同期分
離回路54に供給される。これによって同期処理回路5
5ではノンインターレースの偏向信号が形成されて、ノ
ンインターレースの文字表示信号の表示が行われる。
力端子51からの映像信号が文字多重信号処理部56に
供給されると共に、同期発生回路57からのノンインタ
ーレースの水平及び垂直の同期信号が文字多重信号処理
部56に供給される。そしてこの文字多重信号処理部5
6にて文字表示信号が形成されると共に、スイッチ53
が切換られ、同期発生回路57からの同期信号が同期分
離回路54に供給される。これによって同期処理回路5
5ではノンインターレースの偏向信号が形成されて、ノ
ンインターレースの文字表示信号の表示が行われる。
【0005】ところがこの装置において、文字多重信号
処理部56の同期発生回路57からの同期信号はノンイ
ンターレース表示を行うために、1垂直期間が水平同期
信号の周期の整数倍で構成され、例えば垂直周波数が6
0Hzのシステムでは1垂直期間が263水平周期、垂
直周波数が50Hzのシステムでは1垂直期間が313
水平周期で構成されるようになっている。
処理部56の同期発生回路57からの同期信号はノンイ
ンターレース表示を行うために、1垂直期間が水平同期
信号の周期の整数倍で構成され、例えば垂直周波数が6
0Hzのシステムでは1垂直期間が263水平周期、垂
直周波数が50Hzのシステムでは1垂直期間が313
水平周期で構成されるようになっている。
【0006】このため従来の装置では、元の映像信号の
同期信号に対して垂直同期信号の位相がずれて行くこと
になり、垂直偏向の鋸歯状波は図6に示すように通常は
破線のようであるものが、ノンインターレースでは実線
のようになってしまう。従って文字表示から通常の映像
表示に切換てノンインターレース処理を解除した際に垂
直偏向信号が不連続になり、垂直ジッターや画流れを生
じてしまっていた。
同期信号に対して垂直同期信号の位相がずれて行くこと
になり、垂直偏向の鋸歯状波は図6に示すように通常は
破線のようであるものが、ノンインターレースでは実線
のようになってしまう。従って文字表示から通常の映像
表示に切換てノンインターレース処理を解除した際に垂
直偏向信号が不連続になり、垂直ジッターや画流れを生
じてしまっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、文字表示から通常の映像表示に切換てノンインタ
ーレース処理を解除した際に垂直偏向信号が不連続にな
り、垂直ジッターや画流れを生じてしまうというもので
ある。
点は、文字表示から通常の映像表示に切換てノンインタ
ーレース処理を解除した際に垂直偏向信号が不連続にな
り、垂直ジッターや画流れを生じてしまうというもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、供給される映
像信号に含まれる垂直同期信号が検出された場合には、
垂直同期信号に同期したタイミングパルスを発生させ、
また、垂直同期信号が検出されない場合には、欠落した
垂直同期信号が補間されたタイミングパルスを発生させ
るための垂直同期処理回路において、上記垂直同期処理
回路を、上記映像信号の垂直同期信号の周期が所定のも
のであると判断される標準モードか、上記映像信号の垂
直同期信号の周期が所定のものでないと判断される非標
準モードか、無信号であると判断される無信号モード
か、あるいは、映像信号がノンインターレース信号のい
ずれかの動作モードで動作させるために、垂直周期で計
数値が初期値にセットされると共に上記垂直同期処理回
路の動作モードが上記非標準モードとされた後に、水平
周波数の整数倍の周波数の周期で繰り返し起動されるソ
フトウェアであって、少なくとも上記映像信号がノンイ
ンターレース信号かインターレース信号かを判別する第
1の手順と、上記映像信号がインターレース信号であっ
て、上記映像信号の垂直同期信号が検出されているか否
かを判別する第2の手順(ステップ〔1〕)と、上記第
2の手順で上記映像信号の垂直同期信号が検出されなか
った場合において、上記垂直同期処理回路の動作モード
が、上記標準モードであるか、上記非標準モードである
か、あるいは、上記無信号モードであるかを判別する第
3の手順(ステップ〔2〕)と、上記第3の手順で上記
垂直同期処理回路の動作モードが標準モードであると判
別された場合において、上記計数値を1垂直周期内にソ
フトウェアが起動される回数に対応する所定の設定値と
比較して、上記計数値が上記所定の設定値以上である場
合には上記計数値をメモリーへ書込んだ後、リセット
し、そうでない場合には上記計数値を一定値づつ増加さ
せた後、メモリーへ書込む第4の手順(ステップ〔3〕
〜〔5〕)と、上記第3の手順で上記垂直同期処理回路
の動作モードが非標準モードであると判別された場合に
おいて、上記計数値を垂直同期信号を検出する期間を示
すウィンドウの上限値と比較して、上記計数値が上記ウ
ィンドウの上限値以上である場合には上記計数値をメモ
リーへ書込んだ後、リセットし、そうでない場合には上
記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む
第5の手順(ステップ〔6〕〜〔8〕)と、上記第3の
手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが無信号モー
ドであると判別された場合において、上記計数値を上記
所定の設定値と比較して、上記計数値が上記所定の設定
値以上である場合には上記計数値をメモリーへ書込んだ
後、リセットし、そうでない場合には上記計数値を一定
値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第6の手順(ス
テップ
像信号に含まれる垂直同期信号が検出された場合には、
垂直同期信号に同期したタイミングパルスを発生させ、
また、垂直同期信号が検出されない場合には、欠落した
垂直同期信号が補間されたタイミングパルスを発生させ
るための垂直同期処理回路において、上記垂直同期処理
回路を、上記映像信号の垂直同期信号の周期が所定のも
のであると判断される標準モードか、上記映像信号の垂
直同期信号の周期が所定のものでないと判断される非標
準モードか、無信号であると判断される無信号モード
か、あるいは、映像信号がノンインターレース信号のい
ずれかの動作モードで動作させるために、垂直周期で計
数値が初期値にセットされると共に上記垂直同期処理回
路の動作モードが上記非標準モードとされた後に、水平
周波数の整数倍の周波数の周期で繰り返し起動されるソ
フトウェアであって、少なくとも上記映像信号がノンイ
ンターレース信号かインターレース信号かを判別する第
1の手順と、上記映像信号がインターレース信号であっ
て、上記映像信号の垂直同期信号が検出されているか否
かを判別する第2の手順(ステップ〔1〕)と、上記第
2の手順で上記映像信号の垂直同期信号が検出されなか
った場合において、上記垂直同期処理回路の動作モード
が、上記標準モードであるか、上記非標準モードである
か、あるいは、上記無信号モードであるかを判別する第
3の手順(ステップ〔2〕)と、上記第3の手順で上記
垂直同期処理回路の動作モードが標準モードであると判
別された場合において、上記計数値を1垂直周期内にソ
フトウェアが起動される回数に対応する所定の設定値と
比較して、上記計数値が上記所定の設定値以上である場
合には上記計数値をメモリーへ書込んだ後、リセット
し、そうでない場合には上記計数値を一定値づつ増加さ
せた後、メモリーへ書込む第4の手順(ステップ〔3〕
〜〔5〕)と、上記第3の手順で上記垂直同期処理回路
の動作モードが非標準モードであると判別された場合に
おいて、上記計数値を垂直同期信号を検出する期間を示
すウィンドウの上限値と比較して、上記計数値が上記ウ
ィンドウの上限値以上である場合には上記計数値をメモ
リーへ書込んだ後、リセットし、そうでない場合には上
記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む
第5の手順(ステップ〔6〕〜〔8〕)と、上記第3の
手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが無信号モー
ドであると判別された場合において、上記計数値を上記
所定の設定値と比較して、上記計数値が上記所定の設定
値以上である場合には上記計数値をメモリーへ書込んだ
後、リセットし、そうでない場合には上記計数値を一定
値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第6の手順(ス
テップ
〔9〕〜〔11〕)と、上記第2の手順で上記映
像信号の垂直同期信号が検出された場合において、上記
垂直同期処理回路の動作モードが、上記標準モードであ
るか、上記非標準モードであるか、あるいは、上記無信
号モードであるかを判別する第7の手順(ステップ〔1
2〕)と、上記第7の手順で上記垂直同期処理回路の動
作モードが標準モードであると判別された場合におい
て、上記計数値を所定の設定値と比較して、上記計数値
が上記所定の設定値に等しい場合には上記計数値をメモ
リーへ書込んだ後、リセットし、そうでない場合には上
記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む
第8の手順(ステップ〔13〕〜〔15〕)と、上記第
7の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが非標準
モードであると判別された場合において、上記計数値を
上記ウィンドウの下限値と比較して、上記計数値が上記
ウィンドウの下限値より小さい場合には上記計数値を一
定値づつ増加させた後、メモリーへ書込み、そうでない
場合には、現在の上記計数値とメモリーに書込まれた複
数の上記計数値の最大値と最小値にしたがって、上記ウ
ィンドウを更新すると共に、上記計数値をメモリーへ書
込んだ後、リセットする第9の手順(ステップ〔16〕
〜〔20〕)と、上記第7の手順で上記垂直同期処理回
路の動作モードが無信号モードであると判別された場合
において、上記垂直同期処理回路の動作モードを非標準
モードにする第10の手順(ステップ〔21〕)と、上
記第9の手順で上記計数値が上記所定の値以上であるこ
とが所定回数判別された場合には上記垂直同期処理回路
の動作モードを標準モードにする第11の手順(ステッ
プ〔19〕)と、上記第5の手順で上記計数値が上記ウ
ィンドウの上限値以上であることが所定回数判別された
場合には上記垂直同期処理回路の動作モードを無信号モ
ードにする第12の手順(ステップ〔8〕)と、上記第
1の手順で上記映像信号がノンインターレース信号であ
ると判別された場合に、順次表示されるフィールドに従
って交互に論理値が反転するフラッグ値を用いて、前記
フラッグ値が0か1であることを判別する第13の手順
と、上記第13の手順で前記フラッグ値が1であると判
別されて、上記計数値が1フィールドに対応する走査線
数の端数を切り下げた第2の所定値より小さい場合には
上記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込
む第14の手順と、上記第13の手順で前記フラッグ値
が1であると判別されて上記計数値が前記第2の所定値
に等しいかまたは大きい場合には前記フラッグ値を0に
するとともに上記計数値を0にしてメモリーへ書込む第
15の手順と、上記第13の手順で前記フラッグ値が0
であると判別されて、上記計数値が前記第2の所定値と
水平周波数の1周期に対応する計数値の和より場合には
上記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込
む第16の手順と、上記第13の手順で前記フラッグ値
が0であると判別されて、上記計数値が前記第2の所定
値と水平周波数の1周期に対応する計数値の和に等しい
かまたは大きい場合には前記フラッグ値を1にするとと
もに上記計数値を0にしてメモリーへ書込む第17の手
順とが含まれたソフトウェアが格納された記憶手段と、
前記メモリーに格納された前記ソフトウェアを実行して
上記計数値を前記垂直偏向用のタイミング情報として出
力する演算手段とを備えたことを特徴とする垂直同期処
理回路である。
像信号の垂直同期信号が検出された場合において、上記
垂直同期処理回路の動作モードが、上記標準モードであ
るか、上記非標準モードであるか、あるいは、上記無信
号モードであるかを判別する第7の手順(ステップ〔1
2〕)と、上記第7の手順で上記垂直同期処理回路の動
作モードが標準モードであると判別された場合におい
て、上記計数値を所定の設定値と比較して、上記計数値
が上記所定の設定値に等しい場合には上記計数値をメモ
リーへ書込んだ後、リセットし、そうでない場合には上
記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む
第8の手順(ステップ〔13〕〜〔15〕)と、上記第
7の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが非標準
モードであると判別された場合において、上記計数値を
上記ウィンドウの下限値と比較して、上記計数値が上記
ウィンドウの下限値より小さい場合には上記計数値を一
定値づつ増加させた後、メモリーへ書込み、そうでない
場合には、現在の上記計数値とメモリーに書込まれた複
数の上記計数値の最大値と最小値にしたがって、上記ウ
ィンドウを更新すると共に、上記計数値をメモリーへ書
込んだ後、リセットする第9の手順(ステップ〔16〕
〜〔20〕)と、上記第7の手順で上記垂直同期処理回
路の動作モードが無信号モードであると判別された場合
において、上記垂直同期処理回路の動作モードを非標準
モードにする第10の手順(ステップ〔21〕)と、上
記第9の手順で上記計数値が上記所定の値以上であるこ
とが所定回数判別された場合には上記垂直同期処理回路
の動作モードを標準モードにする第11の手順(ステッ
プ〔19〕)と、上記第5の手順で上記計数値が上記ウ
ィンドウの上限値以上であることが所定回数判別された
場合には上記垂直同期処理回路の動作モードを無信号モ
ードにする第12の手順(ステップ〔8〕)と、上記第
1の手順で上記映像信号がノンインターレース信号であ
ると判別された場合に、順次表示されるフィールドに従
って交互に論理値が反転するフラッグ値を用いて、前記
フラッグ値が0か1であることを判別する第13の手順
と、上記第13の手順で前記フラッグ値が1であると判
別されて、上記計数値が1フィールドに対応する走査線
数の端数を切り下げた第2の所定値より小さい場合には
上記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込
む第14の手順と、上記第13の手順で前記フラッグ値
が1であると判別されて上記計数値が前記第2の所定値
に等しいかまたは大きい場合には前記フラッグ値を0に
するとともに上記計数値を0にしてメモリーへ書込む第
15の手順と、上記第13の手順で前記フラッグ値が0
であると判別されて、上記計数値が前記第2の所定値と
水平周波数の1周期に対応する計数値の和より場合には
上記計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込
む第16の手順と、上記第13の手順で前記フラッグ値
が0であると判別されて、上記計数値が前記第2の所定
値と水平周波数の1周期に対応する計数値の和に等しい
かまたは大きい場合には前記フラッグ値を1にするとと
もに上記計数値を0にしてメモリーへ書込む第17の手
順とが含まれたソフトウェアが格納された記憶手段と、
前記メモリーに格納された前記ソフトウェアを実行して
上記計数値を前記垂直偏向用のタイミング情報として出
力する演算手段とを備えたことを特徴とする垂直同期処
理回路である。
【0009】
【作用】これによれば、計数値をリセットする所定の値
を1垂直期間毎に変更することによって、リセットの間
隔が水平同期信号の周期の整数倍の位置とされ、簡単な
構成で良好なノンインターレースの垂直偏向信号を形成
することができると共に、この垂直偏向信号を略映像信
号と連続したものにすることができる。
を1垂直期間毎に変更することによって、リセットの間
隔が水平同期信号の周期の整数倍の位置とされ、簡単な
構成で良好なノンインターレースの垂直偏向信号を形成
することができると共に、この垂直偏向信号を略映像信
号と連続したものにすることができる。
【0010】
【実施例】図1は垂直同期処理回路を実現するためのハ
ードウェアの一例を示す。この図において、水平周波数
の2倍(2fH )のタイミング信号と例えば4MHzの
クロック信号がインストラクションアドレス発生器1に
供給される。この発生器1で発生されたアドレスがイン
ストラクション(I)ROM及びRAM2に供給され、
このROM及びRAM2で発生された信号が、データ用
のROM3及びRAM4と、インストラクションデコー
ダ5に供給される。さらにROM3及びRAM4からの
データがALU6に供給され、ALU6の出力がアキュ
ムレータ(ACC)7を介してROM3及びRAM4と
ALU6に帰還される。また、これらのALU6及びア
キュムレータ7の動作がインストラクションデコーダ5
からの信号によって制御される。さらにアキュムレータ
7からの信号及び垂直同期信号がジャンプ命令の発生器
8に供給され、この発生器8からのジャンプ命令がイン
ストラクションアドレス発生器1に供給される。そして
この回路において、後述するフローチャートに示された
ソフトウェアの演算が行われ、この演算結果がレジスタ
9及び10に取り出される。
ードウェアの一例を示す。この図において、水平周波数
の2倍(2fH )のタイミング信号と例えば4MHzの
クロック信号がインストラクションアドレス発生器1に
供給される。この発生器1で発生されたアドレスがイン
ストラクション(I)ROM及びRAM2に供給され、
このROM及びRAM2で発生された信号が、データ用
のROM3及びRAM4と、インストラクションデコー
ダ5に供給される。さらにROM3及びRAM4からの
データがALU6に供給され、ALU6の出力がアキュ
ムレータ(ACC)7を介してROM3及びRAM4と
ALU6に帰還される。また、これらのALU6及びア
キュムレータ7の動作がインストラクションデコーダ5
からの信号によって制御される。さらにアキュムレータ
7からの信号及び垂直同期信号がジャンプ命令の発生器
8に供給され、この発生器8からのジャンプ命令がイン
ストラクションアドレス発生器1に供給される。そして
この回路において、後述するフローチャートに示された
ソフトウェアの演算が行われ、この演算結果がレジスタ
9及び10に取り出される。
【0011】すなわち図2は、上述のインストラクショ
ン(I)ROM及びRAM2に記憶されたソフトウェア
の一例のフローチャートを示す。この図において、この
ソフトウェアは上述の水平周波数の2倍(2fH )の周
期で起動(スタート)される。そしてスタートされると
まずステップ〔1〕で垂直同期信号の期間であるか否か
が判別される。ここで垂直同期信号のパルスの立ち上が
り位置でない(NO)ときは、ステップ〔2〕で標準・
非標準・無信号のモードが判別される。なおこのステッ
プ〔2〕は、後述するフラグで判別が行われる。
ン(I)ROM及びRAM2に記憶されたソフトウェア
の一例のフローチャートを示す。この図において、この
ソフトウェアは上述の水平周波数の2倍(2fH )の周
期で起動(スタート)される。そしてスタートされると
まずステップ〔1〕で垂直同期信号の期間であるか否か
が判別される。ここで垂直同期信号のパルスの立ち上が
り位置でない(NO)ときは、ステップ〔2〕で標準・
非標準・無信号のモードが判別される。なおこのステッ
プ〔2〕は、後述するフラグで判別が行われる。
【0012】このステップ〔2〕で標準モードのとき
は、ステップ〔3〕で計数値(X)が所定値(Tstm )
に対して、X≧Tstm であるか否かが判別される。そし
てX≧Tstm でない(NO)ときは、ステップ〔4〕で
計数値(X)が1加算され、X≧Tstm である(YE
S)ときは、ステップ〔5〕で計数値(X)が0にリセ
ットされる。その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
は、ステップ〔3〕で計数値(X)が所定値(Tstm )
に対して、X≧Tstm であるか否かが判別される。そし
てX≧Tstm でない(NO)ときは、ステップ〔4〕で
計数値(X)が1加算され、X≧Tstm である(YE
S)ときは、ステップ〔5〕で計数値(X)が0にリセ
ットされる。その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
【0013】またステップ〔2〕で非標準モードのとき
は、ステップ〔6〕で計数値(X)が後述する検出ウィ
ンドウの上限値(Wmax )に対して、X≧Wmax である
か否かが判別される。そしてX≧Wmax でない(NO)
ときは、ステップ〔7〕で計数値(X)が1加算され、
X≧Wmaxである(YES)ときは、ステップ〔8〕で
計数値(X)が0にリセットされる。その後にこのフロ
ーチャートは停止(ストップ)される。
は、ステップ〔6〕で計数値(X)が後述する検出ウィ
ンドウの上限値(Wmax )に対して、X≧Wmax である
か否かが判別される。そしてX≧Wmax でない(NO)
ときは、ステップ〔7〕で計数値(X)が1加算され、
X≧Wmaxである(YES)ときは、ステップ〔8〕で
計数値(X)が0にリセットされる。その後にこのフロ
ーチャートは停止(ストップ)される。
【0014】さらにステップ〔2〕で無信号モードのと
きは、ステップ
きは、ステップ
〔9〕で計数値(X)が所定値(Tstm
)に対して、X≧Tstm であるか否かが判別される。
そしてX≧Tstm でない(NO)ときは、ステップ〔1
0〕で計数値(X)が1加算され、X≧Tstm である
(YES)ときは、ステップ〔11〕で計数値(X)が
0にリセットされる。その後にこのフローチャートは停
止(ストップ)される。
)に対して、X≧Tstm であるか否かが判別される。
そしてX≧Tstm でない(NO)ときは、ステップ〔1
0〕で計数値(X)が1加算され、X≧Tstm である
(YES)ときは、ステップ〔11〕で計数値(X)が
0にリセットされる。その後にこのフローチャートは停
止(ストップ)される。
【0015】一方、ステップ〔1〕で垂直同期信号のパ
ルスの立ち上がりである(YES)ときは、ステップ
〔12〕で上述のステップ〔2〕と同様にして標準・非
標準・無信号のモードが判別される。そしてこのステッ
プ〔12〕で標準モードのときは、ステップ〔13〕で
計数値(X)と所定値(Tstm )が、X=Tstm である
か否かが判別される。そしてX=Tstm でない(NO)
ときは、ステップ〔14〕で計数値(X)が1加算さ
れ、X=Tstm である(YES)ときは、ステップ〔1
5〕で計数値(X)が0にリセットされる。その後にこ
のフローチャートは停止(ストップ)される。
ルスの立ち上がりである(YES)ときは、ステップ
〔12〕で上述のステップ〔2〕と同様にして標準・非
標準・無信号のモードが判別される。そしてこのステッ
プ〔12〕で標準モードのときは、ステップ〔13〕で
計数値(X)と所定値(Tstm )が、X=Tstm である
か否かが判別される。そしてX=Tstm でない(NO)
ときは、ステップ〔14〕で計数値(X)が1加算さ
れ、X=Tstm である(YES)ときは、ステップ〔1
5〕で計数値(X)が0にリセットされる。その後にこ
のフローチャートは停止(ストップ)される。
【0016】またステップ〔12〕で非標準モードのと
きは、ステップ〔16〕で計数値(X)が後述する検出
ウィンドウの下限値(Wmin )に対して、X<Wmin で
あるか否かが判別される。そしてX<Wmin である(Y
ES)ときは、ステップ〔17〕で計数値(X)が1加
算される。これに対してステップ〔16〕でX<Wmin
でない(NO)ときは、ステップ〔18〕でそのときの
計数値(X)から垂直周波数が50/60Hzのシステ
ムが判別され、ステップ〔19〕で検出ウィンドウが更
新されて、ステップ〔20〕で計数値(X)が0にリセ
ットされる。その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
きは、ステップ〔16〕で計数値(X)が後述する検出
ウィンドウの下限値(Wmin )に対して、X<Wmin で
あるか否かが判別される。そしてX<Wmin である(Y
ES)ときは、ステップ〔17〕で計数値(X)が1加
算される。これに対してステップ〔16〕でX<Wmin
でない(NO)ときは、ステップ〔18〕でそのときの
計数値(X)から垂直周波数が50/60Hzのシステ
ムが判別され、ステップ〔19〕で検出ウィンドウが更
新されて、ステップ〔20〕で計数値(X)が0にリセ
ットされる。その後にこのフローチャートは停止(スト
ップ)される。
【0017】さらにステップ〔12〕で無信号モードの
ときは、ステップ〔21〕でモードのフラグが非標準モ
ードとされ、ステップ〔22〕で計数値(X)がX>1
00であるか否かが判別される。そしてX>100でな
い(NO)ときは、ステップ〔23〕で計数値(X)が
1加算され、X>100である(YES)ときは、ステ
ップ〔24〕で計数値(X)が0にリセットされる。そ
の後にこのフローチャートは停止(ストップ)される。
以上のソフトウェアが例えば水平周波数の2倍(2
fH )の周期で繰り返し起動(スタート)される。
ときは、ステップ〔21〕でモードのフラグが非標準モ
ードとされ、ステップ〔22〕で計数値(X)がX>1
00であるか否かが判別される。そしてX>100でな
い(NO)ときは、ステップ〔23〕で計数値(X)が
1加算され、X>100である(YES)ときは、ステ
ップ〔24〕で計数値(X)が0にリセットされる。そ
の後にこのフローチャートは停止(ストップ)される。
以上のソフトウェアが例えば水平周波数の2倍(2
fH )の周期で繰り返し起動(スタート)される。
【0018】そして初期状態では、計数値(X)が0に
初期値セットされると共に、モードのフラグは非標準モ
ードとされる。これによって上述のフローチャートは、
初期状態ではステップ〔1〕→〔2〕→〔6〕→〔7〕
または〔8〕を通じて駆動され、水平周波数の2倍(2
fH )の周期で計数値(X)が1ずつ加算される。これ
によって、例えばステップ〔1〕で垂直同期信号のパル
スの立ち上がりが検出されず、この計数値(X)が検出
ウィンドウの上限値(Wmax )を越えると計数値(X)
が0にリセットされる。そしてこのリセットが例えば3
回連続して行われるとモードのフラグが無信号モードと
される。これによってフローチャートは、ステップ
〔1〕→〔2〕→
初期値セットされると共に、モードのフラグは非標準モ
ードとされる。これによって上述のフローチャートは、
初期状態ではステップ〔1〕→〔2〕→〔6〕→〔7〕
または〔8〕を通じて駆動され、水平周波数の2倍(2
fH )の周期で計数値(X)が1ずつ加算される。これ
によって、例えばステップ〔1〕で垂直同期信号のパル
スの立ち上がりが検出されず、この計数値(X)が検出
ウィンドウの上限値(Wmax )を越えると計数値(X)
が0にリセットされる。そしてこのリセットが例えば3
回連続して行われるとモードのフラグが無信号モードと
される。これによってフローチャートは、ステップ
〔1〕→〔2〕→
〔9〕→〔10〕または〔11〕を通
じて駆動され、計数値(X)は水平周波数の2倍(2f
H )の周期で1ずつ加算されて、0→Tstm の値が繰り
返される。
じて駆動され、計数値(X)は水平周波数の2倍(2f
H )の周期で1ずつ加算されて、0→Tstm の値が繰り
返される。
【0019】これに対して、非標準モードでステップ
〔1〕で垂直同期信号のパルスの立ち上がりが検出され
ると、フローチャートは、ステップ〔1〕→〔12〕→
〔16〕→〔17〕または〔18〕→〔19〕→〔2
0〕を通じて駆動される。ここで初期状態ではステップ
〔16〕はX<Wmin である(YES)のままで、やが
てステップ〔1〕で垂直同期信号のパルスの立ち上がり
が検出されなくなってステップ〔1〕→〔2〕→
〔1〕で垂直同期信号のパルスの立ち上がりが検出され
ると、フローチャートは、ステップ〔1〕→〔12〕→
〔16〕→〔17〕または〔18〕→〔19〕→〔2
0〕を通じて駆動される。ここで初期状態ではステップ
〔16〕はX<Wmin である(YES)のままで、やが
てステップ〔1〕で垂直同期信号のパルスの立ち上がり
が検出されなくなってステップ〔1〕→〔2〕→
〔9〕
→〔10〕または〔11〕を通じた駆動に戻されるが、
これらが繰り返される内に、駆動はステップ〔16〕で
X<Wmin でない(NO)状態になるように引き込まれ
る。
→〔10〕または〔11〕を通じた駆動に戻されるが、
これらが繰り返される内に、駆動はステップ〔16〕で
X<Wmin でない(NO)状態になるように引き込まれ
る。
【0020】この状態でステップ〔18〕で垂直周波数
の50/60Hzのシステム判別が行われる。なお判別
はこの状態が例えば4回繰り返されたときに行われ、こ
の間の計数値(X)の平均値が略625のとき50H
z、略525のとき60Hzと判別される。これによっ
て例えば上述のTstm の値が、それぞれ50Hzのとき
625、60Hzのとき525に定められる。
の50/60Hzのシステム判別が行われる。なお判別
はこの状態が例えば4回繰り返されたときに行われ、こ
の間の計数値(X)の平均値が略625のとき50H
z、略525のとき60Hzと判別される。これによっ
て例えば上述のTstm の値が、それぞれ50Hzのとき
625、60Hzのとき525に定められる。
【0021】またこの状態でステップ〔19〕で検出ウ
ィンドウの更新が行われる。この更新もこの状態が例え
ば4回繰り返されたときに行われ、この間の計数値
(X)の最大値及び最小値に対してそれぞれ所定のマー
ジンを付加したものが検出ウィンドウの上限値(Wmax
)及び下限値(Wmin )とされる。
ィンドウの更新が行われる。この更新もこの状態が例え
ば4回繰り返されたときに行われ、この間の計数値
(X)の最大値及び最小値に対してそれぞれ所定のマー
ジンを付加したものが検出ウィンドウの上限値(Wmax
)及び下限値(Wmin )とされる。
【0022】以上がインターレース時の処理で、これに
対してノンインターレース時の処理は図3のようにな
る。この図においてソフトウェアがスタートされると、
ステップ〔31〕で映像信号の垂直周波数の50/60
Hzのシステムが判別される。これによって垂直周波数
が50Hzでない(NO)ときは、ステップ〔32〕で
後述するSWフラグが1であるか否か判別される。そし
てSWフラグが1でない(NO)ときは、ステップ〔3
3〕でX<526が判別され、SWフラグが1(YE
S)ときは、ステップ〔34〕でX<524が判別され
る。またステップ〔31〕で垂直周波数が50Hz(Y
ES)のときは、ステップ〔35〕でSWフラグが1で
あるか否か判別される。そしてSWフラグが1でない
(NO)ときは、ステップ〔36〕でX<626が判別
され、SWフラグが1(YES)ときは、ステップ〔3
7〕でX<624が判別される。
対してノンインターレース時の処理は図3のようにな
る。この図においてソフトウェアがスタートされると、
ステップ〔31〕で映像信号の垂直周波数の50/60
Hzのシステムが判別される。これによって垂直周波数
が50Hzでない(NO)ときは、ステップ〔32〕で
後述するSWフラグが1であるか否か判別される。そし
てSWフラグが1でない(NO)ときは、ステップ〔3
3〕でX<526が判別され、SWフラグが1(YE
S)ときは、ステップ〔34〕でX<524が判別され
る。またステップ〔31〕で垂直周波数が50Hz(Y
ES)のときは、ステップ〔35〕でSWフラグが1で
あるか否か判別される。そしてSWフラグが1でない
(NO)ときは、ステップ〔36〕でX<626が判別
され、SWフラグが1(YES)ときは、ステップ〔3
7〕でX<624が判別される。
【0023】そしてこれらのステップ〔33〕〔34〕
〔36〕〔37〕でそうである(YES)ときは、ステ
ップ〔38〕で計数値(X)が1加算され、フローチャ
ートは停止(ストップ)される。またステップ〔33〕
及び〔36〕がそうでない(NO)ときはステップ〔3
9〕でSWフラグが1にされ、ステップ〔34〕及び
〔37〕がそうでない(NO)ときはステップ〔40〕
でSWフラグが0にされ、さらにステップ〔41〕で計
数値(X)が0にリセットされて、その後にこのフロー
チャートは停止(ストップ)される。
〔36〕〔37〕でそうである(YES)ときは、ステ
ップ〔38〕で計数値(X)が1加算され、フローチャ
ートは停止(ストップ)される。またステップ〔33〕
及び〔36〕がそうでない(NO)ときはステップ〔3
9〕でSWフラグが1にされ、ステップ〔34〕及び
〔37〕がそうでない(NO)ときはステップ〔40〕
でSWフラグが0にされ、さらにステップ〔41〕で計
数値(X)が0にリセットされて、その後にこのフロー
チャートは停止(ストップ)される。
【0024】従ってこの装置において、計数値Xは、元
の映像信号に対しては図4に破線で示すように変化され
るものが、ノンインターレース処理では実線に示すよう
に変化され、リセットの間隔が水平同期信号の周期の整
数倍の位置とされると共に、この計数値Xを用いて偏向
信号を形成することによって、垂直偏向信号を略映像信
号と連続したものにすることができる。なおこの装置に
おいては、例えば図7に示すように上述の図5における
同期処理回路55からの偏向信号が文字多重信号処理部
56に供給されることによって処理が行われる。
の映像信号に対しては図4に破線で示すように変化され
るものが、ノンインターレース処理では実線に示すよう
に変化され、リセットの間隔が水平同期信号の周期の整
数倍の位置とされると共に、この計数値Xを用いて偏向
信号を形成することによって、垂直偏向信号を略映像信
号と連続したものにすることができる。なおこの装置に
おいては、例えば図7に示すように上述の図5における
同期処理回路55からの偏向信号が文字多重信号処理部
56に供給されることによって処理が行われる。
【0025】こうして上述の装置によれば、計数値をリ
セットする所定の値を1垂直期間毎に変更することによ
って、リセットの間隔が水平同期信号の周期の整数倍の
位置とされ、簡単な構成で良好なノンインターレースの
垂直偏向信号を形成することができると共に、この垂直
偏向信号を略映像信号と連続したものにすることができ
るものである。
セットする所定の値を1垂直期間毎に変更することによ
って、リセットの間隔が水平同期信号の周期の整数倍の
位置とされ、簡単な構成で良好なノンインターレースの
垂直偏向信号を形成することができると共に、この垂直
偏向信号を略映像信号と連続したものにすることができ
るものである。
【0026】すなわち上述の装置において、ノンインタ
ーレースの垂直偏向信号と元の映像信号の垂直偏向信号
との差は映像区間内で水平同期信号の周期の1/2以内
であり、これによって垂直ジッターや画流れは無視でき
る程度になる。
ーレースの垂直偏向信号と元の映像信号の垂直偏向信号
との差は映像区間内で水平同期信号の周期の1/2以内
であり、これによって垂直ジッターや画流れは無視でき
る程度になる。
【0027】なお上述の装置において、従来文字多重信
号処理部に設けられていた複合同期信号発生手段を不用
にすることができる。また上述の装置において、ノイズ
や垂直同期信号の欠落等の影響も生じることがなくな
る。
号処理部に設けられていた複合同期信号発生手段を不用
にすることができる。また上述の装置において、ノイズ
や垂直同期信号の欠落等の影響も生じることがなくな
る。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、計数値をリセットす
る所定の値を1垂直期間毎に変更することによって、リ
セットの間隔が水平同期信号の周期の整数倍の位置とさ
れ、簡単な構成で良好なノンインターレースの垂直偏向
信号を形成することができると共に、この垂直偏向信号
を略映像信号と連続したものにすることができるように
なった。
る所定の値を1垂直期間毎に変更することによって、リ
セットの間隔が水平同期信号の周期の整数倍の位置とさ
れ、簡単な構成で良好なノンインターレースの垂直偏向
信号を形成することができると共に、この垂直偏向信号
を略映像信号と連続したものにすることができるように
なった。
【図1】本発明の垂直同期処理回路を実現するハードウ
ェアの一例の構成図である。
ェアの一例の構成図である。
【図2】回路を実現するためのソフトウェアの一例のフ
ローチャート図である。
ローチャート図である。
【図3】説明のための要部のフローチャート図である。
【図4】説明のための波形図である。
【図5】従来の装置の構成図である。
【図6】説明のための波形図である。
【図7】
本発明の垂直同期処理回路が適用される装置の
一例の構成図である。
一例の構成図である。
1・・・インストラクションアドレス発生器、2・・・
インストラクションROM及びRAM、3・・・データ
用のROM、4・・・データ用のRAM、5・・・イン
ストラクションデコーダ、6・・・ALU、7・・・ア
キュムレータ、8・・・ジャンプ命令の発生器、9,1
0・・・レジスタ
インストラクションROM及びRAM、3・・・データ
用のROM、4・・・データ用のRAM、5・・・イン
ストラクションデコーダ、6・・・ALU、7・・・ア
キュムレータ、8・・・ジャンプ命令の発生器、9,1
0・・・レジスタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−112381(JP,A) 特開 平2−127884(JP,A) 特開 昭61−13860(JP,A) 特開 昭61−264386(JP,A) 特開 平1−295297(JP,A) 特開 昭63−122365(JP,A) 特開 昭63−31274(JP,A) 特開 昭63−193780(JP,A) 特開 昭63−132577(JP,A) 特開 昭63−142774(JP,A) 実開 昭61−81264(JP,U) 特公 平2−2351(JP,B2) 特公 昭61−26264(JP,B2) 特公 昭63−25750(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/06 G09G 1/16 G09G 1/18 H04N 3/16 H04N 5/04
Claims (1)
- 【請求項1】 供給される映像信号に含まれる垂直同期
信号が検出された場合には、垂直同期信号に同期したタ
イミングパルスを発生させ、また、垂直同期信号が検出
されない場合には、欠落した垂直同期信号が補間された
タイミングパルスを発生させるための垂直同期処理回路
において、 上記垂直同期処理回路を、上記映像信号の垂直同期信号
の周期が所定のものであると判断される標準モードか、
上記映像信号の垂直同期信号の周期が所定のものでない
と判断される非標準モードか、無信号であると判断され
る無信号モードか、あるいは、映像信号がノンインター
レース信号のいずれかの動作モードで動作させるため
に、垂直周期で計数値が初期値にセットされると共に上
記垂直同期処理回路の動作モードが上記非標準モードと
された後に、水平周波数の整数倍の周波数の周期で繰り
返し起動されるソフトウェアであって、少なくとも上記
映像信号がノンインターレース信号かインターレース信
号かを判別する第1の手順と、 上記映像信号がインターレース信号であって、上記映像
信号の垂直同期信号が検出されているか否かを判別する
第2の手順と、 上記第2の手順で上記映像信号の垂直同期信号が検出さ
れなかった場合において、上記垂直同期処理回路の動作
モードが、上記標準モードであるか、上記非標準モード
であるか、あるいは、上記無信号モードであるかを判別
する第3の手順と、 上記第3の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
標準モードであると判別された場合において、上記計数
値を1垂直周期内にソフトウェアが起動される回数に対
応する所定の設定値と比較して、上記計数値が上記所定
の設定値以上である場合には上記計数値をメモリーへ書
込んだ後、リセットし、そうでない場合には上記計数値
を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第4の手
順と、 上記第3の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
非標準モードであると判別された場合において、上記計
数値を垂直同期信号を検出する期間を示すウィンドウの
上限値と比較して、上記計数値が上記ウィンドウの上限
値以上である場合には上記計数値をメモリーへ書込んだ
後、リセットし、そうでない場合には上記計数値を一定
値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第5の手順と、 上記第3の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
無信号モードであると判別された場合において、上記計
数値を上記所定の設定値と比較して、上記計数値が上記
所定の設定値以上である場合には上記計数値をメモリー
へ書込んだ後、リセットし、そうでない場合には上記計
数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第6
の手順と、 上記第2の手順で上記映像信号の垂直同期信号が検出さ
れた場合において、上記垂直同期処理回路の動作モード
が、上記標準モードであるか、上記非標準モードである
か、あるいは、上記無信号モードであるかを判別する第
7の手順と、 上記第7の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
標準モードであると判別された場合において、上記計数
値を所定の設定値と比較して、上記計数値が上記所定の
設定値に等しい場合には上記計数値をメモリーへ書込ん
だ後、リセットし、そうでない場合には上記計数値を一
定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第8の手順
と、 上記第7の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
非標準モードであると判別された場合において、上記計
数値を上記ウィンドウの下限値と比較して、上記計数値
が上記ウィンドウの下限値より小さい場合には上記計数
値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込み、そう
でない場合には、現在の上記計数値とメモリーに書込ま
れた複数の上記計数値の最大値と最小値にしたがって、
上記ウィンドウを更新すると共に、上記計数値をメモリ
ーへ書込んだ後、リセットする第9の手順と、 上記第7の手順で上記垂直同期処理回路の動作モードが
無信号モードであると判別された場合において、上記垂
直同期処理回路の動作モードを非標準モードにする第1
0の手順と、 上記第9の手順で上記計数値が上記所定の値以上である
ことが所定回数判別された場合には上記垂直同期処理回
路の動作モードを標準モードにする第11の手順と、 上記第5の手順で上記計数値が上記ウィンドウの上限値
以上であることが所定回数判別された場合には上記垂直
同期処理回路の動作モードを無信号モードにする第12
の手順と上記第1の手順で上記映像信号がノンインター
レース信号であると判別された場合に、順次表示される
フィールドに従って交互に論理値が反転するフラッグ値
を用いて、前記フラッグ値が0か1であることを判別す
る第13の手順と、 上記第13の手順で前記フラッグ値が1であると判別さ
れて、上記計数値が1フィールドに対応する走査線数の
端数を切り下げた第2の所定値より小さい場合には上記
計数値を一定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第
14の手順と、 上記第13の手順で前記フラッグ値が1であると判別さ
れて上記計数値が前記第2の所定値に等しいかまたは大
きい場合には前記フラッグ値を0にするとともに上記計
数値を0にしてメモリーへ書込む第15の手順と、 上記第13の手順で前記フラッグ値が0であると判別さ
れて、上記計数値が前記第2の所定値と水平周波数の1
周期に対応する計数値の和より場合には上記計数値を一
定値づつ増加させた後、メモリーへ書込む第16の手順
と、 上記第13の手順で前記フラッグ値が0であると判別さ
れて、上記計数値が前記第2の所定値と水平周波数の1
周期に対応する計数値の和に等しいかまたは大きい場合
には前記フラッグ値を1にするとともに上記計数値を0
にしてメモリーへ書込む第17の手順と、 が含まれたソフトウェアが格納された記憶手段と、 前記メモリーに格納された前記ソフトウェアを実行して
上記計数値を前記垂直偏向用のタイミング情報として出
力する演算手段とを備えたことを特徴とする垂直同期処
理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12782991A JP3203681B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 垂直同期処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12782991A JP3203681B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 垂直同期処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04352570A JPH04352570A (ja) | 1992-12-07 |
JP3203681B2 true JP3203681B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=14969697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12782991A Expired - Fee Related JP3203681B2 (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 垂直同期処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3203681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1188716A (ja) | 1997-09-03 | 1999-03-30 | Hitachi Ltd | ディスプレイ装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6126264B2 (ja) | 2009-07-10 | 2017-05-10 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
JP6325750B2 (ja) | 2015-07-13 | 2018-05-16 | 中▲車▼青▲島▼四方▲車▼▲輛▼研究所有限公司Crrc Qingdao Sifang Rolling Stock Research Institute Co.,Ltd. | 路面電車の液圧ブレーキユニット用のオイルタンク通気装置 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP12782991A patent/JP3203681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6126264B2 (ja) | 2009-07-10 | 2017-05-10 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
JP6325750B2 (ja) | 2015-07-13 | 2018-05-16 | 中▲車▼青▲島▼四方▲車▼▲輛▼研究所有限公司Crrc Qingdao Sifang Rolling Stock Research Institute Co.,Ltd. | 路面電車の液圧ブレーキユニット用のオイルタンク通気装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04352570A (ja) | 1992-12-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |