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JP3201761B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JP3201761B2
JP3201761B2 JP23088290A JP23088290A JP3201761B2 JP 3201761 B2 JP3201761 B2 JP 3201761B2 JP 23088290 A JP23088290 A JP 23088290A JP 23088290 A JP23088290 A JP 23088290A JP 3201761 B2 JP3201761 B2 JP 3201761B2
Authority
JP
Japan
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display
area
camera
displayed
function
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP23088290A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04109230A (ja
Inventor
弘 向井
恭男 前田
滋人 大森
博司 大塚
Original Assignee
ミノルタ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ミノルタ株式会社 filed Critical ミノルタ株式会社
Priority to JP23088290A priority Critical patent/JP3201761B2/ja
Publication of JPH04109230A publication Critical patent/JPH04109230A/ja
Priority to US08/365,330 priority patent/US5659823A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3201761B2 publication Critical patent/JP3201761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、撮影条件を決定するファンクションの内容
が設定可能なカメラに係り、特に該設定されたファンク
ションの内容をファインダ画面内に表示するようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファインダ画面内に被写体像と撮影条件を表示
するカメラが提案されている(米国特許第4315674号公
報、米国特許第4391500号公報)。すなわち、前者のカ
メラでは、3個の表示素子によりファインダ内に合焦状
態を表示するようになされており、後者のカメラでは、
パターンを表示するようになされている。
【0003】 また、カラー液晶表示装置を用いてファインダを構成
したカメラが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のカメラでは、ファインダ画面内に被写体像
以外に撮影条件を併記表示するようになされているが、
表示される撮影条件は固定的、静的なもので、撮影者が
積極的に設定する内容を表示するものではない。すなわ
ち、撮影に際して、撮影条件の確認は容易に出来るもの
の、撮影条件の設定をファインダ画面を覗いたままで行
うことはできない。
【0005】 本発明は、上記に鑑みて成されたもので、撮影条件を
決定するファンクションの設定内容をファインダ画面内
で表示するカメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のカメラは、撮影条件を決定するための複数の
ファンクションからなるグループを複数有するカメラに
おいて、所定のグループを選択するグループ選択手段
と、前記グループ選択手段によって選択されたグループ
に属する複数のファンクションの内容をファインダー画
面内に表示する液晶表示手段と、前記液晶表示手段に表
示されているファンクションのデータをマニュアル操作
で設定するマニュアル操作手段と、前記グループ選択手
段によって選択されたグループに属する複数のファンク
ションの内容が同時に表示されている状態で、前記マニ
ュアル操作手段によりいずれのファンクションのデータ
が設定状態であるかを示すマークを前記液晶表示手段に
表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】 また、前記マニュアル操作手段は、複数のファンクシ
ョンに対してデータを設定可能なように複数の設定部材
を有していることが好ましい。
【0008】 さらに、前記表示制御手段は、前記マニュアル操作手
段により設定されているファンクションのデータを指標
で点滅表示することが好ましい。
【0009】 さらに、前記表示制御手段は、ファンクションのデー
タの設定時以外はファンクションのデータの指標を消灯
するようにすることが好ましい。
【0010】 さらに、前記マークは、前記マニュアル操作手段を模
式化した表示であることが好ましい。
【0011】
【作用】
以上のように、本発明によれば、ファンクション選択
手段により撮影条件を決定する所定のファンクションの
選択が可能であり、この選択されたファンクションの具
体的なデータがマニュアル操作手段により設定される。
マニュアル操作により設定したデータは液晶表示手段に
より表示され、撮影者はその内容を視認することができ
る。特に、液晶表示手段は、グループ選択手段によって
選択されたグループに属する複数のファンクションの内
容が(同時に)表示されている状態で、いずれのファン
クションのデータが設定されているかをマークで表示す
ることができるので、設定されたデータが容易に確認さ
れる。
【0012】
【実施例】
第3図は、本発明に係るカメラの主要構成図を示すも
のである。
【0013】 被写体像は、不図示の撮影レンズから光軸Lに沿って
ファインダ用ミラー20に導かれる。ファインダ用ミラー
20は、自動焦点(以下、AFという)のために必要な光量
の被写体像が透過するように中心付近のみ半透明にされ
たものである。焦点板21は不図示の撮影レンズに対して
焦点位置に配置され、撮影する被写体像と同一像が写さ
れるものである。焦点板21に写された像はペンタプリズ
ム22を介して結像レンズ23に結像される。撮影者は該結
像レンズ23を覗くことにより、そのファインダ画面内に
撮影像と同一の像を見ることができる。
【0014】 焦点板21とペンタプリズム22の間には透過型液晶パネ
ル(以下、LCDという)24が介設され、後述する測距エ
リアや各種ファンクションにおける内容等が表示される
ようになされている。このLCD24はLCD駆動回路6により
駆動される。この結果、ファインダ画面内には撮影像と
共に上記測距エリアや各種ファンクションにおける内容
等がスーパーインポーズのように併記表示されるように
なされている。
【0015】 一方、ファインダ用ミラー20からサブミラー25に導か
れた被写体像は、該サブミラー25で下方へ向けられた
後、焦点検出部2に導かれる。該焦点検出部2はAF処理
に必要な光学系、センサ及び信号出力部を備えている。
制御回路1は、例えばマイクロコンピュータ(以下、CP
Uという)で構成され、上記LCD駆動回路6に必要な表示
データを出力したり、焦点検出部2からの出力信号に基
づいてAF演算を行う他、カメラ全体のシーケンス制御を
行うものである。
【0016】 第4図は、焦点検出部2内のセンサの配置関係を示し
たもので、4個の測距エリア2a,2b,2c,2dから形成さ
れ、各測距エリアは、第5図に示すように固体撮像素子
(以下、CCDという)で構成されている。測距エリア2a
と2bは中央付近での水平方向を、測距エリア2cと2dは左
右での垂直方向を担っている。AF処理のための測距は上
記測距エリア2a,2b,2c,2dで行われ、得られた被写体の
撮像信号は前記CPU1に導かれる。
【0017】 第5図は、上記各測距エリア2a,2b,2c,2dの詳細を示
すもので、それぞれ基準部のCCDと参照部のCCDとが所定
間隔を置いて対応する形で構成されている。すなわち、
測距エリア2aは基準部A1と参照部A2が、測距エリア2bは
基準部B1と参照部B2が、測距エリア2cは基準部C1と参照
部C2が、測距エリア2dは基準部D1と参照部D2がそれぞれ
対応している。焦点検出は焦点検出部2に導かれた被写
体像を、それぞれの測距エリアに対して設けられた公知
のコンデンサレンズ等により分離して基準部と参照部と
に導き、該基準部の像を参照部の像に対してずらしなが
ら相関を取る位相差検出方式により行われる。
【0018】 第6図は、撮影画面、すなわちファインダ画面内に表
示される各エリアの表示位置を示したものである。LCD2
4は、エリアaが測距エリア2aに対応し、エリアbが測
距エリア2bに対応し、エリアc、dが測距エリア2c,2d
にそれぞれ対応する位置に表示されるようにしている。
このように、第6図の状態では表示エリアの配置は左右
対称で、上下非対称(すなわち、縦姿勢の状態では左右
非対称)である。
【0019】 第7図は、カメラ30を後方から見た外観図である。カ
メラ30の後部適所にはファインダ31が設けられている。
このファインダ31には、前述したように測距エリアや各
種ファンクションにおける内容が表示される。また、上
記各ファンクションの内、適当なファンクションの内容
についてはカメラ30の上部適所に設けられたLCD等から
成るオンボディ表示部32にも表示される。33はシャッタ
ボタンで、このシャッタボタン33が押されることにより
撮影が行われる。なお、このシャッターボタン33は半押
しされた状態で後述する撮影準備スイッチ9がオンし、
全押しされると露出が開始されるようになされているも
のである。
【0020】 10は露出補正「+/−」、AFエリア、フィルム感度IS
O及び単写,連写ドライブ等の各種ファンクションを選
択するファンクションボタンで、本実施例では上記4つ
のファンクションが2つのグループに分けられており、
第1のグループは露出補正「+/−」とAFエリアであ
り、第2のグループはフィルム感度ISOと単写,連写ド
ライブである。そして、上記ファンクションボタン10が
押される毎に、2つのグループが交互に切換選択される
ようになされている。
【0021】 11はカメラ30の前側に設けられた左右方向に回転可能
な前アップダウンダイヤルで、露出補正「+/−」とフ
ィルム感度補正ISOのファンクション内容を変更するも
のである。12はカメラ30の後側に設けられた左右方向に
回転可能な後アップダウンダイヤルで、AFエリアと単
写,連写ドライブのファンクション内容を変更するもの
である。また、カメラ30の前面には、不図示のフォーカ
スモードスイッチが設けられている。このフォーカスモ
ードスイッチはAFとFA(マニュアルフォーカス)との切
換用である。
【0022】 第1図は,本発明に係るカメラの制御系を示すブロッ
ク図である。
【0023】 CPU1は、前記したようにカメラ30全体のシーケンスを
統括制御するもので、各部からの入力情報や操作信号に
基づいて、後述する必要な制御を実行する。また、この
CPU1は、後述するように不図示の内蔵タイマを備え、設
定操作の時間管理を行っている。焦点検出部2はAF処理
を行い、得られた測距信号をCPU1に出力するものであ
る。レンズ駆動部3は焦点検出部2からの測距信号に基
づいて演算された合焦位置までのレンズ移動量(ずれ
量)を受けて不図示のレンズを移動させ、合焦させるも
のである。測光手段4は被写体輝度を検知するもので、
得られた輝度データはCPU1に導かれて適正な露出値が演
算される。DX検知部5は、不図示の装填フィルムに記録
されたフィルム感度を読み取るものである。LCD駆動回
路6はファインダ画面内に前記エリアや必要なファンク
ション及びその内容を表示するもので、ファインダ画面
の内、被写体像が表示されるフレーム内への表示を制御
する画面内表示駆動回路61と、被写体像が表示されるフ
レーム外の周辺適所への表示を制御する画面外表示駆動
回路62とから構成されている。7は上記オンボディ表示
部32へ表示を行わすオンボディ表示手段である。
【0024】 ANDゲート8は割込信号入力用で、その両入力端にはC
PU1の端子IP1、IP2からのハイレベルがプルアップされ
ている。そして、撮影準備スイッチ9あるいはファンク
ションボタン10がオンされると、CPU1に対してローレベ
ルが入力され、これによりCPU1は割込みを確認し得るよ
うになっている。なお、CPU1は上記端子IP1、IP2のレベ
ル変化から、いずれから割込みがあったかが判断し得る
ようになされている。また、前アップダウンダイヤル1
1、後アップダウンダイヤル12は回転方向に対応した信
号をCPU1に出力するようになされている。
【0025】 姿勢検知手段13はカメラ30本体の適所に取り付けら
れ、該カメラ30が縦姿勢にあるか、横姿勢にあるかを検
知するもので、その構成の一例を第2図に示す。
【0026】 第2図は、カメラ30が水平に置かれた状態を示してお
り、略T字状の密封容器113の中には適量の水銀Hg等の
導電流体が封入されている。また、T字状の各端部には
端子Sa〜Scが設けられており、一方、内部には該各端子
Sa〜Scに対し僅かに離間してコモン配線213が施してあ
る。そして、図示の状態では、水銀Hgにより端子Sbとコ
モン配線213とが導通し、該端子Sbがアースに落とされ
ることにより、カメラ30が水平状態(横姿勢)にあるこ
とが検知される。端子Sa,Sc間はリード線で接続されて
おり、これによりカメラ30の左,右回りに拘らず、その
縦姿勢を検知することが出来る。すなわち、第1図に戻
り、CPU1の端子IP3,IP4にはハイレベルがプルアップの
形で出力されており、カメラ30が横姿勢のときは端子IP
3がローレベルに落ち、一方カメラ30が縦姿勢のときは
端子IP4がローレベルに落ちる。CPU1は、かかるローレ
ベルに落ちる端子を判別してカメラ30の姿勢を検知して
いる。14は端子IP5に接続された、前述のフォーカスモ
ードスイッチである。
【0027】 第8図は、LCD24に表示される表示内容、すなわちフ
ァインダ画面内に表示される表示内容を全て示した(点
灯させた)状態の図である。同図において、内側白枠部
分は画面内表示部分41で、画面内表示駆動回路61により
その表示の駆動が行われる。一方、周辺の斜線部分は画
面外表示部分42で、画面外表示駆動回路62によりその表
示の駆動が行われる。
【0028】 画面内表示部分41において、上部のFAメータ表示部43
はフォーカスエイドのためのものである。該FAメータ表
示部43は、図示のように5段階でバー表示されるように
なされており、中央が合焦位置を示している。左側は後
ピン状態にあることを示し、右側は前ピン状態にあるこ
とを示している。第8図の表示例では、合焦状態にある
ことを示している。
【0029】 中央部の各エリアa,b,c,dは、前述した測距エリア2a
〜2dに対応する位置にマークで表示され、指定された測
距エリアを表示するためのものである。また、ワイドエ
リアW1はエリアa,c,dを包含するもので、その四隅を示
すマークで表示され、上下左右方向で対称である。ワイ
ドエリアW2はエリアa,b,c,dの全てを包含するもので、
その四隅を示すマークで表示され、左右方向のみ対称で
ある。
【0030】 画面内表示部分41の下部のダイヤルマークは、前アッ
プダウンダイヤル11、後アップダウンダイヤル12を模式
化したもので、上部側が前アップダウンダイヤル11に相
当し、下側が後アップダウンダイヤル12に相当する。こ
のダイヤルマーク44の右側は、露出補正「+/−」とAF
エリアの各ファンクションを表わす「+/−」マーク4
5、AFマーク46が、左側にはフィルム感度補正ISOと単
写,連写ドライブの各ファンクションを表わすISOマー
ク47、S/Cマーク48が表示されるようになされている。
そして、ダイヤルマーク44と上記各マーク45〜48間に
は、それぞれ対応するようにして選択状態を示す選択マ
ーク450,460,470,480が表示されるようになされてい
る。
【0031】 また、画面外表示部分42は、図中左側から合焦状態で
点灯する合焦指示部49、シャッター速度Tvやフィルム感
度値SVを表示する4桁表示部50、絞り値AVや露出補正値
ΔEVを表示する2桁表示部51を有している。この2桁表
示部51はいずれの方向に補正したかが分かるように、
+,−が付記されるようになされている。なお、4桁表
示部50、2桁表示部51は4桁,2桁に限定されるものでは
なく、所望の桁数が設定可能である。
【0032】 第9図は、撮影準備スイッチ9あるいはファンクショ
ンボタン10のいずれか一方がオンされた場合の割込み処
理を説明するフローチャートである。
【0033】 撮影準備スイッチ9(フローチャート中、S1で示す)
あるいはファンクションボタン10(フローチャート中、
SFUNで示す)のいずれかがオンされると、先ずファンク
ションボタン10がオフからオンに変化したかどうかの判
別が行われる(ステップ#2)。なお、いずれがオンさ
れたかを判断するようにしてもよい。
【0034】 ファンクションボタン10がオフからオンにされたと判
別したときは(ステップ#2でYES)、第10図に示すモ
ード変更のための処理が実行される(ステップ#4)。
所定の処理が実行された後、5秒経過すると(ステップ
#6でYES)、ファインダ画面内に表示された処理内容
が消灯される(ステップ#8)。一方、撮影準備スイッ
チ9がオフからオンにされたと判別したときは(ステッ
プ#2でNO)、該撮影準備スイッチ9がオンされた場合
の第18図に示す処理が実行される(ステップ#10)。こ
のとき、撮影準備スイッチ9がオフになると(ステップ
#12でYES)、ステップ#8で表示内容が消灯される。
【0035】 第10図は、ファンクションボタン10がオフからオンに
された場合の、モード変更のための操作手順を説明する
フローチャートである。以下、このモード変更のための
操作手順を第11図〜17図を参照しながら説明する。
【0036】 なお、図において、モードIとは露出補正「+/−」
とAFエリアとが含まれる前述の第1のグループが選択さ
れていることをいい、モードIIとはフィルム感度補正IS
Oと単写,連写ドライブとが含まれる前述の第2のグル
ープが選択されていることをいう。
【0037】 先ず、ステップ#20で、ファーストモードフラグMIF
が1かどうかが判別される。これにより、ファンクショ
ンボタン10がオンされた後の最初のルーチンにあるかど
うかが判別される。
【0038】 最初のルーチンにあると(ステップ#20でNO)、ステ
ップ#22で、前回選択されたモードがIであったか、II
であったかが判別される。すなわち、ファンクションボ
タン10がオンされた前回割込時の設定操作においてモー
ドIIが選択されていたとすると(ステップ#22でモード
II)、今回の割込みではモードIに対して設定操作を行
うものとして、ステップ#24でモードフラグがモードI
に変更される。逆に、前回割込時の設定操作において、
モードIが選択されていたとすると(ステップ#22でモ
ードI)、今回の割込みではモードIIに対して設定操作
を行うものとして、ステップ#34でモードフラグがモー
ドIIに変更される。
【0039】 このように、ファンクションモードの選択はファンク
ションボタン10をオンする毎に割込みが入って、別のフ
ァンクションモードに設定され、あるいはサイクリック
に変更される。
【0040】 さて、モードがモードIに変更された場合には、続い
てモードIで設定可能なファンクションである露出補正
「+/−」とAFエリアに関連する内容やマークが、第11
図,第12図に示すように画面内表示部分41及び画面外表
示部分42に表示される。なお、表示内容、マークの内、
あるものは前回のモードIでの設定内容等が表示され
る。これにより、前回の設定内容が確認し得るととも
に、後述するように設定内容を変更する必要がないと判
断した場合にはそのままにしておくだけで、前回と同じ
内容が設定されたこととなり、操作の迅速が図れる。
【0041】 この例では、2桁表示部51に前回の露出補正量ΔEVが
アペックス値で、例えば1.0として表示されている(ス
テップ#26)。次に、姿勢検知手段13により現在のカメ
ラ30の姿勢が判別される。カメラ30の姿勢が横位置であ
ると(ステップ#28でNO)、第11図に示すように横位置
で選択可能な測距のためのエリアa,b,c,d及びワイドエ
リアW2の各マークが選択可能状態にあることを示すべく
点滅表示される(ステップ#30)。一方、カメラ30の姿
勢が縦位置であると(ステップ#28でYES)、第12図に
示すように縦位置で選択可能な測距のためのエリアa,c,
d及びワイドエリアW1の各マークが選択可能状態にある
ことを示すべく点滅表示される(ステップ#32)。続い
て、ダイヤルマーク44の他、モードIでのファンクショ
ンを表わす「+/−」マーク45とAFマーク46及びそれら
の選択マーク450、460とが表示され、それ以外の表示は
消灯される(ステップ#42,#44)。この後、ファース
トモードフラグMIFが1にセットされ、更に前記内蔵タ
イマがリセットされ、5秒間のタイムカウントが開始さ
れる(ステップ#46、#48)。そして、第9図のステッ
プ#6にリターンする。
【0042】 一方、ステップ#34で、モードがモードIIに変更され
た場合には、続いてモードIIで設定可能なファンクショ
ンであるフィルム感度ISOと単写,連写ドライブに関連
する内容やマークが、第13図に示すように画面内表示部
分41及び画面外表示部分42に表示される。すなわち、先
ず4桁表示部50に前回のフィルム感度SVが、例えば100
と表示され(ステップ#36)、次に前回の単写,連写ド
ライブの内容が表示される(ステップ#38)。第13図の
例では、S/Cマーク48内に、単写を表わす文字「S」が
表示されている。また、現在(前回のモードIで)選択
されているエリアが表示されている(ステップ#40)。
第13図の例では、ワイドエリアW2が選択されていること
が分かる。そして、ステップ#42で、ダイヤルマーク44
の他、モードIIのISOマーク47、S/Cマーク48及びそれら
の選択マーク470、480とが表示される。そして、前述同
様それ以外の表示の消灯、ファーストモードフラグMIF
の1へのセット及び内蔵タイマのリセットスタートとい
う各処理が行われた(ステップ#44〜#48)後、第9図
のステップ#6にリターンする。
【0043】 ステップ#6では、5秒経過するまでに、ファンクシ
ョン内容の設定操作が開始されると、モード変更のフロ
ー(ステップ#4)が継続される。
【0044】 さて、上記のようにして、前回の設定内容がファイン
ダの画面内表示部分41、画面外表示部分42に表示される
と、フローはステップ#20に戻り、ファーストモードフ
ラグMIFの状態が判別される。ここでは、すなわち2回
目以後のルーチンにあっては、ファーストモードフラグ
MIFは1にセットされているので(ステップ#20でYE
S)、ステップ#50に移行し、モードIが選択されてい
るかどうかが判別される。
【0045】 モードIが選択されている場合には、先ず前アップダ
ウンダイヤル11(フローチャート中、Sud1で示す)の回
転の有無について判別が行われる(ステップ#52,#5
6、第14図参照)。すなわち、前アップダウンダイヤル1
1が右回転されると(ステップ#52でYES)、露出補正量
ΔEVにアペックス値で0.5が加算され、その加算経過が
2桁表示部51に、例えば1.0としてアペックス値で表示
される(ステップ#54、#60)。この時、既に選択され
ているエリア(後述するように、ファーストモードフラ
グが1になった後の最初の操作において、後アップダウ
ンダイヤル12の方が先に操作され、あるいは前回割込み
時にモードIで設定された)が点灯表示されるとともに
(第14図の例では、ワイドエリアW2が選択されてい
る)、AFエリアのファンクションは現在設定中でないこ
とを示すべく選択マーク460が消灯される。一方、前ア
ップダウンダイヤル11が左回転されると(ステップ#52
でNO、ステップ#56でYES)、露出補正量ΔEVからアペ
ックス値で0.5が減算され、その減算結果が2桁表示部5
1に、例えば1.0としてアペックス値で表示される(ステ
ップ#58、#60)。
【0046】 次に、前アップダウンダイヤル11が左右いずれの方向
にも回転されていない場合には、後アップダウンダイヤ
ル12(フローチャート中、Sud2で示す)の回転の有無が
判別される(ステップ#52、56共にNO、ステップ#66、
#70)。そして、後アップダウンダイヤル12が右回転さ
れる毎に(ステップ#66でYES)、あるいは左回転され
る毎に(ステップ#66でNO、ステップ#70でYES)、測
距エリアに対応する画面内表示部分41のエリアの選択が
順方向へ、あるいは逆方向へサイクリックに行われる
(ステップ#68、#72、第15図参照)。
【0047】 なお、第15図では、選択される可能性のあるエリアマ
ークが、便宜上全て示してあるが、実際には、後述する
ように、その内の1つのエリアのみが選択されて表示さ
れる。
【0048】 後アップダウンダイヤル12を最初に操作する際には、
前記ステップ#30、#32に示すように選択可能なエリア
が点滅表示されており、エリア選択はその中で可能とさ
れる。後アップダウンダイヤル12を左右いずれかに回転
してエリアの選択が行われると、該選択エリアが、設定
エリアARとして取り込れる。続いて、カメラ30の姿勢が
検知される(ステップ#76)。カメラ30が横位置であっ
て、しかも設定エリアARがワイドエリアである場合には
(ステップ#76でYES、ステップ#78でYES)、設定エリ
アARとしてワイドエリアW2が取り込まれる(ステップ#
80)。それ以外のエリアが選択されている場合には(ス
テップ#78でNO)、ステップ#74におけるエリアがその
まま設定エリアARとされる。
【0049】 カメラ30が縦位置であって、しかも設定エリアARがワ
イドエリアである場合には(ステップ#76でNO、ステッ
プ#82でYES)、設定エリアARとしてワイドエリアW1
取り込まれる(ステップ#84)。また、設定エリアARが
エリアbである場合には(ステップ#86でYES)、縦位
置ではエリアbは選択可能とされていないため、後アッ
プダウンダイヤル12が右回転されていれば、エリアbに
変えてエリアcを設定エリアARとして取り込み(ステッ
プ#88でYES、ステップ#90)、左回転されていれば、
エリアbに変えてエリアaを設定エリアARとして取り込
む(ステップ#88でNO、ステップ#92)。また、エリア
a,c,dが選択されているときは(ステップ#86でNO)、
その選択されているエリアがそのまま設定エリアARとさ
れる。エリアの設定が終了すると、該設定エリアARが点
灯表示され、続いて2桁表示部51の露出補正量ΔEVが消
灯されるとともに、露出補正「+/−」のファンクショ
ンは現在設定中でないことを示すべく選択マーク450が
消灯される(ステップ#94〜#98)。続いて、ステップ
#48、ステップ#6(第9図)を経て、ステップ#20に
戻り、更にステップ#52に移行する。
【0050】 そして、更に補正露出量ΔEVを変更する場合には、ス
テップ#52、あるいはステップ#56で、所望の露出補正
量になるまで、引き続き前アップダウンダイヤル11を左
または右回転する。また、更にエリアを変更する場合に
は、ステップ#66、あるいはステップ#70で、所望のエ
リアが設定できるまで、引き続き後アップダウンダイヤ
ル12を左または右回転する。
【0051】 そして、前、後アップダウンダイヤル11,12のいずれ
も操作されない状態が5秒以上経過すると、設定終了と
みなして、全ての表示が消灯される(第9図、ステップ
#8)。なお、AFエリアのファンクションにおいて、選
択可能なエリアを点灯表示し、選択されたエリアを点滅
表示するようにしてもよい。
【0052】 次に、モードIIが選択されている場合(ステップ#50
でNO)、先ず前アップダウンダイヤル11の回転の有無に
ついて判別が行われる(ステップ#100,#104、第16図
参照)。すなわち、前アップダウンダイヤル11が右回転
されると(ステップ#100でYES)、フィルム感度補正値
ΔSVにアペックス値で0.5が加算され、更にこの加算結
果にフィルム管から読み取った感度値SVDX(アペックス
値)が加算された値SVが、第16図に示すように4桁表示
部50に、例えば100(アペックス値5)として表示され
る(ステップ#102、ステップ#108、#110)。アペッ
クス値で表示しないのは、単に撮影写の馴染みを考慮し
たものであり、いずれで表示してもよい。そして、単
写,連写ドライブのファンクションは現在設定中でない
ことを示すべく選択マーク480が消灯されるとともに、
選択されているエリアの表示が行われる(ステップ#11
2、#124)。一方、前アップダウンダイヤル11が左回転
されると(ステップ#100でNO、ステップ#104でYE
S)、フィルム感度補正値ΔSVからアペックス値で0.5が
減算され、更にこの減算結果にフィルム管から読み取っ
た感度値SVDX(アペックス値)が加算された値SVが2桁
表示部51に、例えば前記同様100(アペックス値5)と
して表示され(ステップ#106、ステップ#108、#11
0)、次いで単写,連写ドライブのファンクションは現
在設定中でないことを示すべく選択マーク480が消灯さ
れるとともに、選択されているエリアの表示が行われる
(ステップ#112、#124)。
【0053】 次に、前アップダウンダイヤル11が左右いずれの方向
にも回転されていない場合には、後アップダウンダイヤ
ル12の回転の有無が判別される(ステップ#100、104共
にNO、ステップ#114)。そして、後アップダウンダイ
ヤル12が右回転または左回転される毎に(ステップ#11
4でYES)、単写S、連写Cが交互に変更設定される(ス
テップ#116)。単写ドライブが設定された場合には、
第16図に示すようにS/Cマーク48の中にSの文字が表示
され、連写ドライブが設定された場合には、第17図に示
すようにS/Cマーク48の中のSの文字のみが消去される
(ステップ#118)。この後、ファイルム感度補正ISOの
ファンクションは現在設定中でないことを示すべく該フ
ィルム感度値及び選択マーク470が消去されると共に、
選択されているエリアは表示される(ステップ#120〜
#124)。
【0054】 第18図は、撮影準備スイッチ9が押された場合の動作
を説明するフローチャートである。以下、この動作を第
19図を参照して説明する。
【0055】 撮影準備スイッチ9がオンされて割込みが開始される
と、先ずモードI,IIの表示、すなわちダイヤルマーク4
4,「+/−」マーク45,AFマーク46,ISOマーク47及びS/C
マーク48、その他選択マーク450〜480は消灯され、一
方、先に設定されたエリアは表示される(ステップ#13
0,#134)。
【0056】 この時、ファーストモードフラグMIFが0にリセット
される(ステップ#132)。このファーストモードフラ
グMIFをリセットしておくことにより、次にファンクシ
ョンボタン10がオンされた割込み時に、設定操作の手順
に先立って前回の設定内容を表示する処理が実行される
(ステップ#20でNO,ステップ#22〜#46)。
【0057】 続いて、測光回路4で得られた被写体輝度BDが取り込
まれ、更に不図示のフィルム管からフィルム感度値SVDX
が読み取られ、該フィルム感度値SVDXに上記ファイルム
感度補正値ΔSVが加算される(ステップ#136〜#14
0)。そして、この補正後のフィルム感度値SVに前記被
写体輝度BDが加算されて露出量EVが求められ、更に得ら
れた露出量EVに露出補正量ΔEVが加算される。この補正
された露出値EVから、予め設定された露出値に対する絞
り値AvとシャッタースピードTvとの関係に基づいて、絞
り値AvとシャッタースピードTvが求められる(ステップ
#142〜#146)。この絞り値AvとシャッタースピードTv
は、第19図に示すように、画面外表示部分42に表示され
る(ステップ#148)。なお、この絞り値Avとシャッタ
ースピードTvはオンボディLCD32にも表示されるように
なされている。
【0058】 次に、焦点検出回路2で得られた各測距エリア2a〜2d
のAFデータが取り込まれ、これらのAFデータからそれぞ
れのずれ量DFa〜DFdが算出される(ステップ#150,#15
2)。次いで、AFエリアのファンクションで選択設定さ
れたエリアの判定が行われる(ステップ#154)。すな
わち、ワイドエリアW1が選択されていると、ずれ量DFa,
DFc,DFdから求まる平均値を、若しくは各コントラスト
状態も加味して最適のずれ量を、あるいは両方法を考慮
した方法により得られるずれ量が設定ずれ量DFとして取
り込まれ、ワイドエリアW2が選択されているとDFa〜DFd
の中から、上記と同様な方法により得られるずれ量が設
定ずれ量DFとして取り込まれる(ステップ#156,#15
8)。また、エリアaが選択されているとずれ量DFaが設
定ずれ量DFとして、エリアbが選択されているとずれ量
DFbが設定ずれ量DFとして、エリアcが選択されている
とずれ量DFcが設定ずれ量DFとして、そしてエリアdが
選択されているとずれ量DFdが設定ずれ量DFとして取り
込まれる(ステップ#160,#162,#164,#166)。
【0059】 上記のようにして設定ずれ量DFが取り込まれると、次
に該設定ずれ量DFと許容レベル値kとが比較される(ス
テップ#168)。すなわち、設定ずれ量DFが許容値k以
内であれば、合焦状態にあるものと判断して、合焦表示
を行う(ステップ#170)。この合焦表示は、第19図に
示すように合焦表示部49が点灯することにより行われ、
撮影者が合焦を容易に確認し得るようになっている。一
方、上記設定ずれ量DFが許容値k値より大きければ、許
容される合焦範囲にないものと判断して、合焦表示は行
われないか、また合焦状態から外れた場合にはその表示
が消灯される(ステップ#172)。そして、この場合、F
AモードかAFモードかが判別される(ステップ#174)。
FAモードであれば、第19図に示すように上記設定ずれ量
DFがFAメータ表示部43にバー表示される(ステップ#17
4)。そして、撮影者はこのバー表示を見ながらレンズ
駆動をマニュアル操作して合焦状態にする。また、AFモ
ードであれば、上記設定ずれ量だけレンズ駆動が自動的
に行われて合焦状態にされるとともに、FAモード時の手
助けとして用いられるFAメータ表示は不要のため消灯さ
れる(ステップ#178,#180)。かかる操作は撮影準備
スイッチ9が押されている間(第9図、ステップ#12で
NO)、繰り返し行われる。、そして、撮影準備スイッチ
9が解除されると(ステップ#12でYES)、それまでの
各表示内容は消灯される(ステップ#8)。
【0060】 第20図〜第24図は、ファインダ表面画面の他の表示例
を示したものである。なお、同図に示すように、選択マ
ークとしては、指示マーク70,71と各ファンクションに
対応する選択マーク451〜481とから構成されている。
【0061】 第20図では、モードIIのファンクションを示すマーク
47,48を、モードIのファンクションを示すマーク45,46
と同一側に表示させるようにしたものである。
【0062】 第21,22図は、上記第20図において、モード選択の第
1の指示方法を示し、第23,24図は第2の指示方法を示
している。
【0063】 第1の指示方法は、選択マーク451〜481を点灯、消去
することにより行うものである。すなわち、モードIが
選択される場合には、第21図に示すように選択マーク47
1,481が消灯される。モードIIが選択される場合には、
第22図に示すように選択マーク451,461が消灯される。
【0064】 第2の指示方法は、各ファンクションのマーク45〜48
及びそれらに対応する選択マーク451〜481とが対になっ
て点灯、消去することにより行うものである。すなわ
ち、モードIが選択される場合には、第23図に示すよう
にISOマーク47,S/Cマーク48及びこれに対応する選択マ
ーク471,481が消去される。モードIIが選択される場合
には、第24図に示すように「+/−」マーク45,AFマー
ク46及びこれに対応する選択マーク452,462が消去され
る。
【0065】 なお、本実施例では、AFエリアのファンクションにお
いて、選択可能なエリアと選択されたエリアとを点灯あ
るいは点滅で識別可能としたが、点灯輝度や点滅周期等
を変えることによっても識別可能にすることも出来る。
また、カラー表示で色識別させてもよい。
【0066】 更に、本実施例では、ファンクションを4つとし、こ
れらを2つずつの2グループに分けたものであるが、多
数のファンクションを有する場合にも充分適用可能であ
る。例えば、6つのファンクションを3グループに分
け、サイクリックにグループを変更可能にするようにし
てもよいし、または2グループに分け、サイクリック式
の若しくは各グループ毎の選択操作部材と、ファンクシ
ョンの内容を設定する3つの設定操作部材を設けてもよ
い。また、ファンクションを大グループ分けし、その中
を更に小グループに分けるというような2段式の選択操
作部材を設けてもよい。この場合、例えば8つのファン
クションについては、先ず4つのファンクションを包含
する大グループに分け、次に2つのファンクションを包
含する小グループに分けるようにすれば、サイクリック
方式では2個の選択操作部材で済むとともに、操作回数
も最大2回であり、単に2つずつのファンクションをサ
イクリックに選択する場合(最大4回)に比して少なく
て済む。
【0067】 また、互いに関連の深いファンクションを同一グルー
プとすれば更に使い易いカメラとなる。例えば、連写モ
ード時には動く被写体を撮影する場合が多く、測距エリ
アは被写体をとらえやすいワイドエリアが適し、単写モ
ード時には静止被写体を撮影する際に所望の一部分にピ
ントを合わせるべく測距エリアを選択することがある。
従って、ドライブモータを変更する際には同時に測距エ
リアを変更することが多く、これらのファンクションを
同一グループにしておけば、設定動作に要する時間が短
くなる。
【0068】 なお、前記選択操作部材、設定操作部材が適用される
機器はカメラに限定されることなく、ある複数のファン
クションの設定条件の下で作動可能にされる機器全般に
も適用可能である。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、グループ選択
手段によって選択されたグループに属する複数のファン
クションの内容が同時に表示されている状態で、撮影者
はマニュアル設定した撮影条件の内容を視認することが
できる。特に、グループ選択手段によって選択されたグ
ループに属する複数のファンクションが同時に表示され
ている状態で、いずれのファンクションのデータが設定
されているかをマークで表示するようにしているので、
設定されたデータが容易に確認される。
【0070】 また、複数のファンクションにおけるデータの設定が
可能なように複数の設定部材を設けたので、それぞれの
ファンクションの内容の設定及びその確認をファインダ
を覗きながら行なうことができる。
【0071】 更に、マニュアル操作手段での設定中に、設定される
ファンクションのデータを指標で点滅表示するようにし
たので、設定内容の把握、確認が容易となる。
【0072】 また、選択されたグループに属するファンクション側
の内容を表示するようにしたので、ファインダ画面にい
たずらに多数の設定内容が表示されて混乱を来すことが
なく、被写体像が見えにくくなることも防止される。
【0073】 更に、ファンクション設定時以外は、ファンクション
のデータを消灯させるようにしたので、撮影準備段階な
どでは被写体像の好適なファインダ表示が可能になると
ともに、不要時の消灯により節電を図ることができる。
【0074】 また、マニュアル操作手段を模式化してマークを表示
するようにしたので、ファインダを覗きながらマニュア
ル操作手段を簡単に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの制御系を示すブロック
図。
【図2】姿勢検知手段の一例を示す構成図。
【図3】本発明に係るカメラの主要構成図。
【図4】焦点検出部2内のセンサの配置関係を示した
図。
【図5】各測距エリア2a〜2dの詳細を示す図。
【図6】撮影画面、すなわちファインダ画面内に表示さ
れる各エリアa〜dの表示位置を示した図。
【図7】カメラ30を後方から見た外観図。
【図8】LCD24に表示される表示内容、すなわちファイ
ンダ画面内に表示される表示内容を全て示した状態の
図。
【図9】撮影準備スイッチ9あるいはファンクションボ
タン10のいずれかがオンされた場合の割込み処理を説明
するフローチャート。
【図10】ファンクションボタン10がオフからオンにさ
れた場合の操作手順を説明するフローチャート。
【図11】図10における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図12】図10における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図13】図10における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図14】図10における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図15】図10における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図16】図10における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図17】図10における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図18】撮影準備スイッチ9が押された場合の動作を
説明するフローチャート。
【図19】図18における各ステップでのファインダ画面
の表示状態を示す図。
【図20】ファインダ画面の他の表示例を示した図。
【図21】ファインダ画面の他の表示例を示した図。
【図22】ファインダ画面の他の表示例を示した図。
【図23】ファインダ画面の他の表示例を示した図。
【図24】ファインダ画面の他の表示例を示した図。
【符号の説明】
1……マイコン 2……焦点検出部 3……レンズ駆動部 4……測光手段 5……DX検知部 6……LCD駆動回路 61……画面内表示駆動回路 62……画面外表示駆動回路 7……オンボデイ表示手段 8……アンド回路 9……撮影準備スイッチ 10……ファンクションボタン 11……前アップダウンダイヤル 12……後アップダウンダイヤル 13……姿勢検知手段 14……フォーカスモードスイッチ 20……ファインダ用ミラー 21……焦点板 22……ペンタプリズム 23……結像レンズ 24……透過型液晶パネル 25……サブミラー 30……カメラ 31……ファインダ 32……オンボディ表示部 33……シャッタボタン 41……画面内表示部分 42……画面外表示部分 43……FAメータ表示部 44……ダイヤルマーク 45……「+/−」マーク 46……AFマーク 47……ISOマーク 48……S/Cマーク 49……合焦表示部 50……4桁表示部 51……2桁表示部 450〜480,451〜481……選択マーク 70,71……指示マーク 2a〜2d……測距エリア a,b,c,d……エリア W1,W2……ワイドエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 恭男 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 大森 滋人 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 大塚 博司 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 平3−231728(JP,A) 特開 平2−8825(JP,A) 実開 昭58−170630(JP,U) 実開 昭54−180734(JP,U) 実開 平3−18523(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 7/00 - 7/28 G03B 13/00 - 13/36 G03B 17/00 G03B 17/18 - 17/20 G02B 7/28 - 7/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影条件を決定するための複数のファンク
    ションからなるグループを複数有するカメラにおいて、
    所定のグループを選択するグループ選択手段と、前記グ
    ループ選択手段によって選択されたグループに属する複
    数のファンクションの内容をファインダー画面内に表示
    する液晶表示手段と、前記液晶表示手段に表示されてい
    るファンクションのデータをマニュアル操作で設定する
    マニュアル操作手段と、前記グループ選択手段によって
    選択されたグループに属する複数のファンクションの内
    容が同時に表示されている状態で、前記マニュアル操作
    手段によりいずれのファンクションのデータが設定中で
    あるかを示すマークを前記液晶表示手段に表示させる表
    示制御手段とを備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記マニュアル操作手段は、複数のファン
    クションに対してデータを設定可能なように複数の設定
    部材を有していることを特徴とする請求項1記載のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】前記表示制御手段は、前記マニュアル操作
    手段により設定されているファンクションのデータを指
    標で点滅表示するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載のカメラ。
  4. 【請求項4】前記表示制御手段は、ファンクションのデ
    ータの設定時以外はファンクションのデータの指標を消
    灯するようにしたことを特徴とする請求項3記載のカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】前記マークは、前記マニュアル操作手段を
    模式化した表示であることを特徴とする請求項1記載の
    カメラ。
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