JP3199872U - ボールジョイント機構 - Google Patents
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Abstract
Description
そのような機構部品には、自由に回転及び上下左右に動作させることができる間接機構を有している。しかし、間接機構を有する電子機器は、制御に必要な信号線及び電源線が必須であり、間接機構を貫通させなくてはならない。このため、間接機構を中継して電線類が貫通状態にある場合、間接機構を自在に可動させると、電線類は捩れたり、捻られたりするため、電線類にストレスが掛かり、切断に至ることがある。このような捻れ、捩れを防止することを目的に下記特許文献が開示されている。
また、回動規制が掛からなくなれば、線材へのストレスが発生することにより、捻れに至ることが発生し、本来の目的である、線材の捻れの防止が出来なくなる。
また、コイルバネだけの付勢力で回動規制を行う場合、回動規制を越えて力を加えると、規制荷重は徐々に増加することになり、これ以上回らないとなる限界箇所が容易にわからないため、何処まで力を加えて良いのか判断することが出来ず、コイルバネの許容を越えてしまうことが考えられる。そのため、誤って必要以上の力を掛けてしまった場合、コイルバネを破損に至らしめることも考えられ、その場合は線材が捻れ、最終的に線材の切断と共にジョイント機構が破損し、アームとして機能が成り立たなくなることは明白である。
本考案は、以上のような問題点を解消することができる構成を有し、より単純な構成で、安全に回動規制を行うことができるボールジョイント機構を提供することにある。
線材などの管を連通する構造を備えたボールジョイント機構において、
ボールを貫通する軸線上に設けられた貫通孔に円筒のスリーブが挿入され、前記スリーブが前記貫通孔内で円周方向に回動することを規制する第1回動規制手段と
前記ボールと前記ボールの受座となるホルダとが軸線上に貫通する連続した貫通孔を有し、前記ボールが自在に回動することを規制する第2回動規制手段とが設けられ、
前記第1回動規制手段と前記第2回動規制手段との規制を前記ボールに設けた凸部により規制していることを特徴としている。
上記目的を達成するため請求項4に記載された考案は、前記ボール部貫通孔の中に設けられた凸部と、前記ボール外周面に設けられた凸部とが一体であることを特徴としている。
上記目的を達成するため請求項5に記載された考案は、前記ボールには、軸方向にスリットが設けられていることを特徴としている。
特に本考案のボールジョイントは、アームが装着されるあらゆる電子機器に設けられ、中空のアーム部と、ボールジョイント部内に連通する貫通孔を有することにより、制御用の信号線及び電源線(以下、電線という)が通すボールジョイントの構成において、本考案の回動規制手段により、電線を通したボールジョイントを回動させた場合、一定角度以上の回動が制限されるため電線の捻れ等による電線の断線が防止できる。また、使用者に対して無駄な回動操作をすることを規制することができるため、使用者にとって扱い易く効率の良いボールジョイント機構を提供することができる。
本実施の形態の図1に示すように、ボールジョイントの組み立て後の外観図である。ホルダ10及びボール2、取付プレート5、スリーブ4とにより本考案のボールジョイントが構成されている。
ボールジョイント1は、ホルダ10内に成形された受座8がボール2を保持し、ボール2の一方には取付プレート5が装着されたスリーブ4が挿入されている。このようにホルダ10の下端から取付プレート5までが軸方向に連続して構成されており、各構成部材には連続した貫通孔となるように各部品に穴が設けられており、線材30を通すことができる。なお、ホルダ10はボール2を保持するため、ボール2の半球面以上を包み込むように受座8が成形されており、ボール2を軽圧入にて受座8に嵌合されている。
なお、ボール2に設けられているボールスリット12は、スリーブ4を保持すると共に、回動トルクを得るために設けられており、ホルダ10をナット(図示せず)等により締め付けることにより回動トルクを調整することができる。
ホルダ10は、ボール2を保持するための受座8が成形されている。受座8には、ボール2を保持すると共にボール2が回動することができるように嵌合されている。この構成において、ホルダ10の開口部11からツバ部6下端に向かい軸方向にホルダ溝部9が成形されている。またボール2の外周面に凸部となるスライドピン3が相対的に装着されている。なお、ホルダ溝部9は、スライドピン3がスライドすることができる程度の溝幅が成形されている。
第1の回動規制の凸部はスライドピン3がボール2の貫通孔面側に設けられている。また、第2の回動規制の凸部は、スライドピン3がボール2の外周面(摺動面)に設けられている。このスライドピン3をボール2を貫くスライドピンとすることにより、第1の回動規制の凸部と、第2の回動規制の凸部とを一体のスライドピン3とすることができる。
このように一体のスライドピン3とすることにより、第1の回動規制及び第2の回動規制とが同時に満たすことにより本考案であるボールジョイント1を実施することができる。この結果、ボールジョイント1を貫通する線材30に対して、捻れ及び捩れを防止することができる。
2 ボール
3 スライドピン
4 スリーブ
5 取付プレート
6 ツバ部
7 スリーブガイド溝
8 受座
9 ホルダ溝部
10 ホルダ
11 開口部
12 ボールスリット
20 ディスプレイ
30 線材
40 アーム
Claims (5)
- 線材及び管を連通する構造を備えたボールジョイント機構において、
ボールを貫通する軸線上に設けられた貫通孔に円筒のスリーブが挿入され、前記スリーブが前記貫通孔内で円周方向に回動することを規制する第1回動規制手段と
前記ボールと前記ボールの受座となるホルダとが軸線上に貫通する連続した貫通孔を有し、前記ボールが自在に回動することを規制する第2回動規制手段とが設けられ、
前記第1回動規制手段と前記第2回動規制手段との規制を前記ボールに設けた凸部により規制していることを特徴とするボールジョイント機構。 - 前記第1回動規制手段は、前記スリーブが円周方向に回動する面に形成されたスリーブガイド溝に、前記ボールの貫通孔面に設けられた凸部が嵌まり、前記スリーブガイド溝に沿って円周方向に回動することを特徴とする請求項1に記載のボールジョイント機構。
- 前記第2回動規制手段は、前記ホルダに前記ボールが装着される開口部から軸方向沿いにスリットが設けられ、前記ボール回動面に形成された凸部が前記スリットに嵌まり、前記スリットに沿って摺動することを特徴とする請求項1または、請求項2に記載のボールジョイント機構。
- 前記ボール部貫通孔の中に設けられた凸部と、前記ボール外周面に設けられた凸部とが一体のであることを特徴とする請求項1、または請求項2、または請求項3に記載のボールジョイント機構
- 前記ボールには、軸方向にスリットが設けられていることを特徴とする請求項1、または請求項2、または請求項3、または請求項4に記載のボールジョイント機構。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2017149700A1 (ja) * | 2016-03-02 | 2018-10-18 | 金子産業株式会社 | ソレノイド装置及び電磁弁 |
CN108757717A (zh) * | 2018-08-01 | 2018-11-06 | 北京行易道科技有限公司 | 球窝结构、连接装置及雷达 |
CN113374780A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-09-10 | 安徽工程大学 | 一种空间位置调节装置 |
-
2015
- 2015-03-27 JP JP2015001825U patent/JP3199872U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2017149700A1 (ja) * | 2016-03-02 | 2018-10-18 | 金子産業株式会社 | ソレノイド装置及び電磁弁 |
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CN108757717B (zh) * | 2018-08-01 | 2024-03-22 | 北京行易道科技有限公司 | 球窝结构、连接装置及雷达 |
CN113374780A (zh) * | 2021-05-27 | 2021-09-10 | 安徽工程大学 | 一种空间位置调节装置 |
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