[go: up one dir, main page]

JP3195665B2 - 移動体無線システムに於ける多数チャンネルのチャンネル認識値の検出方法 - Google Patents

移動体無線システムに於ける多数チャンネルのチャンネル認識値の検出方法

Info

Publication number
JP3195665B2
JP3195665B2 JP24027992A JP24027992A JP3195665B2 JP 3195665 B2 JP3195665 B2 JP 3195665B2 JP 24027992 A JP24027992 A JP 24027992A JP 24027992 A JP24027992 A JP 24027992A JP 3195665 B2 JP3195665 B2 JP 3195665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
decoding
recognition value
rate
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24027992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05259960A (ja
Inventor
フレドリック ファールユ ヤン
クリステン アグランド ヨン
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン filed Critical テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
Publication of JPH05259960A publication Critical patent/JPH05259960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195665B2 publication Critical patent/JP3195665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2643Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0046Code rate detection or code type detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0054Maximum-likelihood or sequential decoding, e.g. Viterbi, Fano, ZJ algorithms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0072Error control for data other than payload data, e.g. control data

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動無線システムにお
いて所定数の無線チャンネルの中のひとつの無線チャン
ネルの認識値を検出するための方法に関する。更に詳述
すれば、本発明は、受信された無線チャンネルが、音声
チャンネルであるか、または制御チャンネルであるかの
検出に関する。
【0002】
【従来の技術】TDMA原理、すなわち異なる無線チャ
ンネルが、異なる時間スロットおよび異なる搬送波周波
数を用いて時分割され、1つの無線チャンネルは1つの
所定の時間スロットおよび1つの所定の周波数を占有す
るTDMA原理に従って動作する移動無線システムにお
いては、所定の無線チャンネルの認識値を設定できるこ
とが必要である。無線チャンネルは、例えば、アクセス
チャンネル、制御チャンネル、または(最も一般的な)
通話チャンネルであることが考えられる。時間スロット
の中に特別なビット領域を導入し、それによりこの認識
値を示すことが知られている。
【0003】移動無線システムにおいては、無線信号は
媒体中の異なるチャンネルを通って伝送され、媒体によ
り伝送される情報の中に誤りを発生する可能性があるの
で、チャンネル認識値を示しているビット領域内にも誤
りを生じる可能性がある。これらの誤りは無線媒体の特
性によって惹起され、例えばフェーシングおよび多重通
路伝搬によって惹起される誤りである。
【0004】これらの伝送誤りを訂正するために、いわ
ゆるチャンネル符合化がチャンネル伝送に導入されてお
り、これは情報ビットに対するビットの追加を必要とし
ている。このビットのブロックは、無線媒体中を伝送さ
れる前に、所定の符号に従って符号化されている。この
様な符合の1つの例は、2から10ビットの符号ワード
長のいるいわゆる畳込み符号であり、符号ワード内のビ
ットは、先行する複数の符号ワード内のビットに依存し
ている。例えば、畳込み符号では、所定の符号は、生成
多項式または符号多項式の助けによって生成されるが、
これらの多項式は次の形式を有する。
【数2】 g(X)=1+a1 ・X+a2 ・X2 +a3 ・X3 +…an ・Xn ここで係数a1 ,....,an のいくかは零である。
【0005】冗長ビット及び符号情報ビットの少なくと
も一方を、生成多項式の助けによって導入することは明
らかにブロック長を長くし、送信機側でチャンネル符号
化を行う場合と受信機側でチャンネル復号を行う場合と
の両方で、余計に大きいプロセッサ容量を必要とする。
この問題は、移動局が受信する場合には最も顕著であ
る。それは、移動局ではチャンネル復号のために必要と
されるプロセッサ容量は大きすぎてはいけないからであ
る。
【0006】異なる無線チャンネルの認識値の間の識別
を行う他の既知の方法においては、チャンネル符号化の
際に異なる符号化方式を使用する必要がある。例えば、
先述の畳込み符号化を使用できるが、音声チャンネルと
制御チャンネルとに対しそれぞれ異なった率を用いる。
一般的に、符号化率は次の様に定義される。
【数3】R=k/n ここでkは、各々の符号ワード内の情報ビットの数であ
り、nは、各々の符号ワード内のビット数である。上記
の方法に従えば、所定値R1を音声チャンネルの符号化
に対して使用し、別の値R2を制御チャンネルの符号化
に対して使用することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】この既知の方法で
は、全ての関連チャンネルの完全な復号化と、誤り発見
テストをパスするチャンネルの選択とが必要がある。こ
の方法の信頼性は高いが、移動局の受信においては複雑
すぎるという問題が残っている。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明の基本技術思想
は、チャンネルの認識値の検出を行うときに、全てのチ
ャンネルの完全な復号を行わないで、その代わりに、所
定の受信無線チャンネルの復号を行うことである。この
チャンネル識別処理が完了し、チャンネルの認識値の設
定が終わった後、(尤も、低い誤り確率は伴うが)識別
されたチャンネルの完全な復号が実行される。
【0009】以下の説明において、本発明の技術思想
は、いわゆるビタビ・アルゴリズムに従う畳込み復号に
限定されており、受信されるチャンネルはそのチャンネ
ルが音声チャンネルであるか、または制御チャンネルで
あるかに従って、異なった率で畳込み符号化されている
ものと仮定している。
【0010】本発明によれば、データブロックの一部が
あたかもこのブロックが制御チャンネル(FACCH)
を表わすものとして、まず復号される。その復号が正し
いか否かの判断の基準として、ビタビ・アルゴリズムの
所定数のノードの後に、累積距離が求められる。もしこ
の距離が所定の閾値よりも小さい場合には、チャンネル
の認識値はFACCHであると判断され、データブロッ
クは制御チャンネルとして復号される。受信されたデー
タブロックがあたかも音声チャンネル(UCH)であっ
たとして、短い復号処理を開始することも可能である。
【0011】更に、追加の開発結果に依れば、前記の数
のノードの後における前記の距離が、閾値よりも大きい
場合は、最初の復号処理が制御チャンネルに対して実行
されたときは、そのデータブロックはそれが音声チャン
ネルを表わしていたものとして復号される。また、その
逆の場合もある。第1の復号処理に対する距離は記憶さ
れ、この記憶された距離と、同一の数のノードの後にお
けるその後の復号処理により得られた距離との差が閾値
と比較される。もしこの差が閾値よりも小さい場合は、
そのデータブロックは制御チャンネル(FACCH)と
して復号され、その他の場合は音声チャンネル(UC
H)として復号される。
【0012】本発明の目的は、ビタビ・アルゴリズムに
従った畳込み復号を適用することにより、無線信号、好
ましくは異なる認識値の無線チャンネルを含み、移動局
に到達する無線信号のチャンネル認識値を検出するため
の方法を提供することであり、既知の復号/識別処理よ
りも複雑でない復号および識別処理によって目的を達成
することである。
【0013】本発明の方法は、特許請求の範囲第1項に
記載された特徴を有する。本発明の更に別の開発による
方法は、特許請求の範囲第2項に記載された特徴を有す
る。
【0014】
【実施例】本発明を、添附図面を参照して更に詳細に説
明する。図1は標準に準拠したフレームRのフォーマッ
トを示し、この標準は主として北米(米国合衆国、カナ
ダ)において適用され、更に詳細には、1991年1月
付のEIA−TIAの中間標準IS−54の第7ページ
に記述されている。
【0015】フレームRは6個のタイムスロットTS0
−TS5を含み、その各々は制御チャンネルFACCH
または音声チャンネルUCHである無線チャンネルを表
わすことができる。図に示された事例では、フレームR
は5個の音声チャンネルUCHと、単一の制御チャンネ
ルとを含んでいる。図1は、また1つの音声チャンネル
UCHのフォーマットをも示しており、それは、タイム
スロットTS2内のバーストを同期させるためのフィー
ルドSYNC、いわゆる低速の関連制御メッセージSA
CCH(例えば測定結果)を送信するためのフィールド
SACCH、音声情報を送信するための2つのデータ部
分DATA、色符号を送信するための1つの部分CDV
CC(符号化ディジタル形確認色符号)、および1つの
部分RSVDを有する。
【0016】制御チャンネルFACCH(タイムスロッ
トTS0)は音声チャンネルUCHと同様に構成されて
いるが、この場合のDATA部分は、音声情報の代わり
に、制御情報、または、ある他の情報(例えば、通話チ
ャンネル切替に関するメッセージ)を表わす。
【0017】それぞれのタイムスロットの中のバースト
の324ビット長を有する。
【0018】図2は、移動無線システムの基地局の1つ
の中のある送信ユニット、および移動局の中のある受信
ユニットを示す。
【0019】情報源1は、とりわけ、音声符号化器を含
み、それは、音声情報または制御情報を表わしており、
かつ、所定の移動局により受信されることが意図されて
いるビット列を送信する。このビット列は、チャンネル
符号化器2の中で、先に述べた様な所定の畳込み符号に
従って符号化されるが、それは、無線媒体が不完全であ
ったとしても、受信移動局において正しく検出できるよ
うにするためである。
【0020】本発明による方法が使用される無線送信機
においては、符号化は、所定の符号化率で、畳込み符号
に従って、チャンネル符号化器2の中で行われるが、こ
の率は、符号化されたデータが音声チャンネルを表わす
か、あるいは制御チャンネルを表わすかによって定ま
る。従ってチャンネル符号化器2は、情報源1によって
次のように制御される。すなわち a)符号化器2に到着するビット列が音声チャンネルを
表わす場合は、率Rは1/2に等しい。他方 b)ビット列が制御チャンネルを表わす場合は、率Rは
1/4に等しい。
【0021】次に、チャンネル符号化されたビット列は
ブロック3に送られるが、このブロックは、既知の態様
で構成されたバースト・インタリーバ、バースト発生
器、搬送波変調器および出力回路を表わす。
【0022】基地局から送信された無線信号は、移動局
のブロック4で示す受信回路で受信されるが、このブロ
ックは既知の態様で構成された搬送波復調器、等化器、
シンボル検出器、デ・インタリーバを表わす。次に、チ
ャンネル復号がチャンネル復号器5において実行され
る。ブロック6は移動局内の情報検索器を表わす。ブロ
ック7は制御ユニットを表わし、移動局用マイクロプロ
セッサを含む。
【0023】既知のチャンネル復号器では、各々のデー
タブロック(すなわちバースト)は全ての選択枝に対し
て復号される。従って、音声チャンネルの復号が可能と
なるように、まず率R=1/2による畳込み符号が実行
される。もしもこの復号処理が正しい結果(CRC制
御)を生じなかった場合は、それにかわって、制御チャ
ンネルの復号を行うために、率R=1/4による畳込み
復号が実行される。この場合、受信されるバーストは、
その認識値(FACCHまたはUCH)が検出される前
に、完全に復号される。
【0024】図3は、UCHデータを、いわゆる巡回冗
長検査(CRC)によって行う畳込み符号化を行う符号
化ユニットを更に詳細に図解している。
【0025】159ビットが移動局内の音声符号化器か
らUCHブロックに到着する。その中で12個の上位ビ
ットが計算ユニット1に供給され、そこで所定の生成多
項式を用いて入力された12ビットから新しい7ビット
を計算する。これらの7ビットおよび159の入力ビッ
ト中の77ビットが、畳込み符号化器2においてR=1
/2の符号化率で畳込み符号化される。入力された15
9ビットの残りの82ビットおよび畳込み符号化器2に
おいて得られた178ビットに対して、インタリーバ3
でインタリーブ(ビット順序列の編成をくずさないよう
に交互にはさみ込む処理)が行われ、その結果、図3に
示すように、符号化ユニットから全部で260ビットが
得られる。上述の処理は、中間標準EIA/TIA−I
S54−Aの第61頁に記述されている。
【0026】図4はFACCHデータの符号化ユニット
を更に詳細に図示している。
【0027】移動局のFACCH発生器は、FACCH
ブロックの49ビットを符号化ユニットに送給する。こ
の符号化ユニットは、16CRCビット(巡回冗長検査
用ビット)を、所定の生成多項式を用いて計算するため
の計算ユニット1を含む。そこで形成された65ビット
は、符号化率R=1/4の畳込み符号化器2に送られ、
続いてインタリーバ3に送られる。インタリーバ3は、
図3の符号化ユニットのインタリーバ3に似ており、移
動局のバースト発生器に対し260ビットを送給する。
(多分データ記号化のためのモジュロ2加算器を経由し
て)。
【0028】上述の処理は、中間標準EIA/TIA−
IS54−Aの第57−67頁(UCHについて)およ
び第130−134頁(FACCHについて)に記述さ
れている。
【0029】移動局の受信機には、チャンネル復号器5
(図2)が使用されており、これはビタビ・アルゴリズ
ムに従って畳込み復号を実行する。このアリゴリズム
は、従来より知られており、例えば、1)「誤り制御符
号の理論と実際」(Theory and Pract
ice of Error Control Code
s)、リチャード イー ブラハット(Richard
E.Blahut)著(アディソン・ウェスレー出版
社、ISBN 0−201−10102−5、第347
−388頁)、および、2)「ビタビ・アルゴリズム」
(The Viterbi Algorichem)、
G.ディビット フォーニー、ジュニア著(IEEE会
報、第61巻、第3号、1973年3月、第268−2
78頁)に記載されている。このアルゴリズムの全容
は、ここでは記述しない。
【0030】ビタビ・アルゴリズムは「距離」を含み、
これは使用された畳込み符号化器のための格子図から得
られた遷移ビットと比べて、受信されたビットが相違し
ている程度を表わしている。格子図は、所定の符号化器
について得られ、それは、上記参考文献 1)の図1
2.3から明かである。格子図の中で1つのノードから
次のノードへの遷移時にデルタ距離が得られ、それは受
信されたビットが、格子図上で1つのノードから次のノ
ードへの遷移または連結に際し得られるビットと相違す
る程度を表わす。
【0031】図5は単純な格子図を示しており、それは
4状態のみを有する(2,1)畳込み符号に関するもの
である。実際には、32の状態を有する復号器が使用さ
れている。簡単化された格子図は、単に復号の原理、お
よびこの原理が本発明に関連してどのように適用される
かを図示するためのものである。
【0032】公知のように、復号化は、受信された符号
ワード00,01,10および11に基き格子図を通っ
て生じうるルートまたは経路の数についての調査を含ん
でいる。この調査は、データブロックの全部の復号が完
了するまでのノード毎に実行される。このデータブロッ
クは、FACCHの場合は260ビット、UCHの場合
は178ビット(図3および図4を参照のこと)を含
み、各符号ビットは、それぞれ4ビットおよび2ビット
である。1つのノードから次のノードへの結合点におい
ては1つの”部分距離”が得られ、それは格子図に従っ
て復号された符号ワードと受信された符号ワードとの間
の相違として定義されている。全ブロックの復号が完了
すると、j個のノードを経た後の最小累積距離mj を与
える格子図上の”経路”が得られ、対応する検出ビット
は、データワード中で送信された可能性の最も高いビッ
トであるとみなされる。
【0033】図5の中には、例として最適経路が点線で
示されている。
【0034】提案された方法では、260ビット・デー
タワード、または178ビット・データワードの復号
は、全てのビットが復号される前、すなわち、この例で
は、UCHの場合はj<89、また、FACCHの場合
はj<65の時点で割り込みをかけられる。これによっ
て図5の中の破線に対応する最小累積距離mj が得られ
る。
【0035】もしFACCHデータを含むデータブロッ
クが、UCHデータが、送信側で符号化された際の符号
化率R=1/2で復号されたとすると、その累積距離m
j は、同じFACCHデータが、それが符号化された時
に使用された符号化率R=1/4で復号された場合に較
べて、ノード毎に増加するであろう。同様に、UCHデ
ータが符号化率R=1/4で復号された場合も、距離m
j はノード毎に増加するであろう。
【0036】図6の特性図は、FACCH/UCHワー
ドを復号したときの最小累積距離の分布を示す。
【0037】図6は、可能な4つの復号(それぞれR=
1/4およびR=1/2)に対する最小累積距離の分布
を示している。
【0038】1.FACCH復号器(R=1/4)によ
って復号されたFACCHデータ。 2.FACCH復号器によって復号されたUCHデー
タ。 3.UCH復号器(R=1/2)によって復号されたF
ACCHデータ。 4.UCH復号器によって復号されたUCHデータ。
【0039】予想されるように、グラフは累積距離が最
小となるのは1および4について復号された場合である
ことを示している。それは、それぞれのデータブロック
が正しい率(それぞれR=1/4およびR=1/2)で
復号されているからである。また、判るように2と4と
の間の距離の差は、1と3との間の差よりも大きい。
【0040】提案された方法においては、受信されたF
ACCH/UCHブロック、またはそれらの一部分は、
まず、あたかも、それらがFACCHデータより成るか
のように、すなわち率R=1/4で、ハード復号され
る。
【0041】図7に示すフローチャートは、提案された
方法に従って、どのように復号が実行されるかを図解し
ている。
【0042】図7のブロック1では、受信されるFAC
CH/UCHデータブロック内のj個のノードの復号が
実行され、ここでj<(復号器内の全ノード数)であ
り、かつ、ビタビ・アルゴリズム(図5)に基いて実行
される。
【0043】ブロック2では、最小累積距離m1 =(m
j min がjノードの後に決定される。閾値T1および
更に別の閾値T2が、最小誤差確率を得るために、例え
ばシミュレーションによって、予め決定されている。
【0044】次に、ブロック3において、値m1 が閾値
T1と比較される。
【0045】もしもm1 <T1(”No”)の場合は、
受信されたデータは間違いなくFACCHデータと考え
られ、FACCHデータブロックが復号される。好まし
くは、いわゆるソフト復号が適用される。それは、正し
く検出されたビットの確率に比例した値で、受信された
ビットの重み付けを行う。FACCHデータの場合は復
号率はR=1/4である(ブロック4参照)。
【0046】m1 >T1(”Yes”)の場合、ブロッ
ク5において、m1 の値は記憶され、受信データブロッ
クは、それがUCHデータブロックであるかのように、
すなわちR=1/2で復号される。この場合、jノード
に対して先に行った復号処理とは異なる数のノードkに
対して復号を行うことも可能である。しかしながら、ブ
ロック5および6において、FACCHに関する格子図
において、同じ数のノード(k=j)に対して復号を行
うことが好ましい。
【0047】この後者の復号処理、すなわちR=1/2
の複合処理において、累積距離mkの新しい最小値m2
が得られ、それらの差(m1 −m2 )が求められる(ブ
ロック6参照)。
【0048】ブロック7では、差(m1 −m2 )が第2
の予め定められた閾値T2より大きいか小さいかの比較
が行われる。
【0049】(m1 −m2 )<T2(”No”)の場合
は、データブロックはあたかもFACCHデータである
かのように(R=1/4として)復号される(ブロック
8参照)。復号は、ブロックの最初からか、あるいはノ
ードk以降に対して実行される。前者の場合は、好まし
くはソフト復号が使用されるのに対し、後者の場合は、
ハード複合のみが使用される。
【0050】(m1 −m2 )>T2(”Yes”)の場
合は、データブロックは、あたかもUCHデータブロッ
クであるかのように(R=1/2として)復号される
(ブロック9参照)。復号は、ブロックの最初からか、
あるいはノードk以降に対して実行されるが、それはF
ACCHデータブロックの場合と同様に、それぞれソフ
ト復号処理およびハード復号処理を用いて実行される。
【0051】前記処理(ブロック4および5)と同様
に、FACCH/UCHブロックの完全な復号を実行す
るときには、ソフト復号が使用される。
【0052】図8の特性図は、差(m1 −m2 )の分布
を示しており、1.FACCHデータに対する距離分布
を示す。また、2.UCHデータに対する距離分布を示
す。
【0053】図8の特性図と図6の特性図とを比較する
と、誤差の確率(それぞれ斜線の部分の面積)が減少し
ていることが判る。従って、差(m1 −m2 )を求め、
この差と閾値T2とを比較することにより、復号は一層
改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】TDMAシステムにおけるフレームおよびタイ
ムスロットの概略説明図。
【図2】移動無線システム内の基地局及び移動局のそれ
ぞれの中の、ある送信及び受信ユニットのブロック図。
【図3】音声チャンネルを送信するときのチャンネル符
号化の1つの既知の方法を示す概略ブロック図。
【図4】制御チャンネルのチャンネル符号化を示す同様
な概略ブロック図。
【図5】ビタビ・アルゴリズムに従って復号するときの
状態およびノードを示す概略説明図。
【図6】本発明の方法を説明するための特性図。
【図7】本発明の方法を図解するフローチャート図。
【図8】本発明の方法を更に説明するための特性図。
【符号の説明】
1 情報源(計算ユニット) 2 チャンネル符号化器 3 バースト・インタリーバ、その他 4 搬送波復調器、その他 5 チャンネル復号器 6 情報検索器 7 制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−98911(JP,A) 特開 平2−256333(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体無線システム内の多数チャンネル
    のチャンネル認識値を検出するための方法であって、前
    記移動体無線システムにおける各チャンネルはタイムス
    ロットで表わされ、かつ、認識されるべき多数のチャン
    ネルは、1つのフレーム(R)内に含まれた対応する数
    のタイムスロット(TS0−TS5)によって表わさ
    れ、更に、第1認識値(FACCH)を有する少なくと
    も1つのチャンネルと、第2認識値(UCH)を有する
    フレーム(R)内の残りのチャンネルとは、それぞれ第
    1の率(R1)および第2の率(R2)の畳込み符合化
    によりチャンネル符合化されることにより、ビタビ・ア
    ルゴリズムによる対応する畳込み符合を有する受信機に
    おいて、対応するチャンネル復号を行うときに、前記チ
    ャンネルは前記第1および前記第2認識値に従って分離
    されるようになされている前記チャンネル認識値の検出
    方法において、前記第1認識値(FACCH)または前
    記第2認識値(UCH)のチャンネルを表わす受信され
    るバースト内の所定のデータ部分は、第1認識値(FA
    CCH)が符号化されたときの率に相当する率(R1)
    による畳込み復号によって復号され、それにより、ビタ
    ビ・アルゴリズムにおける第1の数のノードの後に所定
    の累積距離(m1 ) を求めること、および前記累積距離
    (m1 ) の値を所定の閾値(T1)と比較し、 【数1】m1 <T1 であるときには、前記バースト内のデータは、第1認識
    値のチャンネルに対応する率で復号されることを特徴と
    するチャンネル認識値の検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項第1項に記載のチャンネル認識値
    の検出方法において、受信バーストは第2認識値(UC
    H)が符号化されたときの率に相当する率(R2)の畳
    込み復号によって復号され、それにより、ビタビ・アル
    ゴリズムにおける第2の数のノードの後に所定の累積距
    離(m2 )を求めることと、それぞれ前記第1及び第2
    の率(R1、R2)の畳込み復号により得られた前記距
    離の間の差(m1 −m2 )を求め、それを第2閾値(T
    2)と比較し、その結果、 a)もし前記差(m1 −m2 )が第2閾値(T2)より
    小さい場合には、前記バーストの残りの部分は前記第1
    認識値に対応する率で復号され、他方、 b)もし前記差(m1 −m2 )が第2閾値(T2)より
    大きい場合には、前記バーストの残り部分は前記第2認
    識値に対応する率で復号されることを特徴とするチャン
    ネル認識値の検出方法。
  3. 【請求項3】 請求項第2項に記載の方法において、前
    記第2の数のノードは前記第1の数のノードに等しいこ
    とを特徴とするチャンネル認識値の検出方法。
  4. 【請求項4】 請求項第2項または第3項に記載の方法
    において、前記比較(ブロック7)の後の復号(ブロッ
    ク8)は、データブロック(FACCHまたはUCH)
    の最初から開始されることを特徴とするチャンネル認識
    値の検出方法。
  5. 【請求項5】 請求項第2項または第3項に記載の方法
    において、前記比較(ブロック7)の後に復号(ブロッ
    ク8)は、前記第2の数のノード以下のノードに対して
    開始されることを特徴とするチャンネル認識値の検出方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項第4項に記載の方法において、復
    号はソフト復号によって実行されることを特徴とするチ
    ャンネル認識値の検出方法。
  7. 【請求項7】 請求項第5項に記載の方法において、復
    号はハード復号によって実行されることを特徴とするチ
    ャンネル認識値の検出方法。
JP24027992A 1991-09-10 1992-09-09 移動体無線システムに於ける多数チャンネルのチャンネル認識値の検出方法 Expired - Fee Related JP3195665B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE9102611A SE469051B (sv) 1991-09-10 1991-09-10 Metod foer att detektera kanaltillhoerigheten foer ett antal kanaler i ett mobilradiosystem
SE9102611-2 1991-09-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05259960A JPH05259960A (ja) 1993-10-08
JP3195665B2 true JP3195665B2 (ja) 2001-08-06

Family

ID=20383678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24027992A Expired - Fee Related JP3195665B2 (ja) 1991-09-10 1992-09-09 移動体無線システムに於ける多数チャンネルのチャンネル認識値の検出方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5341401A (ja)
JP (1) JP3195665B2 (ja)
BR (1) BR9203495A (ja)
CA (1) CA2076296C (ja)
GB (2) GB9217810D0 (ja)
HK (1) HK87495A (ja)
MX (1) MX9205126A (ja)
SE (1) SE469051B (ja)
TW (1) TW198163B (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5603081A (en) * 1993-11-01 1997-02-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson Method for communicating in a wireless communication system
JP3349778B2 (ja) * 1993-07-16 2002-11-25 松下電器産業株式会社 可変レート通信におけるレート判定方法およびその装置
DE4335305A1 (de) * 1993-10-16 1995-04-20 Philips Patentverwaltung Verfahren und Schaltungsanordnung zur Übertragung von Sprachsignalen
JP2601160B2 (ja) * 1993-10-27 1997-04-16 日本電気株式会社 ディジタルデータ伝送方式
US5722078A (en) * 1993-11-01 1998-02-24 Ericsson Inc. Method and apparatus for locating a digital control channel in a downbanded cellular radiocommunication system
CA2145566C (en) * 1994-04-29 1999-12-28 Nambirajan Seshadri Methods of and devices for enhancing communications that use spread spectrum technology
US5751739A (en) * 1994-04-29 1998-05-12 Lucent Technologies, Inc. Methods of and devices for enhancing communications that use spread spectrum technology
US5629958A (en) * 1994-07-08 1997-05-13 Zenith Electronics Corporation Data frame structure and synchronization system for digital television signal
GB2295524A (en) * 1994-11-28 1996-05-29 Northern Telecom Ltd Beamed antenna system for a cellular radio base station
JP3160516B2 (ja) * 1995-12-13 2001-04-25 松下電器産業株式会社 データ受信装置
US6031826A (en) * 1996-08-27 2000-02-29 Ericsson Inc. Fast associated control channel technique for satellite communications
EP0861524B1 (en) * 1996-09-17 2002-11-27 Koninklijke Philips Electronics N.V. Transmission system with improved lock detection
US5995547A (en) * 1996-11-26 1999-11-30 Ericsson Inc. Method and apparatus for mapping between cellular bit streams and wireline waveforms
US5905733A (en) * 1996-12-03 1999-05-18 Ericsson Inc. Method and apparatus for distinguishing in-band signaling from user data
US5892464A (en) * 1997-03-19 1999-04-06 Ericsson Inc. Message encoding technique for communication systems
FI104769B (fi) * 1997-12-01 2000-03-31 Nokia Networks Oy Menetelmä ja laitteisto loogisen kanavan tunnistamiseksi
US6112325A (en) * 1998-01-23 2000-08-29 Dspc Technologies, Ltd. Method and device for detecting rate
US6332006B1 (en) 1998-11-18 2001-12-18 Ericsson Inc. Apparatus and methods for providing high-penetration messaging in wireless communications systems
US6324395B1 (en) 1998-11-18 2001-11-27 Ericsson Inc. Apparatus and methods for assigning spectral and non-spectral resource charges in wireless communications systems
US6320843B1 (en) 1998-11-18 2001-11-20 Ericsson Inc. Wireless communications systems with standard and robust services and methods of operation thereof
US6405039B1 (en) * 1999-04-20 2002-06-11 Ericsson Inc. Apparatus and methods for allocation of high-penetration services in wireless communications systems
US6628945B1 (en) 1999-04-20 2003-09-30 Ericsson Inc. Apparatus and methods for high-penetration random access in wireless communications systems
US6587695B1 (en) * 1999-10-27 2003-07-01 Nokia Mobile Phones Limited Method and apparatus for distinguishing a compact control channel from a classic control channel
US7693531B2 (en) * 2005-12-21 2010-04-06 Broadcom Corporation Method and system for decoding SACCH control channels in GSM-based systems with partial combining
US7593368B2 (en) * 2005-12-21 2009-09-22 Broadcom Corporation Method and system for decoding control channels using partial combining with weighted SNR
US7522575B2 (en) * 2005-12-21 2009-04-21 Broadcom Corporation Method and system for decoding control channels using repetition redundancy based on weighted bits
US9191131B2 (en) * 2012-07-06 2015-11-17 Intel Deutschland Gmbh Method for control channel detection in wireless communications systems

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4578800A (en) * 1982-07-12 1986-03-25 Yutaka Yasuda Synchronization circuit for a Viterbi decoder
US4500994A (en) * 1982-10-04 1985-02-19 Motorola, Inc. Multi-rate branch metric processor for maximum-likelihood convolutional decoder
US5157672A (en) * 1989-03-15 1992-10-20 Nec Corporation Interference detection apparatus for use in digital mobile communications system

Also Published As

Publication number Publication date
TW198163B (ja) 1993-01-11
BR9203495A (pt) 1993-04-13
CA2076296C (en) 2001-03-20
GB2259633A (en) 1993-03-17
GB2259633B (en) 1995-03-08
MX9205126A (es) 1993-03-01
JPH05259960A (ja) 1993-10-08
HK87495A (en) 1995-06-09
SE9102611L (sv) 1993-03-11
GB9217810D0 (en) 1992-10-07
US5341401A (en) 1994-08-23
SE9102611D0 (sv) 1991-09-10
SE469051B (sv) 1993-05-03
GB9219065D0 (en) 1992-10-21
CA2076296A1 (en) 1993-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3195665B2 (ja) 移動体無線システムに於ける多数チャンネルのチャンネル認識値の検出方法
JP3394119B2 (ja) 誤り訂正符号化装置、誤り訂正復号化装置及び通信システム
EP0970566B1 (en) List output viterbi decoding with crc outer code for multirate signal
JP3943127B2 (ja) Tdma無線システムにおけるソフト誤り補正
KR100554322B1 (ko) 복수의 코딩 버스트내에 배치된 crc 비트에 의해 종료 상태가결정되는 컨벌루셔널 디코딩
EP1487120B1 (en) Error detection methods in wireless communication systems
US5453997A (en) Decoder selection
US20020027893A1 (en) Method and apparatus for transmitting DTX_Low state information from mobile station to base station
CA2068159A1 (en) Generalized viterbi algorithm with tail-biting
JPH118610A (ja) データ伝送システムにおいて情報のフレーム誤り率を低下させる方法及びそのシステムと移動局
US5684811A (en) Method and apparatus for decoding convolutionally encoded information
JP2001024527A (ja) 受信シンボルのシーケンスを復号化する方法
US7539928B2 (en) Method and apparatus for decoding inner and outer codes in a mobile communication system
US7620013B2 (en) Method and system for decoding control channels using repetition redundancy
JP3265339B2 (ja) 音声復号化装置
EP0983655A1 (en) Bit detection method in a radio communications system
US8019615B2 (en) Method and system for decoding GSM speech data using redundancy
US5892464A (en) Message encoding technique for communication systems
JP3003277B2 (ja) ディジタルデータ通信方法とその装置
JPH10135934A (ja) 誤り訂正符号の復号方式
JP2759043B2 (ja) 情報ビット系列伝送システム
JPH07131400A (ja) デジタル移動通信の伝送方法
JP2001339466A (ja) 可変レート符号受信装置
US20070140210A1 (en) Method and system for decoding control channels using repetition redundancy based on weighted bits
JPH08251036A (ja) 誤り訂正復号方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees