JP3349778B2 - 可変レート通信におけるレート判定方法およびその装置 - Google Patents
可変レート通信におけるレート判定方法およびその装置Info
- Publication number
- JP3349778B2 JP3349778B2 JP19901593A JP19901593A JP3349778B2 JP 3349778 B2 JP3349778 B2 JP 3349778B2 JP 19901593 A JP19901593 A JP 19901593A JP 19901593 A JP19901593 A JP 19901593A JP 3349778 B2 JP3349778 B2 JP 3349778B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rate
- data
- information
- repetitions
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/20—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
- H04L1/203—Details of error rate determination, e.g. BER, FER or WER
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/004—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
- H04L1/0045—Arrangements at the receiver end
- H04L1/0046—Code rate detection or code type detection
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/22—Time-division multiplex systems in which the sources have different rates or codes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/004—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
- H04L1/0045—Arrangements at the receiver end
- H04L1/0054—Maximum-likelihood or sequential decoding, e.g. Viterbi, Fano, ZJ algorithms
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/004—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
- H04L1/0056—Systems characterized by the type of code used
- H04L1/0059—Convolutional codes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/08—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/0262—Arrangements for detecting the data rate of an incoming signal
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B2201/00—Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
- H04B2201/69—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
- H04B2201/707—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
- H04B2201/70703—Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation using multiple or variable rates
- H04B2201/70705—Rate detection
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信分野で情報レート
が可変する通信におけるレート判定方法およびその装置
に関する。
が可変する通信におけるレート判定方法およびその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、文献"On the System Design Aspe
cts Of Code Division Multiple Access(CDMA) Applied
To Digital Cellular And Personal Communications
Networks (1991 Vehicular Technology Conference)"に
述べられているようなCDMAシステムでは、移動機の
消費電力の低減、他移動機、基地局への干渉の低減の目
的から可変レート音声コーデックが用いられている。音
声コーデックは、フレーム単位で符復号化を行なってお
り、フレームごとに符号化したデータの情報レートが変
化する。受信側では、その情報レートがいくつであるか
を判定してから復号する必要がある。また一般には音声
コーデックのデータは、誤り訂正符号化などを施されて
伝送される。
cts Of Code Division Multiple Access(CDMA) Applied
To Digital Cellular And Personal Communications
Networks (1991 Vehicular Technology Conference)"に
述べられているようなCDMAシステムでは、移動機の
消費電力の低減、他移動機、基地局への干渉の低減の目
的から可変レート音声コーデックが用いられている。音
声コーデックは、フレーム単位で符復号化を行なってお
り、フレームごとに符号化したデータの情報レートが変
化する。受信側では、その情報レートがいくつであるか
を判定してから復号する必要がある。また一般には音声
コーデックのデータは、誤り訂正符号化などを施されて
伝送される。
【0003】図3は従来の移動機の送信側の概略構成を
示している。31は情報データであり、たとえば音声コ
ーデックの符号化された可変レートのデータである。デ
ータのレートは最大をBとするとき、B/2n (nは0
以上の整数)で変化するものとする。情報データ31
は、畳み込み符号器32で符号化され、符号化データ3
3を出力する。34は繰り返し制御器であり、送信デー
タ35における伝送レートを一定にするために、符号化
データ33を繰り返し並べるものである。
示している。31は情報データであり、たとえば音声コ
ーデックの符号化された可変レートのデータである。デ
ータのレートは最大をBとするとき、B/2n (nは0
以上の整数)で変化するものとする。情報データ31
は、畳み込み符号器32で符号化され、符号化データ3
3を出力する。34は繰り返し制御器であり、送信デー
タ35における伝送レートを一定にするために、符号化
データ33を繰り返し並べるものである。
【0004】図4は送信側の符号化の説明のための一覧
図である。ここでは畳み込み符号の符号化率を1/2と
して情報レートがB, B/2,B/22 のときの1フレ
ームの符号化について説明する。情報レートがBのとき
1フレームあたりのデータ数をmとすると、情報レート
B/2,B/22 の情報データ数は,それぞれm/2,
m/4である。情報データを畳み込み符号化すると、そ
れぞれデータ数は2倍になる。一方送信データのレート
は情報レートBで決まり、1フレームあたりではデータ
数は2mである。繰り返し制御器34では、レートB/
2,B/22 について送信データを合わせるため、符号
化データ33をそれぞれ1回、3回繰り返して並べ、1
フレームあたりのデータ数を2mにする操作を行なって
いる。
図である。ここでは畳み込み符号の符号化率を1/2と
して情報レートがB, B/2,B/22 のときの1フレ
ームの符号化について説明する。情報レートがBのとき
1フレームあたりのデータ数をmとすると、情報レート
B/2,B/22 の情報データ数は,それぞれm/2,
m/4である。情報データを畳み込み符号化すると、そ
れぞれデータ数は2倍になる。一方送信データのレート
は情報レートBで決まり、1フレームあたりではデータ
数は2mである。繰り返し制御器34では、レートB/
2,B/22 について送信データを合わせるため、符号
化データ33をそれぞれ1回、3回繰り返して並べ、1
フレームあたりのデータ数を2mにする操作を行なって
いる。
【0005】これらの条件を前提とするとき、受信側で
の従来のレート判定方法について説明する。図5は従来
のレート判定装置の構成を示している。図5において、
51はレートB用のビタビ復号器、52はレートB/2
用のビタビ復号器、53はレートB/4 用のビタビ復号
器、54、55、56はそれぞれのビタビ復号器の復号
結果を再符号化するための畳み込み符号器、57は各畳
み込み符号器からの再符号化データを照合してレートを
判定する照合/レート判定器、58は各ビタビ復号器か
らの復号結果および照合/レート判定器57からのレー
ト判定結果に基づいて最も確からしい復号データを出力
する選択器である。
の従来のレート判定方法について説明する。図5は従来
のレート判定装置の構成を示している。図5において、
51はレートB用のビタビ復号器、52はレートB/2
用のビタビ復号器、53はレートB/4 用のビタビ復号
器、54、55、56はそれぞれのビタビ復号器の復号
結果を再符号化するための畳み込み符号器、57は各畳
み込み符号器からの再符号化データを照合してレートを
判定する照合/レート判定器、58は各ビタビ復号器か
らの復号結果および照合/レート判定器57からのレー
ト判定結果に基づいて最も確からしい復号データを出力
する選択器である。
【0006】次に、上記装置の動作を図6の流れ図を参
照して説明する。まずデータを受信すると(ステップ6
1)、各ビタビ復号器51、52、53においてそれぞ
れ可能性のあるレートを仮定してビタビ復号を行なって
みる(ステップ62、63、64)。次に、それぞれの
復号結果に対し各畳み込み符号器54、55、56で再
び畳み込み符号化を行なう(ステップ65、66、6
7)。照合/レート判定器57で受信データとそれぞれ
の再符号化データとを照合し、もっとも近いものを選択
してレートを判定し(ステップ68)、そのレートに対
応する復号結果をビタビ復号データとして出力する(ス
テップ69)。文献"CDMA Mobile StationModem ASIC,
(IEEE Journal Of Solid-State Circuits,Vol.28,No.3,
March 1993)" ではこのような方法でレート判定を行な
っている。
照して説明する。まずデータを受信すると(ステップ6
1)、各ビタビ復号器51、52、53においてそれぞ
れ可能性のあるレートを仮定してビタビ復号を行なって
みる(ステップ62、63、64)。次に、それぞれの
復号結果に対し各畳み込み符号器54、55、56で再
び畳み込み符号化を行なう(ステップ65、66、6
7)。照合/レート判定器57で受信データとそれぞれ
の再符号化データとを照合し、もっとも近いものを選択
してレートを判定し(ステップ68)、そのレートに対
応する復号結果をビタビ復号データとして出力する(ス
テップ69)。文献"CDMA Mobile StationModem ASIC,
(IEEE Journal Of Solid-State Circuits,Vol.28,No.3,
March 1993)" ではこのような方法でレート判定を行な
っている。
【0007】このように上記従来のレート判定方法で
も、考えられるすべてのレートで復号し、再符号化し、
推定することで、可変レートのレート判定を行なうこと
ができる。
も、考えられるすべてのレートで復号し、再符号化し、
推定することで、可変レートのレート判定を行なうこと
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレート判定方法では、可能性のあるすべてのレート
を仮定し、それぞれのレートに対し演算量の多いことで
知られるビタビ復号を試してみることが必要であり、限
られた時間内に処理するためにハードウェアの増大およ
び回路の高速化を必要とし、バッテリー駆動の移動端末
では消費電力の増大につながる問題があった。
来のレート判定方法では、可能性のあるすべてのレート
を仮定し、それぞれのレートに対し演算量の多いことで
知られるビタビ復号を試してみることが必要であり、限
られた時間内に処理するためにハードウェアの増大およ
び回路の高速化を必要とし、バッテリー駆動の移動端末
では消費電力の増大につながる問題があった。
【0009】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、すべてのレートに対してビタビ復号を行
なわなくてもレート判定が行なえる優れたレート判定方
法およびその装置を提供することを目的とするものであ
る。
るものであり、すべてのレートに対してビタビ復号を行
なわなくてもレート判定が行なえる優れたレート判定方
法およびその装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、可変レート通信においてはデータが繰り
返されているという特徴を利用してレートを推定するよ
うにしたものである。
成するために、可変レート通信においてはデータが繰り
返されているという特徴を利用してレートを推定するよ
うにしたものである。
【0011】
【作用】したがって、本発明によれば、データが繰り返
されているという特徴を利用してレートを推定するの
で、レート推定後そのレートのビタビ復号のみを行なえ
ばよく、処理量の増大を防ぐことができるので、バッテ
リー駆動の移動端末では消費電力の増大を抑えることが
できるという効果を有する。
されているという特徴を利用してレートを推定するの
で、レート推定後そのレートのビタビ復号のみを行なえ
ばよく、処理量の増大を防ぐことができるので、バッテ
リー駆動の移動端末では消費電力の増大を抑えることが
できるという効果を有する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例におけるレート判定
装置の構成を示す図である。送信側の構成は従来例と同
様であり、前提条件も同様とする。図1において、11
は受信データの中から正極性のデータをカウントする正
極性カウンタ、12は受信したデータの中から負極性の
データをカウントする負極性カウンタ、13は各カウン
タ11、12のカウントの値の差の絶対値を求める減算
/絶対値回路、14は減算/絶対値回路13の出力の平
均値を求める平均値算出回路、15は求められた平均値
からレートを判定するレート判定器、16は判定された
レートで受信データをビタビ復号するビタビ復号器であ
る。
装置の構成を示す図である。送信側の構成は従来例と同
様であり、前提条件も同様とする。図1において、11
は受信データの中から正極性のデータをカウントする正
極性カウンタ、12は受信したデータの中から負極性の
データをカウントする負極性カウンタ、13は各カウン
タ11、12のカウントの値の差の絶対値を求める減算
/絶対値回路、14は減算/絶対値回路13の出力の平
均値を求める平均値算出回路、15は求められた平均値
からレートを判定するレート判定器、16は判定された
レートで受信データをビタビ復号するビタビ復号器であ
る。
【0013】次に、上記実施例の動作を図2の流れ図を
参照して説明する。まずデータをフレームごとに受信す
る(ステップ21)、その受信データを最大繰り返し数
+1ごとに区切り、その区切ったデータごとにその中に
含まれる正極性のデータ数、負極性のデータ数をそれぞ
れのカウンタ11、12でカウントする(ステップ2
2)。ここで最大繰り返し数は、たとえば情報レートを
B, B/2,B/22 で使用している場合は3である。
次に、各カウンタ11、12のカウンタ値から差の絶対
値を求める(ステップ23)。ここで硬判定復号では正
極性は1、負極性は0で定義され、軟判定復号では正極
性は正の値、負極性は負の値で定義される。差の絶対値
は、最大繰り返し数+1のデータごとに算出されるの
で、さらにその平均値を求める(ステップ24)。差の
絶対値の平均値と各繰り返し数+1との比較を行ない、
最も確からしいものをそのフレームでの繰り返し数と推
定する(ステップ25)。例えば正極性のデータ数と負
極性のデータ数の差の絶対値の平均値が2.3であった
場合には、繰り返し数+1の候補である1,2,4のう
ち2がもっとも近い値であるので繰り返し数を1と決定
する。これは、実際に繰り返し数が1で同一データが2
回ずつ送信されたものとし、伝送路で付加するビットエ
ラーがなかったとしたら、4データずつ(ここでは最大
繰り返し数を3として説明する。)区切ったパタンは
(0000),(0011),(1100),(111
1)の4通りとなり、正極性のデータ数と負極性のデー
タ数の差の絶対値は各々4,0,0,4となり、その平
均値は2.0となることからも理解できる。ただし本実
施例では、情報データを誤り訂正符号化した符号化デー
タ(図4のC i )における0と1の発生確率が同じ確率
であるほど判定の確度が向上するので、そのような性質
を持った情報データまたは誤り訂正符号化データ、もし
くは誤り訂正符号化後に0,1発生確率のバランスがよ
いスクランブルを施したデータに適用することがより適
している。次にこのようにして得られた繰り返し数をも
とにレートを判定し、このレートでビタビ復号器16で
ビタビ復号を行ない復号データを得る(ステップ2
6)。
参照して説明する。まずデータをフレームごとに受信す
る(ステップ21)、その受信データを最大繰り返し数
+1ごとに区切り、その区切ったデータごとにその中に
含まれる正極性のデータ数、負極性のデータ数をそれぞ
れのカウンタ11、12でカウントする(ステップ2
2)。ここで最大繰り返し数は、たとえば情報レートを
B, B/2,B/22 で使用している場合は3である。
次に、各カウンタ11、12のカウンタ値から差の絶対
値を求める(ステップ23)。ここで硬判定復号では正
極性は1、負極性は0で定義され、軟判定復号では正極
性は正の値、負極性は負の値で定義される。差の絶対値
は、最大繰り返し数+1のデータごとに算出されるの
で、さらにその平均値を求める(ステップ24)。差の
絶対値の平均値と各繰り返し数+1との比較を行ない、
最も確からしいものをそのフレームでの繰り返し数と推
定する(ステップ25)。例えば正極性のデータ数と負
極性のデータ数の差の絶対値の平均値が2.3であった
場合には、繰り返し数+1の候補である1,2,4のう
ち2がもっとも近い値であるので繰り返し数を1と決定
する。これは、実際に繰り返し数が1で同一データが2
回ずつ送信されたものとし、伝送路で付加するビットエ
ラーがなかったとしたら、4データずつ(ここでは最大
繰り返し数を3として説明する。)区切ったパタンは
(0000),(0011),(1100),(111
1)の4通りとなり、正極性のデータ数と負極性のデー
タ数の差の絶対値は各々4,0,0,4となり、その平
均値は2.0となることからも理解できる。ただし本実
施例では、情報データを誤り訂正符号化した符号化デー
タ(図4のC i )における0と1の発生確率が同じ確率
であるほど判定の確度が向上するので、そのような性質
を持った情報データまたは誤り訂正符号化データ、もし
くは誤り訂正符号化後に0,1発生確率のバランスがよ
いスクランブルを施したデータに適用することがより適
している。次にこのようにして得られた繰り返し数をも
とにレートを判定し、このレートでビタビ復号器16で
ビタビ復号を行ない復号データを得る(ステップ2
6)。
【0014】このように、本実施例によれば、データが
繰り返されているという特徴を利用してレートを推定す
ることで、可変レートのレート判定を行うことができ
る。
繰り返されているという特徴を利用してレートを推定す
ることで、可変レートのレート判定を行うことができ
る。
【0015】なお、ここで述べた実施例はデータが繰り
返されているという特徴を利用したレートの判定方法の
一例にすぎず、同様な考え方に基づいた別のレート判定
方法に変更することができる。
返されているという特徴を利用したレートの判定方法の
一例にすぎず、同様な考え方に基づいた別のレート判定
方法に変更することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、データが繰り返されているという特徴を利用してレ
ートを推定するので、レート推定後そのレートのビタビ
復号のみを行なえばよく、処理量の増大を防ぐことがで
きるので、バッテリー駆動の移動端末では消費電力の増
大を抑えることができるという効果を有する。
に、データが繰り返されているという特徴を利用してレ
ートを推定するので、レート推定後そのレートのビタビ
復号のみを行なえばよく、処理量の増大を防ぐことがで
きるので、バッテリー駆動の移動端末では消費電力の増
大を抑えることができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における復号およびレート判
定装置の概略構成を示すブロック図
定装置の概略構成を示すブロック図
【図2】同装置における動作を示す流れ図
【図3】移動機における送信側の概略構成図
【図4】移動機における送信側の符号化の説明のための
一覧図
一覧図
【図5】従来の復号およびレート判定装置の概略構成を
示すブロック図
示すブロック図
【図6】従来のレート判定方法を示す流れ図
11 正極性カウンタ 12 負極性カウンタ 13 減算/絶対値回路 14 平均値算出回路 15 レート判定器 16 ビタビ復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 29/08
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームごとに情報量が最大をBとした
ときB/2n (nは0以上の整数) で変化する可変レー
ト通信において、送信側で情報に誤り訂正のために畳み
込み符号化を行ない、さらに n≧1のときは情報量B
を畳み込み符号化したときのデータ量と等しくなるよう
に、符号化データを(2n −1)回繰り返して伝送デー
タとし、受信側では受信した伝送データから情報のレー
トを判定して、ビタビ復号を行なう際に、情報のレート
を判定するために受信した伝送データの繰り返し特性を
調べることによりレートを推定する可変レート通信にお
けるレート判定方法。 - 【請求項2】 情報のレートを判定するために受信した
伝送データを調べ、同極性データが連続する回数の平均
値を求めることによりデータの繰り返し数を推定してレ
ートを判定する請求項1記載の可変レート通信における
レート判定方法。 - 【請求項3】 フレームごとに受信した伝送データを最
大繰り返し数+1のデータ毎に区切り、この区切られた
受信データの中から正極性のデータおよび負極性のデー
タをそれぞれカウントする手段と、カウントされたそれ
ぞれの値の差の絶対値を求める手段と、求めた差の絶対
値の平均値を求める手段と、前記平均値と各繰り返し数
+1との比較を行なって、最も確からしいものをそのフ
レームでの繰り返し数と推定してレートを判定する手段
とを備えた可変レート通信におけるレート判定装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19901593A JP3349778B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 可変レート通信におけるレート判定方法およびその装置 |
CA 2127597 CA2127597C (en) | 1993-07-16 | 1994-07-07 | Variable rate communication method and a variable rate communication system |
US08/271,668 US5627845A (en) | 1993-07-16 | 1994-07-07 | Variable rate communication method and a variable rate communication system |
CN941078612A CN1065096C (zh) | 1993-07-16 | 1994-07-15 | 在可变比特速率通信中用于检测比特速率的方法装置 |
KR1019940017211A KR970006786B1 (ko) | 1993-07-16 | 1994-07-16 | 가변레이트통신에 있어서의 레이트판정방법 및 그 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19901593A JP3349778B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 可変レート通信におけるレート判定方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0738620A JPH0738620A (ja) | 1995-02-07 |
JP3349778B2 true JP3349778B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=16400702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19901593A Expired - Fee Related JP3349778B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 可変レート通信におけるレート判定方法およびその装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5627845A (ja) |
JP (1) | JP3349778B2 (ja) |
KR (1) | KR970006786B1 (ja) |
CN (1) | CN1065096C (ja) |
CA (1) | CA2127597C (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI97583C (fi) * | 1995-02-02 | 1997-01-10 | Nokia Mobile Phones Ltd | Tiedonsiirtomenetelmä, lähetin ja vastaanotin |
FI950843L (fi) * | 1995-02-23 | 1996-08-24 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä yhteyden laadun määrittämiseksi sekä vastaanotin |
GB2307613B (en) * | 1995-08-31 | 2000-03-22 | British Broadcasting Corp | Switching bit-rate reduced signals |
US5883923A (en) * | 1995-09-18 | 1999-03-16 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Data receiver with symbol rate discrimination and statistical analysis functions |
US5862153A (en) | 1995-09-29 | 1999-01-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Coding apparatus and decoding apparatus for transmission/storage of information |
US6493838B1 (en) * | 1995-09-29 | 2002-12-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Coding apparatus and decoding apparatus for transmission/storage of information |
US6415398B1 (en) | 1995-09-29 | 2002-07-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Coding system and decoding system |
US6571361B1 (en) * | 1995-09-29 | 2003-05-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Encoder and decoder |
GB2306867B (en) * | 1995-10-26 | 1998-06-03 | Bosch Gmbh Robert | Method of optimizing the transmission of signals |
FI964707A (fi) * | 1996-11-26 | 1998-05-27 | Nokia Telecommunications Oy | Menetelmä kuormituksen kontrolloimiseksi ja radiojärjestelmä |
WO1998052307A1 (fr) * | 1997-05-16 | 1998-11-19 | Ntt Mobile Communications Network Inc. | Procedes et dispositifs d'emission et de reception a debit variable |
JPH11163961A (ja) * | 1997-11-26 | 1999-06-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 伝送レート判定方法およびその装置 |
US6285722B1 (en) * | 1997-12-05 | 2001-09-04 | Telcordia Technologies, Inc. | Method and apparatus for variable bit rate clock recovery |
US6112325A (en) * | 1998-01-23 | 2000-08-29 | Dspc Technologies, Ltd. | Method and device for detecting rate |
US6424631B1 (en) * | 1998-06-11 | 2002-07-23 | Infineon Technologies North America Corp. | Apparatus and methods for determining rate of transmitted variable rate data |
KR100444980B1 (ko) | 1998-08-31 | 2004-10-14 | 삼성전자주식회사 | 가변율로전송된데이터의데이터율결정방법및장치 |
US6567466B1 (en) * | 1999-02-16 | 2003-05-20 | Agere Systems Inc. | Method and apparatus for determining the data rate of a received signal in a variable data rate orthogonal spread spectrum communication system |
JP3482931B2 (ja) * | 1999-12-08 | 2004-01-06 | 日本電気株式会社 | Ds/cdma移動体通信システムの無線通信装置およびサーチャ制御方法 |
GB2361851A (en) * | 2000-04-28 | 2001-10-31 | Motorola Inc | Blind data rate determination |
US6810078B2 (en) * | 2000-12-08 | 2004-10-26 | Prairiecomm, Inc. | Blind rate determination |
EP1357669A4 (en) | 2001-01-31 | 2005-08-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | DECODING DEVICE AND METHOD |
US7418042B2 (en) * | 2003-09-17 | 2008-08-26 | Atheros Communications, Inc. | Repetition coding for a wireless system |
US8107542B1 (en) | 2004-04-16 | 2012-01-31 | Marvell International Ltd. | Soft decoding of coded bit-streams |
US7424651B2 (en) * | 2004-12-21 | 2008-09-09 | Tyco Telecommunications (Us) Inc. | Method and apparatus for decision threshold control in an optical signal receiver |
US20100098047A1 (en) * | 2008-10-21 | 2010-04-22 | Tzero Technologies, Inc. | Setting a data rate of encoded data of a transmitter |
CN102891820B (zh) * | 2011-07-19 | 2017-03-08 | 苏州东奇信息科技股份有限公司 | 码率可变ebpsk通信系统的自适应接收机 |
US9991990B1 (en) * | 2017-06-08 | 2018-06-05 | International Business Machines Corporation | Sequence detection |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL100213A (en) * | 1990-12-07 | 1995-03-30 | Qualcomm Inc | CDMA microcellular telephone system and distributed antenna system therefor |
US5218619A (en) * | 1990-12-17 | 1993-06-08 | Ericsson Ge Mobile Communications Holding, Inc. | CDMA subtractive demodulation |
US5345452A (en) * | 1991-05-29 | 1994-09-06 | Nec Corporation | Adaptive equalizer for removing nonlinear distortions from digital signals |
SE469051B (sv) * | 1991-09-10 | 1993-05-03 | Ericsson Telefon Ab L M | Metod foer att detektera kanaltillhoerigheten foer ett antal kanaler i ett mobilradiosystem |
US5331666A (en) * | 1992-06-08 | 1994-07-19 | Ericsson Ge Mobile Communications Inc. | Adaptive maximum likelihood demodulator |
US5566206A (en) * | 1993-06-18 | 1996-10-15 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for determining data rate of transmitted variable rate data in a communications receiver |
US5383219A (en) * | 1993-11-22 | 1995-01-17 | Qualcomm Incorporated | Fast forward link power control in a code division multiple access system |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP19901593A patent/JP3349778B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-07-07 US US08/271,668 patent/US5627845A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-07 CA CA 2127597 patent/CA2127597C/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-15 CN CN941078612A patent/CN1065096C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1994-07-16 KR KR1019940017211A patent/KR970006786B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2127597C (en) | 1999-02-23 |
CA2127597A1 (en) | 1995-01-17 |
JPH0738620A (ja) | 1995-02-07 |
US5627845A (en) | 1997-05-06 |
KR970006786B1 (ko) | 1997-04-30 |
KR950004000A (ko) | 1995-02-17 |
CN1065096C (zh) | 2001-04-25 |
CN1102921A (zh) | 1995-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3349778B2 (ja) | 可変レート通信におけるレート判定方法およびその装置 | |
AU683479B2 (en) | Method and apparatus for determining the data rate of a received signal | |
CN1096167C (zh) | 在通信接收机中判定传送变化速率数据的速率的方法和装置 | |
US5774496A (en) | Method and apparatus for determining data rate of transmitted variable rate data in a communications receiver | |
JP3169522B2 (ja) | データ受信装置 | |
CA2116736C (en) | Decoder selection | |
CN1101997C (zh) | 在通信系统中确定速率的方法和设备 | |
EP1706953B1 (en) | Method and system for calculating the bit error rate of a received signal | |
US7376209B2 (en) | Method and apparatus for near-optimal scaling of log-likelihood ratio (LLR) computation in turbo decoding for hybrid automatic repeat request (ARQ) | |
US6360345B1 (en) | Decoding method of turbo codes using a weighted parallel type and device for the same | |
RU2214688C2 (ru) | Устройство и способ обнаружения скорости передачи данных для системы подвижной связи | |
JPH08139695A (ja) | 可変ビットレート判別方法及び装置 | |
CN1263649A (zh) | 用于通信系统的信道编码/解码装置和方法 | |
CN1237300A (zh) | 用同信道信号联合检测减小干扰 | |
US20090254792A1 (en) | Hybrid decoding using multiple turbo decoders in parallel | |
CN1130852C (zh) | 具有信道跟踪仪转换的均衡器 | |
JPH11163961A (ja) | 伝送レート判定方法およびその装置 | |
EP1883177A2 (en) | Method and system for redundancy-based decoding of voice content in a wireless LAN system | |
RU2249301C2 (ru) | Устройство и способ обнаружения скорости передачи данных турбодекодера | |
JP2003529999A (ja) | スロット付きモードのデコーダの状態距離の初期化 | |
CN1224553A (zh) | 用于诸不同的可变数据速率系统的后续帧可变数据速率指示方法 | |
US5406562A (en) | Bit error rate estimation | |
JP2002501328A (ja) | 情報を、ソース制御チャネルデコーディングを使用してコーディング、デコーディングおよび伝送するための方法および装置 | |
JP2003513520A (ja) | 通信システムにおいてデータフレームのフレームレートを決定する方法 | |
US6134278A (en) | Methods and apparatus for CDMA rate detection |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |