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JP3194102B2 - ペリメーター空調配管 - Google Patents

ペリメーター空調配管

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Publication number
JP3194102B2
JP3194102B2 JP00423892A JP423892A JP3194102B2 JP 3194102 B2 JP3194102 B2 JP 3194102B2 JP 00423892 A JP00423892 A JP 00423892A JP 423892 A JP423892 A JP 423892A JP 3194102 B2 JP3194102 B2 JP 3194102B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
perimeter
pipe
fan coil
main pipe
gap
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP00423892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05322232A (ja
Inventor
志郎 三嶋
伸一 米木
忠司 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Corp filed Critical Shimizu Corp
Priority to JP00423892A priority Critical patent/JP3194102B2/ja
Publication of JPH05322232A publication Critical patent/JPH05322232A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3194102B2 publication Critical patent/JP3194102B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペリメーター空調をお
こなうファンコイルユニットへ温水,冷水等を循環する
ペリメーター空調配管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に室内の空調に対しては、建築物の
外周部分(ペリメーター)からの熱負荷が大きく影響す
るので、ペリメーターとその内周側に設けられるペリカ
バーとにより室内と室外とを区分するゾーンを形成して
いる。そして係るペリメーターとペリカバーとの間隙に
ファンコイルユニットを設置し、室内の周壁部分に対す
る冷暖房をおこなってペリメーター側からの熱負荷を緩
衝している。
【0003】ペリメーター空調は、とくに高層建築には
欠くことのできないものであるが、従来カーテンウォー
ルによりペリメーターを形成する構築物では、図3また
は図4に示すような構造であった。図3では、ペリメー
ター10とペリカバー12との間隙Pにファンコイルユ
ニット5,5が配設され、各スパン毎に立設された柱1
1回りに配管スペースが設けられている。そしてこの配
管スペースに、熱源に通じる主配管21,21が挿通さ
れ、この主配管21から分岐管23,23を通じてファ
ンコイルユニット5,5に温熱や冷熱を供給する。
【0004】また図4に示される構造の空調では、所定
箇所に立設された主配管(図示せず)に連結され、さら
にペリカバー12に沿って延設された横引管22と、こ
の横引管22から分岐する分岐管24,24を通じてフ
ァンコイルユニット5,5に熱を供給するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のペリ
メーター空調のうち図3に示した構造では、熱源に通じ
る主配管21,21を挿通するのに、柱11の周傍に配
管スペースを設けているため、柱11回りの占有面積が
大きくなり居室空間が幾分とも狭くなるという問題があ
った。一方、図4に示した構造では、主配管に準ずる横
引管22をファンコイルユニット5とともにペリメータ
ー10とペリカバー12との間隙Pに挿通するため、係
る間隙Pを多く確保する必要があり、同様に居室空間を
犠牲するという問題につながっていた。
【0006】このような実情に鑑みて本発明では、カー
テンウォールを用いた構築物のペリメーター空調にあっ
て、室内側の空間をより広く確保するためのペリメータ
ー空調配管を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のペリメーター空調配管では、マリオンにて支
持されるカーテンウォールにより形成されたペリメータ
ーとこのペリメーターの内周側に設けられたペリカバー
との間隙に挿通され、該間隙にペリメーター負荷を処理
すべく配設された複数のファンコイルユニットに向けて
温熱もしくは冷熱を供給するペリメーター空調配管にお
いて、前記ファンコイルユニットが並列に接続される主
配管と、この主配管から前記ファンコイルユニットへ至
る分岐管とを備え、前記主配管は前記マリオンに沿って
立設され、前記分岐管は前記主配管に隣接する前記ファ
ンコイルユニットに前記主配管側にて接続されているこ
とを特徴とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るペリメーター空調配管
(以下、単に空調配管という。)の実施例を図1および
図2に基づき、従来例と同一部分には同様の符号を用い
て説明する。
【0009】図1は建築物の壁面構造の一部を示すもの
であり、ペリメーター10はカーテンウォール10a,
10b,10c,…により形成され、このペリメーター
10の内周側(居室側)にペリカバー12が付設され
て、ペリメーター10との間に間隙Pが形成されてい
る。そしてこの間隙Pには、複数のファンコイルユニッ
ト5,5が配設され、ペリメーター負荷を処理するよう
になっている。
【0010】また、上記ペリメーター10を構成する各
カーテンウォール10a,10b,10c,…自体は、
図示しないが構造躯体側に取り付けられており、これら
カーテンウォール10aとカーテンォール10bとの目
地部,カーテンォール10bとカーテンォール10cと
の目地部,…には、これらカーテンウォール10a,1
0b,10c,…の縁部を支持するとともに開口部分を
封止するマリオン14a,14b,14c,…がそれぞ
れ立設されている。
【0011】このようなカーテンウォール構造でのペリ
メーター空調にあって、間隙Pには上記ファンコイルユ
ニット5,5に向けて熱を供給する、主配管1,1と分
岐管2,2とからなる空調配管が挿通されている。これ
ら主配管1および分岐管2には、一般的には冷温水が通
水され、外気温に対応させてファンコイルユニット5,
5に温熱や冷熱を供給するようになっている。そして主
配管1には、ファンコイルユニット5,5が並列に接続
され、分岐管2,2はこれら主配管1とファンコイルユ
ニット5との間を接続している。
【0012】ところで、カーテンウォール10a,10
b,10c,…の縁部を支持している上記マリオン14
a,14b,14c,…のうち、とくに柱11に係合す
るものを除く図中のマリオン14bの背面側(間隙P
側)には、構造上、図2に示されるような空隙Qが生じ
ている。本発明はこの空隙Qに着目してこれを有効に活
用するものであり、上記主配管1は、柱11に拘わらな
いカーテンウォール10bの縁部とカーテンウォール1
1cの縁部とを支持するマリオン14bに沿って立設さ
れている。
【0013】すなわち、マリオン14bの背面に形成さ
れた空隙Qを利用して、これに主配管1もしくはその一
部を収納するものである。また図1ではペリメーター1
0の一部のみ示されているが、上記マリオン14bのよ
うに背面に空隙Qを有するマリオンは多数設けられてい
るので、このようなマリオンに沿わせて所望の数の主配
管1,1を立設することができる。そして分岐管2,2
は、主配管1に隣接するファンコイルユニット5,5に
主配管1側にて接続されている。
【0014】このように、図1および図2に例示される
マリオン14bに沿って主配管1が立設されていると、
ペリメーター10とペリカバー12との間隙P内にて主
配管1を収納することができるので、柱11周傍にペリ
カバー12を張出させて配管スペースを設ける必要もな
く、したがって居室空間を広く設けることができる。
【0015】そして主配管1を上記マリオン14bに沿
って立設され、かつ分岐管2,2が、主配管1に隣接す
るファンコイルユニット5,5に主配管1側にて接続さ
れていると、間隙P内にて横引管等をファンコイルユニ
ット5と並列に挿通する必要がなく、ファンコイルユニ
ット5の厚みにおいて分岐管2,2を収めることができ
るので、間隙Pの奥行きをファンコイルユニット5の厚
みに準じて縮少ことができ、さらに広い居室空間を確保
することが可能となる。
【0016】尚、空調配管が上述のように、マリオン1
4bの背面側を中心に間隙P内に収納されていると、ペ
リカバー12の一部を取り外すだけで配管全体を点検,
補修することができ、配管の保守管理も極めて容易にな
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ペ
リメーターとペリカバーとの間隙内にて主配管を収納
し、かつファンコイルユニットの厚みにおいて分岐管を
収めるため、柱の周傍に配管スペースを設けることもな
く、また横引管等をファンコイルユニットと並列に挿通
することもないので、ペリメーターとペリカバーとの間
隙をファンコイルユニットの厚みに準じて縮少ることが
でき、したがって居室空間をより広く確保することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ペリメーター空調配管およびペリメーターの構
造を示す平面図である。
【図2】マリオンに沿って挿通する主配管を示す平面図
である。
【図3】従来のペリメーター回りの空調配管を示す平面
図である。
【図4】従来のペリメーター回りの空調配管を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 主配管 2 分岐管 5 ファンコイルユニット 10 ペリメーター 10a,10b,10c カーテンウォール 11 柱 12 ペリカバー 14a,14b,14c マリオン P 間隙
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−205141(JP,A) 特開 平5−187660(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 101 F24F 1/00 331 F24F 1/00 411

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マリオンにて支持されるカーテンウォー
    ルにより形成されたペリメーターとこのペリメーターの
    内周側に設けられたペリカバーとの間隙に挿通され、該
    間隙にペリメーター負荷を処理すべく配設された複数の
    ファンコイルユニットに向けて温熱もしくは冷熱を供給
    するペリメーター空調配管において、前記ファンコイル
    ユニットが並列に接続される主配管と、この主配管から
    前記ファンコイルユニットへ至る分岐管とを備え、前記
    主配管は前記マリオンに沿って立設され、前記分岐管は
    前記主配管に隣接する前記ファンコイルユニットに前記
    主配管側にて接続されていることを特徴とするペリメー
    ター空調配管。
JP00423892A 1992-01-13 1992-01-13 ペリメーター空調配管 Expired - Fee Related JP3194102B2 (ja)

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