JP3192620U - 衣類用ハンガー - Google Patents
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Abstract
【課題】横棹部材の高さ位置を簡便に調節し、長手方向に簡便に伸縮させることができ、かつ、横棹部材に損傷し難い滑り止め構造を施した衣類用ハンガーを提供する。
【解決手段】衣類用ハンガー1は、ハンガー本体2と、横棹部材3と、連結部材4と、係止部材5と、フック部材6とからなる。横棹部材3は、第一の棒状部材31と第二の棒状部材32とからなり、外周面には長手方向に平行して複数の突条が設けられている。連結部材4は、可撓性を有する長尺の部材であって、ハンガー本体2と横棹部材3とを連結し、連結部材挿通部2cに進退可能に挿通されている。係止部材5は、本体と、押圧体とスプリングとからなり、連結部材4に取り付けられている。
【選択図】図2
【解決手段】衣類用ハンガー1は、ハンガー本体2と、横棹部材3と、連結部材4と、係止部材5と、フック部材6とからなる。横棹部材3は、第一の棒状部材31と第二の棒状部材32とからなり、外周面には長手方向に平行して複数の突条が設けられている。連結部材4は、可撓性を有する長尺の部材であって、ハンガー本体2と横棹部材3とを連結し、連結部材挿通部2cに進退可能に挿通されている。係止部材5は、本体と、押圧体とスプリングとからなり、連結部材4に取り付けられている。
【選択図】図2
Description
本考案は、衣類用ハンガーに関し、特に、ハンガー本体の下部にズボン、スカート、タオル等の衣類を掛けるための横棹部材を備えた衣類用ハンガーであって、該横棹部材が、その高さ位置を調節することができ、かつ、その長手方向に伸縮可能である衣類用ハンガーに関する。
従来、ハンガー本体と、横棹部材と、連結部材とからなる衣類用ハンガーであって、該ハンガー本体と該横棹部材とを連結するための連結部材が可撓性を有する長尺の部材であり、該ハンガー本体の腕部には該連結部材を出し入れ自在に収容することができる連結部材収容部が設けられており、該連結部材収容部内に収容した該連結部材を該連結部材収容部内に係止するための係止手段が設けられているとともに、該横棹部材がその長手方向に伸縮可能な長尺の部材である衣類用ハンガーが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
上記の従来技術に係る衣類用ハンガーは、該ハンガー本体と該横棹部材とを連結するための該連結部材が可撓性を有する長尺の部材であって、該ハンガー本体の腕部には該連結部材を収容することができる該連結部材収容部が設けられていることから、該連結部材を該ハンガー本体の腕部内に出し入れ自在に収容できるため、使用者は該横棹部材の高さ位置を自在に調節することができる。
また、上記の従来技術に係る衣類用ハンガーは、該連結部材を該ハンガー本体の腕部内に出し入れ自在に収容できるため、使用者が該衣類用ハンガーを収納又は運搬する際には、該連結部材を該連結部材収容部内に収容することによって、使用者は該衣類用ハンガーが嵩張らないようにして収納又は運搬することができる。
更に、上記の従来技術に係る衣類用ハンガーは、該横棹部材がその長手方向に伸縮可能な長尺の部材であるから、使用者は種々の幅を有する衣類を掛けておくのに便宜である。即ち、該衣類用ハンガーは、該連結部材が可撓性を有する長尺の部材であるところ、該横棹部材をその長手方向に伸縮可能な長尺の部材とするのに好適である。
ここで、上記の従来技術に係る衣類用ハンガーは、該連結部材が具体的には蛇腹状の金属製フレキシブルパイプであって、該連結部材収容部内に収容した該連結部材を該連結部材収容部内に係止するための係止手段が具体的には係止ネジであるとされている。
そうすると、使用者は、該横棹部材に掛ける衣類の所望の高さ位置とその幅にあわせて、該連結部材収容部内から該連結部材を所望の長さ引き出し、該係止ネジによって該連結部材を押し付けて所望の位置で係止することによって、該横棹部材の高さ位置を調節するとともに、その長手方向に伸縮させることができる。また、使用者は、該衣類用ハンガーを収納又は運搬する際には、該連結部材を連結部材収容部内に引き込んで収容し、該係止ネジを押し付けて係止することによって、該衣類用ハンガーを嵩張らないようにして収納又は運搬することができる。
しかしながら、上記のような係止手段では、該係止ネジを押し付けて該連結部材を係止状態にする際にも、また該係止ネジを引き離して該連結部材を解除状態にする際にも、使用者は該係止ネジを回動させなければならないため、使用者が該横棹部材の高さ位置を調節するとともに、その長手方向に伸縮させる際に煩雑であるという問題があった。
そこで、本考案の解決しようとする第一の課題は、その高さ位置を調節することができるとともに、その長手方向に伸縮可能である横棹部材をハンガー本体の下部に備えた衣類用ハンガーにつき、使用者が該横棹部材の高さ位置を簡便に調節することができるとともに、その長手方向に簡便に伸縮させることができる衣類用ハンガーを提供することにある。
また、上記の従来技術に係る衣類用ハンガーは、該横棹部材が外筒と内棒とからなり、大径の該外筒に小径の該内棒を通して、その長手方向に伸縮できるように構成されているとともに、該横棹部材に掛けた衣類が滑り落ちないように、該横棹部材の表面にシリコン樹脂等を塗布することによって衣類の滑り止め処置が施されている。
しかしながら、上記のような滑り止め処置では、とりわけ該横棹部材をその長手方向に伸縮させる際に、該内棒を該外筒に対して摺動させると、該内棒の外周面に塗布したシリコン樹脂が該外筒の内周面と摩擦して剥離しまうという問題があった。
そこで、本考案の解決しようとする第二の課題は、その高さ位置を調節することができるとともに、その長手方向に伸縮可能である横棹部材をハンガー本体の下部に備えた衣類用ハンガーにつき、該横棹部材に損傷し難い滑り止め構造を施した衣類用ハンガーを提供することにある。
本考案は、上記の各課題を解決するために提案されたものであり、以下の構成を有するものである。以下では、本考案の構成を理解するのを補助するため、本願に添付した図面に表示した番号及び符号を併せて記載する。
本考案の第一の課題を解決するため、請求項1に係る衣類用ハンガー(1)は、ハンガー本体(2)と、横棹部材(3)と、連結部材(4)と、係止部材(5)とからなる。横棹部材(3)は、衣類を掛けるための部材であって、その長手方向に伸縮可能な棒状の部材である。連結部材(4)は、ハンガー本体(2)と横棹部材(3)とを連結するための部材であって、可撓性を有する長尺の部材であり、ハンガー本体(2)の腕部(2b)に設けられている連結部材挿通部(2c)に進退可能に挿通されている。係止部材(5)は、連結部材(4)のハンガー本体(2)側の端部が連結部材挿通部(2c)から脱出しないようにするための部材であって、連結部材(4)に取り付けられており、本体(51)と、押圧体(52)と、スプリング(53)とからなる。本体(51)には、連結部材(4)を挿通させるための連結部材挿通部(51a)が設けられているとともに、押圧体(52)を本体(51)に対して押し入れるための押圧体押入部(51b)が連結部材挿通部(51a)に直交するように設けられている。押圧体(52)には連結部材挿通部(52a)が設けられており、押圧体押入部(51b)内に押圧体(52)を押し入れた際に、連結部材挿通部(52a)が本体(51)に設けられている連結部材挿通部(51a)と連通するように構成されている。スプリング(53)は、押圧体(52)を押圧体押入部(51b)から外方へと押し出すように付勢するための部材であって、その一端が本体(51)に設けられている連結部材挿通部(51a)に取り付けられており、その他端が押圧体(52)に取り付けられている。
本考案の第二の課題を解決するため、請求項2に係る衣類用ハンガー(1)は、請求項1に記載した衣類用ハンガーであって、横棹部材(3)は、第一の棒状部材(31)と、第二の棒状部材(32)とからなる。第一の棒状部材(31)には、第二の棒状部材(32)の一端を収容するための中空部(31b)が設けられているとともに、その外周面の全部又は一部にはその長手方向に平行して複数の突条(31a)が設けられている。第二の棒状部材(32)は、その一端が中空部(31b)内に進退可能に収容されており、その外周面の全部又は一部にはその長手方向に平行して複数の突条(32a)が設けられている。
本考案に係る衣類用ハンガーは、上記の通りの構成であるから、以下のような効果を奏することができる。
まず、請求項1に記載した衣類用ハンガー(1)は、スプリング(53)によって押圧体押入部(51b)から外方へと押し出されるように付勢されている押圧体(52)が、本体(51)に設けられている連結部材挿通部(51a)と押圧体(52)に設けられている連結部材挿通部(52a)とに挿通されている連結部材(4)を押圧することによって、使用者の所望の位置で連結部材(4)に係止部材(5)を係止させることができる。
また、請求項1に記載した衣類用ハンガー(1)は、使用者がその指等で押圧体(52)を押圧体押入部(51b)内へと押し入れると、押圧体(52)による連結部材(4)に対する押圧が解除され、本体(51)に設けられている連結部材挿通部(51a)と押圧体(52)に設けられている連結部材挿通部(52a)とが連通することによって、係止部材(5)を移動させることが可能となる。そして、連結部材(4)に対する係止部材(5)の係止位置が決まったならば、使用者は押圧体(52)を押圧体押入れ部(51b)内に押し入れていた指等を押圧体(52)から離すことによって、その位置で上記のようにして連結部材(4)に係止部材(5)を係止させることができる。
もちろん、請求項1に記載した衣類用ハンガー(1)は、ハンガー本体(2)と横棹部材(3)とを連結するための連結部材(4)が可撓性を有する長尺の部材であって、ハンガー本体(2)の腕部(2b)に設けられている連結部材挿通部(2c)に進退可能に挿通されており、上記のようにして使用者の所望の位置で連結部材(4)に係止部材(5)を係止させることができるため、使用者は横棹部材(3)の高さ位置を自在に調節することができる。また、使用者が連結部材(4)に対する係止部材(5)の係止位置を調節することによって、使用者は衣類用ハンガー(1)が嵩張らないようにして収納又は運搬することもできる。更に、横棹部材(3)は、その長手方向に伸縮可能な棒状の部材であるから、衣類用ハンガー(1)は種々の幅を有する衣類を掛けておくのに便宜である。
そうすると、請求項1に記載した衣類用ハンガーは、その高さ位置を調節することができるとともに、その長手方向に伸縮可能である横棹部材をハンガー本体の下部に備えた衣類用ハンガーにつき、使用者が該横棹部材の高さ位置を簡便に調節することができるとともに、その長手方向に簡便に伸縮させることができる衣類用ハンガーを提供するという本考案が解決しようとする第一の課題を解決することができるのである。
次に、請求項2に記載した衣類用ハンガー(1)は、横棹部材(3)を構成する第一の棒状部材(31)及び第二の棒状部材(32)のそれぞれの外周面の全部又は一部にはその長手方向に平行して複数の突条(31a,32a)が設けられているため、複数の突条(31a,32a)の先端が衣類に接触することによって、横棹部材(3)に掛けた衣類が滑り落ちないようにすることができる。
突条(31a,32a)は、各種の金属等の強固な材料によって形成することができ、特に横棹部材(3)をその長手方向に伸縮させても損傷し難いものとすることができる。
そうすると、請求項2に記載した衣類用ハンガーは、その高さ位置を調節することができるとともに、その長手方向に伸縮可能である横棹部材をハンガー本体の下部に備えた衣類用ハンガーにつき、該横棹部材に損傷し難い滑り止め構造を施した衣類用ハンガーを提供するという本考案が解決しようとする第二の課題を解決することができるのである。
以下では、本考案の一実施形態に係る衣類用ハンガーの構造及びその使用態様について添付図面に基づいて説明する。まず、本考案の一実施形態に係る衣類用ハンガーの構造について添付図面に基づいて説明する。
本考案の一実施形態に係る衣類用ハンガー(1)は、図1及び2に図示するように、ハンガー本体(2)と、横棹部材(3)と、連結部材(4)と、係止部材(5)と、フック部材(6)とからなる。
ハンガー本体(2)は、図1及び2に図示するように、正面視山型状の部材であって、頂部(2a)と、腕部(2b)とから構成されている。頂部(2a)は、フック部材(6)を取り付けるための部位である。腕部(2b)は、シャツ、セーター等の衣類の袖部を通すための部位であって、頂部(2a)から両側に一体に連接されている。腕部(2b)の両端部には、連結部材(4)を進退可能に挿通させるための連結部材挿通部(2c)として腕部(2b)を貫通する貫通孔が穿設されている。
横棹部材(3)は、図1から5までに図示するように、ズボン、スカート、タオル等の衣類を掛けるための部材であって、その長手方向に伸縮可能な棒状の部材であり、連結部材(4)を介してハンガー本体(2)の下部に取り付けられている。横棹部材(3)は、第一の棒状部材(31)と第二の棒状部材(32)とからなり、例えば円筒状の金属製のパイプ部材をそれぞれに用いることができる。
図3から5までに図示するように、第一の棒状部材(31)には第二の棒状部材(32)の一端を収容するための中空部(31b)が設けられており、第一の棒状部材(31)の両端が開放されている。また、第一の棒状部材(31)の一端には連結部材(4)の端部が取り付けられている。尚、中空部(31b)は、第二の棒状部材(32)の一端を収容する側が開放されていれば足りるため、連結部材(4)の端部を取り付ける側を閉鎖してもよい。また、第一の棒状部材(31)の外周面には、その長手方向に平行して複数の突条(31a)が設けられている。
図3から5までに図示するように、第二の棒状部材(32)は、その外径を第一の棒状部材(31)に設けられている中空部(31b)の内径よりも短いものにする等して、少なくともその一端が中空部(31b)内に進退可能な形状とされている。第二の棒状部材(32)は、その一端が中空部(31b)内に進退可能に収容されており、その他端には連結部材(4)の端部が取り付けられている。第二の棒状部材(32)の外周面には、その長手方向に平行して複数の突条(32a)が設けられている。尚、第二の棒状部材(32)の外周面において、中空部(31b)内に常時収容されている部分には、衣類を掛けることはないため、突条(32a)を設ける必要はない。
使用者は、第一の棒状部材(31)及び第二の棒状部材(32)に係る突条(31a,32a)の先端に衣類を接触させることによって、横棹部材(3)に掛けた衣類が滑り落ちないようにすることができる。突条(31a,32a)としては、例えば三角柱状の金属製の棒状部材を用いることができ、第一の棒状部材(31)及び第二の棒状部材(32)の外周面上にそれぞれ取り付けられている。もっとも、第一の棒状部材(31)又は第二の棒状部材(32)とそれぞれの突条(31a,32a)とは一体的に形成することも可能である。突条(31a,32a)は、このように各種の金属等の強固な材料によって形成することができ、損傷し難いものとすることができる。図5では、突状(31a,32a)は、第一の棒状部材(31)及び第二の棒状部材(32)に対してそれぞれ八本設けられているが、その本数は特に限定されない。
連結部材(4)は、図1及び2に図示するように、ハンガー本体(2)と横棹部材(3)とを連結するための部材であって、ハンガー本体(2)と横棹部材(3)の左右に二本備えられている。それぞれの連結部材(4)のハンガー本体(2)側は連結部材挿通部(2c)に進退可能に挿通されており、連結部材(4)のハンガー本体(2)側の端部が連結部材挿通部(2c)から脱出しないように係止部材(5)が取り付けられている。また、それぞれの連結部材(4)の横棹部材(3)側の端部は、第一の棒状部材(31)及び第二の棒状部材(32)の一端にそれぞれ取り付けられている。連結部材(4)は、可撓性を有する長尺の部材であって、例えば、その表面をビニール樹脂によって被覆した金属製ワイヤー等を用いることができる。
係止部材(5)は、図1及び2に図示するように、連結部材(4)のハンガー本体(2)側の端部が連結部材挿通部(2c)から脱出しないようにするための部材であって、それぞれの連結部材(4)に一つずつ取り付けられており、図6から8までに図示するように、本体(51)と、押圧体(52)と、スプリング(53)とからなる。
本体(51)は、略球体の部材であって、連結部材(4)を挿通させるための連結部材挿通部(51a)として貫通孔が穿設されているとともに、押圧体(52)を本体(51)に対して押し入れるための押圧体押入部(51b)として連結部材挿通部(51a)に直交するように孔部が設けられており、連結部材挿通部(51a)にはスプリング(53)の一端を取り付けるためのスプリング取付け凹部(51c)が設けられている。
押圧体(52)は、円柱状の部材であって、連結部材挿通部(52a)として貫通孔が穿設されており、押圧体押入部(51b)内に押圧体(52)を押し入れた際に、連結部材挿通部(52a)が本体(51)に設けられている連結部材挿通部(51a)と連通するように構成されている。
スプリング(53)は、押圧体(52)を押圧体押入部(51b)から外方へと押し出すように付勢するための部材であって、その一端がスプリング取付け凹部(51c)に取り付けられており、その他端が押圧体(52)の端部に取り付けられている。
フック部材(6)は、図1及び2に図示するように、クローゼット内に架け渡された横架部材等に衣類用ハンガー(1)を吊り下げるための部材であって、頂部(2a)の上部に取り付けられている。フック部材(5)は、例えば金属製のC形フックを用いることができ、特に限定されるものではない。
以上が、本考案の一実施形態に係る衣類用ハンガーの構造についての説明である。次に、本考案の一実施形態に係る衣類用ハンガーの使用態様について添付図面に基づいて説明する。
使用者は、その指等で押圧体(52)を押圧体押入部(51b)に押し入れることによって、図8に図示するように、押圧体(52)による連結部材(4)に対する押圧を解除し、本体(51)に設けられている連結部材挿通部(51a)と押圧体(52)に設けられている連結部材挿通部(52a)とを連通させ、係止部材(5)を連結部材(4)に対して移動させることが可能となる。
そして、使用者は、連結部材(4)に対する係止部材(5)の係止位置が決まったならば、押圧体(52)を押圧体押入れ部(51b)内に押し入れていた指等を押圧体(52)から離す。そうすると、図7に図示するように、スプリング(53)によって押圧体押入部(51b)から外方へと押し出されるように付勢されている押圧体(52)が、本体(51)に設けられている連結部材挿通部(51a)と押圧体(52)に設けられている連結部材挿通部(52a)とに挿通されている連結部材(4)を押圧することによって、使用者の所望の位置で連結部材(4)に係止部材(5)を係止させることができる。
即ち、使用者は、図1に図示するように、横棹部材(3)を高い位置に位置させることを所望する場合には、連結部材(4)を引き上げて、連結部材挿通部(2c)近傍で係止部材(5)を連結部材(4)に係止させる。また、使用者は、図2に図示するように、横棹部材(3)を低い位置に位置させることを所望する場合には、連結部材(4)を引き下げて、連結部材挿通部(2c)近傍で係止部材(5)を連結部材(4)に係止させる。そうすると、使用者は、横棹部材(3)に掛ける衣類の所望の高さ位置に合わせて、横棹部材(3)の高さ位置を自在に調節することができるのである。
また、使用者は、図1に図示するように、横棹部材(3)をその長手方向に縮めることを所望する場合には、中空部(31b)内へと第二の棒状部材(32)の一端を所望の長さ進入させるとともに、必要に応じて連結部材(4)を引き上げて、連結部材挿通部(2c)近傍で係止部材(5)を連結部材(4)に係止させる。また、使用者は、図2に図示するように、横棹部材(3)をその長手方向に伸ばすことを所望する場合には、中空部(31b)内から第二の棒状部材(32)の一端を所望の長さ退出させるとともに、必要に応じて連結部材(4)を引き下げて、連結部材挿通部(2c)近傍で係止部材(5)を連結部材(4)に係止させる。そうすると、使用者は、横棹部材(3)に掛ける衣類の幅に合わせて、横棹部材(3)の長さを自在に調節することができるのである。
更に、使用者は、衣類用ハンガー(1)を収納又は運搬する際には、横棹部材(3)をその長手方向に縮めるとともに、連結部材(4)に対する係止部材(5)の係止位置を調節することによって、衣類用ハンガー(1)を嵩張らないようにして収納又は運搬することができる。
1 衣類用ハンガー
2 ハンガー本体
2a 頂部
2b 腕部
2c 連結部材挿通部
3 横棹部材
31 第一の棒状部材
31a 突条
31b 中空部
32 第二の棒状部材
32a 突条
4 連結部材
5 係止部材
51 本体
51a 連結部材挿通部
51b 押圧体押入部
51c スプリング取付け凹部
52 押圧体
52a 連結部材挿通部
53 スプリング
6 フック部材
2 ハンガー本体
2a 頂部
2b 腕部
2c 連結部材挿通部
3 横棹部材
31 第一の棒状部材
31a 突条
31b 中空部
32 第二の棒状部材
32a 突条
4 連結部材
5 係止部材
51 本体
51a 連結部材挿通部
51b 押圧体押入部
51c スプリング取付け凹部
52 押圧体
52a 連結部材挿通部
53 スプリング
6 フック部材
Claims (2)
- ハンガー本体と、横棹部材と、連結部材と、係止部材とからなる衣類用ハンガーであって、該横棹部材は、衣類を掛けるための部材であって、その長手方向に伸縮可能な棒状の部材であり、該連結部材は、該ハンガー本体と該横棹部材とを連結するための部材であって、可撓性を有する長尺の部材であり、該ハンガー本体の腕部に設けられている連結部材挿通部に進退可能に挿通されており、該係止部材は、該連結部材のハンガー本体側の端部が該連結部材挿通部から脱出しないようにするための部材であって、該連結部材に取り付けられており、本体と、押圧体と、スプリングとからなり、該本体には、該連結部材を挿通させるための連結部材挿通部が設けられているとともに、該押圧体を該本体に対して押し入れるための押圧体押入部が該連結部材挿通部に直交するように設けられており、該押圧体には連結部材挿通部が設けられており、該押圧体押入部内に該押圧体を押し入れた際に、該連結部材挿通部が該本体に設けられている連結部材挿通部と連通するように構成されており、該スプリングは、該押圧体を該押圧体押入部から外方へと押し出すように付勢するための部材であって、その一端が本体に設けられている連結部材挿通部に取り付けられており、その他端が該押圧体に取り付けられていることを特徴とする衣類用ハンガー。
- 請求項1に記載した衣類用ハンガーであって、前記横棹部材は、第一の棒状部材と、第二の棒状部材とからなり、該第一の棒状部材には、該第二の棒状部材の一端を収容するための中空部が設けられているとともに、その外周面の全部又は一部にはその長手方向に平行して複数の突条が設けられており、該第二の棒状部材は、その一端が該中空部内に進退可能に収容されており、その外周面の全部又は一部にはその長手方向に平行して複数の突条が設けられていることを特徴とする衣類用ハンガー。
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3192620U true JP3192620U (ja) | 2014-08-21 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200489224Y1 (ko) * | 2017-11-24 | 2019-05-17 | 강정모 | 휴지 풀림 방지 장치 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200489224Y1 (ko) * | 2017-11-24 | 2019-05-17 | 강정모 | 휴지 풀림 방지 장치 |
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