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JP3149906U - 携帯用ハンガー - Google Patents

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JP3149906U
JP3149906U JP2009000581U JP2009000581U JP3149906U JP 3149906 U JP3149906 U JP 3149906U JP 2009000581 U JP2009000581 U JP 2009000581U JP 2009000581 U JP2009000581 U JP 2009000581U JP 3149906 U JP3149906 U JP 3149906U
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輝樹 竹下
輝樹 竹下
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輝樹 竹下
輝樹 竹下
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Abstract

【課題】吊り下げ長さを自由に調節することのできる携帯用ハンガーを提供する。【解決手段】衣類を支持する支持部材とそれを懸吊する懸吊ベルトと2個のスプリングフックとから構成する。支持部材は径が段階的に大きくなる複数の短パイプをスライド可能に順次大径のパイプに挿入して伸縮可能とし、隣り合うパイプの伸長端には伸縮を解除可能にロックするロック機構を設ける。懸吊ベルトは支持部材の両端間に長さ調節用金具を使用して長さ可変に張り渡す。各スプリングフックは基部に懸吊ベルトを通す環状部を設け、該環状部に懸吊ベルトを通して懸吊ベルトに沿って摺動可能に取り付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、衣服、タオル等を携行する際にそれらを掛けて鞄やリュック等に吊り下げて使用する携帯用ハンガーに関する。
ビジネスマンは仕事の性質上、暑い季節でも上着を携行せざるを得ない場合がある。また、ハイキング、山登り等ではシャツ、タオル等を携行する。こうした上着やシャツ等の衣類を手に持ったり腕に掛けたりして歩行するのは煩雑で不便である上、夏には汗が付く心配もある。この問題を解決するために従来より種々の携帯用ハンガーが提案されている。
例えば、特許文献1には棒状体の両端にフックを紐で取り付け、鞄に付いているショルダーベルト取り付け用の一対の環状金具に掛止して使用する背広携帯用ハンガーが開示されている。しかし、このハンガーの場合は鞄に付いているショルダーベルト取り付け用金具に掛止させるための紐の長さが可変できず、衣類支持部材の長さも一定である。そのため特定サイズの鞄にしか適用できない。また、吊り掛け部が一個所しかない鞄やリュックには使用できない問題がある。
また、特許文献2には衣類を支持する衣類支持バーの両端に夫々可撓性の接続部材を設け、両接続部材にバッグの取手に引っ掛けるフックを設けた携帯用ハンガーが開示されている。しかし、この携帯用ハンガーの場合も接続部材の長さが固定のため、取手と衣類支持バーとの間隔を好みに合わせることができず、異なるサイズのバッグには使用しにくい問題がある。
また、特許文献3には背広を半折りにして掛ける横棒を鞄横の蓋の孔部または肩掛けバンド用金具に引っ掛けることにより片手で持ち運べるようにした鞄用携帯ハンガーが開示されている。しかし、この携帯ハンガーは特定形状の鞄にしか適用できず、リュックには使用できない問題がある。
実登3093194号公報 実登3100148号公報 実登3077161号公報
本考案は、従来技術のこうした問題点を解決するためになされたもので、その課題は、様々な形状の鞄、リュック等に衣服、タオル等を掛けた状態で吊り下げることができ、その吊り下げ長さを自由に調節することのできる携帯用ハンガーを提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の考案は、背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊ベルトと2個のスプリングフックとから構成され、支持部材は径が段階的に大きくなる複数の短パイプをスライド可能に順次大径のパイプに挿入して伸縮可能に形成されて隣り合うパイプの伸長端には伸縮を解除可能にロックするロック機構が設けてあり、懸吊ベルトは支持部材の両端間に長さ調節用金具を使用して長さ可変に張り渡してあり、各スプリングフックは基部に懸吊ベルトを通す環状部を設けて該環状部に懸吊ベルトを通して懸吊ベルトに沿って摺動可能に取り付けてあることを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成によれば支持部材の長さを掛ける衣類に合わせて調節することができる。また、懸吊ベルトの長さを調節して支持部材の吊り下げ位置を歩行に適した位置に調節できる。更に、2つのスプリングフックを懸吊ベルトに沿って摺動させてその間隔を自由に調節できるため、各種サイズの鞄、リュック等に適用できる。
また、請求項2に記載の発明は、背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、衣類を支持する支持部材と該支持部材の両端に取り付けた2式のスプリングフック付き懸吊ベルトとから構成され、支持部材は径が段階的に大きくなる複数の短パイプをスライド可能に順次大径のパイプに挿入して伸縮可能に形成されて隣り合うパイプの伸長端には伸縮を解除可能にロックするロック機構が設けてあり、スプリングフック付き懸吊ベルトは、一端が支持部材の端に止着され、他端側はスプリングフックの基部に設けた環状部に引き通して折り返し、長さ調節用金具にてベルト長さ可変に懸吊ベルトに止着してあることを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成によれば支持部材の長さを掛ける衣類に合わせて調節することができる。また、懸吊ベルトの長さを調節して支持部材の吊り下げ位置を歩行に適した位置に調節できる。こうしたことからサイズの異なる各種の鞄、リュックサック等に適用できる利点を有する。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の携帯用ハンガーにおいて、懸吊ベルトに代えて紐を用い、長さ調節用金具に代えてコードストッパーを用いたことを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成の携帯用ハンガーも請求項3記載の発明と同様の効果を奏する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用ハンガーにおいて、伸縮可能な支持部材に代えて一定長さの剛性のある棒材又はパイプ材を使用したことを特徴とする携帯用ハンガーである。
支持部材に掛ける衣類の種類が決まっている場合には、このように支持部材を固定長にしても支障はない。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の携帯用ハンガーにおいて、前記棒材又はパイプ材として屈曲可能な柔軟材を使用したことを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成によれば支持部材を円弧状に曲げて使用することができ、スプリングフックを固定する個所が1つしかない鞄、リュック等にも適用できる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用ハンガーにおいて、伸縮可能な支持部材に代えて一定長さの屈曲可能な柔軟材製のパイプ材と該パイプ材に略等しい長さでパイプ材の中空孔に挿通可能な剛性のある棒材とからなる支持機構を採用し、該支持機構に剛性が求められる場合には前記棒材をパイプ材の中空孔に挿通した状態で使用し、支持機構に屈曲性が求められる場合には前記棒材を挿通しない状態で使用できるようにしたことを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成は棒材の挿脱を選択することにより支持機構を屈曲させる場合とさせない場合の2種類の使い方ができ、衣類の種類、吊り掛ける部分の状態により使い分けできる利点を有する。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の携帯用ハンガーにおいて、柔軟材製のパイプ材に代えて長手方向に伸びる中空孔を設けた複数の短長ブロックをベルトの片面に長さ方向に連続して固着させたベルト式支持機構を用い、該ベルト式支持機構に剛性が求められる場合には前記棒材を複数の短長ブロックの中空孔に連続挿通した状態で使用し、該ベルト式支持機構に屈曲性が求められる場合には前記棒材を挿通しない状態で使用できるようにしたことを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成による場合も棒材の挿脱を選択することにより支持機構を屈曲させる場合とさせない場合の2種類の使い方ができ、衣類の種類、吊り掛ける部分の状態により使い分けできる利点を有する。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用ハンガーにおいて、伸縮可能な支持部材に代えて複数の短長ブロックをベルトの片面の長さ方向に連続して固着させたベルト式支持機構を用い、該短長ブロックにおけるベルトとは反対側の面部には隣り合う短長ブロックを解除可能に連結する嵌め合い式等の連結機構を設け、ベルト式支持機構に直線状の剛性が求められる場合には該連結機構により隣り合う短長ブロックを連結してベルト式支持機構に直線状の剛性を持たせ、該ベルト式支持機構に柔軟性が求められる場合には連結機構による隣り合う短長ブロックの連結を解除してベルト式支持機構にベルト側への屈曲柔軟性をもたせられるようにしたことを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成によれば、剛性のある棒材を使用することなく衣類の支持機構を屈曲させる場合とさせない場合の2種類の使い方ができ、衣類の種類、吊り掛ける部分の状態により使い分けできる利点を有する。
また、請求項9に記載の発明は、背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐と2個のスプリングフックとコードストッパーとから構成され、支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、懸吊紐は一端が一方のスプリングフックに固定され、他端側はパイプ材に挿通させた上でコードストッパーの貫通孔、他方のスプリングフックの基部に設けた環状部の順に引き通して折り返し、更に前記コードストッパーの貫通孔に反対側から引き通してあり、コードストッパーにより2つのコードストッパー間の懸吊紐の長さを調節できるように構成してあることを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成によればコードストッパーにより2つのコードストッパー間の懸吊紐3cの長さを調節することができ、支持部材の吊り下げ位置を歩行に適した位置に調節できる。このため、サイズの異なる各種鞄、リュック等に適用できる。更に、屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材を円弧状に曲げて使用することができ、スプリングフックを固定する個所が1つしかない鞄、リュック等にも適用できる。
また、請求項10に記載の発明は、背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐とスプリングフックとコードストッパーとから構成され、支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、懸吊紐は一端がスプリングフックに固定され、他端側は前記パイプ材に挿通させた上で前記コードストッパーの貫通孔、前記スプリングフックの基部に設けた環状部の順に引き通して折り返し、更に前記コードストッパーの貫通孔に反対側から引き通してあり、前記コードストッパーにより懸吊紐の一巡長さを調節できるように構成してあることを特徴とする携帯用ハンガー。
このような構成によればコードストッパーにより懸吊紐の一巡長さを調節することができ、支持部材の吊り下げ位置を調節できる。このため、サイズの異なる各種鞄、リュック等に適用できる。更に、屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材を円弧状に曲げて使用することができる。
また、請求項11に記載の発明は、背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐とスプリングフックとコードストッパーとから構成され、支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、コードストッパーはスプリングフックの基部に設けた環状部を通過できない大きさに形成してあり、懸吊紐は一端側をコードストッパーの貫通孔、スプリングフックの前記環状部の順に引き通してからパイプ材に挿通させ、挿通させた先を更にスプリングフックの環状部、コードストッパーの貫通孔の順に共に前回とは反対側から引き通してから前記一端側と抜け防止の結び目を設けて繋いであることを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成によれば1個のコードストッパーの駐止位置を調整するだけで懸吊紐の一巡長さを調節することができ、支持部材の吊り下げ位置を簡単に調節することができる。このためサイズの異なる各種鞄、リュック等に適用できる。更に、屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材を円弧状に曲げて使用することができる。
また、請求項12に記載の発明は、背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐と2個のスプリングフックとコードストッパーとから構成され、支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、懸吊紐は一端側をコードストッパーの貫通孔、第1のスプリングフックの基部に設けた環状部の順に引き通してからパイプ材に挿通させ、挿通させた先を更に第2のスプリングフックの環状部に通してから前記コードストッパーの貫通孔に前回とは反対側から引き通して前記一端側と抜け防止の結び目を設けて繋いであることを特徴とする携帯用ハンガーである。
このような構成によれば1個のコードストッパーの駐止位置を調整するだけで懸吊紐の一巡長さを調節することができ、支持部材の吊り下げ位置を歩行に適した位置に簡単に調節することができる。このためサイズの異なる各種鞄、リュック等に適用できる。更に、屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材を円弧状に曲げて使用することができ、スプリングフックを掛ける個所が1つしかない鞄、リュック等にも2個のスプリングフックを同じ個所に掛けることにより適用できる。
第1の実施形態に係る携帯用ハンガー1の外観図である。 図1のA−A断面図である。 長さ調節用金具17の外観図及び取り付け状態の断面図である。 携帯用ハンガー1の鞄23への取り付け状態図である。 第2の実施形態に係る携帯用ハンガー1aの外観図である。 携帯用ハンガー1aの鞄23への取り付け状態図である。 第3の実施形態に係る携帯用ハンガー1bの外観図である。 コードストッパ−31の縦断面図である。 第4の実施形態に係る携帯用ハンガー1cの外観図である。 第5の実施形態に係る携帯用ハンガー1dの外観図である。 第6の実施形態に係る携帯用ハンガー1eの外観図である。 携帯用ハンガー1eをリュック35に吊り下げた例である。 第7の実施形態に係る携帯用ハンガー1fの外観図である。 第8の実施形態に係る携帯用ハンガー1gの外観図である。 第8の実施形態に係る携帯用ハンガー1gの別の外観図である。 第9の実施形態に係る携帯用ハンガー1hの外観図である。 第9の実施形態に係る携帯用ハンガー1hの別の外観図である。 第10の実施形態に係る携帯用ハンガー1jの外観図である。 第11の実施形態に係る携帯用ハンガー1kの外観図である。 第12の実施形態に係る携帯用ハンガー1mの外観図である。 第13の実施形態に係る携帯用ハンガー1nの外観図である。
以下、本考案に係る携帯用ハンガーの構成と使用方法を実施形態に分けて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る携帯用ハンガー1の外観図である。本携帯用ハンガー1は背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、携行する衣類を掛ける支持部材2と、その支持部材2を懸吊する懸吊ベルト3と、2個のスプリングフック4を備えて構成されている。
支持部材2は、径が段階的に大きくなる複数(図では2本)の短パイプ6をスライド可能に順次大径のパイプに挿入して伸縮可能に構成されている。図2は図1のA−A断面図である。図2に示すように各パイプ6の左右側面には長手方向に伸びる凹状レール7が形成されており、互いにスライドするパイプ6はこの凹状レール7に係合して回り止めされている。
また、隣り合うパイプ6の伸長端には伸縮を解除可能にロックするクリック機構からなるロック機構8が設けてある。ロック機構8は図2に示すように小径のパイプ6の基端部側に形成された小孔10と、パイプ6内に設けられ小孔10から出没可能な突起11と、突起11を突出方向に付勢するスプリング12と、突起11に設けられ小孔10からの抜けを阻止する鍔13とからなる。大径のパイプ6の先端部側には突起11が係入する係入孔14が設けてある。
支持部材2の伸長時には、突起11がスプリング12の付勢力によって突出して係入孔14に係入してロックされる。縮小時にはパイプ6を所定以上の力で押すことにより突起11が大径のパイプ6の内面に押圧されてスプリング12の付勢力に抗して没入する。これによりパイプ6のスライドが可能になる。
支持部材2の両端間には、懸吊ベルト3は張り渡されている。懸吊ベルト3は、長さ調節用金具17を使用してベルト長さを可変できるようにしてある。図3の(1)は一例としての長さ調節用金具17の外観図である。長方形板18に2個の四角穴19を設けたもので、バンドを使用した荷締めに広く使用されているものである。図3の(2)は、その長さ調節用金具17にて左右のベルトを繋いだ状態のベルト長さ方向断面図である。2個のスプリングフック4は基部に環状部16が設けてあり、その環状部16に懸吊ベルト3を引き通して懸吊ベルト3に沿って摺動可能に取り付けてある。
図4は、携帯用ハンガー1を鞄23に取り付けた状態を示している。取り付けに際しては、最初に支持部材2の長さを衣類22を掛け易い長さにパイプ6を伸縮スライドさせて調節する。次に、鞄23とグリップ24を繋ぐ2つの環状金具25に2つのスプリングフック4を掛止させ、携帯用ハンガー1を吊り下げる。続いて長さ調節用金具17にて懸吊ベルト3の長さを調節し、支持部材2の位置を携行に適した吊り下げ位置に調節する。この状態で衣類22を支持部材2に掛けて携行する。
本実施形態の携帯用ハンガー1は、次のような利点を有する。第1点として支持部材2が伸縮スライド式に構成してあるため掛ける衣類22に合わせて長さを調節することができる。第2点として懸吊ベルト3の長さを長さ調節用金具17にて調節できるため、支持部材2の吊り下げ位置を歩行に適した位置に調節できる。第3点として2つのスプリングフック4は懸吊ベルト3に沿って摺動させることでその間隔を自由に調節できる。このため鞄23とグリップ24を繋ぐ2つの環状金具25の間隔が異なる各種鞄にも容易に適用できる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る携帯用ハンガー1aの外観図である。本携帯用ハンガー11aは、第1の実施形態に係る携帯用ハンガー1に使用したものと同じ伸縮式の支持部材2の両端にスプリングフック付き懸吊ベルト29を個別に取り付けたものである。各スプリングフック付き懸吊ベルト29は、スプリングフック4、懸吊ベルト3a、長さ調節用金具17により構成してある。
懸吊ベルト3aの一端は支持部材2の端に止着されており、他端側はスプリングフック4の基部に設けた環状部32に引き通して折り返し、長さ調節用金具17にてベルト長さ可変に懸吊ベルト3aに止着してある。
図6は、携帯用ハンガー1aを鞄23に取り付けた状態を示している。取り付けに際しては、最初に支持部材2の長さを衣類22を掛け易い長さにパイプ6を伸縮スライドさせて調節する。次に、各スプリングフック付き懸吊ベルト29のスプリングフック4を鞄23とグリップ24を繋ぐ2の環状金具25に掛止させ、携帯用ハンガー1を吊り下げる。続いて長さ調節用金具17にて各懸吊ベルト3aの長さを調節し、支持部材2を携行に適した吊り下げ位置に調節する。この状態で衣類22を支持部材2に掛けて携行する。
本実施形態の携帯用ハンガー1aは、次のような利点を有する。第1点として支持部材2が伸縮スライド式に構成してあるため掛ける衣類22に合わせて長さを調節することができる。第2点として懸吊ベルト3aの長さは長さ調節用金具17にて調節できるため、支持部材2の吊り下げ位置を歩行に適した位置に調節できる。このため鞄23とグリップ24を繋ぐ2つの環状金具25の間隔が異なる各種鞄にも容易に適用できる。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係る携帯用ハンガー1bの外観図である。本携帯用ハンガー1bは、第2の実施形態に係る携帯用ハンガー1aにおける懸吊ベルト3aの代わりに懸吊紐3bを、長さ調節用金具17の代わりにコードストッパ−31を使用したものである。
図8は、一例としてのコードストッパ−31の縦断面図である。コードストッパ−31は外形が略円柱状をしており、シリンダ体37とピストン体38とコイルスプリング39の3部品から構成されている。シリンダ体37は有底円筒状をなしており、開口端側からは円柱状のピストン体38が頂部38aを開口端から突出させた状態で挿入されている。コイルスプリング39はシリンダ体37の内底面とピストン体38の底面との間に内装してあり、ピストン体38をシリンダ体37の開口端方向に向けて付勢している。
シリンダ体37の側周部には、2本の懸吊紐30を軸と直角方向に挿通させる挿通孔37aが穿設してある。ピストン体38の円柱部にも2本の懸吊紐30を軸と直角方向に挿通させる挿通孔38bが穿設してある。ピストン体38の頂部38aをコイルスプリング39の付勢力に抗して押圧してピストン体38を押し込み、シリンダ体37の挿通孔37aとピストン体38の挿通孔38bとを合致させ、その状態で2本の懸吊紐30を挿通させる。
この状態でスプリングフック4と支持部材2との間の紐の長さを調節して頂部38aの押圧を止めると、ピストン体38はコイルスプリング39の付勢力によりシリンダ体37の開口端側に移動する。移動により2本の懸吊紐30はシリンダ体37の挿通孔37aとピストン体38の挿通孔38bの開口部とにより圧接されて締め付け固定させる。これによりコードストッパ−31は駐止した位置に固定されて動かなくなり、スプリングフック4と支持部材2との間の紐の長さは調節した長さに固定される。
本実施形態の携帯用ハンガー1bは、第2の実施形態に係る携帯用ハンガー1aと同様の使い方をすることができ、同様の効果を奏する。
(第4の実施形態)
図9は、第4の実施形態に係る携帯用ハンガー1cの外観図である。本携帯用ハンガー1cは、第1の実施形態に係る携帯用ハンガー1における伸縮可能な支持部材2に代えて、一定長さの剛性のある棒材又はパイプ材からなる支持部材2aを使用したものである。支持部材2aに掛ける衣服の種類が決まっている場合には、このように固定長にしても支障はない。
(第5の実施形態)
図10は、第5の実施形態に係る携帯用ハンガー1dの外観図である。本携帯用ハンガー1dは、第2の実施形態に係る携帯用ハンガー1aにおける伸縮可能な支持部材2に代えて一定長さの剛性のある棒材又はパイプ材からなる支持部材2aを使用したものである。2個のスプリングフック4を吊り掛ける相手である鞄等が決まっている場合には、このように固定長でも支障はない。
なお、第3の実施形態に係る携帯用ハンガー1bのように懸吊ベルト3aの代わりに懸吊紐30を、長さ調節用金具17の代わりにコードストッパ−31を使用してもよい。
(第6の実施形態)
図11は、第6の実施形態に係る携帯用ハンガー1eの外観図である。本携帯用ハンガー1eは、第5の実施形態に係る携帯用ハンガー1dにおける剛性のある支持部材2aに代えて、屈曲柔軟性のある合成樹脂、ゴム等の棒材又はパイプ材からなる支持部材2bを使用したものである。
本携帯用ハンガー1eは、支持部材2bを円弧状に曲げて使用することができ、吊り掛け部分が1つしかない鞄、リュック等に吊り下げるのに便利である。図12は、リュック35に吊り下げた例である。円弧状に曲げた支持部材2bに衣類、タオル等を掛けて携行する。
(第7の実施形態)
図13の(1)は、第7の実施形態に係る携帯用ハンガー1fの外観図である。本携帯用ハンガー1fの支持機構2cは、屈曲柔軟性のあるパイプ41の中空孔43に図13の(2)に示すような剛性のある棒材42を挿脱可能に差し込む構成にしてある。棒材42を差し込んだ状態では支持機構2cは屈曲しないため第5の実施形態に係る携帯用ハンガー1dと同様に機能する。
反対に棒材42を引き抜いた状態では、パイプ41は屈曲して第6の実施形態に係る携帯用ハンガー1eと同様に機能する。即ち、本実施形態の携帯用ハンガー1fは、棒材42の挿脱を選択することにより2種類の使い方ができる利点を有する。
(第8の実施形態)
図14は、第8の実施形態に係る携帯用ハンガー1gの外観図である。本携帯用ハンガー1gは、第7の実施形態に係る携帯用ハンガー1fと同様に、支持機構2dを剛性のある棒と屈曲可能な棒の2種類に使い分けできるようにした携帯用ハンガーである。構成上の相違点は、屈曲柔軟性のあるパイプ41に代えて図15の(1)に示すように、長手方向に伸びる中空孔50を設けた断面矩形の複数(図では5個)の短長ブロック51を柔軟なベルト52の片面に連続して固着させたベルト式支持機構53を採用している点にある。
ベルト式支持機構53に剛性が求められる場合には、図15の(2)に示す剛性のある棒材54を短長ブロック51の中空孔50に連続挿通して屈曲しないようにする。反対にベルト式支持機構53に屈曲性が求められる場合には、棒材54を挿通しない状態で使用する。このように本実施形態の携帯用ハンガー1gは棒材54の挿脱を選択することにより2種類の使い方ができる利点を有する。
(第9の実施形態)
本実施形態の携帯用ハンガー1hは、第8の実施形態に係る携帯用ハンガー1gのように剛性のある棒材54を使用せずに、剛体棒と屈曲可能な棒の2種類に使い分けできる衣類支持機構60を採用している点に特徴がある。図16の(1)は支持機構60を剛体棒状にした状態の側面図、図16の(2)はその底面図、図17は支持機構60を屈曲可能な状態にした場合の側面図である。
支持機構60は、複数の短長ブロック61を柔軟なベルト52の片面に連続して固着させ、短長ブロック61におけるベルト52とは反対側の面部に隣り合う短長ブロック61を解除可能に連結する嵌め合い式の連結機構62を設けたものである。支持機構60に直線状の剛性が求められる場合には、その連結機構62により隣り合う短長ブロック61を連結して直線状の剛性を持たせる。反対に、支持機構60に柔軟制が求められる場合には、連結機構62による隣り合う短長ブロック61の連結を解除して支持機構60にベルト52側への屈曲柔軟性をもたせる。
本実施形態の携帯用ハンガー1hは剛性ある棒材を必要とせず、隣り合う短長ブロック61間に設けた連結機構62による連結と解除を選択することにより2種類の使い方ができる利点を有する。
(第10の実施形態)
図18は、第10の実施形態に係る携帯用ハンガー1jの外観図である。本携帯用ハンガー1jは衣類を掛ける支持部材2eと、その支持部材2eを懸吊する懸吊紐3cと、2個のスプリングフック4と、1個のコードストッパー31とを備えて構成されている。
支持部材2eは一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成されている。懸吊紐3cの一端は一方のスプリングフック4の基部に設けた環状部16に固定されている。他端側は支持部材2eであるパイプ材に挿通させ、パイプ材から出た端をコードストッパー31の貫通孔に挿通してから他方のスプリングフック4の基部に設けた環状部16に引き通して折り返し、折り返した端を更にコードストッパー4の貫通孔に反対側から引き通してある。
このような構成によればコードストッパー4により2つのコードストッパー4間の懸吊紐3cの長さを調節することができる。これにより支持部材2eの吊り下げ位置を歩行に適した位置に調節できる。また、支持部材2eとして屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材2eを円弧状に曲げて使用することができ、スプリングフック4を固定する個所が1つしかない鞄、リュック等にも適用できる。
なお、懸吊紐3cの代わりに図5に示したような懸吊ベルト3aを用い、コードストッパー4の代わりに図3に示したような長さ調節用金具17を用いてもよい。
(第11の実施形態)
図19は、第11の実施形態に係る携帯用ハンガー1kの外観図である。本携帯用ハンガー1kは衣類を掛ける支持部材2eと、その支持部材2eを懸吊する懸吊紐3cと、1個のスプリングフック4と、1個のコードストッパー31とを備えて構成されている。
支持部材2eは一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成されている。懸吊紐3cの一端はスプリングフック4の基部に設けた環状部16に固定されている。他端側は支持部材2eであるパイプ材に挿通させ、パイプ材から出た端をコードストッパー31の貫通孔に挿通してからスプリングフック4の基部に設けた環状部16に引き通して折り返し、折り返した端を更にコードストッパー4の貫通孔に反対側から引き通してある。
このような構成によればコードストッパー4により懸吊紐3cの一巡長さを調節することができる。これにより支持部材2eの吊り下げ位置を携行に適した位置に調節できる。また、支持部材2eとして屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材2eを円弧状に曲げて使用することができる。
なお、懸吊紐3cの代わりに図5に示したような懸吊ベルト3aを用い、コードストッパー4の代わりに図3に示したような長さ調節用金具17を用いてもよい。
(第12の実施形態)
図20は、第12の実施形態に係る携帯用ハンガー1mの外観図である。本携帯用ハンガー1mは衣類を掛ける支持部材2eと、その支持部材2eを懸吊する懸吊紐3cと、1個のスプリングフック4と、1個のコードストッパー31とを備えて構成されている。
支持部材2eは一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成されている。懸吊紐3cは一端側をコードストッパー31の貫通孔、スプリングフック4の基部に設けた環状部16の順に引き通してから支持部材2eのパイプ材に挿通させてある。そして、挿通させた先をスプリングフック4の環状部に前回とは反対側から引き通し、更にコードストッパー31の貫通孔に前回とは反対側から引き通してから懸吊紐3cの前記一端側と結び目65を設けて繋いである。結び目65は懸吊紐3cの端がコードストッパー31の貫通孔から抜けるのを防止するためのものであり、代わりにビーズ、とんぼ玉のような孔のあいた玉を取り付けてもよい。コードストッパー31には、スプリングフック4の基部に設けた環状部16を通過できない大きさのものが使用してある。
このような構成によれば1個のコードストッパー31の駐止位置を調整するだけで懸吊紐3cの一巡長さを調節することができ、支持部材3cの吊り下げ位置を簡単に調節することができる。このためサイズの異なる各種鞄、リュック等に適用できる。更に、屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材を円弧状に曲げて使用することができる。
(第13の実施形態)
図21は、第13の実施形態に係る携帯用ハンガー1nの外観図である。本携帯用ハンガー1nは衣類を掛ける支持部材2eと、その支持部材2eを懸吊する懸吊紐3cと、2個のスプリングフック4a、4bと、1個のコードストッパー31とを備えて構成されている。
支持部材2eは一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成されている。懸吊紐3cは一端側をコードストッパー31の貫通孔、第1のスプリングフック4aの基部に設けた環状部16の順に引き通してから支持部材2eのパイプ材に挿通させてある。そして、挿通させた先を更に第2のスプリングフック4bの環状部16に通してからコードストッパー31の貫通孔に前回とは反対側から引き通して前記一端側と結び目65を設けて繋いである。結び目65は懸吊紐3cの端がコードストッパー31の貫通孔から抜けるのを防止するためのものであり、代わりにビーズ、とんぼ玉のような孔のあいた玉を取り付けてもよい。
このような構成によれば1個のコードストッパー31の駐止位置を調整するだけで懸吊紐3cの一巡長さを調節することができ、支持部材3cの吊り下げ位置を歩行に適した位置に簡単に調節することができる。このためサイズの異なる各種鞄、リュック等に適用できる。更に、屈曲柔軟性を有するパイプ材を使用した場合は支持部材3cを円弧状に曲げて使用することができ、スプリングフックを掛ける個所が1つしかない鞄、リュック等にも2個のスプリングフック4a、4bを同じ個所に掛けることにより適用できる。
図面中、1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h、1j、1k、1m、1nは携帯用ハンガー、2、2a、2b、2eは支持部材、2cは支持機構、2dはベルト式支持機構、3、3aは懸吊ベルト、3b、3cは懸吊紐、4、4a、4bはスプリングフック、8はロック機構、16は環状部、17は長さ調節用金具、29はスプリングフック付き懸吊ベルト、31はコードストッパー、42、54は棒材、43、50は中空孔、51、61は短長ブロック、52はベルト、60はベルト式支持機構、62は連結機構を示す。

Claims (12)

  1. 背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、
    前記衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊ベルトと2個のスプリングフックとから構成され、
    前記支持部材は径が段階的に大きくなる複数の短パイプをスライド可能に順次大径のパイプに挿入して伸縮可能に形成され、隣り合うパイプの伸長端には伸縮を解除可能にロックするロック機構が設けてあり、
    前記懸吊ベルトは前記支持部材の両端間に長さ調節用金具を使用して長さ可変に張り渡してあり、
    前記各スプリングフックは基部に前記懸吊ベルトを通す環状部を設けて該環状部に懸吊ベルトを通して懸吊ベルトに沿って摺動可能に取り付けてあることを特徴とする携帯用ハンガー。
  2. 背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、
    前記衣類を支持する支持部材と該支持部材の両端に取り付けた2式のスプリングフック付き懸吊ベルトとから構成され、
    前記支持部材は径が段階的に大きくなる複数の短パイプをスライド可能に順次大径のパイプに挿入して伸縮可能に形成され、隣り合うパイプの伸長端には伸縮を解除可能にロックするロック機構が設けてあり、
    前記スプリングフック付き懸吊ベルトは、一端が前記支持部材の端に止着され、他端側はスプリングフックの基部に設けた環状部に引き通して折り返し、長さ調節用金具にてベルト長さ可変に懸吊ベルトに止着してあることを特徴とする携帯用ハンガー。
  3. 請求項2に記載の携帯用ハンガーにおいて、前記懸吊ベルトに代えて紐を用い、前記長さ調節用金具に代えてコードストッパーを用いたことを特徴とする携帯用ハンガー。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用ハンガーにおいて、前記伸縮可能な支持部材に代えて一定長さの剛性のある棒材又はパイプ材を使用したことを特徴とする携帯用ハンガー。
  5. 請求項4に記載の携帯用ハンガーにおいて、前記棒材又はパイプ材として屈曲可能な柔軟材を使用したことを特徴とする携帯用ハンガー。
  6. 請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用ハンガーにおいて、前記伸縮可能な支持部材に代えて一定長さの屈曲可能な柔軟材製のパイプ材と該パイプ材に略等しい長さでパイプ材の中空孔に挿通可能な剛性のある棒材とからなる支持機構を採用し、該支持機構に剛性が求められる場合には前記棒材を前記パイプ材の中空孔に挿通した状態で使用し、支持機構に屈曲性が求められる場合には前記棒材を挿通しない状態で使用できるようにしたことを特徴とする携帯用ハンガー。
  7. 請求項6に記載の携帯用ハンガーにおいて、前記柔軟材製のパイプ材に代えて長手方向に伸びる中空孔を設けた複数の短長ブロックをベルトの片面に長さ方向に連続して固着させたベルト式支持機構を用い、該ベルト式支持機構に剛性が求められる場合には前記棒材を前記複数の短長ブロックの中空孔に連続挿通した状態で使用し、該ベルト式支持機構に屈曲性が求められる場合には前記棒材を挿通しない状態で使用できるようにしたことを特徴とする携帯用ハンガー。
  8. 請求項1乃至3の何れかに記載の携帯用ハンガーにおいて、前記伸縮可能な支持部材に代えて複数の短長ブロックをベルトの片面の長さ方向に連続して固着させたベルト式支持機構を用い、該短長ブロックにおける前記ベルトとは反対側の面部には隣り合う短長ブロックを解除可能に連結する嵌め合い式の連結機構を設け、
    前記ベルト式支持機構に直線状の剛性が求められる場合には前記連結機構により隣り合う短長ブロックを連結してベルト式支持機構に直線状の剛性を持たせ、
    該ベルト式支持機構に柔軟性が求められる場合には前記連結機構による隣り合う短長ブロックの連結を解除してベルト式支持機構にベルト側への屈曲柔軟性をもたせられるようにしたことを特徴とする携帯用ハンガー。
  9. 背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、
    前記衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐と2個のスプリングフックとコードストッパーとから構成され、
    前記支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、
    前記懸吊紐は一端が一方のスプリングフックに固定され、他端側は前記パイプ材に挿通させた上で前記コードストッパーの貫通孔、他方のスプリングフックの基部に設けた環状部の順に引き通して折り返し、更に前記コードストッパーの貫通孔に反対側から引き通してあり、前記コードストッパーにより2つのコードストッパー間の懸吊紐の長さを調節できるように構成してあることを特徴とする携帯用ハンガー。
  10. 背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、
    前記衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐とスプリングフックとコードストッパーとから構成され、
    前記支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、
    前記懸吊紐は一端が前記スプリングフックに固定され、他端側は前記パイプ材に挿通させた上で前記コードストッパーの貫通孔、前記スプリングフックの基部に設けた環状部の順に引き通して折り返し、更に前記コードストッパーの貫通孔に反対側から引き通してあり、前記コードストッパーにより前記懸吊紐の一巡長さを調節できるように構成してあることを特徴とする携帯用ハンガー。
  11. 背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、
    前記衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐とスプリングフックとコードストッパーとから構成され、
    前記支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、
    前記コードストッパーは前記スプリングフックの基部に設けた環状部を通過できない大きさに形成してあり、
    前記懸吊紐は一端側を前記コードストッパーの貫通孔、前記スプリングフックの前記環状部の順に引き通してから前記パイプ材に挿通させ、挿通させた先を更に前記スプリングフックの環状部、前記コードストッパーの貫通孔の順に共に前回とは反対側から引き通してから前記一端側と抜け防止の結び目を設けて繋いであることを特徴とする携帯用ハンガー。
  12. 背広、その他の衣類を掛けて携行するために使用する携帯用ハンガーであって、
    前記衣類を支持する支持部材と該支持部材を懸吊する懸吊紐と2個のスプリングフックとコードストッパーとから構成され、
    前記支持部材は一定長さの剛性又は屈曲柔軟性を有するパイプ材で構成され、
    前記懸吊紐は一端側を前記コードストッパーの貫通孔、前記第1のスプリングフックの基部に設けた環状部の順に引き通してから前記パイプ材に挿通させ、挿通させた先を更に前記第2のスプリングフックの環状部に通してから前記コードストッパーの貫通孔に前回とは反対側から引き通して前記一端側と抜け防止の結び目を設けて繋いであることを特徴とする携帯用ハンガー。
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CN102415790A (zh) * 2011-12-05 2012-04-18 潘晓雯 一种悬挂稳定的加长型衣架结构
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