JP3188649U - かつらベース - Google Patents

Abstract

【課題】よりフィット感が良く、しかも着用者の頭部の個人差に対応し、スタイルの作りやすいかつらや部分かつらが得られるかつらベースを提供する。【解決手段】かつらベース１全体が網状の伸縮素材から成り、かつらベース１の両サイド部から襟足部分に帯状の伸縮性ストレッチレース３を縫製する。【選択図】図１

Description

本考案は、着脱可能なかつら又は部分かつら用のかつらベースに関する。

かつらは一般に頭髪の生え際に沿って頭全体を覆うように形成されたかつらベースに、人毛や人工毛を植毛や縫着によって構成されている。また、部分かつらは一般に頭髪の薄い部位を補うため、かつらベースに人毛や人工毛を植毛して構成されている。

このようなかつらは、オーダーメードにより作られる場合を除けば平均的なサイズで作られているため、全ての人にフィットすることは稀であり、着用者はヘアピン等を使用して装着後の調節を行っており、着用者の様々な頭のサイズや形状にフィットしたかつら及び部分かつらが要望されている。

実用新案登録３０６５０９５ 特開２００７−２１７８５０

上記のように従来のかつらベースは、着用者の頭部形状、サイズ、頭髪の有無や量などの個人差を満足するものではなかった。そこで本考案は、従来のかつらや部分かつらよりも、よりフィット感が良く、しかも着用者の頭部の個人差に対応し、スタイルの作りやすいかつらや部分かつらが得られるかつらベースを提供することを目的とする。

上記課題を解決するため、本考案は、かつらベース全体が網状の伸縮素材から成り、該かつらベースの両サイド部から襟足部分に帯状の伸縮性ストレッチレースを使用したかつらベースを提供する。

上述したように本考案のかつらベースは、両サイドの耳付け根部から襟足部分にかけて帯状の伸縮性ストレッチレースを使用したため、着用者の頭部形状、サイズ、頭髪の有無や量にかかわらずピッタリとフィットするという効果が得られるものである。また、従来のかつらベースに比べ弛みの発生もなく、かつらのスタイル及びシルエットがきれいに見えるという効果も併せて得られるものである。

本考案のかつらベースの側面図である。 本考案のかつらベースの裏側平面図である。

本考案の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図１ は本考案の実施形態に係わるかつらベースの側面図である。図１において、１ はかつらベースであり、このかつらベース１の表面には図示せぬ人毛又は人工毛が植毛又は縫着されている。２ はステイ部であり、ここでかつらベース１を頭部の左右こめかみ部に固定している。なお、ステイ部２には図示せぬ調整金具を有している場合もある。３は伸縮性を有するストレッチレースであり、ポリウレタンやナイロン等を使用した伸縮性を有する網状の素材から作られ、かつらベース１のステイ部２後方から襟足部分にかけて帯状に縫製形成されている。

図２は本考案のかつらベースの裏側平面図である。図２において、かつらベース１の前頭側には、かつらベース１を頭髪に固定するためのストッパー４が取り付けられている。また、ストレッチレース３にもストレッチレース３を頭髪に固定するためのストッパー４が適宜設けられている。

１ かつらベース
２ ステイ部
３ ストレッチレース
４ ストッパー

Claims (1)

1. 全体が網状の伸縮素材から成るかつらベースにおいて、該かつらベースの両サイド部から襟足部分に帯状の伸縮性ストレッチレースを縫製したことを特徴とするかつらベース。
   
   
   

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