JP3187041U - サウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器 - Google Patents
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Abstract
【課題】弦とは異なる音を響かせることを可能とする弦楽器用後付け楽器を提供する。
【解決手段】先端側がギター50のサウンドホール51内に挿入され、基端側がサウンドホールの外側に出るようにギターに着脱自在に装着される支持部材2と、支持部材の先端部に取着されて加振により音を出すシンバル、鈴、カスタネット等の体鳴楽器3と、支持部材の、シンバルの取着個所と基端との中間部分に取着されてサウンドホールの縁52に着脱自在に支持部材を固定するクリップ4とを備えた。支持部材の基端側を叩いたり、振動を加えたりすることで、弦楽器の内部で体鳴楽器を鳴らして大きな反響音を発生させることができ、弦の反響音と合わせて多彩な音楽表現が可能となる。
【選択図】図3
【解決手段】先端側がギター50のサウンドホール51内に挿入され、基端側がサウンドホールの外側に出るようにギターに着脱自在に装着される支持部材2と、支持部材の先端部に取着されて加振により音を出すシンバル、鈴、カスタネット等の体鳴楽器3と、支持部材の、シンバルの取着個所と基端との中間部分に取着されてサウンドホールの縁52に着脱自在に支持部材を固定するクリップ4とを備えた。支持部材の基端側を叩いたり、振動を加えたりすることで、弦楽器の内部で体鳴楽器を鳴らして大きな反響音を発生させることができ、弦の反響音と合わせて多彩な音楽表現が可能となる。
【選択図】図3
Description
本考案はサウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器に係り、とくに振動で音が出るサウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器に関する。
従来から、ギターのサウンドホールに反響板を着脱自在に差込み、音色を2通り以上に変化させるようにした簡易脱着トルナボスの考案が提案されている(特許文献1参照)。けれども、この考案はあくまで弦の音色を変えるだけであり、全く異なる音を響かせることは出来なかった。
本考案は上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、弦とは異なる音を響かせることを可能とするサウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器を提供することを、その目的とする。
本考案では、先端側が弦楽器のサウンドホール内に挿入され、基端側がサウンドホールの外側に出るようにギターに着脱自在に装着される支持部材と、支持部材の先端部に取着されて加振により音を出す体鳴楽器と、支持部材の内、体鳴楽器の取着個所と基端の中間部分に取着されて弦楽器のサウンドホールの縁に着脱自在に支持部材を固定する留め具とを備えたこと、を特徴としている。
体鳴楽器には、シンバル、鈴、カスタネットなどを用いることができる。
体鳴楽器には、シンバル、鈴、カスタネットなどを用いることができる。
本考案によれば、弦楽器のサウンドホールの縁に留め具で支持部材を装着し、支持部材の基端側を叩いたり、振動を加えたりすることで、弦楽器の内部で体鳴楽器を鳴らして大きな反響音を発生させることができ、弦の反響音と合わせて多彩な音楽表現が可能となる。
以下、本考案の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図1乃至図3を参照して本考案の一実施例を説明する。図1は本考案に係るギター用後付け楽器の平面図、図2はギター用後付け楽器の一部破断した側面図、図3はギター用後付け楽器の使用状態を示す一部省略した斜視図である。
これらの図中、1はギター用後付け楽器、2はプラスチック製の細長い板状の支持部材であり、先端2Aがギター50のサウンドホール51の内部に挿入され、基端2Bがサウンドホール51の外側に出るようにギター50に着脱自在に装着可能となっている。3は支持部材2の先端部に取着された体鳴楽器の一例としてのシンバル、4は支持部材2の内、シンバル3の取り付け箇所と基端2Bとの間の部分に取着された留め具としてのクリップであり、サウンドホール51の縁52に支持部材2を着脱自在に固定する。クリップ4は金属製でバネ性を有する断面コ字状のクリップ本体5と、クリップ本体5の表面を覆い、ギター50に傷が付かないようにするための繊維シート素材、ゴムシート素材などから成るカバー6とから形成されている。クリップ4はボルト7とナット8により支持部材2に取着されている。シンバル3は2枚の単体シンバル30、31を有している。そして、支持部材2と2枚の単体シンバル30、31を貫通するようにしてボルト32が設けられており、ボルト32の先端側で支持部材2と単体シンバル30が2つのナット33、34で挟むようにして固定されている。単体シンバル31はボルト32の頭35と単体シンバル30の間でボルト32の軸に沿って移動可能になっている。
これらの図中、1はギター用後付け楽器、2はプラスチック製の細長い板状の支持部材であり、先端2Aがギター50のサウンドホール51の内部に挿入され、基端2Bがサウンドホール51の外側に出るようにギター50に着脱自在に装着可能となっている。3は支持部材2の先端部に取着された体鳴楽器の一例としてのシンバル、4は支持部材2の内、シンバル3の取り付け箇所と基端2Bとの間の部分に取着された留め具としてのクリップであり、サウンドホール51の縁52に支持部材2を着脱自在に固定する。クリップ4は金属製でバネ性を有する断面コ字状のクリップ本体5と、クリップ本体5の表面を覆い、ギター50に傷が付かないようにするための繊維シート素材、ゴムシート素材などから成るカバー6とから形成されている。クリップ4はボルト7とナット8により支持部材2に取着されている。シンバル3は2枚の単体シンバル30、31を有している。そして、支持部材2と2枚の単体シンバル30、31を貫通するようにしてボルト32が設けられており、ボルト32の先端側で支持部材2と単体シンバル30が2つのナット33、34で挟むようにして固定されている。単体シンバル31はボルト32の頭35と単体シンバル30の間でボルト32の軸に沿って移動可能になっている。
次に、上記した実施例の使用方法を図3を参照して説明する。
シンバル3をギター50のサウンドホール51の中に挿入しながらクリップ4をサウンドホール51の縁52に押し込む。クリップ本体5の有するバネ性の復帰力によりクリップ4がサウンドホール51の縁52を挟持し、これにより支持部材2がギター50に固定される。
この状態で、奏者が支持部材2の基端2Bの近くを指で叩いたり、振動を加えたりすると、クリップ4の支持部材2への取り付け個所近くを支点にして支持部材2の先端側が往復回動運動をし、シンバル3が加振されて音を鳴らす。シンバル3の音はギター50の内部で反響し、サウンドホール51から大きな反響音が発生する。
奏者がギター50の弦60乃至65を指またはピックで弾けば、弦60乃至65の音はギター50の内部で反響し、サウンドホール51から大きな反響音が発生するので、前記シンバル3の反響音と合わせて多彩な音楽表現が可能となる。
使用後は、クリップ4をサウンドホール51の縁52から引き離すことで、簡単にギター用後付け楽器1をギター50から外すことができる。
シンバル3をギター50のサウンドホール51の中に挿入しながらクリップ4をサウンドホール51の縁52に押し込む。クリップ本体5の有するバネ性の復帰力によりクリップ4がサウンドホール51の縁52を挟持し、これにより支持部材2がギター50に固定される。
この状態で、奏者が支持部材2の基端2Bの近くを指で叩いたり、振動を加えたりすると、クリップ4の支持部材2への取り付け個所近くを支点にして支持部材2の先端側が往復回動運動をし、シンバル3が加振されて音を鳴らす。シンバル3の音はギター50の内部で反響し、サウンドホール51から大きな反響音が発生する。
奏者がギター50の弦60乃至65を指またはピックで弾けば、弦60乃至65の音はギター50の内部で反響し、サウンドホール51から大きな反響音が発生するので、前記シンバル3の反響音と合わせて多彩な音楽表現が可能となる。
使用後は、クリップ4をサウンドホール51の縁52から引き離すことで、簡単にギター用後付け楽器1をギター50から外すことができる。
この実施例によれば、ギター50のサウンドホール51の縁52にクリップ4で支持部材2を装着し、支持部材2の基端側を叩いたり、振動を加えたりすることで、ギター50の内部でシンバル3を鳴らして大きな反響音を発生させることができ、弦60乃至65の反響音と合わせて多彩な音楽表現が可能となる。
また、クリップ4をサウンドホール51の縁52に押し込んだり、クリップ4を縁52から引き離したりするだけで、簡単に着脱できる。
また、クリップ4をサウンドホール51の縁52に押し込んだり、クリップ4を縁52から引き離したりするだけで、簡単に着脱できる。
なお、上記した実施例では体鳴楽器としてシンバルを例に挙げたが、本考案は何らこれに限定されず、鈴、カスタネットなど他の種類の体鳴楽器を用いても良い。
また、留め具としてクリップを例に挙げたが、クランプなどの他の種類の留め具を用いてもよい。
また、支持部材は板状としたが、棒状、筒状など他の形状とすることもできる。
また、支持部材はプラスチック製としたが、木製など他の材質に代えても良い。
また、留め具としてクリップを例に挙げたが、クランプなどの他の種類の留め具を用いてもよい。
また、支持部材は板状としたが、棒状、筒状など他の形状とすることもできる。
また、支持部材はプラスチック製としたが、木製など他の材質に代えても良い。
本考案は、サウンドホールを有する各種の弦楽器で、シンバル、鈴、カスタネットなどの体鳴楽器を後付けする場合に適用できる。
1 ギター用後付け楽器
2 支持部材
3 シンバル
4 クリップ
50 ギター
51 サウンドホール
52 縁
2 支持部材
3 シンバル
4 クリップ
50 ギター
51 サウンドホール
52 縁
Claims (1)
- 先端側が弦楽器のサウンドホール内に挿入され、基端側がサウンドホールの外側に出るようにギターに着脱自在に装着される支持部材と、
支持部材の先端部に取着されて加振により音を出す体鳴楽器と、
支持部材の内、体鳴楽器の取着個所と基端の中間部分に取着されて弦楽器のサウンドホールの縁に着脱自在に支持部材を固定する留め具と、
を備えたことを特徴とするサウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013004921U JP3187041U (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | サウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013004921U JP3187041U (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | サウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3187041U true JP3187041U (ja) | 2013-11-07 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013004921U Expired - Fee Related JP3187041U (ja) | 2013-08-26 | 2013-08-26 | サウンドホールを有する弦楽器用後付け楽器 |
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JP (1) | JP3187041U (ja) |
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2013
- 2013-08-26 JP JP2013004921U patent/JP3187041U/ja not_active Expired - Fee Related
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