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JP3186730B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JP3186730B2
JP3186730B2 JP05690999A JP5690999A JP3186730B2 JP 3186730 B2 JP3186730 B2 JP 3186730B2 JP 05690999 A JP05690999 A JP 05690999A JP 5690999 A JP5690999 A JP 5690999A JP 3186730 B2 JP3186730 B2 JP 3186730B2
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JP
Japan
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air
fuel ratio
amount
exhaust gas
cylinder
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JP05690999A
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太容 吉野
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11315738A publication Critical patent/JPH11315738A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の排気浄化
装置に関し、詳しくは、HCを用いてNOxを還元する
触媒を排気通路に備えた排気浄化装置において、前記触
媒のNOx還元性能を維持するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の排気浄化装置として、
特許番号第2600492号公報に開示されるようなも
のがあった。
【0003】このものは、排気ガスの空燃比がリーンで
あるときにNOxを吸収し、排気ガス中の酸素濃度が低
下すると前記吸収したNOxを放出するNOx吸収剤を機
関の排気通路に配置する一方、前記NOx吸収剤からN
Oxを放出させるべきときには、排気ガスの空燃比を理
論空燃比或いはリッチにし、該還元雰囲気下で前記放出
されたNOxをHCと反応させて還元処理する構成とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記NOx
吸収剤に流入する排気ガスの空燃比を理論空燃比或いは
リッチにするために、上記従来装置では燃料噴射量の増
量補正を行うが、全気筒の燃料噴射量を等しく増量補正
する構成であるため、各気筒における増量代が微小量と
なる。
【0005】しかし、微小な燃料量の増量制御は、制御
の安定性が悪く、実際の噴射量を精度良く制御すること
が困難であり、NOxの還元処理に必要な増量に対して
ばらつきを生じ、増量不足によって前記NOx吸収剤か
ら放出されたNOxが十分に還元処理されずに排出され
たり、逆に、増量過多となってHCの排出量が増えてし
まう可能性があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、NOxの還元処理に必要とされる燃料噴射量の増
量を確実に行え、排気浄化性能及び燃費性能を向上させ
ることができる排気浄化装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1に係る
発明は、図1に示すように構成される。図1において、
燃料噴射手段は、各気筒別に燃料を噴射供給する手段で
あり、排気浄化触媒は、排気通路に介装されHCの吸着
能力を有しHCの存在下でNOxを還元する。
【0008】ここで、HC増量要求検知手段は、排気浄
化触媒によるNOxの還元に必要とされるHC量を確保
すべく、排気中HC量の増量が要求される状態を検知す
る。そして、空燃比リッチ化手段は、HC増量要求検知
手段によりHC量の増量が要求される状態が検知された
ときに、特定気筒に噴射供給される燃料量を強制的に所
定期間だけ増大補正することで前記特定気筒の空燃比の
みを目標空燃比よりもリッチ化させると共に、前記空燃
比をリッチ化させる特定気筒を、前記所定期間内におい
て異なる気筒に順次切り換える。
【0009】一方、発生トルク制御手段は、空燃比リッ
チ化手段により前記特定気筒の空燃比がリッチ化される
ときに、前記特定気筒での発生トルクを他気筒の発生ト
ルクに一致させるべく、前記特定気筒における発生トル
クに関与する空燃比以外の制御対象を制御する。
【0010】かかる構成によると、排気浄化触媒による
NOxの還元に必要とされるHC量を確保するために、
排気中HC量の増量が要求されるときに、燃料量を強制
的に所定期間だけ増大補正することで、排気中HC量の
増量を実現させるが、燃料量の増量は特定気筒でのみ行
せ、かつ、燃料量の増量で空燃比をリッチ化させる特
定気筒を、前記所定期間内において異なる気筒に順次切
り換える。また、前記特定気筒においてのみ燃料増量行
うことで、当該気筒における発生トルクが他の気筒より
も大きくなってしまうことがないように、当該気筒にお
ける空燃比以外の制御対象を、発生トルクを抑制する方
向に制御する。
【0011】請求項2記載の発明では、前記発生トルク
制御手段が、前記特定気筒における点火時期を制御する
ことによって発生トルクの増大を抑制する構成とした。
かかる構成によると、燃料増量を行う特定気筒におい
て、点火時期を例えば遅角補正することで、燃料増量に
よる発生トルクの増大を相殺し、他の気筒における発生
トルクに一致させる。
【0012】
【0013】請求項記載の発明では、前記空燃比リッ
チ化手段が、機関の加速状態に応じて空燃比をリッチ化
させる気筒数を変化させる構成とした。かかる構成によ
ると、例えば緩加速時には、少数気筒において空燃比を
リッチ化させるのに対し、急加速時には、空燃比をリッ
チ化させる気筒数をより増やし、必要な増量が短時間で
終えられるようにする。
【0014】請求項記載の発明は、図2に示すように
構成される。図2において、急加速検出手段は、機関の
急加速状態を検出し、急加速時リッチ化手段は、急加速
検出手段により機関の急加速状態が検出されているとき
に、前記HC増量要求検知手段によりHC量の増量が要
求される状態が検知された場合に、前記空燃比リッチ化
手段に優先して、全気筒の空燃比をリッチ化させる。こ
こで、急加速時発生トルク制御手段は、急加速時リッチ
化手段により全気筒の空燃比がリッチ化されるときに、
前記目標空燃比相当の発生トルクに全気筒の発生トルク
を一致させるべく、全気筒における発生トルクに関与す
る空燃比以外の制御対象をそれぞれに制御する。
【0015】かかる構成によると、急加速時でないとき
には、特定気筒の空燃比のみをリッチ化させて、NOx
還元に用いるHC量を確保するようにするが、急加速時
には、全気筒の空燃比をリッチ化させると共に、該全気
筒でのリッチ化を行う場合には、全気筒に対して発生ト
ルクを抑制する制御を行って、増量補正前と同じトルク
が得られるようにする。
【0016】請求項記載の発明では、前記急加速時発
生トルク制御手段が、点火時期と排気還流量との少なく
とも一方を制御することによって発生トルクの増大を抑
制する構成とした。
【0017】かかる構成によると、全気筒で空燃比をリ
ッチ化させる場合には、全気筒における点火時期をそれ
ぞれに遅角し、及び/又は、排気還流量を変化させて、
各気筒において増量補正前と同じトルクが得られるよう
にする。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、燃料増量
を行って空燃比をリッチ化させる気筒を一部の気筒に限
定することで、気筒当たりの燃料増量が大きくなって制
御安定性を確保でき、NOxの還元処理に要求されるだ
けのHCを確実に得られると共に、リッチ化させる特定
気筒を異なる気筒に順次切り換えるので、一部の気筒の
みで燃焼温度が低い状態が継続して壁温が低下し、シリ
ンダの熱応力がアンバランスとなることを防止でき、更
に、リッチ化する気筒の発生トルクを抑制するので、
筒間で発生トルクにアンバランスが生じることを防止で
きるという効果がある。
【0019】請求項2記載の発明によると、点火時期の
補正によって燃料増量による発生トルクの増大分を相殺
して、他気筒の発生トルクと一致させることができるの
で、気筒間で発生トルクがアンバランスとなることを防
止できるという効果がある。
【0020】
【0021】請求項記載の発明によると、急加速時で
あってNOx処理のための空燃比リッチ化を短時間で完
了させたい場合に、リッチ化させる気筒数を増やすこと
で、必要なHC量の増大を短時間で行わせることができ
るという効果がある。
【0022】請求項記載の発明によると、急加速時で
あってNOx処理のための空燃比リッチ化を短時間で完
了させたい場合に、全気筒でリッチ化させることで、必
要なHC量の増大を短時間で行わせることができると共
に、該リッチ化によって発生トルクが急増することを防
止できるという効果がある。
【0023】請求項記載の発明によると、点火時期及
び/又は排気還流量の制御によって、全気筒における燃
料増量による発生トルクの増大分を相殺して、リッチ化
による発生トルクの急増を防止できるという効果があ
る。
【0024】
【実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態のシステム構成を示す図3において、内燃機
関1には、エアクリーナ2,吸気ダクト3,スロットル
チャンバ4,吸気マニホールド5を介して空気が吸入さ
れる。
【0025】前記吸気ダクト3には、機関1の吸入空気
流量Qを検出するエアフローメータ6が介装されてい
る。前記スロットルチャンバ4には、吸入空気量を調整
するバタフライ式のスロットル弁7が介装されており、
このスロットル弁7には、その開度TVOを検出するポ
テンショメータ式のスロットルセンサ8が付設されてい
る。
【0026】また、前記スロットル弁7をバイパスして
機関に供給される補助空気量を制御するために、開度制
御されるアイドル制御バルブ9、エアコン信号に応じて
オン・オフ的に開閉するファーストアイドルコントロー
ルバルブ(FICD)10、冷却水温度に応じて補助空気
量を調整するエアレギュレータ11が設けられている。
【0027】一方、前記吸気マニホールド5の各ブラン
チ部には、図示しないフューエルタンクから圧送されプ
レッシャレギュレータにより所定圧力に調整された燃料
を、間欠的に機関1に噴射供給するための電磁式のイン
ジェクタ12が設けられており、このインジェクタ12の開
弁時間を介して燃料噴射量、引いては、機関吸入混合気
の空燃比を制御できるようになっている。
【0028】また、各気筒の燃焼室に臨ませて点火栓13
が設けられており、この点火栓13には、点火時期制御信
号に応じてイグニッションコイル14で発生した高電圧が
ディストリビュータ15を介して分配供給されるようにな
っている。
【0029】前記ディストリビュータ15には、クランク
角センサ16が内蔵されており、該クランク角センサ16
は、所定クランク角毎に検出信号を出力する。尚、前記
クランク角センサ16からの検出信号に基づいて機関回転
速度が算出される。
【0030】機関1からの排気は、排気マニホールド1
7,排気ダクト18,リーンNOx触媒19(排気浄化触
媒),マフラー20を介して大気中に排出される。前記排
気ダクト18には、機関吸入混合気の空燃比と密接な関係
にある排気中の酸素濃度を検出する酸素センサ21が介装
されている。
【0031】また、リーンNOx触媒19の下流側には排
気温度を検出する排気温度センサ22が設けられている。
前記リーンNOx触媒19は、遷移金属或いは貴金属を担
持せしめたゼオライトからなり、HCの吸着能力(HC
ストレージ効果)を有すると共に、酸化雰囲気中HC存
在下でNOxを還元する機能を有する触媒である。
【0032】マイクロコンピュータを内蔵したコントロ
ールユニット23は、前記各種センサの他、機関の冷却水
温度を検出する水温センサ24,機関のノッキング振動を
検出するノックセンサ25からの検出信号などを入力し、
インジェクタ12による燃料噴射量、点火栓13による点火
時期、更に、アイドル制御バルブ9で調整される補助空
気量などを制御する機能を有している。
【0033】尚、図3において、26はキャニスタであ
り、図示しないフューエルタンク内の蒸発燃料を吸着捕
集すると共に、該吸着捕集した蒸発燃料を機関吸気系に
脱離供給する。
【0034】前記コントロールユニット23は、機関吸入
混合気の目標空燃比を、前記各種センサに基づき検出さ
れる運転条件に応じて、理論空燃比付近の出力空燃比域
と、理論空燃比よりも大きな燃焼安定限界付近のリーン
空燃比域(空燃比20〜22程度)とに切り換え、該切り換
え設定される目標空燃比に応じて燃料噴射量を制御する
ようになっている。従って、本実施形態の機関1は所謂
リーンバーン機関である。
【0035】ここで、前記リーンNOx触媒は、前述の
ように、HCを用いてNOxを還元処理するものである
から、HC量が不足するとNOxの還元性能が低下す
る。特に、前述のように出力空燃比域とリーン空燃比域
との間で空燃比を徐々に変化させるときには、図4に示
すように、NOx排出量がピークとなる空燃比域(空燃
比16〜18程度)を通過し、然も、このときにHC/NO
x比が小さくなって、リーンNOx触媒19におけるNO
xの還元処理が期待できなくなるので、空燃比の切り換
えを行なうときに多くのNOxが大気中に排出される惧
れがある。
【0036】そこで、本実施の形態では、空燃比切り換
え時に以下のようにしてHC量を確保して、NOxの還
元性能を維持できるようにしてある。図5のフローチャ
ートは、出力空燃比域(略理論空燃比)とリーン空燃比
域との間における目標空燃比の切り換え制御を示すもの
である。尚、本実施の形態では、機関1は直列4気筒機
関とする。
【0037】図5のフローチャートに示すルーチンは、
1サイクル毎に実行されるものであり、まず、機関負
荷,回転速度,冷却水温度等の情報を読み込む(S1
1)。前記機関負荷は、前記エアフローメータ6で検出
される吸入空気流量Qと、クランク角センサ16からの検
出信号に基づいて算出される機関回転速度Neとに基づ
いて別のルーチンで演算される基本燃料噴射量Tp(←
K×Q/Ne:Kは定数)で代表させることができる。
【0038】そして、前記機関負荷,回転速度の情報に
基づいて、現状の運転条件が予め設定されたリーン運転
領域に含まれるか否かを判別し、更に、冷却水温度の情
報に基づいてリーン運転可能な条件であるか否かを判別
することで、リーン運転が可能であるか否かを判別する
(S12)。
【0039】ここで、リーン運転が可能であると判別さ
れた場合には、目標空燃比の設定切り換え状態を示すリ
ーン判定フラグFLEANに1をセットし(S13)、リ
ーン運転が不可能で出力空燃比域(理論空燃比)での燃
焼(ストイキ運転)を行なわせる必要があるときには、
前記リーン判定フラグFLEANに0をセットする(S
14)。
【0040】次いで、今回設定されたリーン判定フラグ
FLEANと、本プログラム前回実行時に設定されたリ
ーン判定フラグFLEAN(=FL−OLD)とを比較
する(S15)。
【0041】ここで、今回設定されたリーン判定フラグ
FLEANが前回値に対して異なるとき、換言すれば、
リーン空燃比域から出力空燃比域への切り換え、又は、
出力空燃比域からリーン空燃比域への切り換えが行なわ
れたときには、リッチ化フラグFRICHに1をセット
する(S16)。
【0042】前記リッチ化フラグFRICHは、実際に
空燃比の切り換えを行なう前の所定期間だけ、切り換え
前の空燃比よりもリッチな空燃比で燃焼させる状態を示
すフラグである(図9参照)。
【0043】一方、前記リーン判定フラグFLEANが
前回と同じ場合には、リッチ化フラグFRICHの設定
を行なわずに進む。そして、本プログラムの次回実行時
におけるS15での判別のために、今回設定されたリーン
判定フラグFLEANを前回値FL−OLDにセットす
る(S17)。
【0044】次いで、上記のリーン運転が可能であるか
否かの判定結果を受けて、実際の目標空燃比の設定を行
なう(S18)。前記S18における目標空燃比設定の詳細
は、図6及び図7のフローチャートに示してある。尚、
本実施の形態において、HC増量要求検知手段,空燃比
リッチ化手段,発生トルク制御手段としての機能は、前
記図6及び図7のフローチャートに示すように、コント
ロールユニット23がソフトウェア的に備えている。
【0045】この図6及び図7のフローチャートにおい
て、まず、前記リッチ化フラグFRICHの判定を行な
う(S201)。そして、前記リッチ化フラグFRICHが
1であるときには、空燃比をリッチ化させる制御の初期
状態を判定するためのフラグFR−OLDを判定する
(S202)。
【0046】ここで、前記フラグFR−OLDが0であ
ると判別され、リッチ化制御の初期状態であるときに
は、前記フラグFR−OLDに1をセットした後(S20
3)、図8に示すように予め機関負荷と機関回転速度とに
より割り付けられたマップから、空燃比を実際に切り換
える前に空燃比を強制的にリッチ化させる期間TRを読
み取る(S204)。そして、前記リッチ化期間TRを計測
するためのタイマーtRを所定値Δtだけカウントアッ
プさせ(S205)、リッチ化期間の計測をスタートさせ
る。
【0047】即ち、出力空燃比域とリーン空燃比域との
間における空燃比の切り換えが設定されても、直ちに切
り換えを開始するのではなく、前記リッチ化期間TRだ
け空燃比の切り換え開始を遅延させ、該遅延期間中に切
り換え前の空燃比よりもリッチな空燃比で燃焼させるこ
とでHCを多く排出させて、前記遅延期間中にリーンN
Ox触媒19に対して可能範囲内の最大量のHCを吸着さ
せるようにする(図9参照)。
【0048】前記リーンNOx触媒19では、その触媒の
担持量によって吸着可能なHC総量MOが決定されるの
で、運転条件及び空燃比設定から機関からのHC排出量
を求め、更に、この値からHC吸着量が前記吸着可能量
MOになるまでの時間を求め、この時間を前記リッチ化
期間TRとしてある。HCの排出量は、高負荷・高回転
になるほど増加するので、前記リッチ化期間TRは、機
関の高負荷・高回転ほど短い期間に、換言すれば、機関
の低負荷・低回転ほど長い期間となるように設定され
る。従って、前記リッチ化期間TRだけ所定のリッチ化
処理を行なえば、リーンNOx触媒19に対して吸着可能
な最大量のHCが吸着されることが予測される。
【0049】次に、機関負荷と機関回転速度とにより割
り付けられた通常運転時用の空燃比・点火時期のマップ
を、前記リーン判定フラグFLEANに基づいて参照
し、この参照値をそれぞれMKMR,MADVにセット
する(S206)。
【0050】前記通常運転時用の空燃比・点火時期マッ
プは、図10に示すように、出力空燃比域用(ストイキ
用)とリーン空燃比域用との2種類が予め用意されてお
り、前記リーン判定フラグFLEANに基づいていずれ
か一方のマップを選択し、そのときの機関負荷と回転と
から目標となるリーン空燃比及び点火時期を前記選択し
たマップから参照する。
【0051】そして、前記参照値MKMR, MADVを
各気筒毎に割り当てられたKMR(i),ADV(i)
(i=1〜4)に格納させる(S207)。ここで、リーン
判定フラグFLEANは前回に対して反転しており、本
来であれば、リーン判定フラグFLEANが1であれば
リーン空燃比域(リーン運転)用のマップを参照し、ま
た、リーン判定フラグFLEANが0であれば出力空燃
比域(ストイキ運転)用のマップを参照することにな
る。
【0052】しかしながら、本実施の形態では、前記リ
ッチ化期間TR中(フラグFRICHが1である間)は
空燃比の切り換えを遅延させ、リーン判定フラグFLE
ANが反転してから前記リッチ化期間TRが経過した後
に初めて空燃比の切り換えを行なう(図9参照)。
【0053】従って、前述のように、リッチ化フラグF
RICHが1であると判定されるリッチ化期間TRであ
るS206 では、リーン判定フラグFLEANが0である
リーン空燃比域から出力空燃比域への切り換え時であれ
ば、切り換え前のリーン空燃比域用のマップを参照し、
また、リーン判定フラグFLEANが1である出力空燃
比域(理論空燃比)からリーン空燃比域への切り換え時
であれば、切り換前の出力空燃比域用のマップを参照す
るものとする。
【0054】上記では、全気筒の空燃比・点火時期とし
て、切り換え前の空燃比設定に対応する通常データを設
定させたが、S208〜S212では、特定気筒の空燃
比のみをリッチ化させるために、前記特定気筒の空燃比
・点火時期設定を書き換える処理が行なわれる。
【0055】即ち、出力空燃比域とリーン空燃比域との
間での空燃比切り換えが指示されると、特定気筒以外の
気筒については単純に実際の切り換え制御の開始を遅ら
せるが、特定気筒については、前記遅延期間内で強制的
に多くのHCを排出させるべく、少なくとも他気筒より
もリッチ化させるものである。
【0056】コントロールユニット23には、予め前記特
定気筒をリッチ化させるための空燃比・点火時期マップ
として、図10(c),(d)に示すように、出力空燃比
域(ストイキ)からリーン空燃比域への切り換え時に用
いるマップと、逆方向への切り換え時に用いるマップと
が備えられており、例えば出力空燃比域からリーン空燃
比域への切り換え時のリッチ化期間においては、他気筒
については図10(a)のマップが用いられるが、特定気
筒については図10(c)のマップが用いられる。
【0057】ここで、図10(a)のマップと図10(c)
のマップ、図10(b)のマップと図10(d)のマップを
それぞれに比較すると、同一の負荷・回転に対応するデ
ータSijとS' ij 又はLijとL' ij を用いて制御し
たときには同じ発生トルクが得られるようになってい
る。
【0058】リッチ化期間TRにおいては、特定気筒の
みがリッチ化されることになるから、空燃比の設定のみ
を気筒間で異ならせると、発生トルクが特定気筒で大き
くなって、気筒間における発生トルクがアンバランスと
なってしまう。そこで、空燃比としてはリッチ化されて
も、該リッチ化に伴って他気筒よりも発生トルクが大き
くなることがないように、点火時期を補正したマップを
リッチ化用の空燃比・点火時期マップとして設定し(図
11参照)、リッチ化させる特定気筒の発生トルクとリッ
チ化されない他気筒の発生トルクが等しくなるようにし
てある。
【0059】即ち、図11に示すように、所定のリーン空
燃比(空燃比=21程度)で燃焼される他気筒に対し、特
定気筒の空燃比を9程度と大幅にリッチ化させると、該
リッチ化に伴って前記リッチ化気筒の発生トルクのみが
増大してしまう。そこで、前記リッチ化による発生トル
クの増大分を、点火時期の遅角(リタード)設定によっ
て相殺できるような空燃比・点火時期のデータを予め実
験によって求め、これをリッチ化用マップとして設定す
る。そして、通常マップを用いて制御される気筒での発
生トルクと、リッチ化用マップを用いて制御される気筒
での発生トルクが、同一負荷・回転条件で略等しくなる
ようにしてある。
【0060】S208では、前述のようにして設定され
ているリッチ化用空燃比・点火時期マップを空燃比の切
り換え方向に応じて参照し、リッチ化気筒カウンタCY
L−N(初期値=1)で指定される特定気筒をリッチ化
気筒として、このリッチ化気筒に対する空燃比KMR
(CYL−N)と点火時期ADV(CYL−N)とをマ
ップを参照して決定する。尚、前記空燃比KMR(CY
L−N)と点火時期ADV(CYL−N)とは、リッチ
化されずに通常に切り換え前の空燃比設定に応じて制御
される気筒に対して、空燃比としてはリッチであるが、
発生トルクとして同等となるものである。
【0061】尚、本実施の形態では、図9に示すよう
に、出力空燃比域で14〜16程度の空燃比に制御され、リ
ーン空燃比域では20〜22程度の空燃比に制御されるのに
対し、出力空燃比域からリーン空燃比域への切り換え時
には、特定気筒の空燃比を所定期間だけ10〜12程度に低
下(リッチ化)させてから実際の切り換えを開始させ、
また、リーン空燃比域から出力空燃比域への切り換え時
には、特定気筒の空燃比を所定期間だけ8〜10程度に低
下(リッチ化)させてから実際の切り換えを開始させる
ようにした。
【0062】上記のようにして空燃比を切り換える直前
の所定期間TRにおいて、切り換え前の目標空燃比(他
気筒の空燃比)に対して特定気筒の空燃比のみを発生ト
ルクを増大させることなくよりリッチ化させる空燃比・
点火時期を設定すると、S209では、上記設定された
空燃比KMR(CYL−N)と点火時期ADV(CYL
−N)を当該リッチ化気筒CYL−Nにおける前回値と
してKMR−OLD(CYL−N),ADV−OLD
(CYL−N)にセットする。 次に、S210では、前
記リッチ化気筒カウンタCYL−Nを1アップし、S2
11で、前記1アップされたリッチ化気筒カウンタが4
を超えたと判断されると、S212へ進んで初期値であ
る1にリセットする処理を行なう。 従って、前記リッチ
化気筒カウンタCYL−Nは1サイクル毎に1→2→3
→4→1と変化し、これに伴ってリッチ化される特定気
筒が1サイクル毎に#1→#2→#3→#4→#1と順
次変化することになる。 空燃比をリッチ化すると、その
気筒の燃焼室壁温が低下するが、上記のようにリッチ化
気筒を順次変化させる構成であれば、1つの気筒の壁温
だけが低下してシリンダの熱応力がアンバランスとなる
ことがない。
【0063】次に、タイマーtRによって計測される時
間に基づいて所定のリッチ化期間TRが経過したか否か
を判別する(S213)。そして、リッチ化期間TRが
経過していない場合には、そのままS217 以降の目
標空燃比の設定ステップに進むが、リッチ化期間TRが
経過したことが判別されると、前記フラグFRICH,
FR−OLD及びタイマーtRをゼロリセットし(S2
14)、前記リッチ化期間TRだけ遅延させておいた空
燃比の切り換えを開始させるようにする。
【0064】前記リッチ化フラグFRICHがゼロリッ
トされると、次回からは、リーン判定フラグFLEAN
に対応して、フラグFLEANが0であるときには出力
空燃比域用の通常マップ(図10(a))を参照し、ま
た、フラグFLEANが1であるときにはリーン空燃比
域用の通常マップ(図10(b))を参照して、各気筒
の共通の空燃比・点火時期を設定する(S215,S2
16)
【0065】S217〜S225は、出力空燃比域とリ
ーン空燃比域の間での空燃比切り換えを行なうときに、
切り換え前の空燃比から徐々に切り換え後の空燃比に変
化させて、空燃比の切り換えに伴う急激な出力変化が生
じないように目標空燃比を設定するためのステップであ
る。
【0066】まず、今回マップを参照して設定された空
燃比KMR(i)と前回の空燃比KMR−OLD(i)
とを比較し、空燃比の増大設定がなされたか否かを判別
する(S217)
【0067】ここで、設定空燃比が増大変化していると
判別された場合には、前回値KMR−OLD(i)に対
して所定のステップ量ΔRMRを加算したデータと、今
回の設定空燃比KMR(i)とを比較し、小さい方のデ
ータを最終的な目標空燃比TMR(i)にセットする。
従って、出力空燃比域からリーン空燃比域に移行すると
きには、理論空燃比付近から最終的なリーン空燃比へ一
度に変化するのではなく、前記ステップ量ΔRMRずつ
徐々に変化することになる。
【0068】一方、マップを参照して求められる設定空
燃比が変化していないか又は減少変化している場合に
は、前回値KMR−OLD(i)から所定のステップ量
ΔLMRを減算したデータと、今回の設定空燃比KMR
(i)とを比較し、大きい方のデータを最終的な目標空
燃比TMR(i)にセットする。従って、リーン空燃比
域から出力空燃比域へ移行するときには、リーン空燃比
から理論空燃比付近へ一度に変化するのではなく、前記
ステップ量ΔLMRずつ徐々に変化することになる。
【0069】また、マップを参照して求められる設定空
燃比が変化していない場合、即ち、安定的な理論空燃比
或いはリーン空燃比運転状態、若しくは、前記リッチ化
期間TRにおいては、マップ参照値がそのまま目標空燃
比TMR(i)として設定されることになる。
【0070】S220〜S222では、前記目標空燃比
TMR(i)の設定と同様にして、点火時期TADV
(i)を徐々に変化させる処理を行なう。上記の目標空
燃比TMR(i)及びTADV(i)の設定は、各気筒
別に行なわれるようになっており、S217〜S222
の一連の処理が一旦終了すると、気筒数カウンタi(初
期値=1)を1アップさせる。そして、このカウンタi
が4を超えるようになるまで、換言すれば、全気筒につ
いて目標空燃比TMR(i)及びTADV(i)の設定
が終了するまでは、S217〜S222の処理を繰り返
す。
【0071】目標空燃比TMR(i)及びTADV
(i)の設定が全気筒について終了すると、前記カウン
タiを初期値である0にリセットした後(S225)
前記目標空燃比TMR(i)及びTADV(i)を図示
しない空燃比・点火時期制御ルーチンへ渡し(S22
6)、前記目標空燃比TMR(i)に対応する噴射量制
御及びTADV(i)に対応する点火時期制御が行なわ
れる。
【0072】上記図6及び図7のフローチャートに示し
た制御を概略的に述べると、出力空燃比域(ストイキ運
転)とリーン空燃比域(リーン運転)との間で切り換え
を行なうときに、切り換えを所定期間TRだけ延期し、
かかる切り換え延期期間において特定気筒の空燃比のみ
をリッチ化させる。かかる空燃比リッチ化に当たって
は、リッチ化に伴う発生トルクの増大を抑制すべく点火
時期を他気筒に比べて遅角設定し、他気筒の発生トルク
と同等レベルとする。
【0073】上記のように特定気筒をリッチ化させる
と、該特定気筒からの排気中に含まれるHC量を強制的
に増大させることができ、この特定気筒から排出される
HC量に応じた前記期間TRの設定によって、前記空燃
比切り換え遅延期間内でリーンNOx触媒19に対して吸
着可能な最大量のHCを吸着させることができる。そし
て、前記リッチ化期間TRが経過し、リーンNOx触媒
19に最大量のHCが吸着されたものと推定される状態に
なってから、実際の空燃比切り換えを開始させる。
【0074】ここで、理論空燃比付近の出力空燃比域と
リーン空燃比域(空燃比20〜22程度)との間の空燃比域
(空燃比16〜18)で機関1からのNOx排出量がピーク
となるが、上記のように空燃比切り換えを開始させる直
前にリーンNOx触媒19に対して積極的に多くのHCを
吸着させておけば、実際にNOxが機関から多量に排出
される空燃比状態となったときに、前記吸着させておい
たHCを用いてNOxを還元処理することが可能とな
る。
【0075】従って、本実施の形態によれば、目標空燃
比が出力空燃比域(理論空燃比)とリーン空燃比域との
間で切り換えられるときに、出力の急激な変化を回避す
べく徐々に空燃比を変化させる構成としても、切り換え
途中の空燃比域で多量に排出されるNOxを良好に還元
処理することが可能となり、運転性を維持しつつNOx
排出量の増大を回避できる。
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】尚、上記実施の形態では、4気筒のうちの
1気筒のみをHC量の確保のために強制的にリッチ化さ
せる構成としたが、2乃至3気筒或いは全気筒を空燃比
切り換え前の所定期間内でリッチ化させる構成としても
良い。
【0084】例えばリーン運転から急加速のために出力
空燃比(理論空燃比)に切り換えるときに、空燃比切り
換えを比較的短時間のうちに行なわなければならない場
合がある。空燃比の切り換えを急ぐのに伴い、一時的に
リッチ化させる期間(リッチ化期間TR)を短縮させよ
うとすると、前記リッチ化期間におけるHC濃度を高め
る必要が生じる。そのため、急加速時には、一時的にリ
ッチ化させる気筒の数を増やして対応することが考えら
れ、要求されるHC濃度によっては全気筒を一時的にリ
ッチ化することも可能である。
【0085】図12のフローチャートは、機関1の急加
速時には、1気筒のみではなく全気筒についてリッチ化
を行なう制御を示すフローチャートであり、前述の図6
のフローチャートにおいて、追加実行されるようになっ
ている。
【0086】即ち、空燃比切り換え直前のリッチ化期間
TRを計測するためのタイマーtRをカウントアップさ
せると(S205)、スロットルセンサ8で検出されるスロ
ットル弁7の開度TVOを読み込む(S1001)。
【0087】そして、今回読み込んだ開度TVOと前回
値TVO−OLDとの差ΔTVO、即ち、1サイクル間
における開度TVOの変化量を演算し(S1002)、該Δ
TVOに基づいてスロットル弁7が所定以上の割合で開
操作されている状態(急加速)であるか否かを判別する
(S1003:急加速検出手段)。
【0088】ここで、急加速状態でない場合には、S20
6 へ進み、前述の説明通りに特定1気筒のみをリッチ化
させる処理を行なう。一方、急加速であると判別された
場合には、必要HC量をリーンNOx触媒19に吸着させ
る処理を早急に終わらせる必要があるから、全気筒につ
いてリッチ化させるべくリッチ化用マップを参照して全
気筒の空燃比・点火時期を設定する(S1004,S1005:
急加速時リッチ化手段、急加速時発生トルク制御手
段)。
【0089】ここで、上記のように全気筒を同時にリッ
チ化させる構成であれば、気筒間における発生トルクの
ばらつきは生じないが、空燃比をリッチ化させる処理の
みを行なうと、リッチ化と同時に発生トルクが急増する
ことになってしまう。しかしながら、前記リッチ化マッ
プは、空燃比についてはリッチ化させるが、点火時期の
遅角設定によって、通常の空燃比・点火時期マップを用
いて制御したときと略同等の発生トルクが得られるよう
に設定されているので、全気筒についてリッチ化を行な
っても、発生トルクが急増することはない。
【0090】尚、図12のフローチャートでは省略した
が、急加速判定に伴って全気筒リッチ化処理を行なう場
合には、リッチ化期間TRを1気筒のみリッチ化させる
場合に比べて短縮させる構成とすると良い。
【0091】上記のようにして全気筒をリッチ化させる
構成とすれば、気筒間における軸加振力のアンバランス
が生じないため、振動・耐久性の点で有利であり、ま
た、短時間のうちにリーンNOx触媒19に対して最大量
のHCを吸着させることができるからリッチ化期間を短
縮できる。
【0092】また、上記では、空燃比切り換えを開始さ
せる前の所定期間において空燃比をリッチ化させる処理
において、急加速時であるときに全気筒をリッチ化さ
せ、急加速時以外では1気筒のみをリッチ化させる構成
としたが、加速を急加速,緩加速に判別し、例えば加速
時以外は1気筒のみ、緩加速時には2気筒を、急加速時
には全気筒をリッチ化させる構成としても良い。更に、
2気筒或いは3気筒をリッチ化させるときには、リッチ
化させる気筒群を順次変化させる構成としても良い。
【0093】尚、上記実施形態では、ゼオライトを主成
分とするリーンNOx触媒19を排気通路に備えた機関1
について述べたが、HCの吸着能力を有し、HC存在下
でNOxを還元する触媒であれば、上記のように空燃比
の切り換え直前に触媒上流側のHC量を増やすことで、
切り換えが開始される前に触媒に対してNOx処理に充
分な量のHCを吸着させることができ、以て、切り換え
途中でのNOx処理能力を高めることができるから、前
記リーンNOx触媒に限らず三元触媒であっても良い。
【0094】また、上記実施形態では、空燃比をリッチ
化させることによる発生トルクの増大を点火時期の遅角
設定によって相殺させるようにしたが、特に全気筒をリ
ッチ化させる急加速時においては、排気還流量の制御に
よってリッチ化に伴う発生トルクの増大を抑制する構成
とすることもできる。更に、点火時期と排気還流量との
組み合わせによって発生トルクの増大を抑制する構成と
しても良い。
【0095】また、前記リーンNOx触媒のHC吸着能
力は、HC濃度やガス流量の他、排気温度(触媒温度)
によっても変化するから、排気温度センサ22で検出され
る排気温度に応じてリッチ化期間TRを変化させる構成
としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の基本構成を示すブロック
図。
【図2】請求項5記載の発明の基本構成を示すブロック
図。
【図3】実施の形態のシステム構成を示す概略図。
【図4】空燃比に対するNOx,HCの排出量変化の様
子を示す線図。
【図5】空燃比切り換え制御を示すフローチャート。
【図6】空燃比切り換え時のHC増大制御を示すフロー
チャート。
【図7】空燃比切り換え時のHC増大制御を示すフロー
チャート。
【図8】HC増大制御(リッチ化)期間のマップを示す
図。
【図9】実施の形態における空燃比変化の様子を示すタ
イムチャート。
【図10】実施の形態における空燃比・点火時期マップを
示す図。
【図11】空燃比・点火時期と発生トルクとの関係を示す
線図。
【図12】急加速時に全気筒をリッチ化させる実施形態
を示すフローチャート
【符号の説明】
1 内燃機関 6 エアフローメータ 12 インジェクタ 16 クランク角センサ 22 リーンNOx触媒 23 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 21/08 301 F02D 21/08 301C 301G 41/14 310 41/14 310A 41/36 41/36 B 43/00 301 43/00 301B 301H 301N 45/00 301 45/00 301G F02M 25/07 550 F02M 25/07 550R F02P 5/15 F02P 5/15 B (56)参考文献 特開 平8−319862(JP,A) 特開 平4−295151(JP,A) 特開 昭62−75043(JP,A) 特開 昭60−79139(JP,A) 特開 平6−10725(JP,A) 特開 平6−129246(JP,A) 特開 平4−81539(JP,A) 特開 平7−208151(JP,A) 特開 平3−217640(JP,A) 特開 平3−229914(JP,A) 特開 平3−242415(JP,A) 特開 平4−234891(JP,A) 国際公開93/7363(WO,A1) 国際公開93/8383(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/00 - 41/40 F02D 43/00 - 45/00 F02P 5/145 - 5/155 F01N 3/00 - 3/38 F01N 9/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各気筒別に燃料を噴射供給する燃料噴射手
    段を備えて構成された内燃機関の排気浄化装置であっ
    て、 排気通路に介装されHCの吸着能力を有しHCの存在下
    でNOxを還元する排気浄化触媒と、 該排気浄化触媒によるNOxの還元に必要とされるHC
    量を確保すべく、排気中HC量の増量が要求される状態
    を検知するHC増量要求検知手段と、 該HC増量要求検知手段によりHC量の増量が要求され
    る状態が検知されたときに、特定気筒に噴射供給される
    燃料量を強制的に所定期間だけ増大補正することで前記
    特定気筒の空燃比のみを目標空燃比よりもリッチ化させ
    と共に、前記空燃比をリッチ化させる特定気筒を、前
    記所定期間内において異なる気筒に順次切り換える空燃
    比リッチ化手段と、 該空燃比リッチ化手段により前記特定気筒の空燃比がリ
    ッチ化されるときに、前記特定気筒での発生トルクを他
    気筒の発生トルクに一致させるべく、前記特定気筒にお
    ける発生トルクに関与する空燃比以外の制御対象を制御
    する発生トルク制御手段と、 を含んで構成された内燃機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】前記発生トルク制御手段が、前記特定気筒
    における点火時期を制御することによって発生トルクの
    増大を抑制することを特徴とする請求項1記載の内燃機
    関の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】前記空燃比リッチ化手段が、機関の加速状
    態に応じて空燃比をリッチ化させる気筒数を変化させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の内燃機関の排気
    浄化装置。
  4. 【請求項4】機関の急加速状態を検出する急加速検出手
    段と、 該急加速検出手段により機関の急加速状態が検出されて
    いるときに、前記HC 増量要求検知手段によりHC量の
    増量が要求される状態が検知された場合に、前記空燃比
    リッチ化手段に優先して、全気筒の空燃比をリッチ化さ
    せる急加速時リッチ化手段と、 該急加速時リッチ化手段により全気筒の空燃比がリッチ
    化されるときに、前記目標空燃比相当の発生トルクに全
    気筒の発生トルクを一致させるべく、全気筒における発
    生トルクに関与する空燃比以外の制御対象をそれぞれに
    制御する急加速時発生トルク制御手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つ
    に記載の 内燃機関の排気浄化装置。
  5. 【請求項5】前記急加速時発生トルク制御手段が、点火
    時期と排気還流量との少なくとも一方を制御することに
    よって発生トルクの増大を抑制することを特徴とする請
    求項4記載の内燃機関の排気浄化装置。
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