JP3183336B2 - 印刷模様を付した樹脂シートの送り制御方法 - Google Patents
印刷模様を付した樹脂シートの送り制御方法Info
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Description
成形品を成形する成形装置における印刷模様を付した樹
脂シートの送り制御方法に関する。
ークに対応させて印刷模様が付された連続状の樹脂シー
トの側縁をクランプチェンにより掴着して、該樹脂シー
トを成形装置に所定長さだけ間欠的に送り込む搬送装置
を用いる樹脂シートの送り制御方法においては、ロール
状に巻かれた樹脂シートの先端部分を手動で成形装置の
成形位置に合わせてから、該樹脂シートを一気に高速度
で送ると共に所定の長さの送り終了間際を低速度に落と
してからマークを検出して一定時間の間停止させること
を繰り返すように行われている。そして、先の樹脂シー
トが消費されて次の新たな樹脂シートを供給する場合に
は、搬送装置の自動運転を一旦停止させた後、上記同様
の手動による位置合わせを行わなければならない。
ートの送り制御方法によると、新たな樹脂シートを供給
する場合には、搬送装置の運転を必ず一旦停止させた上
で手動による位置合わせを行う必要がある。このため、
樹脂シートの補充・調整作業に多くの時間を要し、かか
る位置合わせに5〜10ショットのテスト成形を行わな
ければならないので手間がかかり過ぎるという不都合が
あった。仮に、搬送装置を運転させた状態で新たな樹脂
シートをランダムに供給した場合には、樹脂シートが正
確な成形位置で停止しないことになることから、成形品
上の印刷模様がずれてしまうことになるという不具合を
生ずる。
模様を付した樹脂シートを搬送装置の停止又は運転中の
何れにおいても正確な成形位置にセットするように制御
可能な印刷模様を付した樹脂シートの送り制御方法を提
供することにある。
に本発明は、等間隔に印刷されたマークと同マークに対
応させて印刷模様が付された連続状の樹脂シートの側縁
をクランプチェンにより掴着し、エンコーダを備えたサ
ーボモータ装置により該クランプチェンを駆動して樹脂
シートを成形装置に所定長さだけ間欠的に送り込む搬送
装置を用いる樹脂シートの送り制御方法であって、通常
運転においては、前記サーボモータ装置の駆動により低
速度で送られる前記樹脂シートのマークを前記成形装置
の近くに設置されたセンサーで検出し、そのマークの検
出後に同樹脂シートを高速度で所定の長さだけ送ってか
ら加工処理が行われる一定時間の間停止させ、その停止
時間の経過後に再び樹脂シートを低速度で送るという一
連の送り動作が繰り返されるように制御し、樹脂シート
交換時の運転においては、新たな樹脂シートの最初のマ
ークの検出により樹脂シートの送りを一旦停止させ、該
マークの検出時点から前記サーボモータ装置のエンコー
ダから発生するパルスを計数して、所定長さの送り量の
残量に見合うパルス数に至るまで同サーボモータ装置を
駆動した後、樹脂シートを加工処理が行われる一定時間
の間停止させ、その停止時間の経過後に樹脂シートを低
速度で送って2回目のマークが検出された以降は前記通
常運転に移行するように制御することを特徴とするもの
である。
たマークと同マークに対応させて印刷模様が付された連
続状の樹脂シート(以下、樹脂シートという)は、その
側縁をクランプチェンにより掴着されてサーボモータ装
置の駆動により成形装置に向けて低速度で送り始められ
る。樹脂シートに付されたマークが成形装置の近くに設
置されたセンサーにより検出されると、サーボモータ装
置の回転速度が増加して、樹脂シートは高速度で所定の
長さだけ送られてから一定時間の間停止する。このとき
には、マークを検出した時点よりエンコーダから発生す
るパルスが計数されて、サーボモータ装置は所定長さの
送り量に見合うパルス数に至るまで駆動される。上記停
止時間の間に、樹脂シートの加熱、成形、トリミング等
の加工処理が行われる。一定の停止時間が経過すると、
再び樹脂シートは低速度で送られ、前述した一連の送り
動作が順次繰り返される。
トが消費されて次の新たな樹脂シートをセットして供給
する場合には、先の樹脂シートの終端部と次の樹脂シー
トの先端部との間隔は、補給の度毎に区々(ランダム)
である。このときには、センサーにより最初のマークが
検出されると、樹脂シートの送りは一旦停止する。つい
で、マークの検出時点からサーボモータ装置のエンコー
ダから発生するパルスを計数して、所定長さの送り量の
残量に見合うパルス数に至るまでサーボモータ装置が駆
動された後、樹脂シートは一定時間の間停止する。しか
して、2回目のマークを検出した以降は、前述した通常
運転に移行する。
御方法によれば、新たな樹脂シートを供給する場合に搬
送装置の運転を停止して一々手動でセットする必要がな
く、樹脂シートの補充・調整作業が短時間で容易に行え
る。加えて、搬送装置の停止又は運転中の何れにおいて
も、ランダムに供給される樹脂シートを正確な成形位置
にセットするように制御することができるという利点が
ある。
図面に基づいて説明する。図1は搬送装置の運転を制御
するシステムの概要を示すブロック図、図2は印刷模様
を付した樹脂シートの平面図、図3は通常運転時の速度
線図、図4は樹脂シート交換時の運転における速度線図
である。
送り制御方法を適用するための搬送装置であり、図示し
ない機枠の両側に適宜配置されたスプロケット2に無端
状のクランプチェン3を架け渡し、該クランプチェン3
の進行方向前端部のスプロケット2と同軸に固定された
プーリ4と、エンコーダ6を備えたサーボモータ装置5
の出力軸側とがタイミングベルト7で連結されている。
sは図2に示すように、等間隔に印刷された検出用のマ
ークmと同マークmに対応させて1ショット分ずつ複数
個の印刷模様dが付された連続状の樹脂シートであり、
機枠に回転自由に支持される。この樹脂シートsはその
側縁をクランプチェン3により掴着された状態のまま、
上型と下型からなる成形装置8に1ショット分ずつの所
定長さだけ間欠的に送り込まれるように設けられてい
る。
出力軸に直結されており、該エンコーダ6で生成される
パルス信号はサーボモータコントローラ10に入力され
る。20は樹脂シートsのマークmを検出するために成
形装置8の近くに設置された非接触式のセンサー、21
はセンサーコントローラである。30はサーボモータコ
ントローラ10とセンサーコントローラ21からの信号
を受けて、サーボモータ装置5を種々の成形条件に合わ
せて回転駆動させる指令を発するように設けられた制御
装置である。以上により、搬送装置1が構成されてい
る。
体的な制御について説明する。 (通常運転) 搬送装置1にセットされた樹脂シートsは、サーボ
モータ装置5の駆動により成形装置8に向けて、図3の
速度線図に示すように、初めは0.2m/s程度の低速度
v1で送り始められる。 樹脂シートsに付されたマークmがセンサー20に
より検出されると、制御装置30の指令によってサーボ
モータ装置5の回転速度が増加されて、樹脂シートsは
約2m/sの高速度v2で1ショット分の所定の長さだけ
送られてから一定時間停止する。このときには、マーク
mを検出した時点x1よりエンコーダ6から発生される
パルスが制御装置30内のカウンタで計数されて、サー
ボモータ装置5は制御装置30で演算・指令された所定
長さの送り量に見合うパルス数に至るまで駆動されるこ
とになる。なお、樹脂シートの成形型に対する位置合わ
せの初期設定については、作業者がセンサー20の位置
を調整することにより行う。 上記停止時間の間に、樹脂シートsの加熱、成形、
トリミング等の公知の加工処理が行われ、その停止時間
が経過すると、再び樹脂シートsは低速度v1で送ら
れ、かかる一連の送り動作を順次繰り返す。
トが消費されて次の新たな樹脂シートをセットして供給
する場合には、先の樹脂シートの終端部と次の樹脂シー
トの先端部との間隔は、補給の度毎に区々で一定してい
ない。このときには、 センサー20により最初のマークmが検出される
と、図4に示すように樹脂シートsの送りが一旦停止さ
れる。ついで、マークmの検出時点x2よりサーボモー
タ装置5のエンコーダ6から発生されるパルスが、制御
装置30内のカウンタで計数される。 ついで、制御装置30で演算・指令された所定長さ
の送り量の残量に見合うパルス数に至るまでサーボモー
タ装置5が駆動された後、樹脂シートsは前記加工処理
のため一定時間停止する。 2回目のマークmが検出された以降は、前述した通
常運転に移行する。
の送り制御方法によれば、新たな樹脂シートを供給する
場合に搬送装置の運転を停止して一々手動でセットする
必要がなく、樹脂シートの補充・調整作業が短時間で容
易に行える。しかも、搬送装置の停止又は運転中の何れ
にかかわらず、樹脂シートをランダムに供給した場合に
も所定位置に確実にセットすることが可能となった。
すブロック図
→マークの検出時点 v1→低速度 v2→高速度 1→搬送装置 3→クランプチェン 5→サーボモータ
装置 6→エンコーダ 8→成形装置 10→サーボモータコントローラ 20
→センサー 30→制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 等間隔に印刷されたマークと同マークに
対応させて印刷模様が付された連続状の樹脂シートの側
縁をクランプチェンにより掴着し、エンコーダを備えた
サーボモータ装置により該クランプチェンを駆動して樹
脂シートを成形装置に所定長さだけ間欠的に送り込む搬
送装置を用いる樹脂シートの送り制御方法であって、通
常運転においては、前記サーボモータ装置の駆動により
低速度で送られる前記樹脂シートのマークを前記成形装
置の近くに設置されたセンサーで検出し、そのマークの
検出後に同樹脂シートを高速度で所定の長さだけ送って
から加工処理が行われる一定時間の間停止させ、その停
止時間の経過後に再び樹脂シートを低速度で送るという
一連の送り動作が繰り返されるように制御し、樹脂シー
ト交換時の運転においては、新たな樹脂シートの最初の
マークの検出により樹脂シートの送りを一旦停止させ、
該マークの検出時点から前記サーボモータ装置のエンコ
ーダから発生するパルスを計数して、所定長さの送り量
の残量に見合うパルス数に至るまで同サーボモータ装置
を駆動した後、樹脂シートを加工処理が行われる一定時
間の間停止させ、その停止時間の経過後に樹脂シートを
低速度で送って2回目のマークが検出された以降は前記
通常運転に移行するように制御することを特徴とした印
刷模様を付した樹脂シートの送り制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05286198A JP3183336B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 印刷模様を付した樹脂シートの送り制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05286198A JP3183336B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 印刷模様を付した樹脂シートの送り制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11228002A JPH11228002A (ja) | 1999-08-24 |
JP3183336B2 true JP3183336B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=12926660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05286198A Expired - Fee Related JP3183336B2 (ja) | 1998-02-17 | 1998-02-17 | 印刷模様を付した樹脂シートの送り制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3183336B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
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JP5712088B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-05-07 | 株式会社積水技研 | シート成形品の製造設備 |
JP5712089B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2015-05-07 | 株式会社積水技研 | シート成形品の製造方法 |
JP6022334B2 (ja) * | 2012-12-13 | 2016-11-09 | 株式会社浅野研究所 | 成形装置、シート搬送装置、及び、シート搬送方法 |
JP6205256B2 (ja) * | 2013-12-02 | 2017-09-27 | 株式会社浅野研究所 | 成形装置、及び、成形方法 |
-
1998
- 1998-02-17 JP JP05286198A patent/JP3183336B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11228002A (ja) | 1999-08-24 |
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