JP3181227B2 - 全自動洗濯機の運転制御方法 - Google Patents
全自動洗濯機の運転制御方法Info
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- Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
Description
ける、脱水行程の運転方法に関するものである。
槽を回転させるモータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を
検知する回転数検知手段を備え、前記洗濯兼脱水槽の回
転数を制御する制御手段を有し、脱水行程にて複数の設
定回転数を有し、設定回転数に達するまで前記モータを
オンし、前記洗濯兼脱水槽が前記設定回転数に達したな
らば、設定時間オン−オフを繰り返し、次の設定回転数
に達するまで前記モータを連続的にオンするようにし、
各設定回転数に達するごとに、各設定時間オン−オフを
繰り返すような制御方法がある。前記制御により、洗濯
物が多く片寄りがあった場合の間欠脱水における外槽の
外枠への当り及び脱水率の不足を低減し、かつ洗濯後の
脱水行程において洗剤発泡障害の発生を低減することで
すすぎ性能の向上が図れる。
濯機の制御方法では、前記モータのオン時に瞬間的にモ
ータトルクがかかるため、異音が発生しやすい。特に洗
濯物の量が少なく、かつ脱水回転数の低速制御時には前
記洗濯兼脱水槽の回転慣性力が小さいため異音が発生し
やすい。
前記問題を生じさせないようにすることである。
に、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させるモ
ータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知する回転数検
知手段を備え前記洗濯兼脱水槽の回転数を制御する制御
手段を備え、脱水行程にて複数の設定回転数を有し、設
定回転数に達するまで前記モータを連続的にオンし、前
記洗濯兼脱水槽が前記設定回転数に達したならば、設定
時間オン−オフを繰り返し、その後次の設定回転数に達
するまで前記モータを連続的にオンするようにし、各設
定回転数に達するごとに、各設定時間オン−オフを繰り
返す全自動洗濯機において、前記モータのオン時に、位
相制御を行う。
的にモータトルクがかかることによる異音の発生を低減
するようにする。
説明する。本発明の一実施例を採用した洗濯機は図1に
示すように、鋼板性の外枠1内の吊り棒2およびコイル
バネや弾性ゴムからなる防振装置3によって合成樹脂製
の外槽4を吊架する構成となっている吊り棒2および防
振装置3は4個設けている。
洗濯兼脱水槽5を回転自在に設ける。洗濯兼脱水槽5に
は多数の脱水孔5aを設け、中央底部にはパルセータ若
しくはアジテータからなる撹拌翼6を回転可能に設け
る。洗い行程、およびすすぎ行程時には洗濯兼脱水槽5
を静止させ撹拌翼6を時計方向および反時計方向に回転
させる。また、脱水回転時は洗濯兼脱水槽5を一方向に
回転させる。撹拌翼6および、洗濯兼脱水槽5の回転
は、駆動装置7により行われる。
回転を撹拌翼6、若しくは洗濯兼脱水槽5に伝達するた
めのプーリ9a,9bやベルト9cからなる伝達手段9
と洗いおよびすすぎ時に撹拌翼6のみを回転させたりあ
るいは、脱水時に洗濯兼脱水槽5を回転させたりするク
ラッチ装置10とその切り換えを行うソレノイド11,
排水を司る排水装置15からなる。
転数を検知する回転数検知装置20を設けてある。
板12を用いて固定する。外槽4には外槽4内の水の圧
力を水位センサ13に伝達するP.Sチューブ14を接
続する導入口4aが設けてある。
17aとコントローラ等の電気部品を収納する操作箱1
7bとを形成した合成樹脂製のトップカバー17が設け
られてある。投入口17aには合成樹脂製のフタ18を
設ける。
取付けてあり、操作箱17b内には給水電磁弁24を設
ける。
は外槽4内の水の圧力を検出することにより、規定水位
まで水が溜ったかどうか判定する。水位センサ13には
コア,コイル,バネなどから構成される。
ーラ部は収納箱31内に配置する。操作パネル21に
は、電源スイッチボタン29および外部操作スイッチ3
0が配置されている。
ものである。回転数検知装置20はクラッチ装置10の
切り換えを行うソレノイド11にコイル20a,プーリ
9aに磁石20bを設けることにより、洗濯兼脱水槽5
が回るとコイル20aに電流が発生し、その信号を中央
処理装置34にて演算することにより洗濯兼脱水槽5の
回転数を検知する。
る。この操作パネル21には表示部32,外部操作スイ
ッチ30,スタートボタン33が設けられている。表示
部32には、水位,洗い,すすぎ,脱水,予約時間,コ
ース設定の情報が表示される。外部操作スイッチ30に
は水位切換,洗い,すすぎ,脱水,予約時間,各洗濯コ
ースを選択設定するセレクトスイッチのボタンが設けら
れている。
いる。中央処理回路34,駆動回路35は、コントロー
ラ部としてまとめられて洗濯機本体の収納箱31に配置
されている。モータ8,給水電磁弁24としての給水
弁,排水装置15としての排水弁,洗濯,すすぎ,脱水
等のセレクトスイッチ36,水位センサ13,布量・布
質判定のための布量・布質センサ37,脱水中の異常振
動防止等を図る安全スイッチ50,回転数を検知するた
めの回転数検知装置20をもっている。
ンサ37の回路を示している。布量検知制御とは、まず
洗濯兼脱水槽5内に適当な衣類を投入し、電源スイッチ
ボタン29を押し、スタートボタン33を押すことによ
りモータ8が運転する。モータ8の運転は中央処理回路
34の指令によりトライアック37aと37bのゲート
に必要に応じ、交互に信号を送ることによりモータ8が
正逆回転を行う。モータ8の正逆回転から、図1に示す
回転伝達方式で撹拌翼6を正逆回転させ衣類を動かす。
この時、モータ8のOFF時に発生する逆起電力の駆動
用コンデンサ8aの端子間電圧をホト・トライアックカ
プラ38より直流矩形波パルスに変換し、インバータ3
9で直流矩形波を反転させ、その信号を中央処理回路3
4に送る。これらの制御により、衣類の大小から撹拌翼
6に加わる抵抗が変化し、この変化の度合いを検知し布
量判定を行うものである。布量判定後、布質検知制御を
行う。布質検知制御とは、布量検知制御を行った後、コ
ントローラ部からの信号で給水電磁弁24に通電され、
洗濯兼脱水槽5内に給水される。規定水位まで給水した
ことを水位センサ13が検知すると、布量検知制御と同
様、モータ8が正逆回転を行い、発生する逆起電力の駆
動用コンデンサ8aの端子間電圧の信号(T1 )を中央
処理回路34に送る。次に布量検知制御により判定した
水位まで、洗濯兼脱水槽5内に給水を行い、布量判定水
位まで給水したことを水位センサ13が検知すると、布
量検知制御と同様、モータ8が正逆回転を行い、発生す
る逆起電力の駆動用コンデンサ8aの端子間電圧の信号
(T2 )を中央処理回路34に送る。これらT1 および
T2 の信号の変化から布質の判定を行う。
い行程終了後中央処理回路34からの信号により排水弁
15に通電し、排水行程を行う。排水行程を終了する
と、次にモータ8に通電を行い洗濯兼脱水槽5を回転さ
せ、その遠心力により洗濯兼脱水槽5内の衣類内に含ま
れている洗濯液を取り出す。この時洗濯兼脱水槽5を連
続で回転させると、排水口16から排水される水の量よ
りも洗濯兼脱水槽5からでる水の量が多くなり、外槽4
に洗濯液が溜る。この外槽4に溜った洗濯液が回転して
いる洗濯兼脱水槽5にかきまわされることから泡が増大
し、この泡の表面張力により洗濯兼脱水槽5の回転を妨
げるため、モータ8に流れる電流の増大からモータの異
臭,発煙の発生等の問題が生じる(洗剤発泡障害)。
り説明すると、洗濯兼脱水槽5には振動共振点aと振動
共振点bの2つの振動共振点があり、脱水行程開始から
振動共振点aと振動共振点bの間の洗濯兼脱水槽5の回
転数N1まで連続的にモータ8を通電させる。回転数が
N1に到達するとTa秒間モータ8の通電を停止し、そ
の後再び回転数N1までモータ8を通電させる。これら
一連の動作をT1秒間繰り返し、その後振動共振点bよ
り高い回転数N2まで連続的にモータ8を通電させる。
回転数がN2に到達するとTa秒間モータ8の通電を停
止し、その後再び回転数N2までモータ8を通電させ
る。これら一連の動作をT2秒間繰り返し、その後も回
転数N3でT3秒間、回転数NnでTn秒間という風に
一連の動作をn回繰り返す。
ものである。ステップ51にてモータ8を通電させ、ス
テップ52,53で回転数検知装置20にて回転数を検
知しながら設定回転数Nになるまでモータ8を通電させ
る。設定回転数Nに到達したらステップ54にてモータ
8をTa秒間通電をやめ、再び設定回転数Nになるまで
モータ8を通電させる(ステップ55,56,57)。
これらステップ54〜57の動作をT秒間繰り返し(ス
テップ58)、T秒間終了したらステップ59に進む。
ステップ59は54〜58の動作をn回終了するまで行
い、終了したら次の行程(ステップ60)に進む。しか
し、前記のような制御方法の場合、前記モータのオン時
に瞬間的にモータトルクがかかるため異音が発生しやす
い。特に洗濯物の量が少なく、かつ脱水回転数の低速制
御時には、前記洗濯兼脱水槽の回転慣性力が小さいため
異音が発生しやすい。そこで本発明は、前記不具合を改
良するため、図8で説明すると、前記モータのオン時に
位相制御を行い位相制御のカット幅は図8に示すように
徐々に小さくなるように設定されており、位相制御を行
っている時間は、数ms間とする。前記位相制御を行う
ことで、徐々にモータトルクを上げるようにし、前記モ
ータのオン時に発生しやすい異音を防ぐようにする。
タのオン時に、瞬間的にモータトルクがかかるため発生
しやすい異音の発生を低減することができる。
図。
図。
形図。
ッチ装置、11…ソレノイド、20…回転数検知装置、
20a…コイル、20b…磁石、34…中央処理装置、
50…安全スイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転
させるモータと、前記洗濯兼脱水槽の回転数を検知する
回転数検知手段を備え前記洗濯兼脱水槽の回転数を制御
する制御手段を備え、脱水行程にて複数の設定回転数を
有し、設定回転数に達するまで前記モータを連続的にオ
ンし、前記洗濯兼脱水槽が前記設定回転数に達したなら
ば、設定時間オン−オフを繰り返し、その後次の設定回
転数に達するまで前記モータを連続的にオンするように
し、各設定回転数に達するごとに、各設定時間オン−オ
フを繰り返す全自動洗濯機において、前記制御手段は、
前記オン−オフを繰り返す制御において、前記モータオ
ン時にはカット幅を徐々に小さくするような位相制御を
行うことを特徴とした全自動洗濯機。
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- 1996-08-21 JP JP21966196A patent/JP3181227B2/ja not_active Expired - Fee Related
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