JP3175227B2 - Dc/dc電圧変換装置 - Google Patents
Dc/dc電圧変換装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M1/00—Details of apparatus for conversion
- H02M1/36—Means for starting or stopping converters
-
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of DC power input into DC power output
- H02M3/02—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC
- H02M3/04—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters
- H02M3/10—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M3/145—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
- H02M3/155—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
- H02M3/156—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
- H02M3/158—Conversion of DC power input into DC power output without intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators including plural semiconductor devices as final control devices for a single load
- H02M3/1582—Buck-boost converters
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- Power Engineering (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源回路に利用される
DC/DC電圧変換装置に関し、さらに詳しくは比較的
低い電源電圧を所定の高い電圧に昇圧する電圧変換装置
に関する。
DC/DC電圧変換装置に関し、さらに詳しくは比較的
低い電源電圧を所定の高い電圧に昇圧する電圧変換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用民生機器は電池を電力供給源とし
ているが、機器内で必要とされる電圧は通常、電池の電
圧より高く、したがって従来から電池電圧を昇圧して機
器内電子回路に供給している。このような昇圧回路とし
て従来から使用されている安定起動型電圧変換装置の一
例を図1に示す。図1において、DC/DC電圧変換装
置1が電池による直流電源電圧Vddを受け、それを昇圧
して、出力電圧Vo として出力端子58に出力する。
ているが、機器内で必要とされる電圧は通常、電池の電
圧より高く、したがって従来から電池電圧を昇圧して機
器内電子回路に供給している。このような昇圧回路とし
て従来から使用されている安定起動型電圧変換装置の一
例を図1に示す。図1において、DC/DC電圧変換装
置1が電池による直流電源電圧Vddを受け、それを昇圧
して、出力電圧Vo として出力端子58に出力する。
【0003】電源電圧Vddが供給されている昇圧回路3
0において、コイル32の一端が電源電圧ライン31に
接続され、他端がMOSFETトランジスタ34のドレ
インに接続されている。FETトランジスタ34のソー
スは接地され、ゲートはアンド回路2の出力に接続され
る。ダイオード36のカソードがトランジスタ34のド
レインに、アノードがソースにそれぞれ接続されてい
る。
0において、コイル32の一端が電源電圧ライン31に
接続され、他端がMOSFETトランジスタ34のドレ
インに接続されている。FETトランジスタ34のソー
スは接地され、ゲートはアンド回路2の出力に接続され
る。ダイオード36のカソードがトランジスタ34のド
レインに、アノードがソースにそれぞれ接続されてい
る。
【0004】のこぎり波発生回路10ののこぎり波出力
STがソフトスタート回路20に入力され、ソフトスタ
ート回路20のパルス出力P1 がアンド回路2の一方の
入力に接続される。ソフトスタート回路20のパルス出
力P1は、図3に示すように、パルス幅が徐々に増大し
ていく。これは、安定した初期動作を開始するために必
要なことである。アンド回路2の出力は、トランジスタ
34のゲートに入力される。
STがソフトスタート回路20に入力され、ソフトスタ
ート回路20のパルス出力P1 がアンド回路2の一方の
入力に接続される。ソフトスタート回路20のパルス出
力P1は、図3に示すように、パルス幅が徐々に増大し
ていく。これは、安定した初期動作を開始するために必
要なことである。アンド回路2の出力は、トランジスタ
34のゲートに入力される。
【0005】コイル32とMOSトランジスタ34のド
レインとの接続点33には、ゲート回路のダイオード4
6のアノードおよびMOSFETトランジスタ44のソ
ースが接続される。ダイオード46のカソードおよびト
ランジスタ44のドレインから得られる昇圧出力が平滑
回路50に供給される。平滑回路50で平滑されて得ら
れた出力電圧Vo が機器内の各電子回路に供給される。
レインとの接続点33には、ゲート回路のダイオード4
6のアノードおよびMOSFETトランジスタ44のソ
ースが接続される。ダイオード46のカソードおよびト
ランジスタ44のドレインから得られる昇圧出力が平滑
回路50に供給される。平滑回路50で平滑されて得ら
れた出力電圧Vo が機器内の各電子回路に供給される。
【0006】アンド回路2のパルス出力P3 はまた、反
転回路4を介してトランジスタ44のゲートに入力され
る。
転回路4を介してトランジスタ44のゲートに入力され
る。
【0007】平滑回路50からの出力電圧Vo はまた、
パルス幅制御回路60にも供給される。パルス幅制御回
路60は、のこぎり波発生回路10からのこぎり波出力
STを受け、変調パルス信号P2をアンド回路2の他方
の入力に供給する。変調パルス信号P2 は、図3に示す
ように、出力電圧Vo が大きくなると、LOWパルス
間隔が長くなるようになっている。アンド回路2のパル
ス出力P3は、ソフトスタート回路20のパルス出力P1
とパルス幅制御回路60からのパルス出力P2の両方が
HIGHのときにHIGHとなる。
パルス幅制御回路60にも供給される。パルス幅制御回
路60は、のこぎり波発生回路10からのこぎり波出力
STを受け、変調パルス信号P2をアンド回路2の他方
の入力に供給する。変調パルス信号P2 は、図3に示す
ように、出力電圧Vo が大きくなると、LOWパルス
間隔が長くなるようになっている。アンド回路2のパル
ス出力P3は、ソフトスタート回路20のパルス出力P1
とパルス幅制御回路60からのパルス出力P2の両方が
HIGHのときにHIGHとなる。
【0008】ここで、従来の電圧変換装置1の動作につ
いて説明する。動作の説明にあたり、従来の電圧変換装
置1の具体的な回路を示した図2およびその動作タイミ
ングチャートを示した図3を参照する。発振回路12で
発生させたパルスを分周回路14で分周して低周波繰り
返しパルスを得る。のこぎり波発生回路16が、分周回
路14からの低周波信号を受け、のこぎり波ST(図3
参照)を発生させ、ソフトスタート回路20内の演算増
幅器22の反転入力へと供給する。
いて説明する。動作の説明にあたり、従来の電圧変換装
置1の具体的な回路を示した図2およびその動作タイミ
ングチャートを示した図3を参照する。発振回路12で
発生させたパルスを分周回路14で分周して低周波繰り
返しパルスを得る。のこぎり波発生回路16が、分周回
路14からの低周波信号を受け、のこぎり波ST(図3
参照)を発生させ、ソフトスタート回路20内の演算増
幅器22の反転入力へと供給する。
【0009】一方、演算増幅器22の非反転入力は、コ
ンデンサ26の一端に接続される。コンデンサのこの一
端には、スイッチ24および定電流源を介して電源電圧
Vddが供給される。コンデンサ26の他端は接地され
る。定電流源とコンデンサ26は積分回路を構成し、ス
イッチ24がオンするとコンデンサ26の充電が開始さ
れる。コンデンサ26に蓄積された電圧V1がのこぎり
波電圧STを越えているときに、演算増幅器22がHI
GHを出力する(図3参照)。のこぎり波電圧STは一
定の周期を有し、一方コンデンサ電圧V1は次第に大き
くなることから、演算増幅器22の出力はパルス幅が漸
増していくパルス出力P1となる(図3参照)。このパ
ルス出力P1はアンド回路2を介して、昇圧回路30の
MOSトランジスタ34のゲートに入力される。
ンデンサ26の一端に接続される。コンデンサのこの一
端には、スイッチ24および定電流源を介して電源電圧
Vddが供給される。コンデンサ26の他端は接地され
る。定電流源とコンデンサ26は積分回路を構成し、ス
イッチ24がオンするとコンデンサ26の充電が開始さ
れる。コンデンサ26に蓄積された電圧V1がのこぎり
波電圧STを越えているときに、演算増幅器22がHI
GHを出力する(図3参照)。のこぎり波電圧STは一
定の周期を有し、一方コンデンサ電圧V1は次第に大き
くなることから、演算増幅器22の出力はパルス幅が漸
増していくパルス出力P1となる(図3参照)。このパ
ルス出力P1はアンド回路2を介して、昇圧回路30の
MOSトランジスタ34のゲートに入力される。
【0010】トランジスタ34はアンド回路2から印加
された制御パルスに応答して、導通および遮断を繰り返
す。トランジスタ34が導通(オン)すると電源ライン
31からコイル32およびトランジスタ34を経由して
電流が流れるので、節点33は低レベルの電圧(トラン
ジスタ34のドレイン・ソース間電圧)となる。次に、
アンド回路2からのパルスがLOWになり、トランジス
タ34が遮断(オフ)するとコイル32中の電流がその
まま流れ続けようとするが、トランジスタ34およびダ
イオード36の抵抗が大きいので誘導起電力が発生し、
節点33には電源電圧Vddより高い電圧が発生する。こ
の誘導電圧がゲート回路40を通って平滑回路50に与
えられる。
された制御パルスに応答して、導通および遮断を繰り返
す。トランジスタ34が導通(オン)すると電源ライン
31からコイル32およびトランジスタ34を経由して
電流が流れるので、節点33は低レベルの電圧(トラン
ジスタ34のドレイン・ソース間電圧)となる。次に、
アンド回路2からのパルスがLOWになり、トランジス
タ34が遮断(オフ)するとコイル32中の電流がその
まま流れ続けようとするが、トランジスタ34およびダ
イオード36の抵抗が大きいので誘導起電力が発生し、
節点33には電源電圧Vddより高い電圧が発生する。こ
の誘導電圧がゲート回路40を通って平滑回路50に与
えられる。
【0011】アンド回路2の論理出力はまた、反転回路
4を介してFETトランジスタ44のゲートに入力され
ているので、トランジスタ34がオフのときには、トラ
ンジスタ44はオンである。したがって、コイル32の
インダクタンスにより誘起された高電圧により、電流が
節点33からトランジスタ44を通って、平滑回路50
へと流れ、平滑回路50に高電圧が蓄積される。その後
再びトランジスタ34がオンすると、節点33は接地電
圧にほぼ等しい電位になり、電源電圧Vddからコイル3
2を通ってアースへと再び電流が流れる。このときトラ
ンジスタ44がオフとなっているので、平滑回路50側
から昇圧回路側へと電流が流れない。このように、トラ
ンジスタ34のオン/オフのサイクルを繰り返して、平
滑回路50に昇圧した電荷を蓄積していく。
4を介してFETトランジスタ44のゲートに入力され
ているので、トランジスタ34がオフのときには、トラ
ンジスタ44はオンである。したがって、コイル32の
インダクタンスにより誘起された高電圧により、電流が
節点33からトランジスタ44を通って、平滑回路50
へと流れ、平滑回路50に高電圧が蓄積される。その後
再びトランジスタ34がオンすると、節点33は接地電
圧にほぼ等しい電位になり、電源電圧Vddからコイル3
2を通ってアースへと再び電流が流れる。このときトラ
ンジスタ44がオフとなっているので、平滑回路50側
から昇圧回路側へと電流が流れない。このように、トラ
ンジスタ34のオン/オフのサイクルを繰り返して、平
滑回路50に昇圧した電荷を蓄積していく。
【0012】平滑回路50に流れ込んだ脈流電圧は、コ
ンデンサ54、56およびコイル52によって平滑され
る。昇圧され平滑された出力電圧Voは、出力端子58
から取り出され、機器内の電子回路に供給されるととも
にパルス制御回路60内の分圧抵抗器61、62に供給
される。
ンデンサ54、56およびコイル52によって平滑され
る。昇圧され平滑された出力電圧Voは、出力端子58
から取り出され、機器内の電子回路に供給されるととも
にパルス制御回路60内の分圧抵抗器61、62に供給
される。
【0013】初期動作期間中の最初の段階においては、
電池電源からの出力電流を制限し過負荷を防止して安定
に動作を開始させるように、トランジスタ34の導通期
間を短く(パルス信号のデューティ比を低く)しておい
て、1サイクル中に流れる電流量を小さくしなければな
らない。そして図3に示すように、ソフトスタート回路
20によって、トランジスタ34の導通期間を徐々に長
くしていく。それにともない、出力端子58に現れる出
力電圧Vo がだんだん大きくなっていく。
電池電源からの出力電流を制限し過負荷を防止して安定
に動作を開始させるように、トランジスタ34の導通期
間を短く(パルス信号のデューティ比を低く)しておい
て、1サイクル中に流れる電流量を小さくしなければな
らない。そして図3に示すように、ソフトスタート回路
20によって、トランジスタ34の導通期間を徐々に長
くしていく。それにともない、出力端子58に現れる出
力電圧Vo がだんだん大きくなっていく。
【0014】平滑回路50からの出力電圧Vo は、パル
ス幅制御回路60内の抵抗器61、62によって分圧さ
れ、演算増幅器64の非反転入力に供給される。演算増
幅器64の反転入力には抵抗器63を介して第1基準電
圧Vrf1 が与えられる。分圧された非反転入力電圧と第
1基準電圧Vrf1 との差電圧が、抵抗63、65の抵抗
比によって定まる増幅率で増幅される。増幅された差電
圧が演算増幅器66によってのこぎり波STの電圧と比
較され、パルスP2 (図3参照)が出力される。
ス幅制御回路60内の抵抗器61、62によって分圧さ
れ、演算増幅器64の非反転入力に供給される。演算増
幅器64の反転入力には抵抗器63を介して第1基準電
圧Vrf1 が与えられる。分圧された非反転入力電圧と第
1基準電圧Vrf1 との差電圧が、抵抗63、65の抵抗
比によって定まる増幅率で増幅される。増幅された差電
圧が演算増幅器66によってのこぎり波STの電圧と比
較され、パルスP2 (図3参照)が出力される。
【0015】出力電圧Vo が所定の目標電圧より高くな
ると、トランジスタ34のオン時間を短くする方向へパ
ルス幅を制御する。すなわち、図3に示すようにパルス
P2のLOWの間隔が長くなり、このLOWパルスがア
ンド回路2をオフする。結果として得られるアンド回路
2の論理積出力P3は、図3に示すようになり、昇圧回
路30の昇圧動作を制御して、所定の出力電圧が得られ
る。このようにして負荷が変動しても出力電圧を一定に
保つように制御される。
ると、トランジスタ34のオン時間を短くする方向へパ
ルス幅を制御する。すなわち、図3に示すようにパルス
P2のLOWの間隔が長くなり、このLOWパルスがア
ンド回路2をオフする。結果として得られるアンド回路
2の論理積出力P3は、図3に示すようになり、昇圧回
路30の昇圧動作を制御して、所定の出力電圧が得られ
る。このようにして負荷が変動しても出力電圧を一定に
保つように制御される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の電圧変換装置1
の理想的な動作について述べてきたが、実際には上記の
ようにはうまく動作しない。すなわち、コイル32を流
れる電流Ic は、図4の実線のようにはならない。初期
動作期間の初めにおいてソフトスタート回路によってパ
ルスP1のLOW間隔が長く、トランジスタ44のオン
間隔が長いため(図4参照)、平滑回路側へ流れたコイ
ル電流Ic が次第に小さくなった後に、平滑回路の高い
電圧のために電流が昇圧回路側へと逆流してしまうとい
う現象が生じる。この様子を図4の点線で示す。これに
より安定な起動が保障されなくなり、最悪の場合電圧変
換装置の始動の失敗という結果となる。
の理想的な動作について述べてきたが、実際には上記の
ようにはうまく動作しない。すなわち、コイル32を流
れる電流Ic は、図4の実線のようにはならない。初期
動作期間の初めにおいてソフトスタート回路によってパ
ルスP1のLOW間隔が長く、トランジスタ44のオン
間隔が長いため(図4参照)、平滑回路側へ流れたコイ
ル電流Ic が次第に小さくなった後に、平滑回路の高い
電圧のために電流が昇圧回路側へと逆流してしまうとい
う現象が生じる。この様子を図4の点線で示す。これに
より安定な起動が保障されなくなり、最悪の場合電圧変
換装置の始動の失敗という結果となる。
【0017】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたもので、初期動作期間中において平滑回路側から
昇圧回路側への電流の逆流を防止し、かつ、安定動作中
には昇圧回路から出力端子側へと効率よく電流を通過さ
せ損失無く昇圧することができる電圧変換器を提供する
ことを目的とする。
されたもので、初期動作期間中において平滑回路側から
昇圧回路側への電流の逆流を防止し、かつ、安定動作中
には昇圧回路から出力端子側へと効率よく電流を通過さ
せ損失無く昇圧することができる電圧変換器を提供する
ことを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のDC/DC電圧
変換装置は直流の電源電圧を受けそれを昇圧して得た出
力電圧を出力端子に出力するものであって: 初期動作
期間中出力パルス幅が徐々に大きくなっていくようにし
たソフトスタートパルス信号を出力する、ソフトスター
ト回路と; 前記出力電圧に帰還的に応答してパルス幅
を変化させた変調パルス信号を出力する、パルス幅制御
回路と; 前記電源電圧に接続されたインダクタ素子
と、それに直列に接続されかつ前記ソフトスタート回路
および前記パルス幅制御回路に結合されたスイッチング
素子とを有し、該スイッチング素子が導通および遮断を
交互に繰り返すことによって前記電源電圧より高い昇圧
電圧を出力する昇圧回路であり、前記スイッチング素子
は、初期動作期間中は前記ソフトスタートパルス信号に
より導通時間が徐々に長くなっていき当該DC/DC電
圧変換装置をソフトスタートさせ、一方安定動作時には
前記変調パルス信号により導通時間が制御されて所定の
昇圧電圧をもたらすことを特徴とする昇圧回路と; 該
昇圧回路の出力と前記出力端子との間において、並列接
続された整流素子とスイッチング素子とを有するゲート
回路と; 該ゲート回路に接続され、初期動作期間中に
おいて前記ゲート回路のスイッチング素子を遮断し、か
つ、安定動作中には前記ゲート回路の前記スイッチング
素子を介して前記昇圧回路側から前記出力端子側へと電
流を流すように制御するステップアップ回路と; から
構成され、初期動作期間中には前記出力端子側から前記
昇圧回路側への電流逆流を阻止し、一方、安定動作中に
は前記昇圧回路から前記出力端子側へと効率よく電流を
通過させることを特徴とする。
変換装置は直流の電源電圧を受けそれを昇圧して得た出
力電圧を出力端子に出力するものであって: 初期動作
期間中出力パルス幅が徐々に大きくなっていくようにし
たソフトスタートパルス信号を出力する、ソフトスター
ト回路と; 前記出力電圧に帰還的に応答してパルス幅
を変化させた変調パルス信号を出力する、パルス幅制御
回路と; 前記電源電圧に接続されたインダクタ素子
と、それに直列に接続されかつ前記ソフトスタート回路
および前記パルス幅制御回路に結合されたスイッチング
素子とを有し、該スイッチング素子が導通および遮断を
交互に繰り返すことによって前記電源電圧より高い昇圧
電圧を出力する昇圧回路であり、前記スイッチング素子
は、初期動作期間中は前記ソフトスタートパルス信号に
より導通時間が徐々に長くなっていき当該DC/DC電
圧変換装置をソフトスタートさせ、一方安定動作時には
前記変調パルス信号により導通時間が制御されて所定の
昇圧電圧をもたらすことを特徴とする昇圧回路と; 該
昇圧回路の出力と前記出力端子との間において、並列接
続された整流素子とスイッチング素子とを有するゲート
回路と; 該ゲート回路に接続され、初期動作期間中に
おいて前記ゲート回路のスイッチング素子を遮断し、か
つ、安定動作中には前記ゲート回路の前記スイッチング
素子を介して前記昇圧回路側から前記出力端子側へと電
流を流すように制御するステップアップ回路と; から
構成され、初期動作期間中には前記出力端子側から前記
昇圧回路側への電流逆流を阻止し、一方、安定動作中に
は前記昇圧回路から前記出力端子側へと効率よく電流を
通過させることを特徴とする。
【0019】
【作用】ソフトスタートパルス信号および変調パルス信
号によってスイッチング素子導通・遮断を繰り返すと、
インダクタ素子に蓄積されたエネルギーにより、電流が
ゲート回路を通って出力端子側へと流れ込む。こうして
昇圧された出力電圧が出力端子から取り出される。初期
動作期間中はゲート回路のスイッチング素子がオフされ
て出力端子側から昇圧回路側への電流の逆流が防止さ
れ、安定動作中には昇圧回路から出力端子側へと効率よ
く電流を通過させることができる。
号によってスイッチング素子導通・遮断を繰り返すと、
インダクタ素子に蓄積されたエネルギーにより、電流が
ゲート回路を通って出力端子側へと流れ込む。こうして
昇圧された出力電圧が出力端子から取り出される。初期
動作期間中はゲート回路のスイッチング素子がオフされ
て出力端子側から昇圧回路側への電流の逆流が防止さ
れ、安定動作中には昇圧回路から出力端子側へと効率よ
く電流を通過させることができる。
【0020】
【実施例】図5は本発明の一実施例を説明するための電
圧変換装置の簡略回路図である。図5において、DC/
DC電圧変換装置5が、マンガン電池、アルカリ電池、
水銀電池、ニッカド電池などの電池による直流電源電圧
Vddを受け、それを昇圧して、出力電圧Vo として出
力端子58に出力する。
圧変換装置の簡略回路図である。図5において、DC/
DC電圧変換装置5が、マンガン電池、アルカリ電池、
水銀電池、ニッカド電池などの電池による直流電源電圧
Vddを受け、それを昇圧して、出力電圧Vo として出
力端子58に出力する。
【0021】電源電圧Vddが供給されている昇圧回路3
0において、インダクタ素子であるコイル32の一端が
電源電圧ライン31に接続され、他端がスイッチング素
子であるMOSFETトランジスタ34のドレインに接
続されている。FETトランジスタ34のソースは接地
され、ゲートはアンド回路2の出力に接続される。ダイ
オード36のカソードがトランジスタ34のドレイン
に、アノードがソースにそれぞれ接続されている。MO
Sトランジスタ34は、高いゲート電圧を印加すること
によって低オン抵抗を得るために、例えばモトローラ社
製のLD・MOSトランジスタなどのパワーMOSトラ
ンジスタを用いることができる。ここでは一段だけの昇
圧回路を示したが、二段の昇圧回路を用いて、安定起動
と効率的動作の両方を兼ね備えるように構成しても良
い。
0において、インダクタ素子であるコイル32の一端が
電源電圧ライン31に接続され、他端がスイッチング素
子であるMOSFETトランジスタ34のドレインに接
続されている。FETトランジスタ34のソースは接地
され、ゲートはアンド回路2の出力に接続される。ダイ
オード36のカソードがトランジスタ34のドレイン
に、アノードがソースにそれぞれ接続されている。MO
Sトランジスタ34は、高いゲート電圧を印加すること
によって低オン抵抗を得るために、例えばモトローラ社
製のLD・MOSトランジスタなどのパワーMOSトラ
ンジスタを用いることができる。ここでは一段だけの昇
圧回路を示したが、二段の昇圧回路を用いて、安定起動
と効率的動作の両方を兼ね備えるように構成しても良
い。
【0022】のこぎり波発生回路10ののこぎり波出力
STがソフトスタート回路20に入力され、ソフトスタ
ート回路20のパルス出力P1がアンド回路2の一方の
入力に接続される。ソフトスタート回路20のパルス出
力P1は、図3に示すように、パルス幅が徐々に増大し
ていく。これは、安定した初期動作を開始するために必
要なことである。アンド回路2の出力は、トランジスタ
34のゲートに入力される。
STがソフトスタート回路20に入力され、ソフトスタ
ート回路20のパルス出力P1がアンド回路2の一方の
入力に接続される。ソフトスタート回路20のパルス出
力P1は、図3に示すように、パルス幅が徐々に増大し
ていく。これは、安定した初期動作を開始するために必
要なことである。アンド回路2の出力は、トランジスタ
34のゲートに入力される。
【0023】コイル32とMOSトランジスタ34のド
レインとの接続点33には、ゲート回路のダイオード4
6のアノードおよびMOSFETトランジスタ44のソ
ースが接続される。ダイオード46は、順方向降伏電圧
の小さいショットキダイオードを使うのが好ましい。ダ
イオード46のカソードおよびトランジスタ44のドレ
インから得られる昇圧出力が平滑回路50に供給され
る。平滑回路50で平滑されて得られた出力電圧Vo が
機器内の各電子回路に供給される。
レインとの接続点33には、ゲート回路のダイオード4
6のアノードおよびMOSFETトランジスタ44のソ
ースが接続される。ダイオード46は、順方向降伏電圧
の小さいショットキダイオードを使うのが好ましい。ダ
イオード46のカソードおよびトランジスタ44のドレ
インから得られる昇圧出力が平滑回路50に供給され
る。平滑回路50で平滑されて得られた出力電圧Vo が
機器内の各電子回路に供給される。
【0024】アンド回路2の出力はまた、反転回路4お
よびステップアップ回路70を介してトランジスタ44
のゲートに入力される。
よびステップアップ回路70を介してトランジスタ44
のゲートに入力される。
【0025】平滑回路50からの出力電圧Vo はまた、
パルス幅制御回路60にも供給される。パルス幅制御回
路60は、のこぎり波発生回路10からのこぎり波出力
STを受け、変調パルス信号P2 をアンド回路2の他方
の入力に供給する。変調パルス信号P2 は、図3に示す
ように、出力電圧Vo が大きくなると、LOWパルス
間隔が長くなるようになっている。アンド回路2のパル
ス出力P3は、ソフトスタート回路20のパルス出力P1
とパルス幅制御回路60からのパルス出力P2の両方が
HIGHのときにHIGHとなる。
パルス幅制御回路60にも供給される。パルス幅制御回
路60は、のこぎり波発生回路10からのこぎり波出力
STを受け、変調パルス信号P2 をアンド回路2の他方
の入力に供給する。変調パルス信号P2 は、図3に示す
ように、出力電圧Vo が大きくなると、LOWパルス
間隔が長くなるようになっている。アンド回路2のパル
ス出力P3は、ソフトスタート回路20のパルス出力P1
とパルス幅制御回路60からのパルス出力P2の両方が
HIGHのときにHIGHとなる。
【0026】次に、本発明の電圧変換装置5の動作につ
いて説明する。動作の説明にあたり、電圧変換装置5の
より具体的な回路を示した図6およびその動作タイミン
グチャートを示した図3を参照する。発振回路12で発
生させたパルスを分周回路14で分周して例えば約12
8KHzの低周波繰り返しパルスを得る。のこぎり波発
生回路16が、分周回路14からの低周波信号を受け、
のこぎり波ST(図3参照)を発生させ、ソフトスター
ト回路20内の演算増幅器22の反転入力へと供給す
る。
いて説明する。動作の説明にあたり、電圧変換装置5の
より具体的な回路を示した図6およびその動作タイミン
グチャートを示した図3を参照する。発振回路12で発
生させたパルスを分周回路14で分周して例えば約12
8KHzの低周波繰り返しパルスを得る。のこぎり波発
生回路16が、分周回路14からの低周波信号を受け、
のこぎり波ST(図3参照)を発生させ、ソフトスター
ト回路20内の演算増幅器22の反転入力へと供給す
る。
【0027】一方、演算増幅器22の非反転入力は、コ
ンデンサ26の一端に接続される。コンデンサのこの一
端には、スイッチ24および定電流源を介して電源電圧
Vddが供給される。コンデンサ26の他端は接地され
る。定電流源とコンデンサ26は積分回路を構成し、ス
イッチ24がオンするとコンデンサ26の充電が開始さ
れる。コンデンサ26に蓄積された電圧V1がのこぎり
波電圧STを越えているときに、演算増幅器22がHI
GHを出力する(図3参照)。のこぎり波電圧STは一
定の周期を有し、一方コンデンサ電圧V1は次第に大き
くなることから、演算増幅器22の出力はパルス幅が漸
増していくパルス出力P1となる(図3参照)。このパ
ルス出力P1はアンド回路2を介して、昇圧回路30の
MOSトランジスタ34のゲートに入力される。発振回
路12、分周回路14、のこぎり波発生回路、ソフトス
タート回路20への電源ラインは省略されているが、電
源ライン31から供給することができる。
ンデンサ26の一端に接続される。コンデンサのこの一
端には、スイッチ24および定電流源を介して電源電圧
Vddが供給される。コンデンサ26の他端は接地され
る。定電流源とコンデンサ26は積分回路を構成し、ス
イッチ24がオンするとコンデンサ26の充電が開始さ
れる。コンデンサ26に蓄積された電圧V1がのこぎり
波電圧STを越えているときに、演算増幅器22がHI
GHを出力する(図3参照)。のこぎり波電圧STは一
定の周期を有し、一方コンデンサ電圧V1は次第に大き
くなることから、演算増幅器22の出力はパルス幅が漸
増していくパルス出力P1となる(図3参照)。このパ
ルス出力P1はアンド回路2を介して、昇圧回路30の
MOSトランジスタ34のゲートに入力される。発振回
路12、分周回路14、のこぎり波発生回路、ソフトス
タート回路20への電源ラインは省略されているが、電
源ライン31から供給することができる。
【0028】トランジスタ34はアンド回路2から印加
された制御パルスに応答して、導通および遮断を繰り返
す。トランジスタ34が導通(オン)すると電源ライン
31からコイル32およびトランジスタ34を経由して
電流が流れるので、節点33は低レベルの電圧(トラン
ジスタ34のドレイン・ソース間電圧)となる。次に、
アンド回路2からのパルスがLOWになり、トランジス
タ34が遮断(オフ)するとコイル32中の電流がその
まま流れ続けようとするが、トランジスタ34およびダ
イオード36の抵抗が大きいので誘導起電力が発生し、
節点33には電源電圧Vddより高い電圧が発生する。こ
の誘導電圧がゲート回路40を通って平滑回路50に与
えられる。
された制御パルスに応答して、導通および遮断を繰り返
す。トランジスタ34が導通(オン)すると電源ライン
31からコイル32およびトランジスタ34を経由して
電流が流れるので、節点33は低レベルの電圧(トラン
ジスタ34のドレイン・ソース間電圧)となる。次に、
アンド回路2からのパルスがLOWになり、トランジス
タ34が遮断(オフ)するとコイル32中の電流がその
まま流れ続けようとするが、トランジスタ34およびダ
イオード36の抵抗が大きいので誘導起電力が発生し、
節点33には電源電圧Vddより高い電圧が発生する。こ
の誘導電圧がゲート回路40を通って平滑回路50に与
えられる。
【0029】初期動作期間中の最初の段階においては、
電池電源からの出力電流を制限し過負荷を防止して安定
に動作を開始させるように、トランジスタ34の導通期
間を短く(パルス信号のデューティ比を低く)しておい
て、1サイクル中に流れる電流量を小さくしなければな
らない。そして図3に示すように、ソフトスタート回路
20によって、トランジスタ34の導通期間を徐々に長
くしていく。それにともない、出力端子58に現れる出
力電圧Vo がだんだん大きくなっていく。
電池電源からの出力電流を制限し過負荷を防止して安定
に動作を開始させるように、トランジスタ34の導通期
間を短く(パルス信号のデューティ比を低く)しておい
て、1サイクル中に流れる電流量を小さくしなければな
らない。そして図3に示すように、ソフトスタート回路
20によって、トランジスタ34の導通期間を徐々に長
くしていく。それにともない、出力端子58に現れる出
力電圧Vo がだんだん大きくなっていく。
【0030】アンド回路2のパルス出力P3はまた、反
転回路4およびステップアップ回路70を介してFET
トランジスタ44のゲートに入力されている。コンデン
サ26の充電電圧V1が、ステップアップ回路70内の
演算増幅器72の非反転入力に供給されている。演算増
幅器72の反転入力には第2基準電圧Vrf2 が与えられ
る。演算増幅器72は、電圧V1がVrf2 より大きいと
きに出力Vs をもたらし、アンド回路74を開く。電圧
変換器5の初期動作が開始してスイッチ24がオンして
から所定時間経過しV1がVrf2 を越えるまでは、トラ
ンジスタ44を遮断したままである。したがって、初期
動作期間中において従来技術で経験したような電流の逆
流を防止することができる。所望の順電流の方は、ダイ
オード1個の電圧降下分だけ損失はあるが、ダイオード
46を通じて平滑回路50へと流れることができ、図4
の実線で示すようなIc が得られる。ソフトスタート期
間が終了し安定動作期間に入るころには、V1が十分大
きくなって、演算増幅器72の出力Vs がアンド回路7
4をオンにする。その結果、アンド回路からのパルス出
力P3の反転信号がトランジスタ44のゲートに接続さ
れ、トランジスタ44がトランジスタ34と逆位相でオ
ン・オフする。こうして、トランジスタ34がオフのと
きには、トランジスタ44はオンである。したがって、
コイル32のインダクタンスにより誘起された高電圧に
より、電流が節点33からトランジスタ44を通って、
平滑回路50へと流れ、平滑回路50に高電圧が蓄積さ
れる。その後再びトランジスタ34がオンすると、節点
33は接地電圧にほぼ等しい電位になり、電源電圧Vdd
からコイル32を通ってアースへと再び電流が流れる。
このときトランジスタ44がオフとなっているので、平
滑回路50側から昇圧回路側へと電流が流れない。この
ように、トランジスタ34のオン/オフのサイクルを繰
り返して、平滑回路50に昇圧した電荷を供給し続け
る。安定動作期間中においては、コイル32により誘起
された電流Ic がダイオード46ではなくオン抵抗の小
さいトランジスタ44を流れるので、損失無く昇圧する
ことができる。
転回路4およびステップアップ回路70を介してFET
トランジスタ44のゲートに入力されている。コンデン
サ26の充電電圧V1が、ステップアップ回路70内の
演算増幅器72の非反転入力に供給されている。演算増
幅器72の反転入力には第2基準電圧Vrf2 が与えられ
る。演算増幅器72は、電圧V1がVrf2 より大きいと
きに出力Vs をもたらし、アンド回路74を開く。電圧
変換器5の初期動作が開始してスイッチ24がオンして
から所定時間経過しV1がVrf2 を越えるまでは、トラ
ンジスタ44を遮断したままである。したがって、初期
動作期間中において従来技術で経験したような電流の逆
流を防止することができる。所望の順電流の方は、ダイ
オード1個の電圧降下分だけ損失はあるが、ダイオード
46を通じて平滑回路50へと流れることができ、図4
の実線で示すようなIc が得られる。ソフトスタート期
間が終了し安定動作期間に入るころには、V1が十分大
きくなって、演算増幅器72の出力Vs がアンド回路7
4をオンにする。その結果、アンド回路からのパルス出
力P3の反転信号がトランジスタ44のゲートに接続さ
れ、トランジスタ44がトランジスタ34と逆位相でオ
ン・オフする。こうして、トランジスタ34がオフのと
きには、トランジスタ44はオンである。したがって、
コイル32のインダクタンスにより誘起された高電圧に
より、電流が節点33からトランジスタ44を通って、
平滑回路50へと流れ、平滑回路50に高電圧が蓄積さ
れる。その後再びトランジスタ34がオンすると、節点
33は接地電圧にほぼ等しい電位になり、電源電圧Vdd
からコイル32を通ってアースへと再び電流が流れる。
このときトランジスタ44がオフとなっているので、平
滑回路50側から昇圧回路側へと電流が流れない。この
ように、トランジスタ34のオン/オフのサイクルを繰
り返して、平滑回路50に昇圧した電荷を供給し続け
る。安定動作期間中においては、コイル32により誘起
された電流Ic がダイオード46ではなくオン抵抗の小
さいトランジスタ44を流れるので、損失無く昇圧する
ことができる。
【0031】平滑回路50に流れ込んだ脈流電圧は、コ
ンデンサ54、56およびコイル52によって平滑され
る。昇圧され平滑された出力電圧Voは、出力端子58
から取り出され、機器内の電子回路に供給されるととも
にパルス制御回路60内の分圧抵抗器61、62に供給
される。
ンデンサ54、56およびコイル52によって平滑され
る。昇圧され平滑された出力電圧Voは、出力端子58
から取り出され、機器内の電子回路に供給されるととも
にパルス制御回路60内の分圧抵抗器61、62に供給
される。
【0032】平滑回路50からの出力電圧Vo は、パ
ルス幅制御回路60内の抵抗器61、62によって分圧
され、演算増幅器64の非反転入力に供給される。演算
増幅器64の反転入力には抵抗器63を介して第1基準
電圧Vrf1 が与えられる。分圧された非反転入力電圧と
第1基準電圧Vrf1 との差電圧が、抵抗63、65の抵
抗比によって定まる増幅率で増幅される。増幅された差
電圧が演算増幅器66によってのこぎり波STの電圧と
比較され、パルスP2 (図3参照)が出力される。
ルス幅制御回路60内の抵抗器61、62によって分圧
され、演算増幅器64の非反転入力に供給される。演算
増幅器64の反転入力には抵抗器63を介して第1基準
電圧Vrf1 が与えられる。分圧された非反転入力電圧と
第1基準電圧Vrf1 との差電圧が、抵抗63、65の抵
抗比によって定まる増幅率で増幅される。増幅された差
電圧が演算増幅器66によってのこぎり波STの電圧と
比較され、パルスP2 (図3参照)が出力される。
【0033】出力電圧Vo が所定の目標電圧より高く
なると、トランジスタ34のオン時間を短くする方向へ
パルス幅を制御する。すなわち、図3に示すようにパル
スP2 のLOWの間隔が長くなり、このLOWパルスが
アンド回路2をオフする。結果として得られるアンド回
路2の論理積出力P3は、図3に示すようになり、昇圧
回路30の昇圧動作を制御して、所定の出力電圧が得ら
れる。このようにして負荷が変動しても出力電圧を一定
に保つように制御される。
なると、トランジスタ34のオン時間を短くする方向へ
パルス幅を制御する。すなわち、図3に示すようにパル
スP2 のLOWの間隔が長くなり、このLOWパルスが
アンド回路2をオフする。結果として得られるアンド回
路2の論理積出力P3は、図3に示すようになり、昇圧
回路30の昇圧動作を制御して、所定の出力電圧が得ら
れる。このようにして負荷が変動しても出力電圧を一定
に保つように制御される。
【0034】パルス幅制御回路60への電力は、図2で
は省略されているが、出力電圧Voを供給することがで
きる。
は省略されているが、出力電圧Voを供給することがで
きる。
【0035】
【発明の効果】本発明に従えば、初期動作期間中におい
て平滑回路側から昇圧回路側への電流の逆流を防止する
ことができ、かつ、安定動作中には、効率よく昇圧する
ことができる。したがって、電圧変換器の安定な起動が
保障される。また、初期動作期間中において出力電圧を
確実に上げていくことができるので、電圧変換装置の始
動、すなわち目標電圧への到達時間を短縮することがで
きるとともに、始動の失敗を回避することができる。
て平滑回路側から昇圧回路側への電流の逆流を防止する
ことができ、かつ、安定動作中には、効率よく昇圧する
ことができる。したがって、電圧変換器の安定な起動が
保障される。また、初期動作期間中において出力電圧を
確実に上げていくことができるので、電圧変換装置の始
動、すなわち目標電圧への到達時間を短縮することがで
きるとともに、始動の失敗を回避することができる。
【図1】昇圧回路として従来から使用されている安定起
動型電圧変換装置のブロック図である。
動型電圧変換装置のブロック図である。
【図2】図1に示す電圧変換装置の詳細な回路図であ
る。
る。
【図3】電圧変換装置の各部信号波形を示すタイミング
チャートである。
チャートである。
【図4】コイルに流れる電流Ic を説明するグラフであ
る。
る。
【図5】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図6】図5に示す実施例の電圧変換装置の詳細な回路
図である。
図である。
5 DC/DC電圧変換装置 Vdd 電源電圧 Vo 出力電圧 58 出力端子 P1 ソフトスタートパルス信号 20 ソフトスタート回路 P2 変調パルス信号 60 パルス幅制御回路 32 コイル 34 FETトランジスタ 30 昇圧回路 46 ダイオード 44 FETトランジスタ 40 ゲート回路 70 ステップアップ回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−86721(JP,A) 特開 平2−174555(JP,A) 実開 昭60−69584(JP,U) 実開 昭63−56413(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 3/155
Claims (1)
- 【請求項1】 直流電源電圧を受け、それを昇圧して得
た出力電圧を出力端子に出力するDC/DC電圧変換装
置であって: ソフトスタートパルス信号を出力するソフトスタート回
路; 前記出力電圧に帰還的に応答してパルス幅を変化させた
変調パルス信号を出力するパルス幅制御回路; 前記電源電圧に接続されたインダクタ素子と、それに直
列に接続されかつ前記ソフトスタート回路および前記パ
ルス幅制御回路に結合されたスイッチング素子とを有
し、該スイッチング素子が導通および遮断を交互に繰り
返すことによって前記電源電圧より高い昇圧電圧を出力
する昇圧回路であり、前記スイッチング素子は、初期動
作期間中は前記ソフトスタートパルス信号により導通時
間が徐々に長くなっていき、安定動作時には前記変調パ
ルス信号により導通時間が制御されて所定の昇圧電圧を
もたらす、ことを特徴とする昇圧回路; 該昇圧回路の出力と前記出力端子との間において、並列
接続された整流素子とスイッチング素子とを有するゲー
ト回路; 該ゲート回路に接続され、初期動作期間中には前記ゲー
ト回路のスイッチング素子を遮断するように制御するス
テップアップ回路; から構成され、初期動作期間中には前記出力端子側から
前記昇圧回路側への電流逆流を阻止し、安定動作中には
前記昇圧回路から前記出力端子側へと効率よく電流を通
過させることを特徴とするDC/DC電圧変換装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26137991A JP3175227B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | Dc/dc電圧変換装置 |
DE69216017T DE69216017T2 (de) | 1991-09-13 | 1992-09-08 | Gleichspannungswandler |
EP92308117A EP0532263B1 (en) | 1991-09-13 | 1992-09-08 | DC/DC voltage converting device |
US07/941,830 US5233508A (en) | 1991-09-13 | 1992-09-08 | Dc/dc voltage converting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26137991A JP3175227B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | Dc/dc電圧変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576167A JPH0576167A (ja) | 1993-03-26 |
JP3175227B2 true JP3175227B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=17361032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26137991A Expired - Fee Related JP3175227B2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | Dc/dc電圧変換装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5233508A (ja) |
EP (1) | EP0532263B1 (ja) |
JP (1) | JP3175227B2 (ja) |
DE (1) | DE69216017T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008041666A1 (fr) | 2006-10-02 | 2008-04-10 | Panasonic Corporation | Convertisseur cc/cc |
Families Citing this family (38)
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AT408293B (de) * | 1996-07-11 | 2001-10-25 | Felix Dipl Ing Dr Himmelstoss | Schaltungen zur umformung von gleichspannungen in wechsel-, gleich- oder mischspannungen |
US5742155A (en) * | 1996-11-25 | 1998-04-21 | Microchip Technology Incorporated | Zero-current start-up circuit |
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US6198258B1 (en) | 1999-04-28 | 2001-03-06 | Rohm Co., Ltd. | DC-DC converter capable of soft starting function by slowly raising reference voltage |
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WO2003041251A1 (en) * | 2001-11-05 | 2003-05-15 | Shakti Systems, Inc. | Synchronous switched boost and buck converter |
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WO2006006257A1 (ja) | 2004-07-12 | 2006-01-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Dc-dcコンバータ |
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