JP3174429B2 - 胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法 - Google Patents
胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法Info
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Description
り付けられるサイディング材を支持すると共に、外壁下
地材とサイディング材との間の通気を可能にする胴縁及
びこの胴縁を用いたサイディング施工方法に関する。
イディング施工方法としては、図4の(a)及び(b)
に示すようなものがあった。
た胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法を示して
いる。
で形成されており、この胴縁100を用いて建物のサイ
ディング材が取り付けられている。すなわち、施工現場
で、胴縁100を横並びに列設された外壁パネル110
の表面に横長に繋ぎ、横長に繋いだ複数の胴縁100を
所定間隔で外壁パネル110の縦方向に複数行配設して
いる。そして、このように外壁パネル110の表面に取
り付けられた胴縁100の上に、二点鎖線で示すよう
に、目地120aを一致させてサイディング材120を
貼り付けている。これにより、サイディング材120を
胴縁100によって支持すると共に、胴縁100間の横
長の隙間で横方向に通気を行なっていた。
にした胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法を示
す図である。
10の表面に縦長に繋ぎ、縦長に繋いだ複数の胴縁10
0を、所定間隔で外壁パネル110の横方向に複数列配
設している。そして、取り付けられた胴縁100の上か
ら、サイディング材120を貼り付けている。これによ
り、サイディング材120を胴縁100によって支持す
ると共に、胴縁100間の縦長の隙間で縦方向に通気を
行い、図示しない棟等から換気を行うようにしていた。
た従来の胴縁及びサイディング施工方法では、次のよう
な問題があった。
胴縁100をその取り付け場所まで持ち運ぶのに不便で
あった。
120aを一致させた状態で胴縁100の上に貼り付け
なければならないので、胴縁100は、サイディング材
120の目地120a位置に正確に配設され、しかも、
水平又は垂直に繋がれなければならない。しかし、各胴
縁100が長尺状の角材であるので、正確な位置出しは
難しい。すなわち、長物の胴縁100は、取り扱い難
く、しかも多少のずれで大きな誤差を生じさせるので、
作業者が、長物の胴縁100を正確な位置に配置し、し
かも複数の胴縁100を水平又は垂直に繋ぐことは困難
である。このため、胴縁100の配置に誤差が生じるお
それがあり、サイディング材120の確実な取り付けが
できないおそれがある。
横長又は縦長に繋ぎ、繋いだ複数の胴縁100を所定間
隔で外壁パネル110の縦方向又は横方向に複数列設す
るようにしているので、横方向又は縦方向の一方向にし
か通気を行うことができないという問題があった。
れたもので、その目的は、持ち運びに便利で、かつ位置
出しを容易かつ正確に行うことができ、しかも、縦方向
及び横方向に通気をすることができる胴縁及び胴縁を用
いたサイディング施工方法を提供することにある。
に、本発明は、建物の外壁下地材の表面に固定され、そ
の外面側にサイディング材が取り付けられる胴縁におい
て、一定幅で所定長さを有した撓み自在の帯体と、その
幅を前記帯体の幅に一致させた状態で帯体に所定間隔で
固着された複数の方形状の胴縁片とを有することを特徴
としている。
壁下地材に胴縁を固定し、この胴縁にサイディング材を
取り付ける胴縁を用いたサイディング施工方法におい
て、前記胴縁を、一定幅で所定長さを有した撓み自在の
帯体と、その幅を前記帯体の幅に一致させた状態で帯体
に所定間隔で固着した複数の方形状の胴縁片とで形成
し、複数の前記胴縁を、前記外壁下地材の上から所定の
横間隔で列状に垂れ下げて、前記外壁下地材に固定し、
前記複数の胴縁の胴縁片に前記サイディング材を当て
て、このサイディング材を前記複数の胴縁の胴縁片に取
り付けることを特徴としている。
撓みを利用して胴縁全体をロール状に丸めることができ
るので、胴縁を施工現場まで邪魔にならずに運搬するこ
とができ、また、現場で自由にかつ容易に持ち運ぶこと
ができる。
複数の胴縁を、外壁下地材の上から所定の横間隔で列状
に垂れ下げて、外壁下地材に固定すれば、略自動的に縦
方向と横方向の位置出しを決定することができる。
向と横方向とに離散的に配列されるので、外壁下地材と
サイディング材との間が縦横の双方向から通気される。
て説明する。
す斜視図である。
ト2に接着された胴縁片としての複数の木片3とにより
形成されている。
自在な素材で形成されており、その幅は木片3の幅と等
しく設定され、長さは少なくとも外壁パネル10(図2
参照)の高さよりも長く設定されている。
mmの正方形状に設定されるようになっており、この木
片3が複数、その幅をシート2の幅に一致させた状態
で、シート2の表面に所定間隔で接着されている。
ィング材20の貼り付け方向に対応して設定されてい
る。ここでは、縦幅mが455mmで横幅nが910m
mのサイディング材20を、図2及び図3に示すよう
に、横向きに貼り付けることを想定して、木片3間の中
心間隔lは227.5mmに設定されている。
シート等の柔軟材で形成され、小さな木片3が離散的に
シート2に取り付けられているので、図1に示すよう
に、胴縁1をロール状に丸めて、施工現場までの運搬
し、現場で自由に持ち運びすることができる。したがっ
て、本実施例の胴縁1を用いれば、運搬上邪魔になら
ず、現場での持ち運びも便利である。
工方法を図2及び図3に基づいて説明する。
り、複数の外壁パネル10が横並びに列設されて、建物
の外壁下地材が形成されている。
壁パネル10の上面に胴縁1の配置位置を示す墨出し線
11を列記しておく。これらの墨出し線11間の間隔
は、胴縁1を垂れ下げたときに、隣り合う胴縁1の木片
3同士の中心間隔pがサイディング材20の横幅n(9
10mm)に等しくなるように設定しておく。
壁パネル10の上に運び、最初の胴縁1−1を図の左の
墨出し線11−1に位置合せして、胴縁1−1を巻き戻
しながら外壁パネル10の表面に沿って下方向に下げて
いく。図3に示すように、胴縁1−1が所望の長さまで
垂れ下がった時点で、胴縁1−1の巻き戻しを止め、各
木片3をタッカー5でシート2の上から外壁パネル10
上に固定して、胴縁1−1の残りの部分を固定した部分
から切り離す。
胴縁1−2を位置合せして、胴縁1−1と同様に垂れ下
げる。このとき、最上位の木片3−2が胴縁1−1の最
上位の木片3−1と横方向で一致していない場合には、
胴縁1−2の垂れ下がり部分を上下に若干ずらし、木片
3−2を木片3−1に横方向で一致させた状態で、胴縁
1−2を胴縁1−1と同様に外壁パネル10上に固定す
る。
3が縦方向と横方向に位置出しされ、図3に示すよう
に、木片3−1と木片3−2との中心間の距離がサイデ
ィング材20の横幅nに相応し、木片3−1と木片3−
3との中心間の距離がサイディング材20の縦幅mに相
応する。木片3−3,3−4より下方の木片3について
も同様に位置出しされる。
整数)も前述したと同様にして外壁パネル10の上に位
置決め固定する。
グ材20の四隅に対応して、外壁パネル10表面に配列
され、固定されることになる。したがって、本実施例の
胴縁1を用いれば、胴縁1を墨出し線11位置に配置し
て、前述のようにして外壁パネル10表面に列状に垂れ
下げれば、略自動的に縦方向と横方向の位置出しが決定
される。
された胴縁1の上からサイディング材20を貼り付けて
いく。
を、これらの四隅に対応する四つの木片3の中心に合せ
て、釘打ち等によって固定する。例えば、図3の外壁パ
ネル10の左上隅にサイディング材20を貼り付ける場
合には、その四隅を各々木片3−1〜3−4の中心に当
てて、サイディング材20の両側の目地を胴縁1−1,
1−2の中心に位置させる。この状態で、サイディング
材20の上から木片3−1〜3−6に対して釘打ち等を
行なって固定する。このような作業を、外壁パネル10
の全面に行うことによって、サイディング材20の貼り
付け作業が終了する。
列する複数の木片3に複数枚のサイディング材20が取
り付けられると、外壁パネル10とサイディング材20
との間に、縦方向と横方向とに開口する格子状の間隙が
生じる。したがって、外壁パネル10とサイディング材
20との間に横方向から入り込んだ空気は、図3の矢印
Aに示すように、横方向に流れて、間隙内を換気し、縦
方向から入り込んだ空気は、図3の矢印Bに示すよう
に、縦方向に流れて、間隙内を換気する。即ち、胴縁1
を用いたサイディング施工方法では、外壁パネル10と
サイディング材20との間を縦方向と横方向の両方向で
通気することができる。
はなく、その要旨の範囲内において種々の変更が可能で
ある。
り付ける場合には、各胴縁1の木片3の中心間隔lを、
サイディング材20の縦幅nの半分(455mm)に設
定し、隣り合う胴縁1の木片3同士の中心間隔pがサイ
ディング材20の横幅m(455mm)に等しくなるよ
うに設定しておくことにより、縦向きのサイディング材
20を木片3上に確実に固定することができる。
り付ける方向に合せて、木片3同士の中心間隔と隣り合
う胴縁1同士の間隔を設定することができる。
が、これに限らず、合成樹脂等で形成しても良いことは
勿論である。
胴縁を用いたサイディング施工方法においては、胴縁全
体をロール状に丸めることができるので、胴縁を施工現
場までの邪魔にならずに運搬することができ、また、現
場で自由にかつ容易に持ち運びすることができるという
効果がある。
所定の横間隔で列状に垂れ下げて、外壁下地材に固定す
るだけで、略自動的に縦方向と横方向の位置出しが決定
されるので、サイディング材の取り付けを確実に行うこ
とができる。
向と横方向とに離散的に配列されるので、外壁下地材と
サイディング材との間を縦横の双方向から通気すること
ができるという優れた効果がある。
る。
す斜視図である。
る。
方法を示す斜視図であり、図4の(a)は横方向の通気
を可能にした胴縁の取り付け状態を示し、図4の(b)
は縦方向の通気を可能にした胴縁の取り付け状態を示す
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 建物の外壁下地材の表面に固定され、そ
の外面側にサイディング材が取り付けられる胴縁におい
て、 一定幅で所定長さを有した撓み自在の帯体と、 その幅を前記帯体の幅に一致させた状態で帯体に所定間
隔で固着された複数の方形状の胴縁片とを有することを
特徴とする胴縁。 - 【請求項2】 建物の外壁下地材に胴縁を固定し、この
胴縁にサイディング材を取り付ける胴縁を用いたサイデ
ィング施工方法において、 前記胴縁を、一定幅で所定長さを有した撓み自在の帯体
と、その幅を前記帯体の幅に一致させた状態で帯体に所
定間隔で固着した複数の方形状の胴縁片とで形成し、 複数の前記胴縁を、前記外壁下地材の上から所定の横間
隔で列状に垂れ下げて、前記外壁下地材に固定し、 前記複数の胴縁の胴縁片に前記サイディング材を当て
て、このサイディング材を前記複数の胴縁の胴縁片に取
り付けることを特徴とする胴縁を用いたサイディング施
工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08139393A JP3174429B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08139393A JP3174429B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06264588A JPH06264588A (ja) | 1994-09-20 |
JP3174429B2 true JP3174429B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=13745065
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08139393A Expired - Fee Related JP3174429B2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | 胴縁及び胴縁を用いたサイディング施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174429B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101814276B1 (ko) * | 2016-04-14 | 2018-01-30 | 최교선 | 니퍼의 손잡이부를 위한 커버 융착 방법과 그 조립 방법 |
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---|---|---|---|---|
JP2925748B2 (ja) * | 1990-12-20 | 1999-07-28 | シチズン時計株式会社 | プリンタの用紙案内装置 |
KR20120108039A (ko) | 2010-01-27 | 2012-10-04 | 필립 데쉐네 | 수직적으로 널판지 패널들을 고정하기 위한 탄성적 브레이스를 구비한 스트립 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP08139393A patent/JP3174429B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH06264588A (ja) | 1994-09-20 |
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