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JP3173816B2 - 複合パネル材料の製造方法 - Google Patents

複合パネル材料の製造方法

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JP3173816B2
JP3173816B2 JP16705891A JP16705891A JP3173816B2 JP 3173816 B2 JP3173816 B2 JP 3173816B2 JP 16705891 A JP16705891 A JP 16705891A JP 16705891 A JP16705891 A JP 16705891A JP 3173816 B2 JP3173816 B2 JP 3173816B2
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合パネル材料の製造
方法に関するものである。更に詳しく述べるならば、本
発明は、断熱性および遮音性にすぐれ、かつ、実用上十
分な機械的強度を有し、建築材料として有用な複合パネ
ル材料を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁材、床材、および天井材として
使用されている押出成形無機パネル材料は、その内部に
中空部、又は気孔部を有していない場合、断熱性能が不
十分であり、高い断熱性能を必要とする場合には、この
パネル材料に、別個の断熱材料を併合しなければならな
かった。
【0003】一方、押出成形無機パネル材料内部に、中
空部を設け、又はこれを気孔質化すると、断熱性能は向
上するが機械的強度が低下し、しかも向上した断熱性能
も、実用上十分とは云えるものではなかった。
【0004】従来、多孔性パネル材料としては、軽量気
泡コンクリートパネル材料(ALCパネル材料)が知ら
れているが、その機械的強度が比較的低く、これに実用
上十分な機械的強度を持たせるためには、その厚さをか
なり大きくしなければならないという問題点がある。ま
たALCパネル材料が直接雨などの水に接触すると、そ
れがパネル材料中に浸透しやすいという問題点がある。
すなわち、寒冷地において水がパネル材料内に浸透し、
これが外気温の変化に応じて凍結・融解を繰り返えす
と、ALCパネル材料が破壊してしまうのである。更
に、ALCパネル材料の遮音性は、通常の押出成形(非
多孔質)パネル材料のそれにくらべて劣っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、断熱性およ
び遮音性にすぐれ、かつ実用上十分な強度を有し、しか
も外観、および触感がよく、安価であって建築用材料な
どとして有用な複合パネル材料の製造方法を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、水硬性無機材
料と補強繊維とを含む緻密質基体層形成用水性混和物の
押出成形体上に、多孔質充填層形成用水硬性混和物の押
出成形体を積層し、この積層体を蒸気養生により硬化し
て上記課題を解決した複合パネル材料の製造方法提供に
成功したものである。
【0007】本発明の複合パネルの製造方法は、水硬性
無機材料と、補強繊維材料とを含む水硬性混和物を、平
板状基体部と、その両側縁から上方に伸び出ている両側
壁部とを有する形状に押出し成形して緻密質基体形成用
水硬性混和物層を形成し、前記水硬性混和物層の平板状
基体部と両側壁部とにより規定される空間に水硬性無機
材料を主成分として含み、さらに発泡剤、又は空気気泡
を含む水硬性多孔質無機材料混和物を、押出し充填し
て、多孔質充填層形成用水硬性混和物層を積層合体さ
せ、前記混和物積層体に80〜 190℃の温度における水蒸
気養生を施して、水硬化緻密質基体層と、その上に強固
に積層結着され、 0.6以下の比重を有する水硬化多孔質
充填層とからなる複合パネルを製造する方法。
【0008】
【作用】本発明方法により得られる複合パネル材料の種
々の実施態様が図1〜4に示されている。図1の複合パ
ネル材料は、平板状緻密質基体層1の上に多孔質充填層
2が積層合体されている。
【0009】図1の複合パネル材料において、緻密質基
体層1は、平板状基体部1aと、その両側縁端部におい
て、多孔質充填層2側に伸び出ている側壁部1bとによ
り構成されており、この平板状基体部1aと側壁部1b
により形成される溝状空間に多孔質充填層2が充填合体
されている。すなわち、緻密質基体層1の側壁部1b
は、多孔質充填層2の両側縁端を被覆する側壁を形成
し、それによって、破損し易い多孔質充填層2の両側縁
端部を保護している。
【0010】図2の複合パネル材料において、平板状の
緻密質基体層1の上に多孔質充填層2が積層合体してお
り、この緻密質基体層1の内部に1個以上の空孔部3が
形成されている。この空孔部3は、複合パネル材料の断
熱性能を向上させるのに有効である。勿論図1に示され
ているような側壁部1bを有する緻密質基体層1の平板
状基体部1a中に、図2に示されているような空孔部3
が形成されている。
【0011】図3の複合パネル材料において、緻密質基
体層1は、図1のものと同様に、平板状基体部1aと側
壁部1bとを有し、更に、この平板状基体部1aおよび
側壁部1bから、多孔質充填層2内に伸び出ている1個
以上の補強リブ部1cを有するものである。この補強リ
ブ部1cは、パネル材料の長手方向(押出成形方向)に
沿って所定間隔をおいて設けられ、複合パネル材料の機
械的強度を向上させ、かつ緻密質基体層1と、多孔質充
填層2との接合を強化するために有効なものである。図
3の複合パネル材料の緻密質基体層1は側壁部1bを有
するものである。
【0012】図4の複合パネル材料において、緻密質基
体層1は、それから多孔質充填層2内に伸び出ている1
個以上、好ましくは多数のフック部1dを有している。
このフック部1dは、緻密質基体層1と、多孔質充填層
2との接合面積を大きくし、両層の結着を強化するため
に有効なものである。勿論、緻密質基体層1は側壁部を
有し、この側壁部内側面から多孔質充填層内にフック部
が伸び出ている。
【0013】本発明方法に用いられる水硬性無機材料は
一般にセメント材料、例えば普通ポルトランドセメン
ト、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセ
メント、白色セメント、高炉セメント、シリカセメン
ト、ジェットセメント、フライアッシュセメント、およ
びアルミナセメントなどから選ばれた少なくとも1種を
含むものであることが好ましい。本発明に用いられる水
硬性無機材料は水硬性石こうを含んでいてもよく、必要
に応じて、微粉砕珪石を含んでいてもよい。
【0014】本発明方法に用いられる補強繊維材料は、
ポリビニルアルコール系繊維、ポリオレフィン系繊維、
ポリアミド繊維、麻、およびパルプ繊維などのような有
機繊維、およびガラス繊維、および炭素繊維のような無
機繊維から選ばれた少なくとも1種からなるものであ
る。
【0015】本発明方法に用いられる補強繊維の太さお
よび長さに格別の限定はないが、一般に10〜 100μmの
直径、および5〜15mmの長さを有するものが好ましい。
【0016】本発明方法において、緻密質基体層中に含
まれる水硬性無機材料および補強繊維材料の配合比率に
ついても格別の限定はないが一般に、水硬質無機材料の
補強繊維材料に対する混合重比は 100:1〜 100:20で
あることが好ましい。
【0017】本発明の方法により得られる複合パネル材
料は、いかなる寸法(縦、横、厚さ)のものであっても
よいが、一般には建築材料として用いられる場合、全体
として30〜 200mmの厚さを有することが好ましく、この
場合、その中の緻密質基体層の厚さは5〜25mmであるこ
とが好ましい。すなわち緻密質基体層の厚さは、複合パ
ネル材料の厚さの10〜20%の範囲内にあることが好まし
い。この緻密質基体層は一般に 200kg/cm2 以上の曲げ
強さを有し、かつ 500Hzの音に対して、40dB以上の透過
損失を示すものであることが好ましい。このような緻密
質基体層は、複合パネル材料の遮音性を高め、その機械
的強度を向上させるために有効なものである。
【0018】本発明の方法により得られる複合パネル材
料の多孔質充填層は、緻密質基体層上に積層合体されて
いるものであって、かつ、その比重は0.6以下である。
このような多孔質充填層は、好ましくは水硬性無機材料
を主成分として含む水性混和物を、発泡剤の存在下にお
いて、又はこれに気泡を含有する状態で硬化させること
によって形成される。この水硬化多孔質無機材料中に
は、多孔質プラスチック材料、天然高分子多孔質材料、
多孔質ガラス材料、多孔質セラミック材料、および繊維
集合体から選ばれた少なくとも1種が含まれていてもよ
い。
【0019】本発明の方法によって得られる複合パネル
材料中の多孔質充填層は、0.6以下の比重を有する多孔
質体であって、内部に多数の気孔を有し、それによっ
て、すぐれた断熱効果を示すものである。その比重が0.
6より大きい場合は、得られる複合パネル材料の断熱性
能が不満足なものとなる。この多孔質充填層の厚さに
は、格別の制限はないが一般に、複合パネル材料の全厚
さの75〜90%を占めていることが好ましい。
【0020】多孔質充填層の形成に用いられる水硬性無
機材料は、前述の緻密質基体層の形成に用いられる水硬
性無機材料から選ぶことができる。また、それとともに
用いられる気孔剤の種類や量には格別の制限はないが例
えば、0.5〜3μmの平均粒径を有する金属アルミニウ
ム粉末、および炭酸水素ナトリウムなどの少なくとも1
種を含んでなる発泡剤を0.05〜0.3重量%の添加量で用
いることができる。多孔性無機水硬化体の形成には、慣
用方法を用いればよい。
【0021】多孔質充填層中に含まれていてもよい多孔
質プラスチック材料は、例えば多孔質ポリウレタン樹脂
材料、多孔質ポリスチレン樹脂材料、多孔質、ポリオレ
フィン樹脂材料、および多孔質ポリプロピレン樹脂材料
などから選ぶことができる。また天然高分子多孔質材料
としては、コルクなどから選ぶことができる。
【0022】多孔質充填層中に含まれてもよい多孔質ガ
ラス材料としては、発泡ガラスなどを用いることがで
き、また多孔質セラミック材料としては、多孔質レンガ
などを用いることができる。
【0023】多孔質充填層中に含まれていてもよい繊維
集合体としては、ロックウール、および木毛などから選
ばれた少なくとも1種の繊維からなる不織布、織布、編
布、およびこれらの複合布帛などがある。
【0024】本発明の複合パネル材料を製造するには先
ず水硬性無機材料、例えばセメントと、補強繊維材料と
を含む水硬性混和物を調製し、この水硬性混和物を押出
成形法により所定のスリット形状および寸法を有する押
出ダイを通して押し出し緻密質基体層形成用水硬性混和
物層を形成する。
【0025】上記緻密質基体層形成用水硬性混和物層上
に所要の多孔質充填層形成用水硬化性混和物層を所定の
厚さに押出し成形して積層合体する。この多孔質充填層
形成用水硬性混和物は多孔質水硬性無機材料と、発泡
剤、又は空気気泡を含む水性混和物である。この積層成
形体に、80℃〜 100℃の温度における常圧蒸気養生、又
は 100〜 190℃の温度におけるオートクレーブ加圧養生
を施し、このとき、必要により発泡させる。
【0026】
【0027】本発明の複合パネル材料は、その多孔質充
填層の表面に所望の模様、又は表示(着色、又は凹凸に
よる)を設けてもよい。また、その緻密質基体層の裏面
上にも、所望の模様、又は表示が着色、又は凹凸により
形成されていてもよく、或は他の建築用材料との係合、
又は嵌合のための突起、又は溝が形成されていてもよ
い。
【0028】
【実施例】本発明を下記実施例により更に説明する。
【0029】実施例1〜10 実施例1〜10の各々において、図1に示されている断面
形状を有する複合パネル材料が製造された。先ず緻密質
基体層形成のために、表1に記載の種類のセメントと、
粗い珪石粉(平均粒径: 500μm)、水、粘度調整剤
(商標:ハイメトローズ、信越化学社製)、ポリビニル
アルコール系繊維(直径:14μm、長さ:6mm)、およ
び減水剤(リグニンスルホン酸−ホルムアルデヒド接合
物)とを表1に記載の量(重量部)で混合して第1セメ
ント水硬性混和物を調製した。
【0030】別に、多孔質充填層形成のために、第1表
記載の種類のセメントと、細かい珪石粉(平均粒径:1.
5μm)、水、および発泡剤(平均粒径:2μmの金属
アルミニウム粉末)とを、表1に記載の量(重量部)で
混合して第2セメント水硬性混和物を調製した。
【0031】前記第1セメント水性混和物から、図1記
載の形状を有する緻密質基体層用第1セメント水性混和
物層(平板状基体部の幅: 600mm、同長さ3m、同厚さ
10mm、側壁部の厚さ:5mm、同高さ:55mm)を押出形成
し、また第2セメント水性混和物から、図2記載の形状
を有する多孔質充填層(厚さ:55mm)を押出充填してこ
れを緻密質基体用第2セメント水性混和物層に合体し、
100℃の温度で蒸気養生した。
【0032】
【表1】
【0033】得られた複合パネル材料(長さ:3m、幅
600mm、厚さ65mm)の重量、曲げ強さ、音(500Hz)の透
過損失および熱伝導率を測定した。その結果を表2に示
す。
【0034】比較例1〜5 比較例1〜3において、市販ALCパネル(1),(2),
(3)について、上記と同じテストを行った。比較例4
および5において、市販外壁用中空押出成形セメントパ
ネル(1)および(2)について同じテストを行った。
テスト結果を表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】表2から明らかなように、本発明方法によ
り得られた実施例1〜10の複合パネル材料は、従来のA
LCパネル材料とほゞ同一の重量(kg/m2)および断熱
性を有しているが、従来のALCパネル材料よりもすぐ
れた機械的強度と遮音性を有している。また、本発明方
法により得られた複合パネル材料は従来の中空押出成形
セメントパネル材料に比し、遮音性においてほゞ同等で
あるが、より軽量であり、機械的強度においてやゝすぐ
れ、熱伝導率のはるかに低いものであった。
【0037】
【発明の効果】本発明の複合パネル材料の製造方法は、
従来のALCパネル材料とほゞ同一の重量でありなが
ら、すぐれた機械的強度と遮音性と、断熱性とを併せ具
有し、建築用遮音断熱材としてきわめて有用な複合パネ
ル材料を効率よく製造することを可能にするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により得られる複合パネル材料の
一実施態様の構成を示す断面説明図である。
【図2】本発明の方法により得られる複合パネル材料の
他の実施態様の構成を示す断面説明図である。
【図3】本発明の方法により得られる複合パネル材料の
更に他の実施態様の構成を示す断面説明図である。
【図4】本発明の方法により得られる複合パネル材料の
更に他の実施態様の構成を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1…緻密質基体層 1a…平板状基体部 1b…側壁部 1c…補強リブ部 1d…ループ部 2…多孔質充填層 3…空孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小西 正芳 千葉県船橋市豊富町585番地 住友セメ ント株式会社 建材開発室内 (72)発明者 川畑 三彦 千葉県船橋市豊富町585番地 住友セメ ント株式会社 建材開発室内 (56)参考文献 特開 昭62−174435(JP,A) 特開 昭63−304856(JP,A) 特開 昭61−191747(JP,A) 実開 昭64−18215(JP,U) 実開 昭61−189927(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 3/20 E04C 2/04 B32B 5/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水硬性無機材料と、補強繊維材料とを含
    む水硬性混和物を、平板状基体部と、その両側縁から上
    方に伸び出ている両側壁部とを有する形状に押し出し成
    形して緻密質基体形成用水硬性混和物層を形成し、前記
    水硬性混和物層の平板状基体部と両側壁部とにより規定
    される空間に、水硬性無機材料を主成分として含み、さ
    らに発泡剤、又は空気気泡を含む水硬性多孔質無機材料
    混和物を、押出し充填して、多孔質充填層形成用水硬性
    混和物層を積層合体させ、 前記混和物積層体に80〜 190℃の温度における水蒸気養
    生を施して、水硬化緻密質基体層と、その上に強固に積
    層結着され、 0.6以下の比重を有する水硬化多孔質充填
    層とからなる複合パネルを製造する方法。
  2. 【請求項2】 前記水硬性無機材料が、普通ポルトラン
    ドセメント、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルト
    ランドセメント、白色セメント、高炉セメント、シリカ
    セメント、ジェットセメント、フライアッシュセメン
    ト、およびアルミナセメントから選ばれた少なくとも1
    種からなる、請求項1に記載の複合パネル材料の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記補強繊維材料が、ポリビニルアルコ
    ール系繊維、ポリオレフィン系繊維、ポリアミド系繊
    維、麻、ガラス繊維、炭素繊維、およびパルプ繊維から
    選ばれた少なくとも1種からなる、請求項1に記載の複
    合パネル材料の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記緻密質基体形成用水硬性混和物にお
    いて、前記水硬性無機材料と、前記補強繊維材料との混
    合重量比が 100:1〜 100:20である、請求項1に記載
    の複合パネル材料の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記緻密質基体層から、前記多孔質充填
    層側に伸び出ている補強用リブをさらに形成する、請求
    項1に記載の複合パネル材料の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記緻密質基体層から、前記多孔質充填
    層側に伸び出ていて、前記多孔質充填層との結着を強化
    するフックをさらに形成する、請求項1に記載の複合パ
    ネル材料の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記緻密質基体層の内部に中空部を形成
    する、請求項1に記載の複合パネル材料の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方
    法により製造された複合パネル材料。
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