JP3169514B2 - 内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具 - Google Patents
内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具Info
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Description
除用ブラシを挿入するための内視鏡の掃除用ブラシ挿入
補助具に関する。
の発生を防止するために、内視鏡使用後は、送気送水管
路や吸引管路等のような流体を通すための管路の内部ま
で掃除用ブラシを挿入して、十分にブラッシング掃除す
る必要がある。
換え弁のシリンダ体に連通接続されており、切り換え操
作を行うための操作弁体は、洗浄消毒を行えるようにシ
リンダ体に対して着脱自在に構成されている。
に配置された送気送水管路切り換え弁及び吸引管路切り
換え弁の各シリンダ体から操作弁体を取り外し、それに
代えて、各管路に連通するガイド孔が形成されたブラシ
ガイドを各シリンダ体に挿入し、そのガイド孔を経由し
て管路内に掃除用ブラシを挿入していた。
って、シリンダ体に接続された管路内を確実にブラッシ
ング掃除することができ、患者間感染の防止に寄与する
ことができる。
用ブラシを挿入するためには、シリンダ体に対するブラ
シガイドの取り付けの向きを正確に規制する必要があ
る。そのため、例えば突起と溝からなる方向規制手段を
形成する必要があり、構造が複雑になるだけでなく、そ
こに汚物等が入り込んで不潔になりやすい欠点がある。
る毎に行わなければならないので、複数の管路切り換え
弁の各シリンダに対して一つ一つブラシガイドを取り付
ける作業は、なかなか煩雑で面倒である。
難く、しかも複数の管路切り換え弁への着脱を簡単に行
うことができる内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具を提供
することを目的とする。
め、本発明の内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具は、流体
を通すための管路が連通接続されて口元が外方に向かっ
て開口するシリンダ体とそのシリンダ体に対して着脱自
在に設けられた操作弁体とを各々有する複数の管路切り
換え弁が操作部に並んで配置された内視鏡の、上記各管
路内を掃除するための掃除用ブラシ挿入補助具であっ
て、上記各シリンダ体から上記操作弁体を取り外し、そ
れに代えて、上記管路に連通するガイド孔が形成された
ブラシガイドを上記各シリンダ体に挿入するようにした
内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具において、上記複数の
管路切り換え弁のシリンダ体に挿入するための複数のブ
ラシガイドを一体的に形成して、それらが上記複数のシ
リンダ体に対して同時に着脱されるようにしたことを特
徴とする。
複数のブラシガイドを弾力的に連結すると共に、上記複
数のブラシガイド間の間隔を上記複数のシリンダ間の間
隔と相違させてもよい。
ドに、複数の管路に連通する複数のガイド孔を形成して
もよい。
視鏡の全体的構成を略示しており、挿入部1の基端に連
結された操作部2には、送気送水のための管路切り換え
を行うための送気送水管路切り換え弁20と、吸引のた
めの管路切り換えを行うための吸引管路切り換え弁30
とが、操作部2に並んで配置されている。
り換え弁30には、共に、流体を通すための管路が連通
接続されていて口元が操作部2の外方に向かって開口す
るシリンダ体21,31と、そのシリンダ体21,31
に対して着脱自在に設けられた操作弁体22,32が設
けられている。
1,31内に軸方向に進退自在に配置されて外方に向か
って付勢されており、操作弁体22,32をシリンダ体
21,31内に押し込むことによって、送気送水の切り
換え操作及び吸引操作が行われる。
タ3には、外部の給気及び給水装置から加圧空気と加圧
水の供給を受ける給気管4と給水管5の入口端が配置さ
れており、その給気管4と給水管5の出口端は送気送水
管路切り換え弁20のシリンダ体21に接続されてい
る。また、出口端が挿入部1の先端に開口する送気管6
と送水管7の入口端が、送気送水管路切り換え弁20の
シリンダ体21に接続されている。
子チャンネル8は、入口が挿入部1と操作部2との連結
部付近に配置され、出口が挿入部1の先端に配置されて
いる。
としても兼用されており、吸引連通管9を介して、吸引
管路切り換え弁30のシリンダ体31と連通している。
また、外部の吸引器に接続される吸引管10の一端が、
吸引連通管9に連通接続されている。
引管路切り換え弁30のシリンダ体21,31から操作
弁体22,32が取り外されて、それに代えてブラシガ
イド40が取り付けられた状態を示している。
操作部2に固定している固定ナット、24と34はシー
ル用のOリング、25は、固定ナット23によって操作
部2に固定された操作部内基板であり、各シリンダ体2
1,31には、管路4,5,6,7,9,10が互いの
間隔をあけて連通接続されている。
り換え弁20のシリンダ体21に挿入される送気送水管
路ブラシガイド41と、吸引管路切り換え弁30のシリ
ンダ体31に挿入される吸引管路ブラシガイド42と
が、双方の頭部で、弾力性のあるゴム材からなる連結部
材43によって一体に連結されて形成されている。
1と吸引管路ブラシガイド42は、送気送水管路切り換
え弁20のシリンダ体21と吸引管路切り換え弁30の
シリンダ体31に対して、一体的に取り付けられ且つ一
体的に取り外される。
水管路切り換え弁20のシリンダ体21に対してスムー
ズに嵌め合わされる寸法形状に形成され、吸引管路ブラ
シガイド42は吸引管路切り換え弁30のシリンダ体3
1に対してスムーズに嵌め合わされる寸法形状に形成さ
れており、両ブラシガイド41,42共に金属又はプラ
スチックで形成されている。
ンダ体21と吸引管路切り換え弁30のシリンダ体31
とでは内径寸法を少し異ならせてあって、送気送水管路
ブラシガイド41と吸引管路ブラシガイド42の外径寸
法もそれに対応して異なっている。
ブラシガイド41を吸引管路切り換え弁30のシリンダ
体31に挿入し、吸引管路ブラシガイド42を送気送水
管路切り換え弁20のシリンダ体21に挿入しようとし
ても、それはできないので誤挿入の恐れがない。
が表面に開口して、送気送水管路切り換え弁20のシリ
ンダ体21に挿入した時に給気管4、給水管5、送気管
6又は送水管7に連通するガイド孔が形成されている。
いて汚染されやすい送水管7に連通するガイド孔44が
送気送水管路ブラシガイド41に形成されていて、その
入口側から掃除用ブラシを差し込めば、矢印Aに示され
るように、掃除用ブラシがガイド孔44から送水管7内
に案内されて、送水管7内をブラッシング掃除すること
ができる。
口が表面に開口して、吸引管路切り換え弁30のシリン
ダ体31に挿入した時に吸引連通管9又は吸引管10に
連通するガイド孔が形成されている。
いて汚染されやすい吸引連通管9に連通するガイド孔4
5が形成されていて、その入口側から掃除用ブラシを差
し込めば、矢印Bに示されるように、掃除用ブラシがガ
イド孔45から吸引連通管9内に案内されて、吸引連通
管9内から鉗子チャンネル8内をブラッシング掃除する
ことができる。
9及び鉗子チャンネル8内を簡単にブラッシングするこ
とができ、ガイド孔44,45を他の管路に連通するよ
うに形成しておけば、他の管路内を簡単にブラッシング
することができる。
標とする管路に正しく連通するように位置決めされなけ
ればならないが、両ブラシガイド41,42が両シリン
ダ体21,31に挿入された状態では、ガイド孔44,
45の位置と向きが正常状態以外の状態をとることがで
きないので、ガイド孔44,45は必ず所定の管路に正
しく連通する。
り、送気送水管路ブラシガイド41と吸引管路ブラシガ
イド42間の距離(軸間距離L)と二つのシリンダ体2
1,31間の距離(軸間距離M)を異ならせたものであ
る。
イド41,42が両シリンダ体21,31内に挿入され
た状態では、弾力性のある連結部材43が歪んで弾性変
形したままの状態になるので、抜け止め用のストッパ等
を設けなくても、ブラシガイド41,42がシリンダ体
21,31内から自然に抜け出さない。
り、送気送水管路ブラシガイド41と吸引管路ブラシガ
イド42に、複数の管路に連通する複数のガイド孔を形
成したものである。
ド41には、送水管7に連通するガイド孔44の他に、
送気管6に連通するガイド孔144が形成され、吸引管
路ブラシガイド42には、吸引連通管9に連通するガイ
ド孔45の他に、吸引管10に連通するガイド孔145
が形成されている。
入補助具40を取り替えることなく、各シリンダ体2
1,31に接続された複数の管路に対して掃除用ブラシ
を差し込んで、管路内をブラッシング掃除することがで
きる。
のではなく、例えばブラシガイドは二つに限らず、内視
鏡の操作部に並んで設けられた管路切り換え弁の数に対
応して設ければよい。
のシリンダ体に挿入するための複数のブラシガイドを一
体的に形成したことにより、それらが複数のシリンダ体
に対して同時に着脱されるので、シリンダ体への取り付
けを非常に簡単に行うことができ、しかも、取り付けの
向きが一義的に決まって取り付け方向を規制するための
部材を設ける必要がないので、構造が簡単でしかも不潔
になり難くて衛生的である等の効果がある。
数のブラシガイドを弾力的に連結すると共に、複数のブ
ラシガイド間の間隔を複数のシリンダ間の間隔と相違さ
せることにより、ブラシガイドがシリンダ内から自然に
抜け出さなくなり都合がよい。
複数の管路に連通する複数のガイド孔を形成すれば、ブ
ラシ挿入補助具を取り替えることなく複数の管路内に掃
除用ブラシを差し込んでブラッシング掃除することがで
き、非常に便利である。
Claims (8)
- 【請求項1】流体を通すための管路が連通接続されて口
元が外方に向かって開口するシリンダ体とそのシリンダ
体に対して着脱自在に設けられた操作弁体とを各々有す
る複数の管路切り換え弁が操作部に並んで配置された内
視鏡の、上記各管路内を掃除するための掃除用ブラシ挿
入補助具であって、上記各シリンダ体から上記操作弁体
を取り外し、それに代えて、上記管路に連通するガイド
孔が形成されたブラシガイドを上記各シリンダ体に挿入
するようにした内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具におい
て、 上記複数の管路切り換え弁のシリンダ体に挿入するため
の複数のブラシガイドを一体的に形成して、それらが上
記複数のシリンダ体に対して同時に着脱されるようにす
ると共に、上記の少なくとも一つのブラシガイドには、
複数の管路に連通する複数のガイド孔を形成したことを
特徴とする内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具。 - 【請求項2】上記複数のシリンダ体に挿入される複数の
ブラシガイドを弾力的に連結すると共に、上記複数のブ
ラシガイド間の間隔を上記複数のシリンダ体間の間隔と
相違させた請求項1記載の内視鏡の掃除用ブラシ挿入補
助具。 - 【請求項3】上記ブラシガイドが、金属製又はプラスチ
ック製である請求項1又は2記載の内視鏡の掃除用ブラ
シ挿入補助具。 - 【請求項4】上記複数のブラシガイドを連結する連結部
材が、上記ブラシガイドとは別部材として形成されて上
記ブラシガイドと一体に連結されている請求項1ないし
3のいずれかの項に記載の内視鏡の掃除用ブラシ挿入補
助具。 - 【請求項5】上記連結部材が、弾力性のあるゴム材によ
って形成されている請求項4記載の内視鏡の掃除用ブラ
シ挿入補助具。 - 【請求項6】上記連結部材が、上記シリンダ体の口元の
周囲に嵌まり込む状態に取り付けられる請求項4又は5
記載の内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具。 - 【請求項7】上記ブラシガイドが、上記シリンダ体にき
つく接触することにより上記シリンダ体からの抜け出し
が規制される請求項1ないし6のいずれかの項に記載の
内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具。 - 【請求項8】上記ガイド孔が、上記ブラシガイドを上端
から側面へ斜めに貫通する状態に穿設されている請求項
1ないし7のいずれかの項に記載の内視鏡の掃除用ブラ
シ挿入補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26240494A JP3169514B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26240494A JP3169514B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08117185A JPH08117185A (ja) | 1996-05-14 |
JP3169514B2 true JP3169514B2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=17375314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26240494A Expired - Lifetime JP3169514B2 (ja) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | 内視鏡の掃除用ブラシ挿入補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3169514B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5971917A (en) * | 1997-02-26 | 1999-10-26 | Fuji Photo Optical Co., Ltd. | Endoscope having washing ports |
JP4144666B2 (ja) * | 2003-08-11 | 2008-09-03 | 興研株式会社 | 内視鏡洗滌用ブラシの挿入案内具およびその使用方法 |
JP2010029317A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Fujinon Corp | 内視鏡の洗浄補助具および内視鏡、並びに内視鏡の洗浄方法 |
-
1994
- 1994-10-26 JP JP26240494A patent/JP3169514B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08117185A (ja) | 1996-05-14 |
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