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JP3168982B2 - 液体容器の液量表示装置 - Google Patents

液体容器の液量表示装置

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JP3168982B2
JP3168982B2 JP13340998A JP13340998A JP3168982B2 JP 3168982 B2 JP3168982 B2 JP 3168982B2 JP 13340998 A JP13340998 A JP 13340998A JP 13340998 A JP13340998 A JP 13340998A JP 3168982 B2 JP3168982 B2 JP 3168982B2
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liquid
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JP13340998A
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千恵子 高橋
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Tiger Corp
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Publication date
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Publication of JPH11318707A publication Critical patent/JPH11318707A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F23/00Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
    • G01F23/02Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by gauge glasses or other apparatus involving a window or transparent tube for directly observing the level to be measured or the level of a liquid column in free communication with the main body of the liquid

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cookers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気ポットやその
他の各種貯液を行う液体容器の液量表示装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電気ポットでは従来、器体と同じ液位と
なるように器体に接続された透明な液量表示パイプを、
器体の外面に設けられた液量を表示する窓を通じて外部
から視認できるようにして、液量を外部に表示すること
が古くから行われている。また、図9に示すように器体
aの外面や蓋に設けられた液量表示面bの内側に配した
液量を表示するランプc1〜c6によって、液量表示面
bの各液量表示部b1〜b6を個別に照明し、照明して
いる位置の違いや数の違いなどによって液量を外部に表
示することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のい
ずれの液量表示方法でも、見る角度によって、あるいは
外光の明るさによって、液量表示が見にくくなることが
多々ある。これらは外光の影響により明暗や輝度の差が
小さくなることが原因していると思われる。
【0004】本発明の目的は、液体容器において明暗や
輝度の差が明瞭に視認できる見やすい液量表示装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の液体容器の液量表示装置は、貯液する器
体の外面に設けられた液量を表示する透明窓と、それぞ
れが照明されている位置や数の違いによって液量を表示
するように複数並んだ互いに独立して透明な液量表示部
およびこれら液量表示部に対応した液量の目盛り表示を
有するとともに、前記透明窓の内側に所定の距離隔てて
位置し透明窓との間のまわりを周壁により囲まれた液量
表示面と、この液量表示面の各液量表示部の背部に個別
に対向して位置し対向する液量表示部を照明する複数の
ランプと、液量表示部の背部に位置して狭小な底部から
前記ランプをそれの対向する液量表示部の側に臨ませる
とともにそのランプからの光を対向する液量表示部まで
個別に導く液量表示部に向け拡張したガイド孔と、を備
えたことを主たる特徴としている。
【0006】従来、各液量表示部では、液量表示面の外
面での見る向きによっての反射光の影響やLEDランプ
の光量不足などによって照明状態がぼやけ、隣接する独
立した各液量表示部どうしでの照明の有無の違いの表示
が目盛り表示に比し弱く、見にくかったが、そのような
液量表示面を前記のように、外装ケース外面に設けた透
明窓の内側に所定の距離隔てて位置させ透明窓との間の
まわりを周壁で囲むことにより、液量表示面を透明窓の
やや奥まった閉じ空間内に位置させて外光が届きにく
く、かつ正面からの入射に規制する外光を内側のガイド
孔内に向け透して外部にでにくくするようになった分だ
け、隣接する各液量表示部の独立した照明状態の有無が
透明窓を通して明瞭に視認できるようになり、透明でな
く正面から入射する外光を反射させて透明窓に向かわせ
やすい部分に設けられた液量の目盛り表示も透明窓を通
して同時に明瞭に視認できるので、見やすく、商品価値
の高いものとなる。しかも、ガイド孔は狭小底部から各
液量表示部の側に臨ませるとともにそのランプからの光
を対向する液量表示部まで個別に導くように液量表示部
に向け拡張していることにより、LEDランプの弱い光
でもその殆どを無駄なく必要な個別の照明範囲に導ける
ようになるので、各液量表示部での個別の照明を強めら
れることによって隣接する各液量表示部での照明の有無
の違いをさらに明瞭に視認されるようにすることがで
き、さらに見やすくなる。
【0007】本発明の液体容器の液量表示装置は、ま
た、貯液する器体の外面に設けられた液量を表示する透
明窓を持った窓板と、それぞれが照明されている位置や
数の違いによって液量を表示するように複数並んだ互い
に独立して透明な液量表示部およびこれら液量表示部に
対応した液量の目盛り表示を有するとともに、前記透明
窓の内側に所定の距離隔てて位置し透明窓との間のまわ
りを周壁により囲まれた液量表示面を持った表示ボック
スと、この液量表示面の各液量表示部の背部に個別に対
向して位置し対向する液量表示部を照明する複数のラン
プを搭載した回路基板と、液量表示部の背部に位置して
狭小な底部から前記ランプをそれの対向する液量表示部
の側に臨ませるとともにそのランプからの光を対向する
液量表示部まで個別に導く液量表示部に向け拡張したガ
イド孔を持った照明ボックスと、を備え、窓板は外装ケ
ースの窓開口に外側から前記表示ボックスを嵌め合せ
て、これら窓板と表示ボックスとの間に窓開口の口縁を
挟み付けて固定し、前記表示ボックスとこれの内側に当
てがい取付けた回路基板との間に前記照明ボックスを挟
み込んだことを今1つの特徴としている。
【0008】このような構成では、前記主たる特徴の発
明のように、透明な各液量表示部を持った液量表示面が
透明窓よりも内側に奥まって位置し、各液量表示部をそ
の内側から個別に照明するランプからの光を底部から液
量表示部の側に臨ませて液量表示部に導くガイド孔によ
って、隣接する各液量表示部の照明の有無の違いを透明
窓を通じて上記のように明瞭に視認されるようにするの
に、今1つの特徴の発明によれば、透明窓、各液量表示
部を持った液量表示面、ガイド孔、ランプのそれぞれ
を、窓板、表示ボックス、照明ボックス、回路基板によ
ってそれぞれ独立に必要な機能を容易に満足できるよう
にしながら、窓板と表示ボックスとの嵌め合いを利用し
て外装ケースに固定し、回路基板の表示ボックスの内側
への取付けによって照明ボックスを表示ボックスと回路
基板との間に挟み込んで容易に組み立てられるようにす
るので、容易にかつ安価に実現でき、液量表示手段は、
液量表示面の各液量表示部をその内側の各ランプによっ
て照明して、照明している位置や数の違いによって液量
が表示でき、特にこの液量の表示は器体の外面に設けら
れた液量を表示する透明窓の内側から行われるが、この
液量表示を行う液量表示手段の液量表示面は器体の外面
の液量を表示する透明窓から内側に所定の距離を隔てら
れている分だけ、外光の影響を受けにくく薄暗い状態に
なり、この薄暗い背景の中で液量に対応する液量表示部
が内側からランプによって照明されるので、照明されて
いない液量表示部との明暗の差が大きくなるので、液量
表示が見やすくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の幾つかの実施の形
態についてその実施例とともに図1〜図8を参照しなが
ら説明し、本発明の理解に供する。
【0010】(実施の形態1) 本実施の形態1は、電気ポットの液量表示の場合で、内
容液の液量を計量した結果をランプ表示するようにした
場合の一例であり、図1〜図6に示してある。
【0011】本実施の形態1の電気ポットは、図1、図
2に示すように、合成樹脂製の外装ケース1内にステン
レス鋼などの金属製の内容器2を収容して合成樹脂製の
肩部材3により外装ケース1と連結して器体4を構成す
るのと同時に、器体4の内容器2に通じる上端の開口5
を形成している。器体4の開口5はこれの後部に開閉で
きるようにヒンジ連結された蓋体6が設けられ、閉じる
とばね7を働かせたロック部材8が肩部材3の一部の係
止部109に弾性係合して閉じ状態に自動的にロックさ
れる。ロック部材8によるロックはロック解除カム9の
レバー9aによる操作で解除でき、この解除に引き続い
たレバー9aの引き上げによって蓋6を開けられるよう
にしてある。
【0012】内容器2の底部にはヒータ11が当てがわ
れて、内容器2に貯液している内容液を加熱して湯沸か
しや保温が行えるようにしてある。もっとも、沸騰を持
続させるカルキ除去モードなど各種の動作モードが設け
られる。内容器2の底部には内容液注出路12が接続さ
れ、内容器2と外装ケース1との間を立ち上がって肩部
材3が形成する前方へ突出した嘴状の突出部13内で下
向きに屈曲されて、その突出部13の底部にある開口1
4を通じて内容液を器体4の前部前方位置にて外部に吐
出するようになっている。内容液の吐出は内容液注出路
12の途中の、内容器2の底部よりも低い位置に設けら
れたくみ出し方式の電動ポンプ15の動作によって行
う。もっとも、手動ポンプや電動ポンプで内容液を加圧
して内容液注出路12を通じ吐出するようにもできる。
【0013】蓋体6内には内容器2で発生する蒸気を外
部に逃がす蒸気通路16や器体4の転倒時にこの蒸気通
路16を通じて内容液が流出するのを防止する図示しな
い転倒時止水弁が設けられている。蓋体6の最内面は金
属製の内蓋17が設けられこの内蓋17によって内容器
2の上端の開口18をシールパッキング19が介在する
形で機密性よく閉じるようにしてある。
【0014】肩部材3の突出部13の上面には各種の動
作モードや吐出操作などを行う操作パネル21が設けら
れ、内容液注出路12の上部近くには器体4が転倒した
ときに内容液注出路12を通じて内容液が流出するのを
防止する転倒時止水弁22が設けられている。外装ケー
ス1の底部の開口23には下方から底蓋34を当てがっ
て取付けられ、外装ケース1の底部と底蓋34との間に
は回転座体35が挟み込まれ器体4を回転できるように
支える。内容器2の底部の下には、外装ケース1や底蓋
34など器体4の底部を形成する部材に一体成形し、あ
るいは取り付けた回路ボックス36が設けられ、各種の
動作制御を行う電子回路基板37を収容している。内容
器2の底部には温度センサ38が当てがわれ電子回路基
板37による動作制御のための温度情報を与える。
【0015】内容液注出路12の立ち上がり部は器体4
内の、より具体的には内容器2内の貯液と同一の液位と
なるので、これを液量検出パイプ12aとして、そのま
わりに所定の液位を検出する6つのフォトカプラ41a
〜41fを設けた液量検出ユニット41を設けてある。
検出される液位は器体4の前部に設けた液量を表示する
透明窓42に表示する。液量表示は図4に示すように6
段階で示し、最下が給水が必要な給水液位、中断が3.
3Lの1/2液位、最上が満水液位のそれぞれであり、
ランプ42a〜42f、具体的にはLED42a〜42
fで表示する。
【0016】もっとも、このような液量表示のための液
量検出は電気的に検出するのが好適であり、それには静
電容量方式、電極方式など他の方式がある。
【0017】本実施の形態1では特に、上記液量を表示
する透明窓42に加え、この透明窓42の内側で、液量
表示面51の各液量表示部51a〜51fをこれよりも
さらに内側に位置する液量を表示する前記各ランプ42
a〜42fによって照明する液量表示手段52を備えて
いる。この液量表示手段52の液量表示面51は前記液
量を表示する透明窓42と図3に示す所定の距離Xを隔
てて位置させている。
【0018】これにより、液量表示手段52は、液量表
示面51の各液量表示部51a〜51fをその内側の各
ランプ42a〜42fによって照明して、照明している
位置や数の違いによって液量が表示できる。特にこの液
量の表示は器体4の外面に設けられた液量を表示する透
明窓42の内側から行われるが、この液量表示を行う液
量表示手段52の液量表示面51は器体4の外面の液量
を表示する透明窓42から内側に所定の距離Xを隔てら
れている分だけ、外光の影響を受けにくく薄暗い状態に
なり、この薄暗い背景の中で液量表示部51a〜51f
の液量に対応する範囲のものが内側からランプ42a〜
42fの対応するものによって照明されるので、照明さ
れていない液量表示部との明暗の差が大きくなるので、
液量表示が見やすくなる。
【0019】各液量表示部51a〜51fは例えば、図
に1つの実施例を示してあるように、液量表示面51に
貼り合わせた透明なシート411に印刷した枠411a
によって互いに独立した透明窓としてある。これにより
隣接の液量表示部相互でランプ42a〜42fによる照
明が影響し合うのを防止して、各液量表示部51a〜5
1fの照明範囲を明瞭に区分けするので、照明位置の数
の違いが明確になり液量表示が見やすくなる。透明なシ
ート41には各液量表示部51a〜51f以外の部分を
不透明にする印刷411bと、前記液量の目盛り表示4
11cの印刷とが、前記枠411aに加え施されてい
る。
【0020】液量表示手段52は、ランプ42a〜42
fからの光を液量表示部51a〜51fにまで個別に導
くガイド孔55a〜55fを持っている。これにより、
前記各液量表示部51a〜51fの照明範囲の区分けを
明瞭にするのに併せ、ランプから各液量表示部51a〜
51fに至る照明光どうしが影響し合うのを防止すると
ともに、対応する液量表示部51a〜51fにその全て
の光が到達できるようにするので、各液量表示部51a
〜51fの照明の区分けがより明るい照明状態で達成さ
れ、液量の表示状態がさらに見やすくなる。
【0021】ガイド孔55a〜55fは液量表示面51
に向け拡張しているので、ランプ42a〜42fの1つ
1つによる照明範囲を大きくして液量表示ができ、さら
に見やすくすることができるし、前記高い照明効率の基
では照明が特に暗くなるようなことがなく、より好適で
ある。
【0022】液量表示面51と器体4外面の透明窓42
との間で、液量表示面51の周辺を囲って空間を形成し
まわりから遮光する周壁56を液量表示面51の周囲に
一体成形してある。これにより、液量表示手段52の液
量表示面51に、器体4外面の液量を表示する透明窓4
2以外の部分から外光が入るのを防止して、外光の影響
をさらに抑えられるので、液量表示がさらに見やすくな
る。周壁56は液量表示面51と透明窓42との間に距
離Xを設けるためのスペーサになり、組み立て上これが
ばらばらになるようなことを簡易に、かつ確実に防止で
きる。
【0023】透明窓42は外装ケース1の前部に形成し
た縦長の窓開口61に透明な樹脂材料で形成した窓板6
2を外面から当てがって、内向きに一体成形した係合フ
ック62aを窓開口61の口縁に弾性係合させることに
より外れ止めして取付け、その表面に透明なシート60
を貼り合わせてまわりを不透明にする印刷60aを施す
ことで形成している。しかし、外装ケース1の窓開口6
1に透明板を当てがうだけでも構成できる。窓板62は
これの裏面に一体成形したボックス型の周壁62aを窓
開口61に嵌め合わせるとともに、これに液量表示手段
52を内側から表示面51を持った表示ボックス71を
嵌め合わせて側面の係合爪74と係合孔75との弾性係
合にて抜け止めすることにより、これら窓板62と液量
表示手段52との間に窓開口61の口縁を図5の(b)
に示すように挟みつける状態で固定している。
【0024】液量表示手段52は図5の(a)、
(b)、図6に示すように必要部材である表示ボックス
71、これに内蔵した照明ボックス72、およびこれら
の内側に当てがい係合爪82で取り付けたランプ42a
〜42fおよびこれを駆動する制御回路を搭載した回路
基板81、のそれぞれを1体に組み合わせたユニットに
してある。照明ボックス72は前記上下にテーパ形状を
したガイド孔55a〜55fを有し、表示ボックス71
の液量表示面51の内側に当てがって接着やねじ止め、
あるいは無理嵌め、あるいは弾性係合して取付けられ、
回路基板81に搭載された各ランプ42a〜42fを各
ガイド孔55a〜55fに受入れ、上記照明を行う。こ
のような液量表示手段52のユニット化によると、液量
表示手段52を予め組み上げた1つの部品として取り扱
い、所定の位置関係で器体4の外面の液量を表示する透
明窓42との、実施例では窓板62との一義的な位置関
係を保って取り付けるだけでよくなり、組み立が容易に
なる。
【0025】また、上記のように液量を表示する透明窓
42や液量表示部51a〜51fの各透明窓が透明なシ
ートで形成されると、印刷を施しやすく適当な不透明部
分を作るだけで必要な形状、大きさ、数の透明窓を簡易
に形成できるし、目盛りやその他必要な表示を行いやす
いし、透明なシートを基材の窓孔を塞ぐように貼り合わ
せるだけで、窓孔が多数あっても1枚の透明なシートで
簡易に形成することができ、貼り合わせた透明なシート
は同時に窓孔を水密状態に塞ぐシールの役目もするので
好適である。
【0026】(実施の形態2) 本実施の形態2は図7、図8に示すように、貯液する器
体4と同じ液位となるように器体4に接続された透明な
液量表示パイプ91を、器体4の外面に設けられた液量
を表示する窓142を通じて外部から視認できるように
したものにおいて、液量表示パイプ91の背部から窓1
42の両側で器体4の外面に露出するように集光シート
92を設け、この集光シート92の液量表示パイプ91
の背部と対向する部分の内側面に、白色塗料を塗布する
などした乱反射部93を設けてある。
【0027】これによると、液量表示パイプ91は透明
でかつ器体4と同じ液位となり、器体4の外面の液量を
表示する窓142を通じて前記液位が外部から視認され
るように液量を表示するが、特に、液量表示パイプ91
の背部に位置する集光シート92が、器体4の外面の液
量を表示する窓142の両側に露出していて、ここで受
ける外光94を液量表示パイプ91の背部にまで導きこ
こでその内側面に設けられた乱反射部93で乱反射させ
て液量表示パイプ91を背部から照明するので、液量表
示パイプ91の液位101から下の部分は内容液全体が
太い帯状101aで光り、液位101から上では乱反射
部93だけが細い帯状101bで光るので、貯液範囲な
いしはその液位101を外光を利用して見やすくするこ
とができる。
【0028】液量表示パイプ91は実施の形態1の内容
液注出路の立ち上がり部であってもよいが、それとは別
の液量表示専用に設けられるものでもよい。また、窓1
42は透明なカバー102を当てがって塞いであるが、
これがなくても集光シート92が窓142を塞ぐので、
ゴミや水などの進入を防止できる。
【0029】
【発明の効果】本発明の液体容器の液量表示装置の主た
る特徴によれば、従来、各液量表示部では、液量表示面
の外面での見る向きによっての反射光の影響やLEDラ
ンプの光量不足などによって照明状態がぼやけ、隣接す
る独立した各液量表示部どうしでの照明の有無の違いの
表示が目盛り表示に比し弱く、見にくかったが、そのよ
うな液量表示面を前記のように、外装ケース外面に設け
た透明窓の内側に所定の距離隔てて位置させ透明窓との
間のまわりを周壁で囲むことにより、液量表示面を透明
窓のやや奥まった閉じ空間内に位置させて外光が届きに
くく、かつ正面からの入射に規制する外光を内側のガイ
ド孔内に向け透して外部にでにくくするようになった分
だけ、隣接する各液量表示部の独立した照明状態の有無
が透明窓を通して明瞭に視認できるようになり、透明で
なく正面から入射する外光を反射させて透明窓に向かわ
せやすい部分に設けられた液量の目盛り表示も透明窓を
通して同時に明瞭に視認できるので、見やすく、商品価
値の高いものとなる。しかも、ガイド孔は狭小底部から
各液量表示部の側に臨ませるとともにそのランプからの
光を対向する液量表示部まで個別に導くように液量表示
部に向け拡張していることにより、LEDランプの弱い
光でもその殆どを無駄なく必要な個別の照明範囲に導け
るようになるので、各液量表示部での個別の照明を強め
られることによって隣接する各液量表示部での照明の有
無の違いをさらに明瞭に視認されるようにすることがで
き、さらに見やすくなる。
【0030】本発明の液体容器の液量表示装置の今1つ
の特徴によれば、前記主たる特徴の発明のように、透明
な各液量表示部を持った液量表示面が透明窓よりも内側
に奥まって位置し、各液量表示部をその内側から個別に
照明するランプからの光を底部から液量表示部の側に臨
ませて液量表示部に導くガイド孔によって、隣接する各
液量表示部の照明の有無の違いを透明窓を通じて上記の
ように明瞭に視認されるようにするのに、今1つの特徴
の発明によれば、透明窓、各液量表示部を持った液量表
示面、ガイド孔、ランプのそれぞれを、窓板、表示ボッ
クス、照明ボックス、回路基板によってそれぞれ独立に
必要な機能を容易に満足できるようにしながら、窓板と
表示ボックスとの嵌め合いを利用して外装ケースに固定
し、回路基板の表示ボックスの内側への取付けによって
照明ボックスを表示ボックスと回路基板との間に挟み込
んで容易に組み立てられるようにするので、容易にかつ
安価に実現でき、液量表示手段は、液量表示面の各液量
表示部をその内側の各ランプによって照明して、照明し
ている位置や数の違いによって液量が表示でき、特にこ
の液量の表示は器体の外面に設けられた液量を表示する
透明窓の内側から行われるが、この液量表示を行う液量
表示手段の液量表示面は器体の外面の液量を表示する透
明窓から内側に所定の距離を隔てられている分だけ、外
光の影響を受けにくく薄暗い状態になり、この薄暗い背
景の中で液量に対応する液量表示部が内側からランプに
よって照明されるので、照明されていない液量表示部と
の明暗の差が大きくなるので、液量表示が見やすくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す電気ポットの一部
を省略した縦断面図である。
【図2】図1の電気ポットの一部を省略した正面図であ
る。
【図3】図1の電気ポットの液量表示部の断面図であ
る。
【図4】図3の液量表示部の正面図である。
【図5】図3の液量表示部の外観を示しその(a)は側
面図その(b)は上面図である。
【図6】図3の液量表示部の分解斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態2を示す電気ポットの斜視
図である。
【図8】図6の電気ポットの液量表示部の横断面図であ
る。
【図9】従来の液量表示部を示す断面図である。
【符号の説明】
4 器体 411、60 透明なシート 42 液量を表示する透明窓 42a〜42f ランプ 51 液量表示面 51a〜51f 各液量表示部 52 液量表示手段 411a 枠 55a〜55f ガイド孔 56 周壁 71 表示ボックス 72 照明ボックス 81 回路基板 91 液量表示パイプ 92 集光シート 142 窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−168641(JP,A) 実開 平3−3931(JP,U) 実開 昭58−106983(JP,U) 実開 平4−136778(JP,U) 実開 昭57−201585(JP,U) 実開 昭57−14180(JP,U) 実開 昭61−61934(JP,U) 実開 平2−55830(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101 A47J 41/00 302

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯液する器体の外面に設けられた液量を
    表示する透明窓と、それぞれが照明されている位置や数
    の違いによって液量を表示するように複数並んだ互いに
    独立して透明な液量表示部およびこれら液量表示部に対
    応した液量の目盛り表示を有するとともに、前記透明窓
    の内側に所定の距離隔てて位置し透明窓との間のまわり
    を周壁により囲まれた液量表示面と、この液量表示面の
    各液量表示部の背部に個別に対向して位置し対向する液
    量表示部を照明する複数のランプと、液量表示部の背部
    に位置して狭小な底部から前記ランプをそれの対向する
    液量表示部の側に臨ませるとともにそのランプからの光
    を対向する液量表示部まで個別に導く液量表示部に向け
    拡張したガイド孔と、を備えたことを特徴とする液体容
    器の液量表示装置。
  2. 【請求項2】 貯液する器体の外面に設けられた液量を
    表示する透明窓を持った窓板と、それぞれが照明されて
    いる位置や数の違いによって液量を表示するように複数
    並んだ互いに独立して透明な液量表示部およびこれら液
    量表示部に対応した液量の目盛り表示を有するととも
    に、前記透明窓の内側に所定の距離隔てて位置し透明窓
    との間のまわりを周壁により囲まれた液量表示面を持っ
    た表示ボックスと、この液量表示面の各液量表示部の背
    部に個別に対向して位置し対向する液量表示部を照明す
    る複数のランプを搭載した回路基板と、液量表示部の背
    部に位置して狭小な底部から前記ランプをそれの対向す
    る液量表示部の側に臨ませるとともにそのランプからの
    光を対向する液量表示部まで個別に導く液量表示部に向
    け拡張したガイド孔を持った照明ボックスと、を備え、
    窓板は外装ケースの窓開口に外側から前記表示ボックス
    を嵌め合せて、これら窓板と表示ボックスとの間に窓開
    口の口縁を挟み付けて固定し、前記表示ボックスとこれ
    の内側に当てがい取付けた回路基板との間に前記照明ボ
    ックスを挟み込んだことを特徴とする液体容器の液量表
    示装置。
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