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JP3167695U - ランドセル用仕切板 - Google Patents

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JP3167695U
JP3167695U JP2011000920U JP2011000920U JP3167695U JP 3167695 U JP3167695 U JP 3167695U JP 2011000920 U JP2011000920 U JP 2011000920U JP 2011000920 U JP2011000920 U JP 2011000920U JP 3167695 U JP3167695 U JP 3167695U
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光展 依田
光展 依田
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ナース鞄工株式会社
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Abstract

【課題】ランドセルの主収納室に収容する収納物の量に応じて、仕切板を移動して仕分けすることにより整理して収納することができるランドセル用仕切板を提供する。【解決手段】ランドセルの主収納室内に収まる横幅と高さを有した仕切板20の基板22の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げてマチ片部23、23を一体に形成し、該基板22と該マチ片部23の表裏両面全体を合成樹脂材からなる化粧シートで被覆して形成し、該基板及びマチ片部の上下両端縁に夫々補強部片27をU字状に包み込んで縫着してある。【選択図】図1

Description

本考案はランドセルに設けた主収納室内を、任意に仕切る改良型のランドセル用仕切板に関するものである。
従来、ランドセルは、教科書やノートなどを収納する主収納室と、各種教材を収容する副収納室と、小物を収容する前ポケットを皮革または合成皮革などにより形成されており、前記主収納室に収容する教科書やノートなどは、時間割により教科書が多い日や少ない日がある。
一方、昨今学校で先生から渡される各種のプリントやお知らせなどの印刷物の多くはA4版に形成してあり、その印刷物を収容したクリアファイルが渡される場合が多い。そのため、ランドセルの主収納室はA4版の書類を収容したクリアファイルが曲がらずに収容することができるように横幅が広く形成されている。
前記主収納室内を広く形成してあっても、主収納室内に教科書やノート(以下、収容物という)が常に満杯に収容されているとは限らないし、該収容物は主収納室内に隙間を有して収容され、主収納室内に固定されていないため、ランドセルを背負って通学する学童が登校の際に走ったりすると、ランドセルが振られて走り難かったり、主収納室内の収容物が前後、上下、左右に移動して、収容物が傷付く一つの原因となっている。
さらに、主収納室に収容するクリアファイルは薄くて軽いため、学童が走ったりすると収容物が前後、上下、左右に移動して該収容物の間に挟まれていたものが左右にずれて、該クリアファイルが主収納室の両側や底面側に引き込まれて傷つきやすく、また、収容物が該収容室内を移動して傷みを生じる原因などになっていた。
そのため、従来のランドセルは主収納室に収容した収容物の移動を少なくするため、さまざまな工夫がなされている。例えば、主収納室の両側マチ部の内側に垂直方向に複数の溝部や突起部を任意間隔に設け、主収納室に収容する収容物の量により仕切板の差し込む位置を変更して収容物が前後左右に踊り動くのを防止しているものが知られている(特許文献1)。
また主収納室の底面に一端を固定した押さえベルトの他端を、押さえ板の端部に設けた挿通口に挿通し、該押さえ板と主収納室の背板側との間に収容物を挟んで収容し、前記主収納室の開口部付近に取付けた被係合具と前記押さえベルトに取付けた係合部とを係合させることにより、収容物を背板側に圧着して固定するものが知られている(特許文献2)。
実開昭61−31123号 特開平11−103919号
前者は、マチ部に設けた溝部や突起部に仕切板を差し込む操作が、小学生、特に低学年の児童にとっては煩雑で面倒である。その上、マチ部には強固に形成した溝部や突起部を構成する支持部片を取付けなければならず、ランドセル全体の重量が重くなってしまうなどの問題点を有していた。
後者は、主収納室の底面に押さえベルトの一端を取付けて開口部に被係合具を取付け、且つ、押さえ板に押さえベルトを挿通してあるため、構造が複雑となってコストが高くなってしまい、また、収容物を挟む操作が面倒であることなどから小学生、特に低学年の児童にとっては煩雑で面倒であって使用しにくい等の問題点を有している。
ランドセルを背負う小学生、特に低学年の児童でもランドセルの主収納室内を簡単に仕分けし、該主収納室内に収容する教科書などの収容物を、背中側または反背中側に片寄せてまとめて収容することにより該教科書の動きを少なくしたためランドセルが背負いやすいという利点がある。さらに、A4版の印刷物を挟み込んだクリアファイルを教科書等と分けてランドセル内に収納できるので、該クリアファイルの両側端部が折り曲げられて傷付くのを防ぎ、長期間使用することができる利点がある。
上記課題を達成するため、請求項1の請求項は、ランドセル10の主収納室12内に収まる横幅と高さを有した仕切板20の基板22の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げてマチ片部23、23を一体に形成し、該基板22と該マチ片部23の表裏両面全体を合成樹脂材で形成した化粧シート25で被覆して形成し、該基板及びマチ片部の上下両端縁を補強部片27でU字状に包み込んで縫着してなることを特徴とする。前記仕切板の基板22及びマチ片部23を構成する芯板21は、軽量で強度を有する合成樹脂板、不織布に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、ボール紙に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、裏面に多数の通気孔を有して合成繊維材で形成した裏地の表面に発泡合成樹脂材を接着した板材のいずれかを用いて形成してある。
したがって、構造が簡単で取り扱いの容易な第1仕切板20をランドセル10の主収納室12に取り出し可能に収容するだけであるから、低学年の学童でも容易に使用できる。その上、仕切板の両側には直角に折り曲げたマチ片部23、23を有し、且つ該仕切板の上下両端縁には補強部片を取り付けてあるので該仕切板の基板は変形しにくい。また、ランドセルの主収容室のマチ部の内面に、該仕切板の両側に位置したマチ片部23、23を広い面で当接して保持するため、マチ部の保持された仕切板により教科書や内部に印刷物をはさんだクリアファイルを分けてランドセル内に収容することができる。このA4版のクリアファイルに傷をつけないで長期間使用することができる利点がある。この主収納室内に収容した仕切板内に教科書を収容して仕分けした該ランドセルを背負って走った場合に
は、仕切片内を前後動する教科書の移動距離が短くなるので、学童が背負いやすいという利点を有している。また教科書の前後方向への動く距離が短くなるため、がい教科書の傷みを防止することができる。
請求項2の考案は、ランドセルの主収納室12内に収まる横幅と高さを有した化粧板30の基板32の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げてマチ片部33、33を一体に形成し、該基板32と該マチ片部33の表裏両面全体を合成樹脂材で形成した化粧シート35で被覆して形成し、該基板32とマチ片部33の上下両端縁に夫々補強部片37、37をU字状に包み込んで縫着し、該基板32の下端両側に一方の平面ファスナ38、38を夫々取付け、前記主収納室の底面板14の表面に、該基板の下部に設けた平面ファスナ38、38が止着する他方の平面ファスナ39、39を取付けてなり、該平面ファスナ39を前記平面ファスナ38に着脱可能に止着させることを特徴とする。前記仕切板の基板32とマチ片部33、33とを構成する芯板31は、軽量で強度を有する合成樹脂板、不織布に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、ボール紙に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、裏面に多数の通気孔を有した合成繊維材で形成した裏地の表面に発泡合成樹脂材を接着した板材のいずれかを用いて形成してある。
したがって、第2仕切板30の底部両側に設けた平面ファスナ38と、ランドセルの主収納室12内の底面板14に設けた平面ファスナ39とを着脱可能に止着して固定させたことにより、収容物の量によりに第2仕切板30の位置を簡単に移動することができるので、低学年の学童でも使用できる。また、第2仕切板30は軽量で強度を有し、さらに該仕切板の上下両端に補強部片を取り付けたことにより、マチ部の内面に、広い面を有した該マチ片部の外面を当接して移動可能に保持できるし、主収容室内に教科書と印刷物を内部に収容したクリアファイルとを分けて収容できるため背負いやすい利点がある。
請求項3の考案は、ランドセルの主収納室12に収まる横幅と高さを有した仕切板40の基板42の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げたマチ片部43、43を一体に形成し、該基板42と該マチ片部43の表裏両面全体を合成樹脂で形成した化粧シート45を被覆して形成し、該基板42とマチ片部43、43の上下両端縁に夫々補強部片47、47をU字状に包み込んで縫着し、該マチ片部43の表面上下部に一方の平面ファスナ48、48を取付けてなり、前記マチ部の面ファスナ48、48と合致する位置に他方の平面ファスナ49、49を取付け、前記マチ片部43の平面ファスナ48と、マチ部13の平面ファスナ49とを着脱可能に止着させることを特徴とする。前記第3仕切板の基板42とマチ片部43を構成する芯板は、軽量で強度を有した合成樹脂板、不織布に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、ボール紙に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、裏面に多数の通気孔を有して合成繊維で形成した裏地の表面に発泡合成樹脂材を接着した板材のいずれかを用いて形成してなるものである。
したがって、構造が簡単で取り扱いの容易である第3仕切板40のマチ片部43に設けた平面ファスナ48と、主収納室12のマチ部13に設けた平面ファスナ49とを着脱可能に止着させることにより、収容物S、Tの量によりに第3仕切板40の位置を簡単に移動可能に取付けることができるため、低学年の学童でも簡単に使用することができ、また、軽量で強度を有することから、ランドセル全体の軽量化を図ることができるので背負いやすく、また、A4版のクリアファイルを傷つけないように収容できて便利である。
請求項4の考案は、ランドセルの主収容室12に収まる横幅と高さを有し、且つ、軽量で強度を有して両側に夫々同じ方向に折り曲げてなるマチ片部53、53を一体に形成した基板52と該マチ片部53の表裏両面全体を合成樹脂材で形成した化粧シート55で被覆して形成すると共に、該蓋板52とマチ片部53、53の上下両端縁に補強部片57、57を夫々U字状に包み込んで縫着してランドセルの主収納室12に収容した前記マチ片部53、53に外方への弾発力を付勢させてなり、該マチ片部53、53を前記マチ部13の内面に弾発力で押圧して保持することを特徴とするものである。
したがって、ランドセルの主収納室12に収容する第4仕切板50は、構造が簡単で取り扱いが容易であるため、低学年の学童でも使用することができ、また、第4仕切板50が軽量で強度を有し、特に、マチ片部53、53は広い平面を有すると共に、外方への弾発力を有しているので、マチ部の内面に押圧して圧着することにより仕切板を固定し、収容物を仕分けして収容することができる。収容物を仕分けして収容できるため背負いやすく、さらに、A4版のクリアファイルを傷付けないで収容することができる。
本考案にかかる第1仕切板の実施例を示す斜視図である。 第1仕切板をランドセルの主収納室に収容した状態の平面図である。 図1のA―A線断面図である。 第2仕切板の実施例を示す正面図である。 第2仕切板をランドセルの主収納室に収容した状態の平面図である。 第3仕切板の実施例を示す斜視図である。 第3仕切板を収容するランドセルの主収納室の中央縦断面図である。 第4仕切板の実施例を示す平面図である。 図8のB―B線断面図である。
本考案の実施の形態を図面に基づいて説明すると、図1は本考案にかかる第1仕切板の実施例を示す斜視図、図2は第1仕切板をランドセルの主収納室に収容した状態の平面図である。ランドセル10は、人工皮革、合成皮革、天然皮革などからなる背板11の背面側に教科書やノートを収容する主収納室12と、副教材を収容する副収容室15と、小物などを収容する前ポケット部17をそれぞれ形成してある。18は前記背板11の上端に一端を縫着した蓋板で、前記主収納室12と副収容室15と前ポケット17の上方を開閉可能に覆うように取付けてあり、前記主収納室12内には、仕切板20を移動且つ止着可能に収容してある。
ランドセルの主収納室12内に収容する仕切板の第1の実施の形態である第1仕切板20は、図1に示すごとく、扁平な基板22と、該基板の両側を夫々同一方向に直角に折り曲げて形成したマチ片部23を一体に形成してある。該基板とマチ片部を構成する芯板21は、軽量で強度性を有する合成樹脂板や、不織布に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材や、ボール紙に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材や、安価で軽量なボール紙に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材などのいずれかを用いて形成してある。
第1仕切板20を構成する基板22は、ランドセルの主収納室12内に収まる横幅と高さを有して形成されており、該基板の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げて形成したマチ片部23の長さは、該主収納室12のマチ部13の長さの約半分の長さXに形成してあり、前記主収納室12に収容する収容物S、Tの量により、前後方向(背板と前ポケット方向)に移動可能に収容して調節できるようにしてある。
第1仕切板20を構成する基板22とマチ片部23は、図3に示すごとく、軽量で強度を有してなる芯板21の表裏両面の全体には合成樹脂材または布材等からなる化粧シート25を接着し、且つ、上下の両端縁に帯状の補強部片27をそれぞれ縫合して補強してある。そのため、第1仕切板20全体の強度を高めると共に、前記マチ部内面との間に生じる摩擦抵抗を高めている。そして、収容物S,Tの両側端の変形や破損の防止と傷付きを防止することができる。
第1仕切板20をランドセルの主収納室12に収容する場合、図2に示すごとく、基板22を背板11の外面側を対面させ、基板の両端に設けたマチ片部23を前ポケット15方向に位置して、マチ部13の内面に当接させてある。したがって、背板11と基板22との間に形成した間隙部には、A4版サイズのプリントを収容したクリアファイルケースTを収容することができ、教科書等と接しないように収容する。
前記主収納室12内に収容した第1仕切板20を使用して、該主収容室の内部を仕切ることにより、ランドセルを背負って通学する学童が走ったりしても主収納室内の収容物S、Tが前後上下左右方向に大きく移動することがなく、移動を最小限度に押さえて収容物S、Tに傷が付くのを防止することができる。
30は、前記主収納室12に収容する仕切板の第2の実施の形態を示した第2仕切板で、図4に示すごとく、軽量で弾力性を有した合成樹脂板や、不織布に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材や、ボール紙に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、さらには、安価で軽量なボール紙に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材などのいずれかを用いて、該主収納室12内に収まる横幅と高さを有して形成した基板32の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げてマチ片部33を一体に形成してある。該マチ片部の長さは、前記主収納室12のマチ部13の長さの約半分の長さXに形成してある。
第2仕切板30を構成する扁平な基板32とマチ片部33は、前記第1仕切板20の基板22とマチ片部23と同様であるので、説明は省略するが、基板32の下辺の左右両側位置には、面ファスナ38の一方、例えば、平面ファスナが下端に位置するようにU字状に包み込んで取り付けてあるが、必ずしも包み込む必要はなく、下面部に取り付けてもよい。このように、基板32の下端部分に雄ファスナ38を設けたためにその為、後記のように、主収納室の底面部14に設けた平面ファスナ39に分離可能に止着して固定することができる。
前記主収納室12に敷設した底面板14の表面には、前記第2仕切板30の下辺に取付けた平面ファスナ38と合致する位置に、平面ファスナ39が取付けてある。この場合、平面ファスナ39は2個に分けて取り付けてもよいし、1個にまとめて底面部14の中央部分に取り付けてもよいものである。
第2仕切板30をランドセルの主収納室12内に収容する場合には、図5に示すごとく、基板32を背板11と並行に位置させて両側を同じ方向に夫々折り曲げたマチ片部33、33を前ポケット方向のマチ部13内面に当接させ、第2仕切板30の平面ファスナ38と、底面板14に取付けた平面ファスナ39とを分離可能に止着させて第2仕切板30の移動を防止することができる。
第2仕切板30で仕切られた主収納室12内に、収容物S、Tをそれぞれ分けて収容した場合、学童がランドセルを背負って走っても第2仕切板30が移動しないため、収容物S、Tが傷付くのを防止できる。また、主収納室12に収容する収容物S、Tの量(厚み)によって、面ファスナ38、39を剥離して第2仕切板30の位置を移動させて調整し、新たな位置に第2仕切板30の底面を軽く押し付けることにより面ファスナ38、39を分離可能に止着して固定できる。したがって、主収容室12内に収容した収容物S、Tを適正に仕分けることにより、収容物S、Tの移動を最小限度に押さえて、傷付きを防止することができる。
40は、ランドセルの主収納室12に収容する第3の実施の形態を示す第3仕切板で、図6に示すごとく、薄板状の基板42と、該基板の両側を同じ方向に直角に折り曲げたマチ片部43を一体に形成してある。この基板42とマチ片部43の構成は、前記第1仕切板20と同様であるため説明を省略するが、基板42の両側に設けたマチ片部43の外壁面に、上下に位置させてそれぞれ面ファスナ48の一方、例えば、平面ファスナを取付けて形成してある。
図7に示すごとく、ランドセルの主収納室12のマチ部13の内壁面の上下部分には、前記第3仕切板40のマチ片部43の外壁面に取付けた平面ファスナ48(図6)と合致する位置に、分離可能に止着して固定させる平面ファスナ49をそれぞれ取付けて形成してある。
前記第3仕切板40をランドセルの主収納室12内に収容する場合には、図7に示すごとく、基板42を背板11と対向させて位置し、折り曲げたマチ片部43を前ポケット方向のマチ部13に当接させて収容し、第3仕切板40の平面ファスナ48とマチ部13の平面ファスナ49とを任意位置に分離可能に掛止させて収容してある。
したがって、ランドセル10を背負った状態で学童が走っても、第3仕切板40のマチ片部43と主収納室12のマチ部13とは、面ファスナ48、49により確実に分離可能に止着して固定されているため第3仕切板40は移動せず、学童がランドセルを背負って走っても第3仕切板40が移動しないため、収容物S、Tに傷が付くのを防止することができるものである。
さらにまた、収容物S、Tの冊数量に応じて、第3仕切板40の位置を移動させる場合、マチ片部43を内側方向に引張って互いの面ファスナ48、49を剥がして、第3仕切板40を前後方向に移動して所望位置に調整した後、マチ片部43の平面ファスナ48とマチ部13の平面ファスナ49とを分離可能に止着させることにより、その位置を簡単に移動させて調整することができる。
50は、ランドセルの主収納室12に収容する仕切板の第4の実施の形態を示す第4仕切板で、図9に示すごとく、芯板51を軽量で弾力性を有する合成樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル材などからなり、前記主収納室12内に収まる横幅と高さを有した薄板状の基板52と、該基板の両側を同じ方向に夫々折り曲げてマチ片部53を一体に形成し、且つ、該マチ片部には外方への弾発力を具有させてある。また、前記基板52とマチ片部53の表裏両面の全体または主要部である上下部分に合成樹脂からなる化粧シート55を接着し、上下両端縁を補強部片57で包み込んで縫着して形成してある。この補強部片57は基板及びマチ片部の内部に存する基板42の上下端部に直接取り付けてもよい。
この第4仕切板50をランドセルの主収納室12に収容する場合、図8に示すごとく、基板52を背板11と対面させて位置させ、マチ片部53の具有する弾発力に抗して内側方向に折り曲げて収容した後、マチ片部53を離すと、該マチ片部の弾発力で元の方向へ戻る弾発力が働き、主収納室12のマチ部13の内壁面に圧着当接して係止するものである。
主収納室12に収容する収容物S、Tの冊数量に応じて第4仕切板50の取付け位置を変更する場合、マチ片部53を互いに内側方向に折り曲げて内壁面から離し、第4仕切板50を前後方向に移動させて所望位置まで移動して調整した後、マチ片部53を離すと該マチ片部53が具有する弾発力により、マチ片部53がマチ部13に圧接して簡単に取付け位置を調整して固定することができる。
したがって、学童が登校、下校の際に、ランドセル10を背負って走行すると、第4仕切板50のマチ片部53は主収納室12のマチ部13の内面方向に付勢されて圧着して固定するため、第4仕切板50が移動しないように該主収容部内に保持することができ、収容物S、Tの移動を防止し傷付きを防止できる。
前記した各種の仕切板20、30、40、50において、マチ片部の外表面に凹凸状の粗面部を設け、他方、主収納室12のマチ部13の内壁面に凹凸状の粗面部を設け、互いの粗面部を当接させあるいは係合させて摩擦抵抗を大きくしたり、一時的に圧着して固定することにより仕切板の移動を制限して、主収納室12内の収容物S、Tの移動を防止して傷付きを防止することができる。
10 ランドセル
12 主収納室
14 底面部
20 第1仕切板
21 芯板
22 基板
23 マチ片部
25 化粧シート
27 補強部片
30 第2仕切板
31 芯板
32 基板
33 マチ片部
35 化粧シート
37 補強部片
38 平面ファスナ
39 平面ファスナ
40 第3仕切板
41 芯板
42 基板
43 マチ片部
45 化粧シート
47 補強部片
48 平面ファスナ
49 平面ファスナ
50 第4仕切板
52 基板
53 マチ片部
55 化粧シート
57 補強部片

Claims (5)

  1. ランドセル(10)の主収納室(12)内に収まる横幅と高さを有した仕切板(20)の基板(22)の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げてマチ片部(23、23)を一体に形成し、該基板(22)と該マチ片部(23)の表裏両面全体を合成樹脂材からなる化粧シート(25)で被覆して形成し、該基板及びマチ片部の上下両端縁に夫々補強部片(27)をU字状に包み込んで縫着してなることを特徴とするランドセル用仕切板。
  2. ランドセルの主収納室(12)内に収まる横幅と高さを有した化粧板(30)の基板(32)の両側を夫々同じ方向に直角に折り曲げてマチ片部(33、33)を一体に形成し、該基板(32)と該マチ片部(33)の表裏両面全体を合成樹脂材からなる化粧シート(35)で被覆して形成し、該基板(32)とマチ片部(33、33)の上下両端縁に夫々補強部片(37、37)をU字状に包み込んで縫着し、該基板(32)の下端両側に一方の平面ファスナ(38、38)を夫々取付け、前記主収納室の底面板(14)の表面に、該基板の下部に設けた平面ファスナ(38、38)が止着する他方の平面ファスナ(39、39)を取付けてなり、該平面ファスナ(39)を前記平面ファスナ(38)に着脱可能に止着させることを特徴とするランドセル用仕切板。
  3. ランドセルの主収納室(12)に収まる横幅と高さを有した仕切板(40)の基板(42)の両側を同じ方向に直角に折り曲げたマチ片部(43、43)を一体に形成した仕切板(40)の基板(42)と該マチ片部(43)の表裏両面全体に合成樹脂剤材で形成した化粧シート(45)を被覆して形成し、該基板(42)とマチ片部(43、43)の上下両端縁に夫々補強部片(47、47)をU字状に包み込んで縫着し、該マチ片部(43)の表面上下部に一方の平面ファスナ(48、48)を取付け、前記主収納室のマチ部(13)の内面に、前記面ファスナ(48、48)と合致する位置に他方の平面ファスナ(49、49)を取付けてなり、前記マチ片部の平面ファスナ(48)と、前記マチ部の平面ファスナ(49)とを着脱可能に止着させることを特徴とするランドセル用仕切板。
  4. ランドセルの主収納室(12)に収まる横幅と高さを有し、且つ、軽量で強度を有して両側に夫々同じ方向に直角に折り曲げてなるマチ片部(53、53)を一体に形成した基板(52)と該マチ片部(53)の表裏両面全体を合成樹脂材からなる化粧シート(55)で被覆して形成すると共に、該基板(52)とマチ片部(53、53)の上下両端縁に補強部片(57、57)をU字状に包み込んで縫着して該基板の両側に設けた該マチ片部(53、53)に外方への弾発力を付勢させてなり、該マチ片部(53、53)を前記マチ部(13)の内面に圧着して止着することを特徴とするランドセル用仕切板。
  5. 前記仕切板の基板(22、22、40、50)及びマチ片部(23、33、43、53)を構成する芯板(21、31、41、51)は、軽量で強度を有する合成樹脂板、不織布に合成樹脂剤を含浸させて硬化させた板材、ボール紙に合成樹脂剤剤を含浸させて硬化させた板材、裏面に多数の通気孔を有して合成繊維材で形成した裏地の表面に発泡合成樹脂材を接着して形成した板材のいずれかにより形成してなることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載のランドセル用仕切板。
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