JP3158707U - 車椅子用屋根 - Google Patents
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Abstract
【課題】搭乗者に対する日除けや雨除けの効果が高いことに加え、屋根シートが搭乗者と介助者との会話の妨げにならず、介助者の視野を確保することが可能である車椅子用屋根を提供する。【解決手段】車椅子のハンドルを有する垂直フレーム6に固定して起立する支柱16と、支柱から屋根状に車椅子前方に向かって延設された屋根フレームと、上方から屋根フレームを被うように被装された屋根シート12とから車椅子用屋根10を形成する。さらに、屋根シートの後面を、搭乗者の後頭部の高さまで垂下すると共に、開口窓12bを備えて搭乗者との会話を可能とする。【選択図】図2
Description
本発明は、車椅子に装着して用いる車椅子用屋根に関する。
従来より、身体障害者や高齢者が車椅子に乗って屋外を移動する場合に搭乗者に対する日除けや雨除けの目的で、車椅子用の屋根が用いられている。例えば、特許文献1に示されるようなものがある。特許文献1の折畳み式車椅子の覆い装置は、車椅子の各背杆の上部に左右一対の支柱を左右軸心を中心として回動可能に連結し、各支柱の回動端部に左右一対の支持杆を左右軸心を中心として回動可能に連結し、支持杆に可撓性の覆いを設けたものである。そして、覆いの後部側は、透明性のシートで形成され、介護者が車椅子を操作する際に、前方の視野が広がるようにされている。
しかしながら、従来の車椅子用の屋根では、覆いの後部側は、透明性のシートであるものの完全な透明は望み得ず、濡れたり曇ったりして見にくくなってしまう。また、搭乗者と介助者との間に覆いがあるわけで、直接互いの声が届かず搭乗者と介助者との会話の妨げになってしまう。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、搭乗者に対する日除けや雨除けの効果が高いことに加え、屋根シートが搭乗者と介助者との会話の妨げにならず、介助者の視野を確保することが可能である車椅子用屋根を提供することにある。
請求項1記載の車椅子用屋根は、屋根シートの後面が、搭乗者の後頭部の高さまで垂下すると共に、開口窓を備えることを特徴とする。
請求項2記載の車椅子用屋根は、屋根シートの開口窓の上方から垂下し、開口窓を開閉自在に塞ぐ垂下片を備えることを特徴とする。
請求項3記載の車椅子用屋根は、垂下片が、通気性と透視性を有するメッシュ状であることを特徴とする。
請求項1の考案によれば、屋根シートの後面が、搭乗者の後頭部の高さまで垂下するため、搭乗者に対する日除けや雨除けの効果が高いことに加え、垂下する部分に開口窓を備えることから、屋根シートが搭乗者と介助者との会話の妨げにならず、介助者の視野を確保することが可能である。
請求項2の考案によれば、屋根シートの開口窓の上方から垂下し、開口窓を開閉自在に塞ぐ垂下片を備えることから、必要に応じて垂下片で開口窓を塞げばよく、日差しや雨が強い場合に日除けや雨除けの効果を確保可能である。
請求項3の考案によれば、垂下片が通気性と透視性を有するメッシュ状であることから、開口窓を垂下片で塞いだ場合でも、日除けや雨除けの効果を維持しつつ、屋根シートが搭乗者と介助者との会話の妨げにならず、介助者の視野を確保することが可能である。
以下、本考案の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本考案に係る車椅子用屋根の一例を示す側面図である。図2は、同車椅子用屋根の正面図である。図3は、同車椅子用屋根の拡大背面図である。図4は、同車椅子用屋根の使用状態を示す側面図である。図5は、同車椅子用屋根の使用状態を示す正面図である。図6は、同車椅子用屋根の使用状態を示す拡大背面図である。
図1〜図6において、本考案の形態における車椅子用屋根10は、身体障害者や高齢者が車椅子1に乗って屋外を移動する場合に搭乗者Sに対する日除けや雨除けの目的で、車椅子1に取り付けられるものである。車椅子用屋根10は、車椅子1のハンドル8を有する左右の垂直フレーム6に固定して起立する支柱16と、支柱16から屋根状に車椅子1の前方に向かって延設された屋根フレーム18と、上方から屋根フレーム18を被うように被装された屋根シート12とから構成される。
車椅子用屋根10の屋根シート12は、布製で特に防水性を有する生地を用いるのが好ましい。屋根シート12の後面12aは、搭乗者Sの後頭部の高さまで垂下し、搭乗者Sの頭部や日除けや雨除けの役目を果たしている。この屋根シート12の後面12aの中央には、開口窓12bが設けられている。開口窓12bは、開口窓12bの上方から垂下し、開口窓12bを開閉自在に塞ぐ垂下片14を備えている。この垂下片14は、通気性と透視性を有するメッシュ状の樹脂製の網である。また、垂下片14の下部の内側には、ベルベットファスナ状の固定手段14aが設けられ、固定手段14aが垂下片14の下部を屋根シート12の後面12aに捲れ上がらないように固定可能にしている。尚、垂下片14と開口窓12bとの両脇に上下にスライドするファスナを設け、垂下片14の両脇を屋根シート12の後面12aに固定できるようにし、垂下片14の捲れ上がりを防止するようにしてもよい。
次に、本実施の形態の車椅子用屋根10の使用方法を説明する。まず、図1に示すように、車椅子1に車椅子用屋根10を装着する。そして、車椅子1に搭乗者Sが乗った状態で、介助者Mがハンドル8を持って車椅子1を押して操作する。この状態で、図1及び図2に示すように、介助者Mは、屋根シート12の後面12aの開口窓12bから、車椅子1の前方及び搭乗者Sを目視しながら操作することになる。図1及び図2の場合、開口窓12bは、垂下片14で塞がれているので、図3に示すように、介助者Mは、メッシュ状の垂下片14を介して、車椅子1の前方及び搭乗者Sを目視することになる。
以上のように、本実施の形態の車椅子用屋根10によれば、屋根シート12の開口窓12bの上方から垂下し、開口窓12bを開閉自在に塞ぐ垂下片14を備えることから、必要に応じて垂下片14で開口窓を塞げばよく、日差しや雨が強い場合に日除けや雨除けの効果を確保可能である。
また、垂下片14が通気性と透視性を有するメッシュ状であることから、開口窓12bを垂下片14で塞いだ場合でも、日除けや雨除けの効果を維持しつつ、屋根シート12が搭乗者Sと介助者Mとの会話の妨げにならず、介助者Mの視野を確保することが可能である。
また、介助者Mが、車椅子1の前方及び搭乗者Sへの視界をしっかりと確保したい場合には、図4〜図6に示すように、開口窓12bを塞ぐ垂下片14を巻き上げて開口窓12bの上方に固定する。この時も、垂下片14の下部の固定手段14aを屋根シート12に固定するようにすれば、垂下片14は巻き上げられた状態で固定される。そして、開口窓12bが完全に開放された状態で、介助者Mは、開口窓12bから、車椅子1の前方及び搭乗者Sを目視しながら操作するようにすればよい。
このように、屋根シート12の後面12aが、搭乗者Sの後頭部の高さまで垂下するため、搭乗者Sに対する日除けや雨除けの効果が高いことに加え、垂下する部分に開口窓12bを備えることから、屋根シート12が搭乗者Sと介助者Mとの会話の妨げにならず、介助者Mの視野を確保することが可能である。
本考案により、搭乗者に対する日除けや雨除けの効果が高いことに加え、屋根シートが搭乗者と介助者との会話の妨げにならず、介助者の視野を確保することが可能である車椅子用屋根を提供することができる。
1・・・・・車椅子
6・・・・・垂直フレーム
8・・・・・ハンドル
10・・・・車椅子用屋根
12・・・・屋根シート
12a・・・後面
12b・・・開口窓
14・・・・垂下片
14a・・・固定手段
16・・・・支柱
18・・・・屋根フレーム
6・・・・・垂直フレーム
8・・・・・ハンドル
10・・・・車椅子用屋根
12・・・・屋根シート
12a・・・後面
12b・・・開口窓
14・・・・垂下片
14a・・・固定手段
16・・・・支柱
18・・・・屋根フレーム
Claims (3)
- 車椅子のハンドルを有する垂直フレームに固定して起立する支柱と、該支柱から屋根状に該車椅子前方に向かって延設された屋根フレームと、上方から該屋根フレームを被うように被装された屋根シートとからなる車椅子用屋根において、
該屋根シートの後面が、搭乗者の後頭部の高さまで垂下すると共に、開口窓を備えることを特徴とする車椅子用屋根。 - 前記屋根シートの開口窓の上方から垂下し、該開口窓を開閉自在に塞ぐ垂下片を備えることを特徴とする請求項1記載の車椅子用屋根。
- 前記垂下片が、通気性と透視性を有するメッシュ状であることを特徴とする請求項2記載の車椅子用屋根。
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JP2010000592U JP3158707U (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | 車椅子用屋根 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010000592U JP3158707U (ja) | 2010-02-02 | 2010-02-02 | 車椅子用屋根 |
Publications (1)
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JP3158707U true JP3158707U (ja) | 2010-04-15 |
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2010
- 2010-02-02 JP JP2010000592U patent/JP3158707U/ja not_active Expired - Fee Related
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