JP3157113B2 - トラヒックシェイパー装置 - Google Patents
トラヒックシェイパー装置Info
- Publication number
- JP3157113B2 JP3157113B2 JP28364696A JP28364696A JP3157113B2 JP 3157113 B2 JP3157113 B2 JP 3157113B2 JP 28364696 A JP28364696 A JP 28364696A JP 28364696 A JP28364696 A JP 28364696A JP 3157113 B2 JP3157113 B2 JP 3157113B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- time
- pointer
- output
- service
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 112
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 15
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 78
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 23
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 23
- RZVAJINKPMORJF-UHFFFAOYSA-N Acetaminophen Chemical compound CC(=O)NC1=CC=C(O)C=C1 RZVAJINKPMORJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 4
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 102100023882 Endoribonuclease ZC3H12A Human genes 0.000 description 1
- 101710112715 Endoribonuclease ZC3H12A Proteins 0.000 description 1
- 230000023402 cell communication Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000011982 device technology Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- QGVYYLZOAMMKAH-UHFFFAOYSA-N pegnivacogin Chemical compound COCCOC(=O)NCCCCC(NC(=O)OCCOC)C(=O)NCCCCCCOP(=O)(O)O QGVYYLZOAMMKAH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
ド型の通信網におけるトラヒックシェイパー装置に関
し、特にサービス属性の異なるセルが混在する場合に適
用して好適なものである。
ニーズの多様化、情報交換/伝送技術の高度化、デバイ
ス技術の発展等に伴い、ユーザ情報を高速、広帯域で交
換、伝送可能な高速広帯域サービス統合ディジタル網
(以下、B−ISDN)の実用化が急速に進められてい
る。
式として非同期転送モード(以下、ATM)が採用され
ている。このATM通信においては、情報はセルと呼ば
れる固定長のパケットで転送、交換される。この場合、
セルの転送先は各セル毎に付与される相手先アドレス情
報に基づいて識別される。
異なり、各端末は空いている時間軸上のスロットの任意
位置にセルを送出することができ、網内でも伝送路上の
任意位置へのセル多重が可能となる。
するセル通信帯域(例えば、ピークセルレートや平均セ
ルレート)を各端末に通信開始前に申告させ、網側では
その情報に基づいて帯域管理が行われる。この網内帯域
管理機能の1つにセル出力帯域規制(以下、シェイパ
ー)がある。このシェイパーは、網内でのセル多重、交
換処理の際、同時刻に同一方路へと向かう複数のセルが
到着した場合に、出力待ち合わせによって生じるセル遅
延ゆらぎ(以下、CDV)を吸収し、ユーザ申告値に従
ってセルを出力回線へと送出させる機能である。
式が提案されている。そのうちの1つとして、文献(例
えば、"The Spacing Policer,An Algorithm for Effici
entPeak Bit Rate Control in ATM Networks",ISS'92,N
o.A5.5,Yokohama,October 1995 )に記載されたスペー
シングポリサー(Spacing Policer )がある。この方式
は、到着セルごとに申告値を満足する送出予定時刻を算
出し、この算出された送出予定時刻ごとにキューイング
されたセルを順次1セルずつ読み出し送出していくこと
で、網内発生CVDの軽減やユーザ申告値を満足するセ
ル送出の実現を図っている。
を示す図である。図示するようにシェイパー装置201
は、到着セル毎に有効セルを識別し送出予定時刻τを算
出するセル識別&送出予定時刻算出部202と、到着セ
ルを一旦格納し送出予定時刻τに従ってセル送出のスケ
ジューリングを行うセルスケジューラ部203と、これ
らセル識別&送出予定時刻算出部202とセルスケジュ
ーラ部203へ現在時刻CTを与える時計204から構
成される。また、セル識別&送出予定時刻算出部202
は、通信中の全コネクションについてユーザ申告値情報
や後述する各種パラメータをも保持する。時計204は
周期Tmax を有し、1セル時間に「1」ずつ現在時刻C
Tをインクリメントする。
セル識別&送出予定時刻算出部202は、まず、そのセ
ルが有効なものであるかどうか識別し、その識別結果を
セルスケジューラ部203へと通知する。さらにこのセ
ル205が有効セルであった場合には、このセル205
の属するコネクションの情報から、当該セル205がセ
ルスケジューラ部203内でどの程度、遅延されれば申
告値を満足するか所要遅延時間を求め、この遅延時間に
基づいて送出予定時刻τを算出し、セルスケジューラ部
203へ提供する。また、セルスケジューラ部203で
は、到着したセルが有効セルであった場合にのみ、受け
とった送出予定時刻τに基づき、セル205を送出予定
時刻τごとにキューイングされたセルバッファ部の最後
尾に格納し、時計204の経過に従って1セルずつ送出
していく。
の概念的構成を示すブロック図である。図示するように
セルスケジューラ部301は、到着セルを格納するセル
メモリ(以下、単にCMとも記載)302とセルメモリ
302のアドレス情報を司るポインタ群307〜309
で構成される。セルメモリ302は1セル単位のエレメ
ント群306で構成されている。
メントの1つを拡大して示したものであり、1セル分の
情報を格納するセル格納フィールド(以下、CBF)4
02と他のエレメントを指し示すアドレスポインタ(以
下、APtr)401から成る。このアドレスポインタ
401を用いることで、エレメントは他のエレメントと
数珠つなぎに連結できる。
トを管理するフリーリスト(以下、単にFLとも記載)
303と、待ち合わせ中のセルが送出予定時刻ごとに連
結されて格納されているカレンダーキュー(以下、単に
CQとも記載)304、及び出力待ち状態にあるセルを
管理するアウトプットリスト(以下、OLとも記載)3
05に分割されている。
内の全ての未使用エレメントを連結しており、その先頭
エレメント及び最終エレメントのアドレスは、フリーリ
スト用ポインタ307のフリーリストヘッダ(以下、F
LHとも記載)ポインタとフリーリストテイル(以下、
FLTとも記載)ポインタによりそれぞれ格納されてい
る。
x 分の送出予定時刻毎に到着セルを連結させて格納して
おり、それぞれの連結セル群はフリーリスト303と同
様、カレンダーキュー用ポインタ群308のカレンダー
キューヘッダ(以下、CQH)、カレンダーキューテイ
ル(以下、CQT)により、先頭エレメントと最終エレ
メントが示されている。送出予定時刻に1つもセルが連
結されていなければ、そのCQHポインタとCQTポイ
ンタは、なにも示さず無効情報となっている。
CTが送出予定時刻と一致したセル群が移動してきて格
納されており、アウトプットリスト用ポインタ309の
アウトプットリストヘッダ(以下、OLH)とアウトプ
ットリストテイル(以下、OLT)により先頭エレメン
ト及び最終エレメントが指し示されている。アウトプッ
トリスト305に蓄積されたセルは、先頭セルから順次
1セル時間に1セルずつ出力回線312に送出されてい
く。セルが送出された後の空きエレメントは再びフリー
リスト303の最後尾に連結されて、以降の到着セルの
格納に使用される。
ーリスト303、カレンダーキュー304及びアウトプ
ットリスト305に分割されてはいるが、物理的には1
つの共有型のメモリで実現されており、フリーリスト3
03からカレンダーキュー304へ、さらにアウトプッ
トリスト305への移動は全てポインタ処理によって行
われ、各エレメント内のセル情報自体が移動することは
ない。
は到着セルごとにユーザ申告値を満足するような送出予
定時刻を前セル到着時刻に基づいて算出し、その送出予
定時刻単位に到着セルをセルスケジューラ内に一旦格納
しておき、時計の現在時刻が送出予定時刻になった時点
で、その時刻列に格納されているセル群を送出待ちキュ
ーに移動し、先頭セルから順次送出することで、シェイ
パー機能を実現していた。
M通信において要求されるベストエフォート型のサービ
スに対応することができない。このベストエフォート型
サービスとは、主として非即時系のデータ通信をATM
網を介して行う際に、網の使用効率をより向上させるべ
く提供されるサービスである。
用する通信帯域が予め端末より申告され、それに基づい
て網では帯域制限を行う(以下、帯域確保型サービ
ス)。これに対してベストエフォート型サービスでは、
使用する通信帯域ではなく、必要とする最小帯域のみ申
告する(以下、ABRサービス:Avairable Bit R
ate )、あるいは帯域の申告は何も行わない(以下、U
BRサービス:Unspecified Bit Rate )。網内で
は、このベストエフォート型サービスに属するセルは、
送出する帯域確保型サービスのセルが存在しない場合に
のみ、送出可能となり、またABRサービスの場合には
最小帯域が確保される。
これらベストエフォート型サービスを、帯域確保型サー
ビスと混在して提供しようとしても、ベストエフォート
型サービスのセルの送出予定時刻の算出が不可能であ
り、また両者の分離がされていないため、カレンダーキ
ュー内に混在して格納されることになり、本来のベスト
エフォート型サービスを提供できないという問題点があ
った。
で、サービス属性の異なるセルが混在しているときで
も、それぞれのサービス特性を損なうこと無くATM通
信を行い得るトラヒックシェイパー装置を提供すること
を目的とする。
め、第1の本発明においては、帯域規制要求に基づいて
セルの出力帯域の規制を実行するトラヒックシェイパー
装置において、以下の手段を具備することを特徴とす
る。
ビス種別を識別する識別手段と、(2) 到着したセルの属
するサービス種別が出力帯域を確保するタイプであると
きには当該セルの到着毎に当該セルの送出予定時刻をセ
ル出力帯域パラメータに基づいて算出する算出手段と、
(3)この算出手段で算出された送出予定時刻単位に、出
力帯域を確保するタイプのサービス種別の全コネクショ
ンのセルをキューイングするキューイング手段と、(4)
到着したセルの属するサービス種別が出力帯域を保証す
る必要のないタイプであるときには当該到着セルを、出
力帯域を保証する必要のないタイプのサービス種別の全
コネクションについて共通なバッファに格納する格納手
段と、(5)セル送出時刻が更新されたときに、更新され
たセル送出時刻又はそれより以前の時刻を送出予定時刻
としたセルが前記キューイング手段にキューイングされ
ているときにはそのセルを送出し、更新されたセル送出
時刻又はそれより以前の時刻を送出予定時刻としたセル
が前記キューイング手段にキューイングされていないと
きには前記格納手段に格納されている最古のセルを 送出
する送出手段とを具備したことを特徴とする。
発明においては、帯域規制要求に基づいて、セルの出力
帯域の規制を実行するトラヒックシェイパー装置におい
て、以下の手段を具備することを特徴とする。
ビス種別を識別する識別手段と、(2)到着したセルの属
するサービス種別が出力帯域を確保するタイプであると
きには当該セルの到着毎に当該セルの送出予定時刻をセ
ル出力帯域パラメータに基づいて算出する第1の算出手
段と、(3)この第1の算出手段で算出された送出予定時
刻単位に、出力帯域を確保するタイプのサービス種別の
全コネクションのセルをキューイングするキューイング
手段と、(4)到着したセルの属するサービス種別が最小
出力帯域のみ保証する必要のあるタイプであるときには
当該セル到着毎に当該セルの最大待ち合わせ可能時刻を
セル出力帯域パラメータに基づいて算出する第2の算出
手段と、(5)この第2の算出手段で算出された最大待ち
合わせ可能時刻単位に、最小出力帯域のみ保証する必要
のあるタイプのサービス種別の全コネクションのセルを
キューイングする第2のキューイング手段と、(6)セル
送出時刻が更新されたときに、更新されたセル送出時刻
又はそれより以前の時刻を最大待ち合わせ可能時刻とし
たセルが前記第2のキューイング手段にキューイングさ
れているときにはそのセルを送出し、更新されたセル送
出時刻又はそれより以前の時刻を最大待ち合わせ可能時
刻としたセルが前記第2のキューイング手段にキューイ
ングされておらず、かつ、更新されたセル送出時刻又は
それより以前の時刻を送出予定時刻としたセルが前記第
1のキューイング手段にキューイングされているときに
はそのセルを送出し、更新されたセル送出時刻又はそれ
より以前の時刻を最大待ち合わせ可能時刻としたセルが
前記第2のキューイング手段にキューイングされておら
ず、かつ、更新されたセル送出時刻又はそれより以前の
時刻を送出予定時刻としたセルが前記第1のキューイン
グ手段にキューイングされていないときには前記第2の
キューイング手段に格納されている最古のセルを送出す
る送出手段とを具備したことを特徴とする。
実施形態を図面を参照しながら詳述する。
図2に示すような構成をとっており、到着セル毎に有効
セルを識別し送出予定時刻τを算出するセル識別&送出
予定時刻算出部202と、到着セルをいったん格納し送
出予定時刻τに従ってセル送出のスケジューリングを行
うセルスケジューラ部203と、セル識別&送出予定時
刻算出部202とセルスケジューラ部203へ現在時刻
CTを与える時計204とから構成される。
セル識別&送出予定時刻算出部202はそのセルの属す
るコネクションの情報から、まず当該セルが帯域確保型
サービスに属するか、あるいはベストエフォート型サー
ビスに属するかを識別し、スケジューラ部へ通知する。
このときセル205が帯域確保型サービスのセルであれ
ば、そのセルがセルスケジューラ部203内でどれ程遅
延されれば申告値を満足するか所要遅延時間を求め、そ
れを基に送出予定時刻τを算出し、セルスケジューラ部
203へ提供する。このように、本実施形態ではセル識
別&送出予定時刻算出部202が、到着セルを帯域確保
型であるか、あるいはベストエフォート型であるかにつ
いてのサービス種別の識別まで行う機能を保有する。
けるスケジューラ部の、第1の実施形態の概念的構成を
示すブロック図である。本実施形態では、ベストエフォ
ートサービスのうちUBRサービスが帯域確保型サービ
スと混在する場合について説明する。
別&送出予定時刻算出部から信号線116を介して入力
されるセル識別情報と、同じくセル識別&送出予定時刻
算出部から信号線115を介して入力されるセル送出予
定時刻τと、時計から信号線117を介して入力される
現在時刻CTとをそれぞれ入力し、これらを基に、信号
線113を介して入力される到着セルを、帯域確保型サ
ービス、UBRサービスそれぞれに応じて、スケジュー
リングしながら出力回線114へと送出していく。
格納するセルメモリ102、セルメモリ102のアドレ
ス情報を司るポインタ群108〜111、及び帯域確保
型サービスのセルとUBRサービスのセルを選択出力す
るセレクタ112から構成される。
ント群107で構成されている。上述した図4は、この
第1の実施形態におけるエレメントの1つを拡大したも
のでもあり、1セル分の情報を格納するセル格納フィー
ルド402と他のエレメントを指し示すアドレスポイン
タ401からなる。このアドレスポインタを用いること
で、エレメントは他のエレメントと数珠つなぎに連結さ
れる。
トを管理するフリーリスト(以下、FL)103、待ち
合わせ中のセルが送出予定時刻毎に連結されて格納され
ているカレンダーキュー(以下、CQ)104、出力待
ち状態にあるセルを管理するアウトプットリスト(以
下、OL)105、及びUBRサービスに属するセルが
格納されるUBRキュー(以下、UBRQ)106に理
論的に分割されている。ここでフリーリスト103は、
帯域確保型サービス、UBRサービス両者に共通に使用
されるが、カレンダーキュー104とアウトプットリス
ト105は帯域確保型サービスのセルのみに、UBRキ
ュー106はUBRサービスのセルのみに使用される。
内の全ての未使用エレメントを連結しており、その先頭
エレメント及び最終エレメントのアドレスは、フリーリ
スト用ポインタ108のフリーリストヘッダ(以下、F
LH)ポインタとフリーリストテイル(以下、FLT)
ポインタによりそれぞれ格納されている。
x 分の送出予定時刻毎に、帯域確保型サービスに属する
到着セルを連結させて格納しており、それぞれの連結セ
ル群はフリーリスト103と同様、カレンダーキュー用
ポインタ群109のカレンダーキューヘッダ(以下、C
QH)、カレンダーキューテイル(以下、CQT)によ
り、先頭エレメントと最終エレメントが示されている。
送出予定時刻に1つもセルが連結されていなければ、そ
のポインタCQHとCQTは何も示さず無効情報となっ
ている。
CTが送出予定時刻と一致したセル群が移動してきて格
納されており、アウトプットリスト用ポインタ110の
アウトプットリストヘッダ(以下、OLH)とアウトプ
ットリストテイル(以下、OLT)により先頭エレメン
ト及び最終エレメントが指し示されている。アウトプッ
トリスト105に蓄積されたセルは、先頭セルから順次
1セル時間に1セルずつ出力回線119(最終的には出
力回線114)へと送出されていく。セルが送出された
後の空きエレメントは再びフリーリスト103の最後尾
に連結されて、以降の到着セルの格納に使用される。
に属するセルが、到着順に連結されて格納されており、
UBRQ用ポインタ111のUBRヘッダ(以下、UB
RH)とUBRテイル(以下、UBRT)により、先頭
エレメント及び最終エレメントが指し示されている。勿
論、1つもセルが連結されていなければ、ポインタUB
RHとUBRTは何も示さず無効情報となっている。こ
のUBRキュー106に格納されたUBRサービスセル
は、帯域確保型セルで送出待ちのものが無い場合、即ち
アウトプットリスト105にセルが格納されていない場
合にのみ、出力回線120に出力される。この時、セレ
クタ112は、UBRキュー106からのセルを出力回
線114へと出力する処理を行う。
細に説明する。
すように帯域規制対象のセル到着の有無にかかわらず、
常に1セル時間に1ずつインクリメントされており、セ
ル識別&送出予定時刻算出部202とセルスケジューラ
部203に、現在時刻CTを供給しているとする。
る。図5は、セルスケジューラ部501の基本装置構成
を示すブロック図であり、セルメモリ(CM)502、
メモリ(MEM)503、レジスタ群504、505及
び506、選択回路(SEL)507及び508、及び
制御回路509により構成されている。
ンタフェースとして、セル入力(信号線510)、セル
出力(信号線511)、セル識別&送出予定時刻算出部
からの送出予定時刻τ(信号線512)とセル識別情報
(信号線514)、及び時計からの現在時刻CT(信号
線513)をそれぞれの信号線を介して入力する。
に、連結先アドレスを示すアドレスポインタ(APt
r)と、到着セルを格納するセル格納フィールド(CB
F)を1エレメントとするメモリであり、図1における
フリーリスト103、カレンダーキュー104、アウト
プットリスト105及びUBRキュー106を実現して
いる。このセルメモリ502の読み出し、書き込み動作
は、制御線533を介して制御回路509により制御さ
れる。
出予定時刻単位に連結して蓄積されているセルエレメン
トについて、先頭エレメントアドレスを示すポインタC
QHと最終エレメントを示すポインタCQTを、時計周
期分(0〜Tmax )格納している。メモリ503の読み
出し、書き込み動作は、制御線535を介して制御回路
509により制御される。
されているセルメモリ502内の未使用エレメントの、
先頭エレメントアドレスを示すポインタFLHと、最終
エレメントアドレスを示すポインタFLTとを保持して
いる。同様にレジスタ505は、アウトプットリスト内
に連結されているセルメモリ502内の出力待ちセルエ
レメントの、先頭エレメントアドレスを示すポインタO
LHと、最終エレメントアドレスを示すポインタOLT
とを保持している。さらにレジスタ506は、UBRQ
内に連結されているセルメモリ502内UBRサービス
セルエレメントの、先頭エレメントアドレスを示すポイ
ンタUBRHと、最終エレメントアドレスを示すポイン
タUBRTとを保持している。レジスタ504、505
および506への書き込み動作は、制御線534を介し
て制御回路509により制御される。
メモリ502とメモリ503の読み出し、書き込みを行
う際のアドレス情報519と521の選択を行い、両者
の選択動作は制御線520と536を介して制御回路5
09により制御されている。セルメモリ502へのアド
レス情報には、信号線515を介して入力されるFLH
あるいはFLT、信号線516を介して入力されるCQ
HあるいはCQT、信号線517を介して入力されるO
LHあるいはOLT、あるいは信号線518を介して入
力されるUBRHあるいはUBRTのいずれかが選択さ
れる。メモリ503へのアドレス情報は、信号線512
を介して入力されるセル識別&送出予定時刻算出部から
の送出予定時刻τ、あるいは信号線513を介して入力
される時計からの現在時刻CTのいずれかが選択され
る。
01全体の制御を司っており、セルメモリ502、メモ
リ503の書き込み、読み出し動作、レジスタ504〜
506のラッチタイミング(書き込みタイミング)、お
よび選択回路507と508の選択処理動作等を制御す
る。
部101の動作を、到着セル処理とセル送出処理との順
に、図5の構成ブロック図を参照しながら説明する。
理] 帯域確保型サービス、UBRサービスいずれかの帯域規
制対象のセル到着時、まず到着セルは、FLHポインタ
504で示されるセルメモリ502内の先頭未使用エレ
メントのセル格納フィールドCBFに一旦格納される。
この際、選択回路507は、信号線515を介して入力
されるFLHを選択出力し、セルメモリ502のアドレ
ス入力としている。ここでフリーリスト内の未使用エレ
メントが無い場合には、到着セルは廃棄扱いとなり、以
降の処理は実施されない。
H504で示されていた未使用エレメントが到着セルへ
と割り当てられることになるので、FLHポインタの更
新が必要となる。即ち、これまでFLHポインタで示さ
れていた当該到着セルを格納したエレメントのAPtr
ポインタで示されされる未使用エレメントが、次の先頭
未使用エレメントとなるので、前記APtrポインタ値
を信号線523を介してそのまま新FLHポインタとす
ればよい。
になる場合には、FLTポインタもまたFLHポインタ
と同じ未使用エレメントを指し示すことになるため、信
号線523はFLTポインタ504へも接続されてい
る。さらに、当該到着セルが最後の未使用エレメントに
格納された場合には、残りの未使用エレメントは無くな
り、FLH及びFLTポインタは無効となる。
は、そのセルの属するサービスにより異なる処理を受け
る。サービスの属性は、セル識別情報514に基づいて
判断される。
納したエレメントは、セル識別&送出予定時刻算出部か
らの送出予定時刻τに従い、ポインタ処理によりフリー
リストからカレンダーキュー内の送出予定時刻τに対応
する待ち合わせセル列に移動される。この処理は、送出
予定時刻τをアドレスにして読み出されたメモリ503
内のCQTポインタが示すカレンダーキュー内エレメン
ト列の、最後尾エレメント内APtrポインタに信号線
524を介して旧FLHポインタ値を書き込み、前記C
QTポインタもまた信号線532を介して旧FLHポイ
ンタ値とすることで実現される。送出予定時刻τに相当
する連結エレメント列に何もセルが存在していなかった
場合には、旧FLHポインタ値が信号線532を介して
そのままCQH及びCQTポインタとなる。
たエレメントはUBRQ内エレメント列の最後尾に移動
される。この処理は、UBRTポインタ506の示す最
後尾エレメント内APtrポインタに信号線524を介
して旧FLHポインタ値を書き込み、前記UBRTポイ
ンタもまた信号線531を介して旧FLHポインタ値と
することで実現できる。UBRQ内に連結されていたセ
ルが何も無かった場合には、旧FLHポインタ値が信号
線531を介してそのままUBRH及びUBRTポイン
タとなる。
理] 時計からの現在時刻CTを信号線513より受信したセ
ルスケジューラ部501では、この現在時刻CTに相当
するカレンダーキュー内の連結セル群をアウトプットリ
ストに移動させる処理が行われる。
が、現在時刻CTに設定される。この現在時刻CTをア
ドレスとして、メモリ503から読み出されるCQH及
びCQTポインタの指し示すセルメモリ502内のセル
群をアウトプットリストに移動させる。
場合は、CQHとCQTポインタが、それぞれ信号線5
29及び530を介して入力され、そのままOLH及び
OLTポインタ505となる。移動するセルが1つだけ
の場合は、前記CQHポインタ値が前記OLH及びOL
Tポインタとなる。
合、CQHとCQTポインタの示すセル群をその最後尾
に連結させることになり、信号線530を介して前記O
LTポインタにCQTポインタ値がセットされ、旧OL
Tポインタの指し示すセルメモリ502内エレメントの
APtrポインタ値が、新たに前記CQHポインタにな
る(信号線522)。ここで、移動するセルが1つだけ
の時は、前記APtrポインタとOLTポインタが共に
当該CQHポインタ値に設定される(信号線522、5
29)。
は、次に1セル時間に1セルずつ順次出力線511から
送出されていく。OLHポインタで示されるアウトプッ
トリスト内先頭エレメントのセル格納フィールドCBF
にあるセルが、出力線511から送出されると、当該エ
レメントのAPtrポインタの指し示す次のアウトプッ
トリスト内エレメントが先頭となるので、前記APtr
ポインタ値が信号線527を介してOLHレジスタに入
力されOLHの新OLHポインタとなる。
存セルが1セルとなった場合には、OLHと共にOLT
ポインタもまた前記APtrポインタ値にセットされ
る。セル送出によりアウトプットリスト内の残存セルが
無くなった場合には、OLH及びOLTポインタは共に
無効となる。
旧先頭エレメントは、未使用状態となり再びフリーリス
トに移動される。これは、旧OLHポインタ値が、FL
Tポインタ504の指し示すフリーリスト内の最後尾エ
レメントのAPtrポインタ(信号線526)と、FL
Tポインタ(信号線525)に書き込まれることで実現
される。フリーリスト内に未使用エレメントが1つも無
かった場合には、信号線525を介してFLHポインタ
504も合わせて旧OLHポインタ値に設定される。
も送出待ちのセルの無い場合、UBRサービスのセルが
送出される。即ち、UBRQ内に連結されたエレメント
のうち先頭エレメントのセルが、出力線511に送出さ
れる。UBRHポインタ506で示されるUBRQ内先
頭エレメントのセル格納フィールドCBFにあるセルが
出力されると、当該エレメントのAPtrポインタの指
し示す次のUBRQ内エレメントが先頭となるので、前
記APtrポインタ値が新UBRHポインタとなる(信
号線538)。
セルとなった場合には、UBRHと共にUBRTポイン
タもまた全APtrポインタにセットされる。セル送出
によりUBRQ内にセルが存在しなくなった時には、U
BRH及びUBRTポインタは共に無効となる。
メントは、未使用状態となり再びFLに移動される。こ
れは、旧UBRHポインタ値が、FLTポインタ504
の指し示すフリーリスト内の最後尾エレメントのAPt
rポインタ(信号線528)と、FLTポインタ(信号
線537)に書き込まれることで実現される。フリーリ
スト内に未使用エレメントが1つも無かった場合には、
FLHポインタ504も合わせて旧OLHポインタ値に
設定される(信号線537)。
よれば、次のような効果を得ることができる。
イパー装置において、帯域確保型サービスに属するセル
とUBR型のベストエフォートサービスに属するセルが
混在するようなATM回線においても、両サービスの帯
域管理を同一ハードウエアで実現することが可能であ
る。
サービスのセルとUBRサービスのセルが論理的に分離
されて格納されるので、お互いに干渉しあうことはな
く、帯域確保型サービスのセルを常に優先的に送出する
ことが可能であると共に、帯域確保型サービスのセルの
無い場合にはUBRサービスのセルを即時に送出できる
ので、網の使用効率の向上が可能である。
増加は、従来構成と比べてUBRサービス用キューのポ
インタ2個のみである。従って、ほとんどハードウェア
の増加なしに、ポインタ用レジスタの追加のみで、容易
にUBRサービスを帯域確保型サービスに混在させるこ
とが可能である。
のセルとUBRサービスのセルが論理的に分離されて格
納されるが格納用のメモリは物理的には共有して使用し
ており、メモリの使用効率の向上、ひいては必要なメモ
リ容量の削減効果が期待される。
装置の最大の特徴は、膨大な数のコネクションを同時に
帯域規制可能な点にあるが、各種処理をセル到着時とセ
ル送出時にのみ実行しているので、本実施形態の実現上
でもその特徴を何ら損なうことはなく、コネクション数
を制限することはない。
実施形態を図面を参照しながら詳述する。
と同様、図2に示すような基本構成をとっており、到着
セル毎に有効セルを識別し送出予定時刻τを算出するセ
ル識別&送出予定時刻算出部202と、到着セルをいっ
たん格納し送出予定時刻τに従ってセル送出のスケジュ
ーリングを行うセルスケジューラ部203と、セル識別
&送出予定時刻算出部202とセルスケジューラ部20
3へ現在時刻CTを与える時計204とから構成され
る。
ル識別&送出予定時刻算出部202はそのセルの属する
コネクションの情報から、当該セルが帯域確保型サービ
スに属するか、あるいはベストエフォート型サービスに
属するかをまず識別し、スケジューラ部へ通知する。ま
た帯域確保型サービスのセルであれば、そのセルがセル
スケジューラ部203内でどれ程遅延されれば申告値を
満足するか所要遅延時間を求め、それを基に送出予定時
刻τを算出し、セルスケジューラ部203へ提供する。
また、ベストエフォート型サービス(ABRサービス)
であった場合には、そのセルの最長可能待ち合わせ時間
を算出し、それに基づいて最も遅い場合のセル送出可能
時刻を求め、送出予定時刻τとしてセルスケジューラ部
203へ提供する。即ち、セルスケジューラ部203
が、この送出予定時刻τ以内に当該セルを送出すれば、
そのセルの属するコネクションについて、最小帯域を保
証することが可能となる。
けるセルスケジューラ部601の、第2の実施形態の概
念的構成を示すブロック図である。本実施形態では、ベ
ストエフォートサービスのうちABRサービスが帯域確
保型サービスと混在する場合について説明する。
別&送出予定時刻算出部から信号線618を介して入力
されるセル識別情報、セル識別&送出予定時刻算出部か
ら信号線617を介して入力されるセル送出予定時刻
τ、時計から信号線619を介して入力される現在時刻
CTに基づいて、信号線615を介して入力される到着
セルを、帯域確保型サービス、ABRサービスのそれぞ
れに応じて、スケジューリングしながら出力回線616
へと送出していく。
格納するセルメモリ602、セルメモリ602のアドレ
ス情報を司るポインタ群609〜613、帯域確保型サ
ービスのセルとABRサービスのセルを選択出力するセ
レクタ614、及びABRサービスの格納セル数を保持
するレジスタ(REG)624から構成される。
ント群608で構成されている。この第2の実施形態で
も、エレメントは、図4に示すように、1セル分の情報
を格納するセル格納フィールド402と他のエレメント
を指し示すアドレスポインタ401からなる。このアド
レスポインタを用いることで、エレメントは他のエレメ
ントと数珠つなぎに連結される。
トを管理するフリーリスト(FL)603、帯域確保型
サービスの待ち合わせ中のセルが送出予定時刻毎に連結
されて格納されているカレンダーキュー(CQ)60
4、出力待ち状態にあるセルを管理するアウトプットリ
スト(OL)505、及びABRサービスに属する待ち
合わせ中のセルが送出予定時刻毎に連結されて格納され
ているABRキュー(ABRQ)606と、出力待ち状
態にあるセルを管理するABRアウトプットリスト(A
BROL)607に理論的に分割されている。ここでフ
リーリスト603は、帯域確保型サービス、ABRサー
ビス両者に共通に使用されるが、カレンダーキュー60
4とアウトプットリスト605は帯域確保型サービスの
セルのみに、ABRキュー606及びABRアウトプッ
トリスト607はABRサービスのセルのみに使用され
る。
内の全ての未使用エレメントを連結しており、その先頭
エレメント及び最終エレメントのアドレスは、FL用ポ
インタ609のフリーリストヘッダ(FLH)ポインタ
とフリーリストテイル(FLT)ポインタによりそれぞ
れ格納されている。
x 分の送出予定時刻毎に、帯域確保型サービスに属する
到着セルを連結させて格納しており、それぞれの連結セ
ル群はフリーリスト603と同様、カレンダーキュー用
ポインタ群610のカレンダーキューヘッダ(CQ
H)、カレンダーキューテイル(CQT)により、先頭
エレメントと最終エレメントが示されている。送出予定
時刻に1つもセルが連結されていなければ、そのポイン
タCQHとCQTは何も示さず無効情報となっている。
CTが送出予定時刻と一致したセル群が移動してきて格
納されており、アウトプットリスト用ポインタ611の
アウトプットリストヘッダ(OLH)とアウトプットリ
ストテイル(OLT)により先頭エレメント及び最終エ
レメントが指し示されている。
x 分の最大待ち合わせ可能時刻毎に、ABRサービスに
属する到着セルを連結させて格納しており、それぞれの
連結セル群はフリーリスト603と同様、ABRキュー
用ポインタ群612のABRキューヘッダ(ABRQ
H)とABRキューテイル(ABRQT)により、先頭
エレメント及び最終エレメントが示されている。送出予
定時刻に1つもセルが連結されていなければ、そのポイ
ンタABRQHとABRQTは何も示さず無効情報とな
っている。
に、ABRキュー606に格納されているセル数を保持
している。すなわち、ABRキュー606にセルが格納
される毎に該当する時刻位置のレジスタが1だけインク
リメントされる。反対に、ABRキュー606からAB
Rアウトプットリスト607へセルが移動した場合には
移動したセル数が、またABRキュー606から直接セ
ルが出力された場合には1が、該当する時刻位置のレジ
スタから減算される。このレジスタ情報に基づいてAB
Rキュー606内のセル格納位置を知ることができ、後
述するABRキュー606から直接セルを出力すること
が可能となる。
在時刻CTが最大待ち合わせ可能時刻と一致したセル群
が移動してきて格納されており、ABROL用ポインタ
613のアウトプットリストヘッダ(ABROLH)と
アウトプットリストテイル(ABROLT)によりと先
頭エレメント及び最終エレメントが指し示されている。
プットリスト607、及びABRキュー606内のエレ
メントに格納されたセルは、以下の優先順位に従って送
出されていく。
出待ちセルがあれば、最優先に送出する。
出待ちセルが無く、アウトプットリスト605に送出待
ちセルがあれば、アウトプットリスト605内のセルを
送出する。
アウトプットリスト605にも送出待ちセルが無けれ
ば、ABRキュー内に連結されているセルの内、現在時
刻CTに最も近い時刻系列に格納されているセルから順
次送出する。出力すべきセルは、REG624の情報に
基づいて検索する。
確保型サービスに最小帯域を保証する必要のあるABR
サービスを混在させて、シェイパーすることが可能とな
る。 (B−2)第2の実施形態の動作 以下、この第2の実施形態のシェイパー装置におけるセ
ルスケジューラ部の動作を詳細に説明する。
すように帯域規制対象のセル到着の有無にかかわらず、
常に1セル時間に1ずつインクリメントされており、セ
ル識別&送出予定時刻算出部202とセルスケジューラ
部203に、現在時刻CTを供給しているとする。
動作を説明する。図7は、セルスケジューラ部701の
基本装置構成を示すブロック図であり、セルメモリ70
2、メモリ(MEM)703、レジスタ群704〜70
6及び740、選択回路(SEL)707及び708、
及び制御回路709から構成されている。
部インタフェースとして、セル入力(信号線710)、
セル出力(信号線711)、セル識別&送出予定時刻算
出部からの送出予定時刻τ(信号線712)、セル識別
情報(信号線714)、及び時計からの現在時刻CT
(信号線713)を有している。
に、連結先アドレスを示すアドレスポインタ(APt
r)と、到着セルを格納するセル格納フィールド(CB
F)を1エレメントとするメモリであり、図6における
フリーリスト603、カレンダーキュー604、アウト
プットリスト605及びABRキュー606、ABRア
ウトプットリスト607を実現している。このセルメモ
リ702の読み出し、書き込み動作は、制御線733を
介して制御回路709により制御される。
出予定時刻単位に連結して蓄積されているセルエレメン
トについて、先頭エレメントアドレスを示すポインタC
QHと最終エレメントを示すポインタCQTを、またさ
らにABRキュー内に最大待ち合わせ可能時刻単位に連
結して蓄積されているセルエレメントについて、先頭エ
レメントアドレスを示すポインタABROQと最終エレ
メントを示すポインタABRQTを、それぞれについて
時計周期分(0〜Tmax )格納している。メモリ703
の読み出し、書き込み動作は、制御線735を介して制
御回路709により制御される。
されているセルメモリ702内の未使用エレメントの、
先頭エレメントアドレスを示すポインタFLHと、最終
エレメントアドレスを示すポインタFLTを保持してい
る。同様にレジスタ705は、アウトプットリスト内に
連結されているセルメモリ702内の出力待ちセルエレ
メントの、先頭エレメントアドレスを示すポインタOL
Hと、最終エレメントアドレスを示すポインタOLTを
保持している。またレジスタ706は、ABROL内に
連結されているセルメモリ702内のABRサービスの
出力待ちエレメントの、先頭エレメントアドレスを示す
ポインタABROLHと、最終エレメントアドレスを示
すポインタABROLTを保持している。レジスタ70
4、705、706への書き込み動作は、制御線734
を介して制御回路709により制御される。
…,REGTmax)は、ABRキュー内に連結されて格納
されているエレメント数を、最大待ち合わせ可能時刻0
〜Tmax毎に計数し保持している。すなわち、ABR
キューにABRサービスに属するセルが格納される毎に
該当する時刻位置のレジスタ740が1増加される。反
対に、ABRキューからABROLへセルが移動した場
合には移動したセル数が、またABRキューより直接セ
ルが出力された場合には1が、該当する時刻位置のレジ
スタ740から減算される。このレジスタ情報に基づい
て制御回路709は、ABRキュー内のセル格納位置を
知ることができ、ABRキューから直接セルを出力する
場合のメモリ703の読み出しアドレス736を選択回
路708へと出力する。
メモリ702とメモリ703の読み出し、書き込み動作
を行う際のアドレス情報719と721の選択を行い、
両者の選択動作は制御線720と736を介して制御回
路709により制御されている。
信号線715を介して入力されるFLHあるいはFL
T、信号線716を介して入力されるCQHあるいはC
QT、信号線717を介して入力されるOLHあるいは
OLT、信号線718を介して入力されるABRQHあ
るいはABRQT、あるいは信号線742を介して入力
されるABROLHあるいはABROLTのいずれかが
選択される。
712を介して入力されるセル識別&送出予定時刻算出
部からの送出予定時刻τ、信号線713を介して入力さ
れる時計からの現在時刻CT、あるいは制御回路709
からの直接出力アドレス743のいずれかが選択され
る。この直接出力アドレス743は、ABROL内、ア
ウトプットリスト内共に出力待ちセルの無い場合に、A
BRキューより直接ABRサービスのセルを送出させる
ために設定されるメモリ703のアドレスであり、レジ
スタ群740に保持されている情報から制御回路709
が判断して生成する。
01全体の制御を司っており、セルメモリ702、メモ
リ703の書き込み、読み出し動作、レジスタ群704
〜706及び740のラッチタイミング、選択回路70
7と708の選択処理動作、ABRQからの直接セル送
出処理の際のセル格納アドレス検索動作等を実行する。
部701の動作を、到着セル処理とセル送出処理との順
に、図7の構成ブロック図を参照しながら説明する。
理] 帯域確保型サービス、ABRサービスのいずれかの帯域
規制対象のセル到着時、まず到着セルは、FLHポイン
タ704で示されるセルメモリ702内の先頭未使用エ
レメントのセル格納フィールドCBFに一旦格納され
る。この際選択回路707は、FLH715を選択出力
し、セルメモリ702のアドレス入力としている。ここ
でフリーリスト内未使用エレメントが無い場合には、到
着セルは廃棄扱いとなり、以降の処理は実施されない。
H704で示されていた未使用エレメントが到着セルへ
と割り当てられることになるので、FLHポインタの更
新が必要となる。即ち、これまでFLHポインタで示さ
れていた当該到着セルを格納したエレメントのAPtr
ポインタで示されされる未使用エレメントが、次の先頭
未使用エレメントとなるので、前記APtrポインタ値
を信号線723を介してそのまま新FLHポインタとす
ればよい。このとき、残りの未使用エレメントが1つに
なる場合には、FLTポインタもまたFLHポインタと
同じ未使用エレメントを指し示すことになるため、信号
線723はFLTポインタ704へも接続されている。
さらに、当該到着セルが最後の未使用エレメントに格納
された場合には、残りの未使用エレメントは無くなり、
FLH及びFLTポインタは無効となる。
は、そのセルの属するサービスにより異なる処理を受け
る。サービスの属性は、セル識別情報714に基づいて
判断される。
納したエレメントは、セル識別&送出予定時刻算出部か
らの送出予定時刻τに従い、ポインタ処理によりFLか
らカレンダーキュー内の送出予定時刻τに対応する待ち
合わせセル列に移動される。本処理は、送出予定時刻τ
をアドレスにして読み出されたメモリ703内のCQT
ポインタが示すカレンダーキュー内エレメント列の、最
後尾エレメント内APtrポインタに信号線724を介
して旧FLHポインタ値を書き込み、前記CQTポイン
タもまた信号線732を介して旧FLHポインタ値とす
ることで実現される。送出予定時刻τに相当する連結エ
レメント列に何もセルが存在していなかった場合には、
旧FLHポインタ値が信号線732を介してそのままC
QH及びCQTポインタとなる。
たエレメントはセル識別&送出予定時刻算出部からの最
大待ち合わせ可能時刻τに従い、ポインタ処理によりF
LからABRキュー内のτに対応する待ち合わせセル列
に移動される。
アドレスにして読み出されたメモリ703内のABRO
Qポインタが示すABRキュー内エレメント列の最後尾
エレメント内APtrポインタに旧FLHポインタ値を
書き込み(信号線724)、前記ABRQTポインタも
また旧FLHポインタ値とする(信号線732)ことで
実現される。最大待ち合わせ可能時刻τに相当する連結
エレメント列に何もセルが存在していなかった場合に
は、旧FLHポインタ値がそのままABRQH及びAB
RQTポインタとなる(信号線732)。最後に該当す
る時刻のレジスタ740の値を1インクリメントさせ
る。
理] 時計からの現在時刻CTを信号線713より受信したセ
ルスケジューラ部701では、この現在時刻CTに相当
するカレンダーキュー内の連結セル群をアウトプットリ
ストに、ABRキュー内の連結セル群をABROLに移
動させる処理が行われる。
回路708の選択出力721が、現在時刻CTに設定さ
れる。この現在時刻CTをアドレスとして、メモリ70
3から読み出されるCQH及びCQTポインタの指し示
すセルメモリ702内のセル群をアウトプットリストに
移動させる。アウトプットリストになにも残存セルのな
い場合は、CQHとCQTポインタが、それぞれそのま
まOLH及びOLTポインタ705となる(信号線72
9及び730)。移動するセルが1つだけの場合は、前
記CQHポインタ値が前記OLH及びOLTポインタと
なる。アウトプットリスト内に既にセルがある場合、C
QHとCQTポインタの示すセル群をその最後尾に連結
させることになり、前記OLTポインタに信号線730
を介してCQTポインタ値がセットされ、旧OLTポイ
ンタの指し示すセルメモリ702内エレメントのAPt
rポインタ値が、新たに前記CQHポインタになる(信
号線722)。ここで、移動するセルが1つだけの時
は、前記APtrポインタとOLTポインタが共に当該
CQHポインタ値に設定される(信号線722、72
9)。
り、まず選択回路708の選択出力721が現在時刻C
Tに設定される。この現在時刻CTをアドレスとして、
メモリ703から読み出されるABRキューH及びAB
RQTポインタが、それぞれそのままABROLH及び
ABROLTポインタ706となる(信号線738及び
信号線739)。移動するセルが1つだけの場合は、前
記ABRQHポインタ値が前記ABROLH及びABR
OLTポインタとなる。ABROL内に既にセルがある
場合、ABRQHとABRQTポインタの示すセル群を
その最後尾に連結させることになり、前記ABROLT
ポインタにABRQTポインタ値がセットされ(信号線
739)、旧ABROLTポインタの指し示すCM70
2内のエレメントのAPtrポインタ値が、新たに前記
ABRQHポインタになる。ここで移動するセルが1つ
だけのときは、前記APtrポインタとABROLTポ
インタが共に当該ABRQHポインタ値に設定される。
またこのとき、ABRキューからABROLに移動され
たセル数が、当該時刻のレジスタ740から減算される
(すなわち、0クリアされる)。
トとABROL、及びABRキュー内のエレメントに格
納されたセルは、以下の優先順位に従って出力線711
へと送出されていく。
最優先に送出する。
ウトプットリストに送出待ちセルがあれば、アウトプッ
トリスト内のセルを送出する。
送出待ちセルがなければ、ABRキュー内に連結されて
いるセルのうち現在時刻CTに最も近い時刻系列に格納
されているセルから順次送出する。
以下説明していく。
する場合である。この場合、ABROLに移動されたセ
ル群は、次に1セル時間に1セルずつ順次出力線711
から送出されていく。ABROLHポインタで示される
ABROL内先頭エレメントのセル格納フィールドCB
Fにあるセルが、出力線711から送出されると、当該
エレメントのAPtrポインタの指し示す次のABRO
L内エレメントが先頭となるので、前記APtrポイン
タ値が信号線731を介して新ABROLHポインタと
なる。セル送出によりABROL内残存セルが1セルと
なった場合には、ABROLHと共にABROLTポイ
ンタもまた前記APtrポインタ値にセットされる。セ
ル送出によりABROL内の残存セルが無くなった場合
には、ABROLH及びABROLTポインタは共に無
効となる。
レメントは、未使用状態となり再びFLに移動される。
これは、旧ABROLHポインタ値が、FLTポインタ
704の指し示すフリーリスト内の最後尾エレメントの
APtrポインタ(信号線728)と、FLTポインタ
(信号線737)に書き込まれることで実現される。フ
リーリスト内に未使用エレメントが1つも無かった場合
には、FLHポインタ704も合わせて信号線737を
介して旧ABROLHポインタ値に設定される。
アウトプットリスト内にのみ送出待ちのセルが存在する
場合を説明する。この場合、アウトプットリストに連結
されたセル群は、1セル時間に1セルずつ順次出力線7
11から送出されていく。OLHポインタで示されるア
ウトプットリスト内の先頭エレメントのセル格納フィー
ルドCBFにあるセルが、出力線711から送出される
と、当該エレメントのAPtrポインタの指し示す次の
アウトプットリスト内のエレメントが先頭となるので、
前記APtrポインタ値が信号線727を介して新OL
Hポインタとなる。セル送出によりアウトプットリスト
内の残存セルが1セルとなった場合には、OLHと共に
OLTポインタもまた全APtrポインタにセットされ
る。セル送出によりアウトプットリスト内にセルが存在
しなくなった時には、OLH及びOLTポインタは共に
無効となる。
旧先頭エレメントは、未使用状態となり再びFLに移動
される。これは、旧OLHポインタ値が、FLTポイン
タ704の指し示すフリーリスト内の最後尾エレメント
のAPtrポインタ(信号線726)と、FLTポイン
タ(信号線725)に書き込まれることで実現される。
フリーリスト内に未使用エレメントが1つも無かった場
合には、FLHポインタ704も合わせて信号線725
を介して旧OLHポインタ値に設定される。
トにも送出待ちセルが無い場合を説明する。この場合
は、ABRキュー内に連結されているセルのうち現在時
刻CTに最も近い時刻系列に格納されているセルから順
次出力線711へと送出される。まず選択回路708の
選択出力、すなわちメモリ703の読み出しアドレス
が、制御回路709からのアドレス情報743に設定さ
れる。そして該当する最大待ち合わせ可能時刻のABR
QHポインタで示されるABRキュー内の先頭エレメン
トのセル格納フィールドCBFにあるセルが、出力線7
11から送出されると、そのエレメントのAPtrポイ
ンタの指し示す次のABRキュー内エレメントが当該時
刻での先頭となるので、信号線744を介して前記AP
trポインタ値が新ABRQHポインタとなる。セル送
出により当該時刻のABRキュー内の残存セルが1セル
となった場合には、ABRQHと共にABRQTポイン
タもまた前記APtrポインタ値にセットされる。セル
送出により当該時刻のABRキュー内の残存セルが無く
なった場合には、ABRQH及びABRQTポインタは
共に無効となる。
キュー内の旧先頭エレメントは、未使用状態となり再び
FLに移動される。これは、旧ABRQHポインタ値
が、FLTポインタ704の指し示すフリーリスト内の
最後尾エレメントのAPtrポインタ(信号線722)
と、FLTポインタ(信号線745)に書き込まれるこ
とで実現される。フリーリスト内に未使用エレメントが
1つも無かった場合には、信号線745を介してFLH
ポインタ704も合わせて旧ABRQHポインタ値に設
定される。
た場合、当該時刻のレジスタ740の値が「1」減算さ
れて、再び保持される。
よれば、以下のような効果を得ることができる。
イパー装置において、帯域確保型サービスに属するセル
とABR型のベストエフォートサービスに属するセルが
混在するようなATM回線においても、両サービスの帯
域管理を同一ハードウエアで実現可能である。
サービスのセルとABRサービスのセルが論理的に分離
されて格納されるので、お互いに干渉しあうことはな
く、帯域確保型サービスのセルを常に優先的に送出する
ことが可能であると同時に、帯域確保型サービスのセル
の無い場合にはABRサービスのセルを即時に送出で
き、またABRサービスに要求される最小帯域の保証も
行われるので、網の使用効率の向上が実現可能である。
増加は、従来構成と比べてABRサービス用キューのポ
インタ2個とメモリ(MEM)のワード長(ABRQH
とABRQT)のみである。従って、ハードウェアの劇
的な増加なしに、容易にABRサービスを帯域確保型サ
ービスに混在させることが可能である。
のセルとABRサービスのセルが論理的に分離されて格
納されるが、格納用のメモリは物理的には共有して使用
しており、メモリの使用効率の向上、ひいては必要なメ
モリ容量の削減効果が期待される。
装置の最大の特徴は、膨大な数のコネクションを同時に
帯域規制可能な点にあるが、各種処理をセル到着時とセ
ル送出時にのみ実行しているので、本実施形態の実現上
でも、その特徴は何ら損なわれず、装置が許容するコネ
クション数が制限されることはない。
が、本発明は上述した実施形態に限定されるものでは無
く、例えば以下に示す適宜の方式を本発明のトラヒック
シェイパー装置に適用することができる。
的に1つのメモリでなくても良く、フリーリスト、カレ
ンダーキュー、アウトプットリスト等それぞれ別個のメ
モリでも実現しても良い。
ーから直接セルを送出する際の、読み出しセルの格納位
置の検索のために、最大待ち合わせ可能時刻毎の格納セ
ル数を計数する手段を用いたが、セル格納位置の検索手
段として別の方法を用いても良く、例えばメモリ(ME
M)のアドレスを現在時刻CTから1つずつ増加させて
いき、読み出すべきセルを検索する手法であっても良
い。
ーから直接セルを送出する際の、読み出すべきセルの選
択基準として、現在時刻CTに最も近い時刻系列に格納
されているセルから順次送出する、としたが、これに捕
われること無く、例えばセル到着順序に送出する手法で
あっても良い。
トサービスのうちUBRサービスを、第2の実施形態に
おいてはABRサービスを、それぞれ帯域確保型サービ
スと混在させてシェーピングする構成について述べた
が、帯域確保型サービス、ABRサービス、UBRサー
ビスの全てを混在させてサポートすることも可能であ
る。この場合には第1の実施形態と第2の実施形態とを
組み合わせ、UBRサービスに属するセルの送出優先順
位を最も低くすることで実現可能である。
サービスとABRサービスとの間のセル送出優先順位を
ABRサービスのほうを高く設定する例を説明したが、
逆に帯域確保型サービスの方を高く設定することも可能
であり、この場合のハードウェア構成は全く変更を要し
ない。
るセルの属するサービス種別を識別し、この識別された
セルのサービス属性に応じて処理内容を切り替え、各サ
ービス属性に属するセルの送出時刻が重なったときには
各サービスに要求される特性に応じてセル送出の優先処
理を行うので、サービス属性が異なるセルが混在してい
る場合であっても、それぞれのサービスの特性を損なう
こと無く通信を行うことができる。
である。
ック図である。
成を示すブロック図である。
トの1つの構成を示す説明図である。
基本的な装置構成を示すブロック図である。
な装置構成を示すブロック図である。
説明するための図である。
M)、103…フリーリスト(FL)、104…カレン
ダーキュー(CQ)、105…アウトプットリスト(O
L)、106…UBRキュー(UBRQ)、107…エ
レメント群、108…FL用ポインタ、109…CQ用
ポインタ群、110…アウトプットリスト用ポインタ、
112…セレクタ、113…到着セル用信号線、114
…セル出力用信号線、115…セル送出予定時刻用信号
線、116…セル識別情報用信号線、117…現在時刻
用信号線、119…出力回線、202…セル識別&送出
予定時刻算出部、203…セルスケジューラ部、204
…時計、205…セル。
Claims (2)
- 【請求項1】 帯域規制要求に基づいてセルの出力帯域
の規制を実行するトラヒックシェイパー装置において、 到着したセルの属するサービス種別を識別する識別手段
と、到着したセルの属するサービス種別が出力帯域を確保す
るタイプであるときには当該セルの到着毎に当該セルの
送出予定時刻をセル出力帯域パラメータに基づいて算出
する算出手段と、 この算出手段で算出された送出予定時刻単位に、出力帯
域を確保するタイプのサービス種別の全コネクションの
セルをキューイングするキューイング手段と、 到着したセルの属するサービス種別が出力帯域を保証す
る必要のないタイプであるときには当該到着セルを、出
力帯域を保証する必要のないタイプのサービス種別の全
コネクションについて共通なバッファに格納する格納手
段と、 セル送出時刻が更新されたときに、更新されたセル送出
時刻又はそれより以前の時刻を送出予定時刻としたセル
が前記キューイング手段にキューイングされているとき
にはそのセルを送出し、更新されたセル送出時刻又はそ
れより以前の時刻を送出予定時刻としたセルが前記キュ
ーイング手段にキューイングされていないときには前記
格納手段に格納されている最古のセルを送出する送出手
段と を具備したことを特徴とするトラヒックシェイパー
装置。 - 【請求項2】 帯域規制要求に基づいてセルの出力帯域
の規制を実行するトラヒックシェイパー装置において、 到着したセルの属するサービス種別を識別する識別手段
と、 到着したセルの属するサービス種別が出力帯域を確保す
るタイプであるときには当該セルの到着毎に当該セルの
送出予定時刻をセル出力帯域パラメータに基づいて算出
する第1の算出手段と、 この第1の算出手段で算出された送出予定時刻単位に、
出力帯域を確保するタイプのサービス種別の全コネクシ
ョンのセルをキューイングするキューイング手段と、 到着したセルの属するサービス種別が最小出力帯域のみ
保証する必要のあるタイプであるときには当該セル到着
毎に当該セルの最大待ち合わせ可能時刻をセル出力帯域
パラメータに基づいて算出する第2の算出手段と、 この第2の算出手段で算出された最大待ち合わせ可能時
刻単位に、最小出力帯域のみ保証する必要のあるタイプ
のサービス種別の全コネクションのセルをキューイング
する第2のキューイング手段と、 セル送出時刻が更新されたときに、更新されたセル送出
時刻又はそれより以前の時刻を最大待ち合わせ可能時刻
としたセルが前記第2のキューイング手段にキューイン
グされているときにはそのセルを送出し、更新されたセ
ル送出時刻又はそれより以前の時刻を最大待ち合わせ可
能時刻としたセルが前記第2のキューイング手段にキュ
ーイングされておらず、かつ、更新されたセル送出時刻
又はそれより以前の時刻を送出予定時刻としたセルが前
記第1のキューイング手段にキューイングされていると
きにはそのセルを送出し、更新されたセル送出時刻又は
それより以前の時刻を最大待ち合わせ可能時刻としたセ
ルが前記第2のキューイング手段にキューイングされて
おらず、かつ、更新されたセル送出時刻又はそれより以
前の時刻を送出予定時刻としたセルが前記第1のキュー
イング手段にキューイングされていないときには前記第
2のキューイング手段に格納されている最古のセルを送
出する送出手段と を具備したことを特徴とするトラヒッ
クシェイパー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28364696A JP3157113B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トラヒックシェイパー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28364696A JP3157113B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トラヒックシェイパー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10135957A JPH10135957A (ja) | 1998-05-22 |
JP3157113B2 true JP3157113B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=17668221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28364696A Expired - Lifetime JP3157113B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | トラヒックシェイパー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157113B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3063726B2 (ja) | 1998-03-06 | 2000-07-12 | 日本電気株式会社 | トラヒックシェーパ |
JP3109733B2 (ja) | 1999-02-01 | 2000-11-20 | 日本電気株式会社 | Atm通信制御装置とatm通信制御方法 |
RU2001135829A (ru) * | 1999-05-28 | 2003-08-27 | Нетворк Эквипмент Текнолоджиз | Способ и устройство формирования трафика в сетевом коммутаторе |
EP1130877B1 (en) * | 2000-03-02 | 2007-05-16 | Alcatel Lucent | Qualified priority queue scheduler |
GB0320506D0 (en) * | 2003-09-02 | 2003-10-01 | Koninkl Philips Electronics Nv | Cell scheduling |
JP3961000B2 (ja) | 2005-05-26 | 2007-08-15 | 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー | パケット転送装置及びネットワークシステム |
JP4589289B2 (ja) * | 2006-10-12 | 2010-12-01 | 株式会社日立製作所 | パケット転送装置 |
JP4612713B2 (ja) * | 2008-08-12 | 2011-01-12 | 株式会社日立製作所 | パケット転送装置及びネットワークシステム |
US9378045B2 (en) * | 2013-02-28 | 2016-06-28 | Oracle International Corporation | System and method for supporting cooperative concurrency in a middleware machine environment |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP28364696A patent/JP3157113B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
信学論 Vol.J72−B−▲I▼ No.11 p1062−1069 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10135957A (ja) | 1998-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5818815A (en) | Method and an apparatus for shaping the output traffic in a fixed length cell switching network node | |
JP3434642B2 (ja) | パケットスケジューリング装置 | |
US6175570B1 (en) | Method and an apparatus for shaping the output traffic in a fixed length cell switching network node | |
US6134217A (en) | Traffic scheduling system and method for packet-switched networks with fairness and low latency | |
US6295295B1 (en) | Scheduler for an information packet switch | |
EP0944208B1 (en) | Time based scheduler architecture and method for ATM networks | |
US6426957B1 (en) | Asynchronous transfer mode based service consolidation switch | |
US6205151B1 (en) | ATM cell scheduler which uses a heap memory and associates timestamps with each channel | |
US6205118B1 (en) | Adaptive time slot scheduling apparatus and method for end-points in an ATM network | |
EP0924954B1 (en) | ATM cell transmissions | |
US5530698A (en) | ATM switching system and cell control method | |
US5926459A (en) | Rate shaping in per-flow queued routing mechanisms for available bit rate service | |
US5953318A (en) | Distributed telecommunications switching system and method | |
US6377583B1 (en) | Rate shaping in per-flow output queued routing mechanisms for unspecified bit rate service | |
US6768717B1 (en) | Apparatus and method for traffic shaping in a network switch | |
EP0603916A2 (en) | Packet switching system using idle/busy status of output buffers | |
JPH07321822A (ja) | マルチキャスティング機能を備えた装置 | |
JPH10242999A (ja) | トラフィック成形装置 | |
JP2001217836A (ja) | Atmセルの配布をスケジューリングする際に使用する重み付きラウンドロビンエンジン | |
US20020150047A1 (en) | System and method for scheduling transmission of asynchronous transfer mode cells | |
JP3157113B2 (ja) | トラヒックシェイパー装置 | |
US7280542B2 (en) | Multicasting system and method for use in an access node's ATM switch fabric | |
US20050010676A1 (en) | Time-based transmission queue for traffic management of asynchronous transfer mode virtual circuits on a multi-threaded, multi-processor system | |
JP3416156B2 (ja) | 種々の優先度のバーチャルコネクションを介して情報セルを伝送する方法および回路装置 | |
JP4504606B2 (ja) | ネットワークスイッチにおいてトラフィックを成形する装置及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090209 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100209 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110209 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120209 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130209 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140209 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |