JP3154394B2 - 線材収納容器およびその線材収納容器の使用方法 - Google Patents
線材収納容器およびその線材収納容器の使用方法Info
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- JP3154394B2 JP3154394B2 JP02804996A JP2804996A JP3154394B2 JP 3154394 B2 JP3154394 B2 JP 3154394B2 JP 02804996 A JP02804996 A JP 02804996A JP 2804996 A JP2804996 A JP 2804996A JP 3154394 B2 JP3154394 B2 JP 3154394B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一仕様の容器本
体の底部側を上部開口から入り込ませて上下に積み重ね
可能に形成されている容器本体の内側に、螺旋状に巻き
回しながら供給される線材を周方向に沿って分散収納す
る線材収納部が形成されている線材収納容器に関する。
体の底部側を上部開口から入り込ませて上下に積み重ね
可能に形成されている容器本体の内側に、螺旋状に巻き
回しながら供給される線材を周方向に沿って分散収納す
る線材収納部が形成されている線材収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】冒記線材収納容器は、容器本体の底部側
を、別の線材収納容器の上部開口からその容器本体の内
側に入り込まる状態で上下に積み重ねて、輸送等の為
に、線材が収納されていない複数の同一仕様の空の線材
収納容器をコンパクトに保管できるように構成したもの
である。そして、このような線材収納容器の容器本体と
して、従来、図11に示すように、上端側ほど大径の円
錐台形状に形成されている外周壁01と、上端側ほど小
径の円錐台形状に形成されている内周壁02とを、外周
壁01の内側に内周壁02が入り込む状態で同芯状に配
置するとともに、外周壁01の下端側と内周壁02の下
端側とを環状の底板部03で連結して、外周壁01と内
周壁02との間に上方側ほど径方向の間隔が拡がる環状
の線材収納部04を形成した容器本体05が提案されて
いる(例えば、実開平6−15874号公報参照)。
を、別の線材収納容器の上部開口からその容器本体の内
側に入り込まる状態で上下に積み重ねて、輸送等の為
に、線材が収納されていない複数の同一仕様の空の線材
収納容器をコンパクトに保管できるように構成したもの
である。そして、このような線材収納容器の容器本体と
して、従来、図11に示すように、上端側ほど大径の円
錐台形状に形成されている外周壁01と、上端側ほど小
径の円錐台形状に形成されている内周壁02とを、外周
壁01の内側に内周壁02が入り込む状態で同芯状に配
置するとともに、外周壁01の下端側と内周壁02の下
端側とを環状の底板部03で連結して、外周壁01と内
周壁02との間に上方側ほど径方向の間隔が拡がる環状
の線材収納部04を形成した容器本体05が提案されて
いる(例えば、実開平6−15874号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の線材収納容器の容器本体05は、線材収納部04を
形成している外周壁01がその高さ方向の全長に亘って
上端側ほど大径の円錐台形状に形成されているから、線
材収納容器の全体形状が大型化し、容器本体05どうし
を上下に積み重ねてもその保管の為に広いスペースを必
要とするとともに、その保管作業や線材収納作業におい
ても取扱いにくい欠点がある。また、螺旋中心軸芯Y周
りで螺旋状に巻き回しながら供給される線材Wを、容器
中心線と同芯の回転軸芯X周りで回転している線材収納
部04に、その螺旋の外周側が外周壁01の内周面01
aに接当する安定した姿勢でその線材収納部04の周方
向に沿って分散収納するには、線材収納部04内におけ
る収納位置が外周壁01の上端側に近い線材Wほど、そ
の線材Wを大きな螺旋径で巻き回しながら供給したり、
線材Wの供給速度を速くしてその線材Wが大きな螺旋径
に拡がるように線材Wを供給する手段を設ける必要があ
り、線材収納部04に対する線材Wの供給方法が複雑化
する欠点がある。
来の線材収納容器の容器本体05は、線材収納部04を
形成している外周壁01がその高さ方向の全長に亘って
上端側ほど大径の円錐台形状に形成されているから、線
材収納容器の全体形状が大型化し、容器本体05どうし
を上下に積み重ねてもその保管の為に広いスペースを必
要とするとともに、その保管作業や線材収納作業におい
ても取扱いにくい欠点がある。また、螺旋中心軸芯Y周
りで螺旋状に巻き回しながら供給される線材Wを、容器
中心線と同芯の回転軸芯X周りで回転している線材収納
部04に、その螺旋の外周側が外周壁01の内周面01
aに接当する安定した姿勢でその線材収納部04の周方
向に沿って分散収納するには、線材収納部04内におけ
る収納位置が外周壁01の上端側に近い線材Wほど、そ
の線材Wを大きな螺旋径で巻き回しながら供給したり、
線材Wの供給速度を速くしてその線材Wが大きな螺旋径
に拡がるように線材Wを供給する手段を設ける必要があ
り、線材収納部04に対する線材Wの供給方法が複雑化
する欠点がある。
【0004】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あって、線材収納部の構造を工夫することにより、輸送
等の為に、複数の空容器をコンパクトに保管し易い線材
収納容器でありながら、従来に比べて、狭い保管用スペ
ースでも効率よく保管でき、しかも、その保管作業や線
材収納作業において容易に取り扱うことができるように
することを目的とする。他の目的は、簡易な供給方法で
螺旋状に巻き回しながら供給される線材を安定した姿勢
で線材収納部の周方向に沿って分散収納できるようにす
ることにある。
あって、線材収納部の構造を工夫することにより、輸送
等の為に、複数の空容器をコンパクトに保管し易い線材
収納容器でありながら、従来に比べて、狭い保管用スペ
ースでも効率よく保管でき、しかも、その保管作業や線
材収納作業において容易に取り扱うことができるように
することを目的とする。他の目的は、簡易な供給方法で
螺旋状に巻き回しながら供給される線材を安定した姿勢
で線材収納部の周方向に沿って分散収納できるようにす
ることにある。
【0005】請求項1記載の線材収納容器は、同一仕様
の容器本体の底部側を上部開口から入り込ませて上下に
積み重ね可能に形成されている容器本体の内側に、螺旋
状に巻き回しながら供給される線材を周方向に沿って分
散収納する線材収納部が形成されている線材収納容器で
あって、前記容器本体が、一定内径の円筒状外周壁の内
側に線材収納部の下側部分を形成する下側本体と、同一
仕様の前記下側本体がその上部開口から内側に入り込み
可能な形状の上側本体とを備えて構成され、前記上側本
体の内側には、線材収納部の前記下側部分に連続する上
側部分を、前記円筒状外周壁の内径と略同じ内径で同芯
状に形成する収納部形成部材が着脱自在に取付けられて
いるので、線材が収納されていない空の線材収納容器を
保管する場合は、上側本体の上部開口から別の容器本体
の下側本体をその内側に入り込ませる状態で、容器本体
を上下に積み重ねて、複数の同一仕様の空の線材収納容
器をコンパクトに保管でき、また、容器本体のうちの下
側本体が一定内径の円筒状外周壁を備えているので、容
器本体の上下方向全長に亘って上端側ほど大径の円錐台
形状の外周壁を備えている従来の線材収納容器に比べ
て、全体形状を小型化できる。従って、輸送等の為に、
複数の空容器をコンパクトに保管し易い線材収納容器で
ありながら、従来に比べて、狭い保管用スペースでも効
率よく保管でき、しかも、その保管作業や線材収納作業
において容易に取り扱うことができる。
の容器本体の底部側を上部開口から入り込ませて上下に
積み重ね可能に形成されている容器本体の内側に、螺旋
状に巻き回しながら供給される線材を周方向に沿って分
散収納する線材収納部が形成されている線材収納容器で
あって、前記容器本体が、一定内径の円筒状外周壁の内
側に線材収納部の下側部分を形成する下側本体と、同一
仕様の前記下側本体がその上部開口から内側に入り込み
可能な形状の上側本体とを備えて構成され、前記上側本
体の内側には、線材収納部の前記下側部分に連続する上
側部分を、前記円筒状外周壁の内径と略同じ内径で同芯
状に形成する収納部形成部材が着脱自在に取付けられて
いるので、線材が収納されていない空の線材収納容器を
保管する場合は、上側本体の上部開口から別の容器本体
の下側本体をその内側に入り込ませる状態で、容器本体
を上下に積み重ねて、複数の同一仕様の空の線材収納容
器をコンパクトに保管でき、また、容器本体のうちの下
側本体が一定内径の円筒状外周壁を備えているので、容
器本体の上下方向全長に亘って上端側ほど大径の円錐台
形状の外周壁を備えている従来の線材収納容器に比べ
て、全体形状を小型化できる。従って、輸送等の為に、
複数の空容器をコンパクトに保管し易い線材収納容器で
ありながら、従来に比べて、狭い保管用スペースでも効
率よく保管でき、しかも、その保管作業や線材収納作業
において容易に取り扱うことができる。
【0006】しかも、前記上側本体の内側には、線材収
納部の前記下側部分に連続する上側部分を、前記円筒状
外周壁の内径と略同じ内径で同芯状に形成する収納部形
成部材が着脱自在に取付けられているので、線材が収納
されていない空の線材収納容器を保管する場合は、上側
本体の内側から収納部形成部材を取り外して、その上部
開口から別の容器本体の下側本体をその内側に入り込ま
せる状態で、容器本体を上下に積み重ねて、複数の同一
仕様の空の線材収納容器をコンパクトに保管でき、ま
た、線材を線材収納部に収納する場合は、上側本体の内
側に収納部形成部材を装着すると、その容器本体の内側
には、高さ方向の全長又は略全長に亘って外周側の内径
が略一定径で同芯状の線材収納部が形成され、一定の螺
旋径で螺旋状に巻き回しながら一定速度で供給するとい
う簡易な供給方法で供給される線材を、線材収納部内に
おける収納位置の高さにかかわらず、その螺旋外周側が
円筒状外周壁又は収納部形成部材に接する安定した姿勢
で、線材収納部の周方向に沿って分散収納できる。
納部の前記下側部分に連続する上側部分を、前記円筒状
外周壁の内径と略同じ内径で同芯状に形成する収納部形
成部材が着脱自在に取付けられているので、線材が収納
されていない空の線材収納容器を保管する場合は、上側
本体の内側から収納部形成部材を取り外して、その上部
開口から別の容器本体の下側本体をその内側に入り込ま
せる状態で、容器本体を上下に積み重ねて、複数の同一
仕様の空の線材収納容器をコンパクトに保管でき、ま
た、線材を線材収納部に収納する場合は、上側本体の内
側に収納部形成部材を装着すると、その容器本体の内側
には、高さ方向の全長又は略全長に亘って外周側の内径
が略一定径で同芯状の線材収納部が形成され、一定の螺
旋径で螺旋状に巻き回しながら一定速度で供給するとい
う簡易な供給方法で供給される線材を、線材収納部内に
おける収納位置の高さにかかわらず、その螺旋外周側が
円筒状外周壁又は収納部形成部材に接する安定した姿勢
で、線材収納部の周方向に沿って分散収納できる。
【0007】請求項2記載の線材収納容器は、前記収納
部形成部材が、前記容器本体の周方向複数箇所で分割可
能に設けられているので、上側本体に装着しないとき
は、収納部形成部材を径方向に重ねるようにしてコンパ
クトに保管できる。
部形成部材が、前記容器本体の周方向複数箇所で分割可
能に設けられているので、上側本体に装着しないとき
は、収納部形成部材を径方向に重ねるようにしてコンパ
クトに保管できる。
【0008】請求項3記載の線材収納容器は、前記収納
部形成部材が、保形性を備えた複数の間隔保持部材を屈
折自在に連結して構成されているので、上側本体に装着
しないときは、収納部形成部材を平たく延ばして、或い
は、小さく折り畳んだり巻き取ったりしてコンパクトに
保管できる。
部形成部材が、保形性を備えた複数の間隔保持部材を屈
折自在に連結して構成されているので、上側本体に装着
しないときは、収納部形成部材を平たく延ばして、或い
は、小さく折り畳んだり巻き取ったりしてコンパクトに
保管できる。
【0009】請求項4記載の線材収納容器は、前記上側
本体と前記下側本体とが略同じ高さ寸法で形成されてい
るので、下側本体を上側本体の内側に、高さ方向の略全
長に亘って互いに重なり合うデッドスペースが少ない状
態で入り込ませて、容器本体を上下に積み重ねることが
でき、空の線材収納容器を一層コンパクトに保管でき
る。つまり、上側本体の高さ寸法を下側本体に比べて大
きくした容器本体は、高さ寸法が大きい上側本体どうし
が重なる状態で上下に積み重ねられ、また、下側本体の
高さ寸法を上側本体に比べて大きくした容器本体は、高
さ寸法が大きい下側本体どうしが重なる状態で上下に積
み重ねられることになるが、上側本体と下側本体とを略
同じ高さ寸法にした容器本体は、上側本体どうしと下側
本体どうしとの双方が略重なる状態で積み重ねられるこ
とになるので、同じ個数の容器本体を積み重ねた場合の
積み重ね高さは、上側本体と下側本体とを略同じ高さ寸
法にした容器本体が最も低く、従って、デッドスペース
が少ない状態でコンパクトに積み重ねて保管できるので
ある。また、上側本体の高さ寸法を下側本体に比べて大
きくした容器本体は、その上側本体の内側に高さ寸法が
大きい大きな収納部形成部材を取付ける必要があるが、
上側本体と下側本体とを略同じ高さ寸法にした容器本体
は、容器本体の高さの略半分の高さ寸法の収納部形成部
材を取付ければ良く、収納部形成部材を着脱する上で、
その収納部形成部材を取扱い易い。
本体と前記下側本体とが略同じ高さ寸法で形成されてい
るので、下側本体を上側本体の内側に、高さ方向の略全
長に亘って互いに重なり合うデッドスペースが少ない状
態で入り込ませて、容器本体を上下に積み重ねることが
でき、空の線材収納容器を一層コンパクトに保管でき
る。つまり、上側本体の高さ寸法を下側本体に比べて大
きくした容器本体は、高さ寸法が大きい上側本体どうし
が重なる状態で上下に積み重ねられ、また、下側本体の
高さ寸法を上側本体に比べて大きくした容器本体は、高
さ寸法が大きい下側本体どうしが重なる状態で上下に積
み重ねられることになるが、上側本体と下側本体とを略
同じ高さ寸法にした容器本体は、上側本体どうしと下側
本体どうしとの双方が略重なる状態で積み重ねられるこ
とになるので、同じ個数の容器本体を積み重ねた場合の
積み重ね高さは、上側本体と下側本体とを略同じ高さ寸
法にした容器本体が最も低く、従って、デッドスペース
が少ない状態でコンパクトに積み重ねて保管できるので
ある。また、上側本体の高さ寸法を下側本体に比べて大
きくした容器本体は、その上側本体の内側に高さ寸法が
大きい大きな収納部形成部材を取付ける必要があるが、
上側本体と下側本体とを略同じ高さ寸法にした容器本体
は、容器本体の高さの略半分の高さ寸法の収納部形成部
材を取付ければ良く、収納部形成部材を着脱する上で、
その収納部形成部材を取扱い易い。
【0010】請求項5記載の線材収納容器は、前記上側
本体の内側に装着した前記収納部形成部材が、前記容器
本体に装着した容器蓋体と前記下側本体との間に挟み込
まれて固定されるように構成されているので、収納部形
成部材を固定する為の特別な固定構造が不要で、線材収
納容器の構造を簡略化できる。
本体の内側に装着した前記収納部形成部材が、前記容器
本体に装着した容器蓋体と前記下側本体との間に挟み込
まれて固定されるように構成されているので、収納部形
成部材を固定する為の特別な固定構造が不要で、線材収
納容器の構造を簡略化できる。
【0011】請求項6記載の線材収納容器は、前記円筒
状外周壁の内径よりも小径の丸軸部材を、前記下側本体
にその円筒状外周壁と同芯状に着脱自在に取り付けて、
前記線材収納部が、前記丸軸部材の外周面に沿って環状
に形成されているので、線材の螺旋内側に丸軸部材を入
り込ませる状態で、その線材を線材収納部の周方向に沿
って分散収納でき、線材の収納姿勢が崩れにくいととも
に、空の容器本体を積み重ねて保管する場合は、その丸
軸部材が邪魔にならないように下側本体から取り外すこ
とができる。
状外周壁の内径よりも小径の丸軸部材を、前記下側本体
にその円筒状外周壁と同芯状に着脱自在に取り付けて、
前記線材収納部が、前記丸軸部材の外周面に沿って環状
に形成されているので、線材の螺旋内側に丸軸部材を入
り込ませる状態で、その線材を線材収納部の周方向に沿
って分散収納でき、線材の収納姿勢が崩れにくいととも
に、空の容器本体を積み重ねて保管する場合は、その丸
軸部材が邪魔にならないように下側本体から取り外すこ
とができる。
【0012】請求項7記載の線材収納容器は、前記下側
本体が、同一仕様の容器本体の上側本体の内側に嵌合状
態で入り込む形状に形成されているので、空の容器本体
どうしを左右方向に位置決めした状態で上下に積み重ね
ることができ、荷崩れが生じにくい。
本体が、同一仕様の容器本体の上側本体の内側に嵌合状
態で入り込む形状に形成されているので、空の容器本体
どうしを左右方向に位置決めした状態で上下に積み重ね
ることができ、荷崩れが生じにくい。
【0013】請求項8記載の線材収納容器は、前記容器
本体が、透明又は半透明状に形成されているので、単に
容器本体内の線材の残存量等を確認し易いだけでなく、
容器本体に部分的に透明又は半透明状の窓を設けてある
場合に比べて、どの方向からでも確認し易い。
本体が、透明又は半透明状に形成されているので、単に
容器本体内の線材の残存量等を確認し易いだけでなく、
容器本体に部分的に透明又は半透明状の窓を設けてある
場合に比べて、どの方向からでも確認し易い。
【0014】請求項9記載の線材収納容器の使用方法
は、テープを、前記収納部形成部材の内面と前記下側本
体の内面とに亘って、その周方向に沿って貼着するの
で、収納部形成部材を、線材の収納の邪魔になりにくい
テープで、しかも、簡便に着脱できる状態に位置決めで
き、収納部形成部材を必要に応じて上側本体から着脱す
る上で、その作業性が向上する。
は、テープを、前記収納部形成部材の内面と前記下側本
体の内面とに亘って、その周方向に沿って貼着するの
で、収納部形成部材を、線材の収納の邪魔になりにくい
テープで、しかも、簡便に着脱できる状態に位置決めで
き、収納部形成部材を必要に応じて上側本体から着脱す
る上で、その作業性が向上する。
【0015】
〔第1実施形態〕図1〜図5は、同一仕様の容器本体1
の底部側を上部開口5から入り込ませて上下に積み重ね
可能に形成されている硬質樹脂製の容器本体1と、その
上部開口5を塞ぐ硬質樹脂製の容器蓋体4とを備えた線
材収納容器の一例としてのワイヤ収納容器を示し、容器
本体1の内側には、線材の一例としての直径が0.9〜
2.0mm程度の溶接用ワイヤWを収納する線材収納部の
一例としてのワイヤ収納部2が形成されている。尚、前
記容器本体1を透明又は半透明状の硬質樹脂で形成し
て、容器本体内の溶接用ワイヤWの残存量等をどの方向
からでも確認できるようにしても良い。
の底部側を上部開口5から入り込ませて上下に積み重ね
可能に形成されている硬質樹脂製の容器本体1と、その
上部開口5を塞ぐ硬質樹脂製の容器蓋体4とを備えた線
材収納容器の一例としてのワイヤ収納容器を示し、容器
本体1の内側には、線材の一例としての直径が0.9〜
2.0mm程度の溶接用ワイヤWを収納する線材収納部の
一例としてのワイヤ収納部2が形成されている。尚、前
記容器本体1を透明又は半透明状の硬質樹脂で形成し
て、容器本体内の溶接用ワイヤWの残存量等をどの方向
からでも確認できるようにしても良い。
【0016】前記容器本体1は、内径Ab及び外径Bが
一定の下側円筒状外周壁3bの内側にワイヤ収納部2の
下側部分2bを形成する下側本体1bと、この下側本体
1bと同一仕様の下側本体1bがその上部開口5から内
側に入り込み可能な形状の上側本体1aと、上側本体1
aと下側本体1bを連結する円環状の鍔部分6とを一体
に成形して構成されている。
一定の下側円筒状外周壁3bの内側にワイヤ収納部2の
下側部分2bを形成する下側本体1bと、この下側本体
1bと同一仕様の下側本体1bがその上部開口5から内
側に入り込み可能な形状の上側本体1aと、上側本体1
aと下側本体1bを連結する円環状の鍔部分6とを一体
に成形して構成されている。
【0017】前記下側本体1bは下側円筒状外周壁3b
の下端に円形底板7を設けて有底筒状に形成され、この
円形底板7に、下側円筒状外周壁3bの内径Abよりも
小径の丸軸部材である筒軸部材8を下側円筒状外周壁3
bと同芯状に着脱自在に嵌着する筒軸嵌着部8aを設け
て、筒軸嵌着部8aに嵌着固定した筒軸部材8の外周面
に沿って、ワイヤ収納部2が円形環状に形成されてい
る。
の下端に円形底板7を設けて有底筒状に形成され、この
円形底板7に、下側円筒状外周壁3bの内径Abよりも
小径の丸軸部材である筒軸部材8を下側円筒状外周壁3
bと同芯状に着脱自在に嵌着する筒軸嵌着部8aを設け
て、筒軸嵌着部8aに嵌着固定した筒軸部材8の外周面
に沿って、ワイヤ収納部2が円形環状に形成されてい
る。
【0018】前記上側本体1aは、下側円筒状外周壁3
bの外径Bよりも若干大きな一定内径Aaを備えた上側
円筒状外周壁3aに、容器蓋体4を係止固定する係止片
9を設けて構成され、上側円筒状外周壁3aの内側に
は、下側本体1bよりも上側の容器本体内部に、ワイヤ
収納部2の下側部分2bに連続する上側部分2aを、下
側円筒状外周壁3bの内径Abと略同じ内径で同芯状に
形成する収納部形成部材10が着脱自在に取付けられて
いる。
bの外径Bよりも若干大きな一定内径Aaを備えた上側
円筒状外周壁3aに、容器蓋体4を係止固定する係止片
9を設けて構成され、上側円筒状外周壁3aの内側に
は、下側本体1bよりも上側の容器本体内部に、ワイヤ
収納部2の下側部分2bに連続する上側部分2aを、下
側円筒状外周壁3bの内径Abと略同じ内径で同芯状に
形成する収納部形成部材10が着脱自在に取付けられて
いる。
【0019】前記収納部形成部材10は、段ボール紙等
の剛性が比較的大きい厚紙で円筒状に形成され、その周
方向2箇所で半円形に分割されているとともに、溶接用
ワイヤWを収納する場合は、その外周面が上側円筒状外
周壁3aの内周面に略密着する状態にセットし、その収
納部形成部材10の内面と下側本体3bの内面とに亘っ
てその周方向に沿って粘着テープ11を貼着して、容器
本体1の内側に高さ方向の全長又は略全長に亘って外周
側の内径が略一定径で同芯状のワイヤ収納部2を形成す
るようにしてある。
の剛性が比較的大きい厚紙で円筒状に形成され、その周
方向2箇所で半円形に分割されているとともに、溶接用
ワイヤWを収納する場合は、その外周面が上側円筒状外
周壁3aの内周面に略密着する状態にセットし、その収
納部形成部材10の内面と下側本体3bの内面とに亘っ
てその周方向に沿って粘着テープ11を貼着して、容器
本体1の内側に高さ方向の全長又は略全長に亘って外周
側の内径が略一定径で同芯状のワイヤ収納部2を形成す
るようにしてある。
【0020】そして、図2に示すように、この容器本体
1を容器中心軸と同芯のX軸回りで回転する回転台Cに
セットして、この回転台Cで容器本体1を回転させなが
ら、Y軸芯回りで螺旋状に巻き回しながら供給される溶
接用ワイヤWを、その螺旋の外周側が下側円筒状外周壁
3b又は収納部形成部材10の内周面に接当し、かつ、
その螺旋の内周側に筒軸部材8が入り込む安定した姿勢
で周方向に沿って分散収納するように構成されている。
1を容器中心軸と同芯のX軸回りで回転する回転台Cに
セットして、この回転台Cで容器本体1を回転させなが
ら、Y軸芯回りで螺旋状に巻き回しながら供給される溶
接用ワイヤWを、その螺旋の外周側が下側円筒状外周壁
3b又は収納部形成部材10の内周面に接当し、かつ、
その螺旋の内周側に筒軸部材8が入り込む安定した姿勢
で周方向に沿って分散収納するように構成されている。
【0021】また、上側本体1aの高さ寸法Daと下側
本体1bの高さ寸法Dbとを略同じ寸法に形成して、図
5に示すように、収納部形成部材10を取り外した空の
容器本体1を上下に積み重ねたときに、上側の容器本体
1がその鍔部分6で下側の容器本体1の上側円筒状外周
壁3aの上端面に支持される状態で、上側の容器本体1
の下側本体1bが、下側の容器本体1の鍔部分6の上面
近くにまで入り込むように構成してある。
本体1bの高さ寸法Dbとを略同じ寸法に形成して、図
5に示すように、収納部形成部材10を取り外した空の
容器本体1を上下に積み重ねたときに、上側の容器本体
1がその鍔部分6で下側の容器本体1の上側円筒状外周
壁3aの上端面に支持される状態で、上側の容器本体1
の下側本体1bが、下側の容器本体1の鍔部分6の上面
近くにまで入り込むように構成してある。
【0022】前記容器蓋体4には、係止片9に係止され
る係止鍔4aが設けられ、収納部形成部材10が装着さ
れている容器本体1の上部開口5側に押し当てると、図
4に示すように、係止片9の弾性変形で係止鍔4aがそ
の係止片9の内側に嵌まり込んで、容器蓋体4が上部開
口5を塞ぐ状態で容器本体1に係止固定されるととも
に、筒軸部材8が容器蓋体4の裏面と筒軸嵌着部8aと
の間に挟みこまれ、収納部形成部材10が容器蓋体4の
裏面に設けた弾性パッキン4bと下側本体1bとの間に
挟み込まれて固定されるようにしてある。
る係止鍔4aが設けられ、収納部形成部材10が装着さ
れている容器本体1の上部開口5側に押し当てると、図
4に示すように、係止片9の弾性変形で係止鍔4aがそ
の係止片9の内側に嵌まり込んで、容器蓋体4が上部開
口5を塞ぐ状態で容器本体1に係止固定されるととも
に、筒軸部材8が容器蓋体4の裏面と筒軸嵌着部8aと
の間に挟みこまれ、収納部形成部材10が容器蓋体4の
裏面に設けた弾性パッキン4bと下側本体1bとの間に
挟み込まれて固定されるようにしてある。
【0023】前記係止片9には係止解除用の操作片9a
が一体に設けられ、操作片9aの操作で係止片9を外向
きに強制的に弾性変形させると、その係止鍔4aに対す
る係止が外れ、圧縮変形していた弾性パッキン4bの付
勢力で係止鍔4aが上方に持ち上がって、容器蓋体4が
容器本体1から外れるように構成してある。
が一体に設けられ、操作片9aの操作で係止片9を外向
きに強制的に弾性変形させると、その係止鍔4aに対す
る係止が外れ、圧縮変形していた弾性パッキン4bの付
勢力で係止鍔4aが上方に持ち上がって、容器蓋体4が
容器本体1から外れるように構成してある。
【0024】〔第2実施形態〕図6は、半円形に分割し
た状態で容器本体1に着脱自在に装着される収納部形成
部材10が、保形性を備えた複数の容器上下方向に長い
硬質樹脂製の間隔保持部材10aを可撓性を備えた軟質
樹脂製のシート10bで屈折自在に連結して構成されて
いる実施形態を示し、容器本体1に装着しないときに、
この収納部形成部材10を平たく延ばしてコンパクトに
保管できるようにしてある。その他の構成は第1実施形
態と同様である。
た状態で容器本体1に着脱自在に装着される収納部形成
部材10が、保形性を備えた複数の容器上下方向に長い
硬質樹脂製の間隔保持部材10aを可撓性を備えた軟質
樹脂製のシート10bで屈折自在に連結して構成されて
いる実施形態を示し、容器本体1に装着しないときに、
この収納部形成部材10を平たく延ばしてコンパクトに
保管できるようにしてある。その他の構成は第1実施形
態と同様である。
【0025】〔第3実施形態〕図7は、下側円筒状外周
壁3bの鍔部分6近くに、上側円筒状外周壁3aの内径
Aaと略同じ外径の大径部12を設けて、下側本体1b
が同一仕様の容器本体1の上側本体1aの内側に嵌合状
態で入り込む形状に形成されている実施形態を示し、収
納部形成部材10を取り外した空の容器本体1を上下に
積み重ねると、上側の容器本体1の大径部12が下側の
容器本体1の上側円筒状外周壁3aに嵌まり込むように
構成してある。その他の構成は第1実施形態と同様であ
る。
壁3bの鍔部分6近くに、上側円筒状外周壁3aの内径
Aaと略同じ外径の大径部12を設けて、下側本体1b
が同一仕様の容器本体1の上側本体1aの内側に嵌合状
態で入り込む形状に形成されている実施形態を示し、収
納部形成部材10を取り外した空の容器本体1を上下に
積み重ねると、上側の容器本体1の大径部12が下側の
容器本体1の上側円筒状外周壁3aに嵌まり込むように
構成してある。その他の構成は第1実施形態と同様であ
る。
【0026】〔第4実施形態〕図8は、下側本体1bの
底板7に容器内側に突出する筒軸部13を一体形成し、
この筒軸部13の先端部に筒軸嵌合部8aを形成して、
筒軸部13の外径と同じ外径の筒軸部材8を着脱自在に
嵌合し、この筒軸部13及び筒軸部材8の外周面に沿っ
てワイヤ収納部2が円形環状に形成されている実施形態
を示す。
底板7に容器内側に突出する筒軸部13を一体形成し、
この筒軸部13の先端部に筒軸嵌合部8aを形成して、
筒軸部13の外径と同じ外径の筒軸部材8を着脱自在に
嵌合し、この筒軸部13及び筒軸部材8の外周面に沿っ
てワイヤ収納部2が円形環状に形成されている実施形態
を示す。
【0027】そして、図9に示すように、収納部形成部
材10と筒軸部材8を取り外した空の容器本体1を上下
に積み重ねると、上側の容器本体1の底部外面に形成し
た凹入部14が下側の容器本体1の筒軸嵌合部8aに嵌
合して、下側本体1bが同一仕様の容器本体1の上側本
体1aの内側に嵌合状態で入り込む形状に形成されてい
る。その他の構成は第1実施形態と同様である。
材10と筒軸部材8を取り外した空の容器本体1を上下
に積み重ねると、上側の容器本体1の底部外面に形成し
た凹入部14が下側の容器本体1の筒軸嵌合部8aに嵌
合して、下側本体1bが同一仕様の容器本体1の上側本
体1aの内側に嵌合状態で入り込む形状に形成されてい
る。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0028】〔第5実施形態〕図10は、収納部形成部
材10を容器上下方向に長い複数の硬質部材15で構成
し、これらの硬質部材15を、容器周方向に間隔を隔て
て、上側円筒状外周壁3aの内周面に粘着テープ等で着
脱自在に固定して、硬質部材15の容器径方向内側に、
高さ方向の全長又は略全長に亘って外周側の内径が略一
定径で同芯状のワイヤ収納部2を形成してある実施形態
を示す。その他の構成は第1実施形態と同様である。
材10を容器上下方向に長い複数の硬質部材15で構成
し、これらの硬質部材15を、容器周方向に間隔を隔て
て、上側円筒状外周壁3aの内周面に粘着テープ等で着
脱自在に固定して、硬質部材15の容器径方向内側に、
高さ方向の全長又は略全長に亘って外周側の内径が略一
定径で同芯状のワイヤ収納部2を形成してある実施形態
を示す。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0029】〔その他の実施形態〕 1.線材収納部が円形環状に形成されている線材収納容
器に限定されず、容器本体の中心軸部が設けられていな
い有底筒状の線材収納部が形成されている線材収納容器
であっても良い。 2.上側本体は、下側本体がその上部開口から内側に入
り込み可能な形状であれば、例えば上側部分ほど内径が
大きくなる円錐台状に形成されていても良く、その形状
は特に限定されない。 3.容器本体の材質は特に限定されず、例えば、厚紙を
金属や樹脂製の枠体で補強して構成されるものであって
も良い。 4.収納部形成部材の材質は金属や樹脂であっても良
い。 5.線材収納部に収納される線材は、溶接ワイヤの他
に、溶接以外の各種用途に使用される金属ワイヤや電線
等であっても良い。 6.容器蓋体を容器本体にねじ込み固定して、上側本体
の内側に装着した収納部形成部材を、その容器本体に固
定した容器蓋体と下側本体との間に挟み込んで固定する
ように構成しても良い。 尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
器に限定されず、容器本体の中心軸部が設けられていな
い有底筒状の線材収納部が形成されている線材収納容器
であっても良い。 2.上側本体は、下側本体がその上部開口から内側に入
り込み可能な形状であれば、例えば上側部分ほど内径が
大きくなる円錐台状に形成されていても良く、その形状
は特に限定されない。 3.容器本体の材質は特に限定されず、例えば、厚紙を
金属や樹脂製の枠体で補強して構成されるものであって
も良い。 4.収納部形成部材の材質は金属や樹脂であっても良
い。 5.線材収納部に収納される線材は、溶接ワイヤの他
に、溶接以外の各種用途に使用される金属ワイヤや電線
等であっても良い。 6.容器蓋体を容器本体にねじ込み固定して、上側本体
の内側に装着した収納部形成部材を、その容器本体に固
定した容器蓋体と下側本体との間に挟み込んで固定する
ように構成しても良い。 尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図1】線材収納容器の分解斜視図
【図2】線材収納容器の縦断面図
【図3】図2のIII-III 線断面図
【図4】要部の縦断面図
【図5】容器本体を積み重ねた状態の縦断面図
【図6】第2実施形態を示す収納部形成部材の斜視図
【図7】第3実施形態を示す要部の縦断面図
【図8】第4実施形態を示す線材収納容器の縦断面図
【図9】容器本体を積み重ねた状態の縦断面図
【図10】第4実施形態を示す要部の横断面図
【図11】従来例を示す縦断面図
1 容器本体 1a 上側本体 1b 下側本体 2 線材収納部 2a 上側部分 2b 下側部分 3b 円筒状外周壁 4 容器蓋体 5 上部開口 8 丸軸部材 10 収納部形成部材 10a 間隔保持部材 11 テープ Ab 内径 W 線材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−32375(JP,A) 特開 平6−270943(JP,A) 実開 昭59−8965(JP,U) 登録実用新案3012189(JP,U) 実公 昭47−18434(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 75/16 B65H 75/02
Claims (9)
- 【請求項1】 同一仕様の容器本体(1)の底部側を上
部開口(5)から入り込ませて上下に積み重ね可能に形
成されている容器本体(1)の内側に、螺旋状に巻き回
しながら供給される線材(W)を周方向に沿って分散収
納する線材収納部(2)が形成されている線材収納容器
であって、 前記容器本体(1)が、一定内径(Ab)の円筒状外周
壁(3b)の内側に線材収納部(2)の下側部分(2
b)を形成する下側本体(1b)と、同一仕様の前記下
側本体(1b)がその上部開口(5)から内側に入り込
み可能な形状の上側本体(1a)とを備えて構成され、 前記上側本体(1a)の内側には、線材収納部(2)の
前記下側部分(2b)に連続する上側部分(2a)を、
前記円筒状外周壁(3b)の内径(Ab)と略同じ内径
で同芯状に形成する収納部形成部材(10)が着脱自在
に取付けられている 線材収納容器。 - 【請求項2】 前記収納部形成部材(10)が、前記容
器本体(1)の周方向複数箇所で分割可能に設けられて
いる請求項1記載の線材収納容器。 - 【請求項3】 前記収納部形成部材(10)が、保形性
を備えた複数の間隔保持部材(10a)を屈折自在に連
結して構成されている請求項1又は2記載の線材収納容
器。 - 【請求項4】 前記上側本体(1a)と前記下側本体
(1b)とが略同じ高さ寸法で形成されている請求項
1,2又は3記載の線材収納容器。 - 【請求項5】 前記上側本体(1a)の内側に装着した
前記収納部形成部材(10)が、前記容器本体(1)に
装着した容器蓋体(4)と前記下側本体(1b)との間
に挟み込まれて固定されるように構成されている請求項
1,2,3又は4記載の線材収納容器。 - 【請求項6】 前記円筒状外周壁(3b)の内径(A
b)よりも小径の丸軸部材(8)を、前記下側本体(1
b)にその円筒状外周壁(3b)と同芯状に着脱自在に
取り付けて、 前記線材収納部(2)が、前記丸軸部材(8)の外周面
に沿って環状に形成されている請求項1,2,3,4又
は5記載の 線材収納容器。 - 【請求項7】 前記下側本体(1b)が、同一仕様の容
器本体(1)の上側本体(1a)の内側に嵌合状態で入
り込む形状に形成されている請求項1,2,3,4,5
又は6記載の線材収納容器。 - 【請求項8】 前記容器本体(1)が、透明又は半透明
状に形成されている請求項1,2,3,4,5,6又は
7記載の線材収納容器。 - 【請求項9】 請求項1,2,3,4,5,6,7又は
8記載の線材収納容器の使用方法であって、 テープ(11)を、前記収納部形成部材(10)の内面
と前記下側本体(1b)の内面とに亘って、その周方向
に沿って貼着する線材収納容器の使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02804996A JP3154394B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 線材収納容器およびその線材収納容器の使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02804996A JP3154394B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 線材収納容器およびその線材収納容器の使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09216768A JPH09216768A (ja) | 1997-08-19 |
JP3154394B2 true JP3154394B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=12237907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02804996A Expired - Fee Related JP3154394B2 (ja) | 1996-02-15 | 1996-02-15 | 線材収納容器およびその線材収納容器の使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3154394B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101885433A (zh) * | 2010-07-19 | 2010-11-17 | 日东纺绩株式会社 | 纤维束包装体 |
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---|---|---|---|---|
JP6445343B2 (ja) * | 2015-02-16 | 2018-12-26 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接ワイヤ収納物および溶接ワイヤ収納容器 |
-
1996
- 1996-02-15 JP JP02804996A patent/JP3154394B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101885433A (zh) * | 2010-07-19 | 2010-11-17 | 日东纺绩株式会社 | 纤维束包装体 |
CN101885433B (zh) * | 2010-07-19 | 2012-07-04 | 日东纺绩株式会社 | 纤维束包装体 |
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