JP3154038U - 蓋留折り返し付包装用袋 - Google Patents

Abstract

【課題】 開口部を密閉する際、テープ等の粘着材を使わず、開口部に蓋を挿み込む折り返しを設け、蓋を引き抜くことで開封する蓋留折り返し付包装用袋を提供する。【解決手段】 開口部の蓋１と反対にある側面に、蓋１を折り曲げて挿し込み、密閉をするための折り返し部２を設け、折り返し部２に挿入し固定された状態の時、指等で摘み、引き抜くことができる長さを有する蓋１を設け、密閉と開封を行う。【選択図】 図１

Description

この発明は、包装用袋の開封口に折り返し部を設けて蓋を留めることができる蓋留折り返し付包装用袋に関するものである。

今までは袋の開口部を閉めるため、テープ等粘着材を使用していた。また、蓋や開口部周辺を折り曲げて密閉するだけであった。

従来、包装用袋は、蓋を閉めテープ等の粘着材を使用するか、もしくは開口部を折り曲げ密閉していた。密閉をするために、テープ等粘着材が必要であった。また、蓋や開封口を折り曲げるだけでは、封が丈夫ではなく密閉に支障をきたしていた。また、封を解く際にテープ等粘着材が貼付されていると、それが廃棄物となることや包装用袋を破損させてしまうことがある。本考案は以上のような欠点をなくすためになされたものである。

開口部の蓋と反対にある側面に、蓋を折り曲げて挿し込み、密閉をするための折り返し部を設ける。

折り返し部に挿入し固定された状態の時、指等で摘み、引き抜くことができる長さを有する蓋を設ける。

テープ等の粘着材を使用せずに、密閉することができ、蓋がはずれ開口部が開いてしまうことがない。

開封する際にもテープ等粘着材の廃棄物を発生させず、包装用袋を破損させることなく開封することができる。

本考案の実施例の説明図 本考案の開封時の断面図 本考案の密閉時の断面図 本考案の斜視図 本考案の展開図

以下に本考案を実施するための最良の形態について図を基に説明する。

図１、図２に示すように開口部４の蓋１がついていない側面を外側に折り曲げ、折り返し部２を設ける。折り返し部２の両端７をマチ３に糊付け等で固定し、蓋１を挿入する空き８を設ける。

図３に示すように蓋１に２本の折り目を入れ、１本目の折り目５は山折、２本目の折り目６は谷折とすることで折り返し部２への挿入と固定を可能とする構造となる。折り目を入れることで、容易に折り返し部２に蓋１を挿入し、固定することができる。折り返し部２の横幅より蓋１の折り目５から蓋１の先までの横幅を短く設定すると、折り返し部２への挿入が容易となる。

図面３、図面４に示すように蓋１は折り返し部２に固定された状態時、折り返し部２
より長くし、開封する際の取っ手９とする構造により開封が容易となる。

１ 蓋
２ 折り返し部
３ マチ
４ 開口部

Claims (2)

1. 開封口の一方にマチ部で接着された蓋を留める折り返しを設けた蓋留折り返し付包装用袋。
2. 開封口を閉じるための蓋を折り返し部より縦方向に長くし、留められた蓋を引き抜くことにより開封することのできる蓋留折り返し付包装用袋。

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