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JP3151949B2 - 射撃ゲーム装置 - Google Patents

射撃ゲーム装置

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JP3151949B2
JP3151949B2 JP21871492A JP21871492A JP3151949B2 JP 3151949 B2 JP3151949 B2 JP 3151949B2 JP 21871492 A JP21871492 A JP 21871492A JP 21871492 A JP21871492 A JP 21871492A JP 3151949 B2 JP3151949 B2 JP 3151949B2
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JP
Japan
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light
monster
moving
target
cylindrical shaft
Prior art date
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JP21871492A
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Inventor
正之 山田
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Corp
Sega Games Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sega Corp, Sega Games Co Ltd filed Critical Sega Corp
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Publication of JPH0639144A publication Critical patent/JPH0639144A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の標的を光線銃
で狙い撃つ射撃ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来技術】この種の射撃ゲーム装置には、従来特開平
3−68387号公報に記載された例がある。同例は、
複数の移動体がレーンの後端スタート位置から前方折り
返し位置に向けレーンに沿って進行するのを光線銃でヒ
ットし後退させてスタート位置に戻して再スタートさ
せ、これを繰り返して移動体がゴールインしないように
プレイする射撃ゲーム装置である。
【0003】遊戯者は常に移動体が進行する前方に位置
して進行してくる移動体をヒットして後退させるもの
で、複数の遊戯者がプレイする場合でも、前方に並んで
協力して移動体をヒットするものである。この移動体は
前方を向いたまま左右に揺動するようになっており、標
的の受光手段も揺動するが、受光の向きが変わるわけで
はない。
【0004】したがって受光手段が光を受ける状態にあ
るときにタイミング良く銃を撃つ必要はなく、標的を狙
うのも容易であり、遊戯者どうしが銃の腕前を競うもの
ではなく、競技性はなく、興奮の度合が小さい。また移
動体から同期的に標的が出没する例があるが、さらに標
的を別の手段で隠すような構成はなく、競技性に乏し
い。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、遊戯者が移動体の標的を狙う
とともにタイミング良く光線銃を撃つ競技性に優れた
撃ゲーム装置を供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、架台の上面を移動可能で標的
を有する移動体と、前記標的を狙う光線銃と、前記標的
に配設され前記光線銃の光を受ける受光手段と、前記受
光手段を開閉自在に遮蔽する遮蔽手段と、前記移動体の
移動に従って前記遮蔽手段を開閉する開閉機構と、前記
移動体の移動に従って同移動体を前記遮蔽手段とともに
移動方向に対して左右に往復旋回させる旋回機構と、
記移動体を移動させる移動手段と、前記受光手段が前記
光線銃の光を受けると前記移動手段の駆動方向を逆転す
る移動制御手段とを備えた射撃ゲーム装置とした。
【0007】移動体に標的として設けられた受光手段
が、移動手段により移動体とともに移動し、移動に従っ
て開閉機構により遮蔽手段が開閉して遮蔽される。さら
に移動体の移動に従って同移動体を遮蔽手段とともに移
動方向に対して左右に往復旋回させる旋回機構を有する
ので、前記遮蔽手段が開いてもその開口が移動方向に対
して左右に往復旋回して光線銃から受光手段を隠すこと
がある。
【0008】すなわち移動体は、遮蔽手段を上下に揺動
して開閉しながら、かつ同遮蔽手段とともに移動体を左
右に旋回させながら架台の上面を移動するので、光線銃
を撃って標的に命中させるためには、標的に狙いをつけ
るとともに、開閉機構により遮蔽手段が開いて受光手段
が現れ、かつ遮蔽手段開口が光線銃の方に向いていると
きにタイミング良く光線銃を撃つ必要がある。
【0009】開閉機構とともに、さらに旋回機構を備え
光線銃から受光手段を隠すようにすることで、周期的に
光線銃を撃つことができなくなりプレイに変化が生じて
競技性が大いに増し興奮度も大きいエキサイティングな
ゲームとすることができる。 移動体は標的の受光手段に
光線銃の光を受けると、移動制御手段により移動手段が
制御されて移動体の進行方向を逆転する。
【0010】前記受光手段が光線銃の光を受けると前記
移動体を半回転回動する回動手段を備えることで、移動
体は標的の受光手段に光線銃の光を受けると向きを半回
転して反対方向に向けた状態で進行方向を逆転すること
ができる。
【0011】したがって標的に命中させるためには、標
的に狙いをつけるとともに回動する標的である受光手段
が遊戯者側に向いているときに光線銃を撃つ必要があ
る。
【0012】前記光線銃が、前記架台を挟んで前後に対
向して前記標的を狙う複数の光線銃とすることで、遊戯
者は架台を挟んで前後に対向して配置につき、光線銃に
より自らの方へ進行する移動体の標的を狙って撃つ。
【0013】遊戯者は移動体を狙撃して命中すれば移動
体を相手方へ向かわせることができ、したがって双方が
移動体を相手方に追い込もうとして移動体を狙撃し、移
動体を相手方へ追い込んだ方が勝ちである。このように
遊戯者が対戦する競技性のある射撃ゲームなので、より
エキサイティングなプレイを楽しむことができる。
【0014】
【実施例】以下図1ないし図8に図示した本発明の一実
施例について説明する。
【0015】図1は、本実施例の射撃ゲーム装置1の全
体外観図である。架台2は前後に横長の箱状をしてお
り、上面前後端から水平に延出して操作パネル3,3が
設けられ、前端のパネル3上にそれぞれスタートボタン
5,5が配設されるとともに光線銃7,7がそれぞれ載
置されている。光線銃7は引き金を引くと銃身延長方向
に指向性を有した光を投射する。
【0016】一方架台2の上面2aには前後方向に指向
した長溝10が複数本平行に形成され、各長溝10に沿って
移動体であるモンスター11が前後に移動するようになっ
ている。モンスター11は、怪獣を模したもので、長溝10
に沿って移動しながら体を左右に振り口を開閉する。
【0017】架台2の上面2aの前後端近傍には複数の
長溝10を横切って柵9,9が設けられて、両前後の柵9
内で各モンスター11が前後に移動する。
【0018】このモンスター11の駆動機構を図2ないし
図7に図示し説明する。モンスター11は概ね身体部12と
頭部13とよりなり、身体部12は、下顎12aを一体に有
し、別体の頭部13が上顎13aをともに上下に揺動して口
を開閉するようになっている。
【0019】身体部12の内部には、基板14の上に支持フ
レーム15が立設されてモンスター11の身体部12を支えて
おり、支持フレーム15は、後部でさらに上方へ延出した
左右対向した延出部15aが頭部13の内部まで至り上端縁
どうしを連結するようコ字状に折曲されている。
【0020】この支持フレーム15の左右の延出部15aの
上端間に水平に支軸16が左右を外側へ突出させて架設さ
れ、一方で頭部13と一体の揺動板17が頭部13の下端開口
を塞ぐように設けられて、揺動板17の後端縁中央部を切
欠いて前記延出部15aを内側に挟むように立設した一対
の支持部17aが前記支軸16に回動自在に支持されてい
る。
【0021】すなわち支軸16を中心に揺動板17が頭部13
と一体に揺動可能で、身体部12側の下顎12aに対して口
を開閉するように揺動する。
【0022】基板14は、中央を上下方向に上下昇降円筒
軸20によって貫通され、やはり上下昇降円筒軸20により
貫通された回転円板21によって互いに回動自在に支持さ
れている。したがってモンスター11は、上下昇降円筒軸
20を中心に回転円板21とともに回転するとともに、回転
円板21に対して相対的に上下昇降円筒軸20を中心に回転
する。
【0023】また上下昇降円筒軸20は、その上端が揺動
板17の下面に当接して支えており、上下昇降円筒軸20の
昇降により揺動板17を頭部13とともに上下に揺動し口の
開閉が可能である。
【0024】前記回転円板21は、その下面を回転円筒軸
22によって一体に支持されており、回転円筒軸22は内部
を上下昇降円筒軸20が昇降自在に貫通し、回転円筒軸22
自体は、台車25の上面に立設された支持フレーム26にベ
アリング27を介して回動自在に支持されている。
【0025】直方体をした箱状の台車25は、前後に車軸
28,29が貫通してその左右端部に車輪30,31が嵌着さ
れ、架台2の内部を前後方向に指向して架設された1対
のレール40の上に回動自在に載置され台車25を走行自在
に支持する。
【0026】また台車25は、左右のレール40間を下方へ
延出した延出部25aを有し、その下端に軸受部材32が固
着され、同軸受部材32は水平板の左右端を下方へ折曲し
たもので、その左右折曲垂直板32a,32bに支軸33を介
してローラ34が前後に一対ずつ回転自在に枢着されてい
る。このローラ34は前記車輪30,31の下方に位置し、断
面口字状のレール40を上下から挟み台車25を安定して走
行することができるようにしている。
【0027】軸受部材32の水平部下端に上端を固着され
てベルト締着部材35が垂設されており、前後方向に指向
した無端状のタイミングベルト36の一部がベルト締着部
材35に締着されている。
【0028】タイミングベルト36は、図7に示すように
架台2の内部前後位置に配設された一対のプーリ37,38
に渡架されており、一方のプーリ37は、ステッピングモ
ータ39の駆動軸に嵌着されている。したがってステッピ
ングモータ39の正逆転駆動によりプーリ37,38を介して
タイミングベルト36が回動し、タイミングベルト36の一
部が締着された台車25をモンスター11とともに前後に移
動させることができる。
【0029】台車25の一方の車軸29には、側壁の内側
に、円板45が嵌着されており、円板45にはピン46が突設
されている。一方台車25の内部に立設された支柱47にク
ランクバー49がその略中央部を支軸48により揺動自在に
枢支され、同クランクバー49の一端に形成された長孔49
aに前記円板45のピン46が摺動自在に係合し、クランク
バー49の他端は前記上下昇降円筒軸20の下端にピン50に
より枢着されている。
【0030】したがって台車25が移動して車輪31が車軸
29とともに回動すると、車軸29と一体の円板45を回動し
て円板45に突設されたピン46がクランクバー49の長孔49
aに沿って摺動しながらクランクバー49を上下に揺動す
るので、クランクバー49の他端も上下に揺動し、ピン50
を介して上下昇降円筒軸20を上下に昇降させる。
【0031】上下昇降円筒軸20は、上端がモンスター11
の頭部13を支持する揺動板17に当接して支持しているの
で、上下昇降円筒軸20の昇降により頭部13を揺動させ
る。すなわちモンスター11は、移動しながら口をパクパ
クと開閉させる。上下昇降円筒軸20のストロークからモ
ンスター11は、頭部13を約30度程上方に揺動して口を開
口する。
【0032】また台車25にはソレノイド51が搭載されて
いて台車25の床面25cを貫通して下方へロッド51aを突
出させており、床面25cより下方へ垂設された支承部材
52に支軸53を介して揺動自在に枢支された揺動バー54の
一端が前記開口用ソレノイド51の下方へ突出したロッド
51aの下端に当接して上方より押さえている。
【0033】揺動バー54の支軸53に対して反対側の他端
は前記上下昇降円筒軸20の下方まで延びており、上下昇
降円筒軸20の内部を昇降自在に嵌挿された上下昇降軸19
が上下昇降円筒軸20より下方へ突出し台車25の床面25c
を貫通して揺動バー54の該端部に当接支持されている。
【0034】したがって支軸53によって揺動自在に支持
された揺動バー54の一端には開口用ソレノイド51のロッ
ド51aが上方より当接し、他端には上下昇降軸19が当接
している。
【0035】上下昇降軸19は、上下昇降円筒軸20より長
尺で互いに摺動自在に昇降可能であり、通常開口用ソレ
ノイド51が駆動せずロッド51aを上方に位置させている
ときは、揺動バー54の上下昇降軸19が当接する端部は下
方へ下がっており、このとき上下昇降軸19の上端は上下
昇降円筒軸20の上端開口より内部に没していて、上下昇
降円筒軸20の上端によりモンスター11の頭部13が支持さ
れかつ上下昇降円筒軸20の昇降によりモンスター11は口
を開閉するが、開口用ソレノイド51が駆動してロッド51
aを下方へ突出させたときは、揺動バー54を揺動して上
下昇降軸19を上方へ移動させ上下昇降円筒軸20の上端開
口より上下昇降軸19を上方へ大きく突出させて、揺動板
17を上下昇降円筒軸20に代わって揺動し、揺動板17と一
体の頭部13を大きく約80度程傾けてモンスター11の口を
大きく開けさせることができる。
【0036】前記したようにモンスター11の基板14は、
回転円板21に回動自在に支持されており、図5に示すよ
うにこの基板14に矩形板状の湾曲したカム部材57が上下
昇降円筒軸20の一方の側に立設され、このカム部材57に
は斜めに傾斜した長孔57aが形成されている。そして上
下昇降円筒軸20の所定位置から水平方向へ腕部材58が突
設されており、腕部材58は前記カム部材57の長孔57aを
摺動自在に貫通している。
【0037】上下昇降円筒軸20はモンスター11が移動す
るにしたがい上下に昇降するので、上下昇降円筒軸20と
一体の腕部材58はカム部材57の長孔57a内を昇降し、こ
こに長孔57aは傾斜しているため腕部材58が上昇すると
きは長孔57aの上辺に摺接して上昇し、よってカム部材
57自体を上下昇降円筒軸20を中心に旋回し、すなわちカ
ム部材57と一体のモンスター11の姿勢を左方向に向けさ
せ、逆に腕部材58が下降するときは、長孔57aの下辺に
摺接して下降し、よってモンスター11の姿勢を右方向に
向けさせる。
【0038】したがってモンスター11の移動により昇降
する上下昇降円筒軸20が腕部材58、カム部材57を介して
モンスター11の身体を左右に振らせ実際に歩いているよ
うな動きをさせることができる。
【0039】次にモンスター11の向きを180 度半回転さ
せる機構について説明する。台車25の上方に立設された
支持フレーム26にベアリング27を介して回動自在に支持
され内部に上下昇降円筒軸20を嵌挿された回転円筒軸22
は、上端に回転円板21を有してその上にモンスター11を
載置しており、回転円筒軸22を半回転させることで、モ
ンスター11を180 度向きを変えることができる。
【0040】この駆動源としてのソレノイド60が支持フ
レーム26の後方位置に支持部材61によって支持されて配
置されている。支持部材61は台車25の上面に固着されて
後方へ延出しており、支持部材61に支持される半回転用
ソレノイド60は前方へ向けロッド60aを突出させてい
る。
【0041】一方回転円筒軸22の略ロッド60aの高さ位
置にはフランジ22aが形成されていて、フランジ22aの
所定箇所に一端をピン63により枢着されたリンク部材62
が他端を半回転用ソレノイド60のロッド60aの先端にピ
ン64により枢着されて回転円筒軸22と半回転用ソレノイ
ド60とを連結している。
【0042】そしてロッド60aの先端のピン64は、上下
に長く上下端をガイド部材65で前後に摺動自在にガイド
され上方へ突出した部分と支持フレーム26の後部に立設
されたブラケット66との間に引張バネ67が架設されて、
常にロッド60aを突出方向へ付勢している。
【0043】半回転用ソレノイド60が駆動されていない
ときは、図6に示すように、引張バネ67によりロッド60
aが前方へ引き出されており、リンク部材62の先端と回
転円筒軸22のフランジ22aとを枢着するピン63は回転円
筒軸22の中心より左側に位置する。
【0044】ここで半回転用ソレノイド60が瞬時的駆動
されると、ロッド60aが引張バネ67に抗して後方へ引っ
込み、リンク部材62を介して回転円筒軸22を反時計方向
へ回動する。この半回転用ソレノイド60の駆動で回転円
筒軸22は略90度回転し、回転円筒軸22の慣性によりピン
63は死点を通過して次の後半90度の回転に入る。
【0045】半回転用ソレノイド60は瞬時的に駆動され
るので、次の90度の回転に入るときには半回転用ソレノ
イド60は駆動状態にはなく、したがって引張バネ67によ
りロッド60aが引き出され、同時にリンク部材62を介し
て回転円筒軸22は後半90度を回転する。したがって回転
円筒軸22は、合計180 度反時計方向に回転する。
【0046】再度半回転用ソレノイド60が駆動される
と、略同様に動作して今度は時計方向に回転円筒軸22を
180 度回転させる。
【0047】このように半回転用ソレノイド60が駆動さ
れるごとに回転円筒軸22は半回転することになるので、
回転円筒軸22に回転円板21を介して載置されたモンスタ
ー11は、半回転用ソレノイド60が駆動されるごとに向き
を180 度反転させる。本実施例ではモンスター11を180
度反転させるのにソレノイドを用いたが、ソレノイドの
代わりにモータを使用してモンスター11を半回転させる
ようにしてもよい。
【0048】なお支持フレーム26にはリミットスイッチ
68が所定箇所に設けられており、モンスター11が前方に
向いているときにリミットスイッチ68をオンする回転円
筒軸22の箇所に突起69が突設されていて、モンスター11
がいずれの方向に向いているかをリミットスイッチ68の
オン・オフ状態で検知できるようにしている。
【0049】以上がモンスター11の種々の動作の駆動機
構であるが、その他に前記回転円板21に光センサ80が設
けられており、同光センサ80に一端を臨ませた光ファイ
バー81が身体部12内を上方へ延びて下顎12aを貫通し、
さらに揺動板17の切欠きを貫通してモンスター11の口の
中に上端を位置させている。
【0050】モンスター11の口を開いたときに、光ファ
イバー81の上端は口内に露出するので、その時に光線銃
7の光が光ファイバー81の上端に当たれば、光は光ファ
イバー81を通って光センサ80によって検知される。すな
わち光線銃7による狙撃が命中したか否かが光センサ80
によって検知される。
【0051】以上のように射撃ゲーム装置1における制
御系のブロック図を図8に示す。CPU91を中枢とした
制御装置90が全体のシステムの制御および個々のモンス
ター11の駆動制御を行っている。
【0052】各モンスター11からの入力信号は入力イン
タフェース93を介して制御装置90に入力され、制御装置
90からは出力インタフェース94を介して各モンスター11
にそれぞれ駆動信号が出力される。
【0053】すなわち制御装置90には各モンスター11の
光センサ80の命中検知信号およびリミットスイッチ68の
モンスター11の向きの検知信号等が入力され、制御装置
90からはモンスター11を前後に移動させるステッピング
モータ39、モンスター11の口を開口させる開口用ソレノ
イド51、モンスター11の向きを変える半回転用ソレノイ
ド60を駆動制御する信号を各モンスター11ごとに出力す
る。
【0054】なお制御装置90はステッピングモータ39の
ステップ数をカウントするカウンタ92を有していて各モ
ンスター11の位置を監視している。
【0055】本射撃ゲーム装置1のゲームの進行を説明
すると、スタートボタン5が押される直前では各モンス
ター11は架台2の上面中央に前後いずれにも偏せずに隣
り合うモンスター11が互いに向きを逆にして一列に並ん
でいる。遊戯者は、架台2を挟んで対向し、操作パネル
3上の光線銃7を持ってスタートボタン5を押すとゲー
ムがスタートする。
【0056】各モンスター11は当初向いた方向へステッ
ピングモータ39の駆動により身体部12を左右に振り、口
を開閉しながら移動するので、遊戯者は自らの方へ向っ
てくるモンスター11の口の中を狙って光線銃7を撃つ。
モンスター11は口を開閉してかつ向きを左右に変えなが
ら進んでくるので、口を開いた適当なタイミングで狙撃
しなければ命中しない。
【0057】光線銃7の光がモンスター11の口の中の光
ファイバー81の上端に入り命中すると、光センサ80がこ
れを検知して検知信号を制御装置90に出力するので、制
御装置90は命中されたモンスター11のステッピングモー
タ39、開口用ソレノイド51、半回転用ソレノイド60に制
御信号を出力する。
【0058】すなわち当該モンスター11の開口用ソレノ
イド51を駆動して口を大きく開口させ被弾したことを動
作で示し、次に半回転用ソレノイド60を駆動して身体部
12を180 度半回転させて向きを反対方向に向けさせ、次
いでステッピングモータ39の回転を逆転させ相手方の方
向へ移動させる。
【0059】このようにして遊戯者は双方でモンスター
11を相手方の方へ追い込むように射撃プレイを行い、モ
ンスター11の1台でも相手方の柵9に追い込んだ方が勝
ちでゲームは終了する。
【0060】モンスター11が柵9に至ったか否かは制御
装置90のカウンタ92のカウント値によって判断できる。
ゲームが終了すると、各モンスター11は架台2の中央に
所定の方向を向いて並びゲームスタート直前の状態に戻
す。
【0061】以上のように相対した遊戯者はモンスター
11を相手方の方へ追い込もうとしてモンスター11を狙撃
する対戦型のゲームなので、競技性を有し、よりエキサ
イティングなプレイを楽しむことができる。
【0062】なお遊戯者は1対1でプレイすることもで
きるが、複数人が2チームに分かれて対戦するチーム戦
とすることも可能である。またモンスター11の移動速度
を適宜調整して初級者から上級者まで誰でも楽しめるよ
うにすることができる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、移動体に標的として設けられ
た受光手段が、開閉機構により遮蔽手段が上下に揺動し
て開閉自在に遮蔽されるとともに、同移動体を遮蔽手段
とともに移動方向に対して左右に往復旋回させる旋回機
構を有するので、遮蔽手段が開いてもその開口が移動方
向に対して左右に往復旋回して光線銃から受光手段を隠
すことがある。
【0064】したがって光線銃を撃って標的に命中させ
るためには、標的に狙いをつけるとともに標的の受光手
が現れており、かつ遊戯者側に向いているときにタイ
ミング良く光線銃を撃つ必要があり、テクニックを要し
て銃の腕前を競うことができ、競技性を有して興奮の度
合も大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の射撃ゲーム装置の全体
外観図である。
【図2】同装置のモンスターの駆動機構を示す側断面図
である。
【図3】モンスターの内部機構を示す正断面図である。
【図4】台車の内部機構を示す正断面図である。
【図5】要部斜視図である。
【図6】要部平面図である。
【図7】一部欠截したゲーム装置の斜視図である。
【図8】本実施例の制御系の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1…射撃ゲーム装置、2…架台、3…操作パネル、5…
スタートボタン、7…光線銃、9…柵、10…長溝、 11…モンスター、12…身体部、13…頭部、14…基板、15
…支持フレーム、16…支軸、17…揺動板、 19…上下昇降軸、20…上下昇降円筒軸、21…回転円板、
22…回転円筒軸、 25…台車、26…支持フレーム、27…ベアリング、28,29
…車軸、30,31…車輪、32…軸受部材、33…支軸、34…
ローラ、35…ベルト締着部材、36…タイミングベルト、
37,38…プーリ、39…ステッピングモータ、40…レー
ル、 45…円板、46…ピン、47…支柱、48…支軸、49…クラン
クバー、50…ピン、51…開口用ソレノイド、52…支承部
材、53…支軸、54…揺動バー、 57…カム部材、58…腕部材、 60…半回転用ソレノイド、61…支持部材、62…リンク部
材、63,64…ピン、65…ガイド部材、66…ブラケット、
67…引張バネ、68…リミットスイッチ、69…突起、 80…光センサ、81…光ファイバー、 90…制御装置、91…CPU、92…カウンタ、93…入力イ
ンタフェース、94…出力インタフェース。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 9/00 - 9/20 A63F 11/00 A63H 1/00 - 37/00 F41J 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台の上面を移動可能で標的を有する移
    動体と、 前記標的を狙う光線銃と、 前記標的に配設され前記光線銃の光を受ける受光手段
    と、前記受光手段を開閉自在に遮蔽する遮蔽手段と、 前記移動体の移動に従って前記遮蔽手段を開閉する開閉
    機構と、 前記移動体の移動に従って同移動体を前記遮蔽手段とと
    もに移動方向に対して左右に往復旋回させる旋回機構
    と、 前記移動体を移動させる移動手段と、 前記受光手段が前記光線銃の光を受けると前記移動手段
    の駆動方向を逆転する移動制御手段と、を備えたことを
    特徴とする射撃ゲーム装置。
  2. 【請求項2】 前記受光手段が前記光線銃の光を受ける
    と前記移動体を半回転回動する回動手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の射撃ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記光線銃は、前記架台を挟んで前後に
    対向して前記標的を狙う複数の光線銃であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の射撃ゲーム装置。
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