JP3149747B2 - 化粧紙及びその製造方法 - Google Patents
化粧紙及びその製造方法Info
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Description
使用する化粧板に使用する化粧紙およびその製造方法に
関し、特に表面硬度が高く、耐久性に優れた高級化粧板
に使用する化粧紙およびその製造方法に関する。
の化粧紙用原紙に印刷を施したものに、熱硬化型や二液
硬化型や紫外線硬化型や電子線硬化型の樹脂からなるト
ップコート層を設けたものがある。しかしこれらのトッ
プコート層の塗布量は10g/m2 以下が通常であり、
そのため高い表面強度と耐久性が要求される水平面用と
して必要な物性を得るのは極めて困難であった。
は、塗布量15g/m2 以上のトップコート層が必要と
考えられるが、前記の熱硬化型や二液硬化型や紫外線硬
化型や電子線硬化型の樹脂のトップコート層を塗布量1
5g/m2 以上塗工した場合、化粧紙が強くカールして
しまい、生産加工時に巻き取ることが困難となる。カー
ルを抑えるために硬化後の柔軟性に優れた樹脂を用いる
方法もあるが、そうすると水平面用として必要な高い表
面強度が得られなくなってしまう。
に使用する化粧紙としては、チタン紙等の浸透性の良い
原紙に印刷を施した後、メラミン樹脂、ジアリルフタレ
ート樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させて作った樹脂含浸
紙を、フェノールコア紙やパーティクルボード等の基材
に乗せ、鏡面板を介して加熱圧縮して製造するものが知
られている。この方法によれば水平面用として必要な表
面硬度、耐摩耗性、および耐溶剤性を備えた化粧板がで
きるが、加熱圧縮加工のため、生産効率に極めて劣るも
のである。
な問題点を解決するためになされたもので、その課題と
するところは、水平面に使用可能な硬度や耐摩耗性を備
え意匠性に優れた高級化粧板を極めて能率的にかつ安価
に製造できるような、化粧紙及びその製造方法を提供す
ることにある。
するため、まず請求項1においては、化粧紙原紙の表面
に、任意に印刷層とアンカー層を設け、この上に1層が
5〜14g/m2 である電離放射線硬化型樹脂を主成分
とする硬化樹脂塗膜層を合計12g/m2 以上となるよ
うに1層か複数層積層して設け、さらにこの上に電離放
射線硬化型樹脂を主成分としシリコンもしくはフッ素か
らなる添加剤を含有する硬化樹脂塗膜層を3g/m2 以
上となるように設け、硬化樹脂塗膜層の総合計の膜厚が
15g/m2 以上となることを特徴とする化粧紙を提供
するものである。
紙の表面に、撥液性インキ印刷模様を設け、この上に前
記硬化樹脂塗膜層が撥液性インキ印刷模様にはじかれて
設けられてなることを特徴とする請求項1記載の化粧紙
を提供するものである。
層が、架橋型樹脂を主成分とし、塗工後熱乾燥で塗工表
面が乾燥状態となる塗工液からなることを特徴とする請
求項2記載の化粧紙を提供するものである。
脂が電離放射線硬化型樹脂からなることを特徴とする請
求項3記載の化粧紙を提供するものである。
表面に、任意に印刷した後、電離放射線硬化型樹脂を主
成分とする塗工液を5〜14g/m2 となるよう塗工
し、半硬化状態となるように電離放射線を照射し半硬化
樹脂塗膜を形成し、この工程を1度以上行って合計12
g/m2 となるようにした後、電離放射線硬化型樹脂を
主成分としシリコンもしくはフッ素からなる添加剤を含
有する塗工液を3g/m 2 以上となるように塗工し、電
離放射線を照射し、総合計15g/m2 以上とした樹脂
塗膜を完全硬化させることを特徴とする化粧紙の製造方
法を提供するものである。
表面に任意に印刷し、アンカー層を設けた後、撥液性イ
ンキ印刷模様を設け、電離放射線硬化型樹脂を主成分と
する塗工液を5〜14g/m2 となり前記撥液性インキ
印刷模様にはじかれて塗工し、半硬化状態となるように
電離放射線を照射し半硬化樹脂塗膜を形成し、この工程
を1度以上行って合計12g/m2 となるようにした
後、電離放射線硬化型樹脂を主成分としシリコンもしく
はフッ素からなる添加剤を含有する塗工液を3g/m2
以上となるよう前記撥液性インキ印刷模様にはじかれて
塗工し、電離放射線を照射し総合計15g/m2 以上と
した樹脂塗膜を完全硬化させることを特徴とする化粧紙
の製造方法を提供するものである。
層が電離放射線硬化型樹脂を主成分とし、塗工後熱乾燥
で塗工表面を乾燥状態とし、後の電離放射線硬化型樹脂
塗膜と一体で完全硬化してなることを特徴とする請求項
6記載の化粧紙の製造方法を提供するものである。
図1、2に本発明による化粧紙の断面の構造の一例を示
す。図1は、原紙1の表面に印刷インキ層2、電離放射
線硬化型樹脂を主成分とする硬化樹脂塗膜層3および
3’、電離放射線硬化型樹脂を主成分としシリコンもし
くはフッ素からなる添加剤を含有する硬化樹脂塗膜層
4、よりなる化粧紙である。
アンカー層5、撥液性インキ印刷模様6、電離放射線硬
化型樹脂を主成分とする硬化樹脂塗膜層3および3’、
電離放射線硬化型樹脂を主成分としシリコンもしくはフ
ッ素からなる添加剤を含有する硬化樹脂塗膜層4、より
なる化粧紙である。
20〜200g/m2 の化粧紙用原紙が使用可能であ
り、通常の薄葉紙、チタン紙等が挙げられる。坪量20
g/m2 未満であると、紙力が弱いため、生産加工時に
紙切れ等のトラブルを引き起こしやすく、また、坪量2
00g/m2 をこえると化粧板にした場合に原紙の厚さ
が化粧板としての強度を低下させてしまう恐れがある。
印刷インキが使用できる。印刷方法はグラビア印刷法等
の公知の印刷方法で良い。
分とした塗工後熱乾燥で塗工表面が乾燥状態となる塗工
液の、架橋型樹脂としては、熱硬化型樹脂や電離放射線
硬化型樹脂が使用可能である。
系、ウレタン系、エポキシ系等の一液硬化型もしくは2
液硬化型の熱硬化型樹脂等が使用可能であり、これらと
溶媒、無機および有機顔料、体質顔料等のフィラーを分
散させてもよい。
離放射線反応性の2重結合を有する水性エマルジョンま
たは電離放射線反応性の2重結合を有する水溶性又は溶
剤可溶性樹脂等であり、該樹脂のTgが40℃以上さら
には60℃以上であるものが好適であり、これに無機お
よび有機顔料、体質顔料等のフィラーを分散させてもよ
い。また、紫外線硬化型樹脂とした場合には、さらに光
開始剤が適量添加される。
グラビアコーター、ロールコーター、リバースロールコ
ーター、ナイフコーター等の公知の塗工方法が使用可能
である。塗工後の乾燥は従来の熱乾燥が用いられ、溶媒
を揮発させた後、塗工表面が乾燥状態となれば良い。
しては通常の印刷インキにシリコン系もしくはフッ素系
の添加剤したインキ等が使用可能である。また、インキ
の樹脂分として、印刷後熱乾燥で塗工表面が乾燥状態と
なる電離放射線硬化型樹脂を用いるのが好適である。
樹脂塗膜層3および3’の電離放射線硬化型樹脂として
は、分子末端にアクリル基又はメタクリル基を有してい
るものが好ましく、ポリエステルアクリレート、ウレタ
ンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエステル
メタクリレート、ウレタンメタクリレート、エポキシメ
タクリレート等である。紫外線硬化の場合は光開始剤が
添加される。さらに、無機および有機顔料、体質顔料等
のフィラーを分散させても良い。
ロールコーター、リバースロールコーター、ナイフコー
ター、ブレードコーター、ロッドコーター、エアードク
ターコーター、ダイコーター、キャストコーター等の公
知の塗工方法で良い。
硬化させる。半硬化状態とは、塗膜表面はタックフリー
の状態であるが、完全に架橋はしていない状態である。
(ゲル分率70〜95%程度が好ましい)この工程を一
度以上行ない、12g/m2以上の硬化樹脂塗膜層を形
成する。
シリコンもしくはフッ素からなる添加剤を含有する硬化
樹脂塗膜層4を形成する。電離放射線硬化型樹脂として
は、分子末端にアクリル基又はメタクリル基を有してい
るものが好ましく、ポリエステルアクリレート、ウレタ
ンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエステル
メタクリレート、ウレタンメタクリレート、エポキシメ
タクリレート等である。また、紫外線硬化の場合は光開
始剤が添加される。さらに、無機および有機顔料、体質
顔料等のフィラーを分散させても良い。
は、反応性または非反応性のスリップ剤として添加され
る。これらにはシリコンアクリレート、フッ素アクリレ
ート、市販のシリコンオイル、フッ素パウダー等が使用
可能である。これらの添加量は全体100重量部に対し
て0.1〜10重量部が適当である。0.1重量部より
少ないと効果が発現できず、10重量部以上であると表
面がすべりすぎてしまい、またコスト的に不適なものと
なってしまう。
層を形成し、硬化樹脂塗膜層全体として合計15g/m
2 以上となるよう硬化樹脂塗膜層を形成する。塗工方法
は任意であるが、グラビア塗工、ロールコーター、リバ
ースロールコーター、ナイフコーター、ブレードコータ
ー、ロッドコーター、エアードクターコーター、ダイコ
ーター、キャストコーター等の公知の塗工方法で良い。
塗膜を完全硬化させる。電子線硬化の場合、電子線照射
装置より照射する電子線の加速電圧は150〜200k
V、照射量は3〜5Mrad程度が良い。紫外線硬化の
場合の照射量は400〜600mj/cm2 程度が良
い。通常この処理は50〜150m/minのライン速
度で可能であるから極めて生産効率が高い。
紙表面に印刷した後、電離放射線硬化型樹脂を主成分と
する塗工液を塗工し電離放射線を照射し半硬化状態の塗
膜を形成する工程を一度以上行った後、電離放射線硬化
型樹脂を主成分としシリコンもしくはフッ素からなる添
加剤を含有する塗工液を塗工し電離放射線を照射し塗膜
を完全硬化させることにより、水平面に使用可能な硬度
や耐摩耗性を備え意匠性に優れた高級化粧板を極めて能
率的にかつ安価に製造できるような化粧紙が得られる。
浸紙を用い、これに木目柄を水性インキ(東洋インキ製
造(株)製)で印刷し、電離放射線硬化型塗工液として ダイセル・ユーシービー(株)製「EB−230」 60重量部 1,6ヘキサンジオールジアクリレート(モノマー) 40重量部 を用い、これをグラビア方式により14g/m2 塗工
し、電子線照射装置(日新ハイボルテージ(株)製:
「キュアトロン」)の照射下を通過させ、照射線量約
1.0Mradのエネルギーで塗膜を半硬化させ、巻き
取った。
「FluoroSlip231 」3重量部を添加し、これをグラビア
方式により5g/m2 塗工し、電子線照射装置(日新ハ
イボルテージ(株)製:「キュアトロン」)の照射下を
通過させ、照射線量約3.0Mradのエネルギーで塗
膜を完全硬化させ、巻き取った。
にてパーチクルボードと貼り合わせ、化粧板にしたとこ
ろ、非常に優れた表面強度および耐久性を有しており、
水平面への使用は問題ないものであった。
g/m2 の混抄紙を用い、これに木目柄を水性インキ
(東洋インキ製造(株)製)で印刷し、これに電子線硬
化型塗工液として ダイセル・ユーシービー(株)製「EB−230」 60重量部 1,6ヘキサンジオールジアクリレート(モノマー) 40重量部 を用い、これをグラビア方式により7g/m2 塗工し、
電子線照射装置(日新ハイボルテージ(株)製:「キュ
アトロン」)の照射下を通過させ、照射線量約1.0M
radのエネルギーで塗膜を半硬化させた。
120W/cmの高圧水銀灯照射下を通過させ、照射線
量約300mJ/cm2 のエネルギーで塗膜を半硬化さ
せ、巻き取った。
(ダイセル・ユーシービー(株)製「エベクリル35
0」)を5重量部添加し、これをグラビア方式により5
g/m2 塗工し、電子線照射装置(日新ハイボルテージ
(株)製:「キュアトロン」)の照射下を通過させ、照
射線量約3.0Mradのエネルギーで塗膜を完全硬化
させ、巻き取った。
にてパーチクルボードと貼り合わせ、化粧板にしたとこ
ろ、非常に優れた表面強度および耐久性を有しており、
水平面への使用は問題ないものであった。
g/m2 の含浸紙を用い、これに木目柄を水性インキ
(東洋インキ製造(株)製)で印刷し、2液硬化型ウレ
タン系塗工液(東洋インキ製造(株)製)を塗工し、1
40℃の乾燥ゾーンで乾燥させた後、溌液性水性インキ
(東洋インキ製造(株)製)で木目導管模様を印刷し、
これに電子線硬化型塗工液として ダイセル・ユーシービー(株)製「EB−230」 60重量部 1,6ヘキサンジオールジアクリレート(モノマー) 40重量部 を用い、これをグラビア方式により15g/m2 塗工
し、電子線照射装置(日新ハイボルテージ(株)製:
「キュアトロン」)の照射下を通過させ、照射線量約
1.0Mradのエネルギーで塗膜を半硬化させ、巻き
取った。
ビー(株)製「エベクリル350」)5重量部を添加
し、これをグラビア方式により5g/m2 塗工し、電子
線照射装置(日新ハイボルテージ(株)製:「キュアト
ロン」)の照射下を通過させ、照射線量約3.0Mra
dのエネルギーで塗膜を完全硬化させ、巻き取った。
にてパーチクルボードと貼り合わせ、化粧板にしたとこ
ろ、非常に優れた表面強度、耐溶剤性および耐久性を有
しており、水平面への使用は問題ないものであった。
木目柄を水性インキ(東洋インキ製造(株)製)で印刷
し、分子末端にアクリル基を有するエマルジョン塗工液
を塗工し、140℃の乾燥ゾーンで乾燥させた後、溌液
性水性インキ(東洋インキ製造(株)製)で木目導管模
様を印刷し、電子線硬化型塗工液として ダイセル・ユーシービー(株)製「EB−230」 60重量部 1,6ヘキサンジオールジアクリレート(モノマー) 40重量部 を用い、これをグラビア方式により7g/m2 塗工し、
電子線照射装置(日新ハイボルテージ(株)製:「キュ
アトロン」)の照射下を通過させ、照射線量約1.0M
radのエネルギーで塗膜を半硬化させた。
0W/cmの高圧水銀灯照射下を通過させ、照射線量約
300mj/cm2 のエネルギーで塗膜を半硬化させ、
巻き取った。
ビー(株)製「エベクリル350」)5重量部を添加
し、これをグラビア方式により5g/m2 塗工し、電子
線照射装置(日新ハイボルテージ(株)製:「キュアト
ロン」)の照射下を通過させ、照射線量約3.0Mra
dのエネルギーで塗膜を完全硬化させ、巻き取った。
にてパーチクルボードと貼り合わせ、化粧板にしたとこ
ろ、非常に優れた表面強度および耐久性を有しており、
水平面への使用は問題ないものであった。
層以上の電離放射線硬化型樹脂を主成分とする合計12
g/m2 以上の硬化樹脂塗膜層、電離放射線硬化型樹脂
を主成分としシリコンもしくはフッ素からなる添加剤を
含有する3g/m2 以上の硬化樹脂塗膜層、からなる合
計15g/m2 以上の硬化樹脂塗膜層を有する構成を採
ることにより、極めて表面強度および耐久性に優れてお
り、水平面に使用可能な硬度や耐摩耗性を備えた化粧紙
を提供することを可能とした。また、半硬化状態の塗膜
を形成する工程を一度以上行った後、電離放射線硬化型
樹脂を主成分としシリコンもしくはフッ素からなる添加
剤を含有する塗工液を塗工し、電離放射線を照射して塗
膜を完全硬化させる工程の製造方法を採ることにより、
化粧紙のカールを低くおさえることが可能となり、極め
て能率的にかつ安価に前記化粧紙を製造することを可能
にした。
図である。
図である。
脂塗膜層 4…電離放射線硬化型樹脂を主成分としシリコンもしく
はフッ素からなる添加剤を含有する硬化樹脂塗膜層 5…アンカー層 6…撥液性インキ印刷模様
Claims (7)
- 【請求項1】化粧紙原紙の表面に、任意に印刷層とアン
カー層を設け、この上に1層が5〜14g/m2 である
電離放射線硬化型樹脂を主成分とする硬化樹脂塗膜層を
合計12g/m2 以上となるように1層か複数層積層し
て設け、さらにこの上に電離放射線硬化型樹脂を主成分
としシリコンもしくはフッ素からなる添加剤を含有する
硬化樹脂塗膜層を3g/m2 以上となるように設け、硬
化樹脂塗膜層の総合計の膜厚が15g/m2 以上となる
ことを特徴とする化粧紙。 - 【請求項2】前記化粧紙原紙の表面に、撥液性インキ印
刷模様を設け、この上に前記硬化樹脂塗膜層が撥液性イ
ンキ印刷模様にはじかれて設けられてなることを特徴と
する請求項1記載の化粧紙。 - 【請求項3】前記アンカー層が、架橋型樹脂を主成分と
し、塗工後熱乾燥で塗工表面が乾燥状態となる塗工液か
らなることを特徴とする請求項2記載の化粧紙。 - 【請求項4】前記架橋型樹脂が電離放射線硬化型樹脂か
らなることを特徴とする請求項3記載の化粧紙。 - 【請求項5】化粧紙原紙の表面に、任意に印刷した後、
電離放射線硬化型樹脂を主成分とする塗工液を5〜14
g/m2 となるよう塗工し、半硬化状態となるように電
離放射線を照射し半硬化樹脂塗膜を形成し、この工程を
1度以上行って合計12g/m2 となるようにした後、
電離放射線硬化型樹脂を主成分としシリコンもしくはフ
ッ素からなる添加剤を含有する塗工液を3g/m2 以上
となるように塗工し、電離放射線を照射し、総合計15
g/m2 以上とした樹脂塗膜を完全硬化させることを特
徴とする化粧紙の製造方法。 - 【請求項6】化粧紙原紙の表面に任意に印刷し、アンカ
ー層を設けた後、撥液性インキ印刷模様を設け、電離放
射線硬化型樹脂を主成分とする塗工液を5〜14g/m
2 となり前記撥液性インキ印刷模様にはじかれて塗工
し、半硬化状態となるように電離放射線を照射し半硬化
樹脂塗膜を形成し、この工程を1度以上行って合計12
g/m2 となるようにした後、電離放射線硬化型樹脂を
主成分としシリコンもしくはフッ素からなる添加剤を含
有する塗工液を3g/m2 以上となるよう前記撥液性イ
ンキ印刷模様にはじかれて塗工し、電離放射線を照射し
総合計15g/m 2 以上とした樹脂塗膜を完全硬化させ
ることを特徴とする化粧紙の製造方法。 - 【請求項7】前記アンカー層が電離放射線硬化型樹脂を
主成分とし、塗工後熱乾燥で塗工表面を乾燥状態とし、
後の電離放射線硬化型樹脂塗膜と一体で完全硬化してな
ることを特徴とする請求項6記載の化粧紙の製造方法。
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JP27108995A Expired - Lifetime JP3149747B2 (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 化粧紙及びその製造方法 |
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1995
- 1995-10-19 JP JP27108995A patent/JP3149747B2/ja not_active Expired - Lifetime
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