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JP3145872U - 祝儀・不祝儀袋 - Google Patents

祝儀・不祝儀袋 Download PDF

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JP3145872U
JP3145872U JP2008005628U JP2008005628U JP3145872U JP 3145872 U JP3145872 U JP 3145872U JP 2008005628 U JP2008005628 U JP 2008005628U JP 2008005628 U JP2008005628 U JP 2008005628U JP 3145872 U JP3145872 U JP 3145872U
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water
ring
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celebration
bag
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JP2008005628U
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Inventor
逸朗 水上
Original Assignee
株式会社 アイエム
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Publication date
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Abstract

【課題】簡単な構造で、その取り扱い性を飛躍的に向上させた祝儀・不祝儀袋を提供する。
【解決手段】紙幣が収納される内袋と、この内袋を内包して外周に水引又は水引飾り2が装着される上包み1と、を備える。上包み1の外周に巻回するため無端状に形成される前記水引又は水引飾り2には、上包み1の裏面に接する部分を分離して一端部と他端部とを設け、これらの一端部と他端部に楕円形の輪状部6、7を形成し、一方の一端部又は他端部のいずれかの輪状部6、7を、他方の一端部又は他端部のいずれかの輪状部6、7内に挿通させ、二つの輪状部どうしを着脱自在に係止する。
【選択図】図4

Description

本考案は、水引又は水引飾りの着脱が容易に行える祝儀・不祝儀袋に関する。
慶弔用として、紙片を折り畳み、折り畳まれた複数の紙片部が重なり合って形成される上包を備え、その上包みの内側に紙幣を収納した内袋を挿入し、かつ、上包みの胴部に水引又は水引飾りを巻回してなる祝儀・不祝儀袋が使用されている。すなわち、祝儀袋等には、一般的に鶴や亀などを示す水引細工(飾り紐)が飾り付けとして付加される。また、袋の表面における水引の結び方は、仏事等のように一度で終わるべきことを意味する場合の「結び切り」、または、祝い事等、何度も来ることを願う場合の「蝶結び」がある。
このような祝儀・不祝儀袋は、水引についていずれの結び方がされる場合でも、使
用者が祝儀袋等を購入した際には、上包み内に内袋が挿入され、かつ、水引又は水引飾りが上包みに巻回された状態であるのが普通である。そのため、使用者は紙幣を内袋内に収納するには、最初に水引又は水引飾りを上包みから外した後、上包みを開いて内袋を内部から取り出し、次に紙幣を内袋に収納した後、再び内袋を上包み内に挿入して、さらに、水引又は水引飾りを上包みに装着するという手順が必要となる。
また、水引又は水引飾りを装着した状態では、上包み表面に氏名等を記載すると
き、水引又は水引飾りが邪魔になるため、水引等の巻回位置をずらす等の作業が必要となる場合がある。
上記のように、折り畳み・折り返し式の祝儀袋等においては、水引あるいは水引飾りの着脱を迅速に行うことができず、このため紙幣の出し入れを容易に行うことができない。
特に、後から内袋の中身や状態を確認したい場合や、多数の祝儀・不祝儀袋を扱う場合などは、水引又は水引飾りの着脱等の作業は負担が大きい。
そこで、水引を取り外さずに紙幣を収納できるようにしたものが提供されている(特許文献1及び2)。
特開2006−8188号公報 特開2006−111313号公報
しかしながら、従来の祝儀袋等は、上包み以外に水引を装着するための装飾帯体等を別途必要とし、かつ、祝儀袋のデザインが伝統的なものと若干異なるため、そのイメージが変更されてしまう問題がある。
本考案者は、水引又は水引飾り自体を簡素化せずに、伝統的な祝儀・不祝儀袋のイメージを損なうことなく、その取扱い性を向上させるべく、種々検討を行った結果、きわめて取扱いが容易となる水引又は水引飾りの構造を得ることで本考案を完成させるに至った。
本考案は上記のような事情に鑑みてされたもので、ことを目的とする。
上記の課題を達成するために本考案は以下のような構成とした。すなわち、本考案に係
る祝儀・不祝儀袋は、紙幣が収納される内袋と、この内袋を内包して外周に水引又は水引
飾りが装着される上包みと、を備え、
前記上包みの外周に巻回するため無端状に形成される前記水引又は水引飾りには、前記上包みの裏面に接する部分を分離して一端部と他端部とを設け、これらの一端部と他端部のいずれかに楕円形の輪状部を形成し、一方の一端部又は他端部のいずれかの輪状部を、他方の一端部又は他端部のいずれかの輪状部内に挿通させ、二つの輪状部どうしを着脱自在に係止することにより、前記上包みに対して水引又は水引飾りを脱着可能としたことを特徴とする。
この水引又は水引飾りは、帯状に形成した水引又は水引飾りの両端にそれぞれ楕円形の輪状部を設け、一方の輪状部の内側に他方の輪状部を通過させ、両方の輪状部が互いに係止して水引又は水引飾りが前記上包みに装着されるようにすることができる。
また、本考案は、紙幣が収納される内袋と、この内袋を内包して外周に水引又は水引飾りが装着される上包みとを備え、
前記上包みの外周に巻回するため無端状に形成される前記水引又は水引飾りに
は、前記上包みの裏面に接する部分を分離して一端部と他端部とを設け、これらの一端部又は他端部の少なくとも一つに楕円形の輪状部を形成し、一方の一端部又は他端部のいずれかを、他方の輪状部に形成した一端部又は他端部のいずれかの輪状部内に挿通させ、前記一端部と他端部とを着脱自在に係止することにより、前記上包みに対して水引又は水引飾りを脱着可能としたことを特徴とする。
前記一端部又は他端部における輪状部は、水引が延在する方向に沿って長軸を配した楕円とするのが好ましい。このようにすれば、一方の楕円の輪状部内を挿通する他方の輪状部は、他方の輪状部が捻られて楕円の輪状部を挿通した後、捻りが戻って元の状態に復帰することで連結部が平坦になり、水引を連続した平坦な帯状に保持することができる。
また、一端部又は他端部が、楕円の輪状部の内側を通過するときは、挿通する一端部又は他端部の向きが楕円の輪状部を通過可能なように捻られる。しかし、挿通後は、捻られた端部を原状に復帰させれば輪状部どうしが干渉し、挿通した輪状部が後戻りして他方の輪状部の内側を再度通過することが妨げられて、両者の連結が保持される。
本考案によれば、輪状部どうしが係止してなる連結部を容易に着脱することができるので、水引又は水引飾りを上包みから簡単に取り外すことが可能である。したがって、面倒な作業をすることなく、内袋に紙幣を収納する際には、短時間で祝儀・不祝儀袋を開閉することができる。
また、水引又は水引飾りは、上包みに装着さられた状態での外観が従来のものと全く変わることがないので、違和感のない使用が可能である。
以下、本考案の実施の形態につき図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施態様は、本考案の技術思想を具体化するため祝儀袋を例示するものであって、本考案をこの態様に限定することを意図するものではなく、種々の変更が可能であり、実用新案登録請求の範囲に包含されるその他の実施態様のものに及ぶことは勿論である。
図1は、本考案に係る祝儀袋の全体を示す正面図、図2は、その背面図である。
本考案の祝儀袋は、上包み1と、この上包み1の胴部に巻回されて装着された水引2を備えている。上包み1は、図6および図7に示すように、紙片を折り畳み、その全体を矩形状としたものであり、紙幣を収納する内袋10を内包している。上包み1は、その一端に端部を折り返して形成したポケット11が設けられ、このポケット11には矩形の内袋10が挿入される。上包み1の他端1aは、ポケット11に挿入された内袋10を覆うように折り返され、上包み1を開閉するようになっている。
一方、水引2は、複数の細い紙紐を寄せ集め、これらを水平方向に並列させ、幅広かつ平坦に一体化してなるものである。この水引2は、上包み1の表面では、いわゆる縁切り結びがされている。
また、水引2は、図2に示すように、上包み1の裏面において左右二つに分離され、分離された一端部3及び他端部4は互いに連結されて、裏面中央に連結部5が形成されている。この連結部5は、図3に示すように、一端部3及び他端部4のそれぞれに形成された楕円形の第1の輪状部6及び第2の輪状部7を有している。これらの第1の輪状部6及び第2の輪状部7は、そのいずれか一方を捻るようにして、他方の輪状部内に挿通させることで、互いの輪状部が干渉し合って係止される。
ここでは、図3に示すように、第1の輪状部6が、楕円形の第2の輪状部7の内側を通過するときは、挿通する一端部3の向きが第2の輪状部7を通過可能なように捻られる。しかし、挿通後は、捻られた一端部3を原状に復帰させれば第1及び第2の輪状部6、7どうしが互いに干渉するので、挿通した第1の輪状部6が後戻りし、第2の輪状部7の内側を再度通過して外れることが妨げられる。その結果、両者の連結状態が保持される。
なお、水引2の材料が弾性を備えたものであれば、挿通時に捻られた端部は挿通後に自然に原状に復帰するが、可塑性の材料であっても、挿通後に再度端部を捻り、原状に復帰させれば連結状態が保持できる。
上述のように、第2の輪状部7内を挿通する第1の輪状部6は、図3(b)の矢印で示すように、若干捻られて第2の輪状部7に挿通される。その後、図3(c)に示すように、その捻り状態が解消され、第1の輪状部6が元の状態に復帰することで、第1及び第2の輪状部6及び輪状部7が互いに係止する。このとき、連結部5が全体として平坦になり、水引2を平坦な帯状に保持する。
上記のように水引2が上包み1の背面(裏面)において着脱可能に連結されているので、図4及び図5に示すように、この連結部5を外し、上包み1の巻回されている水引2を上包み1から容易に分離することができる。
水引2が外された上包み1は、図6に示すように、その折り返し部分1aを開き、内袋10を簡単に取り出すことができる。
また、内袋10に紙幣を収納した後は、上記と逆の手順により、祝儀袋を簡単に正規の状態に戻すことができる。すなわち、上包み1を閉じてその胴部に水引2を容易に装着することができる。このとき、図1に示すように、連結部5における水引は、二つの楕円形の輪状部が重なり合う状態になり、祝儀袋の格式ある独自の雰囲気を損なわず、デザイン的にも好ましいものである。
また、本実施の形態では、上包み1は、図6における右端の折り返し部分1aを開閉することで、内袋が取り出せる構造のものとしたが、上下端を折り畳んで内袋を内包するタイプのものとしてもよい。
さらに、輪状部を一端部と他端部の双方に形成する例を示したが、図8に示すように、輪状部9は一端部または他端部の一方に設け、他方は輪状部と同様な輪郭、すなわち端部が膨らんだ楕円形の係合端8に形成したものでもよい。
上記の実施の形態にかかわらず、上包み1の寸法や形状は、適宜設定することができる。
また、製造の形体方法も、例えば、内袋2が納まり易いように、様々な形態とすることが可能である。
本考案の祝儀・不祝儀袋は、水引又は水引飾りに対する一部の改良でよく、上包みや内袋自体は従来と同様のものが使用されるので、大阪折、東京折、祝袋等どのような形でも可能である。また、どのような水引又は水引飾りに対しても適用が可能である。
本考案に係る祝儀袋の正面図である。 本考案に係る祝儀袋の背面図である。 水引の一端部と他端部の連結状態を示す図であり、(a)は第1の輪状部と第2の輪状部が向き合った状態を示し、(b)は、第1の輪状部が第2の輪状部内に挿通される状態を示し、(c)は、第1の輪状部と第2の輪状部が連結した状態を示す。 水引の連結が解除された状態の正面図である。 水引が上包みと分離される状態の平面図である。 内袋を内包した上包みを開いた状態を示す正面図である。 内袋を上包みから取り出した状態を示す正面図である。 別の実施の形態における第1の輪状部と第2の輪状部が向き合った状態を示す図である。
符号の説明
1 上包み
1a 折り返された一端部
2 水引又は水引飾り
3 水引の一端部
4 水引の他端部
5 連結部
6 第1の輪状部
7 第2の輪状部
8 係合端
10 内袋
11 ポケット

Claims (3)

  1. 紙幣が収納される内袋と、この内袋を内包して外周に水引又は水引飾りが装着される上包みと、を備え、
    前記上包みの外周に巻回するため無端状に形成される前記水引又は水引飾りには、前記上包みの裏面に接する部分を分離して一端部と他端部とを設け、これらの一端部と他端部に楕円形の輪状部を形成し、一方の一端部又は他端部のいずれかの輪状部を、他方の一端部又は他端部のいずれかの輪状部内に挿通させ、二つの輪状部どうしを着脱自在に係止することにより、前記上包みに対して水引又は水引飾りを脱着可能としたことを特徴とする祝儀・不祝儀袋。
  2. 帯状に形成した水引又は水引飾りの両端にそれぞれ楕円形の輪状部を設け、一方の輪状部の内側に他方の輪状部を挿通させ、両方の輪状部が互いに係止して水引又は水引飾りが前記上包みに装着されることを特徴とする請求項1に記載の祝儀・不祝儀袋。
  3. 紙幣が収納される内袋と、この内袋を内包して外周に水引又は水引飾りが装着される上包みと、を備え、
    前記上包みの外周に巻回するため無端状に形成される前記水引又は水引飾りには、前記上包みの裏面に接する部分を分離して一端部と他端部とを設け、これらの一端部又は他端部の少なくとも一つに楕円形の輪状部を形成し、一方の一端部又は他端部のいずれかを、他方の輪状部に形成した一端部又は他端部のいずれかの輪状部内に挿通させ、前記一端部と他端部とを着脱自在に係止することにより、前記上包みに対して水引又は水引飾りを脱着可能としたことを特徴とする祝儀・不祝儀袋。
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