JP2006111313A - 熨斗袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 紙幣の出し入れを容易・迅速に行うことができる熨斗袋を提供する。
【解決手段】 熨斗袋は、紙幣を収納する袋体Aと、水引又は水引飾り10の少なくとも一部が接着剤により接合されて一体に取り付けられている装飾帯体Bとからなり、紙幣を収納した袋体Aを装飾帯体Bに挿入するようになっており、装飾帯体Bは、紙、不織布及びプラスチックのいずれかであり、また、装飾帯体には印刷が施されることがあり、袋体は紙シートを折り畳んで複数の紙片を重なり合わせ、重なり合った部分の上部及び下部を折り返して形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 熨斗袋は、紙幣を収納する袋体Aと、水引又は水引飾り10の少なくとも一部が接着剤により接合されて一体に取り付けられている装飾帯体Bとからなり、紙幣を収納した袋体Aを装飾帯体Bに挿入するようになっており、装飾帯体Bは、紙、不織布及びプラスチックのいずれかであり、また、装飾帯体には印刷が施されることがあり、袋体は紙シートを折り畳んで複数の紙片を重なり合わせ、重なり合った部分の上部及び下部を折り返して形成されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、紙幣の出し入れを容易・迅速に行うことができる熨斗袋に関するものである。
従来の熨斗袋は、紙を折り畳んで複数の紙片が重なり合って袋体となっている。この袋体の胴部には水引を回巻して熨斗袋として慶弔用に使用されている。従来の熨斗袋には、大阪折り方式、東京折り方式のたたみ方があるが、いずれの方式においても、袋体胴部に水引あるいは水引飾りが巻回し取り付けられている。使用にあっては、まず回巻して取り付けられている水引あるいは水引飾りを袋体より上下に移動して外し、その後、袋体に紙幣を入れ、さらに袋体胴部に水引あるいは水引飾りを上下から挿入し取り付ける必要があった。
従来の熨斗袋に紙幣を入れるときは、まず袋体から水引あるいは水引飾りを上下に移動し取り外す。ついで、折り畳んでいる袋体を開いて中に紙幣を入れた後、再度元通りに折り畳み、上部及び下部を折り返して水引あるいは水引飾りを挿入し取り付ける必要があった。このため、手間がかかるという問題と、水引あるいは水引飾りは折り畳んでいる袋体の幅に合わせ、きっちりと緩みがこないように取り付けられているために、取り外し、取り付けは容易には行えないばかりか、袋体そのものを、又は水引もしくは水引飾りを損傷させてしまう場合が多々見られるという問題点がある。
また、従来、紙シートを折り畳んで複数の紙片が重なり合った袋状本体とし、この袋状本体の胴部に水引を巻付けてなる熨斗袋において、前記本体の重なり合った二枚の紙片の下端部を貼り合わせて紙幣収容部とし、この紙幣収容部の上端部には紙幣挿入用の隙間を設けるとともに、この隙間を封緘することのできる封緘手段を設けて、水引を取り付けたまま紙幣を出し入れすることのできるようにした熨斗袋が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−208725号公報(第1頁、第2頁、図2)
しかしながら、上記特許文献1記載のものは、紙幣挿入用の隙間や封緘手段を設けているので、見映えの点で好まれない場合があり、封緘の作業が余分に必要となるなどの問題点がある。
本発明は、これらの問題点を解決し水引あるいは水引飾りを損傷させることがなく、かつ、日本人が習慣としてきた熨斗袋の美しさや尊厳を損なうことの無い紙幣の出し入れを容易に行うことができる熨斗袋を提供せんとするものである。すなわち、解決しようとする問題点は、従来の熨斗袋、とくに折り畳み・折り返し式の熨斗袋においては、水引あるいは水引飾りの着脱を迅速に行うことができず、このため紙幣の出し入れを容易に行うことができないという点にある。
本発明は、紙幣の出し入れを容易に行うことを可能とするために、水引あるいは水引飾りに直接触れることなく紙幣を収納した袋体を水引又は水引飾りを予め一体に取り付けた装飾帯体に挿入するように構成したことを最も主要な特徴とする。
本発明の熨斗袋は、紙幣を収納する袋体と、水引又は水引飾りが一体に取り付けられている装飾帯体とからなり、紙幣を収納した袋体を装飾帯体に挿入するようにしたことを特徴とする。
この熨斗袋において、装飾帯体は、紙、不織布及びプラスチックのいずれかで構成される。また、装飾帯体に印刷を施してなるように構成することもできる。また、紙シートを折り畳んで複数の紙片を重ね合わせ、重なり合った部分の上部及び下部を折り返して形成してなる袋体に適用することが好ましい。また、水引又は水引飾りの少なくとも一部と装飾帯体とは、接着剤により予め一体に接合しておくことが好ましい。
本発明は上記のように構成されているので、つぎのような効果を奏する。
(1) 本発明の熨斗袋は、直接紙幣を収納する袋体Aと水引又は水引飾りの取り付けてある装飾飾りの付いた装飾帯体Bの2体からなり、紙幣を収納する袋体に紙幣を入れ、水引あるいは水引飾りのついた装飾帯体Bに挿入すれば良く、水引あるいは水引飾りに触れることなく簡単に紙幣の出し入れが、容易・迅速にでき、さらに、どのような豪華な水引飾りを施すことも可能となり、敬遠されがちな豪華な水引飾りの付いた熨斗袋の使用も可能となった。
(1) 本発明の熨斗袋は、直接紙幣を収納する袋体Aと水引又は水引飾りの取り付けてある装飾飾りの付いた装飾帯体Bの2体からなり、紙幣を収納する袋体に紙幣を入れ、水引あるいは水引飾りのついた装飾帯体Bに挿入すれば良く、水引あるいは水引飾りに触れることなく簡単に紙幣の出し入れが、容易・迅速にでき、さらに、どのような豪華な水引飾りを施すことも可能となり、敬遠されがちな豪華な水引飾りの付いた熨斗袋の使用も可能となった。
紙幣の出し入れを容易・迅速に行うという目的を、袋体と、水引又は水引飾りを予め一体に取り付けている装飾帯体を設けるという構成で実現した。
以下、本発明の実施の形態について説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定されるものではなく、適宜変更して実施できるものである。図1は、本発明の実施の第1形態による熨斗袋の正面を示し、図2は装飾帯体の正面を示し、図3は同背面を示し、図4は同横断面を示し、図5は袋体の正面を示し、図6は同左側面を示し、図7は同横断面を示し、図8は袋体を展開した状態を示している。
この熨斗袋は、直接紙幣を入れる袋体Aと、その袋体Aの外周部胴体に巻回する装飾帯体Bを設け、装飾帯体Bに水引あるいは水引飾りを取り付けた装飾帯体とし、直接紙幣を入れる袋体を単に装飾帯体Bに挿入することにより、紙幣の出し入れが水引あるいは水引飾りに触れることなく、誰でも簡単に容易・迅速に行えることができるように構成されている。さらに、従来の熨斗袋においては、大阪折、東京折、祝袋、封筒等はその形がその特徴をさらけ出したまま使用されていたが、紙幣を入れる袋体Aは装飾帯体Bに挿入して使用するために形にとらわれることなく使用することが可能となった。
図1〜図8において、Aは紙幣を収納する袋体、Bは水引又は水引飾り10が一体に取り付けられた装飾帯体で、紙幣を収納した袋体Aを装飾帯体Bに挿入して熨斗袋が形成されるようになっている。12は名札で、装飾帯体Bと水引又は水引飾り10との間に予め挿入しておいてもよく、又は装飾帯体Bに袋体を挿入した後、装飾帯体Bと水引又は水引飾り10との間に挿入してもよい。
水引又は水引飾り10の一部又は全部(ただし、名札12を挿入する個所を除く)と装飾帯体Bとは、接着剤により接合されて、予め一体化されている。本例では、装飾帯体Bの表面の端部14及び裏面のほぼ中央部16が接合部である。
また、装飾帯体Bの短い略筒状で、上部及び下部に切取部(切欠部)18が設けられ、この切取部18から内部20に袋体Aを滑らすように挿入するようになっている。すなわち、切取部18は、装飾帯体Bに袋体Aを挿入し易くするためのものである。
また、装飾帯体Bの短い略筒状で、上部及び下部に切取部(切欠部)18が設けられ、この切取部18から内部20に袋体Aを滑らすように挿入するようになっている。すなわち、切取部18は、装飾帯体Bに袋体Aを挿入し易くするためのものである。
装飾帯体Bは、紙、不織布、プラスチック等からなる。また、装飾帯体Bに印刷を施すこともできる。図5〜図8は、袋体Aの一例を示している。表紙片22、裏紙片24、中紙片26、表折返し片28、裏折返し片30及び中折返し片32からなる紙シートを、従来方式と同じように折り畳んで複数の紙片を重ね合わせ、重なり合った部分の上部及び下部の折返し片を裏側に折り返して袋体Aが形成される。
以上説明したように、本発明の熨斗袋においては、紙幣を直接入れる袋体Aは装飾帯体Bに挿入できればよく、大阪折、東京折、祝袋等どのような形でも可能となり、形を選ばなくてよくなったので、用途、目的により自由に選択することができる。また、装飾帯体Bは袋体Aを容易に出し入れできるようにしているため、、どのような水引飾りあるいはどのような種類の装飾品でも取り付けが可能となり、わずらわしさが全く無くなった。また、熨斗袋が2体構造のため、今までにないデザインが可能となった。
装飾帯体Bの材料としては、紙、不織布、プラスチックと材料の特徴を生かした物が選別できるようになった。さらに、水引あるいは水引飾りを直接取り付ける装飾帯体Bは様々な形、多種多様な印刷を施すことにより、今までにないデザインの熨斗袋の提供を可能にした。
装飾帯体Bの材料としては、紙、不織布、プラスチックと材料の特徴を生かした物が選別できるようになった。さらに、水引あるいは水引飾りを直接取り付ける装飾帯体Bは様々な形、多種多様な印刷を施すことにより、今までにないデザインの熨斗袋の提供を可能にした。
A 袋体
B 装飾帯体
10 水引又は水引飾り
12 名札
14 端部
16 中央部
18 切取部(切欠部)
20 内部
22 表紙片
24 裏紙片
26 中紙片
28 表折返し片
30 裏折返し片
32 中折返し片
B 装飾帯体
10 水引又は水引飾り
12 名札
14 端部
16 中央部
18 切取部(切欠部)
20 内部
22 表紙片
24 裏紙片
26 中紙片
28 表折返し片
30 裏折返し片
32 中折返し片
Claims (5)
- 紙幣を収納する袋体と、水引又は水引飾りが一体に取り付けられている装飾帯体とからなり、紙幣を収納した袋体を装飾帯体に挿入するようにしたことを特徴とする熨斗袋。
- 装飾帯体が、紙、不織布及びプラスチックのいずれかである請求項1記載の熨斗袋。
- 装飾帯体に印刷を施してなる請求項1又は2記載の熨斗袋。
- 紙シートを折り畳んで複数の紙片を重ね合わせ、重なり合った部分の上部及び下部を折り返して袋体を形成してなる請求項1、2又は3記載の熨斗袋。
- 水引又は水引飾りの少なくとも一部と装飾帯体とが接着剤により一体に接合されている請求項1〜4のいずれかに記載の熨斗袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004301091A JP2006111313A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 熨斗袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004301091A JP2006111313A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 熨斗袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006111313A true JP2006111313A (ja) | 2006-04-27 |
Family
ID=36380159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004301091A Pending JP2006111313A (ja) | 2004-10-15 | 2004-10-15 | 熨斗袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006111313A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102730280A (zh) * | 2012-06-25 | 2012-10-17 | 郑琳芸 | 有编织的红包 |
KR200466850Y1 (ko) | 2013-02-21 | 2013-05-13 | 경희대학교 산학협력단 | 봉투용 한지 |
KR200466849Y1 (ko) | 2013-02-21 | 2013-05-13 | 경희대학교 산학협력단 | 봉투용 한지 |
-
2004
- 2004-10-15 JP JP2004301091A patent/JP2006111313A/ja active Pending
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CN102730280A (zh) * | 2012-06-25 | 2012-10-17 | 郑琳芸 | 有编织的红包 |
KR200466850Y1 (ko) | 2013-02-21 | 2013-05-13 | 경희대학교 산학협력단 | 봉투용 한지 |
KR200466849Y1 (ko) | 2013-02-21 | 2013-05-13 | 경희대학교 산학협력단 | 봉투용 한지 |
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