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JP3138645U - 脱毛ケア用帽子 - Google Patents

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JP3138645U
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茂 高柳
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茂 高柳
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Abstract

【課題】 無毛又は脱毛又は剃髪状態の人の頭部を周囲の人目に対して違和感のないように隠すことができ、さらには就寝時等において抜け落ちた髪の飛散防止及び頭皮の良好な状態を維持するための、脱毛ケア用帽子を得る。
【解決手段】 円筒形状に縫製したニット綿の上端部を頭部が収まるべく約60度の頂点角を有した三角片を縫合して略半球状に形成した帽子本体と、該帽子本体の下端開口部に折返し自在な幅広のヘム部を設けて構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、抗がん剤投与による副作用や脱毛症等による無毛又は脱毛状態の人さらには頭部外傷及び手術等による剃髪状態の人の頭部を周囲の人目に対して違和感のないように隠したり、就寝時等において抜け落ちた髪の飛散防止及び頭皮の良好な状態を維持するための、脱毛ケア用帽子に関するものである。
がん治療のための抗がん剤投与による副作用や脱毛症等による無毛又は脱毛状態の人さらには頭部外傷及び手術等による剃髪状態の人は、該無毛又は脱毛又は剃髪状態を周囲の人目にさらすことが悩みとなり、外出等の行動が消極的になりがちであった。このため、どうしても外出等の行動をせざるを得ない場合、前記無毛又は脱毛又は剃髪状態を隠すためスカーフや帽子を被って対処していた。しかし、従来のスカーフを使用した場合、生地が薄いために頭部の輪郭がはっきり出てしまい、無毛又は脱毛又は剃髪状態であるということが一目瞭然と分かってしまうという欠点があった。また、従来の帽子を使用した場合、それほど深く被ることができないために生え際部にあたる地肌が出てしまい、前記と同様に無毛又は脱毛又は剃髪状態であるということが一目瞭然と分かってしまうという欠点があった。
上記問題点を解決すべく、例えば特開2001−32117号公報(名称:スカーフ状帽子およびその製造方法)にあっては、三角形状の生地で形成したスカーフの結び部に頭皮を覆うためのベロ部を設け、前頭部に接する部位にポリエステル繊維から成る芯地を挟んで折り返し部を設けて構成したスカーフ状帽子が提案され、また、実用新案登録第3066100号公報(名称:組合せ式ヘアー付き帽子)にあっては、各種の形態を有する帽子本体またはスカーフ本体の内側に、好みにより選択した各種前髪パーツや側髪パーツあるいは後髪パーツを夫々着脱自在に装着して構成した組合せ式ヘアー付き帽子が提案されている。
特開2001−32117 実用新案登録第3066100号
しかしながら、上記特開2001−32117号公報に記載のスカーフ状帽子は、前頭部に接する部位にポリエステル繊維から成る芯地を挟んで設けた折り返し部がふんわりとした感じを与えることができるとしても、生地自体が薄いために頭頂部にぴったりとフィットしてしまい、効果が期待できないという問題点があった。また、女性が使用するには違和感はないが、男性が使用するには多少の違和感があるため、反って人目に付きやすいと言う問題点もあった。また、上記実用新案登録第3066100号公報に記載の組合せ式ヘアー付き帽子は、外出する際のおしゃれとして使用するものであり、家庭や病院内では安易に使用することができないという問題点があった。また、前記公報と同様に女性が使用するには違和感はないが、男性が使用するには多少の違和感があるため、反って人目に付きやすいと言う問題点もあった。
また、一般的に脱毛途中にあっては、抜け落ちた髪が所嫌わずに飛散してしまうため、周囲に不衛生さを与えてしまうという問題点があった。さらに頭皮から出た汗や皮脂は、髪に吸収されることにより頭皮の良好な状態を維持しているが、髪が抜け落ちることにより前記状態を維持することができなくなってしまうという問題点もあった。
本考案は、上記問題点を解決するために成されたものであり、無毛又は脱毛又は剃髪状態の人(男女を問わず)の頭部を周囲の人目に対して違和感のないように隠すことができ、さらには就寝時等において抜け落ちた髪の飛散防止及び頭皮の良好な状態を維持するための、脱毛ケア用帽子を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の脱毛ケア用帽子は、円筒形状に縫製したニット綿の上端部を頭部が収まるべく約60度の頂点角を有した三角片を縫合して略半球状に形成した帽子本体と、該帽子本体の下端開口部に折返し自在な幅広のヘム部を設けて構成する。
本考案の脱毛ケア用帽子を使用すれば、ヘム部の折幅を自在に調整することができるため、抗がん剤投与による副作用や脱毛症等による無毛又は脱毛状態の人さらには頭部外傷及び手術等による剃髪状態の各人の状態に応じて帽子の形状(主に縦方向の長さとヘム部の幅)を変えて深く被ることにより、周囲の人目に対して前記無毛又は脱毛又は剃髪状態を違和感のないように隠すことができるという効果を奏する。また、就寝時をはじめ何時でも被ることができるため、抜け落ちた髪を帽子内に溜めて飛散防止を図ることができ、周囲に対して衛生的であるという効果も奏する。さらに、帽子の素材がニット綿であるために帽子内が蒸れることもなく、頭皮から出た汗や皮脂を前記ニット綿が吸収するため頭皮を良好な状態に維持することができるという効果も奏する。
本考案を実施するための最良の形態を図を用いて説明する。
図1は本考案の脱毛ケア用帽子の外観図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。該図に示すように、本考案の脱毛ケア用帽子1は、円筒形状に縫製したニット綿の上端部を頭部が収まるべく約60度の頂点角を有した三角片2を縫合して略半球状に形成した帽子本体3と、該帽子本体3の下端開口部に折返し自在な幅広のヘム部4を設けて構成する。
上記帽子本体3とヘム部4の素材はニット綿が好ましい。これは、ニット綿の肌触りが柔らかであり、頭皮に対して刺激が少ないということと、該脱毛ケア用帽子1を深く被っても素材に通気性があるために帽子内が蒸れないということ及び頭皮から出た汗や皮脂を当該ニット綿が容易に吸収して頭皮を良好な状態に維持することができるという理由によるためである。
また、図2は帽子本体の内部縫合図である。上記図1の(b)に示すように、帽子本体3は円筒形状に縫製したニット綿の上端部を頭部が収まるべく約60度の頂点角を有した三角片2を縫合して略半球状に形成しており、該帽子本体3の内部の縫合部5は、各三角片2の縫い代をかがり部6にてかがっている。該処理を行うことにより、上記と同様に頭皮に対して刺激が少なくなる。なお、各三角片2の頂点角が約60度であること、すなわち三角片2が6枚であることは絶対的なものではなく8枚や10枚でもよいが、製作工程が複雑になることによる商品価格の上昇や、頭皮に接触するかがり部6の増加による頭皮への刺激の増加を招くため、あまり好ましくない。また、逆に6枚以下にすると略半球状が粗くなり頭部の収まりも悪くなるため、これもあまり好ましくない。
次に、図3は本考案の脱毛ケア用帽子の使用状態図である。該図は、抗がん剤投与による副作用や脱毛症等による無毛又は脱毛状態さらには頭部外傷及び手術等による剃髪状態にある患者7が、自分の頭部を周囲の人目に対して違和感のないように隠すべく脱毛ケア用帽子1のヘム部4を任意に折返して深く被っている状態を示している。なお、頭髪だけでなく眉毛も脱毛している場合は、折返し端部を額8の眉毛の部分を覆い隠すように深く被ることにより、眉毛の脱毛も隠すことができる。
また、図4はヘム部の折返し状態を示す断面図であり、(a)は折幅がh1でヘム部4の幅がH1を有した状態を示し、(b)は折幅がh2でヘム部4の幅がH2を有した状態を示し、(c)はヘム部4を折返せずにヘム部4の幅がH3を有した状態を示している。したがって、H1<H2<H3であるため、無毛又は脱毛又は剃髪状態の程度が大きな患者はヘム部4を(c)の状態にして脱毛ケア用帽子1を被ることで周囲の人目に対して前記無毛又は脱毛状態を違和感のないように隠すことができ、無毛又は脱毛状態の程度が小さな患者はヘム部4を(a)の状態にして脱毛ケア用帽子1を被ることで周囲の人目に対して前記無毛又は脱毛状態を違和感のないように隠すことができる。なお、前記ヘム部4の折幅は各人の頭部の大きさや無毛又は脱毛又は剃髪状態の程度に応じて調整自在である。
上記説明の脱毛ケア用帽子は、無毛又は脱毛又は剃髪状態にある人の頭部を周囲の人目に対して違和感のないように隠したり、就寝時等において抜け落ちた髪の飛散防止及び頭皮の良好な状態を維持するため、抗がん剤投与による副作用や脱毛症等による無毛又は脱毛状態の人さらには頭部外傷及び手術等による剃髪状態の人を対象として説明したが、前記状態ではない人や一般の人がおしゃれ用として使用したり、防寒用として使用しても一向に構わないものである。なお、この場合における素材としてはニット綿に限定することはない。
本考案の脱毛ケア用帽子の外観図である。 帽子本体の内部縫合図である。 本考案の脱毛ケア用帽子の使用状態図である。 ヘム部の折返し状態を示す断面図である。
符号の説明
1 脱毛ケア用帽子
2 三角片
3 帽子本体
4 ヘム部
5 縫合部
6 かがり部
7 患者
8 額

Claims (1)

  1. 円筒形状に縫製したニット綿の上端部を頭部が収まるべく約60度の頂点角を有した三角片を縫合して略半球状に形成した帽子本体と、該帽子本体の下端開口部に折返し自在な幅広のヘム部を設けて構成することを特徴とする、脱毛ケア用帽子。
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