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JP3138014B2 - 電動二輪車用の電動機制御装置 - Google Patents

電動二輪車用の電動機制御装置

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JP3138014B2
JP3138014B2 JP03201296A JP20129691A JP3138014B2 JP 3138014 B2 JP3138014 B2 JP 3138014B2 JP 03201296 A JP03201296 A JP 03201296A JP 20129691 A JP20129691 A JP 20129691A JP 3138014 B2 JP3138014 B2 JP 3138014B2
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JP
Japan
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braking
vehicle speed
voltage
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electric motor
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正 高野
普 田中
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動二輪車用の電動
機制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電動二輪車には、従来、例えば、実公昭
41‐16665号公報で示されるものがある。
【0003】これによれば、車輪を駆動させる電動機
と、この電動機用の電源としてのバッテリと、加速操作
手段であるアクセルグリップの操作量に基づく加速操作
信号を入力してこの信号により上記バッテリから電動機
に入力される駆動電流を定める制御手段とが設けられ、
上記加速操作手段の操作に応じて、所望の車速が得られ
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記車両の
加速は電動機を加速させることにより行ない、減速は、
通常、ブレーキペダルなど制動操作手段の踏み込み操作
による機械的制動手段の作動によって得られるが、走行
中に、上記電動機による加速と機械的制動手段による減
速とを交互に行うと、特に、加速から減速への移行時に
走行速度が不連続に変化し、つまり、滑らかな走行が得
られないという不都合がある。
【0005】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、電動二輪車による走行時に、加速と
減速とを交互に行うときでも、滑らかな走行が得られる
ようにし、また、このようにした場合でも、上記電動二
輪車の取り回し作業が円滑にできるようにすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、車輪を駆動させる
電動機と、この電動機用の電源としてのバッテリ
と、アクセルグリップ(加速操作手段)5の操作量に基
づく加速操作信号を入力してこの信号により上記バッテ
から電動機に入力される駆動電流を定める制御手
10と、ブレーキペダル(制動操作手段)7の操作に
より上記車輪を制動させる機械的制動手段とを備え
た電動二輪車において、
【0007】上記ブレーキペダル(制動操作手段)7
操作量に基づく制動操作信号と、車速に基づく車速信号
とを上記制御手段10に入力させて、上記制動操作信号
と車速信号とに相応する分、上記駆動電流を減じるよう
にし
【0008】上記ブレーキペダル(制動操作手段)7の
操作量、および車速が、それぞれ0から所定の大きさに
なるまでは、制動操作信号と車速信号とを出力させない
ようにした点にある。
【0009】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。
【0010】電動二輪車1を加速させるには、基本的に
は、アクセルグリップ(加速操作手段)5を回動させ、
その回動量(操作量)に基づく加速操作信号を制御手段
10に入力させ、この信号によりバッテリ4から電動機
3に入力される駆動電流I0を定めて電動機3を加速さ
せ、これにより所望の車速を得るようにしている。ま
た、減速させるときには、ブレーキペダル(制動操作手
段)7の操作により、制動手段6を作動させ、これによ
り車輪2を制動させ、上記減速を得るようにしている。
【0011】そして、上記構成において、ブレーキペダ
ル(制動操作手段)7の踏み込み量(操作量)に基づく
制動操作信号と、車速に基づく車速信号とを上記制御手
段10に入力させて、上記制動操作信号と車速信号とに
相応する分、上記駆動電流I0を減じるようにしてあ
る。
【0012】このため、例えば、電動二輪車1を高速走
行状態から減速させようとして、アクセルグリップ(加
速操作手段)5の回動量を小さくする一方で、ブレーキ
ペダル(制動操作手段)7を踏み込み、その踏み込み量
を大きくした場合には、上記アクセルグリップ(加速操
作手段)5の回動量が小さくなる分、駆動電流I0が小
さくなり、その一方で、上記ブレーキペダル(制動操作
手段)7の踏み込み量が大きくなり、かつ、高速である
分、上記駆動電流I0が減じられ、このように駆動電流
0が減じられて、その値が正から負に変わることによ
って車輪2が制動され、電動二輪車1が減速させられる
こととなる。
【0013】即ち、この場合、電動二輪車1を高速走行
状態から減速状態に移行させるのは、制動手段6による
機械的制動に加え、駆動電流I0が減じられるという電
気的変化によっても得られることとなる。よって、従
来、単に機械的制動手段6による制動だけで減速され、
加速から減速への移行時の走行が不連続になっていたこ
とに比べ、走行が滑らかになる。
【0014】一方、例えば、長い下り坂の走行時に、ア
クセルグリップ(加速操作手段)5の回動量を小さくし
た場合には、その分、駆動電流I0は少なくなり、しか
も、その一方で、高速である分、上記駆動電流I0が減
じられる。このため、この場合にも、上記したと同じよ
うに駆動電流I0が減じられて、その値が正から負に変
わることによって電動機3が車輪2を制動させるように
働き、下り坂を下るときの自然加速に対し制動手段6を
多用しないで、その加速が抑えられる。
【0015】また、上記ブレーキペダル(制動操作手
段)7の操作量、および車速が、それぞれ0から所定の
大きさになるまでは、制動操作信号と車速信号とを出力
させないようにしてある。
【0016】ここで、電動二輪車1の取り回し時には、
上記ブレーキペダル(制動操作手段)7は不操作状態で
あり、かつ、車速は低速であり、このため、上記制動操
作信号と車速信号は出力されることがない。
【0017】よって、電動二輪車1の取り回し時に、そ
の電動機3に入力される駆動電流が、上記制動操作信号
と車速信号とに相応して減じられる、ということは防止
され、電動機3による車輪2の制動が防止される。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0019】図1において、符号1は電動二輪車、2は
車輪、3はこの車輪2を駆動させる電動機で、これは直
流電動機、もしくは交流同期電動機である。また、この
電動機3用の電源としてバッテリ4が設けられている。
【0020】5は加速操作手段たるアクセルグリップで
ある。また、6は上記車輪2を制動可能とさせる機械的
制動手段6で、これは、ドラムブレーキやディスクブレ
ーキである。また、上記制動手段6を操作する制動操作
手段たるブレーキペダル7が設けられている。更に、上
記電動機3の回転数を検出して上記電動二輪車1の走行
速度を間接的に検出する車速センサー8が設けられてい
る。
【0021】上記構成において、アクセルグリップ5、
ブレーキペダル7、および車速センサー8と、電動機3
とを互いに接続させる制御手段10が設けられている。
【0022】上記制御手段10はアクセルグリップ5の
回動操作に連動する第1ポテンショメータ11を備え、
この第1ポテンショメータ11の出力側は差動増幅器1
2の負の入力側12aに接続されている。そして、図2
で示すように、アクセルグリップ5の回動量(操作量)
を大きくするほど、第1ポテンショメータ11の出力電
圧v1が大きくなるようになっている。
【0023】前記ブレーキペダル7の踏み込み操作に連
動する第2ポテンショメータ13が設けられ、この第2
ポテンショメータ13の入力側には前記車速センサー8
の出力側が周波数電圧変換器14を介して接続され、同
上第2ポテンショメータ13の出力側は第1反転増幅器
16とダイオード17を介して第2反転増幅器18の負
の入力側18aに接続されている。
【0024】図3で示すように、ブレーキペダル7の踏
み込み量が大きいほど、第2反転増幅器18の負の入力
側18aに入力される電圧v2′が大きくなり、かつ、
車速が大きいほど同上負の入力側18aに入力される電
圧v2″が大きくなるようになっている。そして、これ
らの合計(電圧v2′+電圧v2″)=電圧v2が同上負
の入力側18aに入力される実際の電圧となっている。
【0025】なお、上記ブレーキペダル7の踏み込み
量、および車速がそれぞれある程度大きくなるまでは、
ダイオード17の特性上、このダイオード17からは出
力されないようになっており、これは図3中符号aで示
す範囲である。
【0026】前記差動増幅器12の出力側には、リミッ
タ25、電流制御装置26、ゲートドライブ27、およ
びインバータ28が順次接続され、このインバータ28
は上記バッテリ4を電動機3に接続させている。
【0027】上記電動二輪車1を走行させるには、上記
アクセルグリップ5を回動させ、その回動量(操作量)
に基づく加速操作信号、つまり、第1ポテンショメータ
11の出力電圧v1を差動増幅器12の負の入力側12
aに入力させる。
【0028】ここで、仮に、差動増幅器12の正の入力
側12bに入力される電圧v3が0であるとすると、バ
ッテリ4から電動機3に入力される駆動電流I0が、上
記電圧v1により上記リミッタ25、電流制御装置2
6、ゲートドライブ27、およびインバータ28を介し
て定められ、これによって、上記電圧v1に見合う車速
が得られることとなる。
【0029】また、電動二輪車1を減速させるときに
は、ブレーキペダル7の踏み込み操作により制動手段6
を作動させて車輪2を制動させれば、上記減速が得られ
ることとなる。
【0030】ところで、図3で示すように、前記第2反
転増幅器18の負の入力側18aに入力される電圧v2
は、上記のようなブレーキペダル7の踏み込み量と、車
速センサー8で検出される車速とによって定められる。
同上第2反転増幅器18の正の入力側18bの電圧v6
はアースのため、0であるので、この第2反転増幅器1
8からは上記電圧v2が出力され、この電圧v2は前記電
圧v3として差動増幅器12の正の入力側12bに入力
されることとなる。すると、差動増幅器12から(電圧
3−電圧v1)=電圧v7が出力され、この値に基づい
て実際の駆動電流Iが定められるようになっている。
【0031】なお、上記差動増幅器12からの出力電圧
7がリミッタ25で設定された値(例えば10V)を
越えたときには、この設定値と同じ値の電圧が同上リミ
ッタ25から出力される。
【0032】そして、上記構成によれば、例えば、電動
二輪車1を高速走行状態から減速させようとして、アク
セルグリップ5の回動量を小さくする一方で、ブレーキ
ペダル7の踏み込み量を大きくした場合には、上記アク
セルグリップ5の回動量が小さくなる分、駆動電流I0
が小さくなり、その一方で、上記ブレーキペダル7の踏
み込み量が大きくなり、かつ、高速である分、上記駆動
電流I0が減じられ、このように駆動電流I0が減じられ
て、その値が正から負に変わることによって車輪2が制
動され、電動二輪車1が減速されることとなる。それと
同時に、電動機3の持つ運動エネルギーが電力に変換さ
れてバッテリ4が充電され、これによって、電動機3が
車輪2を大きい力で回生制動する。
【0033】即ち、この場合、電動二輪車1を高速走行
状態から減速状態に移行させるのは、制動手段6による
機械的制動に加え、駆動電流I0が減じられるという滑
らかな電気的変化によっても得られるようになってお
り、これにより、加速と減速を交互に行う場合でも滑ら
かな走行が得られることとされている。
【0034】ところで、電動二輪車1をオペレータが押
し歩きながら前進させるという取り回し時には、ブレー
キペダル7は不操作状態であり、かつ、車速は極めて低
速である。このため、この場合には、前記図3中符号a
で示したように、第2反転増幅器18の負の入力側18
aへの入力電圧v2は0であり、つまり、差動増幅器1
2の正の入力側12bへの入力電圧v3は0となる。よ
って、電動機3による車輪2の制動が防止され、上記取
り回し作業が円滑にできることとされている。また、取
り回し作業において、車両を後進させる場合には、第2
反転増幅器18に接続された逆転検出スイッチ19がO
Nし、上記電圧 3が0となるので、この場合にも取り
回し作業が円滑にできることとなる。
【0035】一方、例えば、長い下り坂の走行時に、ア
クセルグリップ5の回動量を小さくした場合には、その
分、駆動電流I0は少なくなり、しかも、その一方で、
高速である分、差動増幅器12の正の入力側12bに入
力される電圧v3が大きくなる。よって、その分、上記
駆動電流I0が減じられる。この場合、差動増幅器12
の負の入力側12aに入力される電圧v1よりも、同上
差動増幅器12の正の入力側12bに入力される電圧v
3が大きくなると、(電圧v3−電圧v1)=電圧v7の値
が正の値となる。すると、上記駆動電流I0の値が負の
値となり、この場合にも、上記したと同じように電動機
3が車輪2を制動させるように働き、下り坂を下るとき
の自然加速に対し制動手段6を多用しないで、その加速
を抑えることができるようになっている。それと同時に
記電動機3が車輪2を大きい力で回生制動する。つま
り、エンジン駆動車におけるエンジンブレーキと同じよ
うな作用が得られるようになっている。
【0036】図4は、他の実施例を示している。
【0037】これによれば、前記第1実施例における差
動増幅器12の帰還抵抗12cが2つの直列に接続され
た抵抗12c1,12c2とされ、このうち一方の抵抗1
2c2に過熱保護回路31の一部を構成するアナログス
イッチ12dが並列に接続されている。
【0038】更に、この過熱保護回路31には電動機3
への実際の駆動電流Iを検出し検出電圧v8を出力する
電流検出センサー33と積分回路34とが設けられ、そ
れらが直列に接続されている。そして、電動機3への実
際の駆動電流Iが上記電流検出センサー33によって常
に検出されるようになっている。
【0039】そして、例えば、長い上り坂で、アクセル
グリップ5の回動量が大きいままにされた場合におい
て、電流検出センサー33の検出電圧v8が積分回路3
4における基準電圧v9を越え、かつ、これがある長い
期間続いて上記積分回路34の出力電圧v10が所定値に
なったときには、上記アナログスイッチ12dがONさ
れて上記抵抗12c2が短絡されることによって、電圧
7の出力値が少なくなるようになっている。
【0040】このため、上記電圧v7が少なくなる分、
電動機3に入力される実際の駆動電流Iが少なくされ
る。よって、ある程度加速力は小さくなるが、電動機3
は過熱から保護されることとなる。
【0041】他の構成や作用は前記実施例と同様であ
る。
【0042】図5は、更に他の実施例を示している。
【0043】これは、基本的には前記他の実施例におけ
る電流検出センサー33を、電動機3の温度を検出する
温度センサー36に置き換えただけのものである。
【0044】そして、この構成によれば、電動機3の温
度がある程度高くなったときには、電動機3への実際の
駆動電流Iが少なくされる。このため、ある程度加速力
は小さくなるが、電動機3は過熱から保護されることと
なる。
【0045】他の構成や作用は前記した他の実施例と同
様である
【0046】
【発明の効果】この発明によれば、加速操作手段の操作
量に基づく加速操作信号を制御手段に入力させ、この信
号によりバッテリから電動機に入力される駆動電流を定
め、一方、制動操作手段の操作により制動手段を作動さ
せて車輪を制動させるようにした場合において、制動操
作手段の操作量に基づく制動操作信号と、電動車両の速
度に基づく車速信号とを上記制御手段に入力させて、上
記制動操作信号と車速信号とに相応する分、上記駆動電
流を減じるようにしてある
【0047】このため、例えば、電動二輪車を高速走行
状態から減速させようとして、加速操作手段の操作量を
小さくする一方で、制動操作手段の操作量を大きくした
場合には、上記加速操作手段の操作量が小さくなる分、
駆動電流が小さくなり、その一方で、上記制動操作手段
の操作量が大きくなり、かつ、高速である分、上記駆動
電流が減じられ、このように駆動電流が減じられて、そ
の値が正から負に変わることによって車輪が制動され、
電動二輪車が減速させられることとなる。
【0048】即ち、この場合、電動二輪車を高速走行状
態から減速状態に移行させるのは、制動手段による機械
的制動に加え、駆動電流を減じるという電気的変化によ
っても得られることとなる。よって、従来、単に機械的
制動手段による制動だけで減速されていたことに比べ、
加速と減速を交互に行う場合でも滑らかな走行が得られ
ることとなる。
【0049】一方、例えば、長い下り坂の走行時に、加
速操作手段の操作量を小さくした場合には、その分、駆
動電流は少なくなり、しかも、その一方で、高速である
分、上記駆動電流が減じられる。このため、この場合に
も駆動電流が減じられてその値が正から負に変わること
によって、上記したと同じように電動機が車輪を制動さ
せるように働き、制動手段を多用しなくても、下り坂に
おける自然加速が抑えられることとなる。つまり、本発
明によれば、エンジン駆動車におけるエンジンブレーキ
と同じような作用が得られるという利点がある。
【0050】また、上記制動操作手段の操作量、および
車速が、それぞれ0から所定の大きさになるまでは、制
動操作信号と車速信号とを出力させないようにしてあ
る。
【0051】ここで、電動二輪車の取り回し時には、上
記制動操作手段は不操作状態であり、かつ、車速は低速
であり、このため、上記制動操作信号と車速信号は出力
されることがない。
【0052】よって、電動二輪車の取り回し時に、その
電動機に入力される駆動電流が、上記制動操作信号と車
速信号とに相応して減じられる、ということは防止さ
れ、電動機による車輪の制動が防止される。
【0053】この結果、前記したように、加速と減速と
を交互に行う場合に、滑らかな走行ができるようにした
場合でも、上記した電動二輪車の取り回し作業は円滑に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体電気回路図である。
【図2】グラフ図である。
【図3】グラフ図である。
【図4】他の実施例で、部分電気回路図である。
【図5】更に他の実施例で、部分電気回路図である。
【符号の説明】 1 電動二輪車(電動車両) 2 車輪 3 電動機 4 バッテリ 5 アクセルグリップ(加速操作手段) 6 制動手 7 ブレーキペダル(制動操作手段) 8 車速センサー 10 制御手段 v1 電圧 v2 電圧 v3 電圧 I0 駆動電流 I 実際の駆動電流

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪を駆動させる電動機と、この電動機
    用の電源としてのバッテリと、加速操作手段の操作量に
    基づく加速操作信号を入力してこの信号により上記バッ
    テリから電動機に入力される駆動電流を定める制御手段
    と、制動操作手段の操作により上記車輪を制動させる機
    械的制動手段とを備えた電動二輪車において、 上記制動操作手段の操作量に基づく制動操作信号と、
    に基づく車速信号とを上記制御手段に入力させて、上
    記制動操作信号と車速信号とに相応する分、上記駆動電
    流を減じるようにし 上記制動操作手段の操作量、および車速が、それぞれ0
    から所定の大きさになるまでは、制動操作信号と車速信
    号とを出力させないようにし た電動二輪車用の電動機制
    御装置。
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JP4369589B2 (ja) * 2000-03-01 2009-11-25 本田技研工業株式会社 電動自転車
US6541938B2 (en) 2000-08-18 2003-04-01 Matsushita Electric Works, Ltd. Control system for small electric motor vehicle
NL2008346C2 (nl) * 2012-02-24 2013-08-28 Amerongen Controlled Atmosphere Technology B V Van Werkwijze en inrichting voor het regelen van de atmosfeer in een met land- en tuinbouwproducten gevulde ruimte.

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