JP3137537B2 - ポリイミド樹脂組成物 - Google Patents
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Description
ポリイミド樹脂組成物に関する。更に詳しくは、成形加
工性に優れ、耐熱性、耐薬品性、機械的強度に優れた、
とくに繰り返し疲労特性に優れた芳香族ポリイミド樹脂
組成物に関する。
加え、力学的強度、寸法安定性が優れ、難燃性、電気絶
縁性などをあわせ持つために、電気・電子機器、宇宙航
空用機器、輸送機器等の分野で使用されており、今後も
耐熱性が要求される分野に広く用いられることが期待さ
れている。従来、優れた特性を示すポリイミドが種々開
発されている。しかしながら、これらのポリイミドは、
耐熱性に優れていても、明瞭なガラス転移温度を有しな
いために、成形材料として用いるには、焼結成形などの
手法を用いて加工しなければならないとか、また、加工
性は優れていても、ガラス転移温度が低く、しかもハロ
ゲン化炭化水素系の溶媒に可溶であるために、耐熱性、
耐溶剤性が不十分であるとか、性能に一長一短があっ
た。
につれ、多種の性能に満足できるポリイミドの開発が望
まれている。特に上記の産業分野において、金属代替を
目的とした機械部品、自動車部品、例えば、内燃機関用
部品として、遠心圧縮機のインペラ、ターボチャジヤ、
マニホールド等の消音、排気部品、バルブカイド、バル
ブシステム、ピストン、スカート、オイルバン等に使用
可能な特性が望まれ、そのためには、上記特性に加え
て、動的繰り返し疲労特性に優れたポリイミドの開発が
望まれていた。
に、機械的性質、熱的性質、電気的性質、耐薬品性に優
れた溶融成形可能なポリイミドとして、一般式(1)
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7の脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、縮合多
環式芳香族基および/または芳香族基が直接または架橋
員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基である
4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位を有する
ポリイミドを見出した(特開昭61−143478号公
報、62−86021号公報、62−205124号公
報、62−235381号公報、63−128025号
公報など)。
くの優れた基本物性を有する溶融成形可能な耐熱性樹脂
である。しかしながら、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエーテルスルホンやポリフェニレンスルフィド等の
エンジニアプラスチックに比較すると、耐熱性やその他
の特性においては数段優れているものの成形加工性の点
においてはやや劣っていた。
式(5)
ラス転移温度を有する溶融成形可能なポリイミドが、す
でにUSP4,485,140や特開昭61−1434
77号公報に開示されている。
つ、非常に溶融流動性の優れたポリイミドが、本願発明
者らによって開示されている(特開昭61−14347
7号公報)。
に優れたポリイミドもまた本発明者らによって開示され
ている(特開昭62−50375号公報)。
位を有し、高耐熱性でかつ、非常に溶融流動性の優れた
ポリエーテルピリジンを見出した(特開昭63−371
23号公報)。
は250℃以上の高融点を有しているため約270℃付
近から溶融流動を開始しはじめ、溶融状態下においては
溶融粘度が非常に低く、溶融成形加工性に優れた樹脂で
ある。しかし、これらのポリイミドまたはポリエーテル
ピリジンは成形加工性は良好ではあるが、その他の性能
において不十分であり、前記の各種性能に優れ、成形加
工性が良好なポリイミドと言う要望を充たすものではな
い。特に上述した金属代替を目的とした、動的繰り返し
疲労特性の向上を目指したポリイミドはいまだ開示され
ていない。
イミドが本来有する特性を損なうこと無く、溶融時、流
動性の面において極めて優れた、溶融成形加工性良好な
ポリイミド樹脂組成物を提供することであって、具体的
には、前記の一般式(1)で表される繰り返し構造単位
を有するポリイミドが有する優れた諸特性を保持したま
ま、さらに成形加工性が著しく改良されたポリイミド樹
脂組成物を提供することである。また他の課題は、動
的、繰り返し疲労特性の優れた成形物を与えるポリイミ
ド樹脂組成物を提供することである。
解決するために鋭意研究を行った結果、前記の一般式
(1)で表される繰り返し構造単位を有するポリイミド
と、各種ポリイミドの中から選択された前記式(5)、
(6)または(3)で表される繰り返し構造単位を有
し、且つ特定量の溶融流動性改質ポリイミド、あるいは
一般式(4)で表される繰り返し構造単位を有するポリ
エーテルピリジンとを含有してなるポリイミド樹脂組成
物が、一般式(1)のポリイミドが本来有する特性を損
なうこと無く、成形加工性が著しく改良された、かつこ
のポリイミド樹脂組成物による成形物が疲労特性の優れ
たものであることを見出し、本発明を完成した。
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7であり、脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、
縮合多環式芳香族基および/または芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
である4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の
少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミ
ド99.9〜50重量部に対して、一般式(2):
くとも一種を必須の構造単位として有するポリイミド、
くとも一種を必須の構造単位として有するポリイミド、
および/または、一般式(4)
位の少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリ
エーテルピリジン0.1〜50重量部を実質的に含有す
るポリイミド樹脂組成物であり、
し構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有
するポリイミド99.9〜50重量部に対して、式
(5)
〜50重量部を実質的に含有するポリイミド樹脂組成
物、
造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有する
ポリイミド99.9 〜50重量部に対して、式(6)
〜50重量部を実質的にして含有するポリイミド樹脂組
成物、
構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有す
るポリイミド99.9〜50重量部に対して、式(7)
〜50重量部を実質的に含有してなるポリイミド樹脂組
成物、
構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有す
るポリイミド99.9〜50重量部に対して、式(8)
〜50重量部を実質的に含有してなるポリイミド樹脂組
成物、
構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有す
るポリイミド99.9〜50重量部に対して、一般式
(4)
位の少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリ
エーテルピリジン0.1〜50重量部を実質的に含有し
てなるポリイミド樹脂組成物であり、
(1)で表される繰り返し構造単位を有するポリイミ
ド、式(2)、式(3)、式(5)、式(6)、式
(7)または式(8)で表される繰り返し構造単位を有
するポリイミドまたはこれらの構造単位を2以上含むポ
リイミド共重合体が、それらのポリイミドを製造する際
に一般式(9)
縮合多環式芳香族基あるいは芳香族基が直接または架橋
員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基である
2価の基を表す)で表される芳香族ジカルボン酸無水物
および/または一般式(10) V−NH2 (10) (式中、Vは炭素数6〜15であり、単環式芳香族基、
縮合多環式芳香族基あるいは芳香族基が直接または架橋
員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基である
1価を表す)で表される芳香族モノアミンを共存下に反
応させて得られるポリマーの分子末端を封止したもの、
またはポリマーの分子末端を封止したものを含むポリイ
ミド樹脂組成物である。
ポリイミド共重合体も含まれる。ポリイミド共重合体の
中で、好ましくは、一般式(1)
り返し構造単位と一般式(2)
構造単位を含有してなるポリイミド共重合体、特に好ま
しくは、ポリマー分子中に、一般式(1)で表される繰
り返し構造単位を0.5〜0.95モル比、一般式
(2)で表される繰り返し構造単位を0.5〜0.05
モル比含有するポリイミド共重合体であり、さらに好ま
しくは、一般式(1)で表される繰り返し構造単位が式
(1−a)
(5)
a)で表される構造単位と式(5)で表される構造単位
とを含むポリイミド共重合体である。
マー末端が、一般式(9)であらわされる芳香族ジカル
ボン酸二無水物および/または一般式(10)で表され
る芳香族モノアミンで封止されているもの、またはそれ
らを含むものでもよい。更に、本発明は、上記のポリイ
ミド樹脂組成物またはポリイミド共重合体に繊維状補強
材を含有させてなるポリイミド系樹脂組成物である。こ
れらの本願発明のポリイミド樹脂組成物は、一般式
(1)で表される繰り返し構造単位を有するポリイミド
の本来の性能を損なうことなく、成形加工性が改善さ
れ、また動的繰り返し疲労特性が優れている。
式(1)
し構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有
するポリイミド、
単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有するポ
リイミド、
単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有するポ
リイミド、
る。
式(6)、式(7)、または式(8)で表される繰り返し構造単
位を有するポリイミドは、夫々単独で使用しても、また
はこれらのポリイミドの2種以上の混合物し使用しても
よい。 さらに、これらの繰り返し構造単位の2種以上
を含むポリイミド共重合体であってもよい。好ましい他
のポリイミド共重合体は、一般式(1)で表される繰り
返し構造単位と一般式(2)で表される繰り返し構造単
位を含有してなるポリイミド共重合体、特に好ましく
は、ポリイミド共重合体1モルに対して、一般式(1)
で表される繰り返し構造単位を0.5〜0.95モル、
一般式(2)で表される繰り返し構造単位を0.5〜
0.05モル含有するポリイミド共重合体であり、さら
に好ましくは、一般式(1)で表される繰り返し構造単
位が式(1−a)
(5)
位と式(5)で表される構造単位とを含むポリイミド共
重合体である。
マー末端が、一般式(9)であらわされる芳香族ジカル
ボン酸二無水物および/または一般式(10)で表され
る芳香族モノアミンで封止されているもの、またはそれ
らを含むものでもよい。一般式(1)で表される繰り返
し構造単位を有するポリイミドは、次のジアミンおよび
テトラカルボン酸二無水物を用いて特開昭61−143
478号公報に記載された公知の方法で製造できる。
し構造単位を有するポリイミドの製造のために使用され
るジアミンとしては、一般式(11)
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基または
スルホニル基を表す)で表されるジアミンであって、例
えば、2,2−ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)フ
ェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−(3−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕−1,1,1,3,3,3−ヘキ
サフルオロプロパン、4,4’−ビス(3−アミノフェ
ノキシ)ビフェニル、ビス〔4−(3−アミノフェノキ
シ)フェニル〕ケトン、ビス〔4−(3−アミノフェノ
キシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(3−アミノ
フェノキシ〕フェニル〕スルホンなどが挙げられ、これ
らは単独または二種以上混合して用いられる。
物は、一般式(12)
肪族基、単環式脂肪族基、縮合多環式芳香族基あるいは
芳香族基が直接または架橋員により相互に連結された非
縮合多環式芳香族基である4価の基を表す)で表される
テトラカルボン酸二無水物である。
(12)の式中、Rはより詳細には、 (a)炭素数4〜9の脂肪族基 (b)炭素数4〜10の環式脂肪族基 (c)次式で表される単環式芳香族基
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
2 −、−CH2 −、
無水物としては、エチレンテトラカルボン酸二無水物、
ブタンテトラカルボン酸二無水物、シクロペンタンテト
ラカルボン酸二無水物、ピロメリット酸二無水物、3,
3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無
水物、2,2’,3,3’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸二無水物、3,3’,4,4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸二無水物、2,2’,3,3’−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物、2,2−ビス〔3,4−
ジカルボキシフェニル)プロパン二無水物、2,2−ビ
ス(2,3−ジカルボキシフェニル)プロパン二無水
物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エーテル二
無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)エーテ
ル二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)ス
ルホン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)スルホン二無水物、ビス(2,3−ジカルボキシフ
ェニル)メタン二無水物、ビス(3,4−ジカルボキシ
フェニル)メタン二無水物、1,1−ビス(2,3−ジ
カルボキシフェニル)エタン二無水物、1,1−ビス
(3,4−ジカルボキシフェニル)エタン二無水物、
1,2−ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)エタン
二無水物、1,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)エタン二無水物、1,3−ビス(2,3−ジカルボ
キシフェノキシ)ベンゼン二無水物、1,3−ビス
(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベンゼン二無水
物、1,4−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)
ベンゼン二無水物、1,4−ビス(3,4−ジカルボキ
シフェノキシ)ベンゼン二無水物、2,3,6,7−ナ
フタレンテトラカルボン酸二無水物、1,4,5,8−
ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,5,6
−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物、1,2,3,
4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、3,4,9,
10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2,3,
6,7−アントラセンテトラカルボン酸二無水物、1,
2,7,8−フェナントレンテトラカルボン酸二無水物
等であり、これらテトラカルボン酸二無水物は単独また
は2種以上混合して用いられる。
ミドは、式(13)
ミノフェノキシ)ベンゼンを、式(14)
メリット酸二無水物、または式(15)
4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とを反応
させて得られる。
ポリイミドは、式(16)
アミノフェノキシ)−3,3,3’,3’−テトラメチ
ル−1,1’−スピロビインダンを式(14)
無水物とを反応させて得られる。
して用いポリイミド共重合体を得ることも、またテトラ
カルボン酸二無水物の2種以上を混合して用いポリイミ
ド共重合体を得ることもできる。すなわち、一般式
(1)と(2)の繰り返し構造単位を有するポリイミド
共重合体は、一般式(11−1)
ン基、カルボニル基、チオ基またはスルホニル基を表
す)で表されるジアミンと式(13)
2)
ボン酸二無水物と反応させて得られる。
(1−a)および/または式(1−b)で表される繰り
返し構造単位と式(5)および/または式(6)で表さ
れる繰り返し構造単位を有するポリイミド共重合体は、
式(11−a)
(15)
無水物とを反応させて得られる。
イミドは前記ジアミンを原料として用いられるポリイミ
ドであるが、これらのポリイミドの良好な物性を損なわ
ない範囲で上記のポリイミドに使用するジアミンと異な
る他のジアミンを混合して使用してもよい。
ては、例えば、m−フェニレンジアミン、o−フェニレ
ンジアミン、p−フェニレンジアミン、m−アミノベン
ジルアミン、o−アミノベンジルアミン、3−クロロ−
1,2 −フェニレンジアミン、4−クロロ−1,2 −フェニ
レンジアミン、2,3 −ジアミノトルエン、2,4 −ジアミ
ノトルエン、2,5 −ジアミノトルエン、2,6 −ジアミノ
トルエン、3,4 −ジアミノトルエン、3,5 −ジアミノト
ルエン、2−メトキシ−1,4 −フェニレンジアミン、4
−メトキシ−1,2 −フェニレンジアミン、4−メトキシ
−1,3 −フェニレンジアミン、ベンジジン、3,3'−ジク
ロロベンジジン、3,3'−ジメチルベンジジン、3,3'−ジ
メトキシベンジジン、3,3'−ジアミノジフェニルエーテ
ル、3,4'−ジアミノジフェニルエーテル、4,4'−ジアミ
ノジフェニルエーテル、3,3'−ジアミノジフェニルスル
フィド、3,4'−ジアミノジフェニルスルフィド、4,4'−
ジアミノジフェニルスルフィド、3,3'−ジアミノジフェ
ニルスルホキシド、3,4'−ジアミノジフェニルスルホキ
シド、4,4'−ジアミノジフェニルスルホキシド、3,3'−
ジアミノジフェニルスルホン、3,4'−ジアミノジフェニ
ルスルホン、4,4'−ジアミノジフェニルスルホン、3,3'
−ジアミノベンゾフェノン、3,4'−ジアミノベンゾフェ
ノン、4,4'−ジアミノベンゾフェノン、3,3'−ジアミノ
ジフェニルメタン、3,4'−ジアミノジフェニルメタン、
4,4'−ジアミノジフェニルメタン、
ニル〕メタン、1,1 −ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕エタン、1,2 −ビス〔4−(4−アミノ
フェノキシ)フェニル〕エタン、1,1 −ビス〔4−(4
−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、1,2 −ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕プロパン、
1,3 −ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕
プロパン、2,2 −ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)
フェニル〕プロパン、1,1 −ビス〔4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕ブタン、1,2 −ビス〔4−(4−
アミノフェノキシ)フェニル〕ブタン、1,3 −ビス〔4
−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ブタン、1,4 −
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕ブタ
ン、2,2 −ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕ブタン、2,3 −ビス〔4−(4−アミノフェノキ
シ)フェニル〕ブタン、2−〔4−(4−アミノフェノ
キシ)フェニル〕−2−〔4−(4−アミノフェノキ
シ)−3−メチルフェニル〕プロパン、2,2 −ビス〔4
−(4−アミノフェノキシ)−3−メチルフェニル〕プ
ロパン、2−〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕−2−〔4−(4−アミノフェノキシ)−3,5 −ジ
メチルフェニル〕プロパン、2,2 −ビス〔4−(4−ア
ミノフェノキシ)−3,5 −ジメチルフェニル〕プロパ
ン、2,2 −ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕−1,1,1,3,3,3 −ヘキサフルオロプロパン、1,3 −
ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4 −ビス
(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、1,4 −ビス(4−
アミノフェノキシ)ベンゼン、4,4'−ビス(4−アミノ
フェノキシ)ビフェニル、ビス〔4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕ケトン、ビス〔4−(4−アミノフ
ェノキシ)フェニル〕スルフィド、ビス〔4−(4−ア
ミノフェノキシ)フェニル〕スルホキシド、ビス〔4−
(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン、ビス
〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕エーテル、
ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エーテ
ル、
シ)ベンゾイル〕ベンゼン、1,3 −ビス〔4−(3−ア
ミノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼン、1,4 −ビス
〔4−(4−アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼ
ン、1,4 −ビス〔4−(3−アミノフェノキシ)ベンゾ
イル〕ベンゼン、4,4'−ビス(3−アミノフェノキシ)
ビフェニル、4,4'−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,
3'−ジメチルビフェニル、4,4'−ビス(3−アミノフェ
ノキシ)−3,5 −ジメチルビフェニル、4,4'−ビス(3
−アミノフェノキシ)−3,3',5,5' −テトラメチルビフ
ェニル、4,4'−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,3'−
ジクロロビフェニル、4,4'−ビス(3−アミノフェノキ
シ)−3,5 −ジクロロビフェニル、4,4'−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)−3,3',5,5' −テトラクロロビフェニ
ル、4,4'−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,5 −ジブ
ロモビフェニル、4,4'−ビス(3−アミノフェノキシ)
−3,3',5,5' −テトラブロモビフェニル、ビス〔4−
(3−アミノフェノキシ)−3−メトキシフェニル〕ス
ルフィド、〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕
〔4−(3−アミノフェノキシ)−3,5 −ジメトキシフ
ェニル〕スルフィド、ビス〔4−(3−アミノフェノキ
シ)−3,5 −ジメトキシフェニル〕スルフィド等が挙げ
られる。
ラカルボン酸二無水物成分をモノマー成分として得られ
るポリイミドは主として一般式(1)、一般式(2)
(すなわち、式(5)または(6))または一般式
(3)(すなわち、式(7)または(8))の繰り返し
構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有す
るポリイミドであり、また主としてこれらの一般式
(1)、一般式(2)、式(5)、(6)または一般式
(3)、式(7)、(8)の繰り返し構造単位の少なく
とも一種を必須の構造単位として有するポリイミドの、
そのポリマー分子末端に、未置換あるいはアミンまたは
ジカルボン酸無水物と反応性を有しない基で置換された
芳香族環を有するポリイミドも含まれる。さらに、前記
のポリイミド共重合体も同様に、ポリマー末端が封止さ
れたものが含まれる。
ミンまたはジカルボン酸無水物と反応性を有しない基で
置換された芳香族環を有するポリイミドは、それぞれの
ポリイミドの製造に用いられるジアミンとテトラカルボ
ン酸二無水物を式(9)
縮合多環式芳香族基あるいは芳香族基が直接または架橋
員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基である
2価の基を表す)で表される芳香族ジカルボン酸無水物
および/または、一般式(10) V−NH2 (10) (式中、Vは炭素数6〜15であり、単環式芳香族基、
縮合多環式芳香族基あるいは香族基が直接または架橋員
により相互に連結された非縮合多環式芳香族基である1
価の基を表す)で表される芳香族モノアミンの存在下に
反応させ得られる。
物としては、無水フタル酸、2,3−ベンゾフェノンジ
カルボン酸無水物、3,4−ベンゾフェノンジカルボン
酸無水物、2,3−ジカルボキシフェニルフェニルエー
テル無水物、3,4−ジカルボキシフェニルフェニルエ
ーテル酸無水物、2,3−ビフェニルジカルボン酸無水
物、3,4−ビフェニルジカルボン酸無水物、2,3−
ジカルボキシフェニルフェニルスルホン無水物、3,4
−ジカルボキシフェニルフェニルスルホン無水物、2,
3−ジカルボキシフェニルフェニルスルフィド無水物、
3,4−ジカルボキシフェニルフェニルスルフィド無水
物、1,2−ナフタレンジカルボン酸無水物、2,3−
ナフタレンジカルボン酸無水物、1,8−ナフタレンジ
カルボン酸無水物、1,2−アントラセンジカルボン酸
無水物、2,3−アントラセンジカルボン酸無水物、
1,9−アントラセンジカルボン酸無水物等が挙げられ
る。これらのジカルボン酸無水物はアミンまたはジカル
ボン酸無水物と反応性を有しない基で置換されていても
差し支えないし、単独、もしくは二種以上混合して用い
ても何等差し支えない。これらのジカルボン酸無水物の
中で無水フタル酸が、得られるポリイミドの性能面およ
び実用面から最も好ましい。
は、前記の使用するジアミン1モルあたり、0.001
〜1.0モル比である。0.001モル未満では、高温
成形時に粘度の上昇が見られ成形加工性の低下の原因と
なる。また、1.0モルを越えると機械的特性が低下す
る。好ましい使用量は0.01〜0.5モルの割合であ
る。
ノアミンとしては、例えば、アニリン、o−トルイジ
ン、m−トルイジン、p−トルイジン、2,3 −キシリジ
ン、2,6 −キシリジン、3,4 −キシリジン、3,5 −キシ
リジン、o−クロロアニリン、m−クロロアニリン、p
−クロロアニリン、o−ブロモアニリン、m−ブロモア
ニリン、p−ブロモアニリン、o−ニトロアニリン、p
−ニトロアニリン、m−ニトロアニリン、o−アミノフ
ェノール、m−アミノフェノール、p−アミノフェノー
ル、o−アニシジン、m−アニシジン、p−アニシジ
ン、o−フェネジン、p−フェネジン、m−フェネジ
ン、o−アミノベンズアルデヒド、m−アミノベンズア
ルデヒド、p−アミノベンズアルデヒド、o−アミノベ
ンゾニトリル、m−アミノベンゾニトリル、p−アミノ
ベンゾニトリル、2−アミノビフェニル、3−アミノビ
フェニル、4−アミノビフェニル、2−アミノフェニル
フェニルエーテル、3−アミノフェニルフェニルエーテ
ル、4−アミノフェニルフェニルエーテル、2−アミノ
ベゾフェノン、3−アミノベゾフェノン、4−アミノベ
ゾフェノン、2−アミノフェニルフェニルスルフィド、
3−アミノフェニルフェニルスルフィド、4−アミノフ
ェニルフェニルスルフィド、2−アミノフェニルフェニ
ルスルホン、3−アミノフェニルフェニルスルホン、4
−アミノフェニルフェニルスルホン、α−ナフチルアミ
ン、β−ナフチルアミン、1−アミノ−2−ナフトー
ル、2−アミノ−1−ナフトール、4−アミノ−1−ナ
フトール、5−アミノ−1−ナフトール、5−アミノ−
2−ナフトール、7−アミノ−2−ナフトール、8−ア
ミノ−1−ナフトール、8−アミノ−2−ナフトール、
1−アミノアントラセン、2−アミノアントラセン、9
−アミノアントラセン等が挙げられる。これら芳香族モ
ノアミンは、アミンまたはジカルボン酸無水物と反応性
を有しない基で置換されていても差し支えないし、単独
もしくは二種以上混合して用いても何等差し支えない。
これらの芳香族モノアミンの中でアニリンが、得られる
ポリイミドの性能面および実用面から好ましい使用され
る。
テトラカルボン酸二無水物1モル当たり、0.001〜
1.0モルである。0.001モル未満では、高温成形
時に粘度の上昇が見られ成形加工性低下の原因となる。
また、1.0モルを越えると機械的特性が低下する。好
ましい使用量は0.01〜0.5モルの割合である。
知のいずれの方法によっても製造される。例えば、一般
式(1)のポリイミドについての特開昭61−1434
78号公報に記載の方法、式(3)のポリイミドについ
ての特開昭62−50375号公報に記載の方法などに
よって製造できる。すなわち、 1)有機溶剤中でポリアミド酸を合成し、溶剤を減圧蒸
留等の手法を用いて低温下に除去するか、得られたポリ
アミド酸溶液を貧溶媒に排出する方法によりポリアミド
酸を単離した後、これを加熱してイミド化を行いポリイ
ミドを得る方法、 2)1)と同様にしてポリアミド酸溶液を調製した後、
無水酢酸に代表される脱水剤を加え、また必要に応じて
触媒を加えて化学的にイミド化を行った後、公知の方法
によりポリイミドを単離し必要に応じて洗浄、乾燥を行
う方法、 3)1)と同様にしてポリアミド酸溶液を得た後、減圧
もしくは加熱処理により溶剤を除去すると同時に熱的に
イミド化を行う方法、 4)有機溶剤中に原料を装入後、加熱しポリアミド酸の
合成とイミド化反応を同時に行い、必要に応じて触媒や
共沸剤、脱水剤を共存させる方法、などが挙げられる。
剤中で行うのが好ましく、用いられる有機溶剤として
は、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミ
ド、N,N−ジメチルメトキシアセトアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン、N−メチルカプロラクタム、1,2−ジメト
キシエタン−ビス(2−メトキシエチル)エーテル、
1,2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタン、ビス
〔2−(2−メトキシエトキシ)エチル〕エーテル、テ
トラヒドロフラン、1,3−ジオキサン、1,4−ジオ
キサン、ピリジン、ピコリン、ジメチルスルホキシド、
ジメチルスルホン、テトラメチル尿素、ヘキサメチルホ
スホルアミド、フェノール、o−クレゾール、m−クレ
ゾール、p−クレゾール、m−クレゾール酸、p−クロ
ロフェノール、アニソール等が挙げられる。また、これ
らの有機溶剤は単独でも、また2種以上混合して用いて
も差し支えない。
ジアミン類、テトラカルボン酸二無水物類、およびジカ
ルボン酸無水物または芳香族モノアミンを用いる場合、
これらの添加、反応させる方法としては、(イ)テトラ
カルボン酸二無水物と、ジアミン類を反応させた後にジ
カルボン酸無水物または芳香族モノアミンを添加して反
応を続ける方法、(ロ)ジアミン類にジカルボン酸無水
物を加えて反応させた後、テトラカルボン酸二無水物を
添加して反応を続ける、あるいはテトラカルボン酸二無
水物に芳香族モノアミンを加えて反応させた後、ジアミ
ン類を添加して反応を続ける方法、(ハ)テトラカルボ
ン酸二無水物、ジアミン類およびジカルボン酸無水物ま
たは芳香族モノアミンを同時に添加して反応させる方
法、など、いずれの方法を用いても全く問題ない。反応
温度は、通常300℃以下であり、反応圧力は特に限定
されず常圧で充分実施できる。また反応時間は、ジアミ
ンの種類、テトラカルボン酸二無水物の種類、溶剤の種
類、触媒の有無、反応温度により異なるが、通常4〜2
4時間で充分である。
ミドの分子量を調節するためにテトラカルボン酸二無水
物とジアミン成分の量比を調節することは通常行われて
いる。本発明の方法においては、流動性良好なポリイミ
ドを得るために適切なジアミンに対するテトラカルボン
酸二無水物のモル比は、通常、0.8〜1.2の範囲で
ある。 また、本発明において、ジアミン成分として式
(11−a)のジアミンと式(13)のジアミンを、式
(14)および/または式(15)のテトラカルボン酸
二無水物と反応させてポリイミド共重合体を得る場合
は、これらジアミンの使用割合は、好ましくは、ジアミ
ンの総量1モルに対して、式(11−a)のジアミンで
ある4,4'- ビス(3−アミノフェノキシ) ジフェニール
が 0.5〜0.95モル、式(13)のジアミンである1,3-ビス(3
- アミノフェノキシ) ベンゼンが0.5 〜0.05モルであ
る。
般式(1)で表される繰り返し構造単位を有するポリイ
ミド、一般式(2)で表される繰り返し構造単位を有す
るポリイミド、すなわち、式(5)または(6)で表さ
れる繰り返し構造単位を有するポリイミド、および式
(3)で表される繰り返し構造単位を有するポリイミ
ド、すなわち、式(7)または(8)で表される繰り返
し構造単位を有するポリイミド、またはこれらの2種以
上の繰り返し構造単位を有するポリイミド共重合体、あ
るいはこれらのポリマー末端をジカルボン酸無水物およ
び/または芳香族モノアミンで封止したポリイミドが得
られる。
表されるポリエーテルピリジンは、特開昭63−371
23号公報に記載された方法で製造することができる。
すなわち、式(17)
同一であっても異なってもよい)で表される2,6−ジ
ハロゲノピリジンと一般式(18)
以上のジヒドロシキ化合物をアルカリ金属の炭酸塩およ
び/または重炭酸塩または水酸化物の存在下で重縮合さ
せて得られる。また、この製造において、ポリエーテル
ピリジンの性質、及び物理的性能を損なわない範囲内
で、他のジヒドロキシ化合物を一種以上混合して重合さ
せても何等差し支えない。
ヒドロキシ化合物をモノマー成分として得られるポリエ
ーテルピリジンは一般式(4)の繰り返し構造単位を有
するポリエーテルピリジンであり、また一般式(4)の
繰り返し構造単位を有するポリエーテルピリジンの、そ
のポリマー分子末端が、未置換あるいはハロゲン基また
はヒドロキシ基と反応性を有しない基で置換された芳香
族環を有するポリエーテルピリジンも含まれる。
樹脂組成物は、 (1) a.一般式(1)で表される繰り返し構造単位の少
なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミド
および/またはそのポリマー末端が封止されたポリイミ
ドと b.一般式(2)(具体的には式(5)または式
(6))で表される繰り返し構造単位の少なくとも一種
を必須の構造単位として有するポリイミドおよび/また
はそのポリマー末端が封止されたポリイミド(以下ポリ
イミドBと称することがある)とを含有してなるもの、
構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有す
るポリイミドおよび/またはそのポリマー末端が封止さ
れたポリイミドと c.式(3)(具体的には式(7)または式(8))で
表される繰り返し構造単位の少なくとも一種を必須の構
造単位として有するポリイミドおよび/またはそのポリ
マー末端が封止されたポリイミド(以下ポリイミドCと
称することがある)とを含有してなるもの、
構造単位の少なくとも一種を必須の構造単位として有す
るポリイミドおよび/またはそのポリマー末端が封止さ
れたポリイミド(以下ポリイミドAと称することがあ
る)と d.一般式(4)で表される繰り返し構造単位の少なく
とも一種を必須の構造単位として有するポリエーテルピ
リジンおよび/またはそのポリマー末端が封止されたポ
リエーテルピリジン(以下ポリエーテルピリジンDと称
することがある)とを含有してなるもの、である。
は、例えば、一般式(1)で表される繰り返し構造単位
を有するポリイミドおよび/またはそのポリマー末端が
封止されたポリイミドとは、一般式(1)で表される繰
り返し構造単位を有するポリイミドまたはそのポリマー
末端が封止されたポリイミドあるいはこれらの混合物を
表す。上記ポリイミドAと組み合わせるポリイミドB、
ポリイミドCまたはポリエーテルピリジンDは、本願発
明の効果を達成できる範囲で2種以上組み合わせて使用
してもよい。また、一般式(2)および(3)の繰り返
し構造単位の2種以上を含むポリイミド共重合体でもよ
い。
リイミドA99.9〜50重量部に対して、ポリイミド
B、ポリイミドCまたはポリエーテルピリジンDあるい
はこれらの2種以上の混合物が0.1〜50重量部の範
囲になるように調節される。本発明のポリイミド樹脂組
成物は、350℃以上の高温域において良好な溶融流動
性を示す。ポリイミドAにポリイミドB、ポリイミドC
またはポリエーテルピリジンDの添加することによる本
願ポリイミド組成物の溶融流動性向上の効果は少量の添
加でも認められ、その組成割合の下限は0.1重量%で
あるが、好ましくは0.5重量%である。また、一般式
(4)で表されるポリエーテルピリジンの諸特性は耐熱
性樹脂の中でも優れた部類に属するが、一般式(1)で
表されるポリイミドよりは熱酸化安定性が劣るため、添
加量を多くしすぎると一般式(1)で表されるポリイミ
ド本来の特性が損なわれるので、あまり好ましくない。
したがって、とくにポリエーテルピリジンDの組成割合
には上限があり、50重量%以下が好ましい。
ポリイミドAと、ポリイミドB、ポリイミドCまたはポ
リエーテルピリジンDあるいはこれらの2種以上の混合
物から公知の方法により製造できるが、例えば、次の方
法が好ましい。
ドCまたはポリエーテルピリジンDあるいはこれらの2
種以上の混合物を乳鉢、ヘンシェルミキサー、ドラムブ
レンダー、タンブラーブレンダー、ボールミル、リボン
ブレンダー等を利用して予備混練する。 ポリイミドAをあらかじめ有機溶剤に溶解または懸濁
させ、この溶液または懸濁液にポリイミドB、ポリイミ
ドCまたはポリエーテルピリジンDあるいはこれらの2
種以上の混合物を添加し、均一に分散または溶解させた
後、溶剤を除去する。 ポリイミドAの前駆体であるポリアミド酸の有機溶媒
中に、ポリイミドB、ポリイミドCまたはポリエーテル
ピリジンDあるいはこれらの2種以上の混合物を懸濁ま
たは溶解させた後、100〜400℃に加熱処理する
か、または通常用いられるイミド化剤を用いて化学的イ
ミド化した後、公知の方法により溶媒を除去する。 ポリイミドAをあらかじめ有機溶剤に溶解または懸濁
させ、この溶液または懸濁液にポリイミドB、ポリイミ
ドCまたはこれらの混合物をそれらの前駆体であるポリ
アミド酸の有機溶媒溶液を混合した後、100〜400
℃に加熱処理するか、または通常用いられるイミド化剤
を用いて化学的にイミド化した後、公知の方法により溶
媒を除去する。 ポリイミドAの前駆体であるポリアミド酸の有機溶媒
溶液とポリイミドB、ポリイミドCまたはこれらの混合
物をそれらの前駆体であるポリアミド酸の有機溶媒溶液
を混合した後、100〜400℃に加熱処理するか、ま
たは通常用いられるイミド化剤を用いて化学的にイミド
化した後、公知の方法により溶媒を除去する。
成物は、そのまま各種の成形方法、すなわち、射出成
形、圧縮成形、トランスファー成形、押し出し成形など
に適用されるが、溶融ブレンドしてから用いるのはさら
に好ましい方法である。特に、前記組成物を混合調製す
るにあたり、粉末同志、ペレット同志、あるいは粉末と
ペレットを溶融混合するのも簡便で有効な方法である。
溶融ブレンドには、通常のゴムまたはプラスチック類を
溶融ブレンドするのに用いられる装置、例えば、熱ロー
ル、バンバリーミキサー、ブラベンダー、押し出し機な
どを利用する事ができる。溶融温度は、配合系が溶融可
能な温度以上で、かつ配合系が熱分解し始める温度以下
に設定されるが、その温度は通常250〜420℃、好
ましくは300〜400℃である。
としては、均一な溶融ブレンド体を成形し、かつ生産性
の高い成形方法である射出成形または押し出し成形が好
適であるが、その他の圧縮成形、トランスファー成形、
焼結成形などを利用しても差し支えない。本発明の目的
を損なわない範囲で他の熱可塑性樹脂、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリアリ
レート、ポリアミド、ポリスルホン、ポリエーテルスル
ホン、ポリエーテルケトン、ポリフェニレンスルフィ
ド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、変性ポリ
フェニレンオキシド、他のポリイミドおよび熱硬化性樹
脂を目的に応じて適応量配合することも可能である。ま
た、本発明のポリイミド樹脂組成物に対して個体潤滑
剤、例えば、二硫化モリブデン、グラファイト、窒化ホ
ウ素、一酸化鉛、鉛粉などを一種以上添加することがで
きる。
の目的を損なわない範囲で、酸化防止剤、熱安定剤、紫
外線吸収剤、難燃剤、難燃助剤、帯電防止剤、着色剤な
どの通常の添加剤を一種以上添加することもできる。ま
た、本発明のポリイミド系樹脂組成物は、上記のポリイ
ミド樹脂組成物またはポリイミド共重合体に繊維状補強
材を加えてなるポリイミド系樹脂組成物である。繊維状
補強材としては、例えば、炭素繊維、ガラス繊維、芳香
族ポリアミド繊維、チタン酸カリウム繊維等を添加して
作成する。補強材としては、好ましく炭素繊維が多用さ
れる。繊維補強材の添加量は、ポリイミド樹脂組成物ま
たはポリイミド共重合体100重量部に対して、5〜1
00重量部、好ましくは10〜50重量部である。
構造単位と一般式(2)で表される繰り返し構造単位を
含有してなるポリイミド共重合体、特に好ましくは、一
般式(1)で表される繰り返し構造単位を0.5〜0.
95モル比、一般式(2)で表される繰り返し構造単位
を0.5〜0.05モル比含有するポリイミド共重合体
の場合は、ポリイミド共重合体100重量部に対して、
繊維補強材が好ましくは5〜65重量部、更に好ましく
は15〜40重量部、特に好ましくは、25〜35重量
部である。5重量部未満では機械物性、繰り返し疲労強
度が不十分で、65重量部を超えても物性は更に向上し
なし、成形性に有効な効果を与えない。また、繊維状補
強材の添加方法としては、通常公知の方法が用いられる
が、ポリイミド粉末および補強材を乳鉢、ヘンシェルミ
キサー、ドラムブレンダー、タンブラブレンダー、ボー
ルミル、リボンブレンダー等を利用して予備混合した
後、熱ロール等を用いてペレットや粉状混合物を得る方
法が一般的である。本発明のポリイミド系樹脂組成物
は、射出成形法、押し出し成形法、圧縮成形法、回転成
形法等の公知の成形法で成形され実用に供される。本発
明のポリイミド系樹脂組成物は優れた流動性を有するた
め、作業効率の点で射出成形法が最も好ましい。
れる射出成形体は、金型の形状を変えることにより、い
かなる形状の成形体も作成可能である。とくに、優れた
動的疲労特性が要求される自動車部品、例えばバルブリ
フターやインペラー等への適用が期待される。
例により詳細に説明する。尚、例中で各種物性の測定は
次の方法によった。 対数粘度:ポリイミド粉末0.50gをp−クロロフェ
ノールとフェノールの混合溶液(90:10重量比)1
00mlに加熱溶解した後、35℃に冷却後測定。 ガラス転移温度(Tg):DSC(島津DT−40シリ
ーズ、DSC−41M)により測定。 5%重量減少温度:空気中にてDTA−TG(島津DT
−40シリーズ、40M)により測定。 溶融粘度:高化式フローテスター(島津製作所製CFT
−500、オリフィス直径0.1cm、長さ1cm、圧
力100kg)を用い、420℃で測定。
備えた容器に、4,4’−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ビフェニル3.68kg(10.0モル)、ピロメ
リット酸二無水物2.08kg(9.53モル)、γ−
ピコリン138g(1.5モル)およびm−クレゾール
23.0kgを装入し、窒素雰囲気下において攪拌しな
がら145℃まで加熱昇温した。この間、約340gの
水の留出が確認された。更に、140〜150℃で4時
間反応を行った。その後、室温まで冷却し、81.2k
gのメチルエチルケトンに排出した後、濾別した。この
ポリイミド粉をメチルエチルケトンでさらに洗浄し、窒
素雰囲気下において、50℃で24時間予備乾燥した
後、200℃で6時間乾燥して5.27kg(収率9
8.5%)のポリイミド粉を得た。このポリイミド粉の
対数粘度は0.49dl/g、Tgは249℃、5%重
量減少温度は545℃であった。
シ)ビフェニル3.68kg(10.0モル)、ピロメ
リット酸二無水物2.08kg(9.53モル)を、ビ
ス〔4−(3−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホン
4.32kg(10.0モル)、ピロメリット酸二無水
物2.09kg(9.6モル)に変更した以外は全く同
様にして、ポリイミド粉5.96kg(収率98.5
%)を得た。このポリイミドの対数粘度は0.49dl
/g、Tgは254℃、5%重量減少温度は540℃で
あった。
(9.53モル)をピロメリット酸二無水物2.10k
g(9.65モル)に変更し、更に無水フタル酸10
3.6g(0.7モル)を加えた以外は合成例1と同様
にしてポリイミド粉3.88kg(収率99.0%)を
得た。このポリイミド粉の対数粘度は0.70dl/
g、Tgは253℃、5%重量減少温度は548℃であ
った。
シ)ビフェニル3.68kg(10.0モル)、ピロメ
リット酸二無水物2.08kg(9.53モル)を1,
3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン2.92k
g(10.0モル)、ピロメリット酸二無水物1.96
kg(9.00モル)に変更し、更に無水フタル酸29
6g(2.00モル)を加えた以外は合成例1と同様に
してポリイミド粉5.23kg(収率95%)を得た。
このポリイミド粉の対数粘度は0.24dl/g、Tg
は194℃、5%重量減少温度は498℃であった。
シ)ビフェニル3.68kg(10.0モル)、ピロメ
リット酸二無水物2.08kg(9.53モル)を1,
3−ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン2.92k
g(10.0モル)、3,3’,4,4’−ビフェニル
テトラカルボン酸二無水物2.65Kg(9.00モ
ル)に変更し、更に無水フタル酸296g(2.00モ
ル)を加えた以外は合成例1と同様にしてポリイミド粉
5.23kg(収率95%)を得た。このポリイミド粉
の対数粘度は0.26dl/g、Tgは183℃、5%
重量減少温度は502℃であった。
シ)ビフェニル3.68kg(10.0モル)、ピロメ
リット酸二無水物2.08kg(9.53モル)を6,
6’−ビス(3−アミノフェノキシ)−3,3,3’,
3’−テトラメチル−1,1’−スピロビインダン4.
91kg(10.0モル)、ピロメリット酸二無水物
2.12kg(9.70モル)に変更し、更に無水フタ
ル酸88.8g(0.06モル)を加えた以外は合成例
1と同様にしてポリイミド粉5.41kg(収率80
%)を得た。このポリイミド粉の対数粘度は0.31d
l/g、Tgは243℃、5%重量減少温度は504℃
であった。
シ)ビフェニル3.68kg(10.0モル)、ピロメ
リット酸二無水物2.08kg(9.53モル)を4,
4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル3.5
51kg(9.65モル)、ピロメリット酸二無水物
2.18kg(10.0モル)に変更し、更にアニリン
65.1g(0.7モル)を加えた以外は合成例1と同
様にしてポリイミド粉5.66kgを得た。このポリイ
ミド粉の対数粘度は0.70dl/g、Tgは252
℃、5%重量減少温度は547℃であった。
(9.65モル)を3,3’,4,4’−ビフェニルテ
トラカルボン酸二無水物2.84kg(9.65モル)
に変更した以外は全く同様にしてポリイミド粉6.2k
g(99%収率)を得た。このポリイミド粉の対数粘度
は0.76dl/g、Tgは221℃、5%重量減少温
度は536℃であった。
(9.65モル)を3,3’,4,4’−ジフェニルエ
ーテルテトラカルボン酸二無水物2.99kg(9.6
5モル)に変更した以外は全く同様にしてポリイミド粉
6.35kg(99%収率)を得た。このポリイミド粉
の対数粘度は0.78dl/g、Tgは200℃、5%
重量減少温度は515℃であった。
(9.65モル)を1,2,3,4−ブタンテトラカル
ボン酸二無水物1.912kg(9.65モル)に変更
した以外は全く同様にしてポリイミド粉5.23kg
(98%収率)を得た。このポリイミド粉の対数粘度は
0.50dl/g、Tgは210℃、5%重量減少温度
は400℃であった。
2,6−ジクロロピリジン750g(5.03モル)、
精製した4,4’−ジヒドロキシジフェニル931g
(5.0モル)、無水炭酸カリウム760g(5.5モ
ル)および1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン2
000mlおよびベンゼン2000mlを装入した。窒
素ガスを通気させながら攪拌下に昇温して、ベンゼンの
還流下で1時間共沸脱水を行った。ひきつづき、還流状
態を保ちながら徐々にベンゼンを系外に除去し、120
℃から140℃まで2時間かけて昇温した。ついでさら
に昇温し、170℃〜180℃でトルエンを時々滴下
し、脱水留去させながら3時間反応をおこなった。この
後、さらに昇温し200℃で3時間、220℃で3時間
反応を行い終了した。内容物は結晶が析出した状態であ
り、これをメタノール4Lに直接投入し、高速ミキサー
による攪拌を10分間行って濾過した。さらに、70%
メタノール水溶液4Lで攪拌洗浄後、濾過して充分水洗
したのち乾燥した。得られた白色の粉末は1.3kgで
あった。
イドロキノン550g(5.0モル)に用いた以外は合
成例11と同様に行った白色の重合体900gを得た。
(9.53モル)をピロメリット酸二無水物2.16k
g(9.9モル)に変更した以外は合成例1と同様にし
てポリイミド粉を得た。このポリイミド粉の対数粘度は
0.90dl/g、Tgは261℃、5%重量減少温度
は553℃であった。
備えた容器に、4,4’−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ビフェニル1.84kg(5.0モル)、1,3−
ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン1.46kg
(5.0モル)、ピロメリット酸二無水物2.15kg
(9.85モル)、無水フタル酸44.4g(0.3モ
ル)、γ−ピコリン138g(1.5モル)およびm−
クレゾール21.8kgを装入し、窒素雰囲気下におい
て攪拌しながら145℃まで加熱昇温した。この間、約
340gの水の留出が確認された。更に、140〜15
0℃で4時間反応を行った。その後、室温まで冷却し、
80kgのメチルエチルケトンに排出した後、濾別し
た。このポリイミド粉をメチルエチルケトンでさらに洗
浄し、窒素雰囲気下において、50℃で24時間予備乾
燥した後、200℃で6時間乾燥して5.01kg(収
率98.5%)のポリイミド粉を得た。このポリイミド
粉の対数粘度は0.79dl/g、Tgは235℃、5
%重量減少温度は550℃であった。
ビフェニル1.84kg(5.0モル)、1,3−ビス
(3−アミノフェノキシ)ベンゼン1.46kg(5.
0モル)、ピロメリット酸二無水物2.15kg(9.
85モル)、無水フタル酸44.4g(0.3モル)を
4,4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル
2.944kg(8.0モル)、1,3−ビス(3−ア
ミノフェノキシ)ベンゼン0.584kg(2.0モ
ル)、ピロメリット酸二無水物2.13kg(9.75
モル)、無水フタル酸74g(0.5モル)に変更した
以外は全く同様にしてポリイミド粉5.32kg(収率
99%)を得た。このポリイミド粉の対数粘度は0.5
5dl/g、Tgは240℃、5%重量減少温度は55
0℃であった。
ビフェニル2.944kg(8.0モル)、1,3−ビ
ス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン0.584kg
(2.0モル)を4,4’−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ビフェニル3.68kg(10.0モル)に変更し
た以外は全く同様にしてポリイミド粉5.47kg(収
率99%)を得た。このポリイミド粉の対数粘度は0.
54dl/g、Tgは245℃、5%重量減少温度は5
60℃であった。
ビフェニル2.944kg(8.0モル)、1,3−ビ
ス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン0.584kg
(2.0モル)を1,3−ビス(3−アミノフェノキ
シ)ベンゼン2.92kg(10.0モル)に変更した
以外は全く同様にしてポリイミド粉4.71kg(収率
98%)を得た。このポリイミド粉の対数粘度は0.5
5dl/g、Tgは218℃と低いものであった。
(9.85モル)、無水フタル酸44.4g(0.3モ
ル)をピロメリット酸二無水物2.21kg(10.1
5モル)、アニリン27.9g(0.3モル)に変更し
た以外は全く同様にしてポリイミド粉5.35kg(収
率98.5%)を得た。このポリイミド粉の対数粘度は
0.79dl/g、Tgは235℃、5%重量減少温度
は550℃であった。
れた溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表1に示す様に
各種の組成でドライブレンドした後、420℃における
溶融粘度を測定した。その結果と得られたストランドの
5%重量減少温度を併せて表1中に示す。
試験をした結果も表1に併せて示す。
溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表2に示す様に各種
の組成でドライブレンドした後、420℃における滞留
時間5分と30分の溶融粘度を測定した。その結果を表
2にまとめて示す。
試験をした結果も表2に併せて示す。
れた溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表3に示す様に
各種の組成でドライブレンドした後、420℃における
溶融粘度を測定した。その結果と得られたストランドの
5%重量減少温度を併せて表3中に示す。
様の試験をした結果も表3に併せて示す。
溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表4に示す様に各種
の組成でドライブレンドした後、420℃における滞留
時間5分と30分の溶融粘度を測定した。その結果を表
4にまとめて示す。
様の試験をした結果も表4に併せて示す。
れた溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表5に示す様に
各種の組成でドライブレンドした後、420℃における
溶融粘度を測定した。その結果と得られたストランドの
5%重量減少温度を併せて表5中に示す。
様の試験をした結果も表5に併せて示す。
溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表6に示す様に各種
の組成でドライブレンドした後、420℃における滞留
時間5分と30分の溶融粘度を測定した。その結果を表
6にまとめて示す。
様の試験をした結果も表6に併せて示す。
得られた溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表7に示す
様に各種の組成でドライブレンドした後、420℃にお
ける溶融粘度を測定した。その結果と得られたストラン
ドの5%重量減少温度を併せて表7中に示す。
様の試験をした結果も表7に併せて示す。
た溶融流動性改質用ポリイミド粉を、表8に示す様に各
種の組成でドライブレンドした後、360℃における溶
融粘度を測定した。その結果と得られたストランドの5
%重量減少温度を併せて表8中に示す。
様の試験をした結果も表8に併せて示す。
れたポリエーテルピリジン粉を、表9に示す様に各種の
組成でドライブレンドした後、420℃における溶融粘
度を測定した。その結果と得られたストランドの5%重
量減少温度を併せて表9中に示す。
様の試験をした結果も表9に併せて示す。
ポリエーテルピリジン粉を、表10に示す様に各種の組
成でドライブレンドした後、420℃における滞留時間
5分と30分の溶融粘度を測定した。その結果を表10
にまとめて示す。
様の試験をした結果も表10に併せて示す。
例11で得られたポリエーテルピリジン粉を、表11に
示す様に各種の組成でドライブレンドした後、420℃
における溶融粘度を測定した。その結果と得られたスト
ランドの5%重量減少温度を併せて表11中に示す。
様の試験をした結果も表11に併せて示す。
5,6,11または12で得られたポリイミド粉または
ポリエーテルビリジン粉とを、表12に示す様に各種の
組成でドライブレンドし、このドライブレンドしたもの
70重量部に対して、東邦レーヨン製炭素繊維(HTA
−C6)30重量部を添加し、ドラムブレンダー混合機
(川田製作所製)で混合した後、口径30mmの単軸押
し出し機により400℃で溶融混練した後、ストランド
を空冷切断してペレットを得た。得られたペレットを用
いて、アーブルグ射出成形機で射出圧力500kg/c
m 2 、シリンダー温度410℃、金型温度180℃の条
件下で射出成形を行い引張試験片を得た。これらの試験
片を用いてJIS K7118にしたがい部分片振り法
で繰り返し疲労回数を測定した。結果を表12に示す。
9と同様に炭素繊維とブレンドし、同様の方法で射出成
形し、試験片を得、繰り返し疲労回数を測定した。 結
果をまとめて表12に示す。最大過振応力12kg/m
m2 の時、繰り返し疲労回数は1.5×105 回と低い
ものであった。
9と同様に炭素繊維とブレンドし、同様の方法で射出成
形し、試験片を得ようとしたが、溶融粘度が高すぎて射
出成形体が得られなかった。
と合成例13で得られたポリイミド粉を、表13に示す
様に各種の組成でドライブレンドし、このドライブレン
ドしたものを口径30mmの単軸押し出し機により40
0℃で溶融混練した後、ストランドを空冷切断してペレ
ットを得た。得られたペレットを用いて、アーブルグ射
出成形機で射出圧力500kg/cm2 、シリンダー温
度410℃、金型温度180℃の条件下で射出成形を行
い各種の機械物性測定用の試験片を得た。これらの試験
片を用いて引張強度、破断伸度、曲げ強度、曲げ弾性
率、アイゾット衝撃強度、熱変形温度を測定した。
同様の方法で射出成形し、試験片を得、各種の機械物性
を測定した。結果をまとめて表13に示す。
と同様の方法で射出成形し、試験片を得ようとしたが、
射出成形体が得られなかった。
の通りである。 TS: 引張強度、(kg/cm2 ) 、ASTM D-638 EL: 破断伸度、(%) 、ASTM D-638 FS: 曲げ強度、(kg/cm2 ) 、ASTM D-790 FM: 曲げ弾性率、(kg/cm2 ) 、ASTM D-790 Izo: アイゾット衝撃強度 (ノッチ付) 、(kg・cm/cm)、
ASTM D-256 HDT: 熱変形温度、 (℃) 、 ASTM D-648
性の良好な熱安定性に優れたポリイミド樹脂組成物が提
供される。
Claims (9)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 (式中、Xは直結、イソプロピリデン基、六フッ素化さ
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7であり、脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、
縮合多環式芳香族基および/または芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
である4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の
少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミ
ド99.9〜50重量部に対して、一般式(2) 【化2】 (式中、R1は 【化3】 の4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の少な
くとも一種を必須の構造単位として有するポリイミド、
一般式(3) 【化4】 (式中、R1は 【化5】 の4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の少な
くとも一種を必須の構造単位として有するポリイミド、
および/または一般式(4) 【化6】 (式中、Yは 【化7】 で表される2価の基を表す)で表される繰り返し構造単
位の少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリ
エーテルピリジン0.1〜50重量部を実質的に含有す
るポリイミド樹脂組成物。 - 【請求項2】 一般式(1) 【化8】 (式中、Xは直結、イソプロピリデン基、六フッ素化さ
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7であり、脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、
縮合多環式芳香族基および/または芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
である4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の
少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミ
ド99.9〜50重量部に対して、式(5) 【化9】 で表される繰り返し構造単位を有するポリイミド0.1
〜50重量部を実質的に含有するポリイミド樹脂組成
物。 - 【請求項3】 一般式(1) 【化10】 (式中、Xは直結、イソプロピリデン基、六フッ素化さ
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7であり、脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、
縮合多環式芳香族基および/または芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
である4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の
少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミ
ド99.9〜50重量部に対して、式(6) 【化11】 で表される繰り返し構造単位を有するポリイミド0.1
〜50重量部を実質的に含有するポリイミド樹脂組成
物。 - 【請求項4】 一般式(1) 【化12】 (式中、Xは直結、イソプロピリデン基、六フッ素化さ
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7であり、脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、
縮合多環式芳香族基および/または芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
である4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の
少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミ
ド99.9〜50重量部に対して、式(7) 【化13】 で表される繰り返し構造単位を有するポリイミド0.1
〜50重量部を実質的に含有するポリイミド樹脂組成
物。 - 【請求項5】 一般式(1) 【化14】 (式中、Xは直結、イソプロピリデン基、六フッ素化さ
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7であり、脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、
縮合多環式芳香族基および/または芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
である4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の
少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミ
ド99.9〜50重量部に対して、式(8) 【化15】 で表される繰り返し構造単位を有するポリイミド0.1
〜50重量部を実質的に含有してなるポリイミド樹脂組
成物。 - 【請求項6】 一般式(1) 【化16】 (式中、Xは直結、イソプロピリデン基、六フッ素化さ
れたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基および
/またはスルホニル基を表し、また、Rは炭素数2〜2
7であり、脂肪族基、環式脂肪族基、単環式脂肪族基、
縮合多環式芳香族基および/または芳香族基が直接また
は架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基
である4価の基を表す)で表される繰り返し構造単位の
少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリイミ
ド99.9〜50重量部に対して、一般式(4) 【化17】 (式中、Yは、 【化18】 で表される2価の基を表す)で表される繰り返し構造単
位の少なくとも一種を必須の構造単位として有するポリ
エーテルピリジン0.1〜50重量部を実質的に含有し
てなるポリイミド樹脂組成物。 - 【請求項7】 一般式(1) で表される繰り返し構造単
位を有するポリイミドおよび/または一般式(2)、
(3)、(5)、(6)、(7)または(8)で表され
る繰り返し構造単位を有するポリイミドが、当該ポリイ
ミドを製造する際に一般式(9) 【化19】 (式中、Zは炭素数6〜15であり、単環式芳香族基、
縮合多環式芳香族基あるいは芳香族基が直接または架橋
員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基である
2価の基を表す)で表される芳香族ジカルボン酸無水物
および/または一般式(10) V−NH2 (10) (式中、Vは炭素数6〜15であり、単環式芳香族基、
縮合多環式芳香族基あるいは芳香族基が直接または架橋
員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基である
1価の基を表す)で表される芳香族モノアミンを共存さ
せて得られるポリマーの分子末端を封止したもの、また
はポリマーの分子末端を封止したものを含む請求項1〜
5記載のポリイミド樹脂組成物。 - 【請求項8】 請求項1〜7のポリイミド樹脂組成物1
00重量部に対して、5〜65重量部の繊維状補強材を
含むポリイミド系樹脂組成物。 - 【請求項9】 繊維状補強材が炭素繊維、ガラス繊維、
芳香族ポリアミド繊維およびチタン酸カリウム繊維から
選ばれる少なくとも一種である請求項8記載のポリイミ
ド系樹脂組成物。
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