JP3134690B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
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- terminal portion
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/321—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Description
に関するものである。
て、円板状のノズルプレートの背面側に多数のインク流
路を放射状に配設し、その中心部近傍に設けられたノズ
ルから前面にインク滴を射出させるようにしたものがあ
る。
で、1対の基板22,23の間に溝状のインク流路部が
設けられその一部が加圧室24bとなっている。基板2
3上面の加圧室24bの対向位置には、共通電極を兼ね
る振動板25を介して圧電素子26が貼付してある。
ブルプリントケーブル27は、ベースフィルム28の一
面に導電パターン29を形成し、その上に絶縁性のカバ
ーレイ30で覆ってある。導電パターン29の一部には
端子部29aが形成してあり、カバーレイ30には切欠
部30aが設けられ、端子部29aは切欠部30aを介
して露出している。
1を滴下し、その上にフレキシブルプリントケーブルの
切欠部30aを押し付けると、図6に示すように、圧電
素子の電極面は切欠部30aの周囲のカバーレイ30の
対向面と当接して切欠部内に電極面と端子部29aとの
間に空間が形成される。このとき導電性接着剤31は上
下方向から押圧されて空間内で展延され、電極面26a
と端子部29aとを接合することによってフレキシブル
プリントケーブル27と圧電素子26とを接続してい
る。
術においては、圧電素子26とフレキシブルプリントケ
ーブル27とを接続する際、切欠部30aの周囲のカバ
ーレイ30が圧電素子26の前面に当接してしまうた
め、電極面26aが端子部29aまで届かず、空間内で
展延された導電性接着剤31を介して両者が接合されて
いる。このため接合強度を高くするためには、カバーレ
イの厚み分に相当する空間を充当するだけの接着材を必
要とされ、接着剤の消費量が多くなっている問題があ
る。また、反対に接着剤の使用料を多くし過ぎすぎる
と、接着剤が切欠部の周囲に流れ出して、特に高密度ヘ
ッドの場合、隣接の導電パターンや圧電素子とショート
を起こす原因になっていた。
ッドにおける導電パターンの端子部と切欠部との形状を
改善して、フレキシブルプリントケーブルと圧電素子と
の接合強度を大きくし、かつショートを起こさないよう
にすることにある。
めに、本発明は、積層される1対の基板間に区画形成さ
れる複数の溝状のインク流路部と、これらの各インク流
路部の中間位置に設けてある加圧室部と、各インク流路
部の先端部に設けてあるノズルと、一方の基板に各加圧
室部とそれぞれ対向するように配設してある圧電素子
と、各圧電素子に電力を供給するフレキシブルプリント
ケーブルとを備えたインクジェットヘッドにおいて、フ
レキシブルプリントケーブルは、絶縁性のベースフィル
ムと、このベースフィルム上に設けられた導電パターン
と、この導電パターンの一部に設けられ圧電素子の電極
面と接触して導通可能な端子部と、導電パターンを覆う
ようにベースフィルムに積層される絶縁性のカバーレイ
と、このカバーレイに穿設された端子部を露出させる切
欠部とを有し、これらの切欠部は、圧電素子の電極面よ
りも大面積で電極面を囲むように形成してあることを特
徴とする。
ケーブルの端子部は、圧電素子の上記電極面よりも小面
積に形成するとよい。
出させる切欠部を圧電素子の電極面よりも大面積とし、
かつこの電極面を囲むように形成してあるので、電極面
と導電パターンの端子部とが直接的に当接可能になる。
このため端子部と電極面とを接合するための導電性接着
剤が少量ですむため、これが切欠部内に滞留してカバー
レイの表面へ流出することが防止される。
よりも小面積にすれば、それだけ導電性接着剤の切欠部
内における接合面積を大きくできる。
て説明する。初めに図3,4を用いて本発明に係るイン
クジェットヘッドの全体の構成について説明する。
クプール基板1とその前面(図3上面)の1対の基板
(中板2及びノズルプレート3)とによって構成してあ
る。1対の基板2,3間には溝状のインク流路部4が区
画形成してある。
いずれもインクに対して化学的に強くかつ接着剤による
接合可能な物質としてPSF(ポリサルフォン)等の材
料を採用し、これを射出成形することによって作られて
いる。
れた突起1aの中心部には、インク流入口1bが設けて
あり、前面側には共通インク室部1cが形成してある。
インク流入口1bには、インク中に混入した異物を遮断
するためのフィルタ1dが設けてある。中板2はインク
プール基板1と同一寸法に形成してあり、インクプール
室の内周部に沿って前面側を細くしたテーパ状の孔及び
この孔の先端部をインク流路部4の溝幅に対応した細径
に絞ってあるリストリクション2a…が複数個設けてあ
る。
は、複数のインク流路用溝部3a…が実質的に放射状に
形成してあり、中央部近傍で2列に並設された各先端部
には、板厚方向に形成された孔からなるノズル3b…が
設けてある。ノズルプレート3の前面中央部は、ほぼ長
方形状に突出した突起部3cが形成してある。各ノズル
3bの先端はこの突起部3cの前面近くで絞られて、イ
ンク滴を射出可能にしてある。各インク流路用溝部3a
…は、中板2とノズルプレート3とからなる1対の基板
2,3が接合することにより前出のインク流路部4が区
画形成され、これらのインク流路部はリストリクション
2aによって共通インク室部1cと連通している。イン
ク流路部4のリストリクション2a寄りの中間位置に
は、溝幅を広くした加圧室部4aが設けてある。
4aとの対向位置には長方形の振動板5…が貼り付けて
ある。振動板5は圧電素子による振動を増幅するととも
に、共通電極を兼ねるものであるので、導電性の高い材
料であるりん青銅や黄銅などの薄板を用いてある。
位置には、圧電素子6が導電性接着剤によってそれぞれ
振動板5と導通可能に貼付してある。各圧電素子6…の
両面は導電膜を形成してなる電極面となっており、その
うち前面側の電極面6aには、フレキシブルプリントケ
ーブル7の背面が当接され接合されている。
しないプリンタ本体のプリント基板に帯状部7aを介し
て接続してあり、円形部7bでインクジェットヘッドの
ボディBの前面を覆っている。円形部7bの中央部は略
長方形に切り抜かれており、この切り抜かれた部分から
ノズルプレート3の中央部前面に形成された突起部3c
の前面を露出させ、ノズルからのインク滴の射出に支障
を生じないようにしてある。
ケーブル7は、可撓性の絶縁性樹脂板からなるベースフ
ィルム8の背面側に導電パターン9が印刷してあり、そ
の上を絶縁材からなるカバーレイ10によって覆ってあ
る。カバーレイ10には、フレキシブルプリントケーブ
ル7をインクジェットヘッドのボディBの前面に取り付
けた状態で、各圧電素子6と対向すべき位置に切欠部1
0aが穿設してある。各切欠部10aの面積は圧電素子
の電極面6aよりも大面積に形成してある。
9の一部に設けられた端子部9aが設けてある。端子部
9aは銅電極からなり、圧電素子7の電極面よりも小面
積に形成してあり、切欠部の穿設によって露出してい
る。
のボディBへのフレキシブルプリントケーブル7の接合
は、圧電素子の電極面6aに導電性接着剤11を適量だ
け滴下し、フレキシブルプリントケーブル7を下降さ
せ、端子部9aを導電性接着剤11の上面中央部に当接
して押圧することによって行われる。
aとを接合した状態を示すもので、導電性接着剤11
は、フレキシブルプリントケーブル7を押し付けた時の
押圧力によって展延され、端子部9aと圧電素子の電極
面6aとの間から排除され、圧電素子の周囲に薄く分布
している。このため、端子部9aと圧電素子の電極面6
aとは直接的に当接し、導電性接着剤11は端子部の周
囲でベースフィルム8の対向面と圧電素子の電極面6a
とを接合した状態となる。この結果、電極パターンの端
子部9aと圧電素子の電極面6aとの間の接合は直接接
触となるので、電導効率が高くなる。
電極部との間に形成されるスペース全体に充填する必要
がないので、接着剤の消費量を少なくできる利点があ
る。そのため、展延された導電性接着剤11がカバーレ
イの切欠部10a内部に収納可能であり、カバーレイの
表面に流れ出して隣接する圧電素子や導電パターンと接
触することがなくなり、ショートを起す原因が除去され
る。
力が強く銅に対しては比較的接着力が弱いため、端子部
を小面積にすると樹脂製のカバーレイ10との接合面が
大きくなるので接合強度が高くなる。
ズルプレートに設けるようにしてあるが、これらのイン
ク流路用溝部は中板に設けるようにしてもよい。また、
接着剤を圧電素子側に滴下するようにしてあるが、これ
も端子部側に付着させるようにしてもよい。なお、振動
板や基板の材質については上記したものに拘束されず、
適宜有効なものを選択して採用可能である。
ルのカバーレイに端子部を露出させるために設ける切欠
部を、圧電素子の電極面よりも大面積とし、かつこの電
極面の周囲を囲むように形成してあるので、接合時に端
子部と圧電素子の電極面とが直接的に接触する状態とな
り導電効率が向上する。また、導電性接着剤は端子部を
囲むように分布するため、使用量が少なくても強固に接
合されるのでコスト上有利となる。また、導電性接着剤
が切欠部からカバーレイの表面に流れ出すおそれがなく
なるので、隣接する圧電素子などに対してショートする
恐れがなくなる。
小面積に形成すれば、導電性接着剤により接合される面
積が大きくなるので接合強度をより高くすることができ
る等の効果がある。
リントケーブルを被せる前の状態を示す断面図である。
リントケーブルを当接した状態を示す断面図である。
の構成を示す一部切欠平面図である。
リントケーブルを被せる前の状態を示す断面図である。
リントケーブルを当接した状態を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 積層される1対の基板間に区画形成され
る複数の溝状のインク流路部と、これらの各インク流路
部の中間位置に設けてある加圧室部と、上記各インク流
路部の先端部に設けてあるノズルと、一方の上記基板に
上記各加圧室部とそれぞれ対向するように配設してある
圧電素子と、上記各圧電素子に電力を供給するフレキシ
ブルプリントケーブルとを備えたインクジェットヘッド
において、 上記フレキシブルプリントケーブルは、絶縁性のベース
フィルムと、上記ベースフィルム上に設けられた導電パ
ターンと、上記導電パターンの一部に設けられ上記圧電
素子の電極面と接触して導通可能な端子部と、上記導電
パターンを覆うように上記ベースフィルムに積層される
絶縁性のカバーレイと、上記カバーレイに穿設され上記
端子部を露出させる切欠部とを有し、 上記切欠部は、上記圧電素子の上記電極面よりも大面積
で上記電極面を囲むように形成してあることを特徴とす
るインクジェットヘッド。 - 【請求項2】 請求項1において、上記フレキシブルケ
ーブルの上記端子部は、上記圧電素子の上記電極面より
も小面積に形成してあることを特徴とするインクジェッ
トヘッド。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP29980794A JP3134690B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29980794A JP3134690B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156252A JPH08156252A (ja) | 1996-06-18 |
JP3134690B2 true JP3134690B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17877172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29980794A Expired - Fee Related JP3134690B2 (ja) | 1994-12-02 | 1994-12-02 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3134690B2 (ja) |
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JP2017077667A (ja) * | 2015-10-20 | 2017-04-27 | 株式会社リコー | 液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置 |
-
1994
- 1994-12-02 JP JP29980794A patent/JP3134690B2/ja not_active Expired - Fee Related
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