JP3134063B2 - 引戸錠用係止装置 - Google Patents
引戸錠用係止装置Info
- Publication number
- JP3134063B2 JP3134063B2 JP09363224A JP36322497A JP3134063B2 JP 3134063 B2 JP3134063 B2 JP 3134063B2 JP 09363224 A JP09363224 A JP 09363224A JP 36322497 A JP36322497 A JP 36322497A JP 3134063 B2 JP3134063 B2 JP 3134063B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding
- locking
- adjusting screw
- locking device
- sliding door
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引戸を適正に閉じ固定
するために、引戸錠の鎌片を係止する係止具を上下方向
に移動させて鎌片を係止する高さ位置を調整できるよう
にした引戸錠用係止装置に関するものである。
するために、引戸錠の鎌片を係止する係止具を上下方向
に移動させて鎌片を係止する高さ位置を調整できるよう
にした引戸錠用係止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、係止具を上下方向に移動調整
する発明は、特開平9−78902号発明があるが、こ
の発明は、表面板に設けた長孔を貫通する調整ねじで、
受片を上下調整可能に固定できるものである。
する発明は、特開平9−78902号発明があるが、こ
の発明は、表面板に設けた長孔を貫通する調整ねじで、
受片を上下調整可能に固定できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来例において
調整するには、ドライバーで調整ねじを緩め、受片を上
下に移動した後、再び調整ねじを締め付けるものであ
り、その操作はそれほど面倒ではないが、本発明は、よ
り簡単な操作で調整できるようにすることを課題とす
る。
調整するには、ドライバーで調整ねじを緩め、受片を上
下に移動した後、再び調整ねじを締め付けるものであ
り、その操作はそれほど面倒ではないが、本発明は、よ
り簡単な操作で調整できるようにすることを課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ケースの中に、少なくとも係止具、摺動
具、駒体及び調整ねじを収容して表面板で被覆し、係止
具で引戸錠の鎌片を係止する引戸錠用係止装置におい
て、係止具と摺動具は一緒に上下に摺動可能にし、摺動
具には、調整ねじを回動可能に取り付け、調整ねじに
は、前後移動可能で回動不能な駒体を螺合してあり、駒
体は、両側に被案内部を設けてケース両内側の斜めの案
内部に係合し、調整ねじを回動すると、駒体が前後に移
動し、被案内部が案内部に案内されて、摺動具が上下に
移動して係止具も一緒に上下に移動するようにして成る
ものである。
決するために、ケースの中に、少なくとも係止具、摺動
具、駒体及び調整ねじを収容して表面板で被覆し、係止
具で引戸錠の鎌片を係止する引戸錠用係止装置におい
て、係止具と摺動具は一緒に上下に摺動可能にし、摺動
具には、調整ねじを回動可能に取り付け、調整ねじに
は、前後移動可能で回動不能な駒体を螺合してあり、駒
体は、両側に被案内部を設けてケース両内側の斜めの案
内部に係合し、調整ねじを回動すると、駒体が前後に移
動し、被案内部が案内部に案内されて、摺動具が上下に
移動して係止具も一緒に上下に移動するようにして成る
ものである。
【0005】
【作用】調整ねじを回動すると、これに螺合している駒
体が前後に移動し、両側の被案内部が案内部に案内され
て、摺動具が上下に移動して係止具も一緒に上下に移動
するようになる。
体が前後に移動し、両側の被案内部が案内部に案内され
て、摺動具が上下に移動して係止具も一緒に上下に移動
するようになる。
【0006】
【実施例】ケース1は、前面が開口しており、その中
に、摺動具2、係止具3、駒体4、調整ねじ5及び側板
6・6を収容し、表面側を表面板7で塞ぐ。
に、摺動具2、係止具3、駒体4、調整ねじ5及び側板
6・6を収容し、表面側を表面板7で塞ぐ。
【0007】摺動具2と係止具3は、一体になってお
り、この一体になったものには、前後方向に摺動溝11
・11を設けると共に、上部に突起9・9を、下部に突
起10・10を設けてある。そして、この摺動具2と係
止具3が一体になったものに、駒体4のねじ孔12に螺
合した調整ねじ5をE型止め輪8で回転可能に取り付
け、駒体4に設けた被案内部13・13(本実施例では
突起になっている)が摺動溝11・11に摺接し、前後
方向に摺動可能に案内される。摺動具2は、係止具3と
一体なので一緒に上下に移動し、係止具3は、引戸錠の
鎌片Kを係止するようになっている。なお、係止具3
は、摺動具2と一体でなくても、摺動具2と一緒に上下
に摺動可能であればよいもので、摺動具2に対して前後
方向に移動可能に取り付けられていてもよい。
り、この一体になったものには、前後方向に摺動溝11
・11を設けると共に、上部に突起9・9を、下部に突
起10・10を設けてある。そして、この摺動具2と係
止具3が一体になったものに、駒体4のねじ孔12に螺
合した調整ねじ5をE型止め輪8で回転可能に取り付
け、駒体4に設けた被案内部13・13(本実施例では
突起になっている)が摺動溝11・11に摺接し、前後
方向に摺動可能に案内される。摺動具2は、係止具3と
一体なので一緒に上下に移動し、係止具3は、引戸錠の
鎌片Kを係止するようになっている。なお、係止具3
は、摺動具2と一体でなくても、摺動具2と一緒に上下
に摺動可能であればよいもので、摺動具2に対して前後
方向に移動可能に取り付けられていてもよい。
【0008】側板6は、斜めに長い孔の案内部14を設
けると共に、上部に上下に長いガイド孔15と下部に上
下に長いガイド孔16を設けてある。この側板6・6
は、ケース1の内側面とほぼ同じ大きさで、ケース1の
内側面に収容して表面板7を取り付けた後は動かないよ
うになっている。なお、側板6・6は、ケース1の内側
面に動かないように取り付ければよいものであるし、あ
るいは、別体の側板を設置しないで、ケース1の側板に
案内部14・14を設けてもよい。
けると共に、上部に上下に長いガイド孔15と下部に上
下に長いガイド孔16を設けてある。この側板6・6
は、ケース1の内側面とほぼ同じ大きさで、ケース1の
内側面に収容して表面板7を取り付けた後は動かないよ
うになっている。なお、側板6・6は、ケース1の内側
面に動かないように取り付ければよいものであるし、あ
るいは、別体の側板を設置しないで、ケース1の側板に
案内部14・14を設けてもよい。
【0009】表面板7は、引戸錠の鎌片Kが出入りする
開口17及び上下する調整ねじ5が露出する操作用孔1
8を設けてある。係止具4は、表面板7の開口17から
露出している。
開口17及び上下する調整ねじ5が露出する操作用孔1
8を設けてある。係止具4は、表面板7の開口17から
露出している。
【0010】次に組立方法を説明する。摺動具2と係止
具3が一体になったものに、駒体4を螺合した調整ねじ
5を、E型止め輪8で回転可能に取り付けたものの両側
方から、突起9・9をガイド孔15・15に、被案内部
13・13を案内部14・14に、突起10・10をガ
イド孔16・16に係合させるようにして側板6・6で
挟んでケース1に収容し、ケース1の表面側から表面板
7を被着し、係止具4が表面板7の開口17から露出す
ると共に、調整ねじ5が操作用孔18から露出するよう
にする。
具3が一体になったものに、駒体4を螺合した調整ねじ
5を、E型止め輪8で回転可能に取り付けたものの両側
方から、突起9・9をガイド孔15・15に、被案内部
13・13を案内部14・14に、突起10・10をガ
イド孔16・16に係合させるようにして側板6・6で
挟んでケース1に収容し、ケース1の表面側から表面板
7を被着し、係止具4が表面板7の開口17から露出す
ると共に、調整ねじ5が操作用孔18から露出するよう
にする。
【0011】次に、操作と動きについて説明する。調整
ねじ5を回動すると、駒体4が前後に動き、その被案内
部13・13が摺動溝11・11に摺接しながら案内部
14・14に案内されて斜め方向に動き摺動具2と係止
具3は一緒に上方又は下方に移動する。
ねじ5を回動すると、駒体4が前後に動き、その被案内
部13・13が摺動溝11・11に摺接しながら案内部
14・14に案内されて斜め方向に動き摺動具2と係止
具3は一緒に上方又は下方に移動する。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、調整ねじ
を単に回動するだけの簡単な操作で、上下調整ができる
という効果がある。
を単に回動するだけの簡単な操作で、上下調整ができる
という効果がある。
【図1】全体の分解斜視図。
【図2】組み立てた状態の斜視図。
【図3】縦断面図。
【図4】動きを示すための縦断面図であって、(1)は
係止具が最も下の状態、(2)は係止具が最も上の状
態。
係止具が最も下の状態、(2)は係止具が最も上の状
態。
1 ケース 2 摺動具 3 係止具 4 駒体 5 調整ねじ 7 表面板 13 被案内部 14 案内部 K 鎌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 15/02
Claims (1)
- 【請求項1】ケースの中に、少なくとも係止具、摺動
具、駒体及び調整ねじを収容して表面板で被覆し、係止
具で引戸錠の鎌片を係止する引戸錠用係止装置におい
て、係止具と摺動具は一緒に上下に摺動可能にし、摺動
具には、調整ねじを回動可能に取り付け、調整ねじに
は、前後移動可能で回動不能な駒体を螺合してあり、駒
体は、両側に被案内部を設けてケース両内側の斜めの案
内部に係合し、調整ねじを回動すると、駒体が前後に移
動し、被案内部が案内部に案内されて、摺動具が上下に
移動して係止具も一緒に上下に移動することを特徴とす
る引戸錠用係止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09363224A JP3134063B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 引戸錠用係止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09363224A JP3134063B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 引戸錠用係止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11172972A JPH11172972A (ja) | 1999-06-29 |
JP3134063B2 true JP3134063B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=18478808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09363224A Expired - Fee Related JP3134063B2 (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 引戸錠用係止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134063B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI116983B (fi) * | 2002-06-27 | 2006-04-28 | Bjoerkboda Laas Oy Ab | Vastalevyasennelma |
JP4564248B2 (ja) * | 2003-09-01 | 2010-10-20 | 株式会社日中製作所 | 鎌錠用受け装置 |
JP5369488B2 (ja) | 2008-05-08 | 2013-12-18 | 株式会社リコー | 転写装置および画像形成装置 |
-
1997
- 1997-12-15 JP JP09363224A patent/JP3134063B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11172972A (ja) | 1999-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124 Year of fee payment: 8 |
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