JP3131792U

JP3131792U - 買い物袋

Info

Publication number: JP3131792U
Application number: JP2007001782U
Authority: JP
Inventors: 奈津子齋藤; 重夫齋藤
Original assignee: 奈津子齋藤; 重夫齋藤
Priority date: 2007-02-19
Filing date: 2007-02-19
Publication date: 2007-05-24
Anticipated expiration: 2017-02-19

Abstract

【課題】スーパーマーケットなどのかごに装着しやすく、購入した商品をかごから詰め替える手間を不要とし、商品をすばやく収納することができ、体裁もよい買い物袋を提供する。
【解決手段】シートを素材とし、前記シートに開口部１５を有する錐状に形成した布１１と、
開口部１５を開閉自在に係合する固定具１２と、
固定具１２を用いて開口部１５を閉じて布１１を袋状にしたときに吊り下げ保持することができる保持部１３とを、備えている。
【選択図】図１

Description

本考案は、購入した商品を持ち運ぶのに用いるための買い物袋に関する。

スーパーマーケットなどで買い物をすると、会計を済ませた後に、かごに入っている商品をポリ袋に入れ替えて持ち帰るのが一般的であった。ところが、かごの中の商品をポリ袋に詰め替えるのは面倒であり、混雑しているような場合には、詰め替える場所を確保するのも大変であった。そこで、実用新案文献１に開示されているように会計後にかごから商品を詰め替える必要のない買い物袋が提案されている。

しかしながら、実用新案文献１に開示されている買い物袋では、固定具をあらかじめ外しておいてから、商品を入れ、商品を入れた後に固定具を固定して使用する構成および使用方法なので、面倒であった。しかも、持ち手部を結束して縛り付ける構成なので、持ち運び時における体裁もよいとはいえない。

実用新案文献１

登録実用新案第３１１５７９４号

本考案が解決しようとする課題は、スーパーマーケットなどのかごに装着しやすく、購入した商品をかごから詰め替える手間を不要とし、商品をすばやく収納することができ、体裁もよい買い物袋を提供することにある。

本考案の買い物袋は、シートを素材とし、前記シートに開口部を有する錐状に形成した布と、前記開口部を開閉自在に係合する固定具と、前記固定具を用いて前記開口部を閉じて前記布を袋状にしたときに吊り下げ保持することができる保持部とを、備えていることを特徴とする。

この考案によれば、買い物袋をレジのかごにセットして品物をレジで入れれば、レジ終了後に品物を入れ替える必要がなくなり、商品をすばやく収納することができる。買い物袋に商品を入れた後に開閉自在の固定具を閉じることで、商品が紛失することを抑制することができ、しかも体裁のよい買い物袋を提供できる。

本考案の買い物は、前記固定具を用いて前記開口部を開いて前記布を錐状に形成したときに前記布を折りたたみ前記布を結束する結束部をさらに備えていることが望ましい。

この考案によれば、買い物袋に結束部を備えているから、買い物袋を使わないときにはカートに吊り下げることが可能な買い物袋を提供できる。

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。

図１は、本考案の買い物袋を示す概略図である。図１に示すように、買い物袋１は、合成樹脂シートや、天然素材によるシートなどの軽くて耐久性のあるシートを素材としている。買い物袋１は、布１１と、固定具１２と、保持部１３と、結束部１４と、開口部１５と、スナップ１６とで構成されている。

布１１には、外周部２１から中央部２２に向けて切り込み部２３が形成されており、この切り込み部２３を縫合することで縫合部２４が形成できる。すると、布１１は、外周部２１から中央部２２に向かって円錐状に形成される。円錐状に形成された布１１は、商品の出し入れを容易にすることができるように形成されている。なお、布１１の形状は、円錐状にこだわることはなく、角錐状でもかまわない。このように布１１を錐状にすれば、商品の出し入れには好都合である。また、縫合部２４は付いていなくてもかまわない。例えば布１１が一体で成形されているような構成になっていてもよい。このようにすれば、縫合をする必要がなくなるので、より、製造コストを低減することができる。なお、布１１は、スーパーマーケットなどで使用される標準的なかご５より大きく形成されており、かご５をすっぽり包むことができる。また、布１１には、スナップ１６が配置されており（この場合、３箇所）、このスナップ１６を用いることで、簡単に開口部１５を開閉できるように構成されている。

固定具１２は、布１１の開口部１５付近の外周部２１に固定されている。固定具１２は、一般的にはファスナーであり、開口部１５全域を封止し、開いたり閉じたりできるように開閉自在に係合されている。

保持部１３は、布１１に固定されている。外周部２１の円周において、９０度おきに保持部１３は、配置されており、ここでは３個所ある。そして、対向する２箇所の保持部１３を持てば、買い物袋１を持ち上げることができるように構成されている。残された保持部１３は、カートのフックに掛けることができるようになっている。

結束部１４は、残された保持部１３に結束できるように配置されており、買い物袋１を折りたたんだときに結束でき、しかも結束部１４をカートに結んでおけるようになっている。

次に、買い物袋の使用方法について説明する。

図２は、本考案の買い物袋のかご装着時における斜視図である。図２に示すように、買い物袋１に備えられた固定具１２の係合を外して開口部１５を開いた状態で、買い物袋１をかご５に装着する。このとき、布１１はかご５の大きさより大きいので、かご５の外側に布１１の一部がはみ出すようにセットできる。

レジではカウントした商品をかご５に装着した買い物袋１の中に入れていく。そして、会計が終了したら、買い物袋１に備えられた固定具１２を係合させて、開口部１５を閉じる。なお、開口部１５を閉じることによって、買い物袋１が傾いたとしても、買い物袋１の中に収納された商品が落下するようなことがない。なお、スナップ１６を用いれば、開口部１５を簡単に封止することもできる。

次いで、対向する位置に配置された保持部１３どうしを手に持ち、買い物袋１を持ち運ぶ。

実施例における買い物袋を示す概略図。実施例における買い物袋のかご装着時における斜視図。

符号の説明

１…買い物袋、５…かご、１１…布、１２…固定具、１３…保持部、１４…結束部、１５…開口部、１６…スナップ、２１…外周部、２２…中央部、２３…切り込み部、２４…縫合部。

Claims

シートを素材とし、前記シートに開口部を有する錐状に形成した布と、
前記開口部を開閉自在に係合する固定具と、
前記固定具を用いて前記開口部を閉じて前記布を袋状にしたときに吊り下げ保持することができる保持部とを、備えていることを特徴とする買い物袋。
請求項１に記載の買い物袋において、
前記固定具を用いて前記開口部を開いて前記布を錐状に形成したときに前記布を折りたたみ前記布を結束する結束部をさらに備えていることを特徴とする買い物袋。