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JP3123940U - スキミング防止機能付き情報カード - Google Patents

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JP3123940U
JP3123940U JP2006003959U JP2006003959U JP3123940U JP 3123940 U JP3123940 U JP 3123940U JP 2006003959 U JP2006003959 U JP 2006003959U JP 2006003959 U JP2006003959 U JP 2006003959U JP 3123940 U JP3123940 U JP 3123940U
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JP
Japan
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information
card
electromagnetic
sheet material
skimming
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Application number
JP2006003959U
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Inventor
大介 坂井
博 戸谷
誠 浅野
Original Assignee
誠 浅野
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Publication date
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Abstract

【課題】配布される印刷情報を個人が有効に利用しやすくするために、その情報媒体に有効な形状とスキミング防止の付加機能を与ることにより、印刷情報の入った印刷物を携帯しやすくするとともに、個人の持つ電磁気情報を守るスキミング防止機能付き情報カードを提供する。
【解決手段】印刷情報が施される紙あるいは樹脂などのシート材の大きさを紙幣と略同形することにより、日常携帯する財布の中に入れやすくなる。また、そのシート材の一部にアルミ蒸着層あるいはアルミ箔層設けることにより、電磁波(電波)シールド機能を持たせる。これにより、財布の中に携帯するキャッシュカードあるいはクレジットカード等の通称ICカードと呼ばれる電磁気カードの情報を盗みとるスキミング犯罪に対する防止機能を付加価値として提供できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、財布の中に携帯するスキミング防止機能付き情報カードに関する。
近年、我々の身の回りには様々の情報が氾濫している。
パソコン、携帯電話などのIT情報、磁気カードの磁気情報、電磁気カード(通称ICカード)の電磁気情報、印刷物の印刷情報等多岐にわたるが、それらの情報をいかに効率良く受け入れてもらうかが重要である。
特に印刷物による印刷情報は身近に溢れており、そのほとんどが有効に使用されず無駄になっていることが実情である。例えば金融機関等に置かれているパンフレット、各種チケット、チラシなど使用後は棄てられるだけである。
また、電磁気情報として我々は財布の中にキャッシュカード、クレジットカード等のICカードと呼ばれている電磁気カードを持っている。これらは個人情報として秘密事項であり、そのセキュリティが重要になっている。特に通称スキミングと呼ばれるデータ違法取得の犯罪の増加で、自己責任によるセキュリティが重要な時代になった。
以上に述べたように印刷物による情報は無駄が多く、また電磁気情報にはセキュリティが重要になっている。
本考案は、配布される印刷情報を個人が有効に利用しやすくするために、その情報媒体に有効な形状とスキミング防止の付加機能を与ることにより、印刷情報の入った印刷物を携帯しやすくするとともに、個人の持つ電磁気情報を守ることを目的とするものである。
そこで、本考案は上記目的を達成するために、紙シート材あるいは例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂シート材をベースとして、それらにアルミ蒸着、あるいはアルミ泊を張り合わせた両面印刷可能な複合シート材を、紙幣と略同形に成形した。
上記課題解決手段の作用は次の通りである。
すなわち、上記複合シート材の両面に情報を印刷することにより配布可能な情報カードとなる。
さらに上記複合シート材を、紙幣と略同形に形成することにより、個人の財布の中に入れることができる。そのことにより情報を個人の財布の中に携帯できるようにしている。
また、上記複合シート材の一部にアルミ蒸着部を設けるか、アルミ箔部を設けることにより、電磁波シールド効果を得ることができる。
これらの機能を持たせる複合シート材を製作するにあたって、特別な素材を開発する必要はなく、市場に流通している複合シート材をそのまま利用すればよい。特に素材の一部にアルミ蒸着部を設けたものあるいはアルミ泊部を設けた複合シート材は種々量販されており、印刷から成形に至る加工ラインは確立されている。
またアルミ素材による電磁波シールド効果については、後述のデータを示すまでもなく、実用域の周波数帯で優秀な電磁波(電波)シールド効果を持つことは周知の通りであり、一般的にあらゆる場面での電磁波シールド材として利用されている。
上述したように、本考案のスキミング防止機能付き情報カードは、形状を紙幣と同様にすることにより、財布の中に紙幣と共に常時入れることができる。そのことにより発信したい印刷情報を個人に携帯させることができる。
また、アルミ素材を一部に使用することにより、電磁波シールド効果を得ることでき、財布の中のキャッシュカードあるいはクレジットカードの電磁気情報を、外部からの不正電磁波(電波)によって読みとられることを防止できる。つまり、近年急増するスキミング被害の防止ができる。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1において、1はスキミング防止機能付き情報カード(以下情報カードとする)で、その形状は紙幣と略同形に形成されている。またその表面は印刷可能な表側の印刷面3ととなっており裏面は印刷可能な裏側の印刷面4となっている。そして上記表側及び裏側の印刷面3、4には、表側の印刷5及び裏側の印刷6が情報として印刷されている。
図2aは、上記情報カード1の図1におけるA−A線拡大断面図で、アルミ蒸着層あるいはアルミ箔層2aと、例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂シート2bを貼り合わせた複合シート材2から構成されている。
図2bは、上記情報カードの図1におけるA−A線拡大断面図で、アルミ蒸着層あるいはアルミ泊層2aと、紙シート材2cを貼り合わせた複合シート材2から構成されている。
図3は上記情報カード1を2つ折りの財布の中に入れる状態を示した斜視図である。
2つ折りの財布7には、紙幣8を入れる紙幣挿入開口部7aと、キャシュカードあるいクレジットカード等の電磁気カード9(以下電磁気カードとする)を収納するカード収納部7bとから形成されている。
上記情報カード1は紙幣8と同様に財布7の中に入れる。情報カード1を構成する複合シート材2は紙幣8と同程度の厚みであり、紙幣8と同様に折り曲げに対する柔軟性が十分であり、紙幣8と混在させても邪魔になることはない。
図4は、図3で示したように、情報カード1が2つ折りの財布7の中に入った状態を財布の紙幣挿入開口部7a側から見た平面図である。
紙幣8と混在した情報カード1は、2つ折りにされた財布7の中で電磁気カード9を囲むように配置される。
図5は、情報カード1が2つ折りの財布7の中に入った状態で、不正電磁波10をシールドする状態を示した平面図である。
電磁気カード9を取り囲むように情報カード1が配置されているため、不正電磁波10が電磁気カード9に発せられても、上記情報カード1のアルミ蒸着層あるいはアルミ箔層2aが電磁波シールドするため、電磁気カード9からの情報のスキミングを防止する。
ここで、中周波の電磁波の場合、アルミ等の一般的に知られている金属材料が、電磁波シールド材として非常に有効であるこは周知されている。そして電磁気カード9も流通しているほとんどのものが数Hz〜数百MHzの中周波数帯で内部回路を起動し使用するため、上記情報カード1の不正電磁波10に対するシールド効果は大きい。
図6はスキミング防止機能付き情報カード1に使用される複合シート材2の、電界シールド特性及び磁界シールド特性である。
図6のとおり、複数の量販されている複合シート材2について電磁波シールド性能の測定を行ったが、上記中周波数帯で平均99.9%以上の電界減衰率を得た。技術的周知として、90%以上の電界減衰率があれば電磁波シールド材としては非常に有効である。
しかし、静磁界に対する効果はほとんど無く、いわゆる磁気カードについてはシールド効果は期待できない。
上述したように、本考案のスキミング防止機能付き情報カードは、提供したい印刷情報を、受け入れ側に携帯しやすくさせるような形状になっているため無駄に棄てられることを減らすことができる。
さらに、このスキミング防止機能付き情報カードにスキミング防止機能という付加価値付けることにより、より受け入れやすくさせることができる。
しかも、この情報カードを製作するにあたっては特別な材料、工程など必要無く、市場に流通している量販品を使用できるとともに、その生産加工ラインで安価に製作できる。
本考案の実施形態を示すスキミング防止機能付き情報カード (a)同スキミング防止機能付き情報カードの図1におけるA−A線拡大断面図 (b)同スキミング防止機能付き情報カードの図1における他の素材を使用したもののA−A線拡大断面図 同スキミング防止機能付き情報カードを2つ折りの財布の中に入れる状態を示した斜視図 同スキミング防止機能付き情報カードが2つ折りの財布の中に入った状態を、財布の開口部側から見た平面図 同スキミング防止機能付き情報カードが2つ折りの財布の中に入った状態で、不正電磁波をシールドする状態を示した平面図 同スキミング防止機能付き情報カードに使用される複合シートの、電界シールド特性及び磁界シールド特性
符号の説明
1…スキミング防止機能付き情報カード
2…複合シート材
2a…アルミ蒸着層もしくはアルミ泊層
2b…樹脂シート材
2c…紙シート材
3…表側の印刷面
4…裏側の印刷面
5…表側の印刷
6…裏側の印刷
7…2つ折りの財布
7a…財布の紙幣挿入開口部
7b…カード収納部
7c…小銭入れ部
8…紙幣
9…キャシュカードあるいはクレジットカード等の電磁気カード
10…不正電磁波

Claims (1)

  1. 紙シート材あるいは例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂シート材をベースとして、それらにアルミ蒸着あるいはアルミ箔を張り合わせた両面印刷可能な複合シート材を紙幣と略同形に成形したことを特徴とするスキミング防止機能付き情報カード。
JP2006003959U 2006-04-25 2006-04-25 スキミング防止機能付き情報カード Expired - Fee Related JP3123940U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008023517A (ja) * 2006-07-25 2008-02-07 Imperial Innovations Ltd 電磁気クローキング方法

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