JP3123543B2 - 露光方法及び露光装置 - Google Patents
露光方法及び露光装置Info
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Description
装置に関し、特に微細な回路パターンで感光基板上を露
光し、例えばIC,LSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル等の表示素子、磁気ヘッド等の検出素子、CCD等の
撮像素子といった各種デバイスの製造に用いられる際に
好適なものである。
のデバイスをフォトリソグラフィー技術を用いて製造す
るときには、フォトマスク又はレチクル等(以下、「マ
スク」と記す。)の面上に形成した回路パターンを投影
光学系によってフォトレジスト等が塗布されたシリコン
ウエハ又はガラスプレート等(以下、「ウエハ」と記
す。)の感光基板上に投影し、そこに転写する(露光す
る)投影露光方法及び投影露光装置が使用されている。
て、ウエハに転写するパターンの微細化、即ち高解像度
化とウエハにおける1チップの大面積化とが要求されて
いる。従ってウエハに対する微細加工技術の中心を成す
上記投影露光方法及び投影露光装置においても、現在、
0.5/μm以下の寸法(線幅)の像(回路パターン
像)を広範囲に形成するべく、解像度の向上と露光面積
の拡大が計られている。
す。図19中、191は遠紫外線露光用の光源であるエ
キシマーレーザ、192は照明光学系、193は照明光
学系192から照射される照明光、194はマスク、1
95はマスク194から出て光学系(投影光学系)19
6に入射する物体側露光光、196は縮小型の投影光学
系、197は投影光学系196から出て基板198に入
射する像側露光光、198は感光基板であるウエハ、1
99は感光基板を保持する基板ステージを、示す。
光は、引き回し光学系(190a,190b)によって
照明光学系192に導光され、照明光学系192により
所定の光強度分布、配光分布、開き角(関口数NA)等
を持つ照明光193となるように調整され、マスク19
4を照明する。マスク194にはウエハ198上に形成
する微細パターンを投影光学系196の投影倍率の逆数
倍(例えば2倍や4倍や5倍)した寸法のパターンがク
ロム等によって石英基板上に形成されており、照明光1
93はマスク194の微細パターンによって透過回折さ
れ、物体側露光光195となる。投影光学系196は、
物体側露光光195を、マスク194の微細パターンを
上記投影倍率で且つ充分小さな収差でウエハ198上に
結像する像側露光光197に変換する。像側露光光19
7は図19の下部の拡大図に示されるように、所定の開
口数NA(=sin(θ))でウエハ198上に収束
し,ウエハ198上に微細パターンの像を結ぶ。基板ス
テージ199は、ウエハ198の互いに異なる複数の領
域(ショット領域:1個又は複数のチップとなる領域)に
順次、微細パターンを形成する場合に、投影光学系の像
平面に沿ってステップ移動することによりウエハ198
の投影光学系196に対する位置を変えている。
ーザを光源とする投影露光装置は高い投影解像力を有し
ているが、例えば0.15μm以下のパターン像を形成
することが技術的に困難である。
長に起因する光学的な解像度と焦点深度との間のトレー
ドオフによる解像度の限界がある。投影露光装置による
解像パターンの解像度Rと焦点深度DOFは,次の
(1)式と(2)式の如きレーリーの式によって表され
る。
さを表す像側の開口数、k1,k2はウエハ198の現像
プロセス特性等によって決まる定数であり、通常0.5
〜0.7程度の値である。この(1)式と(2)式か
ら、解像度Rを小さい値とする高解像度化には開口数N
Aを大きくする「高NA化」がある。しかしながら、実
際の露光では投影光学系196の焦点深度DOFをある
程度以上の値にする必要があるため、高NA化をある程
度以上に進めることが難しいこと、この為、高解像度化
には結局、露光波長λを小さくする「短波長化」が必要
となることとが分かる。
と重大な問題が発生してくる。それは投影光学系196
を構成するレンズの硝材がなくなってしまうことであ
る。殆どの硝材の透過率は遠紫外線領域では0に近く、
特別な製造方法を用いて露光装置用(露光波長約248
nm)に製造された硝材として溶融石英が現存するが、
この溶融石英の透過率も波長193nm以下の露光波長
に対しては急激に低下するし。線幅0.15μm以下の
微細パターンに対応する露光波長150nm以下の領域
では実用的な硝材の開発は非常に困難である。また遠紫
外線領域で使用される硝材は、透過率以外にも、耐久
牲,屈折率均一性,光学的歪み,加工性等の複数条件を
満たす必要があり、この事から、実用的な硝材の存在が
危ぶまれている。
光鼓置では、ウエハ上に線幅0.15μm以下のパター
ンを形成する為には150nm程度以下まで露光波長の
短波長化が必要である。これに対し、現在のところ、こ
の波長領域では実用的な硝材が存在しないので、ウエハ
に線幅0.15μm以下のパターンを形成することがで
きなかった。
露光によって敏細パターンを形成する技術を開示してお
り、この2光束干渉露光によれば、ウエハに線幅0.1
5μm以下のパターンを形成することができる。
明する。2光束干渉露光は、レーザ151からの可干渉
牲を有し且つ平行光線束であるレーザ光L151をハー
フミラー152によってレーザ光L151a,L151
abの2光束に分割し、分割した2光束を夫々平面ミラ
ー153a,153bによって反射することにより2個
のレーザ光(可干渉性の平行光線束)を0より大きく9
0度末満のある角度を成してウエハ154面上で交差さ
せることにより交差部分に干渉縞を形成している。この
干渉縞(の光強度分布)によってウエハ154を露光し
て感光させることで干渉縞の光強度分布に応じた微細な
周期パターンをウエハ154に形成するものである。
54面の立てた垂線に対して互いに逆方向に同じ角度だ
け傾いた状態でウエハ面で交差する場合、この2光束干
渉露光における解像度Rは次の(3)式で表される。
々の幅、即ち干渉縞の明部と暗部の夫々の幅を示してい
る。又βは2光束の夫々の像面に対する入射角度(絶対
値)を表し、NA=sinθである。
(l)式と2光束干渉露光における解像度の式である
(3)式とを比較すると、2光束干渉露光の解像度Rは
(1)式においてk1=0.25とした場合に相当する
から、2光束干渉露光ではk1=0.5〜0.7である
通常の投影露光の解像度より2倍以上の解像度を得るこ
とが可能である。
えばλ=0.248nm(KrFエキシマ)でNA=
0.6の時は、R=0.10μmが得られる。
本的に干渉縞の光強度分(露光量分布)に相当する単純
な縞パターンしか得られないので、所望の形状の回路パ
ターンをウエハに形成することが難しい。
は、2光束干渉露光によって単純な縞パターン(周期パ
ターン)即ち2値的な露光量分布をウエハ(のレジス
ト)に与えた後、露光装置の分解能の範囲内の大きさの
ある開口が形成されたマスクを用いて通常リソグラフィ
ー(露光)を行なって更に別の2値的な露光量分布をウ
エハに与えることにより、孤立の線(パターン)を得る
ことを提案している。
5号の露光方法は、2光束干渉露光と通常露光の2つの
露光法の夫々において通常の2値的な露光量分布しか形
成していないので、より複雑な形状の回路パターンを得
ることが難しい。
2光束干渉露光と通常露光の2つの露光法を組み合わせ
ることは開示しているが、このような組み合せを達成す
る露光装置を具体的に示してはいない。
期パターン露光と周期パターンを含まない通常パターン
露光(通常露光)の2つの露光方法を用いることによ
り、複雑な形状の回路パターンをウエハに形成すること
が可能な露光方法及び露光装置の提供を目的とする。
以下の部分を備える回路パターンを容易に得ることが可
能な露光方法及び露光装置の提供にある。
と通常露光の2つの露光法が実施できる露光装置を提供
することにある。
上に周期パターンによる第1露光と該周期パターンとは
異なるパターンによる第2露光の二重露光を行う露光方
法において、前記第2露光に用いるマスクには互いに線
幅が等しい一対の線が該一対の線の線幅と同程度の間隔
をあけて並んだ部分を有するパターンが形成されてお
り、前記第1露光における前記被露光基板上での光強度
分布の一周期中の最大値をI0、最小値をI1とし、前記
第2露光における前記被露光基板上での光強度分布のう
ち前記一対の線のそれぞれに対応する位置の強度値を
b、前記一対の線の間の領域に対応する位置の強度値を
cとし、前記第2露光における前記被露光基板上での光
強度分布のうちの前記パターン以外の領域の光強度をI
s、前記被露光基板のレジストの感光しきい値をIc、前
記第1露光と前記第2露光の光量比を1:kとした時、
I0<Ic、I1<Ic、k×c<Ic、k×b<Icであ
り、前記レジストがネガ型の場合、前記第2露光に用い
るマスクは前記パターンが光透過部より成り、前記第2
露光における前記光強度分布のうち前記一対の線のそれ
ぞれに対応する位置が前記第1露光における前記光強度
分布のうち隣り合う前記最大値の位置と重なり、 k×b+I0>Ic k×c+I1<Ick×Is+I0<Ic なる条件を満たし、前記 レジストがポジ型の場合、前記
第2露光に用いるマスクは前記パターンが遮光部より成
り、前記第2露光における前記光強度分布のうち前記一
対の線のそれぞれに対応する位置が前記第1露光におけ
る前記光強度分布のうち隣り合う前記最小値の位置と重
なり、 k×b+I1<Ic k×c+I0>Ick×Is+I1>Ic なる条件を満たす ことを特徴としている。
に周期パターンによる第1露光と該周期パターンとは異
なるパターンによる第2露光の二重露光を行う露光方法
において、前記第2露光に用いるマスクには互いに線幅
が等しい一対の線が該一対の線の線幅と同程度の間隔を
あけて並んだ第1の部分と該一対の線の線幅よりも大き
な線幅を持つ第2の部分とを有するパターンが形成され
ており、前記第2露光に用いるマスクのパターンの前記
第2の部分は前記第1露光の前記周期パターンの一つ以
上のパターンにまたがるように前記被露光基板上に露光
され、前記第1露光における前記被露光基板上での光強
度分布の一周期中の最大値をI0、最小値をI1とし、前
記第2露光における前記被露光基板上での光強度分布の
うち、前記第2の部分に対応する位置の強度値をa、前
記一対の線のそれぞれに対応する位置の強度値をb、前
記一対の線の間の領域に対応する位置の強度値をcと
し、前記第2露光における前記被露光基板上での光強度
分布のうちの前記パターン以外の領域の光強度をIs、
前記被露光基板のレジストの感光しきい値をIc、前記
第1露光と前記第2露光の光量比を1:kとした時、前
記レジストがネガ型の場合、前記第2露光に用いるマス
クは前記パターンが光透過部より成り、前記第2露光に
おける前記光強度分布のうち前記一対の線のそれぞれに
対応する位置が前記第1露光における前記光強度分布の
うち隣り合う前記最大値の位置と重なり、I0<Ic、I
1<Ic、k×c<Ic、k×b<Ic、k×a>Icであ
り、 k×b+I0>Ic k×c+I1<Ic k×a+I0>Ic k×a+I1>Ick×Is+I0<Ic なる条件を満たし、前記 レジストがポジ型の場合、前記
第2露光に用いるマスクは前記パターンが遮光部より成
り、前記第2露光に おける前記光強度分布のうち前記一
対の線のそれぞれに対応する位置が前記第1露光におけ
る前記光強度分布のうち隣り合う前記最小値の位置と重
なり、I0<Ic、I1<Ic、k×c<Ic、k×b<I
c、k×a<Icであり、 k×b+I1<Ic k×c+I0>Ic k×a+I1<Ic k×a+I0<Ick×Is+I1>Ic なる条件を満たす ことを特徴としている。
おいて前記第1露光と、前記第2露光で照明方法を変え
ることことを特徴としている。
明において前記第1露光と前記第2露光の光量比が1:
kとなるように露光ごとに露光量を変えることを特徴と
している。
前記第1露光ではσを0.3以下にするを特徴としてい
る。
前記第2露光ではσを0.6以上にすることを特徴とし
ている。
前記第2露光では、照度分布の内側が外側に比べて低い
輪帯照明にすることを特徴としている。
きは、前記第1露光を行なうときの約2倍の露光量とす
ることを特徴としている。
前記第1露光ではσが0.3で、前記第2露光ではσが
0.8より小さいときは、前記第2露光での露光量を前
記第1露光での露光量の2倍以下にすることを特徴とし
ている。
て前記第1露光ではσが0.3で、前記第2露光では輪
帯照明を行なうときで、輪帯の巾が小さいときは、前記
第2露光での露光量が前記第1露光での露光量の2倍以
上であることを特徴としている。
て前記第1露光でのσが0.3より小さいときは、前記
第2露光での露光量は、前記第1露光での露光量の2倍
以上であることを特徴としている。
発明において前記第1露光は、前記第2露光で露光する
微細パターンの方向に前記周期パターンの各パターンが
平行になるようにマスクの回転位置が調整されることを
特徴としている。
12のいずれか1項の露光方法を用いて感光性の基板に
マスク上のパターンを転写していることを特徴としてい
る。
請求項1〜12のいずれか1項の露光方法を用いて回路
パターンをウエハに露光する段階と、該露光したウエハ
を現像する段階とを含むことを特徴としている。
請求項13の露光装置を用いて回路パターンをウエハ上
に露光する段階と、該露光したウエハを現像する段階と
を含むことを特徴としている。
実施形態1の説明図である。図1は本発明の露光方法を
示すフローチャートである。図1には本発明の露光方法
を構成する周期パターン露光ステップ、投影露光ステッ
プ(パターン露光ステップ,周期パターン露光とは異な
るパターン露光で以下「通常パターン露光」とい
う。)、現像ステップの各ブロックとその流れが示して
ある。同図において周期パターン露光ステップと投影露
光ステップの順序は、逆でもいいし、どちらか一方のス
テップが複数回の露光段階を含む場合は各ステップを交
互に行うことも可能である。また、各露光ステップ間に
は.精密な位置合わせを行なうステップ等があるが、こ
こでは図示を略した。
基板(感光基板)に対して周期パターン露光と通常の露
光の二重露光を行うことを特徴としている。
露光より解像度が低いが任意のパターンで露光が行える
露光であり、代表的なものとして図19に示した投影光
学系によってマスクのパターンを投影する投影露光があ
げられる。
ーン(通常パターン)は解像度以下の微細なパターンを
含み、周期パターン露光はこの微細なパターンと略同線
幅の周期パターンを形成するようにする。通常パターン
露光の解像度以上の大きなパターンは、周期パターン露
光の線幅に限定されないが整数倍が効果的である。
のでいろいろな方向を向いていてもよい。一般にICパ
ターンでは、方向がある方向とそれに直行する方向の2
方向を向いている場合が多く、最も微細なパターンはあ
る特定の1方向のみに限定される場合が多い。
の通常パターンの最も微細なパターンの方向に、周期パ
ターンの方向を合致させることが重要である。
常パターンにおける解像度以下の微細なパターンの中心
に合致するように露光する。
露光と通常パターン露光の二重露光という意味であっ
て、周期パターン露光は、通常パターン露光の最も微細
なパターンの方向に平行にして何回繰り返して露光して
も良い。
ーン露光と通常パターン露光のそれぞれは、1回また
は、複数回の露光段階よりなり、複数回の露光段階を取
る場合は、各露光階ごとに異なる露光量分布を感光基板
に与えている。
まず周期パターンによりウエハ(感光基板)を図2に示
すような周期パターンで露光する。図2中の数字は露光
量を表しており、図2(A)の斜線部は露光量1(実際
は任意)で白色部は露光量0である。
する場合、通常,感光基板のレジストの露光しきい値E
thは図2(B)の下部のグラフに示す通り露光量0と
1の間に設定する。尚、図2(B)の上部は最終的に得
られるリソグラフィーパターン(凹凸パターン)を示し
ている。
関して、現像後の膜厚の露光量依存性と露光しきい値と
をポジ型レジスト(以下、「ポジ型」と記す。)とネガ
型レジスト(以下、「ネガ型」配す。)の各々について
示す。ポジ型の場合は露光しきい値Eth以上の場合
に、ネガ型の場合は露光しきい値Eth以下の場合に、
現像後の膜厚が0となる。
とエッチングプロセスを経てリソグラフィーパターンが
形成される様子を、ネガ型とポジ型の場合に関して示し
た摸式図である。
度設定とは異なり、図5(図2(A)と同じ)及び図6
に示す通り、周期パターン露光での中心露光量を1とし
たとき、露光基板のレジストの露光しきい値Ethを1
よりも大きく設定している。この感光基板は図2に示す
周期パターン露光のみ行った露光パターン(露光量分
布)を現像した場合は露光量が不足するので、多少の膜
厚変動はあるものの現像によって膜厚が0となる部分は
生じず、エッチングによってリソグラフィーパターンは
形成されない。これは即ち周期パターンの消失と見做す
ことができる(尚、ここではネガ型を用いた場合の例を
用いて本発明の説明を行うが、本発明はポジ型の場合も
実施できる)。
パターンを示し(何もできない)、下部のグラフは露光
量分布と露光しきい値の関係を示す。尚、下部に記載の
E1は周期パターン露光における露光量を、E2は通常の
投影露光における露光量を表している。
みでは一見消失する高解像度の露光パターンを通常の投
影露光による露光装置の分解能以下の大きさのパターン
を含む任意の形状の露光パターンと融合して所望の領域
のみ選択的にレジストの露光しきい値以上の露光をし、
最終的に所望のリソグラフィーパターンを形成できると
ころにある。
ン露光)による露光パターンであり、微細なパターンで
ある為、解像できずに被露光物体上での強度分布はぼけ
て広がっている。本実施形態では通常の投影露光の解像
度の約半分の紙幅の微細パターンとしている。
を、図5の周期パターン露光の後に、現像工程なしで、
同一レジストの同一領域に重ねて行ったとすると、この
レジスト面上への合計の露光量分布は図7(B)の下部
のグラフのようになる。尚、ここでは周期パターン露光
の露光量E1と投影露光の露光量E2の比が1:1、レジス
トの露光しきい値Ethが露光量E1(=1)と露光量
E1と投影露光の露光量E2の和(=2)の間に設定され
ている為、図7(B)の上部に示したリソグラフィーパ
ターンが形成される。
ンのピークと合致させておく。又、通常パターンの方向
と周期パターンの方向とを合致させている。
は、解像度が周期パターン露光のものであり且つ単純な
周期パターンもない。従って通常の投影露光で実現でき
る解像度以上の高解像度のパターンが得られたことにな
る。
影露光(図5の露光パターンの2倍の線幅で露光しきい
値以上(ここではしきい値の2倍の露光量)の投影露
光)を、図5の周期パターン露光の後に、現像工程なし
で、同一レジストの同一領域に重ねる。この際、通常パ
ターンの中心が周期パターン露光のピーク位置と合致さ
せることで重ね合わせたパターンの対称性が良く、良好
なるパターン像が得られる。
(B)のようになり、2光束干渉露光(周期パターン露
光)の露光パターンは消失して最終的に投影露光による
リソグラフィーパターンのみが形成される。
ーンの3倍の線幅で行う場合も理屈は同様であり、4倍
以上の線幅の露光パターンでは、基本的に2倍の線幅の
露光パターンと3倍の線幅の露光パターンの組み合わせ
から、最終的に得られるリソグラフィーパターンの線幅
は自明でであり、投影露光で実現できるリソグラフィー
パターンは全て、本実施形態でも、形成可能である。
影露光の夫々による露光量分布(絶対値及び分布)と感
光基板のレジストのしきい値の調整を行うことにより、
図6,図7(B),図8(B),及び図9(B)で示し
たような多種のパターンの組み合わせより成り且つ最小
線幅が周期パターン露光の解像度(図7(B)のパター
ンとなる回路パターンを形成することができる。
領域即ちレジストの露光しきい値以下の周期露光パター
ンは現像により消失する。
量で行った投影露光のパターン領域に関しては投影露光
と周期パターン露光のパターンの組み合わせにより決ま
る周期パターン露光の解像度を持つ露光パターンが形成
される。
投影露光のパターン領域は投影露光のみでは解像しなか
った微細パターンも同様に(マスクに対応する)形成す
る。ということになる。更に露光方法の利点として、最
も解像力の高い周期パターン露光を2光束干渉露光で行
えば、通常の露光に比してはるかに大きい焦点深度が得
られることが挙げられる。
光の順番は周期パターン露光を先としたが、この順番に
限定されない。
ーン(リソグラフィーパターン)として、図10に示す
所謂ゲート型のパターンを対象としている。
中A−A’方向の最小線幅が0.1μmであるのに対し
て、縦方向では0.2μm以上である。本発明によれ
ば、このような1次元方向のみ高解像度を求められる2
次元パターンに対しては2光束干渉露光(周期パターン
露光)をかかる高解像度の必要な1次元方向のみで行え
ばいい。
向のみの2光束干渉露光と通常の投影露光の組み合わせ
の一例を示す。
向のみの2光束干渉露光による周期的な露光パターンを
示す。この露光パターンの周期は0.2μmであり、こ
の露光パターンは線幅0.1μmL&Sパターンに相当
する。図11の下部における数値は露光量を表すもので
ある。
装置としては、図15で示すような、レーザ151,ハ
ーフミラー152,平面ミラー153による干渉計型の
分波合波光学系を備えるものや、図16で示すような、
投影露光装置においてマスクと照明方法を図17又は図
18のように構成した装置がある。
る2光束の夫々が角度θでウエハ154に斜入射し、ウ
エハ154に形成できる干渉縞パターン(露光パター
ン)の線幅は前記(3)式で表される。角度θと分波合
波光学系の像面側のNAとの関係はNA=sinθであ
る。角度θは一対の平面ミラー153(153a,15
3b)の夫々の角度を変えることにより任意に調整、設
定可能で、一対の平面ミラーで角度θの値を大きく設定
すれば干渉縞パターンの夫々の縞の線幅は小さくなる。
例えば2光束の波長が248nm(KrFエキシマ)の
場合、θ=38度でも各縞の線幅は約0.1μmの干渉
縞パターンが形成できる。尚、この時のNA=sinθ
=0.62である。角度θを38度よりも大きく設定す
れば、より高い解像度が得られるということは言うまで
もない。
説明する。
プアンドリピート方式又はステップアンドスキャン方式
の縮小投影光学系(多数枚のレンズより成る)を用いた
投影露光装置であり、現状で露光波長248nmに対し
てNA0.6以上のものが存在する。
ク161から出て光学系163に入射する物体側露光
光、163は投影光学系、164は開口絞り、165は
投影光学系163から出てウエハ166に入射する像側
露光光、166は感光基板であるウエハを示し、167
は絞り164の円形開口に相当する瞳面での光束の位置
を一対の黒点で示した説明図である。図16は2光束干
渉露光を行っている状態の摸式図であり、物体側露光光
162と像側露光光165は双方とも、図19の通常の
投影露光とは異なり、2つの平行光線束だけから成って
いる。
おいて2光束干渉露光(周期パターン露光)を行う為に
は、マスク161とその照明方法を図17又は図18の
ように設定すれば良い。以下これら3種の例について説
明する。
マスク173を示しており、クロムより成る遮光部17
1のピッチP0が(4)式で0、位相シフタ172のピ
ッチP0sが(5)式で表されるマスクである。
長、NAは投影光学系163の像側の開口数を示す。
クロムより成る遮光部のないシフタエッジ型の位相シフ
トマスクであり、レベンソン型と同様に位相シフタ17
5のピッチP0sを上記(5)式を満たすように構成した
ものである。
マスクを用いて2光束干渉露光を行うには、これらのマ
スクをσ=0(又は0に近い値)所謂コヒーレント照明
を行う。具体的には図17に示すようにマスク面170
に対して垂直な方向(光軸に平行な方向)から平行光線
束をマスク170に照射する。
学系の開口数 である。
ら上記垂直な方向に出る0次透過回折光に関しては、位
相シフタ172(175)により隣り合う透過光の位相
差がπとなって打ち消し合い存在しなくなり、±1次の
透過回折光の2平行光線束はマスク170から投影光学
系163の光軸に対して対称に発生し、図16の2個の
物体側露光165がウエハ166上で干渉する。また2
次以上の高次の回折光は投影光学系163の開口絞り1
64の開口に入射しないので結像には寄与しない。
り成る遮光部181のピッチP0が(4)式と同様の
(6)式で表されるマスクである。
長、NAは投影光学系163の像側の開口数を示す。
には、1個又は2個の平行光線束による斜入射照明とす
る。この場合の平行光線束のマスク180への入射角θ
0は(7)式を満たすように設定される。2個の平行光
線束を用いる場合が、光軸を基準にして互いに逆方向に
θ0傾いた平行光線束によりマスクを照明する。
影光学系163の像側の開口数を示す。
スクを上記(7)式を満たす平行光線束により斜入射照
明を行うと、マスク180からは、光軸に対して角度θ
0で直進する0次透過回折光とこの0次透過回折光の光
路と投影光学系の光軸に関して対称な光路に沿って進む
(光軸に対して角度−θ0で進む)−1次透過回折光の
2光束が図16の2個の物体側露光光162として生
じ、この2光束が投影光学系163の開口絞り164の
開口部に入射し、結像が行われる。
2個の平行光線束による斜入射照明も「コヒーレント照
明」として取り扱う。
干渉露光を行う技術であり、図19に示したような通常
の投影露光装置の照明光学系は部分的コヒーレント照明
を行うように構成してあるので、図19の照明光学系の
0<σ<1に対応する不図示の開口絞りをσ≒0に対応
する特殊開口絞りに交換可能にする等して、投影露光装
置において実質的にコヒーレント照明を行うよう構成す
ることができる。
に戻る。本実施形態では前述した2光束干渉露光(周期
パターン露光)の次に行う通常の投影露光(通常パター
ン露光)(例えば図19の装置でマスクに対して部分的
コヒーレント照明を行うもの)によって図11(B)が
示すゲートパターンの露光を行う。図11(C)の上部
には2光束干渉露光による露光パターンとの相対的位置
関係と通常の投影露光の露光パターンの領域での露光量
を示し、同図の下部は、通常の投影露光によるウエハの
レジストに対する露光量を縦横を最小線幅のピッチの分
解能でマップ化したものである。
から入射される光強度を1としてウエハに露光される強
度分布を示したものである。
露光量分布は、理想的には1と0の矩形波であるはずだ
が、2光束干渉露光の解像限界付近の線幅を用いている
ので、0次光と1次光のみで形成されるsin波となって
いる。そのsin波の最大値をI 0、最小値をI1とあらわ
す。このとき、照明条件のσによって、I0とI1の値が
定まる。
量分布は、各部分での代表的な値を示している。この投
影露光による露光パターンの最小線幅の部分は、解像せ
ずぼけて広がり、光強度の各店の値は下がる。露光量
は、大まかにパターン中心部をb,両サイドをd,パタ
ーンの両側からのぼけ像がくる中心部をcとする。最小
線幅の2倍の線幅は、露光量b,c,dの値よりも大き
いが、投影露光の解像限界付近の線幅であるため、少し
ぼけて露光量aの値をとる。これら、a,b,c,dの
値は、照明条件によって変化する。
(A)の露光パターンと図11(B)の露光パターンの
露光量の加算した結果生じたものである。
量比は、それぞれの露光の照明条件により異なる。加算
における各露光での光量比は、照明系の照度比として、 2光束干渉露光:投影露光=1:k とし、kの値は次のようにして求める。
量分布、光量比を用いて、以下の式で表せる。
のしきい値Icとの関係式を得る。たとえば、レジスト
がネガ型の場合、以下のようになる。
との差がある方が望ましい。これらの式を解くことによ
り、各照明条件での最適光量比が求められる。
ンの関係する。次の2式が重要である。
同様に示したものである。
し、レジストしきい値I cとの不等号が逆になるが、同
様に最適光量比が求められる。
露光の照明方法の異なった2つを組み合わせによって図
12の微細回路パターンが形成される様子について述べ
る。本実施形態においては2光束干渉露光と通常の投影
露光の間には現像過程はない。従って各露光の露光パタ
ーンが重なる領域での露光量は加算され、加算後の露光
量(分布)により新たな露光パターンが生じることと成
る。
rFエキシマステッパーを用いたときの具体的な実施例
である。
ゲートパターンを通常露光し、重ねてレベンソンタイプ
の位相シフトマスクで、その最小線幅と重なるように周
期パターンを露光したものである。
ベンソンマスクによる露光では、0.3とした。通常マス
ク露光時では、σ=0.3,0.6,0.8,輪帯照明とした。
周期パターンを露光する場合の、コヒーレント照明はσ
の値がゼロまたは、それに近い値であるが、あまり小さ
くすると単位時間当たりの露光量が小さくなり、露光に
要する時間が長くなるので実際的でない。
あることが望ましく、レベンソンマスクによる露光では
その最大であるσ=0.3とした。
ト照明にするが、σを大きくすると複雑な形状の再現性
はよくなり、かつ深度は広がる。照度分布が外側に比べ
て内側が低いいわゆる輪帯照明では、この傾向は顕著に
なるが、コントラストは落ちるという欠点がある。
を周期パターン露光のσと同じ0.3にして同じ照明条件
で二重露光を行うと、ゲートパターンがデフォーカス0
±0.2μmの範囲で解像されるが、線パターンの部分が
うねっており、くびれた部分が断線の原因となるため好
ましくない。
上にするのが良い。図13(B)に示すように、通常露
光のσを0.6にするとデフォーカス0±0.4μmの範囲で
ゲートパターンが解像されるようになり、線パターンの
部分がうねりは解消されている。通常露光と周期パター
ン露光の露光量比を通常露光:周期パターン露光=1.5:
1とした。
が0.8と大きくなると、複雑な形状の再現性は若干よく
なる。通常露光と周期パターン露光の露光量比を通常パ
ターン露光:周期パターン露光=2:1とした。通常パタ
ーン露光のときは周期パターン露光に比べて2倍以上の
露光量とするのが良い。
し、リング内側の0.6から外側の0.8までの照度を1、リ
ング内側の0.6以下を照度0とした場合の二次元強度分
布である。通常露光と周期パターン露光の露光量比を通
常露光:周期パターン露光=2.5:1とした。
な形状の再現性はよくなり、かつ深度は広がる。デフォ
ーカス±0.4μm以下で良好な像が得られた。
ターン露光との二重露光によって形成される。通常露光
パターンの微細なパターンは光強度が低くコントラスト
も低いので、通常は解像されないが、コントラストが高
い周期パターン露光と二重に露光し重ね合わせることに
よって、微細なパターンはコントラストが増強され解像
されるようになる。
きなパターンも、周期パターン露光の強度と重ね合わさ
れコントラストが増強されるので、周期パターン露光の
線幅の整数倍にするとエッジがシャープな像となる。本
発明の露光方法によって、0.12μmといった微細な線幅
を有する回路パターンが、例えばσや照度の光量比を可
変とする照明条件の切り替え可能な照明光学系を有する
投影露光装置を用いて形成可能としている。
量比は、照明条件の組み合わせによる最適値を前述の計
算式によって求めた。
る。
3、通常パターン露光はσ=0.3図11(A)の下部に示
した周期パターンの露光による露光量分布と、図11
(B)の下部に示した通常の投影露光による露光量分布
(ベストフォーカス)を以下に示す。
=0.32 ゲートパターンの周辺は次の強度分布が存在するが、 k×Is+I0 k×Is+I1 において、ISは通常パターンの周辺強度を示すが、IS
=0であるので、それぞれI0,I1となる。ネガレジス
トでは強度の高いI0が問題となる。
化すると次のようになる。
=0.42 d'=0.15 周辺として残る最大強度I0=0.38 照明条件2 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パタ
ーン露光はσ=0.6 I0=0.80 I1=0.23 a=1.25 b=0.44 c=0.53 d=0.13 k=1.5のとき最適であり、 a'=2.68 a"=2.11 b'=1.46 c'=1.03 d'
=0.43 となり、後の比較のため、最大値のa'を1で規格化す
ると次のようになる。
=0.38 d'=0.16 I0=0.30 照明条件3 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パタ
ーン露光はσ=0.8 I0=0.80 I1=0.23 a=1.20 b=0.48 c=0.47 d=0.16 k=2.0のとき最適であり、 a'=3.20 a"=2.63 b'=1.76 c'=1.17 d'
=0.55 となり、最大値のa'を1で規格化すると次のようにな
る。
=0.37 d'=0.17 I0=0.25 照明条件4 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パタ
ーン露光はσ=0.8で輪帯照明とし、内側(輪帯内側)
σ0.6以下の照度分布をゼロとした。
=0.71 となり、最大値のa'を1で規格化すると次のようにな
る。
=0.32 d'=0.20 I0=0.23 今までの議論で、レジストしきい値は、最大露光量3の
とき1.5だったので、最大露光量で規格化するとレジス
トしきい値は0.5とするとよい。この規格化された露光
量分布を見ると、a',a",b'は規格化されたレジスト
しきい値0.5より大きく、c',d',周辺最大強度I0はし
きい値より小さい。
り大きい部分がのこるから、露光量がa',a",b'のみ
パターンとして現像後残ることになる。従って、図11
(C)の下部で灰色に示された部分が、現像後の形状で
ある。
て最適な光量比を求める。ポジレジストは、現像すると
光透過部分がなくなり、遮光された部分が残る。現像
後、レジストのパターン部分が残るようにするために
は、パターンの周囲を光が透過し、パターン部分が光を
遮光するようなレチクルを用いて露光すればよい。この
ようなレチクルでは、パターンの周囲が光強度が1、パ
ターン部分の光強度は0である。従って、図25におけ
るような通常露光後の光量分布は、パターンの周囲の光
強度が1であると考えてよい。
は、周期パターンの最大値I0とし最小値をI1とする
と、 a'=k×a+I1 a"=k×a+I0 b'=k×b+I1 c'=k×c+I0 d'=k×d+I0 パターン周辺強度は k×Is+I0 k×Is+I1 であるが通常パターンの周辺強度I最大値をI2max、パタ
ーン周辺強度の最小値をI2minとすると、 I2max=k×1+I0=I2 I2min=k×1+I1=I3 図25(C)の強度分布のマップではI2,I3と示し
た。ここで、パターンとして残したい部分の強度が a'<Ic a"<Ic b'<Ic c'>Ic d'>Ic となるようにしている。
ターンと照明条件の説明図であり、図13,図14のネ
ガレジストのゲートパターンの照明条件に対応してい
る。次に図26,図27を参照してポジレジストを用い
たときの照明条件について説明する。
の露光による露光量分布と、図25(B)の下部に示し
た通常の投影露光による露光量分布(ベストフォーカ
ス)を以下に示す。
3、通常パターン露光はσ=0.3 I0=0.80 I1=0.23 a=0.03 b=0.27 c=0.21 d=0.58 k=1.5のとき a'=0.28 a"=0.85 b'=0.64 c'=1.12 d'
=1.67 I2min=0.28 となり、周辺の強度が1となるように(k×1+1)で割って
規格化すると次のようになる。
=0.45 d'=0.67 I2min=0.69 規格化レジストしきい値Icは、 a'=k×a+I1<Ic a"=k×a+I0<Ic b'=k×b+I1<Ic パターン以外の周辺はパターンとして残したくないので c'=k×c+I0>Ic I2min=k×1+I1>Ic でなければならないから、0.34<Icかつ0.45<Icここ
でI2min=k×1+I1は通常パターンの周辺強度分布をIs
としたときのI2min=k×IsにおいてIs=1とおいたも
のである。通常パターン(ゲートパターン)の周辺部の
強度分布Isは図25(B)において1,d,c等に相当し
ている。
3、通常パターン露光はσ=0.6 I0=0.80 I1=0.23 a=0.04 b=0.26 c=0.23 d=0.58 k=2.0のとき a'=0.31 a"=0.88 b'=0.75 c'=1.26 d'
=1.96 I2min=2.23 となり、周辺の強度が1となるように(k×1+1)で割って
規格化すると次のようになる。
=0.42 d'=0.65 I2min=0.74 規格化レジストしきい値Icは、0.29<Icかつ0.42>Ic 照明条件3 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パタ
ーン露光はσ=0.8 I0=0.80 I1=0.23 a=0.05 b=0.26 c=0.27 d=0.59 k=2.5のとき a'=0.36 a"=0.93 b'=0.88 c'=1.48 d'
=2.28 I2min=2.73 となり、周辺の強度が1となるように(k×1+1)で割って
規格化すると次のようになる。
=0.42 d'=0.65 I2min=0.78 規格化レジストしきい値Icは、0.26<Ic<0.42 照明条件4 周期パターンの露光はσ=0.3、通常パタ
ーン露光はσ=0.8で輪帯照明とし、内側(輪帯内側)
σ=0.6以下の照度分布をゼロとした。
=2.66 I2min=3.23 となり、周辺の強度が1となるように(k×1+1)で割って
規格化すると次のようになる。
=0.46 d'=0.67 I2min=0.81 規格化レジストしきい値Icは、0.25<Ic<0.46 規格化されたレジストしきい値が前記の範囲にあると
き、a',a",b'の規格化された露光量分布の強度はし
きい値より小さく、c',d',I2minはしきい値より大き
い。
より小さい部分が残るから、a',a",b'の露光量分布
のみパターンとして現像後残ることになる。従って、図
25(C)の下部で斜線で示された部分が現像後の形状
である。
入射する光量と、ウエハ面上に出射する光量が等しいと
して規格化されたものである。ここで示された光量比
は、この強度分布をもとに算出されたものであり、最適
光量比はそれぞれの照明条件で述べられた光量比付近に
ある。
ハ面上に出射する光量が等しくはなく、たとえば、レチ
クル、照明条件、他の条件の違いにより、入射光量と出
射光量の比は変わるから、厳密には最適光量比が異なる
可能性があるが、最適光量比は通常露光と高コントラス
トが得られる周期パターン露光の個々の強度分布から前
述の計算式によってもとめられるものである。
によって最適な光量比にし、なおかつ、合成像の露光量
分布がレジストしきい値とこれまで示したような計算式
における大小関係を満たすようにする事が重要である。
露光量分布は、実施例で述べられたように照明条件によ
って変化し、またパターンの大きさによっても変化す
る。
格化レジストしきい値が比例倍されたものであり、合成
像や、それぞれの露光における実際の露光量分布もこの
規格化された露光量分布が比例倍されたものである。
い値に応じて多重露光の最適な光量比を保ちながら積算
露光量を適切な露光量となるように露光量調整する。
積算された露光量分布と実際のレジストしきい値との大
小関係で決まり、ポジレジストの場合、レジストしきい
値より露光量分布の小さい部分が残るから、パターンと
して残したい部分の露光量分布をレジストしきい値より
小の露光量となるよう露光量調整してパターンを得る。
は、周期パターンを露光するときの約2倍の露光量が適
切で、通常露光パターンを露光するときの照明条件と、
周期パターンを露光するときの照明条件の組合わせによ
って最適な露光量比があり、前述の計算式で求められ
る。
わせを計算した結果、次のことが示された。周期パター
ン露光のときσ=0.3で通常パターン露光の照明条件σ
が0.8より小さいときは、通常パターンを露光するとき
の露光量を周期パターンを露光するときの露光量より2
倍以下にするとよい。
ンを露光するときの照明条件が輪帯照明のときは、輪帯
の巾が小さいときは、通常パターンを露光する露光量が
周期パターンを露光するときの露光量より2倍以上にす
るとよい。
が0.3より小さいときは、通常パターンを露光する露光
量は、周期パターンを露光するときの露光量より2倍以
上にするとよい。
露光装置の一例を示す概略図であり、図20において、
201は2光束干渉露光用の光学系で、基本構成は図1
5の光学系と同じである。202はKrF又はArFエ
キシマレーザー、203はハーフミラー、204(20
4a,204b)は平面ミラー、205は光学系201
との位置関係が固定又は適宜ベースライン(量)として
検出できるオフアクシス型の位置合わせ光学系で、ウエ
ハ206上の2光束干渉用位置合わせマークを観察し、
その位置を検出する。206は感光基板であるウエハ、
207は光学系201の光軸に直交する平面及びこの光
軸方向に移動可能なXYZステージで、レーザー干渉計
等を用いてその位置が正確に制御される。装置205と
XYZステージ207の構成や機能は周知なので具体的
な説明は略す。
通常の投影露光装置より成る高解像度の露光装置を示す
概略図である。
201、装置205を備える2光束干渉露光装置であ
り、213は、不図示の照明光学系とレチクル位置合わ
せ光学系214、ウエハ位置合わせ光学系(オフアクシ
ス位置合わせ光学系)217とマスク215の回路パタ
ーンをウエハ218上に縮小投影する投影光学系216
とを備える通常の投影露光装置である。
215上の位置合わせマークを観察し、その位置を検出
する。ウエハ位置合わせ光学系217はウエハ206上
の投影露光用又は2光束干渉と兼用の位置合わせマーク
を観察し、その位置を検出する。光学系214,21
6,217の構成や機能は周知なので、具体的な説明は
略す。
12と投影露光装置213で共用される1つのXYZス
テージであり、このステージ219は、装置212、2
13の各光軸に直交する平面及びこの光軸方向に移動可
能で、レーザー干渉計等を用いてそのXY方向の位置が
正確に制御される。
は、図21の位置(1)に送り込まれてその位置が正確
に測定され、測定結果に基づいて位置(2)で示す装置
212の露光位置に送り込まれてウエハ218へ2光束
干渉露光が行われ、その後、位置(3)に送り込まれて
その位置が正確に測定され位置(4)で示す装置213
の露光位置に送り込まれてウエハ218へ投影露光が行
われる。
置合わせ光学系217の代わりに、投影光学系216を
介してウエハ218の位置合わせマークを観察し、その
位置を検出する不図示のTTLの位置合わせ光学系や、
投影光学系216とマスク(レチクル)215とを介し
てウエハ218上の位置合わせマークを観察し、その位
置を検出する不図示のTTRの位置合わせ光学系も使用
できる。
の投影露光の双方が行える高解像度の露光装置を示す概
略図である。
Fエキシマレーザー、222は照明光学系、223はマ
スク(レチクル)、224はマスクステージ、227は
マスク223の回路パターンをウエハ228上に縮小投
影する投影光学系、225はマスク(レチクル)チェン
ジャであり、ステージ224に、通常のレチクルと前述
したレベンソン位相シフトマスク(レチクル)又はエッ
ジシフタ型のマスク(レチクル)又は位相シフタを有し
ていない周期パターンマスク(レチクル)の一方を選択
的に供給する為に設けてある。
向と周期パターンの方向と平行にする為に、予めマスク
にバーコード等に描かれてある情報をもとにマスクを回
転させる機能を持たせてある。
光で共用される1つのXYZステージであり、このステ
ージ229は、光学系227の光軸に直交する平面及び
この光軸方向に移動可能で、レーザー干渉計等を用いて
そのXY方向の位置が正確に制御される。
位置合わせ光学系、ウエハ位置合わせ光学系(図21で
説明したオフアクシス位置合わせ光学系とTTL位置合
わせ光学系とTTR位置合わせ光学系)とを備える。
分的コヒーレント照明とコヒーレント照明とを切換え可
能に構成してあり、コヒーレント照明の場合には、ブロ
ック230内の図示した前述した(1a)又は(1b)
の照明光を、前述したレベンソン型位相シフトレチクル
又はエッジシフタ型レチクル又は位相シフタを有してい
ない周期パターンレチクルの1つに供給し、部分的コヒ
ーレント照明の場合にはブロック230内に図示した
(2a)の照明光を所望のレチクルに供給する。部分的
コヒーレント照明からコヒーレント照明あるいは輪帯照
明とを切換えは、通常光学系222のフライアイレンズ
の直後に置かれる開口絞りを、この絞りに比して開口径
が十分に小さいコヒーレント照明用絞りと交換すればい
い。
重露光における前記第1露光と前記第2露光の露光波長
は、第2露光が投影露光の場合、双方とも400nm以
下であり、好ましくは250nm以下である。250n
m以下の露光波長の光を得るにはKJrFエキシマレー
ザ(約248nm)やArFエキシマレーザ(約193
nm)を用いる。
は、マスクに形成された任意のパターンからの3個以上
の平行光線束が互いに異なる様々な角度で像面に入射し
て露光が行なわれるものである。
エハに投影する投影光学系と、部分的コヒーレント照明
とコヒーレント照明の双方の照明が可能なマスク照明光
学系とを有し、部分的コヒーレント照明によって通常の
露光を行い、コヒーレント照明によって2光束干渉露光
を行うことにより、周期パターン露光を特徴とする。
「部分的コヒーレント照明」とはσ=(照明光学系の開
口数/投影光学系の開口数)の値がゼロより大きく1よ
り小さい照明であり、「コヒーレント照明」とは、σの
値がゼロまたはそれに近い値であり、部分的コヒーレン
ト照明のσに比べて相当小さい値である。
はσを0.3以下にする。通常露光を行う際の部分的コ
ヒーレント照明はσを0.6以上にする。σ=0.8が
望ましい。さらに照度分布が外側に比べて内側が低い輪
帯照明にすると、なお効果的である。
下であり、好ましくは250nm以下である。250n
m以下の露光波長の光を得るにはKrFエキシマレーザ
(約248nm)やArFエキシマレーザ(約193n
m)を用いる。
学系として部分的コヒーレント照明とコヒーレント照明
とが切換え可能な光学系を開示している。
通常(投影)露光装置を両装置で共用される被露光基板
(感光基板)を保持する移動ステージとを有している。
下であり、好ましくは250nm以下である。250n
m以下の露光波長の光を得るにはKrFエキシマレーザ
(約248nm)やArFエキシマレーザ(約193n
m)を用いている。
てIC,LSI等の半導体チップ、液晶パネル等の表示
素子、磁気ヘッド等の検出素子、CCD等の撮像素子と
いった各種デバイスの製造が可能である。
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々に変更することが可能である。特に2光束干渉露
光及び通常露光の各ステップでの露光回数や露光量の段
数は適宜選択することが可能であり、更に露光の重ね合
わせもずらして行なう等適宜調整することが可能であ
る。このような調整を行うことで形成可能な回路パター
ンにバリエーションが増える。
半導体デバイスの製造方法の実施形態を説明する。
の半導体チップ、或いは液晶パネルやCCD等)の製造
のフローを示す。
スの回路設計を行なう。ステップ2(マスク製作)では
設計した回路パターンを形成したマスクを製作する。
コン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、前記用意したマ
スクとウエハを用いてリソグラフィ技術によってウエハ
上に実際の回路を形成する。
れ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導
体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシ
ング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。
された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト
等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイス
が完成し、これが出荷(ステップ7)される。
ーを示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶
縁膜を形成する。
電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打
込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では前記説明した露光装置によってマ
スクの回路パターンをウエハに焼付露光する。
を現像する。ステップ18(エッチング)では現像した
レジスト以外の部分を削り取る。ステップ19(レジス
ト剥離)ではエッチングがすんで不要となったレジスト
を取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことに
よってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
製造が難しかった高集積度の半導体デバイスを容易に製
造することができる。
周期パターンを含まない通常パターン露光(通常露光)
の2つの露光方法を用いることにより、複雑な形状の回
路パターンをウエハに形成することが可能な露光方法及
び露光装置。
る回路パターンを容易に得ることが可能な露光方法及び
露光装置。
の露光法が実施できる露光装置。を、達成することがで
きる。
0.15μm以下の微細な線幅を有する複雑なパターン
を得ることができる。
図
す説明図
ーンを示す説明図
ターン(リソグラフィーパターン)の一例を示す説明図
ターン(リソグラフィーパターン)の他の一例を示す説
明図
ターン(リソグラフィーパターン)の他の一例を示す説
明図
示す説明図
略図
を示す概略図
の1例を示す説明図
の他の1例を示す説明図
略図
略図
略図
ト
ト
ク 226 マスク(レチクル)チェンジャ 227 投影光学系 228 ウエハ 229 XYZステージ
Claims (15)
- 【請求項1】 被露光基板上に周期パターンによる第1
露光と該周期パターンとは異なるパターンによる第2露
光の二重露光を行う露光方法において、前記第2露光に
用いるマスクには互いに線幅が等しい一対の線が該一対
の線の線幅と同程度の間隔をあけて並んだ部分を有する
パターンが形成されており、前記第1露光における前記
被露光基板上での光強度分布の一周期中の最大値をI
0、最小値をI1とし、前記第2露光における前記被露光
基板上での光強度分布のうち前記一対の線のそれぞれに
対応する位置の強度値をb、前記一対の線の間の領域に
対応する位置の強度値をcとし、前記第2露光における
前記被露光基板上での光強度分布のうちの前記パターン
以外の領域の光強度をIs、前記被露光基板のレジスト
の感光しきい値をIc、前記第1露光と前記第2露光の
光量比を1:kとした時、I0<Ic、I1<Ic、k×c
<Ic、k×b<Icであり、 前記 レジストがネガ型の場合、前記第2露光に用いるマスクは前記パターンが光透過部
より成り、前記第2露光における前記光強度分布のうち
前記一対の線のそれぞれに対応する位置が前記第1露光
における前記光強度分布のうち隣り合う前記最大値の位
置と重なり、 k×b+I0>Ic k×c+I1<Ick×Is+I0<Ic なる条件を満たし、 前記 レジストがポジ型の場合、前記第2露光に用いるマスクは前記パターンが遮光部よ
り成り、前記第2露光における前記光強度分布のうち前
記一対の線のそれぞれに対応する位置が前記第1露光に
おける前記光強度分布のうち隣り合う前記最小値の位置
と重なり、 k×b+I1<Ic k×c+I0>Ick×Is+I1>Ic なる条件を満たす ことを特徴とする露光方法。 - 【請求項2】 被露光基板上に周期パターンによる第1
露光と該周期パター ンとは異なるパターンによる第2露
光の二重露光を行う露光方法において、前記第2露光に
用いるマスクには互いに線幅が等しい一対の線が該一対
の線の線幅と同程度の間隔をあけて並んだ第1の部分と
該一対の線の線幅よりも大きな線幅を持つ第2の部分と
を有するパターンが形成されており、前記第2露光に用
いるマスクのパターンの前記第2の部分は前記第1露光
の前記周期パターンの一つ以上のパターンにまたがるよ
うに前記被露光基板上に露光され、前記第1露光におけ
る前記被露光基板上での光強度分布の一周期中の最大値
をI0、最小値をI1とし、前記第2露光における前記被
露光基板上での光強度分布のうち、前記第2の部分に対
応する位置の強度値をa、前記一対の線のそれぞれに対
応する位置の強度値をb、前記一対の線の間の領域に対
応する位置の強度値をcとし、前記第2露光における前
記被露光基板上での光強度分布のうちの前記パターン以
外の領域の光強度をIs、前記被露光基板のレジストの
感光しきい値をIc、前記第1露光と前記第2露光の光
量比を1:kとした時、 前記 レジストがネガ型の場合、前記第2露光に用いるマスクは前記パターンが光透過部
より成り、前記第2露光における前記光強度分布のうち
前記一対の線のそれぞれに対応する位置が前記第1露光
における前記光強度分布のうち隣り合う前記最大値の位
置と重なり、I0<Ic、I1<Ic、k×c<Ic、k×
b<Ic、k×a>Ic であり、 k×b+I0>Ic k×c+I1<Ic k×a+I0>Ic k×a+I1>Ick×Is+I0<Ic なる条件を満たし、 前記 レジストがポジ型の場合、前記第2露光に用いるマスクは前記パターンが遮光部よ
り成り、前記第2露光における前記光強度分布のうち前
記一対の線のそれぞれに対応する位置が前記第1露光に
おける前記光強度分布のうち隣り合う前記最小値の位置
と重なり、 I0<Ic、I1<Ic、k×c<Ic、k×b<Ic、k×
a<Ic であり、 k×b+I1<Ic k×c+I0>Ic k×a+I1<Ic k×a+I0<Ick×Is+I1>Ic なる条件を満たす ことを特徴とする露光方法。 - 【請求項3】 前記第1露光と、前記第2露光で照明方
法を変えることを特徴とする請求項1又は2の露光方
法。 - 【請求項4】 前記第1露光と前記第2露光の光量比が
1:kとなるように露光ごとに露光量を変えることを特
徴とする請求項1、2又は3の露光方法。 - 【請求項5】 前記第1露光ではσを0.3以下にする
ことを特徴とする請求項3の露光方法。 - 【請求項6】 前記第2露光ではσを0.6以上にする
ことを特徴とする請求項3の露光方法。 - 【請求項7】 前記第2露光では、照度分布の内側が外
側に比べて低い輪帯照明にすることを特徴とする請求項
3の露光方法。 - 【請求項8】 前記第2露光を行なうときは、前記第1
露光を行なうときの約2倍の露光量とすることを特徴と
する請求項4の露光方法。 - 【請求項9】 前記第1露光ではσが0.3で、前記第
2露光ではσが0.8より小さいときは、前記第2露光
での露光量を前記第1露光での露光量の2倍以下にする
ことを特徴とする請求項4の露光方法。 - 【請求項10】 前記第1露光ではσが0.3で、前記
第2露光では輪帯照明を行なうときで、輪帯の巾が小さ
いときは、前記第2露光での露光量が前記第1露光での
露光量の2倍以上であることを特徴とする請求項4の露
光方法。 - 【請求項11】 前記第1露光でのσが0.3より小さ
いときは、前記第2露光での露光量は、前記第1露光で
の露光量の2倍以上であることを特徴とする請求項4の
露光方法。 - 【請求項12】 前記第1露光は、前記第2露光で露光
する微細パターンの方向に前記周期パターンの各パター
ンが平行になるようにマスクの回転位置が調整されるこ
とを特徴とする請求項1又は2の露光方法。 - 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項の露光
方法を用いて感光性の基板にマスク上のパターンを転写
していることを特徴とする露光装置。 - 【請求項14】 請求項1〜12のいずれか1項の露光
方法を用いて回路パターンをウエハに露光する段階と、
該露光したウエハを現像する段階とを含むこを特徴とす
るデバイスの製造方法。 - 【請求項15】 請求項13の露光装置を用いて回路パ
ターンをウエハ上に露光する段階と、該露光したウエハ
を現像する段階とを含むことを特徴とするデバイスの製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11118613A JP3123543B2 (ja) | 1998-05-02 | 1999-04-26 | 露光方法及び露光装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-137473 | 1998-05-02 | ||
JP13747398 | 1998-05-02 | ||
JP11118613A JP3123543B2 (ja) | 1998-05-02 | 1999-04-26 | 露光方法及び露光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000031036A JP2000031036A (ja) | 2000-01-28 |
JP3123543B2 true JP3123543B2 (ja) | 2001-01-15 |
Family
ID=26456520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11118613A Expired - Fee Related JP3123543B2 (ja) | 1998-05-02 | 1999-04-26 | 露光方法及び露光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3123543B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11938318B2 (en) | 2008-10-10 | 2024-03-26 | Peter Forsell | Apparatus for temporary male contraception |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6821689B2 (en) * | 2002-09-16 | 2004-11-23 | Numerical Technologies | Using second exposure to assist a PSM exposure in printing a tight space adjacent to large feature |
-
1999
- 1999-04-26 JP JP11118613A patent/JP3123543B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (4)
Title |
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Proceedings of SPIE vol.3679 page.396−407 |
Proceedings of SPIE vol.3748 page.278−289 |
Proceedings of SPIE vol.3873 page.66−77 |
応用物理学会分科会 シリコンテクノロジー No.11 page.6−11 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11938318B2 (en) | 2008-10-10 | 2024-03-26 | Peter Forsell | Apparatus for temporary male contraception |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000031036A (ja) | 2000-01-28 |
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