JP3121285B2 - 髪止め具 - Google Patents
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- A45D8/20—Hair clamps, i.e. elastic multi-part clamps, the parts of which are pivotally connected between their ends
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- Y10T24/3437—Coil spring biased
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Description
枢着した一対の櫛形抱持部材により、好みの形にまとめ
た髪束を抱持固定する髪止め具に関する。
幅方向一側へ伸出する櫛歯と他側へ張出する開閉用レバ
ー片とを有する一対の抱持部材が、櫛歯を互いに相手側
の櫛歯間に進入させ得る配置状態でヒンジを介して幅方
向中間部において枢着されると共に、該ヒンジの枢軸に
巻装された巻きばねによって櫛歯の噛み合い方向に付勢
されており、両抱持部材の開閉用レバー片を指で摘んで
接近させることにより、自然状態では噛み合っている櫛
歯側が開くように構成されている。そして、この櫛歯側
を開かせた状態で所要の束ね形態とした髪の上に当てが
い、開閉用レバー片の摘みを緩めて両側の櫛歯で下の髪
層を掬い込むことにより、束ね形態の髪を抱持固定する
ようになっている。
ては、髪に装着した状態で、ヒンジの枢軸に巻装された
巻きばねが露呈するため、外観の体裁が悪く、意匠的機
能に劣るという難点があった。また、この巻きばねは自
然状態に対して巻きを強める方向に捻じった状態で枢軸
に嵌挿し、その直線状とした両端部を各々両抱持部材の
内面に接当することにより、前記自然状態への復元力に
よって両抱持部材を押圧しているが、この押圧位置は両
抱持部材において長手方向中央から互いに逆側に偏って
いるため、押圧力が両抱持部材の配置を歪ませるように
作用し、もって両抱持部材の枢着部に捻じり方向の力が
集中し、該枢着部の破損を生じ易く耐久性に劣るという
問題もあった。
に鑑み、ヒンジを介して枢着した一対の櫛形抱持部材が
該ヒンジの枢軸に巻装された巻きばねによって櫛形を閉
じる方向に付勢された髪止め具として、外観の体裁がよ
く装飾性に優れると共に高い耐久性を具備するものを提
供することを目的としている。
求項1は、幅方向一側へ伸出する髪掬い用櫛歯を有する
硬質合成樹脂成形物からなる一対の抱持部材が、ヒンジ
によって髪掬い用櫛歯を互いに相手側の櫛歯間に進入さ
せる状態と開離させる状態とに開閉自在に枢着されると
共に、該ヒンジの枢軸に巻装された巻きばねの両端部の
押接によって互いの髪掬い用櫛歯を閉じる方向に付勢さ
れてなる髪止め具において、各抱持部材は、髪掬い用櫛
歯の伸出側とは反対側に、外向きに張出する開閉用レバ
ー片と内向きに張出する遮蔽用櫛歯とを備えると共に、
この遮蔽用櫛歯と髪掬い用櫛歯との間に前記ヒンジが構
成され、不使用下の自然状態では両抱持部材の遮蔽用櫛
歯が噛合状態にあり、且つ前記巻きばねの付勢に抗して
両抱持部材の開閉用レバー片を接近させた際に、髪掬い
用櫛歯側が開くと共に遮蔽用櫛歯の噛合が深まって前記
巻きばね上を覆うように設定されてなるものである。
用レバー片を指で摘んで髪掬い用櫛歯側を開かせた状態
で好みの形にまとめた髪束の上に当てがい、開閉用レバ
ー片の摘みを緩めて両側の髪掬い用櫛歯により下の髪層
を掬い込むようにして束ね形態の髪を抱持固定するが、
この髪への装着状態において相互の噛合度合を深めた遮
蔽用櫛歯によってヒンジの巻きばねが覆い隠されること
になり、また遮蔽用櫛歯自体も装飾部として機能する。
しかして、巻きばねの押圧力は両抱持部材の配置を歪ま
せるように作用するが、この歪みは遮蔽用櫛歯の相互の
噛合部分によって阻止され、もって両抱持部材の枢着部
に捻じり方向の力が集中することはない。なお、不使用
下の自然状態で両抱持部材の遮蔽用櫛歯が開離しておれ
ば、上記の歪みを生じると共に、この歪んだ状態で開閉
用レバー片を摘んで髪掬い用櫛歯側を開かせようとして
も、遮蔽用櫛歯の先端同士が突き当たって開作動困難に
なる。
め具において、両抱持部材の遮蔽用櫛歯は、不使用下の
自然状態において歯先部のみが互いに噛合する構成を採
用しているから、その噛合の深浅変化量を大きくでき、
もって髪掬い用櫛歯側の開度を大きく設定できる。
め具において、両抱持部材の遮蔽用櫛歯は、平行直線状
に張出し、不使用下の自然状態において互いに噛合した
歯先部を頂とする屋根形に配置すると共に、髪掬い用櫛
歯側が開いた使用状態において平坦状ないし噛合部を低
くする噛合状態となることから、髪に装着した際に遮蔽
用櫛歯の歯先部が外側へ突き出さない。
いずれかの髪止め具において、両抱持部材の髪掬い用櫛
歯が内面側を凹とする湾曲状に形成されているから、髪
に装着するに際に両側の髪掬い用櫛歯にて髪束を掬って
抱え込む形になる。
いずれかの髪止め具において、両抱持部材の髪掬い用櫛
歯は内面側に複数の突起が所定間隔置きに設けられてい
るから、髪に装着した際に突起が髪層中入り込んでアン
カー機能を発揮する。
いずれかの髪止め具において、両抱持部材の髪掬い用櫛
歯は、互いに相手側の櫛歯間に進入した状態において隣
接する櫛歯との間に隙間を生じるように配置してなるか
ら、髪に装着した際に櫛歯の隙間に髪が挟み込まれ、髪
止め具の止着力が大きくなる。
いずれかの髪止め具において、両抱持部材の内面側に一
対の枢着用突片が長手方向に離間して突設され、両挟持
部材の枢着用突片同士の重なり部分に前記ヒンジの枢軸
の両端部が貫通して軸支されると共に、相対する枢着用
突片に両抱持部材の髪掬い用櫛歯側を閉じる回動方向に
おいて互いに係合する係止部が形成されてなる。従っ
て、不使用下の自然状態において、両抱持部材は係止部
が巻きばねの付勢によって押接係合した状態で安定す
る。
いずれかの髪止め具において、各抱持部材は、遮蔽用櫛
歯と開閉用レバー片とが長手方向中央部に分岐状に形成
されると共に、開閉用レバー片の両側に外向きに張出す
る装飾片を有してなる構成を採用しているから、髪に装
着した際に開閉用レバー片と共に外向きに張出した装飾
片が視認される。
一実施例について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は不使用時の自然状態における髪止め具の全体の斜
視図、図2は同平面図、図3及び図4は同髪止め具の一
対の抱持部材を各々内面側から見た正面図、図5及び図
6は同髪止め具の縦断側面図、図7は使用状態を示す斜
視図である。
(10)は、幅方向一側へ伸出する髪掬い用櫛歯(2)
…を有する一対の抱持部材(1A)(1B)が、ヒンジ
(3)によって髪掬い用櫛歯(2)…を互いに相手側の
櫛歯(2)…間に進入させる状態と、これら櫛歯(2)
…を開離させる状態(図6参照)とに開閉自在に枢着さ
れてなる。そして、該ヒンジ(3)の枢軸(30)には
巻きばね(4)が巻装され、この巻きばね(4)の直線
状をなす両端部(4a)(4b)が両抱持部材(1A)
(1B)の内面に押接し、もって両抱持部材(1A)
(1B)は互いの髪掬い用櫛歯(2)側が閉じる方向に
付勢されている。
図4でも示すように略同様の形状を有する硬質合成樹脂
成形物からなり、髪掬い用櫛歯(2)…の伸出側とは反
対側に、長手方向中央に位置した耳片状の開閉用レバー
片(5)と、長手方向両側に位置した三角枠状の装飾片
(6)(6)とが外向きに湾曲して張出すると共に、長
手方向中央より開閉用レバー片(5)に対して分岐する
形で遮蔽用櫛歯(7)…が内向きに張出し、また内面側
には長手方向に離間して対向する一対の舌片状の枢着用
突片(8)(8)が、髪掬い用櫛歯(2)…と遮蔽用櫛
歯(7)…との間に位置して突設されている。
湾曲した先細りの帯板状であり、その6本が抱持部材
(1A)(1B)の略全長にわたって平行状に配置して
いる。しかして、各髪掬い用櫛歯(2)の内面には、突
起(21)が、抱持部材(1A)では図3の如く2つず
つ、抱持部材(1B)では図4の如く3つずつ、当該櫛
歯(2)の長手方向に沿って所定間隔置きに設けられて
いる。一方、遮蔽用櫛歯(7)…は直線状の細い角棒形
であり、抱持部材(1A)では図3の如く4本、抱持部
材(1B)では図4の如く5本が、その幅に略等しい間
隔を置いて平行に配置している。なお、髪掬い用櫛歯
(2)…及び遮蔽用櫛歯(7)…の先端はアールをなし
ている。
の枢着用突片(8)(8)の対向間隔は、抱持部材(1
A)側の方が抱持部材(1B)側よりも広く、これによ
って抱持部材(1A)の枢着用突片(8)(8)の内側
に抱持部材(1B)の枢着用突片(8)(8)が重なっ
て配置するように設定されている。そして、各枢着用突
片(8)には透孔(8a)が設けてあり、上記の重なっ
た配置状態で連通した透孔(8a)…にヒンジ(3)の
枢軸(30)を挿通することにより、両抱持部材(1
A)(1B)が枢着されている。
(8)(8)の互いに対向する側面には凸条部(81)
が設けられる一方、抱持部材(1B)の枢着用突片
(8)(8)の先端側には段部(82)が形成されてお
り、両抱持部材(1A)(1B)の髪掬い用櫛歯(2)
…側を閉じる回動方向、つまり巻きばね(4)の付勢方
向において、凸条部(81)の先端が段部(82)に係
合する。
め具(10)は、図5に示すように、凸条部(81)の
先端が段部(8b)に係合して安定に保持されるが、互
いの髪掬い用櫛歯(2)…が相手側の櫛歯(2)…間に
進入すると共に、互いの遮蔽用櫛歯(7)…が歯先部の
みを相手側の櫛歯(7)…間に噛合するように設定され
ている。このとき、髪掬い用櫛歯(2)…は、互いに相
手側の櫛歯(2)(2)間に進入した状態において隣接
する櫛歯(2)との間に隙間を生じるように配置し、ま
た遮蔽用櫛歯(7)…は互いに噛合した歯先部を頂とす
る屋根形に配置している。
開閉用レバー片(5)(5)を巻きばね(4)の付勢に
抗して相互に引き付けると、図6に示すように髪掬い用
櫛歯(2)…側が開くと共に、遮蔽用櫛歯(7)…側の
相互の噛合が深まる。これにより、両側の遮蔽用櫛歯
(7)…は、図示実線のように平坦な噛合状態、更には
図示仮想線のように噛合部を低くする状態となって巻き
ばね(4)上を覆う。なお、両抱持部材(1A)(1
B)の遮蔽用櫛歯(7)…は、不使用下の自然状態にお
いても歯先部が噛合しているから、上記の開閉用レバー
片(5)(5)の引き付けに際して両側の歯先部が突き
当たって噛合困難に陥る恐れはなく、円滑な操作性が得
られる。また、この歯先部のみの噛合によってその噛合
の深浅変化量が大きくなり、もって髪掬い用櫛歯(2)
…側の開度を大きく設定できる。
に際し、開閉用レバー片(5)(5)を指で摘んで髪掬
い用櫛歯(2)…側を開かせた状態で、例えば図7に示
すように、好みの形にまとめた髪束(11)の上に当て
がい、開閉用レバー片(5)(5)の摘みを緩めて両側
の髪掬い用櫛歯(2)…により下の髪層(12)を掬い
込むことにより、束ね形態の髪(11)を抱持固定させ
る。このとき、髪掬い用櫛歯(2)…が内面側を凹とす
る湾曲形状であって且つ開度も大きいため、まとめた髪
束(11)のボリュームが大きい場合でも支障なく抱持
固定できる。
を深めた遮蔽用櫛歯(7)…によってヒンジ(3)の巻
きばね(4)が覆い隠され、見掛け上では該巻きばね
(4)の存在が容易には判らず、外観体裁が非常に良好
となる上、装飾片(8)及び開閉用レバー片(5)の装
飾機能に加え、遮蔽用櫛歯(7)…自体も歯先部が外側
へ突出せずにすっきりした見栄えのよい形態となって装
飾部として機能するため、髪飾りとして髪に優れた美観
を付与する。また、髪掬い用櫛歯(2)…が湾曲形状で
ある上、内面の突起(21)…が髪層中に入り込んでア
ンカー効果を発揮し、しかも髪掬い用櫛歯(2)…間の
隙間に髪が挟み込まれて止着力が大きくなるから、髪止
め具(10)の装着状態が安定して位置ずれしにくくな
る。
持部材(1A)(1B)の配置を歪ませるように作用す
るが、この作用力が遮蔽用櫛歯(7)…の相互の噛合部
分で受け止められて上記歪みは抑制される。従って、こ
の髪止め具(10)では、両抱持部材(1A)(1B)
の枢着用突片(8)…に捻じり方向の力が集中すること
はなく、これら枢着用突片(8)…の破損を生じにく
く、優れた耐久性を発揮する。
B)の遮蔽用櫛歯(7)…が直線状であるものを示した
が、請求項1及び2の構成においては、これら遮蔽用櫛
歯(7)…は例えば枢軸(30)を中心とする円弧線に
沿う湾曲状等、他の形態としてもよい。また、不使用時
の自然状態で両抱持部材(1A)(1B)を定姿勢に保
つための相互に係合する係止部は、例示した枢着用突片
(8)(8)に設けた凸条部(81)と段部(82)と
の組み合わせ以外に種々構成できるが、枢着用突片
(8)(8)とは異なる部位に設ける場合は構造的に複
雑になる。
掬い用櫛歯(2)の歯数、突起(21)の数及び配置、
遮蔽用櫛歯(7)…の歯数と遮蔽幅、開閉用レバー片
(5)及び装飾片(6)の形状等、細部構成については
実施例以外に種々設計変更可能である。
て枢着した一対の櫛形抱持部材によって好みの形にまと
めた髪束を抱持固定する髪止め具として、両抱持部材が
髪掬い用櫛歯と共に遮蔽用櫛歯を備え、この遮蔽用櫛歯
がヒンジの枢軸に巻装された巻きばねの上方で互いに噛
合し、髪への装着状態において該巻きばねを覆い隠すた
め、外観の体裁がよく装飾性に優れると共に、前記ヒン
ジの枢着部に捻じれ方向の無理な力がかからず、もって
該枢着部が破損しにくく高い耐久性を具備し、また髪に
対する着脱の操作性のよいものが提供される。
において、特に両抱持部材の髪掬い用櫛歯側の開度を大
きく設定できるため、まとめた髪束のボリュームが大き
い場合でも支障なく抱持固定できる。
において、髪への装着状態において両抱持部材の遮蔽用
櫛歯が平坦状ないし噛合部を低くする噛合状態となるた
め、該遮蔽用櫛歯の歯先部が外側へ突き出さず、もって
見栄えがよく、より優れた装飾性を発揮できる。
において、両抱持部材の髪掬い用櫛歯が内面側を凹とす
る湾曲状をなすことにより、ボリュームの大きい髪束を
うまくまとめて固定できる。
において、両抱持部材の髪掬い用櫛歯は内面側に複数の
突起を有することにより、髪への装着状態が安定して位
置ずれしにくくなる。
において、両抱持部材の髪掬い用櫛歯が閉じ合わせ状態
で櫛歯間に隙間を生じ、この隙間への髪の挟み込みによ
って止着力が大きくなるため、髪への装着状態がより安
定する。
において、両抱持部材のヒンジの枢軸を軸支する枢着用
突片に設けた係止部が不使用下の自然状態で互いに係合
するため、該不使用下で両抱持部材が安定した閉姿勢に
保たれると共に、これら係止部を他の部位に独立して設
ける構成に比較して構造的に簡素になる。
において、両抱持部材が開閉用レバー片の両側に装飾片
を有するため、髪に装着した際により高い装飾効果が得
られる。
視図である。
ら見た正面図である。
ら見た正面図である。
す縦断側面図である。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 幅方向一側へ伸出する髪掬い用櫛歯を有
する硬質合成樹脂成形物からなる一対の抱持部材が、ヒ
ンジによって髪掬い用櫛歯を互いに相手側の櫛歯間に進
入させる状態と両櫛歯を開離させる状態とに開閉自在に
枢着されると共に、該ヒンジの枢軸に巻装された巻きば
ねの両端部の押接によって互いの髪掬い用櫛歯を閉じる
向に付勢されてなる髪止め具において、 前記の両抱持部材は、髪掬い用櫛歯の伸出側とは反対側
に、外向きに張出する開閉用レバー片と、内向きに張出
する遮蔽用櫛歯とを備えると共に、この遮蔽用櫛歯と髪
掬い用櫛歯との間に前記ヒンジが構成され、 不使用下の自然状態では両抱持部材の遮蔽用櫛歯が噛合
状態にあり、且つ前記巻きばねの付勢に抗して両抱持部
材の開閉用レバー片を接近させた際に、髪掬い用櫛歯側
が開くと共に遮蔽用櫛歯の噛合が深まって前記巻きばね
上を覆うように設定されてなることを特徴とする髪止め
具。 - 【請求項2】 両抱持部材の遮蔽用櫛歯は、不使用下の
自然状態において歯先部のみが互いに噛合する請求項1
記載の髪止め具。 - 【請求項3】 両抱持部材の遮蔽用櫛歯は、平行直線状
に張出し、不使用下の自然状態において互いに噛合した
歯先部を頂とする屋根形に配置すると共に、髪掬い用櫛
歯側が開いた使用状態において平坦状ないし噛合部を低
くする噛合状態となる請求項2記載の髪止め具。 - 【請求項4】 両抱持部材の髪掬い用櫛歯は、内面側を
凹とする湾曲状に形成されてなる請求項1〜2のいずれ
かに記載の髪止め具。 - 【請求項5】 両抱持部材の髪掬い用櫛歯は、内面側に
複数の突起が所定間隔置きに設けられてなる請求項1〜
4のいずれかに記載の髪止め具。 - 【請求項6】 両抱持部材の髪掬い用櫛歯は、互いに相
手側の櫛歯間に進入した状態において隣接する櫛歯との
間に隙間を生じるように配置してなる請求項1〜5のい
ずれかに記載の髪止め具。 - 【請求項7】 両抱持部材の内面側に一対の枢着用突片
が長手方向に離間して突設され、両挟持部材の枢着用突
片同士の重なり部分に前記ヒンジの枢軸の両端部が貫通
して軸支されると共に、相対する枢着用突片に両抱持部
材の髪掬い用櫛歯側を閉じる回動方向において互いに係
合する係止部が形成されてなる請求項1〜6のいずれか
に記載の髪止め具。 - 【請求項8】 各抱持部材は、遮蔽用櫛歯と開閉用レバ
ー片とが長手方向中央部に分岐状に形成されると共に、
開閉用レバー片の両側に外向きに張出する装飾片を有し
てなる請求項1〜7のいずれかに記載の髪止め具。
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