JP2009082690A - ヘアークリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】ツーピス型ヘアクリップで髪束を挟んでも、クリップの先端間が完全に閉じるないため、髪がクリップから離脱して髪型を長く保持でない問題を解決する。
【解決手段】ヘアークリップ100は、外側の第1クリップ部材200と第3クリップ部材400の間に第2クリップ部材300が位置して3つの部材がヒンジピン600によって枢支連結され、第1クリップ部材200と第2クリップ部材300を閉じ方向に付勢する第1トーションバネ700と、第1クリップ部材200と第3クリップ部材400を閉じ方向に付勢する第2トーションバネ800が枢支部に介装されている。第1クリップ部材200と第2クリップ部材300とによって髪束を挟んだ状態で、第1クリップ部材200と第3クリップ部材400が閉じる動作をして、第1クリップ部材200と第3クリップ部材400の先端間を閉じて、ヘアークリップからの髪の離脱を防止する。
【選択図】図3
【解決手段】ヘアークリップ100は、外側の第1クリップ部材200と第3クリップ部材400の間に第2クリップ部材300が位置して3つの部材がヒンジピン600によって枢支連結され、第1クリップ部材200と第2クリップ部材300を閉じ方向に付勢する第1トーションバネ700と、第1クリップ部材200と第3クリップ部材400を閉じ方向に付勢する第2トーションバネ800が枢支部に介装されている。第1クリップ部材200と第2クリップ部材300とによって髪束を挟んだ状態で、第1クリップ部材200と第3クリップ部材400が閉じる動作をして、第1クリップ部材200と第3クリップ部材400の先端間を閉じて、ヘアークリップからの髪の離脱を防止する。
【選択図】図3
Description
本発明は、髪を結束するためのヘアークリップに関し、より詳細には、ヘアークリップによって結束された髪の頭皮側に位置するヘアークリップの内側部分と、その反対側の外側部分の先端間が開いたままの状態にならないようにして、結束された髪がヘアークリップから離脱することを防止できる、ヘアークリップに関する。
一般的に、長めの髪の人は自分のヘアスータイルをより美しく見せたり、髪を簡潔に整えるために、ヘアーゴム、ヘアーピン、ヘアバンド、ヘアークリップ等の髪結束手段を用いている。特に、ヘアークリップは、多様な形態で自分の髪を整えることができるだけではなく、特定のヘアースタイルに限ることなく使用できるので、他の髪結束手段よりも多く使用されている。
ヘアークリップは種々のタイプに分類できるが、代表的なヘアークリップは、髪束を挟んだとき、髪束の頭皮側に位置する第1クリップ部材と、髪束の外側に位置する第2クリップ部材と、2つのクリップ部材を開閉可能に連結するヒンジと、2つのクリップ部材を閉じ方向に付勢するトーションバネを有する。
ヘアークリップは一般的に5〜10cm程度の長さがあり、一人の頭に、1、2個付けるのが一般的である。
図1は従来の一般的な、ツーピース型ヘアークリップ(10)を示している。
上記ツーピス型ヘアークリップ(10)は、第1クリップ部材(20)と第2クリップ部材(30)の夫々基端側をヒンジピン(40)にて開閉可能に連結し、トーションバネ(50)にて先端間を閉じ方向に付勢して形成される。
第1クリップ部材(20)は、ヒンジピン(40)を中心に先端側がベース片(22)となり、第2クリップ部材(30)はヒンジ(40)を中心に先端側がクリップ片(32)となっており、ベース片(22)とクリップ片(32)によって髪を挟む。
上記ツーピス型ヘアークリップ(10)は、第1クリップ部材(20)と第2クリップ部材(30)の夫々基端側をヒンジピン(40)にて開閉可能に連結し、トーションバネ(50)にて先端間を閉じ方向に付勢して形成される。
第1クリップ部材(20)は、ヒンジピン(40)を中心に先端側がベース片(22)となり、第2クリップ部材(30)はヒンジ(40)を中心に先端側がクリップ片(32)となっており、ベース片(22)とクリップ片(32)によって髪を挟む。
第1クリップ部材(20)及び第2クリップ部材(30)は、互いに平行な一対のヒンジ壁(26)(26)、(36)(36)を有しており、一方のヒンジ壁(36)(36)間に他方のヒンジ壁(26)(26)を嵌め、4つのヒンジ壁(26)(26)(36)(36)をヒンジピン(40)が貫通している。
ヒンジピン(40)を基準にして、第1クリップ部材(20)はベース片(22)の反対側に支え片(24)を有し、第2クリップ部材(30)はクリップ片(32)の反対側に押え片(34)を有している。
ヒンジピン(40)を基準にして、第1クリップ部材(20)はベース片(22)の反対側に支え片(24)を有し、第2クリップ部材(30)はクリップ片(32)の反対側に押え片(34)を有している。
前記内側のヒンジ壁(26)(26)間に、ヒンジピン(40)に嵌めたトーションバネ(50)が配備され、ベース片(22)とクリップ片(32)を閉じ方向に付勢している。
ツーピス型ヘアークリップを使用するときは、使用者は支え片(24)と押え片(34)を接近させる様に押さえて、ベース片(22)とクリップ片(32)の間を開いた状態にし、ベース片(22)を髪の頭皮側に押し入れてから、支え片(24)と押え片(34)に対する押圧を開放する。
ツーピス型ヘアークリップを使用するときは、使用者は支え片(24)と押え片(34)を接近させる様に押さえて、ベース片(22)とクリップ片(32)の間を開いた状態にし、ベース片(22)を髪の頭皮側に押し入れてから、支え片(24)と押え片(34)に対する押圧を開放する。
更に詳しくは、使用者は、髪を結束する前に、一方の手でツーピース型ヘアークリップ(10)を握り、他方の手で、所望量の髪を束ねて掴む。掴んだ髪束Xの頭皮側にベース片(22)を差し入れて、髪束の反対側にクリップ片(32)を位置させた後、加圧していた支え片(24)と押え片(34)から手を離す。
髪束Xは、ベース片(22)とクリップ片(32)とによって挟まれるが、この挟まれた髪束が邪魔になって、ベース片(22)とクリップ片(32)の先端間は完全に閉じることはなく、開放された状態で髪が結束される。
髪束Xは、ベース片(22)とクリップ片(32)とによって挟まれるが、この挟まれた髪束が邪魔になって、ベース片(22)とクリップ片(32)の先端間は完全に閉じることはなく、開放された状態で髪が結束される。
上記の如く、ツーピス型ヘアークリップ(10)で髪を結束しても、ベース片(22)とクリップ片(32)の先端間が開いたままであるから、ベース片(22)とクリップ片(32)によって挟み込まれた髪束Xの内、ベース片(22)とクリップ片(32)の開き側では髪に対する結束力は弱い。このため、髪束Xを挟み込んだ当初のヘアスタイルを維持できない。
ツーピース型ヘアークリップの使用に際し、最初に握った髪束の量に比して、ツーピース型ヘアークリップが小さ過ぎる場合に、上記問題は顕著である。
その問題の根本的な原因は、ベース片(22)を具えた第1クリップ部材(20)と、クリップ片(32)を具えた第2クリップ部材(30)をヒンジピン(40)にて枢支連結している、ツーピース型ヘアークリップの構成そのものにある。
その問題の根本的な原因は、ベース片(22)を具えた第1クリップ部材(20)と、クリップ片(32)を具えた第2クリップ部材(30)をヒンジピン(40)にて枢支連結している、ツーピース型ヘアークリップの構成そのものにある。
繰り返し述べると、髪の結束時、ベース片(22)とクリップ片(32)の先端間が、結束された髪束Xの厚みによって閉じることが出来ず、図1に示す様に開放された状態で止まるから、髪を完全に結束するのは難しくなる。
本発明は、上記ツーピース型ヘアークリップの問題点を解決するため案出されたもので、使用者が髪を結束した際、結束された髪の一部がベース片とクリップ片との間から脱出することを防止するのみならず、結束された状態の髪がほつれることのない、第1クリップ部材、第2クリップ部材、第3クリップ部材からなるスリーピース型のヘアークリップを提供するのが目的である。
同時に本発明の技術は、ヘアークリップの構成がスリーピース型という、新しい形態のデザインを提案するだけではなく、3つのクリップ部材のすべてを、1回の押圧、或いは押圧の開放によって動作させることのできるヘアークリップを提供することを目的とする。
請求項1のヘアークリップ(100)は、第1クリップ部材(200)、第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)の夫々の基端側をヒンジピン(600)によって回転可能に枢支連結して構成され、
第1クリップ部材(200)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は緩やかな曲線形態のベース片(210)、短い方は支え片(220)となっており、
第2クリップ部材(300)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は、前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応する緩やかな曲線形態のクリップ片(310)、短い方はサブ押え片(320)となっており、
第3クリップ部材(400)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応する緩やかな曲線形態の髪離脱防止片(410)、短い方はメイン押え片(420)となっており、髪離脱防止片(410)の先端は前記クリップ片(310)及びベース片(210)の先端を越えた長い位置まで延びている。
ヒンジピン(600)には、ベース片(210)とクリップ片(310)の間を閉じる方向に付勢する第1バネ(700)及び、ベース片(210)と髪離脱防止片(410)との間を閉じる方向に付勢する第2バネ(800)が介装され、
第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)は、第1クリップ部材(200)の支え片(220)と第3クリップ部材(400)のメイン押え片(420)との間に突出しており、支え片(220)とメイン押え片(420)とを閉じるように押圧した際に、該メイン押え片(420)の前記ヒンジピン(600)を中心とする回動途上で該メイン押え片(420)がサブ押え片(320)に当たり、これを押圧する。
第1クリップ部材(200)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は緩やかな曲線形態のベース片(210)、短い方は支え片(220)となっており、
第2クリップ部材(300)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は、前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応する緩やかな曲線形態のクリップ片(310)、短い方はサブ押え片(320)となっており、
第3クリップ部材(400)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応する緩やかな曲線形態の髪離脱防止片(410)、短い方はメイン押え片(420)となっており、髪離脱防止片(410)の先端は前記クリップ片(310)及びベース片(210)の先端を越えた長い位置まで延びている。
ヒンジピン(600)には、ベース片(210)とクリップ片(310)の間を閉じる方向に付勢する第1バネ(700)及び、ベース片(210)と髪離脱防止片(410)との間を閉じる方向に付勢する第2バネ(800)が介装され、
第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)は、第1クリップ部材(200)の支え片(220)と第3クリップ部材(400)のメイン押え片(420)との間に突出しており、支え片(220)とメイン押え片(420)とを閉じるように押圧した際に、該メイン押え片(420)の前記ヒンジピン(600)を中心とする回動途上で該メイン押え片(420)がサブ押え片(320)に当たり、これを押圧する。
請求項2は、請求項1のヘアークリップ(100)において、ベース片(210)の内面には、長手方向に延びる突条(216)が設けられ、該突条の縁には突条の方向に凸部(240)と凹部(241)が交互に並んで形成されている。
請求項3は、請求項1又は2に記載のヘアークリップ(100)において、ベース片(210)の内面には、ドーム状の複数の突起(214)がベース片(210)の長手方向に並んで形成されている。
請求項4は、請求項1乃至3の何れかに記載のヘアークリップ(100)において、ベース片(210)内面には、長手方向に沿う両側縁に突条(216)が設けられ、両突条(216)の縁には突条の方向に凸部(240)と凹部(241)が交互に並んで形成されている。
請求項5は、請求項2乃至4の何れかに記載のヘアークリップ(100)において、ベース片(210)の内面先端部には、突条(216)の凸部(240)よりも大きく突出した髪離脱防止突起(250)(250)が形成されていて、ベース片(210)とクリップ片(310)との間に挟み込まれた髪が該両片(210)(310)の先端側から離脱することを阻止する。
請求項6は、請求項1乃至5の何れかに記載のヘアークリップ(100)において、ベース片(210)に対応するクリップ片(310)には、長手方向に延びる壁条(312)が設けられ、該壁条の縁には壁条の方向に凸部(314)と凹部(316)が交互に並んで形成されている。
請求項7は、請求項1乃至6の何れかに記載のヘアークリップ(100)において、髪離脱防止片(410)には、ヒンジピン(600)近傍から髪離脱防止片(410)の先端側に延びる開口(416)が設けられている。
請求項8は、請求項7に記載のヘアークリップ(100)において、髪離脱防止片(410)の開口(416)は、クリップ片(310)の先端縁からヒンジピン(600)近傍までの略全長に亘って、クリップ片(310)を嵌め入れ可能な大きさに開設されている。
請求項9は、請求項1乃至8の何れかに記載のヘアークリップ(100)において、髪離脱防止片(410)の内面の長手方向に沿う両側縁には側壁(412)が形成されており、ベース片(210)の少なくとも先端部は該側壁(412)間に侵入可能である、請求項1乃至8の何れかに記載のヘアークリップ。
請求項10は、請求項9に記載のヘアークリップ(100)において、髪離脱防止片(410)の両側壁(412)には、長さ方向の中央部から先端縁に至る範囲には、鋸歯列状の凹凸列(414)が突設され、両凹凸列(414)の夫々最先端の凸片(450)は、他の突片よりも高く突出形成されている。
請求項11は、請求項1乃至10の何れかに記載のヘアークリップ(100)において、第1バネ(700)及び第2バネ(800)はトーションバネであり、夫々ヒンジピン(600)に嵌まって該ヒンジピンの中央部に第1トーションバネ(700)、両端側に2つの第2トーションバネ(800)が位置しており、2つの第2トーションバネ(800)を形成する金属線は、ブリッジ片(820)によって連続している。
請求項12は、請求項1乃至11の何れかに記載のヘアークリップにおいて、クリップ片(310)及び/又は髪離脱防止片(410)の表面には、装飾模様や飾り物によって装飾が施されている。
請求項1のヘアークリップ(100)は、使用前の状態では、第1バネ(700)によって第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)の間は閉じ状態であり、且つ、第2バネ(800)によって、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)の間も閉じ状態に保持されている。
第1クリップ部材(200)の支え片(220)と第3クリップ部材(400)のメイン押え片(420)を互いに接近する方向に押圧すると、メイン押え片(420)が第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)に当たるまで、ヒンジピン(600)を中心に第2バネ(800)に抗して、第1クリップ部材(200)と第2クリップ部材(300)が一体的に第3クリップ部材(400)に対して開き方向に回転する。
メイン押え片(420)が第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)に当たってから、更に支え片(220)とメイン押え片(420)を互いに接近する方向に押圧すると、メイン押え片(420)がサブ押え片(320)を支え片(220)側に押して、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)との間が開く。
メイン押え片(420)が第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)に当たってから、更に支え片(220)とメイン押え片(420)を互いに接近する方向に押圧すると、メイン押え片(420)がサブ押え片(320)を支え片(220)側に押して、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)との間が開く。
ヘアークリップ(100)を用いるには、一方の手でヘアークリップ(100)を上記状態に保持したまま、他方の手で、所望量の髪を束ねて掴む。掴んだ髪束の頭皮側にヘアークリップ(100)のベース片(210)を差し入れて、髪束の反対側にクリップ片(310)を位置させた後、加圧していたメイン押え片(420)と支え片(220)から手を離す。
第1バネ(700)の付勢力によって、ベース片(210)とクリップ片(310)が閉じて髪束が挟まれ、この状態のまま、第2バネ(800)の付勢力によってベース片(210)とクリップ片(310)は一体的に髪離脱防止片(410)側に回転し、ベース片(210)の先端と髪離脱防止片(410)の先端が閉じる。
従って、ベース片(210)とクリップ片(310)の間に挟まれた髪束によって、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間が開いていても、ベース片(210)と髪離脱防止片(410)の先端間は閉じているから、髪束を確実にヘアークリップ(100)で保持でき、ヘアークリップ(100)で束ねた状態の髪型を保つことができる。
第1バネ(700)の付勢力によって、ベース片(210)とクリップ片(310)が閉じて髪束が挟まれ、この状態のまま、第2バネ(800)の付勢力によってベース片(210)とクリップ片(310)は一体的に髪離脱防止片(410)側に回転し、ベース片(210)の先端と髪離脱防止片(410)の先端が閉じる。
従って、ベース片(210)とクリップ片(310)の間に挟まれた髪束によって、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間が開いていても、ベース片(210)と髪離脱防止片(410)の先端間は閉じているから、髪束を確実にヘアークリップ(100)で保持でき、ヘアークリップ(100)で束ねた状態の髪型を保つことができる。
請求項2のヘアークリップは、ベース片(210)の内面の突条(216)上に交互に形成した凸部(240)と凹部(241)によって、髪に対するグリップ力が増して、より確実に髪を保持できる。
請求項3のヘアークリップは、ベース片(210)の内面のドーム状の複数の突起(214)によって、髪に対するグリップ力が増して、より確実に髪を保持できる。
請求項4のヘアークリップは、ベース片(210)の両側縁に形成された突条(216)上の凸部(314)と凹部(316)によって、髪に対するグリップ力が増して、より確実に髪を保持できる。
請求項5のヘアークリップは、ベース片(210)の内面先端部には、突条(216)上の他の凸部よりも大型の髪離脱防止突起(250)(250)を有しているから、ベース片(210)とクリップ片(310)との間に挟み込まれた髪が、該両片(210)(310)の先端側から離脱することを一層確実に防止できる。
請求項6のヘアークリップは、クリップ片(310)に設けた突条(312)上の凸部(314)と凹部(316)が髪に対するグリップ力が増して、より確実に髪を保持できる。
請求項7のヘアークリップは、髪離脱防止片(410)に設けた開口(416)によって、軽量化を計ることができる。又、開口(416)がデザインに変化を与えることができる。
請求項8のヘアークリップは、髪離脱防止片(410)の開口(416)をクリップ片(310)を嵌めて塞ぐことができるから、スッキリとしたデザインに仕上がる。
請求項9のヘアークリップは、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)によって髪を挟んだ状態で、クリップ片(310)の先端が第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)の両側壁(412)の間に嵌まり込むので、髪離脱防止片(410)とベース片(210)の先端間が確実に閉じることができ、髪がヘアークリップ(100)から離脱することを一層効果的に防止できる。
請求項10のヘアークリップは、髪離脱防止片(410)の両側壁(412)上に形成された鋸歯列状の凹凸列(414)によって、髪に対するグリップ力が増して、より確実に髪を保持できる。
又、髪を挟んだベース片(210)とクリップ片(310)の先端間が開いていても、その状態のまま、クリップ片(310)とベース片(210)が髪離脱防止片(410)の湾曲内へ入り込んだとき、髪離脱防止片(410)の突起片列(414)先端の凸片(450)は他の突片より大きく形成されているから、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間の開きを大きな凸片(450)が塞いでしまい、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間から髪が脱出すること一層確実に阻止できる。
又、髪を挟んだベース片(210)とクリップ片(310)の先端間が開いていても、その状態のまま、クリップ片(310)とベース片(210)が髪離脱防止片(410)の湾曲内へ入り込んだとき、髪離脱防止片(410)の突起片列(414)先端の凸片(450)は他の突片より大きく形成されているから、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間の開きを大きな凸片(450)が塞いでしまい、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間から髪が脱出すること一層確実に阻止できる。
請求項11のヘアークリップは、2つの第2トーションバネ(800)は一体に繋がっているから、第2トーションバネの紛失防止に寄与し、又、組込みが容易となる。
更に、ベース片(210)とクリップ片(310)の間が閉じる方向に付勢する第1トーションバネ(700)の両側に、ベース片(210)と髪離脱防止片(410)との間が閉じる方向に付勢する2つの第2バネ(800)が介装されているから、ヘアークリップの幅方向に偏りなくバネの付勢力が作用して、該付勢力に抗してのヘアークリップの開閉操作を安定して行うことができる。
更に、ベース片(210)とクリップ片(310)の間が閉じる方向に付勢する第1トーションバネ(700)の両側に、ベース片(210)と髪離脱防止片(410)との間が閉じる方向に付勢する2つの第2バネ(800)が介装されているから、ヘアークリップの幅方向に偏りなくバネの付勢力が作用して、該付勢力に抗してのヘアークリップの開閉操作を安定して行うことができる。
請求項12のヘアークリップは、クリップ片(310)及び/又は髪離脱防止片(410)の表面装飾模様や飾り物によって、美観を向上できる。又、使用者のヘアークリップの意匠の好みの選択幅を広げることができる。
以下、図面を参照しながら本発明に従うヘアークリップに関して詳細に説明する。
図2は本発明のヘアークリップの一例の斜視図、図3は分解斜視図、図4は正面図、図5は右側面図である。
図2は本発明のヘアークリップの一例の斜視図、図3は分解斜視図、図4は正面図、図5は右側面図である。
図2乃至図5に示す様に、ヘアークリップ(100)は、ベース片(210)を有する第1クリップ部材(200)、クリップ片(310)を有する第2クリップ部材(300)、第2クリップ部材(300)と所定間隔離れた位置に、第1、第2クリップ(200)、(300)と共通のヒンジピン(600)によって枢支連結され髪離脱防止片(410)を有する第3クリップ部材(400)の3つのクリップ部材(200)(300)(400)を有する。
ヒンジピン(600)上には、3つのクリップ部材(200)(300)(400)が開閉動作される様に、中央部に第1バネ(700)、その両側に第2バネ(800)のバネが配備されている。
実施例では第1、第2のバネは何れもトーションバネである。
ヒンジピン(600)上には、3つのクリップ部材(200)(300)(400)が開閉動作される様に、中央部に第1バネ(700)、その両側に第2バネ(800)のバネが配備されている。
実施例では第1、第2のバネは何れもトーションバネである。
図3に示す、3つのクリップ部材(200)(300)(400)と、第1、第2トーションバネ(700)(800)によって、図2示す、スリーピース型のヘアークリップ(100)が完成する。
このヘアークリップ(100)は、図11に示す如く、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)とによってが髪を挟んで、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間が少し開いていても、第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)及び該髪離脱防止片(410)先端の大きな凸片(450)によって、その開きが塞がれる状態になる。
このヘアークリップ(100)は、図11に示す如く、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)とによってが髪を挟んで、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間が少し開いていても、第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)及び該髪離脱防止片(410)先端の大きな凸片(450)によって、その開きが塞がれる状態になる。
説明を補足すると、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)、第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)が開閉動作されることによって形成される3面の内側には、髪結束空間(110)が生じる。結束される髪束の一方の側にベース片(210)、他方の側にクリップ片(310)と髪離脱防止片(410)が位置して、これら3つのクリップ片(210)(310)(410)がバネ付勢されて、髪結束空間(110)を閉まった状態を保ことができる。
これによって、従来のツーピス型のヘアークリップで髪束を挟んだときに、ヘアークリップの先端間が開いてしまう欠点が解消され、装着が簡便であるというツーピース型ヘアークリップの利点を損なうことなく、髪束を巻いて結束するヘアーバンドの様に、髪の結束状態を確実に保持できる効果を兼ね備えることができる。
これによって、従来のツーピス型のヘアークリップで髪束を挟んだときに、ヘアークリップの先端間が開いてしまう欠点が解消され、装着が簡便であるというツーピース型ヘアークリップの利点を損なうことなく、髪束を巻いて結束するヘアーバンドの様に、髪の結束状態を確実に保持できる効果を兼ね備えることができる。
以下に、本発明のスリーピース型ヘアークリップ(100)の各構成品について詳細に説明する。
図6a乃至図6cは、第1クリップ部材(200)の正面図、図6bはその平面図、図6cは図6aのA−A線断面図である。
図6a乃至図6cは、第1クリップ部材(200)の正面図、図6bはその平面図、図6cは図6aのA−A線断面図である。
図6a乃至図6cに示す如く、第1クリップ部材(200)は、前記ヒンジピン(600)を中心に一方にはベース片(210)、他方には支え片(220)が形成される。
ベース片(210)は、自身の幅長さ及び支え片(220)の長さに較べて長く形成されている。
支え片(220)は、ヘアークリップ(100)使用者の親指或いは人差し指の、指先の腹部程度の面積を有する。
ベース片(210)は、自身の幅長さ及び支え片(220)の長さに較べて長く形成されている。
支え片(220)は、ヘアークリップ(100)使用者の親指或いは人差し指の、指先の腹部程度の面積を有する。
前記した第1クリップ部材(200)のべース片(210)と支え片(220)との問のヒンジ部(230)の両側には上向に一対のヒンジ壁(232)が突設される。該両ヒンジ壁(232)は、後記する第2クリップ部材(300)に形成される一対のヒンジ壁(332)を挟む様に位置している。
第1クリップ部材(200)の両ヒンジ壁(232)の外側には後記する第3クリップ部材(400)の一対のヒンジ壁(432)が位置する。
第1クリップ部材(200)の前記支え片(220)の外周部は、第3クリップ部材(400)のヒンジ壁(432)の円弧縁形状に沿う円弧縁(236)を持つ凸段部となっている。
第1クリップ部材(200)の両ヒンジ壁(232)にはピン孔(234)が形成される。
第1クリップ部材(200)のベース片(210)は、先端側へ細くなった流線型を呈し、且つ、結束される髪の下側、即ち、頭皮側に位置した状態で、使用者がより自然な着用感を得られるように、頭部の形状に対応して、なだらかかに湾曲している。
第1クリップ部材(200)の前記支え片(220)の外周部は、第3クリップ部材(400)のヒンジ壁(432)の円弧縁形状に沿う円弧縁(236)を持つ凸段部となっている。
第1クリップ部材(200)の両ヒンジ壁(232)にはピン孔(234)が形成される。
第1クリップ部材(200)のベース片(210)は、先端側へ細くなった流線型を呈し、且つ、結束される髪の下側、即ち、頭皮側に位置した状態で、使用者がより自然な着用感を得られるように、頭部の形状に対応して、なだらかかに湾曲している。
第1クリップ部材(200)の内面(第2クリップ部材(300)側の面)には、図6bに示す如く、幅中央部において長さ方向の略全長に亘って凸ライン条(212)が形成され、該凸ライン条(212)上に、所定間隔を存して多数の突起(214)が凸ライン条(212)の長手方向に並んで突設されている。
図6a乃至園6cに示す如く、突起(214)の先端はドーム状に形成されている。
ベース片(210)の内面は、上記凸ライン条(212)と凸ライン条(212)上の突起(214)によって凹凸面に形成されている。
図6a乃至園6cに示す如く、突起(214)の先端はドーム状に形成されている。
ベース片(210)の内面は、上記凸ライン条(212)と凸ライン条(212)上の突起(214)によって凹凸面に形成されている。
第1クリップ部材(200)の長手方向に沿う両側縁には、縁枠となる突条(216)が第2クリップ部材(300)側に向けて形成されている。該突条(216)と前記凸ライン条(212)との間は陥没部(218)となり、第1クリップ部材(200)の第2クリップ部材(300)の面の凹凸は更に顕著に表れる。
第1クリップ部材(200)の支え片(220)も、外周部の枠部分(222)より内側部分(224)は陥没している様に形成される。
第1クリップ部材(200)の支え片(220)も、外周部の枠部分(222)より内側部分(224)は陥没している様に形成される。
また、前述した第1クリップ部材(200)の両突条(216)の第2クリップ部材(300)側の縁部に、凸部(240)と凹部(241)が、突条(216)の方向に交互に形成されている。
ヘアークリップ(100)を髪に装着したとき、上記凸部(240)と凹部(241)を含む突条(216)は、第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)と協働して髪を挟み、隣り合う凸部(240)(240)間に髪が食い込む。
第1クリップ部材(200)のべース片(210)の先端には髪離脱防止突起(250)が形成される。該髪離脱防止突起(250)はべース片(210)の前記突条(216)上の凸部(240)よりも大型に形成され、第1クリップ部材(200)と第3クリップ部材(400)との問に挟んだ髪が離脱されないようにする。
図7a乃至図7cは第2クリップ部材(300)を示しており、図7aは正面図、図7bは平面図、図7cは 図7aのB−B線断面図である。
第2クリップ部材(300)は、ヒンジ部(330)を基準として一方には、前記第1クリップ部材(200)のべース片(210)と相互動作されるためのクリップ片(310)が長く形成され、他方には前記支え片(220)と対向して相互動作されるためのサブ押え片(320)が形成されている。
クリップ片(310)は、前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応して緩やかに湾曲している。
クリップ片(310)は、前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応して緩やかに湾曲している。
第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)は、前記第1クリップ部材(200)の支え片(220)より幅狭に形成され、ヒンジ部(330)を起点として支え片(220)に対して離れる方向に屈曲している。クリップ片(310)はヒンジ部(330)及びサブ押え片(320)の幅と略同一幅を持ち、前記ベース片(210)より、該ベース片(210)先端の髪離脱防止突起(250)分だけ短く形成されている。
上記ヒンジ部(330)には、前記第1クリップ部材(200)の一対のヒンジ壁(232)の内側に位置する一対のヒンジ壁(332)が突設され、両ヒンジ壁(332)にヒンジピン(600)が嵌まるピン孔(334)が開設されている。
上記ヒンジ部(330)には、前記第1クリップ部材(200)の一対のヒンジ壁(232)の内側に位置する一対のヒンジ壁(332)が突設され、両ヒンジ壁(332)にヒンジピン(600)が嵌まるピン孔(334)が開設されている。
第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)には、長手方向に沿う両側縁の全長に亘って前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)側に壁条(312)が形成される。
両壁条(312)は、ベース片(210)の両突条(216)の内側に位置する。
両壁条(312)には、壁条(312)の長さ方向に凸部(314)と凹部(316)が交互に並んでいる。該凸部(314)と凹部(316)は、髪束のより自然な結束効果を得るために、比較的なだらかな三角形状の山と谷を呈している。
両壁条(312)は、ベース片(210)の両突条(216)の内側に位置する。
両壁条(312)には、壁条(312)の長さ方向に凸部(314)と凹部(316)が交互に並んでいる。該凸部(314)と凹部(316)は、髪束のより自然な結束効果を得るために、比較的なだらかな三角形状の山と谷を呈している。
図8a乃至図8cは、第3クリップ部材(400)を示しており、図8aは正面図、図8b は平面図、図8cは園8aのC−C線断面図である。
第3クリップ部材(400)は第2クリップ部材(300)をほぼ覆い隠すことのできる大きさであり、ヒンジ部(430)から一方には、ベース片(210)より長く延びた髪離脱防止片(410)が形成され、他方にはメイン押え片(420)が形成されている。
メイン押え片(420)は、第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)よりも大きく、第1クリップ部材(200)の支え片(220)と同程度の大きさである。
サブ押え片(320)は、メイン押え片(420)と支え片(220)とに余裕のある状態に挟まれているが、メイン押え片(420)側寄りに位置している。
メイン押え片(420)は、第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)よりも大きく、第1クリップ部材(200)の支え片(220)と同程度の大きさである。
サブ押え片(320)は、メイン押え片(420)と支え片(220)とに余裕のある状態に挟まれているが、メイン押え片(420)側寄りに位置している。
第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)は、前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)よりも長く形成され、第1クリップ部材(200)に対応して緩やかに湾曲している。
第3クリップ部材(400)の長手方向に沿う両側縁には全長に亘って第2クリップ部材(300)側に側壁(412)が突設される。該側壁(412)の突設高さは、前記第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)の全体或いは一部を収容できる程度の高さとする。
第3クリップ部材(400)の長手方向に沿う両側縁には全長に亘って第2クリップ部材(300)側に側壁(412)が突設される。該側壁(412)の突設高さは、前記第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)の全体或いは一部を収容できる程度の高さとする。
髪離脱防止片(410)の両側壁(412)には長さ方向の略中央部から先端縁に至る範囲で、鋸歯列状の凹凸列(414)が形成され、各三角状の突起の先端は内側をヒンジ部(430)側に傾く様に形成されているため、結束された髪がより安定して保持される。つまり、鋸歯列状の凹凸列(414)の各凸片間に髪が噛み込むので髪の離脱が防止される。
髪離脱防止片(410)に形成された、凹凸列(414)の最先端に位置する凸片(450)は周辺の他の突出片(414)より、大型に形成される。
この大型凸片(450)には、両側壁(412)は、第1クリップ部材(200)のベース片(210)先端からはみ出す斧形状を呈し、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間で発生する空間を閉じる役割を成す。
この大型凸片(450)には、両側壁(412)は、第1クリップ部材(200)のベース片(210)先端からはみ出す斧形状を呈し、ベース片(210)とクリップ片(310)の先端間で発生する空間を閉じる役割を成す。
髪離脱防止片(410)の両側壁(412)間にて髪離脱防止片(410)の長手方向に延びる帯状の開口(416)が貫通開設される。該開口(416)の全長は、第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)の先端からヒンジ部(430)近傍までの長さより少し大であり、開口(416)の幅長さは、クリップ片(310)の幅長さより僅か大である。
従って、ヘアークリップ(100)を上から見ると、第3クリップ部材(400)の開口(416)を透して第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)の大部分が見える。
従って、ヘアークリップ(100)を上から見ると、第3クリップ部材(400)の開口(416)を透して第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)の大部分が見える。
第3クリップ部材(400)のメイン押え片(420)は、前記第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)と同様にして、ヒンジピン(600)付近から上向きに傾いて形成される。
第3クリップ部材(400)の前記両側壁(412)に連続して形成されたヒンジ壁(432)にはピン孔(434)が開設され、該両ヒンジ壁(432)は前記第1クリップ部材(200)の両ヒンジ壁(232)の外側に被さっている。
第3クリップ部材(400)の前記両側壁(412)に連続して形成されたヒンジ壁(432)にはピン孔(434)が開設され、該両ヒンジ壁(432)は前記第1クリップ部材(200)の両ヒンジ壁(232)の外側に被さっている。
図9は、ヘアークリップ(100)の長手方向に沿う面での断面図である。
前記した、第1クリップ部材(200)、第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)を下記の様に組み立てて、図示したヘアークリップ(100)が完成する。
前記した、第1クリップ部材(200)、第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)を下記の様に組み立てて、図示したヘアークリップ(100)が完成する。
第1クリップ部材(200)、第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)の3つの部材をヒンジピン(600)で結合させる。
ヒンジピン(600)を、各クリップ部材のヒンジ壁(432)(232)(332)のピン孔(434)(234)(334)に挿通する前に、第2クリップ部材(300)の両ヒンジ壁(332)間に第1トーションバネ(700)を配置する。又、第1クリップ部材(200)の両ヒンジ壁(232)と第3クリップ部材(400)の両ヒンジ壁(432)との間に、夫々第2トーションバネ(800)を配置しておき、前記ヒンジ壁(432)(232)(332)のピン孔(434)(234)(334)にヒンジピン(600)を挿通する際に、各トーションバネ(700)(800)のコイル部分(710)(810)にもヒンジピン(600)を貫通させる。
ヒンジピン(600)は一端の頭部と他端にカシメ固定した抜止め片(610)によって、抜け止めが計られる。
ヒンジピン(600)を、各クリップ部材のヒンジ壁(432)(232)(332)のピン孔(434)(234)(334)に挿通する前に、第2クリップ部材(300)の両ヒンジ壁(332)間に第1トーションバネ(700)を配置する。又、第1クリップ部材(200)の両ヒンジ壁(232)と第3クリップ部材(400)の両ヒンジ壁(432)との間に、夫々第2トーションバネ(800)を配置しておき、前記ヒンジ壁(432)(232)(332)のピン孔(434)(234)(334)にヒンジピン(600)を挿通する際に、各トーションバネ(700)(800)のコイル部分(710)(810)にもヒンジピン(600)を貫通させる。
ヒンジピン(600)は一端の頭部と他端にカシメ固定した抜止め片(610)によって、抜け止めが計られる。
第1トーションバネ(700)は、コイル部分(710)の両端から突出した直線部(720)が、第1クリップ部材(200)の支え片(220)と第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)の内面に当たって両片(220)(320)を離間する方向に付勢する。従って、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)は互いに接近する方向に付勢され、ベース片(210)の陥没部(218)にクリップ片(310)の凸部(314)が当たるまで閉じる。
第2トーションバネ(800)は、コイル部(810)の両端から突出した直線部(830)が、第1クリップ部材(200)の支え片(220)と第3クリップ部材(400)のメイン押え片(420)の内面に当たって両片(220)(420)を互いに離間する方向に付勢する。従って、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)は互いに接近する方向に付勢され、ベース片(210)の先端が髪離脱防止片(410)の湾曲内面に当たるまで閉じる。
実施例では、2つの第2トーションバネ(800)は、夫々の内側の直線部(830)(830)が略コ字状のブリッジ片(820)で一体に繋がっている。
実施例では、2つの第2トーションバネ(800)は、夫々の内側の直線部(830)(830)が略コ字状のブリッジ片(820)で一体に繋がっている。
ベース片(210)と髪離脱防止片(410)の閉じ状態において、第2クリップ部材(300)クリップ片(310)の端は、髪離脱防止片(410)の開口(416)に侵入する。クリップ片(310)の湾曲を髪離脱防止片(410)の湾曲に一致させておけば、クリップ片(310)の略全体が開口(416)に嵌り込んで開口(416)を塞ぐ様にすることができる。
第1クリップ部材(200)と第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)が共通のヒンジピン(600)で結合されていても、第1クリップ部材(200)に対して第2クリップ部材(300)は第1トーションバネ(700)で付勢され、第1クリップ部材(200)に対して第3クリップ部材(400)は第2トーションバネ(800)によって付勢されているから、第1クリップ部材(200)と第2クリップ部材(300)の開閉動作と、第1クリップ部材(200)と第3クリップ部材(400)の開閉動作が、時間をずらして行うことができる。
具体的には、ヘアークリップ(100)の使用者が、第1クリップ部材(200)と第3クリップ部材(400)の、支え片(220)とメイン押え片(420)を互いに接近する方向に押圧することによって、ベース片(210)と髪離脱防止片(410)の間が少し開く、1次動作が成される。
次に、メイン押え片(420)に対する押圧を持続することによって、メイン押え片(420)が第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)を支え片(220)側へ押圧する。これによって、第1クリップ部材(200)のベース片(210)と第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)との間が開く、2次動作が成される。
前記の如く、メイン押え片(420)と支え片(220)が互いに接近する様に加圧して力を解除すると、先ず前記2次動作の逆の動作が行われる。即ち、第1トーションバネ(700)と第2トーションバネ(800)が元の状態に復帰しょうとして、第1クリップ部材(200)のベース片(210)が第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)側へ接近して、両者の間に嵌め入れられた髪束を結束する。
髪が結束されると前記1次動作の逆の動作が行われ、ベース片(210)とクリップ片(310)で髪を結束したまま、ベース片(210)とクリップ片(310)は一体的に髪離脱防止片(410)側へ回転移動、即ち、髪離脱防止片(410)の両側壁(412)間に侵入する方向に回転する。
髪が結束されると前記1次動作の逆の動作が行われ、ベース片(210)とクリップ片(310)で髪を結束したまま、ベース片(210)とクリップ片(310)は一体的に髪離脱防止片(410)側へ回転移動、即ち、髪離脱防止片(410)の両側壁(412)間に侵入する方向に回転する。
結局は、第1クリップ部材(200)のベース片(210)、2クリップ部材(300)のクリップ片(310)及び第3クリップ部材(400)の髪離脱防止片(410)の組合せによって生じる結束空間(110)は閉まる状態になる。つまり、第1クリップ部材(200)、第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)の3つの部材(スリーピース)が向かい合って、図11に示す如く、結束空間(110)が閉じた状態になって、結束された髪がヘアークリップ(100)から離脱されることなく、整った髪の結束状態を保つことができる。
図12は、本発明のヘアークリップの他の実施例を示している。
該ヘアークリップ(100)は、使用時に髪束の頭皮側とは反対側に位置する第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)表面或いは第3クリップ部材(400)の髪の離脱防止片(410)の表面等に、図12に示されている様な同じ模様(900)の列が形成される。模様(900)は、ステッカ貼付け、印刷、陽刻、陰刻、象嵌等によって施すことができる。
更に、ヘアークリップ(100)に、立体的な装飾物を取り付けることも出来る。
該ヘアークリップ(100)は、使用時に髪束の頭皮側とは反対側に位置する第2クリップ部材(300)のクリップ片(310)表面或いは第3クリップ部材(400)の髪の離脱防止片(410)の表面等に、図12に示されている様な同じ模様(900)の列が形成される。模様(900)は、ステッカ貼付け、印刷、陽刻、陰刻、象嵌等によって施すことができる。
更に、ヘアークリップ(100)に、立体的な装飾物を取り付けることも出来る。
本発明は、上記実施例に限らず特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
100 ヘアークリップ
200 第1クリップ部材
210 ベース片
220 支え片
300 第2クリップ部材
310 クリップ片
320 サブ押え片
400 第3クリップ部材
410 髪離脱防止片
420 メイン押え片
600 ヒンジピン
700 第1トーションバネ
800 第2トーションバネ
200 第1クリップ部材
210 ベース片
220 支え片
300 第2クリップ部材
310 クリップ片
320 サブ押え片
400 第3クリップ部材
410 髪離脱防止片
420 メイン押え片
600 ヒンジピン
700 第1トーションバネ
800 第2トーションバネ
Claims (12)
- 第1クリップ部材(200)、第2クリップ部材(300)及び第3クリップ部材(400)の夫々の基端側をヒンジピン(600)によって回転可能に枢支連結して構成され、
第1クリップ部材(200)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は緩やかな曲線形態のベース片(210)、短い方は支え片(220)となっており、
第2クリップ部材(300)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は、前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応する緩やかな曲線形態のクリップ片(310)、短い方はサブ押え片(320)となっており、
第3クリップ部材(400)は、ヒンジピン(600)を中心に長い方は前記第1クリップ部材(200)のベース片(210)に対応する緩やかな曲線形態の髪離脱防止片(410)、短い方はメイン押え片(420)となっており、髪離脱防止片(410)の先端は前記クリップ片(310)及びベース片(210)の先端を越えた長い位置まで延びている。
ヒンジピン(600)には、ベース片(210)とクリップ片(310)の間を閉じる方向に付勢する第1バネ(700)及びベース片(210)と髪離脱防止片(410)との間を閉じる方向に付勢する第2バネ(800)が介装され、
第2クリップ部材(300)のサブ押え片(320)は、第1クリップ部材(200)の支え片(220)と第3クリップ部材(400)のメイン押え片(420)との間に突出しており、支え片(220)とメイン押え片(420)とを閉じるように押圧した際に、該メイン押え片(420)の前記ヒンジピン(600)を中心とする回動途上で該メイン押え片(420)がサブ押え片(320)に当たり、これを押圧する、ヘアークリップ。 - べース片の内面には、長手方向に延びる突条が設けられ、該突条の縁には突条の方向に凸部と凹部が交互に並んで形成されている、請求項1に記載のヘアークリップ。
- ベース片の内面には、ドーム状の突起がベース片の長手方向に並んで形成されている、請求項1又は2に記載のヘアークリップ。
- ベース片の内面には、長手方向に沿う両側に突条が設けられ、該突条の縁には突条の方向に凸部と凹部が交互に並んで形成されている、請求項1乃至3の何れかに記載のヘアークリップ。
- ベース片(210)の内面先端部には、突条(216)の凸部(240)よりも大きく突出した髪離脱防止突起(250)(250)が形成されていて、ベース片(210)とクリップ片(310)との間に挟み込まれた髪が該両片(210)(310)の先端側から離脱することを阻止する、請求項2乃至4の何れかに記載のヘアークリップ。
- ベース片(210)に対応するクリップ片(310)には、長手方向に延びる壁条(312)が設けられ、該壁条の縁には壁条の方向に凸部(314)と凹部(316)が交互に並んで形成されている、請求項1乃至5の何れかに記載のヘアークリップ。
- 髪離脱防止片には、ヒンジピン近傍から髪離脱防止片の先端側に延びる開口が設けられ、請求項1乃至6の何れかに記載のヘアークリップ。
- 髪離脱防止片(410)の開口(416)は、クリップ片(310)の先端縁からヒンジピン(600)近傍までの略全長に亘って、クリップ片(310)を嵌め入れ可能な大きさに開設されている、請求項7に記載のヘアークリップ。
- 髪離脱防止片の内面の長手方向に沿う両側縁には側壁が形成されており、ベース片(210)の少なくとも先端部は該側壁間に侵入可能である、請求項1乃至8の何れかに記載のヘアークリップ。
- 髪離脱防止片の両側壁には、長さ方向の中央部から先端縁に至る範囲で、鋸歯列状の凹凸列が突設され、両凹凸列の夫々最先端の突片は、他の突片よりも高く突出形成されている、請求項1乃至9の何れかに記載のヘアークリップ。
- 第1バネ及び第2バネはトーションバネであり、夫々ヒンジピンに嵌まってヒンジピンの中央部に第1トーションバネ、両端側に2つの第2トーションバネが位置しており、2つの第2トーションバネを形成する金属線は、ブリッジ片によって連続している、請求項1乃至10の何れかに記載のヘアークリップ。
- クリップ片及び/又は髪離脱防止片の表面には、装飾模様や飾り物によって装飾が施されている、請求項1乃至11の何れかに記載のヘアークリップ。
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