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JP3120449B2 - 印刷用記録媒体用シート - Google Patents

印刷用記録媒体用シート

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JP3120449B2
JP3120449B2 JP02335454A JP33545490A JP3120449B2 JP 3120449 B2 JP3120449 B2 JP 3120449B2 JP 02335454 A JP02335454 A JP 02335454A JP 33545490 A JP33545490 A JP 33545490A JP 3120449 B2 JP3120449 B2 JP 3120449B2
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ink
sheet
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清成 前田
勝次 中原
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は印刷用記録媒体用シートに関し、さらに詳し
くはオフセット印刷などの印刷用基材、インクジェット
記録用基材として好適な印刷用記録媒体用シートに関す
るものである。
[従来の技術] 紙や布帛などの繊維状支持体に直接印刷を施した場
合、インクの吸収性は速いが繊維状支持体の表面が粗い
ため、印刷抜けや、インクが横方向に流れていわゆるに
じみが発生したりして鮮明な印刷が得られない。一方、
プラスチックフイルムなどの支持体は,それ自身に吸収
性、吸油性などが不足するためオフセット印刷やインク
ジェット記録用基材として用いる場合、インクの乾燥硬
化が著しく遅いため、プラスチックフイルムなどへの印
刷はやりにくい。
このため、支持体の平面性を向上させ、インクなどを
吸収させるためにアクリル系樹脂などの塗剤を塗布、
もしくは含浸させたり(例えば、特開平1−257042号公
報)、タルク、炭酸カルシュウム、カオリン、クレー
などの無機充填剤やプラスッチクピグメントなどの有機
系粉末の粗大粒子を多量に含有した層を積層し、粒子間
の空隙によって多孔化した印刷用記録媒体用シートなど
が知られている(例えば特開昭62−264947号公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記の印刷用記録媒体用シートにおいて、
の場合は表面の平滑性は向上するものの、無多孔質層の
ため、インクの吸収性が悪く、セット性不良などの欠点
を有し、の場合は粒子間の空隙によって多孔化してい
るため孔と孔が連結した形態をとっており、孔径も不均
一であるためインクが横方向に流れ、いわゆるにじみが
発生したり、吸収性に斑が生じるという欠点がある。ま
た、粗大な無機粒子を多量に充填しているため表面の平
滑性に劣り、インク転写時にピンホール状のぬけが発生
しやすくまた、塗膜の強度が弱いため裁断などによって
塵埃が発生しやすいなどの欠点を有していた。
本発明はかかる欠点を改良し、印刷面の乾燥速度を向
上させるためのインクやインク中の溶媒などの吸収性に
極めて優れ、かつ表面が平滑でインクの転写性、鮮明度
に優れ、インクのにじみがなく塗膜強度に優れた印刷用
記録媒体用シートを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、支持体の少なくとも片面に受容層を設けた
シートであって、該受容層は水分散性ポリマー(A)
と、数珠状に連結および/または分岐した形状のコロイ
ダルシリカ(B)と、実質的に球状の有機および/また
は無機の粒子(C)とを主成分とする組成物からなる層
であることを特徴とする印刷用記録媒体用シートをその
骨子とするものである。
本発明に用いられる支持体は、特に限定されないが、
紙、布帛などの繊維状支持体、合成紙、プラスチックフ
イルムなどを挙げることができる。機械的特性、耐水
性、耐溶媒性などの面からプラスチックフイルム、合成
紙を用いるのが好ましく、特にプラスチックフイルムが
好ましい。
本発明に用いるプラスチックフイルムとしては公知の
プラスチックフイルムを用いうる。代表的なものとして
はポリエステルフイルム、ポリカーボネートフイルム、
トリアセチルセルロースフイルム、セロハンフイルム、
ポリアミドフイルム、ポリイミドフイルム、ポリフェニ
レンスルフィドフイルム、ポリエーテルイミドフイル
ム、ポリエーテルスルホンフイルム、芳香族ポリアミド
フイルム、ポリスルホンフイルム、ポリオレフィンフイ
ルムなどをあげることができる。しかし、機械的特性、
熱的特性、価格などの面からポリエステルフイルム、ポ
リカーボネートフイルム、ポリフェニレンスルフィドフ
イルムを用いるのが好ましく、中でもポリエステルフイ
ルムが特に好ましい。
ポリエステルフイルムはエステル結合を主鎖の主要な
結合鎖とする高分子フイルムの総称であるが、特に好ま
しいポリエステルとしてはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン2,6−ナフタレート、ポリエチレン
α,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン4,4′−
ジカルボキシレート、ポリブチレンテレフタレートなど
であり、これらの中でも品質、経済性などを総合的に勘
案すると、ポリエチレンテレフタレートが最も好まし
い。そのため、以後はポリエチレンテレフタレートをポ
リエステルの代表として記述を進める。
本発明でいうポリエチレンテレフタレート(以下PET
と略称する)とは80モル%以上、好ましくは90モル%以
上、更に好ましくは95モル%以上がエチレンテレフタレ
ートを繰返し単位とするものであるが、この限定範囲内
で酸成分および/またはグリコール成分の一部を下記の
ような第3成分に置き換えても良い。
−酸成分− イソフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、1,5−
ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン
酸、4,4′−ジフェニルジカルボン酸、4,4′−ジフェニ
ルスルホンジカルボン酸、4,4′−ジフェニルエーテル
ジカルボン酸、p−β−ヒドロキシエトキシ安息香酸、
アジピン酸、アゼライン酸、セバチン酸、ヘキサヒドロ
テレフタル酸、ヘキサヒドロイソフタル酸、ε−オキシ
カプロン酸、トリメリット酸、トリメシン酸、ピロメリ
ット酸、α,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン
4,4′−ジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタ
ル酸など −グリコール成分− プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキサ
ブチレングリコール、デカメチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール、1,1−シクロヘキサンジメタノー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール、2,2−ビス(4
−ヒドロキシエトキシフェニル)スルホン、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリ
トール、トリメチロールプロパン、ポリエチレングリコ
ールなど。
また、このPETの中に公知の添加剤、例えば、耐熱安
定剤、耐酸化安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、有機
の易滑剤、顔料、染料、有機または無機の微粒子、充填
剤、帯電防止剤、核剤などを配合しても良い。上記に述
べたようなPETの極限粘度(25℃のオルソクロロフェノ
ール中で測定)は、0.40〜1.20,好ましくは0.50〜0.80,
さらに好ましくは0.55〜0.75dl/gの範囲にあるものが本
発明内容に適したものである。
PETフイルムは未配向、一軸配向、二軸配向のいずれ
でも用い得るが機械的強度が優れていることから二軸配
向PETフイルムが好ましい。二軸配向PETフイルムは無延
伸状態のPETシートまたはフイルムを長手方向および幅
方向のいわゆる二軸方向に各々2.5〜5倍程度延伸され
て作られるものであり、広角X線回折で二軸配向のパタ
ーンを示すものをいう。
PETフイルムには公知の方法で表面処理、すなわちコ
ロナ放電処理(空気中、窒素中、炭酸ガス中など)や易
接着処理が施されたフイルムである場合、受容層との密
着性、耐水性、耐溶剤性などが改良されるのでより好ま
しく使用できる。易接着処理は公知の各種の方法を用い
ることができ、フイルム製造工程中でアクリル系、ウレ
タン系、ポリエステル系など各種の易接着剤を塗布した
もの、あるいは一軸または二軸延伸後のフイルムに上記
のような各種易接着剤を塗布したものなどが好適に用い
得る。
また基材フイルムは透明フイルムでも着色されたフイ
ルムでも良いが、印刷用基材フイルムとしてはTiO2,CaC
O3などの無機系粒子を添加して白度80%以上としたもの
が特に印刷後の美麗感の点で好ましい。さらに本発明に
は特開平2−29438号、特開平2−29439号公報等に提案
されている白色性、クッション性、低密度化等がともに
付与されたフイルム支持体の適用が好適である。
このフイルムの厚みは特に限定されないが通常1μm
以上500μm以下、好ましくは10μm以上300μm以下、
さらに好ましくは30μm以上250μm以下であるのが望
ましい。またこのフイルムの中心線平均粗さは0.001〜
0.3μm、好ましくは0.005〜0.2μm、更に好ましくは
0.01〜0.1μmであるのが望ましい。
本発明における受容層とは、支持体上に設けられる層
であって、印刷用記録媒体では、印刷インク等がその上
に形成される。従って、印刷インクの密着性、吸収性、
乾燥性などに優れることが要求される。
本発明における受容層は、水分散性ポリマーと特定の
コロイダルシリカと無機および/または有機粒子とを主
成分とする組成物から構成される層である。本発明にお
ける主成分とする層とは、そのものが受容層中に50重量
%以上、好ましくは60重量%以上であるものを指し、適
宜他の物質を添加してもよい。
本発明でいう水分散性ポリマー(A)とは、受容層の
表面平滑性、支持体およびインクとの密着性の向上など
のために用いられる。水分散性ポリマーは各種ポリマー
の水分散体を用いることができるが、具体例をあげれば
アクリル系ポリマー、エステル系ポリマー、ウレタン系
ポリマー、オレフィン系ポリマー、塩化ビニリデン系ポ
リマー、エポキシ系ポリマー、アミド系ポリマー、およ
びこれらの変性物、共重合体などの水分散体を用いるこ
とができる。塗膜の機械的安定性、塗膜強度の点でアク
リル系ポリマー、ウレタン系ポリマーの使用が好まし
く、特にアクリル系ポリマーが良い。
本発明に用いる上記ポリマーは水に分散し、粒子形状
を持っていることが好ましい。粒子形状を有さない場
合、すなわち水溶性ポリマー、有機溶剤などに溶解した
ポリマーでは多孔化することが困難である。粒子は一次
粒子で分散されたものが好ましいが必ずしも一次粒子で
分散されている必要はなく、二次凝集粒子を含むもので
あっても良い。
本発明の受容層形成ポリマーとして好適なアクリル系
ポリマーは少なくとも40モル%以上のアクリルモノマ
ー、および/またはメタクリルモノマーとこれらのエス
テル形成モノマー、各種官能基を有するアクリル系モノ
マー、例えばアクリル酸、メタクリル酸、アルキルアク
リレート、アルキルメタクリレート(アルキル基として
はメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、2−
エチルヘキシル基、ラウリル基、ステアリル基、シクロ
ヘキシル基、フェニル基、ベンジル基など)、および2
−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピルメタクリレートなどのヒド
ロキシ含有モノマー、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−メチルアクリルアミド、N−メチルメタクリル
アミド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロー
ルメタクリルアミド、N−ジメチロールアクリルアミ
ド、N−メトキシメチルメタクリルアミド、N−フェニ
ールアクリルアミドなどのアミド基含有モノマー、グリ
シジルアクリレート、グリシジルメタクリレートなどの
エポキシ基含有モノマー、アクリル酸、メタクリル酸の
塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩など)
などからなるものであり、これらは多種モノマーと併用
することもできる。各種モノマーとしては例えば、アリ
ルグリシジルエーテルなどのエポキシ基含有モノマー、
スチレンスルホン酸、ビニルスルホン酸およびそれらの
塩(ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩など)
などのスルホン酸基またはその塩を含有するモノマー、
クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、およ
びそれらの塩類などのカルボキシル基またはその塩を含
有するモノマー、無水マレイン酸、無水イタコン酸など
の酸無水物を含有するモノマー、ビニルイソシアネー
ト、アリルイソシアネート、スチレン、ビニルメチルエ
ーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルトリスアルコキ
シシラン、アルキルマレイン酸モノエステル、アルキル
フマール酸モノエステル、アクリロニトリル、メタクリ
ロニトリル、アルキルイタコン酸モノエステル、塩化ビ
ニル、酢酸ビニル、塩化ビニリデンなどがあげられる。
上述のモノマーは一種もしくは二種以上を用いて共重合
される。
本発明に用いる数珠状に連結および/または分岐した
形状のコロイダルシリカ(B)は、コロイド溶液中に分
散しえる沈殿しない粒子で、孔を形成し、インク吸収性
を上げるなどの点で下記のようなシリカが好適である。
例えば、球状のコロイダルシリカが数珠状に連結(複数
の球状のコロイダルシリカが連鎖状につながった形状)
した長鎖の構造を有するもの、および連結したシリカが
分岐したものおよび/または屈曲したものがあげられ
る。
上記コロイダルシリカは球状シリカの一次粒子を2価
以上の金属イオンを介在させ粒子−粒子間を結合させた
もので、少なくとも3個以上、好ましくは5個以上、さ
らに好ましくは7個以上連結したものをいい、さらには
数珠状に連結した粒子が分岐したものおよび/または屈
曲したものも包含する。またコロイダルシリカと他の無
機粒子、例えばアルミナ、セリア、チタニアなどとの複
合あるいは混合粒子であっても良く、これらを介在させ
て連結したものでも良い。介在させる金属イオンとして
は2価以上の金属イオンが好ましく、例えば、Ca2+,Mg
2+,Ba2+,Al2+,Ti2+などである。特にCa2+とした場合に
は、数珠状に連結および分岐したコロイダルシリカを作
成するのに好適である。またコロイダルシリカの一次粒
子径は5nm〜100nm、好ましくは7nm〜50nm、さらに好ま
しくは8nm〜30nmである場合、孔形成性を大きくする点
で好ましい。さらに連結したシリカの一次粒子数が多い
ほど好ましいが、通常は3個以上100個未満、好ましく
は5個以上50個未満、更に好ましくは7個以上30個未満
であるのが望ましい。
数珠状に連結および/または分岐したシリカ粒子の受
容層塗膜中での含有量は好ましくは3〜80重量部、より
好ましくは10〜70重量部、更に好ましくは20〜60重量部
である。含有量が3重量部未満では多孔質形成性がない
ためインクなどの吸収速度が遅くなる傾向にある。80重
量部を越えて含有させた場合には多孔質形成性が低下し
たり、孔径が小さくなたりするためインクなどの吸収速
度が低下し、塗膜の強度も劣るため裁断時の塵埃が発生
しやすくなるなどの欠点を生じやすくなる。
本発明に用いる実質的に球状の有機および/または無
機の粒子(C)は、個々に独立した球状の粒子であれ
ば、無機粒子であっても、有機粒子であっても、またこ
れらの混合物であってもよい。かかる粒子は、インク吸
収性、印刷時の支持体の走行性、表面平滑性を向上させ
るためなどに用いられる。無機粒子としては、球状シリ
カ、アルミナ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸
化チタン、酸化ジルコニウム、ケイ酸カルシウム、珪藻
土、カオリン、ガラスビーズ、珪砂、ケイ酸アルミニウ
ム、セリサイト、酸化アルミニウム、酸化スズ、酸化
鉄、硫酸バリウム、炭酸バリウム、酸化亜鉛、水酸化カ
ルシウムなどの水に溶解しない親水性の微粒子を使用す
ることができる。また、有機粒子としてはアクリル樹
脂、ベンゾグアナミン樹脂、エポキシ樹脂、尿素ホルム
マリン樹脂、メラミン樹脂、ポリアミド樹脂などの高分
子微粒子を使用することができる。
上記の無機および/または有機粒子は用いる粒子によ
り平滑度の異なる印刷用記録媒体用シートが得られる。
たとえば、インク吸収性が速く、乾燥性に優れ、かつ印
刷鮮明度を高める効果を出すためには平滑度が2秒以上
1000秒未満の範囲であることが好ましい。一方、インク
吸収性を速め、表面平滑性、光沢が高く、インクのにじ
みがないなどの効果をあげるためには平滑度1000秒以上
が好ましい。前者の特性を満足させる上記粒子としては
多孔性粒子が好適である。本発明でいう多孔性粒子と
は、球形で粒子表面に細孔を有する多孔質状であり、中
空多孔質あるいは非中空多孔質形態として内部に液体、
固体や気体を自由に封入、放出できるものである。代表
的な製造方法としては、例えば特開昭62−292476あるい
は特公昭54−6251号公報、特公昭57−55454号公報およ
び特公昭55−43404号などに記載されている「界面反応
法」、すなわち水溶液沈殿反応によって粉体を調整する
方法であるが、その調整過程において、油中水滴型(W/
Oタイプ)エマルジョンを用いることにより中空、球
形、多孔質の微粒子を調整して製造することができる。
多孔性粒子を構成する材料の壁材としては、具体的に
は、例えば炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バ
リウムなどのアルカリ土類金属炭酸塩、ケイ酸カルシウ
ム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸バリウムなどのアルカ
リ土類金属ケイ酸塩、リン酸カルシウム、リン酸マグネ
シウム、リン酸バリウムなどのアルカリ土類金属リン酸
塩、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、硫酸バリウム
などのアルカリ土類金属硫酸塩、無水ケイ酸、酸化チタ
ン、酸化マンガン、酸化アルミニウム、酸化スズ、酸化
鉄、酸化亜鉛、酸化アンチモンなどの金属酸化物、水酸
化カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化ニッケル、
水酸化クロムなどの金属水酸化物、ケイ酸亜鉛、ケイ酸
アルミニウム、ケイ酸銅などの金属ケイ酸塩、炭酸亜
鉛、炭酸アルミニウム、炭酸コバルト、炭酸ニッケルな
どの金属炭酸塩、メラミン、アクリル、スチレン、スチ
レン−ジビニルベンゼン、ナイロンなどの樹脂粒子など
が代表的なものである。中でも本発明においては無水ケ
イ酸からなるものが印刷用記録媒体用シートの特性上、
特に好適である。
多孔性粒子の平均粒径は0.5〜25μm、好ましくは1.0
〜15μmの範囲にあるものが取扱い性、塗工性、印刷用
記録媒体用シートの特性などで好ましい。さらに本発明
では、多孔性粒子の比表面積が150〜500m2/g、好ましく
は180〜450m2/g、より好ましくは200〜400m2/gの範囲に
あることが必要である。本発明範囲より小さい場合に
は、インク吸収性が不十分なためインク中の色材を捕捉
しきれないため鮮明度が悪くなるなどの問題を生じるた
め好ましくない。本発明範囲より大きい場合には、イン
ク吸収性が良すぎてインクがにじんで広がりインク密度
の高い画像の場合、手で触れたりするとインクがこすれ
て汚れるなどの不都合をまねくため好ましくない。な
お、中空多孔性粒子にあっては、壁厚さは外力による変
形、破壊などがあることから均一であるものが望まし
い。
後者の特性を満足させる上記粒子としては、コロイダ
ル粒子が好ましい。本発明におけるコロイダル粒子は、
コロイド溶液中に分散しえる粒子(分散質)であり、そ
の一次粒子の粒径が1〜500mμである。このコロイダル
粒子は、実質的には無機材料からなり、例えば、シリ
カ、アルミナ、リチウムシリケート、酸化アンチモン、
フェライトなどからなるものである。具体例をあげれ
ば、コロイダルシリカ、アルミナゾル、リチウムシリケ
ートゾル、アンチモンゾル、フェライトゾルなどがあ
る。透明性、耐水性、耐候性などの点でコロイダルシリ
カが特に好ましい。コロイダルシリカは二酸化ケイ素を
コロイド状に水分散させた超微粒子シリカゾルまたは超
微粒子微粉末シリカで、いずれも一次粒子の粒子径が7
〜50mμで球状を示すものである。
上記粒子の受容層内での含有量は10〜70重量%が好ま
しく、20〜50重量%がより好ましい。含有量が10重量%
未満ではインク吸収性が不十分となり、70重量%以上で
は受容層とフィルム支持体との密着性が低下しやすい。
本発明の受容層中に本発明の効果を阻害しない範囲内
で公知の添加剤、例えば可塑剤、滑剤、界面活性剤、帯
電防止剤、架橋剤、架橋触媒、耐熱剤、耐候剤などが添
加されても良い。特に帯電防止剤の添加は枚葉印刷など
の場合の重送を防止する点で好ましく、架橋剤や架橋触
媒の添加は多孔質層の塗膜強靭性、耐水性、耐薬品性、
耐熱性が改良されるのでさらに好ましい。
なお、特定のコロイダルシリカや他の粒子は水分散性
ポリマーの生成に際して、水性媒体中で乳化重合や懸濁
重合によって水分散性ポリマーとの反応生成物としても
用いることができる。
受容層の厚みは特に限定しないが通常0.1〜50μm、
好ましくは1〜30μm、さらに好ましくは3〜20μm程
度が良い。厚みが薄すぎるとインクなどの吸収能が不足
し、厚すぎると塗膜の強度が不足する傾向になる。
かくして得られた印刷用記録媒体用シートはインクな
どの吸収速度が極めて優れ、かつインク転写性、鮮明度
が良く、塗膜強度にすぐれておりオフセット印刷用、イ
ンクジェット用などの基材として好適に使用できるもの
である。
次に本発明の印刷用記録媒体用シートの製造方法につ
いて説明する。ただし、これに限定されるものではな
い。
支持体がプラスチックフイルムで、例えば、PETの場
合、PET樹脂を押出機によって口金から溶融押出し、シ
ート状にキャストし、必要に応じて周知の方法で延伸し
て得る。延伸方法は特に限定されるものではないが、例
えば、同時2軸縦−横、縦−横−縦、横−縦、2段縦→
横、2段縦→横→縦、2段縦→横→同時2軸などの延伸
により2軸延伸されるのが望ましい。
次に、支持体の少なくとも片面に前述した組成物から
なる受容層を設ける。受容層を設ける方法としては、基
材がPETフイルムの場合、 製膜工程内で基体となるフイルム支持体をあらかじ
め延伸しておき、次いで所定量に調整した溶液を塗布
し、しかる後乾燥する方法。
基体フイルム単膜として巻き取った後、塗布−乾燥
の工程を設ける方法。
などが好ましく適用できる。塗布方法は特に限定されず
押出ラミネート法、メルトコーテング法などを用いても
良いが、高速で薄膜コートすることが可能であるという
理由からグラビアコート法、リバースコート法、キッス
コート法、ダイコート法、メタリングバーコート法など
公知の方法を適用できる。また塗布する前に必要に応じ
て空気中あるいはその他種々雰囲気中でのコロナ放電処
理など公知の表面処理を施すことによって、塗布性が良
くなり、しかも受容層をより強固に支持体上に形成でき
る。塗剤濃度、塗膜乾燥条件は特に限定されるものでは
ないが、塗膜乾燥条件は受容層や支持体の諸特性に悪影
響を及ぼさない範囲で行うのが望ましい。
[評価法] 本発明の特性値は、次の測定方法、評価基準による。
(1)吸収速度 印刷適性試験機RI−2型((株)明製作所製)を用い
てオフセット印刷用インクであるTKマークファイブ紅
(東洋インク(株)製)の印刷を行い、以下の評価水準
で判定した。なお、インク塗布量は約4μmとし、吸収
性の評価は印刷面にOKコート紙(王子製紙(株)製)の
コート面を重ね合わせた上から線厚353g/cmの金属ロー
ルを走行させOKコート紙にインクが転写しなくなるまで
の時間を目視判定した。
◎ 良好 (5分以内で転写なし) ○ 良好 (10分以内で転写なし) △ やや劣る(30分以内で転写なし) × 不良 (30分以上でも転写する) (2)転写面の鮮明度、にじみ 上記方法によって転写させた印刷面の表面を目視で観
察し、転写ぬけ(インクが転写しない部分)の有無につ
いて下記基準で判定した。また、インクのにじみは印刷
部と非印刷部の境界を100部の光学顕微鏡で観察し境界
面でのにじみの有無を下記基準で判定した。
◎ 転写ぬけ、にじみが全く認められない。
○ 転写ぬけはないが微小なにじみが認められる。
△ 目視で判定できる転写ぬけが1〜5個/10cm2
在し、境界線が明確でない。
× 斑点状の無数の転写ぬけがあり、にじみが大き
い。
(3)塗膜強度 受容層の表面に1mm角のクロスカットを施しニチバン
(株)製セロハン粘着テープを用いて90゜剥離テストを
行い受容層の残存率から判定した。
◎ 残存率100% ○ 残存率 80%以上 △ 残存率 50%以上 × 残存率 50%未満 (4)平滑度 王研式透気度平滑度試験機“形式KB15"(旭精工
(株)製)により測定し、平滑度を求めた。
(5)中心線平均粗さ JIS B 0601−1976に従いカットオフ0.25mmで測定
した。
(6)光沢度 JIS Z 8741に従い入射角60゜の表面光沢度を測定
した。
(7)比表面積(BET法) (例えば、J.Am.Chem.Soc.,38,2219(1916)に記載さ
れている。) 窒素分子を粒子表面に吸着させて、この吸着量を測定
し、下記式(1)によって全表面が単分子吸着層で覆わ
れたときの吸着気体の容積を求め、これを窒素分子1個
の容積で割って分子数を求めた。この分子数と下記式
(2)の吸着分子1個が表面で占める容積σを掛けるこ
とによって比表面積を得た。
V=VmCP/(Ps−P)[1+(c−1)P/Ps] (1) ただし、Vmは全表面が単分子吸着層で覆われたときの
吸着分子の容積、Vは圧力Pにおける吸着気体の容積、
Pは圧力を示し、Psは飽和蒸気圧、Cは定数である。
σ=1.091(M/Np) (2) ここで、σは吸着分子1個が表面で占める容積、Mは
分子量、Nはアボガドロ数、pは表面における吸着分子
層の密度を示す。
[発明の効果] 本発明は水分散性ポリマーと、数珠状に連結および/
または分岐した形状のコロイダルシリカと、他の粒子を
用いた受容層を支持体表面に積層することにより以下の
ような優れた特性を奏するものである。
(1)オフセット印刷などにおけるインクなどの吸収速
度が極めて速く、枚葉印刷でのセット時間が短いため作
業性に優れる。
(2)表面平滑性に優れるため鮮明度が良い。
(3)インクのにじみが小さい。
[実施例] 本発明を以下の実施例、比較例を用いて説明するが、
これらに限定されるものではない。
実施例1 支持体として厚み100μmの二軸延伸PETフイルムの片
面に下記の塗剤を乾燥後の厚みが10μmになるように塗
布し、130℃で2分間乾燥させ印刷用記録媒体用シート
を得た。なお、PETフイルムの塗布面は空気中でコロナ
放電処理したものを用いた。
[塗剤組成] 平均粒子径0.2μmのアクリル系ポリマーエマルジョ
ン(メチルメタクリレート/エチルアクリレート/アク
リル酸(60/35/5重量%)共重合体)49重量部(固形分
重量比)と分岐数珠状コロイダルシリカ(たとえば日産
化学(株)製スノーテックスUP、平均粒子径0.015μ
m)30重量部(固形分重量比)と粒子として平均粒子径
3.5μm、比表面積350m2/gの非晶質シリカ“ミズカシ
ル"P−78A(水澤化学工業(株)製)30重量部を水で希
釈して30重量%の塗剤とした。
この印刷記録媒体用シートは表1から明らかなように
インクなどの吸収速度が速く、鮮明度、にじみともに優
れた特性を示した。
比較例1 実施例1の塗剤において分岐数珠状コロイダルシリカ
に代えて平均粒子径0.015μmの球状コロイダルシリカ
を用いた以外は同様にして印刷用記録媒体用シートを作
成した。表1に示す通りインク吸収速度は速いが、印刷
鮮明度、塗膜強度の点で劣るものであった。
比較例2 実施例1の塗剤において、粒子を除いた他は同一手法
によって印刷用記録媒体用シートを得た。表1に示す通
りインクなどの吸収速度が劣り、鮮明度やにじみの点で
劣るなどの欠点を有したものであった。
実施例2〜4 実施例1の塗剤において、粒子の添加量(実施例
2)、粒子の変更(実施例3,4)した他は同一手法によ
って印刷用記録媒体用シートを得た。表1に示す通りイ
ンクの吸収性、印刷鮮明度および塗膜強度に優れた特性
を有している。
実施例5 繊度5デニール、繊維長51mmのポリエステル短繊維を
常法開綿・カード工程を通して、積層ウエブを得た後、
100本/cm2の針密度でニードルパンチを行い平均目付50g
/m2の不織布を得た。この支持体に実施例1と同じ組成
の塗剤を用いて、同一手法によって印刷用記録媒体用シ
ートを得た。このシートの特性は表1に示す通り各特性
がともに優れているものであった。
実施例6 実施例1と同様の支持体の片面に下記の塗剤を同一手
法によって印刷用記録媒体用シートを得た。
[塗剤組成] 平均粒子径0.2μmのアクリル系ポリマーエマルジョ
ン(メチルメタクリレート/エチルアクリレート/アク
リル酸(60/35/5重量%)共重合体)30重量部(固形分
重量比)と分岐数珠状コロイダルシリカ(たとえば日産
化学(株)製スノーテックスUP、平均粒子径0.015μ
m)40重量部(固形分重量比)と粒子として球状コロイ
ダルシリカ(たとえば日産化学(株)製スノーテックス
20,平均粒子径0.015μm)30重量部(固形分重量比)を
水で希釈して30重量%の塗剤とした。
この印刷用記録媒体用シートの特性を表2に示した。
表2から明らかなようにインクなどの吸収速度が速く、
表面平滑性、光沢度が高く、鮮明度、にじみともに優れ
た特性を示した。
比較例3 実施例6の塗剤において球状コロイダルシリカを除い
た他は、同一手法によって印刷用記録媒体用シートを得
た。表2に示す通りインク吸収速度は速いが、光沢度が
低く、鮮明度、にじみの点で劣り、塗膜強度も悪い。
比較例4 実施例6の塗剤において分岐数珠状コロイダルシリカ
を除いた他は、同一手法によって印刷用記録媒体用シー
トを得た。表2に示す通りインクなどの吸収速度が劣
り、鮮明度やにじみの点で劣るなどの欠点を有したもの
であった。
実施例7,8 実施例6の塗剤において組成物の組成比を変えた他
は、同一手法によって印刷用記録媒体用シートを得た。
表2に示す通り表面平滑性、光沢度が高く、インクの吸
収性、鮮明度および塗膜強度に優れた特性を有してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−219083(JP,A) 特開 平2−274587(JP,A) 特開 昭61−3777(JP,A) 特開 昭61−290085(JP,A) 特開 平2−122992(JP,A) 特開 昭63−178074(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41M 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の少なくとも片面に受容層を設けた
    シートであって、該受容層は水分散性ポリマー(A)
    と、数珠状に連結および/または分技した形状のコロイ
    ダルシリカ(B)と、実質的に球状の有機および/また
    は無機の粒子(C)とを主成分とする組成物からなる層
    であることを特徴とする印刷用記録媒体用シート。
  2. 【請求項2】実質的に球状の有機および/または無機の
    粒子(C)が、比表面積が150〜500m2/gの多孔性粒子で
    あることを特徴とする請求項(1)記載の印刷用記録媒
    体用シート。
  3. 【請求項3】受容層の平滑度が2秒以上1000秒未満の範
    囲であることを特徴とする請求項(2)記載の印刷用記
    録媒体用シート。
  4. 【請求項4】実質的に球状の有機および/または無機の
    粒子(C)が、コロイダル粒子であることを特徴とする
    請求項(1)記載の印刷用記録媒体用シート。
  5. 【請求項5】受容層の平滑度が1000秒以上であることを
    特徴とする請求項(4)記載の印刷用記録媒体用シー
    ト。
  6. 【請求項6】支持体がプラスチックシートであることを
    特徴とする請求項(1)記載の印刷用記録媒体用シー
    ト。
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