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JP3118119B2 - プリント装置及び該装置における電池の充電方法 - Google Patents

プリント装置及び該装置における電池の充電方法

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Publication number
JP3118119B2
JP3118119B2 JP05212714A JP21271493A JP3118119B2 JP 3118119 B2 JP3118119 B2 JP 3118119B2 JP 05212714 A JP05212714 A JP 05212714A JP 21271493 A JP21271493 A JP 21271493A JP 3118119 B2 JP3118119 B2 JP 3118119B2
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Japan
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battery
motor
printing apparatus
timing
amount
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JP05212714A
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英雄 掘米
淳一 荒川
明 栗林
雄一 兼子
哲人 池田
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to AT93307002T priority patent/ATE173678T1/de
Priority to EP93307002A priority patent/EP0587385B1/en
Publication of JPH06183103A publication Critical patent/JPH06183103A/ja
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/38Drives, motors, controls or automatic cut-off devices for the entire printing mechanism
    • B41J29/393Devices for controlling or analysing the entire machine ; Controlling or analysing mechanical parameters involving printing of test patterns
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S320/00Electricity: battery or capacitor charging or discharging
    • Y10S320/18Indicator or display
    • Y10S320/19Charger status, e.g. voltmeter

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池により駆動される
プリント装置及び該装置における電池の充電方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ,ファクシミリ等のプリント装
置では、転送されてくる画像情報に基づいて、記録ヘッ
ドのエネルギー発生体を駆動することより、紙やプラス
チック薄板等の記録シート上にドットパターンから成る
画像をプリントするように構成されている。このような
プリント装置は、そのプリント方式によりインクジェッ
ト式、ワイヤドット式、サーマル(感熱)式等に分ける
ことができる。
【0003】ところで、このようなプリント装置では、
主電源として一般に商用電源を使用しているが、携帯可
能な小型機器の場合、ACアダプタによる電力供給と、
電池による電力供給の2電源方式を採ることがある。と
ころが電池によりプリント装置を駆動する場合、電池の
残容量が少なくなって電池の出力電圧が低下すると、装
置各部を駆動することが困難となる。例えば、プリント
動作の最中に電池電圧が低下してプリント機能が停止さ
れると、それまで受信したプリント情報が消失してしま
うことになる。また、インクジェットプリント装置の場
合にはプリントヘッドのインク吐出口をキャップ部材に
よって密閉できない事態が起こり得るため、このような
場合はインクジェットヘッドのノズルが、乾燥したイン
クのために塞がってしまう等の問題が発生する。
【0004】従ってプリント装置、特にインクジェット
プリント装置を電池で駆動する場合には、電源電池の容
量を監視し、その電池容量が所定値以下に減少したとき
は、何らかの処置を行うことが必要となる。一般的に、
電池により駆動される電子機器においては、電池電圧が
電池容量の減少に伴って低下する放電特性を利用し、電
池電圧を検出することで電池容量を推定する方式が広く
用いられている。インクジェットプリント装置において
も、従来より電池電圧を随時検出し、特定の電圧まで低
下したら電池容量不足と判断して装置の動作を中断する
とともに、ブザーやランプ等の表示素子等により電池の
残量不足をオペレータに報知するように構成されてい
る。
【0005】ところで一般にシリアルプリンタ等のプリ
ント装置では、プリントヘッドはキャリッジモータによ
り水平方向に往復駆動されるキャリッジ上に搭載されて
いる。これに対し、被記録材は紙送りモータで駆動され
る搬送ローラによって、キャリッジの往復移動方向に対
して垂直方向に搬送される。図8は、キャリッジモータ
の駆動と用紙送りモータの駆動タイミングを示す図で、
キャリッジモータの減速駆動と用紙送りモータの加速駆
動が重なる期間及び、用紙紙送りモータの減速駆動とキ
ャリッジモータの加速駆動が重なる期間(共にXで示
す)は、プリント動作中で最も消費電力が多く、通常の
プリント動作中の平均消費電力の2倍以上に達する。こ
のため図8のXで示された期間では、電源電圧の降下が
著しく大きくなる。
【0006】そこで、電池を電源とする場合には、この
期間(X)における電池電圧の降下によって装置のシス
テムリセットが働くことがないように、比較的多量の電
池容量が残っている状態であっても、電池容量が所定値
以下になるとプリント動作を中断して電池の交換を要求
している。このために電源電池の容量をフルに使うこと
ができず、1回の電池交換で駆動できる駆動時間が短く
なっている。従って、電源電池による駆動時間をより長
くするためには、電池容量を増大させる他になく、この
ような大容量の電池を使用することは装置のコストアッ
プになるばかりか、装置の重量やサイズの増大を招き、
携帯するのにも不都合となるという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、大容量の充電
可能な2次電池として、ニッケル・カドミウム(NiC
d)電池が知られている。このような電池で、放電終止
電圧を1.1V/セル以上の高い電圧値に設定して充放
電を繰り返すと、放電容量の低下又は放電電圧の低下を
生じる(メモリ効果)現象が知られている。この現象
は、NiCd電池固有の放電終止電圧1.0V/セル近
くまで放電してから充電すれば発生せず、またメモリ効
果を生じている電池も元来の放電性能に殆ど復帰させる
ことができる。しかしながら前述したように従来のプリ
ント装置では、電池の残量が完全になくなる前に装置の
保護のために、所定の電圧値になると自動的に動作を停
止し、その電池を充電してからでないと駆動できないよ
うになっている。このように比較的高い電圧値を放電終
止電圧として設定し、その電圧になるとその電池を充電
するようにするとメモリ効果が発生して見かけ上の電池
容量が減少し、その電池により装置を駆動できる時間が
さらに短くなってしまう。
【0008】この対策として、充電を開始する前に、ま
ず電池に残っている容量をNiCd電池の放電終止電圧
近くになるまで強制的に放電させてから充電を行う方法
が考えられる。しかしながらこの方法では、電池を放電
するための専用の放電回路が必要となり、装置がコスト
アップとなる。また、このような強制放電には、通常3
0分〜1時間を必要とするため、トータルの充電時間が
長くなるという問題点がある。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、電池容量を増大させることなくかつメモリ効果の発
生を抑えてより長時間電池による駆動を可能にしたプリ
ント装置及び該装置における電池の充電方法を提供する
ことを目的とする。
【0010】また本発明の目的は、プリント動作を制御
することにより、電源電池の容量をフルに活用して、装
置のコストアップを招くことなく同一電池によるプリン
ト時間を長くできるプリント装置及び該装置における電
池の充電方法を提供することにある。
【0011】また本発明の他の目的は、充電可能な電池
を使用した時に、充分に放電されていないために発生す
るメモリ効果を未然に防止できる効果がある。
【0012】更に本発明の他の目的は、ユーザが必要と
するプリント枚数に応じた充電量に電源電池を充電でき
るプリント装置及び該装置における電池の充電方法を提
供することにある。
【0013】また本発明の他の目的は、所望の枚数をプ
リントする間に電池切れが発生せず、確実に全枚数をプ
リントできるプリント装置及び該装置における電池の充
電方法を提供することにある。
【0014】また本発明の目的は、電池がほぼ完全に放
電終止電圧に到達した後に充電を行うことにより、電池
のメモリ効果による見かけ上の電池容量の低下を防止で
きる電池の充電方法を提供することにある。
【0015】また更に本発明の目的は、電池を完全に放
電させるための放電回路を更に設けることなく、電池を
迅速にほぼ放電終止電圧まで放電できるプリント装置及
び該装置における電池の充電方法を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリント装置は以下のような構成を備える。
即ち、電池からの電力供給により駆動されるプリント装
置であって、前記電池容量の残量を検知する検知手段
と、被記録媒体に対して相対的に記録ヘッドを走査させ
るキャリッジモータと、前記被記録媒体を前記記録ヘッ
ドに対して相対的に移動させるための搬送用モータと、
前記検知手段による検知結果に基づいて、前記キャリッ
ジモータ及び前記搬送用モータの駆動を制御する駆動制
御手段とを有し、前記検知手段により検知された電池容
量の残量が所定値以下でない場合は、前記駆動制御手段
は前記モータの一方を減速しながら他方を加速するよう
に制御し、前記検知手段により検知された電池容量の残
量が所定値以下の場合は、前記駆動制御手段は前記モー
タの一方の減速が終了した後、他方を加速するように制
御することを特徴とする。また上記目的を達成するため
に本発明のプリント装置は以下のような構成を備える。
即ち、電池からの電力供給により駆動されるプリント装
置であって、前記電池の充電量を検知する検知手段と、
前記電池を充電する充電手段と、印刷されるべき被記録
媒体の量を指示する指示手段と、前記充電手段を制御し
て、前記指示手段により指示された被記録媒体の量を印
刷できるだけの充電量まで前記電池を充電する充電制御
手段とを有することを特徴とする。また上記目的を達成
するために本発明のプリント装置は以下のような構成を
備える。即ち、電池からの電力供給により駆動されるプ
リント装置であって、前記電池の充電量を検知する検知
手段と、前記電池からの電力供給により前記プリント装
置の機構部を駆動する駆動用モータと、前記電池の充電
量が、前記電池の出力電圧が最終放電電圧以下になる所
定量以下かどうかを判別する判別手段と、前記判別手段
により前記電池の充電量が前記所定量以下でないと判別
した場合、前記電池からの電力供給により前記駆動用モ
ータを駆動して前記電池の出力電圧が前記最終放電電圧
以下になるように制御する放電手段とを有することを特
徴とする。また上記目的を達成するために本発明のプリ
ント装置は以下のような構成を備える。即ち、電池から
の電力供給により駆動されるプリント装置であって、前
記電池容量の残量を検知する検知手段と、被記録媒体上
を走査して画像を記録する記録ヘッドを移動させるため
のキャリッジモータと、前記記録ヘッドに対して相対的
に前記被記録媒体を移動させる搬送用モータと、前記検
知手段により検知された電池容量の残量に基づいて前記
搬送用モータと前記キャリッジモータの駆動タイミング
を制御する駆動制御手段とを有し、前記検知手段により
検知された電池容量の残量が所定量よりも大きい場合、
前記駆動制御手段は、前記キャリッジモータの減速回転
駆動の後、前記キャリッジモータが停止しない第1のタ
イミングで前記搬送用モータの駆動を開始し、前記検知
手段により検知された電池容量の残量が所定量以下の場
合、前記駆動制御手段は、前記第1のタイミングの後の
第2のタイミングで前記搬送用モータの駆動を開始する
ことを特徴とする。また上記目的を達成するために本発
明のプリント装置は以下のような構成を備える。即ち、
電池からの電力供給により駆動されるプリント装置であ
って、前記電池容量の残量を検知する検知手段と、被記
録媒体に対して記録ヘッドを相対移動するように移動さ
せるためのキャリッジモータと、前記記録ヘッドに対し
て相対的に前記被記録媒体を移動させるための搬送用モ
ータと、前記検知手段により検知された前記電池容量の
残量に基づいて前記キャリッジモータ及び搬送用モータ
の内の1つの駆動タイミングを制御する駆動制御手段と
を有し、前記検知手段により検知された前記電池の残量
が所定量以上の場合、前記駆動制御手段は、前記キャリ
ッジモータと搬送用モータの一方の加速タイミングと、
他方のモータの減速タイミングとが重畳される第1のタ
イミングで前記キャリッジモータと搬送用モータの一方
の回転駆動を開始し、前記検知手段により検知された前
記電池の残量が前記所定量以下の場合、前記駆動制御手
段は、前記第1のタイミングの後の第2のタイミングで
前記キャリッジモータと搬送用モータの一方の回転駆動
を開始するようにしたことを特徴とする。
【0017】又上記目的を達成するために本発明のプリ
ント装置における充電方法は以下のような工程を備え
る。即ち、電池からの電力供給により駆動されるプリン
ト装置の電池を充電する充電方法であって、印刷される
被記録媒体の量を指示する指示工程と、前記指示工程で
指示された被記録媒体の量に従って前記電池の充電量を
求める工程と、前記求められた充電量にまで前記電池を
充電する充電工程と、を有することを特徴とする。又上
記目的を達成するために本発明のプリント装置における
充電方法は以下のような工程を備える。即ち、電池から
の電力供給により駆動されるプリント装置における電池
を充電する充電方法であって、前記電池の充電量を検知
する検知工程と、前記検知工程で検知された充電量が、
前記電池の出力電圧が最終放電電圧以下になる所定量よ
りも少ないかどうかを判定する判定工程と、前記判定工
程により、前記電池の充電量が前記所定量以下でないと
判定されると、前記電池を充電する前に、前記電池の出
力電圧が前記最終放電電圧以下になるように前記電池か
らの電力により前記プリント装置の機構部を駆動する少
なくとも1つの駆動用モータを駆動する駆動工程とを有
し、前記電池の放電が略完了した後、前記電池の充電を
開始することを特徴とする。又上記目的を達成するため
に本発明のプリント装置における充電方法は以下のよう
な工程を備える。即ち、記録ヘッドを走査させるキャリ
ッジモータと、被記録媒体を搬送するための搬送用モー
タとを有し、電池からの電力供給により駆動されるプリ
ント装置におけるモータの駆動タイミングを制御する方
法であって、前記電池容量の残量を検知する検知工程
と、前記検知工程で検知された前記電池容量の残量に基
づいて前記キャリッジモータ及び搬送用モータの内の1
つの駆動タイミングを制御する駆動制御工程とを有し、
前記検知工程で検知された前記電池の残量が所定量以上
の場合、前記駆動制御工程では、前記キャリッジモータ
と搬送用モータの一方の加速タイミングと、他方のモー
タの減速タイミングとが重畳される第1のタイミングで
前記キャリッジモータと搬送用モータの一方の回転駆動
を開始し、前記検知工程で検知された前記電池の残量が
前記所定量以下の場合、前記駆動制御工程では、前記第
1のタイミングの後の第2のタイミングで前記キャリッ
ジモータと搬送用モータの一方の回転駆動を開始するよ
うにしたことを特徴とする。
【0018】
【作用】以上の構成において、電池容量の残量を検知
し、電池容量の残量が所定値以下でない場合は、キャリ
ッジモータ及び搬送用モータの一方を減速しながら他方
を加速するように制御し、検知された電池容量の残量が
所定値以下の場合はキャリッジモータ及び搬送用モータ
の一方の減速が終了した後、他方を加速するように制御
する。また本発明の構成によれば、印刷されるべき被記
録媒体の量を指示されると、電池の充電量を検知し、そ
の指示された被記録媒体の量を印刷できるだけの充電量
まで電池を充電するように動作する。また本発明の構成
によれば、電池の充電量を検知し、その電池の充電量
が、電池の出力電圧が最終放電電圧以下になる所定量以
下かどうかを判別し、その電池の充電量が所定量以下で
ないと判別した場合、電池からの電力供給により駆動用
モータを駆動して電池の出力電圧が最終放電電圧以下に
なるように制御する。更に本発明によれば、電池容量の
残量を検知し、その検知された電池容量の残量が所定量
よりも大きい場合、キャリッジモータの減速回転駆動の
後、キャリッジモータが停止しない第1のタイミングで
搬送用モータの駆動を開始し、検知された電池容量の残
量が所定量以下の場合、第1のタイミングの後の第2の
タイミングで搬送用モータの駆動を開始するように動作
する。また本発明の構成によれば、電池容量の残量を検
知し、その検知された電池容量の残量が所定量以上の場
合、キャリッジモータと搬送用モータの一方の加速タイ
ミングと、他方のモータの減速タイミングとが重畳され
る第1のタイミングでキャリッジモータと搬送用モータ
の一方の回転駆動を開始し、検知された電池の残量が所
定量以下の場合、第1のタイミングの後の第2のタイミ
ングでキャリッジモータと搬送用モータの一方の回転駆
動を開始するように動作する。
【0019】また本発明の充電方法によれば、印刷され
る被記録媒体の量が指示されると、その指示されたた被
記録媒体の量に従って電池の充電量を求め、その求めら
れた充電量にまで電池を充電するように動作する。また
本発明の電池を充電する充電方法によれば、電池の充電
量を検知し、その検知された充電量が、電池の出力電圧
が最終放電電圧以下になる所定量よりも少ないかどうか
を判定し、その電池の充電量が所定量以下でないと判定
されると、電池を充電する前に、電池の出力電圧が前記
最終放電電圧以下になるように、電池からの電力により
プリント装置の機構部を駆動する少なくとも1つの駆動
用モータを駆動し、その電池の放電が略完了した後、そ
の電池の充電を開始する。また本発明のプリント装置に
おけるモータの駆動タイミングを制御する方法によれ
ば、電池容量の残量を検知し、その検知された電池容量
の残量が所定量以上の場合、キャリッジモータと搬送用
モータの一方の加速タイミングと、他方のモータの減速
タイミングとが重畳される第1のタイミングでキャリッ
ジモータと搬送用モータの一方の回転駆動を開始し、検
知された電池の残量が所定量以下の場合、第1のタイミ
ングの後の第2のタイミングでキャリッジモータと搬送
用モータの一方の回転駆動を開始するように制御する。
【0020】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の第1実施例のインクジェッ
ト・プリンタ装置の主要部の概略構成例を示すブロック
図である。尚、この実施例では、インクジェット・プリ
ンタ装置の場合で説明するが、本発明はこれに限定され
るものでなく、他の記録法によるプリンタ装置や、ワー
ドプロセッサ或いはファクシミリ等のプリント装置にも
適用できる。
【0022】図1において、1はプログラマブル・ペリ
フェラルインターフェイス(以下PPIとする)であ
り、図示しないホストコンピュータから送られてくる指
令信号(コマンド)や記録情報信号を受信してMPU2
に転送するとともに、コンソール6の制御、及びキャリ
ッジがホーム位置にあることを検出するホーム位置セン
サ7よりの信号を入力している。MPU(マイクロプロ
セッシングユニット)2は、制御用ROM5に記憶され
た制御プログラムに従って、このインクジェットプリン
タ装置内の各部を制御する。3は受信した信号を貯えた
り、或いはMPU2のワークエリアとして使用され、各
種データを一時的に記憶するためのRAMである。4は
フォント発生用ROMで、コード情報に対応して文字や
記号等のパターン情報を記憶しており、入力したコード
情報に対応して各種パターン情報を出力する。5はMP
U2が実行する処理手順(図4〜図7)が格納されてい
る制御用ROMである。これらの各部は、アドレスバス
17およびデータバス18を介して、MPU2によりそ
れぞれ制御される。
【0023】8はキャリッジモータで、プリントヘッド
12を搭載したキャリッジ30(図2参照)を移動させ
て往復走査している。10は、紙等の被記録材をキャリ
ッジ30の移動方向に対して垂直方向に搬送するための
紙送りモータ、13はキャップ部32A(図2参照)を
駆動して、後述のプリントヘッド12のインク吐出口
(図示せず)に当接し、インク吐出口を外気より遮断し
て、ノズルの乾燥を防止するためのキャッピングモータ
をそれぞれ示す。15はキャリッジモータ8を駆動する
ためのモータドライバ、16は紙送りモータ10を駆動
するためのモータドライバ、14はキャッピングモータ
13を駆動するためのモータドライバである。尚、コン
ソール6には、キーボードスイッチ及び表示ランプなど
が設けられている。また、ホーム位置センサ7は、キャ
リッジ30のホーム位置近傍に設けられ、プリントヘッ
ド12を搭載したキャリッジがホーム位置に到達したこ
とを検知するものである。
【0024】9はシートセンサで、記録用紙等の被記録
材の有無、即ち、記録部に供給されたか否かを検知して
いる。12は上述したインクジェットプリントヘッドで
あり、このプリントヘッド12には吐出口(図示せ
ず)、吐出用ヒータ(図示せず)などが設けられてい
る。11はプリント情報信号に応じてプリントヘッド1
2の吐出用ヒータを駆動するためのドライバを示してい
る。24は上記各部へ電源を供給する電源部であり、駆
動電源装置としてACアダプタと電池を有している。以
上の構成において、MPU2は上記PPI1を介してコ
ンピュータなどのホスト装置に接続されており、このホ
スト装置から送られてくるコマンドおよびプリント情報
信号と、制御用ROM5に格納されているプログラムの
処理手順およびRAM3内に蓄えたプリント情報とに基
づいて、プリント動作を制御する。
【0025】図2は本実施例のインクジェットプリンタ
装置のプリント部の構成を示す斜視図で、インクジェッ
トプリンタヘッド12は、キャリッジ30に対して所定
の方法で着脱可能なインクジェットカートリッジと一体
にキャリッジ30に載置されている。このインクジェッ
トカートリッジは、プリントに使用するインク等に応じ
て1以上設けることができ、このヘッド12には、図示
しないインクタンク及びインクセンサ等が設けられてい
る。プリントヘッド12は、ケーブル及びこれに結合さ
れた端子を介して、データ供給源からのプリントデータ
に応じた吐出信号がドライバ11を介して供給されてい
る。
【0026】キャリッジ30は、キャリッジモータ8の
駆動力を伝達する駆動ベルト33の一部と連結され、互
いに平行に配設された2本のガイドシャフト31A,3
1Bに対して摺動可能とすることにより、プリントヘッ
ド12の被記録材の全幅に亙る往復運動を可能にしてい
る。そしてキャリッジ30と被記録材との相対的な移動
を所定のプリント信号の入力によって制御することによ
り、給紙部34からプラテン35上に搬送されてきた記
録紙の記録面に対し、所望の画像をプリントするように
なっている。
【0027】32はヘッド回復装置であり、プリントヘ
ッド12の移動経路の一端、例えばホームポジションと
対向する位置に配設されている。このヘッド回復装置3
2は、伝動機構36を介したキャッピングモータ13の
駆動力によって動作させられてプリントヘッド12のキ
ャッピングを行う。このヘッド回復装置32のキャップ
部32Aによるプリントヘッド12のキャッピングに関
連させて、ヘッド回復装置32内に設けた適宜の吸引手
段によるインク吸引もしくはプリントヘッド12へのイ
ンク供給経路に設けた適宜の加圧手段によるインクの圧
送を行い、インクを吐出口より強制的にインクを排出さ
せることにより液路内の増粘インクを除去する等の吐出
回復処理を行う。又、プリント終了時にインクジェット
プリントヘッド12にキャッピングを施すことにより、
プリントヘッド12を保護している。
【0028】37はヘッド回復装置32の側面に配設さ
れ、シリコンゴム等で形成されるワイピング部材として
のプレートである。このプレート37はプレート保持部
材37Aにカンチレバー形態で保持され、ヘッド回復装
置32と同様に、キャッピングモータ13及び伝動機構
36によって動作し、プリントヘッド12の吐出面との
係合が可能となる。これにより、プリントヘッド12の
プリント動作における適切なタイミングで、或いはヘッ
ド回復装置32を用いた吐出回復後に、ブレード37を
プリントヘッド12の移動経路中に突出させ、プリント
ヘッド12の移動動作に伴ってプリントヘッド12の吐
出面の結露、濡れ或いは塵埃等をふき取る。
【0029】次に、電源部24の詳細を図3のブロック
図を参照して説明する。
【0030】図3において、19と20はインクジェッ
トプリント装置の駆動電源であり、それぞれACアダプ
タと電池を示している。21は、これら2種の駆動電源
のうちいずれか一方を選択するためのソース切換器であ
り、例えば電源ジャックなどが用いられる。23は駆動
電源の出力電圧を検出し、MPU2の入力ポートへ出力
信号を送る電源電圧検出回路である。この実施例では、
抵抗器により電圧を分圧してMPU2へ入力する簡単な
構成の検出回路を採用しているが、他にA/D変換器を
用いた方式やコンパレータを用いた方式も考えられる。
【0031】22は駆動電源からのDC出力をインクジ
ェットプリント装置の各部を駆動するのに適した電圧に
変換するための電源回路である。ここで、ロジック電圧
1はMPU2に供給されており、パワーオフモードにお
いても電圧を出力している。ロジック電圧2はRAM3
等のMPU2以外のロジック部に、モータ電圧はモータ
8,10,13に、ヘッド電圧はプリントヘッド12に
夫々供給されており、パワーオン(プリント待機状態及
びプリント動作状態)の時にのみ電圧を印加する。
【0032】以上説明した構成のインクジェットプリン
ト装置において、本実施例では電池容量の検知結果に基
づいてプリント動作を制御する。以下にまずその概要を
説明する。
【0033】前述のようにインクジェットプリント装置
においては、プリント動作中の電池容量を常に監視し、
電池容量の不足に起因する受信したプリント情報の消失
や、プリントヘッドのインク吐出口が密閉されないまま
放置されるといった事態を回避しなければならない。そ
のためには、プリント動作中で、電池の電圧降下が最も
大きくなる期間に電池電圧を検出し、検出結果に応じて
装置の動作を制御することが必要である。通常、プリン
ト装置のプリント動作中で最も消費電力が大きく、電池
電圧降下が最大となるのは、前述したように、キャリッ
ジモータ8と用紙送りモータ10の加減速が重なる期間
(図8のX)である。そこで、本実施例では、キャリッ
ジモータ8の減速パルスに同期させて電池容量の検知を
行っている。
【0034】ところが、これら2つのモータの加減速が
重なる期間(X)に電池容量を判定して電池駆動を中止
するように制御すると、前述のように電池容量をフル活
用できないばかりでなく、前述したメモリ効果の原因と
なる。そこで本実施例では、従来電池による駆動を中断
していた電池容量まで電池の容量が低下したならば、こ
れらモータ8,10の駆動タイミングを変更して、キャ
リッジモータ8と用紙送りモータ10の加減速が重なら
ないようにしてプリント動作を継続する(図9参照)。
これにより、2つのモータの駆動が重ならなくなり、消
費電流の極大化が半減される。これにより、この期間に
生じる電池出力電圧の降下の幅が小さくなるため、電池
の出力電圧がかなり低下して放電終止電圧近くになって
電池容量を使い切る直前まで、その電池によるプリント
動作を続行できることになる。以下に、第1実施例のイ
ンクジェットプリンタ装置のMPU2による制御手順を
図4〜図7のフローチャートに従って詳細に説明する。
【0035】図4〜図7は、本実施例のプリント動作手
順の一例を示すフローチャートである。この処理の概要
を説明すると、電池駆動時には、ホスト装置からのプリ
ント情報により待機状態からプリント動作開始へと移行
する際のキャップ解除処理(ステップS108)を行う
直前に、電池容量の検知を行う(ステップS104,S
105)。これは、キャリッジ30とキャップ部32A
の駆動を保証できないレベルまで電池容量が低下してい
た場合、プリントを開始するためにキャッピング状態を
解除した直後に装置が機能停止したり、或いは1行プリ
ントした後、後述するキャリッジモータ8の減速パルス
に同期させて行う電池容量判定(ステップS133)に
よってローバッテリと判定され、キャリッジ30をホー
ム位置に戻してキャップ部32Aによりプリントヘッド
12のインク吐出口を密閉する保護動作ができないま
ま、装置が機能停止してしまう不具合を未然に防ぐため
のものである。即ち、ここでは少なくとも1行分プリン
トした後、プリントヘッド12をホーム位置へ戻して、
更にキャッピングするのに必要なだけの容量が電池20
に残っているか否かの判定を行うものである。
【0036】図4において、まずステップS100で、
ホスト装置から受信したプリント情報によりプリント開
始要求が発生したか否かを判定する。開始要求がない時
はステップS122以降へ分岐し、プリントヘッド12
のインク吐出口をキャップ部32Aで密閉した状態でプ
リント開始要求が生じるまで待機する(ステップS12
2〜S124)。
【0037】一方、ステップS100で肯定判定ならば
ステップS101以降の手順によってプリント動作を開
始する。ステップS101では、インク吐出口がキャッ
プ部32Aによって密閉されているか否かの判定をす
る。閉状態でない時はステップS201に進む。ステッ
プS201以降の処理は後述する。
【0038】一方、ステップS101でキャッピング状
態にある時は、即ち、キャリッジ30がホーム位置にあ
り、プリントヘッド12のインク吐出口がキャップ部3
2Aによって密閉されているときはステップS102に
進み、用紙送りモータ10が駆動中であるか否かを判定
し、駆動中であれば駆動終了まで待機する。一方、駆動
中ではないならばステップS103〜S107の手順に
よって、キャッピングの解除を行っても良いだけの容量
が電池20にあるか否かを検査(ローバッテリエラー検
知)を行う。
【0039】まずステップS103において、電池20
の容量検知を高精度で行うために容量検知に適した放電
負荷を電池20に加えておく。本実施例では、キャリッ
ジモータ8の相を切換えることなく励磁する(疑似励
磁)ことにより、電池20に適切な放電負荷を加えてい
る。尚、この代わりに用紙送りモータ10を疑似励磁す
る方法、或いはキャリッジモータ8と用紙送りモータ1
0の両方を疑似励磁する方法を用いても良い。
【0040】次にステップS104に進み、t3 (例え
ば50msec)時間待ってから、電源電圧検出回路2
3により、電池20の出力電圧を検出する。ステップS
104,S105で、これをn回繰返したならばステッ
プS106に進み、キャリッジモータ8の疑似励磁を終
了する。そしてステップS107で、ステップS10
4,S105でのn回の検出結果を基に、ローバッテリ
(電池20の出力電圧が所定値より低い)か否かの判定
を行う。具体的には、例えばn回検出した電池電圧の平
均値をとり、その値が予め設定した放電終止電圧により
低ければローバッテリと判断し、そうでなければローバ
ッテリではないとする。ただし、放電終止電圧の設定値
は制御用ROM5内に予め記憶されている。
【0041】ステップS107の判定結果がローバッテ
リでなければステップS108へ分岐し、キャッピング
解除処理を行った後、キャリッジモータ8の加速を開始
する(ステップS109)。更に、この加速終了後、キ
ャリッジを定速移動(キャリッジモータ8を定速回転駆
動)しながら1行分のプリント(ステップS110)を
行った後、ステップS125(図6A)に進む。
【0042】一方、ステップS107でローバッテリで
あったならばキャッピング解除処理を取り止めて、プリ
ントヘッド12のインク吐出口が大気に向けて開放され
たまま放置されるのを未然に防止するとともに、ステッ
プS111以降の手順によって受信済のプリント情報の
保護を図る。この処理を以下に説明する。
【0043】まずステップS111において、ホスト装
置と非回線状態(オフライン)にし、次にステップS1
12でローバッテリエラー状態に移行する。即ち、この
ローバッテリエラー状態では、コンソール6のパワース
イッチ以外からの割込み処理を禁止し、ブザーやLED
等の報知手段によってオペレータにローバッテリエラー
であることを知らせる。そして、以下に述べるステップ
S113以降の制御を行う。
【0044】ステップS113〜S114ではオペレー
タによってACアダプタ19がプリンタ装置に接続され
て電源の出力電圧が回復したかどうかの検出及び判定を
行う。ACアダプタ19が使用されて電源電圧が回復し
たならばステップS117へ分岐し、ローバッテリエラ
ー状態を解除する。ここでは、依然としてオフラインの
ままであり、ホスト装置からのプリント情報は受つけな
いが、エラー発生までに受信して、未だ印刷処理してい
ないプリント情報はRAM3内に保持されたままであ
る。そこでステップS118においてオペレータによ
り、ホスト装置よりのデータを受信可能にするオンライ
ン操作がなされたかどうか判断し、オンライン状態にな
るとステップS119に進み、ホスト装置との回線状態
を復活する処理を行う。次にステップS120に進み、
オンライン状態へ移行し、ホスト装置からのデータを受
信可能とするとともに、ローバッテリエラー発生により
中断した処理へ戻って、未プリントのプリント情報があ
れば、そのプリント情報を印刷するための処理を開始す
る。
【0045】一方、ステップS113〜S115におい
て、エラー発生から一定時間t2 (例えば5分)電源電
圧が回復されるかどうかを監視している間に、オペレー
タによってACアダプタ19が接続されなければ電池切
れであると判断し、プリンタ装置が制御不能となる前に
自動的にパワーオフする(ステップS116)。
【0046】以上が、インクジェットノズルのキャップ
を閉じた状態からプリント開始要求によりプリントを開
始するまでの制御手順である。
【0047】次に、プリント動作中の制御手順について
図6A,6B及び図7を参照し説明する。
【0048】この処理の概要を説明すると、プリント動
作中における電池20の容量検知は、1行プリントする
毎に1回、キャリッジモータ8の減速駆動中に行う。本
実施例では、この電池の出力電圧の検知結果に基づき、
プリント動作を2段階で制御する。
【0049】まず第1段階で、キャリッジモータ8と用
紙送りモータ10の駆動タイミングを切換えて、両者の
駆動が重ならないようにする。これは電池20の残量低
下に伴い電池出力電圧も低下するため、キャリッジモー
タ8と用紙送りモータ10とを同時に駆動すると、電池
20の内部抵抗による電圧降下が一時的に増加する。こ
のため、まだ電池20の容量切れには達していないにも
拘らず、電源電圧が一時的に低下して装置のシステムリ
セットが動作してプリント動作がストップし、かつ既に
受信しているプリント情報を消失する危険性がある。そ
こで、装置の消費電力が最大となる期間、即ち、キャリ
ッジモータ8と用紙送りモータ10との駆動が重なる期
間に電池容量の検知を行い、上記両モータ8,10の駆
動が重ならないように切換える(ステップS134)こ
とにより、電池電圧が一時的に大幅に降下する状態が抑
制され、プリント動作が継続可能となる。従って、電池
容量をフル活用できるようになり、電池容量をアップし
なくても、より長時間電池駆動を行えることになる。
【0050】次に第2段階では、キャリッジモータ8と
用紙送りモータ10の駆動を重ねずにプリント動作を行
っている状態において電池容量を検知し、電池切れで装
置が機能停止する前に、プリント動作を中断して装置の
保護措置を行う(ローバッテリエラー処理)。この第2
段階では、上記のようにキャリッジモータ8と用紙送り
モータ10の駆動が重なることはないので、第1段階の
容量検知と同様にキャリッジモータ8の減速駆動中に、
電池20の容量検知を行っても電池電圧の降下分が第1
段階に比べて半減するので、本実施例では電池の容量を
判定する基準電圧値を第1段階及び第2段階とも共通に
している。
【0051】以上説明した動作制御手順の詳細を図6
A,6B及び図7のフローチャートを参照しながら詳細
に説明する。
【0052】図6Aにおいて、ステップS125ではキ
ャリッジモータ8の減速駆動を開始する。次にステップ
S126に進み、キャリッジモータ8の減速駆動パルス
の残りが予め設定したパルス数S以下になったならば、
用紙送りモータ10の駆動を開始可能とする。ステップ
S127で用紙送り要求がなければステップS129へ
進む。
【0053】ステップS129では、キャリッジモータ
8の減速残りパルス数が予め設定したパルス数m(ただ
し、m≦S)になるまで待ってステップS130へ進
み、キャリッジモータ8の励磁相切換時に電源電圧を検
出して電池容量を検知する。ステップS131により、
電源電圧検出をn回行うとステップS132へ進み、用
紙送りモータ10が駆動中であるか否かの判定を行う。
用紙送りモータ10が回転駆動中であればステップS1
33へ進み、前述のステップS130〜S131におい
て検知した電池容量に応じて、キャリッジモータ8と用
紙送りモータ10の駆動が重なるパルス数を変更する必
要があるか否かを判定する。
【0054】一方、ステップS132で用紙送りモータ
10の駆動中でない時はステップS140(図7)へ分
岐し、前記ステップS130〜S131において検知し
た電池容量に基づいて、ローバッテリエラー処理を行う
必要があるか否かを判定する。
【0055】まず、ステップS133以降の用紙送りモ
ータ10の駆動中の場合の処理を説明すると、ステップ
S133において電池容量が充分に残っている場合はス
テップS135に進み、重なりパルス数≧m(m≧n≠
0,m,nは整数)に設定する。一方、ステップS13
3でローバッテリの時はステップS134に進み、キャ
リッジモータ8と用紙送りモータ10とを同時に駆動で
きないと判断し、重なりパルス数を0に設定する。こう
してステップS134或いはステップS135の処理を
終了するとステップS136,S137に進み、用紙送
りモータ10の加速及び定速運転を行う。その後、ステ
ップS138で用紙送りモータ10の減速回転を開始す
る。そしてステップS139に進み、用紙送りモータ1
0の減速駆動残りパルスが前記ステップS134乃至S
135で設定した重なりパルス数以下になると、図4の
ステップS100へ戻り、前述した手順を繰返す。前述
のステップS127で用紙送り要求がある時はステップ
S204に進み、前述した重なりパルス数が0かどうか
をみる。重なりパルス数が0でない時はステップS20
5に進み、指定されている重なり数と一致する数になっ
たかどうかを調べ、一致する数になった時はステップS
128に進み、用紙送りモータ10の加速を開始する。
一方、重なりパルス数が0の時はステップS206に進
み、前述のステップS129〜S131を実行して電源
電圧を検出する。そしてステップS207でキャリッジ
モータ8の回転が停止するのを待ち、ステップS208
で動作を続行できない電源電圧になったかをみる。そう
であればステップS141に進み、キャリッジモータ8
を減速して回転を終了させ、オフライン状態にする。ス
テップS208で、まだ動作を続行できる時はステップ
S209に進み、ステップS128と同様にして用紙送
りモータ10の加速を開始してステップS133に進
む。
【0056】またステップS101でキャップ部32A
が閉状態でない時(プリント中)はステップS201に
進み、重なりパルス数が0かどうかを調べ、0でない時
はステップS203に進み、重なり数と一致するかどう
かを調べ、一致するとステップS109でキャリッジモ
ータ8の加速を開始する。またステップS201で重な
りパルス数が0の時はステップS202に進み、用紙送
りモータ10の回転が終了するのを待ってステップS1
09に進む。一方、ステップS132において用紙送り
モータ10が駆動中でないときはステップS140に進
み、ローバッテリエラー処理を行う必要があるかどうか
を判定する。必要でないならば図4のステップS100
へ戻り、ここまでの制御手順を繰返す。一方、必要であ
るならばステップS141に進み、キャリッジモータ8
の減速処理が終了するのを待ってからステップS142
以降の手順でローバッテリエラー処理を行う。
【0057】まず、ステップS142で装置をオフライ
ンにし、ステップS143でキャリッジ30をホーム位
置へ戻し、ステップS144でプリントヘッド12にキ
ャッピングする。尚、ステップS145〜ステップS1
54の制御手順は、前述の図5のステップS112〜S
121の処理と同一なので説明は省略する。
【0058】図9は、キャリッジモータ8と用紙送りモ
ータ10の駆動が重なる期間(X)における重なりパル
ス数をゼロ(0)に設定した場合の、キャリッジモータ
8と用紙送りモータ10の駆動タイミングを模式的に示
す図である。
【0059】以上説明したように第1実施例によれば、
電源電池の容量をフルに活用できるようにプリント動作
を制御することにより、装置のコストアップを招くこと
なく、同一電池によるプリント時間を長くすることがで
きる。
【0060】また、NiCd電池等の充電可能な電池を
使用した場合に、十分な放電ができていないために発生
するメモリ効果を未然に防ぐことができる。
【0061】次に図10〜図12を参照して本発明の第
2実施例を説明する。
【0062】図10は第2実施例のインクジェットプリ
ンタ装置の概略構成を示すブロック図で、前述の図1と
共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略す
る。図10において、201〜203のそれぞれは負荷
抵抗、204は電池20を充電する時にMPU2aの制
御によりオンされるスイッチで、この時の充電電力は、
前述のACアダプタ19よりの電力が電源回路22によ
り変換されてバッテリ20に供給される。205はA/
D変換器で、負荷抵抗202,203により分圧された
電池20の出力電圧を入力し、A/D変換を行ってMP
U2aに出力している。これにより、MPU2aは電池
20の電池容量を検出することができる。207はユー
ザにより操作されるスイッチで、このスイッチ207が
オンされることにより充電動作の開始が指示される。2
08はプリントする枚数を設定するためのスイッチ、2
06はスイッチ208で設定された枚数をプリントでき
るだけ電池20が充電されたことを知らせるための表示
器(LED)である。
【0063】以上の構成により、ユーザがスイッチ20
8によりプリント枚数をセットし、スイッチ207によ
り充電の開始を指示すると、MPU2aはスイッチ20
8でセットされた枚数を読取り、ROMテーブル500
を参照して、その枚数に応じた電池20の充電レベルを
求める。そして、LED206を点灯して充電動作が開
始されたことを報知し、A/D変換器205よりのデジ
タルデータを読取って、電池20が所定の電圧レベルに
達しているか否かを判定する。所定のレベルに達してい
れば充電の必要がないため、そのまま処理を終了する。
【0064】一方、所定のレベルに達していない時はス
イッチ204を閉成して、電池20の充電を開始する。
そして一定時間毎にA/D変換器205の出力値を読取
り、電池20の充電電圧が所定の電圧値に到達したかを
判定する。こうして電池20の電圧が所定の電圧値に到
達すると、スイッチ204を開成し、LED206を消
灯して充電処理を終了する。
【0065】図11は、この第2実施例のインクジェッ
トプリンタ装置における充電処理を示すフローチャート
で、この処理を実行する制御プログラムは制御用ROM
5aに記憶されている。
【0066】この処理はスイッチ207が押下されて充
電開始の指示が入力されることにより開始される。まず
ステップS1でスイッチ208にセットされたプリント
枚数を入力し、その枚数に対応する電池20の充電電圧
をROMテーブル500を参照して求める。次にステッ
プS3に進み、スイッチ204を閉成するとともにLE
D206を点灯する。ステップS4では、A/D変換器
205の出力を調べ、電池20の充電電圧がステップS
2で求めた所定の電圧に到達しているか否かを判断し、
そうでない時はステップS5に進み、所定時間の経過を
待ってステップS4に戻る。
【0067】ステップS4で所定電圧に到達するとステ
ップS6に進み、スイッチ204を開成して電池20の
充電を終了するとともに、LED206を消灯して充電
が終了したことを報知する。
【0068】このように第2実施例によれば、ユーザが
必要とするプリント枚数に応じた充電を行うことができ
るので、電池の充電の待ち時間を少なくできる効果があ
る。また、所望の枚数をプリントする間に発生する可能
性のある電池切れを防止できる効果がある。
【0069】図12は第2実施例の変形例を示す図で、
前述の図面と共通する部分は同じ番号で示し、それらの
説明を省略する。
【0070】ここでは、LED206を省略し、電池2
0が指示された枚数分プリントできるように充電される
と、プリントヘッド12によりプリント可能な枚数を印
刷する。これにより、前述の第2実施例と同様に、充電
時間を短くし、かつユーザにプリント可能な記録紙の枚
数を知らせることができる。尚、この場合は、図11の
フローチャートのステップS6において、LED206
を消灯する代わりに、A/D変換器205より入力され
る充電電圧と、ROMテーブル500のその電圧値に対
応するプリント可能枚数とを参照し、その枚数を求めて
フォント発生ROM4より対応する文字パターンを発生
させ、その文字パターンをプリントヘッド12に出力す
ることにより行うことができる。
【0071】次に図13〜図15を参照して、本発明の
第3実施例及びその変形例について説明する。尚、この
実施例では、装置の構成は前述の第2実施例における構
成と同様とする。
【0072】この第3実施例では、前述した電池のメモ
リ効果を防止するために、電池が完全に放電終止電圧に
到達した後に充電動作を行うようにして、電池のメモリ
効果による見かけ上の電池容量の低下を防止することを
目的とする。
【0073】図13において、この処理はスイッチ20
7により電池20の充電開始が指示されることにより開
始され、ステップS11でA/D変換器205の出力に
より、電池20の出力電圧が放電終止電圧に到達してい
るかを判定し、到達していればステップS15に進み、
前述の図11のフローチャートに示すようにして充電を
開始する。
【0074】一方、ステップS11で終止電圧に到達し
ていないときはステップS12に進み、キャリッジモー
タ8を回転駆動して電池20の電力を消耗させる。こう
してステップS13で電池20の電圧が放電終止電圧に
到達したかを調べ、到達するとステップS14に進み、
キャリッジモータ8の回転駆動を停止し、ステップS1
5で電池20の充電を開始する。ステップS16では、
A/D変換器205の出力を調べて、電池20が十分に
充電されたかどうかを判定し、十分に充電されるとステ
ップS17に進み、充電動作を終了する。
【0075】図14も図13のフローチャートと同様に
充電処理を示すフローチャートで、ここでは電池20を
消耗させるために、キャリッジモータ8に替えて用紙送
りモータ10が駆動されている。
【0076】更に図15では、キャリッジモータ8と用
紙送りモータ10とを同時に駆動することにより、より
消費電力を多くして電池20の消耗を早めることができ
る。尚、図14及び図15のフローチャートは、それ以
外は図13のフローチャートと同じであるため、詳しい
説明は省略する。
【0077】以上説明したように、この第3実施例によ
れば、電池を放電させるための放電回路を新たに設ける
ことなく、電池が完全に放電終止電圧になった後に充電
が開始されるので、メモリ効果を防止して電池を十分に
活用できる。
【0078】尚、前述の実施例では、キャリッジモータ
8と用紙送りモータ10とを駆動して電池を放電するよ
うにしたが、これ以外にもプリントヘッドやヘッド回復
装置などのような多くの電流を消費する負荷に通電する
ようにしても良い。
【0079】なお、上記実施例では、特にインクジェッ
ト記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用
されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式のプ
リント装置について説明したが、かかる方式によればプ
リントの高密度化、高精細化が達成できる。
【0080】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0081】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
【0082】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用面が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書、米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスロットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの
圧力波を吸収する開口を吐出部に対応させる構成を開示
する特開昭59−138461号公報に基づいた構成と
しても良い。
【0083】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いてもよい。
【0084】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
は個数についても、例えば単色のインクに対応して1個
のみが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複
数のインクに対応して複数個設けられるものであっても
良い。すなわち、例えば記録ヘッドを一体的に構成する
か複数個の組み合わせによるいずれかでも良いが、異な
る色の複数のカラー、または混色によるフルカラーの各
記録モードの少なくとも1つを備えた装置にも有効であ
る。
【0085】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液体するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよ
い。
【0086】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
を、インクの固形状態から液体状態への状態変化のエネ
ルギーとして使用せしめることで積極的に防止するた
め、またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固
化し加熱によって液化するインクを用いてもよい。いず
れにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によっ
てインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記
録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等の
ような、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性
質のインクを使用する場合も本発明は適用可能である。
このような場合インクは、特開昭54−56847号公
報あるいは特開昭60−71260号公報に記載される
ような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固
形物として保持された状態で、電気熱変換体に対して対
向するような形態としてもよい。本発明においては、上
述した各インクに対して最も有効なものは、上述した膜
沸騰方式を実行するものである。
【0087】さらに加えて、プリント装置の形態として
は、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末とし
て用いられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を取るものであっても良い。
【0088】尚、本発明は複数の機器から構成されるシ
ステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置に、本発明
を実施するプログラムを供給することによって達成され
る場合にも適用できることは言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池容量を増大させることなくかつメモリ効果の発生を抑
えて、より長時間電池による駆動ができる効果がある。
【0090】また本発明によれば、電池がほぼ完全に放
電終止電圧に到達した後に充電を行うことにより、電池
のメモリ効果による見かけ上の電池容量の低下を防止で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のインクジェットプリンタ
装置の主要部の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のインクジェットプリンタ装置の記録
部の構成を示す斜視図である。
【図3】図1の電源部の詳細を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1実施例のプリンタ装置における制
御手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例のプリンタ装置における制
御手順を示すフローチャートである。
【図6A】本発明の第1実施例のプリンタ装置における
制御手順を示すフローチャートである。
【図6B】本発明の第1実施例のプリンタ装置における
制御手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第1実施例のプリンタ装置における制
御手順を示すフローチャートである。
【図8】一般的なプリント装置におけるキャリッジモー
タと用紙送りモータの駆動タイミングを示す図である。
【図9】第1実施例のプリンタ装置における電池容量低
下時のキャリッジモータと用紙送りモータの駆動タイミ
ングを示す図である。
【図10】本発明の第2実施例のインクジェットプリン
タ装置の主要部の概略構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2実施例のプリンタ装置における
制御手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第2実施例の変形例のインクジェッ
トプリンタ装置の主要部の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図13】本発明の第3実施例のプリンタ装置における
制御手順を示すフローチャートである。
【図14】本発明の第3実施例の変形例の制御手順を示
すフローチャートである。
【図15】本発明の第3実施例の更に他の変形例の制御
手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2,2a,2b MPU 4 フォント発生用ROM 5 制御用ROM 8 キャリッジモータ 10 用紙送りモータ 12 プリントヘッド 19 ACアダプタ 20 電池 23 電源電圧検出回路 24 電源部 204,207 スイッチ 206 LED 208 枚数設定スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼子 雄一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 池田 哲人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−85045(JP,A) 特開 平4−74676(JP,A) 特開 平4−205122(JP,A) 特開 昭61−172773(JP,A) 特開 昭62−178376(JP,A) 特開 平5−112062(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 29/38 B41J 2/01 B41J 19/18

Claims (37)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池からの電力供給により駆動されるプ
    リント装置であって、 前記電池容量の残量を検知する検知手段と、 被記録媒体に対して相対的に記録ヘッドを走査させるキ
    ャリッジモータと、 前記被記録媒体を前記記録ヘッドに対して相対的に移動
    させるための搬送用モータと、 前記検知手段による検知結果に基づいて、前記キャリッ
    ジモータ及び前記搬送用モータの駆動を制御する駆動制
    御手段とを有し、 前記検知手段により検知された電池容量の残量が所定値
    以下でない場合は、前記駆動制御手段は前記モータの一
    方を減速しながら他方を加速するように制御し、前記検
    知手段により検知された電池容量の残量が所定値以下の
    場合は、前記駆動制御手段は前記モータの一方の減速が
    終了した後、他方を加速するように制御することを特徴
    とするプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、前記キャリッジモータ
    及び搬送用モータの少なくとも一方に電流が流れている
    間に前記電池容量の残量を検知することを特徴とする請
    求項1に記載のプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドはインクジェットヘッド
    で、前記インクジェットヘッドのノズルをキャップする
    キャップ手段を更に有し、前記検知手段により検知され
    た電池容量の残量が第1の所定値よりも低い第2の所定
    値の場合、前記キャップ手段による前記ノズルのキャッ
    ピング状態が保持されることを特徴とする請求項1に記
    載のプリント装置。
  4. 【請求項4】 電池からの電力供給により駆動されるプ
    リント装置であって、 前記電池の充電量を検知する検知手段と、 前記電池を充電する充電手段と、 印刷されるべき被記録媒体の量を指示する指示手段と、 前記充電手段を制御して、前記指示手段により指示され
    た被記録媒体の量を印刷できるだけの充電量まで前記電
    池を充電する充電制御手段と、 を有することを特徴とするプリント装置。
  5. 【請求項5】 印刷されるべき被記録媒体の指示された
    量に対応した電池の充電量を記憶する記憶手段を更に有
    し、 前記充電制御手段は前記記憶手段に記憶された充電量を
    参照して、前記指示手段により指示された量の被記録媒
    体に印刷できるように制御することを特徴とする請求項
    4に記載のプリント装置。
  6. 【請求項6】 前記充電制御手段により制御され、前記
    電池が充電されていることを表示する表示手段を更に有
    することを特徴とする請求項4又は5に記載のプリント
    装置。
  7. 【請求項7】 電池からの電力供給により駆動されるプ
    リント装置であって、 前記電池の充電量を検知する検知手段と、 前記電池からの電力供給により前記プリント装置の機構
    部を駆動する駆動用モータと、 前記電池の充電量が、前記電池の出力電圧が最終放電電
    圧以下になる所定量以下かどうかを判別する判別手段
    と、 前記判別手段により前記電池の充電量が前記所定量以下
    でないと判別した場合、前記電池からの電力供給により
    前記駆動用モータを駆動して前記電池の出力電圧が前記
    最終放電電圧以下になるように制御する放電手段と、 を有することを特徴とするプリント装置。
  8. 【請求項8】 前記電池の充電を指示する指示手段を更
    に有することを特徴とする請求項7に記載のプリント装
    置。
  9. 【請求項9】 前記駆動用モータは、被記録媒体に対し
    て記録ヘッドを相対移動させるキャリッジモータを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のプリント装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動用モータは、記録ヘッドに対
    して被記録媒体を相対移動させる搬送用モータを含むこ
    とを特徴とする請求項7に記載のプリント装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動用モータは、被記録媒体に対
    して記録ヘッドを相対移動させるキャリッジモータと、
    前記記録ヘッドに対して前記被記録媒体を相対移動させ
    る搬送用モータとを含むことを特徴とする請求項7に記
    載のプリント装置。
  12. 【請求項12】 電池からの電力供給により駆動される
    プリント装置の電池を充電する充電方法であって、 印刷される被記録媒体の量を指示する指示工程と、 前記指示工程で指示された被記録媒体の量に従って前記
    電池の充電量を求める工程と、 前記求められた充電量にまで前記電池を充電する充電工
    程と、 を有することを特徴とする充電方法。
  13. 【請求項13】 電池からの電力供給により駆動される
    プリント装置における電池を充電する充電方法であっ
    て、 前記電池の充電量を検知する検知工程と、 前記検知工程で検知された充電量が、前記電池の出力電
    圧が最終放電電圧以下になる所定量よりも少ないかどう
    かを判定する判定工程と、 前記判定工程により、前記電池の充電量が前記所定量以
    下でないと判定されると、前記電池を充電する前に、前
    記電池の出力電圧が前記最終放電電圧以下になるように
    前記電池からの電力により前記プリント装置の機構部を
    駆動する少なくとも1つの駆動用モータを駆動する駆動
    工程とを有し、 前記電池の放電が略完了した後、前記電池の充電を開始
    することを特徴とする充電方法。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも1つの駆動用モータ
    は、記録ヘッドを被記録媒体に対して相対移動させるた
    めのキャリッジモータを有し、前記駆動工程では前記キ
    ャリッジモータを回転駆動することを特徴とする請求項
    13に記載の充電方法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1つの駆動用モータ
    は、記録ヘッドを被記録媒体に対して相対移動させるた
    めのキャリッジモータと、前記記録ヘッドに対して相対
    的に被記録媒体を搬送する搬送用モータとを有し、前記
    駆動工程では前記キャリッジモータと前記搬送用モータ
    の少なくとも1つを回転駆動することを特徴とする請求
    項13に記載の充電方法。
  16. 【請求項16】 電池からの電力供給により駆動される
    プリント装置であって、 前記電池容量の残量を検知する検知手段と、 被記録媒体上を走査して画像を記録する記録ヘッドを移
    動させるためのキャリッジモータと、 前記記録ヘッドに対して相対的に前記被記録媒体を移動
    させる搬送用モータと、 前記検知手段により検知された電池容量の残量に基づい
    て前記搬送用モータと前記キャリッジモータの駆動タイ
    ミングを制御する駆動制御手段とを有し、 前記検知手段により検知された電池容量の残量が所定量
    よりも大きい場合、前記駆動制御手段は、前記キャリッ
    ジモータの減速回転駆動の後、前記キャリッジモータが
    停止しない第1のタイミングで前記搬送用モータの駆動
    を開始し、 前記検知手段により検知された電池容量の残量が所定量
    以下の場合、前記駆動制御手段は、前記第1のタイミン
    グの後の第2のタイミングで前記搬送用モータの駆動を
    開始することを特徴とするプリント装置。
  17. 【請求項17】 前記第2のタイミングは、前記キャリ
    ッジモータの回転が停止した後であることを特徴とする
    請求項16に記載のプリント装置。
  18. 【請求項18】 前記検知手段により検知された電池容
    量の残量が前記所定量以下である場合、前記プリント装
    置の動作を停止する停止手段を更に有することを特徴と
    する請求項16に記載のプリント装置。
  19. 【請求項19】 前記記録ヘッドはインク滴を吐出する
    ためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子
    と、前記複数のエネルギー発生素子のそれぞれに対応し
    て設けられたインク吐出用ノズルとを有し、前記記録ヘ
    ッドは前記インク吐出用ノズルから吐出されるインク滴
    により被記録媒体上に画像を記録することを特徴とする
    請求項16乃至18のいずれか1項に記載のプリント装
    置。
  20. 【請求項20】 前記記録ヘッドは前記発生素子により
    発生された熱エネルギーによりインクに気泡を発生さ
    せ、この気泡によりインクの状態を変化させて前記イン
    ク吐出用ノズルからインク滴を吐出させることを特徴と
    する請求項19に記載のプリント装置。
  21. 【請求項21】 電池からの電力供給により駆動される
    プリント装置であって、 前記電池容量の残量を検知する検知手段と、 被記録媒体に対して相対的に記録ヘッドを移動させるた
    めのキャリッジモータと、 前記記録ヘッドに対して相対的に前記被記録媒体を移動
    させるための搬送用モータと、 前記検知手段による検知結果に基づいて前記搬送用モー
    タ及び前記キャリッジモータの駆動タイミングを制御す
    る駆動制御手段とを有し、 前記検知手段により検知された前記電池の残量が所定量
    以上の場合、前記駆動制御手段は、前記搬送用モータの
    減速が開始された後、前記搬送用モータの回転が停止し
    ない第1のタイミングで前記キャリッジモータの回転駆
    動を開始し、 前記検知手段により検知された前記電池の残量が前記所
    定量以下の場合、前記駆動制御手段は、前記第1のタイ
    ミングの後の第2のタイミングで前記キャリッジモータ
    の回転駆動を開始するようにしたことを特徴とするプリ
    ント装置。
  22. 【請求項22】 前記第2のタイミングは、前記搬送用
    モータの回転が停止した後のタイミングであることを特
    徴とする請求項2に記載のプリント装置。
  23. 【請求項23】 前記検知手段により検知された電池容
    量の残量が前記所定量以下である場合、前記プリント装
    置の動作を停止する停止手段を更に有することを特徴と
    する請求項21に記載のプリント装置。
  24. 【請求項24】 前記記録ヘッドはインク滴を吐出する
    ためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子
    と、前記複数のエネルギー発生素子のそれぞれに対応し
    て設けられたインク吐出用ノズルとを有し、前記記録ヘ
    ッドは前記インク吐出用ノズルから吐出されるインク滴
    により被記録媒体上に画像を記録することを特徴とする
    請求項21乃至23のいずれか1項に記載のプリント装
    置。
  25. 【請求項25】 前記記録ヘッドは前記発生素子により
    発生された熱エネルギーによりインクに気泡を発生さ
    せ、この気泡によりインクの状態を変化させて前記イン
    ク吐出用ノズルからインク滴を吐出させることを特徴と
    する請求項24に記載のプリント装置。
  26. 【請求項26】 電池からの電力供給により駆動される
    プリント装置であって、 前記電池容量の残量を検知する検知手段と、 被記録媒体に対して記録ヘッドを相対移動するように移
    動させるためのキャリッジモータと、 前記記録ヘッドに対して相対的に前記被記録媒体を移動
    させるための搬送用モータと、 前記検知手段により検知された前記電池容量の残量に基
    づいて前記キャリッジモータ及び搬送用モータの内の1
    つの駆動タイミングを制御する駆動制御手段とを有し、 前記検知手段により検知された前記電池の残量が所定量
    以上の場合、前記駆動制御手段は、前記キャリッジモー
    タと搬送用モータの一方の加速タイミングと、他方のモ
    ータの減速タイミングとが重畳される第1のタイミング
    で前記キャリッジモータと搬送用モータの一方の回転駆
    動を開始し、 前記検知手段により検知された前記電池の残量が前記所
    定量以下の場合、前記駆動制御手段は、前記第1のタイ
    ミングの後の第2のタイミングで前記キャリッジモータ
    と搬送用モータの一方の回転駆動を開始するようにした
    ことを特徴とするプリント装置。
  27. 【請求項27】 前記第1のタイミングは、前記キャリ
    ッジモータと搬送用モータの内の1つの回転速度の減速
    が開始された後、前記キャリッジモータと搬送用モータ
    の内の1つの回転が停止しないタイミングであることを
    特徴とする請求項26に記載のプリント装置。
  28. 【請求項28】 前記第2のタイミングは、前記キャリ
    ッジモータ及び搬送用モータの内の一方の回転が停止し
    た後のタイミングであることを特徴とする請求項26に
    記載のプリント装置。
  29. 【請求項29】 前記検知手段により検知された電池容
    量の残量が前記所定量以下である場合、前記プリント装
    置の動作を停止する停止手段を更に有することを特徴と
    する請求項26に記載のプリント装置。
  30. 【請求項30】 前記記録ヘッドはインク滴を吐出する
    ためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子
    と、前記複数のエネルギー発生素子のそれぞれに対応し
    て設けられたインク吐出用ノズルとを有し、前記記録ヘ
    ッドは前記インク吐出用ノズルから吐出されるインク滴
    により被記録媒体上に画像を記録することを特徴とする
    請求項26乃至29のいずれか1項に記載のプリント装
    置。
  31. 【請求項31】 前記記録ヘッドは前記発生素子により
    発生された熱エネルギーによりインクに気泡を発生さ
    せ、この気泡によりインクの状態を変化させて前記イン
    ク吐出用ノズルからインク滴を吐出させることを特徴と
    する請求項30に記載のプリント装置。
  32. 【請求項32】 記録ヘッドを走査させるキャリッジモ
    ータと、被記録媒体を搬送するための搬送用モータとを
    有し、電池からの電力供給により駆動されるプリント装
    置におけるモータの駆動タイミングを制御する方法であ
    って、 前記電池容量の残量を検知する検知工程と、 前記検知工程で検知された前記電池容量の残量に基づい
    て前記キャリッジモータ及び搬送用モータの内の1つの
    駆動タイミングを制御する駆動制御工程とを有し、 前記検知工程で検知された前記電池の残量が所定量以上
    の場合、前記駆動制御工程では、前記キャリッジモータ
    と搬送用モータの一方の加速タイミングと、他方のモー
    タの減速タイミングとが重畳される第1のタイミングで
    前記キャリッジモータと搬送用モータの一方の回転駆動
    を開始し、 前記検知工程で検知された前記電池の残量が前記所定量
    以下の場合、前記駆動制御工程では、前記第1のタイミ
    ングの後の第2のタイミングで前記キャリッジモータと
    搬送用モータの一方の回転駆動を開始するようにしたこ
    とを特徴とするモータの駆動タイミングを制御する方
    法。
  33. 【請求項33】 前記第1のタイミングは、前記キャリ
    ッジモータと搬送用モータの内の1つの回転速度の減速
    が開始された後、前記キャリッジモータと搬送用モータ
    の内の1つの回転が停止しないタイミングであることを
    特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記第2のタイミングは、前記キャリ
    ッジモータ及び搬送用モータの内の一方の回転が停止し
    た後のタイミングであることを特徴とする請求項32に
    記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記検知工程で検知された電池容量の
    残量が前記所定量以下である場合、前記プリント装置の
    動作を停止する停止工程を更に有することを特徴とする
    請求項32に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記記録ヘッドはインク滴を吐出する
    ためのエネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子
    と、前記複数のエネルギー発生素子のそれぞれに対応し
    て設けられたインク吐出用ノズルとを有し、前記記録ヘ
    ッドは前記インク吐出用ノズルから吐出されるインク滴
    により被記録媒体上に画像を記録することを特徴とする
    請求項32乃至35のいずれか1項に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記記録ヘッドは前記発生素子により
    発生された熱エネルギーによりインクに気泡を発生さ
    せ、この気泡によりインクの状態を変化させて前記イン
    ク吐出用ノズルからインク滴を吐出させることを特徴と
    する請求項36に記載の方法。
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