JP3118053B2 - 周波数発電機を有する直流モータ - Google Patents
周波数発電機を有する直流モータInfo
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Description
に、周波数発電機を有する直流モータに関する。
の従来例を示す。図において、2はアルミニウム等から
なるブラケットであり、該ブラケット2上にはステータ
4が固定されている。ステータ4はコアプレートを積層
して形成されるステータコア6とこのステータコア6に
巻かれたアマチュアコイル8を有する。また、ブラケッ
ト2は、中央部に設けられた貫通孔12内に軸受10,
13を介して軸14を回転可能に支持している。
体からなるハブ16が固定され、ハブ16にはヨーク1
8を介してロータマグネット20がステータ4に対向し
て固定されている。
22が設けられ、このクランプマグネット22上へ光デ
ィスク24が吸引・固定される。なおクランプマグネッ
ト22とハブ16の間には、吸引力を確保するためにバ
ックヨーク26が設けられている。
御用の周波数発電機(FG)のマグネット(FGマグネ
ット)28が固定されている。このFGマグネット28
は、円環状に構成されている。このFGマグネット28
の下方にはプリント基板30が設けられ、該プリント基
板30上にFGマグネット28と対向して鋸歯状のFG
パターン32が設けられている。このFGマグネット2
8とFGパターン32の間のギャップはたとえば0.1
mmと狭くする必要がある。
磁極検出用のホール素子34が設けられている。
は、アマチュアコイル8からのリード線36をモータの
外部の回路に接続するため、リード線36はプリント基
板30上の配線パターンへはんだ付けされている。とこ
ろが、FGマグネット28とFGパターン32の間の隙
間は狭く、リード線36をこの隙間を通してモータの外
部へ導出しようとすると、リード線36とFGマグネッ
ト28とが接触するおそれがあり、しかもリード線36
を通る電流によって生じる磁界による影響をFGパター
ン32に与えてしまう。したがって、モータの内部でリ
ード線36をプリント基板30上のランド48へはんだ
付けしていた。
で、はんだづけをするのは困難である。したがって本発
明の目的は、リード線とプリント基板との接続をモータ
の外部で行なうことができる、周波数発電機を有する直
流モータを提供することにある。
有する直流モータは、ブラケットと、該ブラケットに固
定されたアマチュアコイルを有するステータと、該ブラ
ケットに対して回転可能に設けられた回転軸と、該回転
軸と共に回転可能なロータマグネットと、該回転軸と共
に回転可能な周波数発電機用のFGマグネットと、前記
ブラケット上に設けられたプリント基板と、を備え、該
プリント基板上へ、前記FGマグネットに対向して略円
形に配置された鋸歯状の検出パターンを設けた直流モー
タにおいて、前記プリント基板上の検出パターンの一部
を迂回させて迂回路を設け、その迂回路内のプリント基
板をコの字状に切欠いて切欠片を形成し、前記アマチュ
アコイルからのリード線を、前記切欠片内に挿入して該
切欠片と前記ブラケットの間を通してモータの外部に導
出したことを特徴とする。
せ、かつプリント基板を一部切り欠いて切欠片を設け
る。
の中に挿入して外部へ導出する。したがって、プリント
基板とFGマグネット間のギャップを通ることなく、リ
ード線をモータの外部に導出することができる。しかも
コイル線を通る電流によって生じる磁界による影響をF
Gパターンに与えることがない。
ント基板にはんだ付けされる。
説明する。図1は本発明を光ディスク用のブラシレスモ
ータに適用した実施例の正面断面図である。
ブラケットであり、該ブラケット2上にはステータ4が
固定されている。ステータ4はコアプレートを積層して
形成されるステータコア6とこのステータコア6に巻か
れたアマチュアコイル8を有する。また、ブラケット2
は、中央部に設けられた貫通孔12内に軸受10,13
を介して軸14を回転可能に支持している。
る略円盤状のハブ16Aが固定され、ハブ16Aにはア
ルミニウム等の加工性の優れた材質からなる円環状の側
壁16Bが固定されている。この側壁16Bにはヨーク
18を介して所定の磁極数に着磁されたロータマグネッ
ト20がステータ4に対向して円環状に配置・固定され
ている。ヨーク18は、その下端がロータマグネット2
0の下端よりも上方になるように短くされている。
グネット20及びFGマグネット28によりモータの側
壁29が形成される。ハブ16A上にはクランプマグネ
ット22が設けられ、このクランプマグネット22上へ
光ディスク24が吸引・固定される。
たので、光ディスク24と接触する側壁16Bの基準面
38を加工することによる光ディスク24の水平精度の
調整が容易である。
の回転制御用の周波数発電機(FG)のマグネット28
(FGマグネット)が固着されている。このFGマグネ
ット28は円環状に形成され、周方向へN極とS極とが
交互に配するよう着磁されている。このFGマグネット
28の下方にはプリント基板30が設けられている。
検出するためのホール素子であり、プリント基板30上
に実装されている。図2はプリント基板30を示す平面
図である。プリント基板30上にはFGマグネット28
の位置に対応して鋸歯状のFGパターン32が略円形状
に設けられているFGマグネット28とプリント基板3
0の間の隙間はたとえば0.1mm〜0.2mmと狭
い。
部をモータの中心へ向けて迂回させて、該FGパターン
32の迂回路44を形成している。その迂回路44内で
プリント基板30をコ字状に切り欠いて切欠片46を形
成し、アマチュアコイル8からのリード線36をこの切
欠片46の下を挿通して該切欠片46と前記ブラケット
2の間を通して、モータの側壁29の外部へ導出し、ラ
ンド48でプリント基板30へのはんだ付けを行なって
いる。
に挿入したことにより、FGマグネット28とプリント
基板30間のギャップを小さく維持しながら、リード線
36をモータの外部でプリント基板30にはんだ付けす
ることが可能となった。しかもリード線36を通る電流
によって生じる磁界による影響をFGパターン32に与
えることがない。
のFGパターン32を1箇所だけ迂回させて迂回路44
を1個だけ設け、その迂回路内に切欠片46を3個設け
た例を示しが、FGパターン32の3箇所を迂回させて
3個の迂回路を設け、FGプリント基板30上において
それぞれの迂回路にリード線36用の切欠片46を1個
ずつ設けてもよい。(図3参照。なお同図では2個の迂
回路44a,44bおよび2個の切欠片46a,46b
のみを示してある。)プリント基板の浮き、反り等によ
ってFGマグネット28とFGパターン32の隙間(ギ
ャップ)が不均一な場合、隙間の小さな部分ではFG出
力が大きくなり、隙間の大きな部分ではFG出力が小さ
くなる等のようにFG出力にバラツキが出る。このよう
に不均一なプリント基板を用いた場合、例えば隙間の小
さな部分に上記迂回路44を設けると、さらにFG出力
が不均一となり、不都合が生じる。図3に示したような
構成にすると、FG出力のバラツキが少なくなる。
構成したので、従来のバックヨークを設ける必要がな
く、ハブ16A上に設けたクランプマグネット22のみ
により、光ディスク24を確実に吸引・固定することが
できる。したがって、スラスト方向(回転軸方向)の寸
法を小さくすることができ、装置の薄型化への対応を図
ることができる。
ロータマグネット20の下端よりも下方に突出している
場合、図4(A)に示すように、ロータマグネット20
の下端から多くのもれ磁束が発生する。このもれ磁束が
FGパターンへ伝わるとFG発電機の出力にムラが生じ
る。このため、従来例においては5図に示したようにロ
ータマグネット20とプリント基板30とを離し、さら
にロータマグネット20をFGマグネット28から離す
必要があった。したがって、ロータマグネット20に対
向するホール素子34もプリント基板30から離して設
ける必要があった。
短くし、ヨーク18の下端がロータマグネット20の下
端よりも上に位置するようにして、FGマグネット28
をロータマグネット20に固定したので、次のような効
果が得られる。
20の下端からのもれ磁束が少なくなるので、ロータマ
グネット20とプリント基板30との距離を小さくする
ことができ、ロータマグネット20を下方に設けること
ができる。このため、ホール素子34を従来に比して下
方に設けることができ、本実施例のようにプリント基板
30上に設けることも可能となった。
いて説明したが、本発明はこの実施例には限定されず、
特許請求の範囲に記載した範囲内で種々変形可能であ
る。たとえば、切欠片46として、コの字状のものを示
したが、リード線36を挿通できるものであればどのよ
うな形状でもよい。
の一部を迂回させ、かつ基板を一部切り欠いて切欠片を
設け、アマチュアコイルのリード線をこの切欠片の中に
挿入して該切欠片と前記ブラケットの間を通したので、
リード線とプリント基板との接続をモータの外部で行な
うことができる。
タの一実施例の正面断面図である。
す図である。
である。
あり、(A)は従来例におけるもれ磁束、(B)は本実
施例によるもれ磁束を示す。
タの正面断面図である。
・・ステータコア 8・・・アマチュアコイル 10,12・・・軸受
14・・・軸 16・・・ハブ 16A・・・ハブ 16B・・・
側壁 18・・・ヨーク 20・・・ロータマグネット 22・・・クランプマグネット 24・・・光ディス
ク 26・・・バックヨーク 28・・・FGマグネット 29・・・側壁 30・・・プリント基板 32・・
・FGパターン 34・・・ホール素子 36・・・リード線 38
・・・基準面 44,44a,44b・・・迂回路 46,46a,
46b・・・切欠片 48・・・ランド
Claims (1)
- 【請求項1】ブラケットと、 該ブラケットに固定されたアマチュアコイルを有するス
テータと、 前記ブラケットに対して回転可能に設けられた回転軸
と、 該回転軸と共に回転可能なロータマグネットと、 前記回転軸と共に回転可能な周波数発電機用のFGマグ
ネットと、 前記ブラケット上に設けられたプリント基板と、を備
え、 該プリント基板上へ、前記FGマグネットに対向して略
円形に配置された鋸歯状のFGパターンを設けた直流モ
ータにおいて、 前記プリント基板上の検出パターンの一部を迂回させて
迂回路を設け、その迂回路内の基板を切欠いて切欠片を
形成し、 前記アマチュアコイルからのリード線を、前記切欠片内
に挿入して該切欠片と前記ブラケットの間を通してモー
タの外部に導出したことを特徴とする、周波数発電機を
有する直流モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04003910A JP3118053B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 周波数発電機を有する直流モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04003910A JP3118053B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 周波数発電機を有する直流モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05336724A JPH05336724A (ja) | 1993-12-17 |
JP3118053B2 true JP3118053B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=11570344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04003910A Expired - Fee Related JP3118053B2 (ja) | 1992-01-13 | 1992-01-13 | 周波数発電機を有する直流モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118053B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3984555B2 (ja) * | 2002-03-20 | 2007-10-03 | 日本電産株式会社 | ブラシレスモータ及びこれを用いたディスク装置 |
JP2023005813A (ja) * | 2021-06-29 | 2023-01-18 | 株式会社マキタ | 電動作業機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3104072U (ja) | 2003-12-15 | 2004-09-02 | 幸雄 水間 | えび型しゃくり専用エギ |
-
1992
- 1992-01-13 JP JP04003910A patent/JP3118053B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3104072U (ja) | 2003-12-15 | 2004-09-02 | 幸雄 水間 | えび型しゃくり専用エギ |
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JPH05336724A (ja) | 1993-12-17 |
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