JP3117158B2 - 基礎杭の施工管理装置 - Google Patents
基礎杭の施工管理装置Info
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- JP3117158B2 JP3117158B2 JP03352368A JP35236891A JP3117158B2 JP 3117158 B2 JP3117158 B2 JP 3117158B2 JP 03352368 A JP03352368 A JP 03352368A JP 35236891 A JP35236891 A JP 35236891A JP 3117158 B2 JP3117158 B2 JP 3117158B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリル杭工法により、
先端が開放された基礎杭を地中に回転貫入させて施工す
るシステムにおける、当該施工を管理するための装置に
関する。
先端が開放された基礎杭を地中に回転貫入させて施工す
るシステムにおける、当該施工を管理するための装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、建築物の基礎工法とし
て、先端が開放された鋼管等の基礎杭を地中に回転貫入
させるドリル杭工法(回転貫入鋼管杭工法)を開発し
た。このドリル杭工法は、鋼管の杭の特質を最大限に活
かし、杭を地中へ回転貫入させることで低騒音・低振動
を実現し、更に無公害の施工を可能にしたものである。
又、このドリル杭工法は、中低層建築構造物や中・小規
模の土木構造物に適用するのに好適である。更に、この
ドリル杭工法による基礎杭の施工方法に関する技術を、
出願人は、既に特開平3−194017号公報で開示し
ている。
て、先端が開放された鋼管等の基礎杭を地中に回転貫入
させるドリル杭工法(回転貫入鋼管杭工法)を開発し
た。このドリル杭工法は、鋼管の杭の特質を最大限に活
かし、杭を地中へ回転貫入させることで低騒音・低振動
を実現し、更に無公害の施工を可能にしたものである。
又、このドリル杭工法は、中低層建築構造物や中・小規
模の土木構造物に適用するのに好適である。更に、この
ドリル杭工法による基礎杭の施工方法に関する技術を、
出願人は、既に特開平3−194017号公報で開示し
ている。
【0003】又、基礎杭の他の工法には、埋め込み杭工
法及び場所打ち杭工法がある。しかしながら、これらの
工法では、施工が複雑で管理項目も多く、杭の支持力の
確認や支持層へ当該杭が到達したことの確認が困難であ
り、この確認を作業現場で確実に行い得る有効な方法が
ないという問題がある。
法及び場所打ち杭工法がある。しかしながら、これらの
工法では、施工が複雑で管理項目も多く、杭の支持力の
確認や支持層へ当該杭が到達したことの確認が困難であ
り、この確認を作業現場で確実に行い得る有効な方法が
ないという問題がある。
【0004】このような問題を解決するためには、各種
センサを施工機械に取付け、これらセンサと施工管理装
置とをオンライン化させてデータ処理を行うことによ
り、施工を管理する必要がある。
センサを施工機械に取付け、これらセンサと施工管理装
置とをオンライン化させてデータ処理を行うことによ
り、施工を管理する必要がある。
【0005】これに対してドリル杭工法においては、施
工管理装置による施工中のデータの解析及び施工の管理
が比較的容易である。例えば前記の特開平3−1940
17号公報に示される技術のように、N値(地層強度)
のデータに基づき施工管理装置で適切に貫入させること
ができる。
工管理装置による施工中のデータの解析及び施工の管理
が比較的容易である。例えば前記の特開平3−1940
17号公報に示される技術のように、N値(地層強度)
のデータに基づき施工管理装置で適切に貫入させること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
ドリル杭工法の施工機械においては、施工機械の仕様
(型寸)、荷重データの取込みの変化に対する対応が不
可能であって、施工データを適切に利用する種々の選択
ができなかった。又データの利用に際し、現場でのデー
タ記録媒体を便利且つ迅速に使用できる機器がなかっ
た。又、基礎杭を連結して施工する際に連結杭の各デー
タを総合して施工を管理することができなかった。
ドリル杭工法の施工機械においては、施工機械の仕様
(型寸)、荷重データの取込みの変化に対する対応が不
可能であって、施工データを適切に利用する種々の選択
ができなかった。又データの利用に際し、現場でのデー
タ記録媒体を便利且つ迅速に使用できる機器がなかっ
た。又、基礎杭を連結して施工する際に連結杭の各デー
タを総合して施工を管理することができなかった。
【0007】従って、従来は、作業現場で適用可能で、
ドリル杭工法の施工管理を適切且つ迅速に行い得る施工
管理機器がないという問題点があった。
ドリル杭工法の施工管理を適切且つ迅速に行い得る施工
管理機器がないという問題点があった。
【0008】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、ドリル杭工法の施工管理を、適切且
つ迅速に行うことができる基礎杭の施工管理装置を提供
することを課題とする。
くなされたもので、ドリル杭工法の施工管理を、適切且
つ迅速に行うことができる基礎杭の施工管理装置を提供
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ドリル杭工法
により、先端が開放された基礎杭を地中に回転貫入させ
て施工するシステムにおける、当該施工を管理するため
の装置において、施工機械の回転トルクを求める計算式
の定数の選択、押込み荷重データの取込みの選択、又
は、深度境界値の選択のうちの少なくとも1つの選択を
行うための手段と、行われた選択に従って、基礎杭の施
工を管理するための手段とを備えたことにより、前記課
題を解決するものである。
により、先端が開放された基礎杭を地中に回転貫入させ
て施工するシステムにおける、当該施工を管理するため
の装置において、施工機械の回転トルクを求める計算式
の定数の選択、押込み荷重データの取込みの選択、又
は、深度境界値の選択のうちの少なくとも1つの選択を
行うための手段と、行われた選択に従って、基礎杭の施
工を管理するための手段とを備えたことにより、前記課
題を解決するものである。
【0010】又、上述の基礎杭の施工管理装置におい
て、施工管理用のデータを記憶する機能を有し、且つ、
施工管理装置から着脱可能な記憶手段を備えたことによ
り、同じく、前記課題を解決するものである。
て、施工管理用のデータを記憶する機能を有し、且つ、
施工管理装置から着脱可能な記憶手段を備えたことによ
り、同じく、前記課題を解決するものである。
【0011】更に、上述の基礎杭の施工管理装置におい
て、前記記憶手段は、基礎杭が複数連結して施工される
場合は、先に施工された第1の基礎杭の施工状況のデー
タと共に、前記第1の基礎杭に連結して施工する第2の
基礎杭の施工状況のデータを第1の基礎杭の施工状況デ
ータに続けて記憶することことにより、同じく、前記課
題を解決するものである。
て、前記記憶手段は、基礎杭が複数連結して施工される
場合は、先に施工された第1の基礎杭の施工状況のデー
タと共に、前記第1の基礎杭に連結して施工する第2の
基礎杭の施工状況のデータを第1の基礎杭の施工状況デ
ータに続けて記憶することことにより、同じく、前記課
題を解決するものである。
【0012】
【作用】発明者は、基礎杭の施工管理を適切且つ正確に
行うべく、種々の検討を行った。
行うべく、種々の検討を行った。
【0013】その結果、回転トルクを求める計算式の定
数の選択、押込み荷重データの取込みの選択、又は深度
境界値の選択のうちの少なくとも1つの選択を行うこと
に着目した。
数の選択、押込み荷重データの取込みの選択、又は深度
境界値の選択のうちの少なくとも1つの選択を行うこと
に着目した。
【0014】即ち、これらの選択はいずれも前記施工管
理に対して大きな効果を与える。即ち、回転トルクを
求める計算式の選択…いかなる施工機械へも対応が可能
となる。押込み荷重データの取込み…土質の変化に対
し、押込み負荷位置を把握することにより、最適な施工
条件を決定できる。深度境界値の選択…貫入速度に合
わせた応答を得ることができる。これら〜の選択に
より、その選択の少なくとも1つを行い得るようにすれ
ばデータを適切に使用できる。
理に対して大きな効果を与える。即ち、回転トルクを
求める計算式の選択…いかなる施工機械へも対応が可能
となる。押込み荷重データの取込み…土質の変化に対
し、押込み負荷位置を把握することにより、最適な施工
条件を決定できる。深度境界値の選択…貫入速度に合
わせた応答を得ることができる。これら〜の選択に
より、その選択の少なくとも1つを行い得るようにすれ
ばデータを適切に使用できる。
【0015】又、施工管理データを記憶する機能を有
し、且つ、前記施工管理装置から着脱可能な記憶手段を
設けることを着想した。このようにすれば、施工データ
を任意に記憶することができるため、当該データを施工
記録として活用する他、施工の解析を行う際の資料とす
ることができる。
し、且つ、前記施工管理装置から着脱可能な記憶手段を
設けることを着想した。このようにすれば、施工データ
を任意に記憶することができるため、当該データを施工
記録として活用する他、施工の解析を行う際の資料とす
ることができる。
【0016】又、基礎杭が複数連結して施工されるよう
になっている場合において、先に施工された第1の基礎
杭の施工状況データと共に、前記第1の基礎杭に連結し
て施工される第2の基礎杭の施工状況データを第1の基
礎杭の施工状況データに続けて記憶するようにすること
を着想した。このようにすれば第1の基礎杭に第2の基
礎杭を連結した際に施工管理データ及び施工状況データ
を連続的に記憶することができる。従って、施工記録と
して活用する他、施工の解析に有益なデータとなる。
になっている場合において、先に施工された第1の基礎
杭の施工状況データと共に、前記第1の基礎杭に連結し
て施工される第2の基礎杭の施工状況データを第1の基
礎杭の施工状況データに続けて記憶するようにすること
を着想した。このようにすれば第1の基礎杭に第2の基
礎杭を連結した際に施工管理データ及び施工状況データ
を連続的に記憶することができる。従って、施工記録と
して活用する他、施工の解析に有益なデータとなる。
【0017】本発明は前記着想に基づきなされたもので
ある。
ある。
【0018】本発明によれば、適切且つ迅速な基礎杭の
施工を可能にすることができる。
施工を可能にすることができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0020】この実施例は、図2に示すような先端が開
放された鋼管杭(基礎杭)10を土中に回転貫入させて
施工する基礎鋼管杭貫入システムに、本発明を実施し
て、当該施工を管理する装置である。
放された鋼管杭(基礎杭)10を土中に回転貫入させて
施工する基礎鋼管杭貫入システムに、本発明を実施し
て、当該施工を管理する装置である。
【0021】図2は、前記システムの全体的な外観構成
を示すものである。
を示すものである。
【0022】図2において、符号12は、前記鋼管杭1
0を地中に回転貫入させるための杭打機である。該杭打
機12は、ベースマシン14、杭打ちガイド16、アー
スオーガ18を主に有する。
0を地中に回転貫入させるための杭打機である。該杭打
機12は、ベースマシン14、杭打ちガイド16、アー
スオーガ18を主に有する。
【0023】前記ベースマシン14は、無限軌道(クロ
ーラ)14Aで自走可能とされると共に、当該無限軌道
14A上の作業部14Bは、前記無限軌道14Aに対し
て旋回動可能に設けられている。又、この作業部14B
は、当該作業部14Bを地面上に固定する支持腕14C
と、前記杭打ちガイド16を地表面(図2において符号
Gで示す)に対して所定角度に位置させるガイド調整腕
14Dとを有する。
ーラ)14Aで自走可能とされると共に、当該無限軌道
14A上の作業部14Bは、前記無限軌道14Aに対し
て旋回動可能に設けられている。又、この作業部14B
は、当該作業部14Bを地面上に固定する支持腕14C
と、前記杭打ちガイド16を地表面(図2において符号
Gで示す)に対して所定角度に位置させるガイド調整腕
14Dとを有する。
【0024】前記杭打ちガイド16は、前記基礎鋼管杭
10を地中に垂直等の所望の角度で貫入するように導く
ためのものである。又、前記杭打ちガイド16には、摺
動可能にアースオーガ18が設けられ、当該アースオー
ガ18は、ワイヤ20で当該杭打ちガイド16に沿って
上下動可能とされている。
10を地中に垂直等の所望の角度で貫入するように導く
ためのものである。又、前記杭打ちガイド16には、摺
動可能にアースオーガ18が設けられ、当該アースオー
ガ18は、ワイヤ20で当該杭打ちガイド16に沿って
上下動可能とされている。
【0025】前記アースオーガ18は、前記鋼管杭10
に対して、地中方向への圧入力及び回転トルクを与える
ものである。このアースオーガ18には、前記鋼管杭1
0の上方向(地中方向とは反対方向)端部に噛み合う治
具22が設けられ、この治具22によりアースオーガ1
8の圧入力及び回転力を鋼管杭10へ伝える。即ち、こ
の噛み合いは、前記鋼管杭の上部方向内周面に設けられ
た突起に治具22の先端に設けられた窪みが嵌合するこ
とにより行われるようになっている。
に対して、地中方向への圧入力及び回転トルクを与える
ものである。このアースオーガ18には、前記鋼管杭1
0の上方向(地中方向とは反対方向)端部に噛み合う治
具22が設けられ、この治具22によりアースオーガ1
8の圧入力及び回転力を鋼管杭10へ伝える。即ち、こ
の噛み合いは、前記鋼管杭の上部方向内周面に設けられ
た突起に治具22の先端に設けられた窪みが嵌合するこ
とにより行われるようになっている。
【0026】前記ワイヤ20は、ベースマシン14内の
巻取機等(図示省略)で巻き取ってアースオーガ18を
上昇させ、あるいは下降させるものであり、下降に際し
て地中方向への圧入力を加え得るものである。このワイ
ヤ20の一端には、圧入力による前記鋼管杭への荷重
(押込み荷重)を検出するための、例えばロードセルか
らなる荷重検出器24が設けられる。
巻取機等(図示省略)で巻き取ってアースオーガ18を
上昇させ、あるいは下降させるものであり、下降に際し
て地中方向への圧入力を加え得るものである。このワイ
ヤ20の一端には、圧入力による前記鋼管杭への荷重
(押込み荷重)を検出するための、例えばロードセルか
らなる荷重検出器24が設けられる。
【0027】又、このワイヤ20の他、アースオーガ1
8にはこの杭打ちガイド16に沿って往復して張られた
深度検出器ワイヤ26がアースオーガ18に結付けられ
ており、杭打ちガイド16の下端側では、当該ワイヤ2
6が深度検出器28に巻き掛けられる。該深度検出器2
8は、詳細には図4の(A)に示す構成を有し、この深
度検出用ワイヤ26がアースオーガ18の上下動により
送られるのを例えばロータリーエンコーダで検出し、鋼
管杭10の貫入深さを検出するようになっている。
8にはこの杭打ちガイド16に沿って往復して張られた
深度検出器ワイヤ26がアースオーガ18に結付けられ
ており、杭打ちガイド16の下端側では、当該ワイヤ2
6が深度検出器28に巻き掛けられる。該深度検出器2
8は、詳細には図4の(A)に示す構成を有し、この深
度検出用ワイヤ26がアースオーガ18の上下動により
送られるのを例えばロータリーエンコーダで検出し、鋼
管杭10の貫入深さを検出するようになっている。
【0028】前記鋼管杭10は、その先端部に前記鋼管
杭10の貫入を容易にするための先端バイトと、鋼管杭
10の外面及び内面に螺旋状の条鋼が溶接されたスパイ
ラルリブとからなる先端部貫入用金具10Aを有する。
杭10の貫入を容易にするための先端バイトと、鋼管杭
10の外面及び内面に螺旋状の条鋼が溶接されたスパイ
ラルリブとからなる先端部貫入用金具10Aを有する。
【0029】前記アースオーガ18には、鋼管杭10駆
動用の電動機が内蔵されており、この電動機には発電機
30が接続されている。当該発電機30から、鋼管杭1
0回転駆動用の電源が供給される。この発電機30は、
例えば図2に示すように、ベースマシン14上の杭打ち
ガイド16の反対側、あるいは、ベースマシン14とは
別体に設けられる。
動用の電動機が内蔵されており、この電動機には発電機
30が接続されている。当該発電機30から、鋼管杭1
0回転駆動用の電源が供給される。この発電機30は、
例えば図2に示すように、ベースマシン14上の杭打ち
ガイド16の反対側、あるいは、ベースマシン14とは
別体に設けられる。
【0030】ここで、前記杭打機12に載置される施工
管理装置32(図2において図示を省略している)の全
体構成を図1に示す。又当該管理装置32の外観構成を
図3に示す。
管理装置32(図2において図示を省略している)の全
体構成を図1に示す。又当該管理装置32の外観構成を
図3に示す。
【0031】前記アースオーガ18に内蔵される鋼管杭
10駆動用の電動機へ前記発電機からの電源の経路上に
は、当該アースオーガに負荷するの電流値を検出する電
流計31が適宜に設けられている。
10駆動用の電動機へ前記発電機からの電源の経路上に
は、当該アースオーガに負荷するの電流値を検出する電
流計31が適宜に設けられている。
【0032】前記深度検出器28の検出深度値、前記電
流計31の検出電流値、及び、荷重検出器24の検出荷
重値のそれぞれの信号は、図1に示す管理計器本体内の
計測演算部32に入力されるようになっている。この計
測演算部33には、例えば、デジタルコンピュータを用
いることができる。この場合、実施例では、前記電流計
30及び荷重検出器24の出力信号がアナログ信号のた
め、それぞれの信号をデジタル信号の形に変換するアナ
ログ/デジタル(A/D)変換器30A、24Aを介し
た後に演算部32に入力されるようになっている。
流計31の検出電流値、及び、荷重検出器24の検出荷
重値のそれぞれの信号は、図1に示す管理計器本体内の
計測演算部32に入力されるようになっている。この計
測演算部33には、例えば、デジタルコンピュータを用
いることができる。この場合、実施例では、前記電流計
30及び荷重検出器24の出力信号がアナログ信号のた
め、それぞれの信号をデジタル信号の形に変換するアナ
ログ/デジタル(A/D)変換器30A、24Aを介し
た後に演算部32に入力されるようになっている。
【0033】又、前記計測演算部33には、その演算結
果を出力する各出力機器32A及び、当該計測演算部3
3への設定の入力や操作入力をする入力機器32Bが接
続される。
果を出力する各出力機器32A及び、当該計測演算部3
3への設定の入力や操作入力をする入力機器32Bが接
続される。
【0034】前記出力機器32Aには、記録計36、深
度表示器38、日付時刻表示器40、IC(集積回路)
カード42が主にある。
度表示器38、日付時刻表示器40、IC(集積回路)
カード42が主にある。
【0035】又、前記入力部機器32Bには、リモート
ボックス34に、各操作スイッチ及び状況表示装置44
が主にある。
ボックス34に、各操作スイッチ及び状況表示装置44
が主にある。
【0036】なお、前記計測演算部33の計測及び演算
には、例えばI法データ(測定インターバル(実施例の
場合2秒)毎に計測される電流値の相加平均)や、T・
t の開平(ルート)法データ(回転トルクに速度の逆数
を乗じたもののルート)があり、その詳細は後述する。
には、例えばI法データ(測定インターバル(実施例の
場合2秒)毎に計測される電流値の相加平均)や、T・
t の開平(ルート)法データ(回転トルクに速度の逆数
を乗じたもののルート)があり、その詳細は後述する。
【0037】前記記録計36は前記工法データやT・t
のルート法データを記録紙上へ記録するための、例えば
ペンレコーダからなるものである。
のルート法データを記録紙上へ記録するための、例えば
ペンレコーダからなるものである。
【0038】前記深度表示機38は、前記深度検出器2
8の出力信号に基づき、鋼管杭10の貫入深度(実施例
では0〜50m )を1秒毎に計測表示するものである。
8の出力信号に基づき、鋼管杭10の貫入深度(実施例
では0〜50m )を1秒毎に計測表示するものである。
【0039】前記日付時刻表示機40は、表示切替えに
より年、月日、時刻を各々表示するものである。
より年、月日、時刻を各々表示するものである。
【0040】前記ICカード42は、各検出器の検出値
や計測演算部33の演算結果の種々のデータを書込んで
記憶するものである。書込みデータの詳細は前記I法デ
ータ、T・t の開平法データ、深度値データ、電流値デ
ータ、荷重値データ、施工時間データ、t 法データ、杭
識別コード、計算定数、深度境界の条件コードがある。
前記ICカード42は施工管理装置32本体から脱着可
能であり、記憶されたデータを他に用いたり、又、予め
書き込んだデータを管理装置32で用いることができ
る。これらデータの詳細は後述する。
や計測演算部33の演算結果の種々のデータを書込んで
記憶するものである。書込みデータの詳細は前記I法デ
ータ、T・t の開平法データ、深度値データ、電流値デ
ータ、荷重値データ、施工時間データ、t 法データ、杭
識別コード、計算定数、深度境界の条件コードがある。
前記ICカード42は施工管理装置32本体から脱着可
能であり、記憶されたデータを他に用いたり、又、予め
書き込んだデータを管理装置32で用いることができ
る。これらデータの詳細は後述する。
【0041】前記各操作スイッチ及び状況表示部44
は、図3に示すように、施工管理装置本体表面に設けら
れた電源入力スイッチ44A及びその表示ランプや、設
定切替スイッチ46、運転状況表示灯48を含むもので
ある。この詳細は後述する。
は、図3に示すように、施工管理装置本体表面に設けら
れた電源入力スイッチ44A及びその表示ランプや、設
定切替スイッチ46、運転状況表示灯48を含むもので
ある。この詳細は後述する。
【0042】前記施工管理装置32には図3に示すよう
に電源を当該管理装置32にとぎれることなく供給する
ため無停電電源装置50が載置されている。
に電源を当該管理装置32にとぎれることなく供給する
ため無停電電源装置50が載置されている。
【0043】又、図3に示すように、施工管理装置32
の操作面には記録計36用の紙送りスイッチ52A、紙
送り幅切替えスイッチ(深度1m /送り1cm、深度2m
/送り1cm)52B、ICカード使用選択スイッチ52
Cが設けられている。
の操作面には記録計36用の紙送りスイッチ52A、紙
送り幅切替えスイッチ(深度1m /送り1cm、深度2m
/送り1cm)52B、ICカード使用選択スイッチ52
Cが設けられている。
【0044】ここで、前記深度検出器28の外観構成を
図4の(A)に示す。図4(A)に示すように当該検出
器28は、ワイヤ26を通すガイドプーリ28Aと、そ
の回転数から深度を検出する例えばロータリエンコーダ
が設けられた検出プーリ28Bとを有する。
図4の(A)に示す。図4(A)に示すように当該検出
器28は、ワイヤ26を通すガイドプーリ28Aと、そ
の回転数から深度を検出する例えばロータリエンコーダ
が設けられた検出プーリ28Bとを有する。
【0045】又、前記設定切替スイッチの外観構成を図
4の(B)に示す。図4の(B)に示すように、前記設
定切替スイッチ46は、後述する計算式(1)の定数を
切替える定数切替スイッチ46Aと深度境界値の設定を
切替える深度切替スイッチ46Bと、押込み荷重データ
を入れるか否かを切替える押込荷重切替スイッチ46C
とを有する。
4の(B)に示す。図4の(B)に示すように、前記設
定切替スイッチ46は、後述する計算式(1)の定数を
切替える定数切替スイッチ46Aと深度境界値の設定を
切替える深度切替スイッチ46Bと、押込み荷重データ
を入れるか否かを切替える押込荷重切替スイッチ46C
とを有する。
【0046】前記リモートボックス34の詳細な外観構
成を図5に示す。この図5のリモートボックス34にお
いて、符号34A〜34Fで示すものは、同一個所に杭
を連続して貫入する際にいずれの杭のデータを入力する
かを識別するための杭識別スイッチである。又、341
は貫入の開始/再開の操作スイッチ、342は一時停止
スイッチ、343は終了のスイッチである。なお図5に
おいて、各スイッチ34A〜34F、341〜343の
上部近傍に示されている2重円形は各スイッチの操作状
況を示す表示ランプである。
成を図5に示す。この図5のリモートボックス34にお
いて、符号34A〜34Fで示すものは、同一個所に杭
を連続して貫入する際にいずれの杭のデータを入力する
かを識別するための杭識別スイッチである。又、341
は貫入の開始/再開の操作スイッチ、342は一時停止
スイッチ、343は終了のスイッチである。なお図5に
おいて、各スイッチ34A〜34F、341〜343の
上部近傍に示されている2重円形は各スイッチの操作状
況を示す表示ランプである。
【0047】次に、実施例の作用を説明する。
【0048】実施例に係る基礎杭の施工管理システムに
おいては、通常の運転操作は図6の手順で、又継杭の運
転操作は図7の手順で行う。
おいては、通常の運転操作は図6の手順で、又継杭の運
転操作は図7の手順で行う。
【0049】通常の運転操作においては、継杭(複数の
鋼管杭を溶接により接続し使用するもの)を行わない。
鋼管杭を溶接により接続し使用するもの)を行わない。
【0050】図6に示すようにこの通常運転が開始する
と、まずシステム設定を行う(ステップ101)。この
設定に際しては、計算定数の選択、深度境界値の選択、
押込加重信号を入力するか否かの選択は、各スイッチ4
6A〜46Cにより設定を行う。
と、まずシステム設定を行う(ステップ101)。この
設定に際しては、計算定数の選択、深度境界値の選択、
押込加重信号を入力するか否かの選択は、各スイッチ4
6A〜46Cにより設定を行う。
【0051】計算定数の設定は、スイッチ46Aで行っ
ており、その場合、次式(1)で示す回転トルクの換算
式の定数C1、C2の設定を行う。
ており、その場合、次式(1)で示す回転トルクの換算
式の定数C1、C2の設定を行う。
【0052】 Tr =C1×log (I/C2) …(1)
【0053】この(1)式は電流値Iから回転トルクT
r の計算を行う式であり、この定数C1、C2の選択を
前記スイッチ46Aで行う。この定数の選択はアースオ
ーガ18の種類と電源の周波数の基準によって選択す
る。切替スイッチ46Aは、例えばNo.1〜No.3まで
あり、この組合せにより8種類の定数が選択できる。ス
イッチのオン・オフと定数の関係例を図8に示す。図8
においては、4種類のモータ80VW〜240VWにつ
いての定数(C1、C2)を示している。VWの前の数
字が大きければ大きいほどモータ容量が大きい。
r の計算を行う式であり、この定数C1、C2の選択を
前記スイッチ46Aで行う。この定数の選択はアースオ
ーガ18の種類と電源の周波数の基準によって選択す
る。切替スイッチ46Aは、例えばNo.1〜No.3まで
あり、この組合せにより8種類の定数が選択できる。ス
イッチのオン・オフと定数の関係例を図8に示す。図8
においては、4種類のモータ80VW〜240VWにつ
いての定数(C1、C2)を示している。VWの前の数
字が大きければ大きいほどモータ容量が大きい。
【0054】例えばこのアースホーガ18において最大
トルクを得たい場合には、図8において240VWの左
側を選べばよく、このためNo.1のスイッチをオフと
し、且つ、No.2及びNo.3のスイッチをオンとする。
この場合、定数は、C1=41.786、C2=330
である。
トルクを得たい場合には、図8において240VWの左
側を選べばよく、このためNo.1のスイッチをオフと
し、且つ、No.2及びNo.3のスイッチをオンとする。
この場合、定数は、C1=41.786、C2=330
である。
【0055】又、最小トルクを得たい場合には、図8に
おいて80VWの右側を選べばよく、このため、No.1
のスイッチをオンとし、且つNo.2及びNo.3のスイッ
チをオフとする。この場合、定数は、C1=8.85
1、C2=86である。
おいて80VWの右側を選べばよく、このため、No.1
のスイッチをオンとし、且つNo.2及びNo.3のスイッ
チをオフとする。この場合、定数は、C1=8.85
1、C2=86である。
【0056】深度境界値とは、前回データをとってから
鋼管杭10を何cm貫入したら次のデータをとるかの値の
ことであり、符号 dHで示している。深度境界スイッチ
46Bの3個のスイッチを切替えることにより、その各
スイッチのオン・オフの組合せにより例えば図9に示す
ように8種類の境界値を選択することができる。
鋼管杭10を何cm貫入したら次のデータをとるかの値の
ことであり、符号 dHで示している。深度境界スイッチ
46Bの3個のスイッチを切替えることにより、その各
スイッチのオン・オフの組合せにより例えば図9に示す
ように8種類の境界値を選択することができる。
【0057】荷重検出器24で検出した押込み荷重のデ
ータを入力する場合には、スイッチ46Cをオンとす
る。
ータを入力する場合には、スイッチ46Cをオンとす
る。
【0058】以上の各スイッチ46A〜46C(施工管
理装置32本体)の設定が終了した後に電源スイッチを
オンとする(ステップ102)。なお、施工管理装置3
2は、この電源投入と同時に、各スイッチ46A〜46
Cの設定状態を読取り、この電源投入後には、この設定
の変更はできないようになっている。これにより誤操作
を防止することができる。
理装置32本体)の設定が終了した後に電源スイッチを
オンとする(ステップ102)。なお、施工管理装置3
2は、この電源投入と同時に、各スイッチ46A〜46
Cの設定状態を読取り、この電源投入後には、この設定
の変更はできないようになっている。これにより誤操作
を防止することができる。
【0059】次いで、測定開始スイッチ341(リモー
トボックス34上)の操作により計測を開始する(ステ
ップ103)。この場合、深度表示器38上の前回の深
度表示は0にクリアされ、又、測定中は測定値が該表示
器38に表示される。測定値は図10に示すフローによ
り深度計測等を行い、当該計測値を記録計36やICカ
ード42に入力する。この図10のフローの詳細は後述
する。
トボックス34上)の操作により計測を開始する(ステ
ップ103)。この場合、深度表示器38上の前回の深
度表示は0にクリアされ、又、測定中は測定値が該表示
器38に表示される。測定値は図10に示すフローによ
り深度計測等を行い、当該計測値を記録計36やICカ
ード42に入力する。この図10のフローの詳細は後述
する。
【0060】ここで、記録計出力データとして用いる、
I法データとT・t のルート法データの算出について説
明する。
I法データとT・t のルート法データの算出について説
明する。
【0061】即ちI法データは、測定インターバル(2
秒)毎に計測される電流値Iの相加平均である。但し、
境界深度値を越えて記録計36に出力する期間毎の平均
値とする。又、この期間内の最大値を越えない値を加算
しないものとする。
秒)毎に計測される電流値Iの相加平均である。但し、
境界深度値を越えて記録計36に出力する期間毎の平均
値とする。又、この期間内の最大値を越えない値を加算
しないものとする。
【0062】又、T・t ルート法データの算出は、次の
(2)式で行う。
(2)式で行う。
【0063】
【数1】
【0064】但し、速度の逆数とは、記録計36出力か
ら次の記録計36出力までに要した時間(hrs )をこの
時間内に貫入した深度(m )で割ったものとする。
ら次の記録計36出力までに要した時間(hrs )をこの
時間内に貫入した深度(m )で割ったものとする。
【0065】最終データの場合の計算は、最終データの
場合の時間が2秒の倍数とならないため、回数×2秒+
1秒(又は2秒)をデータとする。
場合の時間が2秒の倍数とならないため、回数×2秒+
1秒(又は2秒)をデータとする。
【0066】又、ICカード42に書込むデータには、
次の施工時間データ、深度値データ、電流値データ、荷
重データ、工法データ、T・t ルート法データ、t 法デ
ータがある。
次の施工時間データ、深度値データ、電流値データ、荷
重データ、工法データ、T・t ルート法データ、t 法デ
ータがある。
【0067】即ち、まず施工時間データがある。この施
工時間データは、記録計36出力から(深度値が dHを
越えて)次の記録計36出力まで要した回数となる(計
測インターバルが2秒の場合、回数×2秒が実際の時間
となる)。但し、最終データの場合には、前記の最終デ
ータの場合の計算方法を用いる。
工時間データは、記録計36出力から(深度値が dHを
越えて)次の記録計36出力まで要した回数となる(計
測インターバルが2秒の場合、回数×2秒が実際の時間
となる)。但し、最終データの場合には、前記の最終デ
ータの場合の計算方法を用いる。
【0068】深度値データは、深度差が深度境界値 dH
を越えた場合のその時点での深度値をデータとする(例
えば単位はcm)。
を越えた場合のその時点での深度値をデータとする(例
えば単位はcm)。
【0069】電流データは、前記時点における、瞬間電
流値(例えば単位はA)とする。
流値(例えば単位はA)とする。
【0070】加重データは、前記平均電流値Iと同様に
計算された相加平均値(例えば単位は0.01t )とす
る。
計算された相加平均値(例えば単位は0.01t )とす
る。
【0071】I法データは前記平均電流値(単位はA)
とする。
とする。
【0072】T・t 開平法データは、前記(2)式で求
めたデータに1000倍したものとする。
めたデータに1000倍したものとする。
【0073】t 法データは、前記T・t 開平法データを
求める際に求めた速度の逆数に10000を掛けたもの
とする。
求める際に求めた速度の逆数に10000を掛けたもの
とする。
【0074】なお、前記時間データ、T・t 開平法デー
タ、t 法データの最終データについては、回数×2秒+
1秒(又は2秒単位は秒)をデータとして計算を行う。
タ、t 法データの最終データについては、回数×2秒+
1秒(又は2秒単位は秒)をデータとして計算を行う。
【0075】前記の測定を終了したい場合には、リセッ
トスイッチを押して計測を終了する(ステップ10
4)。
トスイッチを押して計測を終了する(ステップ10
4)。
【0076】新たに計測を行いたい場合には計測開始ス
イッチ341を押して再び計測を開始する(ステ10
3)。
イッチ341を押して再び計測を開始する(ステ10
3)。
【0077】一方、計測システム及び運転を停止したい
場合には、電源スイッチをオフとする(ステップ10
5)。
場合には、電源スイッチをオフとする(ステップ10
5)。
【0078】継杭の場合の運転操作においては、図7に
示すように、前記ステップ101、102と同様にシス
テム設定を行い(ステップ201)電源オン(ステップ
2002)の後、測定を開始し(ステップ203)、先
の杭10を貫入後、計測を一時停止する際は一時停止ス
イッチ34をオンにして計測を一次停止する(ステップ
204)。
示すように、前記ステップ101、102と同様にシス
テム設定を行い(ステップ201)電源オン(ステップ
2002)の後、測定を開始し(ステップ203)、先
の杭10を貫入後、計測を一時停止する際は一時停止ス
イッチ34をオンにして計測を一次停止する(ステップ
204)。
【0079】次いで、計測を再開したい場合には、スイ
ッチ314を再開始することにより、先に蓄積されたデ
ータに続けて新たなデータが記憶される。なお計測及び
運転を終了する場合には前記施工管理装置の電源スイッ
チをオフとする(ステップ205)。
ッチ314を再開始することにより、先に蓄積されたデ
ータに続けて新たなデータが記憶される。なお計測及び
運転を終了する場合には前記施工管理装置の電源スイッ
チをオフとする(ステップ205)。
【0080】ここで、各運転操作におけるデータ処理手
順についての説明する。
順についての説明する。
【0081】通常運転操作においては、詳細には図10
に示すフローのように、まず、計測開始スイッチの入力
により計測を開始する(ステップ301)。
に示すフローのように、まず、計測開始スイッチの入力
により計測を開始する(ステップ301)。
【0082】次いで1秒のインターバルをとる(ステッ
プ302)。
プ302)。
【0083】次いで1秒のインターバルがとれた後に、
深度を計測しその値を深度表示器38に表示する(ステ
ップ303)。この場合、1秒毎に深度を計測して表示
する。
深度を計測しその値を深度表示器38に表示する(ステ
ップ303)。この場合、1秒毎に深度を計測して表示
する。
【0084】次いで、サンプリング時間を待って計測を
行う(ステップ304)。
行う(ステップ304)。
【0085】計測されるデータは電流値、押込み荷重で
ある(ステップ305)。
ある(ステップ305)。
【0086】従って、サンプリング時間毎(2秒)毎に
データを計測し各々加算する。これにより平均値を算出
する。
データを計測し各々加算する。これにより平均値を算出
する。
【0087】但し、計測した深度はそれ以前に計測した
深度より大きい場合のみ加算する。又、押込み荷重デー
タは選択スイッチ46Cにより計測することとなってい
る場合にのみとする。
深度より大きい場合のみ加算する。又、押込み荷重デー
タは選択スイッチ46Cにより計測することとなってい
る場合にのみとする。
【0088】次いで、深度の差(前回出力した時点の深
度から今回計測された深度の差)が深度境界値 dH以上
か否かを判定し、当該 dH以上のときに以後の演算出力
処理を行う(ステップ306)。
度から今回計測された深度の差)が深度境界値 dH以上
か否かを判定し、当該 dH以上のときに以後の演算出力
処理を行う(ステップ306)。
【0089】次いで前記(1)、(2)式等の処理を行
い、記録計に出力するデータやICカードに書込むべき
データの演算を行う(ステップ307)。
い、記録計に出力するデータやICカードに書込むべき
データの演算を行う(ステップ307)。
【0090】次いで、演算結果を記録計36に出力する
(ステップ308)。
(ステップ308)。
【0091】次いで、ICカード42へ前記演算結果へ
データを書込む(ステップ309)。
データを書込む(ステップ309)。
【0092】次いで、ステップ302に戻って更に測定
を続行する。
を続行する。
【0093】図11に、計測中にリセットスイッチ又は
一次停止スイッチが押された場合の手順を示す。
一次停止スイッチが押された場合の手順を示す。
【0094】即ち、まずリセットスイッチ又は一時停止
スイッチが押されると(ステップ401)、この時点で
の深度値を計測し、その値を表示する(ステップ40
2)。
スイッチが押されると(ステップ401)、この時点で
の深度値を計測し、その値を表示する(ステップ40
2)。
【0095】次いで、電流値や押込加重を計測し、加算
する(ステップ403)。但し通常の場合と同様に、計
測した深度はそれ以前に計測した深度より大きい場合の
み加算する。
する(ステップ403)。但し通常の場合と同様に、計
測した深度はそれ以前に計測した深度より大きい場合の
み加算する。
【0096】次いで前述のような(1)、(2)式等の
演算処理を行う(ステップ404)。
演算処理を行う(ステップ404)。
【0097】次いで、演算結果を記録計に出力する(ス
テップ405)。
テップ405)。
【0098】次いで、ICカード42へ最終データを書
込む(ステップ406)。
込む(ステップ406)。
【0099】次いで、押されたスイッチがリセットか一
時停止スイッチか否かを判断する(ステップ407)。
時停止スイッチか否かを判断する(ステップ407)。
【0100】リセットスイッチが押されたならば、紙送
り終了後にアナログデータの0(ゼロ)出力を行う(ス
テップ408)。
り終了後にアナログデータの0(ゼロ)出力を行う(ス
テップ408)。
【0101】次いで、紙送りを行う(ステップ409)
これによって、紙送りをして紙の位置を次の記録のスタ
ート位置とする。
これによって、紙送りをして紙の位置を次の記録のスタ
ート位置とする。
【0102】次いで、スイッチ入力状態に移行する(ス
テップ410)。
テップ410)。
【0103】一方、一時停止と判断されたならば、前記
ステップ410へ進んでスイッチ入力状態に移行させ
る。
ステップ410へ進んでスイッチ入力状態に移行させ
る。
【0104】次に実施例の基礎鋼管杭打ちシステムにお
いて、鋼管杭を貫入施工する際に、前記継杭により施工
を行う具体例を説明する。
いて、鋼管杭を貫入施工する際に、前記継杭により施工
を行う具体例を説明する。
【0105】即ち、図12に示すように、鋼管杭10を
A、B、Cの3箇所に連続して貫入させる施工例につい
て説明する。なお図12の(A)は各杭10を上方向か
ら見た状態、同(B)は横方向から見た状態である。
A、B、Cの3箇所に連続して貫入させる施工例につい
て説明する。なお図12の(A)は各杭10を上方向か
ら見た状態、同(B)は横方向から見た状態である。
【0106】まず、図12中番号1の杭の施行が開始し
たならば、開始/再開のスイッチ341を押して計測を
開始する。
たならば、開始/再開のスイッチ341を押して計測を
開始する。
【0107】次いで、前記番号1の杭の施行が終了した
ならば、一時停止スイッチを押して計測を中断する。
ならば、一時停止スイッチを押して計測を中断する。
【0108】次いで、番号2の杭の施工が開始したなら
ば、開始/再開スイッチ341を押して計測を再開す
る。
ば、開始/再開スイッチ341を押して計測を再開す
る。
【0109】次いで、番号2の杭の施行が終了したなら
ば、終了スイッチ342を押して計測を終了する。
ば、終了スイッチ342を押して計測を終了する。
【0110】次いで、番号3の杭の施行が開始したなら
ば、開始/再開スイッチ341を押して計測を開始す
る。
ば、開始/再開スイッチ341を押して計測を開始す
る。
【0111】次いで、番号3の杭の施行を終了したなら
ば、一時停止スイッチを押して計測を中断する。
ば、一時停止スイッチを押して計測を中断する。
【0112】次いで、番号4の杭の施工が開始したなら
ば、開始/再開スイッチ341を押して計測を開始す
る。
ば、開始/再開スイッチ341を押して計測を開始す
る。
【0113】次いで、番号4の杭の施行が終了したなら
ば、終了スイッチ343を押して計測を終了する。
ば、終了スイッチ343を押して計測を終了する。
【0114】次いで、番号5と6の杭10について、上
記の操作を繰返す。
記の操作を繰返す。
【0115】又、図13に示す施行例においては、3箇
所毎にまず、下杭を先行して貫入させておき、当該箇所
の下杭を貫入した後に当該下杭に上杭を接続して貫入さ
せる。
所毎にまず、下杭を先行して貫入させておき、当該箇所
の下杭を貫入した後に当該下杭に上杭を接続して貫入さ
せる。
【0116】即ち、まず杭識別スイッチ34Aを押して
Aの箇所の杭10を指定する。
Aの箇所の杭10を指定する。
【0117】次いで、番号1の杭の施行を開始したなら
ば際には、開始/再開スイッチ341を押して計測を開
始する。
ば際には、開始/再開スイッチ341を押して計測を開
始する。
【0118】次いで、番号1の杭の施行が終了したなら
ば、終了スイッチ343を押して計測を終了する。
ば、終了スイッチ343を押して計測を終了する。
【0119】次いで、杭識別スイッチ34Bを押して、
Bの箇所の杭10であることを指定する。
Bの箇所の杭10であることを指定する。
【0120】次いで、番号2の杭の施行を開始したなら
ば開始/再開341を押して計測を開始する。
ば開始/再開341を押して計測を開始する。
【0121】次いで、番号2の杭の施行が終了したなら
ば、終了スイッチ343を押して測定を終了する。
ば、終了スイッチ343を押して測定を終了する。
【0122】次いで杭識別スイッチ34Cを押してCの
箇所の杭であることを指定する。
箇所の杭であることを指定する。
【0123】次いで、番号3の杭の施行開始したなら
ば、開始/再開スイッチ341を押して測定を開始す
る。
ば、開始/再開スイッチ341を押して測定を開始す
る。
【0124】次いで、番号3の施行が終了したならば、
終了スイッチ343を押して計測を終了する。
終了スイッチ343を押して計測を終了する。
【0125】以上のようにして杭1〜3の下杭が貫入す
る。
る。
【0126】その後、これら下杭1〜3の接続して上杭
4、5、6を貫入するのは次の手順により行う。
4、5、6を貫入するのは次の手順により行う。
【0127】即ち、杭識別スイッチ34Aを押してAの
箇所の杭10であることを指定する。
箇所の杭10であることを指定する。
【0128】次いで、番号4の杭10の施行を開始した
ならば開始/再開スイッチを押して計測をする。
ならば開始/再開スイッチを押して計測をする。
【0129】次いで、番号4の杭10の施行が終了した
ならば、終了スイッチ343を押して計測を終了する。
ならば、終了スイッチ343を押して計測を終了する。
【0130】以下B、Cの箇所の杭10についても杭識
別スイッチ34B、34Cを押してB、Cの箇所の杭で
あることを指定し、開始/再開スイッチ341、終了ス
イッチ343はAの箇所の杭10の施工の際と同様に操
作して計測を行う。
別スイッチ34B、34Cを押してB、Cの箇所の杭で
あることを指定し、開始/再開スイッチ341、終了ス
イッチ343はAの箇所の杭10の施工の際と同様に操
作して計測を行う。
【0131】又、下杭7〜9に対する上杭10〜12を
接続して貫入させる場合も同様の手順で行うため、その
手順の詳細は略する。
接続して貫入させる場合も同様の手順で行うため、その
手順の詳細は略する。
【0132】このような手順で行えば、図14に示す通
りの連続する施工状況データが得られることが可能とな
る。
りの連続する施工状況データが得られることが可能とな
る。
【0133】なお、前記実施例においては、図1に示す
ような管理システム本体、図2に示すように杭打機12
で本発明を実施していたが、本発明の実施の態様はこれ
ら図2及び図3以降の構成によるものに限定されるもの
ではなく、他の種々の装置を実施することができる。
ような管理システム本体、図2に示すように杭打機12
で本発明を実施していたが、本発明の実施の態様はこれ
ら図2及び図3以降の構成によるものに限定されるもの
ではなく、他の種々の装置を実施することができる。
【0134】例えば、アースホーガ18は、ベースマシ
ン14で支持される杭打ガイド16で貫入することに限
定されるものではない。又、各測定機器も同様の機能を
有するものであれば、他の種々の態様の測定機器を用い
ることができる。又、基礎杭は鋼管杭が好適なものであ
るが、他の材質のものの貫入の際にも本発明を実施する
ことができる。
ン14で支持される杭打ガイド16で貫入することに限
定されるものではない。又、各測定機器も同様の機能を
有するものであれば、他の種々の態様の測定機器を用い
ることができる。又、基礎杭は鋼管杭が好適なものであ
るが、他の材質のものの貫入の際にも本発明を実施する
ことができる。
【0135】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、適
切な且つ迅速な基礎杭の施工管理を行うことができると
いう優れた効果が得られる。
切な且つ迅速な基礎杭の施工管理を行うことができると
いう優れた効果が得られる。
【図1】図1は、本発明の実施例に係る鋼管杭施工管理
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、前記管理装置で基礎杭貫入を行う杭打
機を含んだ鋼管杭貫入システムの全体構成を示す斜視図
である。
機を含んだ鋼管杭貫入システムの全体構成を示す斜視図
である。
【図3】図3は、前記管理装置本体の外観構成を示す正
面図である。
面図である。
【図4】図4は、前記管理装置中の深度検出器及び設定
スイッチの詳細な外観構成を示す正面図である。
スイッチの詳細な外観構成を示す正面図である。
【図5】図5は、前記管理装置のリモートボックスの詳
細な外観構成を示す正面図である。
細な外観構成を示す正面図である。
【図6】図6は、前記実施例装置の作用を説明するため
の通常の運転状態における計測手順を示す流れ図であ
る。
の通常の運転状態における計測手順を示す流れ図であ
る。
【図7】図7は、同じく、継杭を行う場合の計測手順を
示す流れ図である。
示す流れ図である。
【図8】図8は、同じく、前記設定スイッチのオン・オ
フの組合せに対する設定する定数の例を示す線図であ
る。
フの組合せに対する設定する定数の例を示す線図であ
る。
【図9】図9は、同じく、前記深度境界値選択スイッチ
のオン・オフの組合せで設定し得る深度境界値の例を示
す線図である。
のオン・オフの組合せで設定し得る深度境界値の例を示
す線図である。
【図10】図10は、同じく、計測中のデータの取扱い
手順を示す流れ図である。
手順を示す流れ図である。
【図11】図11は、同じく、測定中にリセットスイッ
チ又は一時停止スイッチが押された場合の計測値の取扱
いの手順の例を示す流れ図である。
チ又は一時停止スイッチが押された場合の計測値の取扱
いの手順の例を示す流れ図である。
【図12】図12は、同じく、本発明により継杭による
施工を管理した際の施工例を示す、平面図及び縦断面図
である。
施工を管理した際の施工例を示す、平面図及び縦断面図
である。
【図13】図13は、同じく、他の施工例を示す、平面
図及び断面図である。
図及び断面図である。
【図14】図14は、同じく、前記実施例装置で施工を
管理した際に得られた施工状況データの例を示す線図で
ある。
管理した際に得られた施工状況データの例を示す線図で
ある。
10…鋼管杭、 12…杭打機、 14…ベースマシン、 16…杭打ガイド、 18…アースオーガ、 20…ワイヤ(アースオーガ上下動用)、 22…治具、 24…荷重検出器、 26…深度検出用ワイヤ、 28…深度検出器、 30…発電機、 31…電流計、 32…施工管理装置、 33…計測演算部、 34…リモートボックス、 36…記録計、 38…深度表示器、 42…ICカード、 44…各操作スイッチ及び状況表示部、 46…設定切替スイッチ、 46A…計算式切替スイッチ、 46B…深度境界値切替スイッチ、 46C…押込み荷重データ入力切替スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 清治 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 川崎製鉄株式会社 東京本社内 (56)参考文献 特開 平3−194017(JP,A) 実開 昭63−61440(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 7/00 - 13/10
Claims (3)
- 【請求項1】ドリル杭工法により、先端が開放された基
礎杭を地中に回転貫入させて施工するシステムにおけ
る、当該施工を管理するための装置において、 施工機械の回転トルクを求める計算式の定数の選択、基
礎杭の押込み荷重データの取込みの選択、又は、深度境
界値の選択のうちの少なくとも1つの選択を行うための
手段と、 行われた選択に従って、基礎杭の施工を管理するための
手段と、 を備えたことを特徴とする基礎杭の施工管理装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の基礎杭の施工管理装置に
おいて、 施工管理用のデータを記憶する機能を有し、且つ、施工
管理装置から着脱可能な記憶手段 を備えたことを特徴と
する基礎杭の施工管理装置。 - 【請求項3】請求項2に記載の基礎杭の施工管理装置に
おいて、 前記記憶手段は、基礎杭が複数連結して施工される場合
は、 先に施工された第1の基礎杭の施工状況のデータと
共に、前記第1の基礎杭に連結して施工する第2の基礎
杭の施工状況のデータを第1の基礎杭の施工状況データ
に続けて記憶することを特徴とする基礎杭の施工管理装
置。
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03352368A JP3117158B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 基礎杭の施工管理装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05163727A JPH05163727A (ja) | 1993-06-29 |
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Family
ID=18423587
Family Applications (1)
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JP03352368A Expired - Fee Related JP3117158B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 基礎杭の施工管理装置 |
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-
1991
- 1991-12-13 JP JP03352368A patent/JP3117158B2/ja not_active Expired - Fee Related
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