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JP3114598B2 - フラットケーブルの製造方法及びその方法に使用される位置合わせ治具及び切断台 - Google Patents

フラットケーブルの製造方法及びその方法に使用される位置合わせ治具及び切断台

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JP3114598B2
JP3114598B2 JP07316791A JP31679195A JP3114598B2 JP 3114598 B2 JP3114598 B2 JP 3114598B2 JP 07316791 A JP07316791 A JP 07316791A JP 31679195 A JP31679195 A JP 31679195A JP 3114598 B2 JP3114598 B2 JP 3114598B2
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弘之 米川
憲治 水谷
和生 伊藤
武 石垣
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、OA機器、家電
製品、自動車の内部配線等に使用されるフィルム状のフ
ラットケーブルの製造方法及びその方法に使用される位
置合わせ治具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフラットケーブルとしては、図
14(a)及び(b)に示すように、ラミネートされる
ベースフィルム51とカバーレイフィルム53との間
に、線状導体52a等によって形成された所定の回路パ
ターン52を挟み込んだものがあり、通常、その両端部
には、機器やコネクタとの接続のために前記ベースフィ
ルム51又はカバーレイフィルム53の一方が切除され
て、前記導体パターン52の一部が露出した導体露出部
54が形成されると共に、前記ベースフィルム51又は
カバーレイフィルム53の他方側に補強板55が固着さ
れている。
【0003】ところで、このようなタイプのフラットケ
ーブルは、一般に以下のような工程を経て製造される。
まず、図15(a)に示すように、ベースフィルム51
上に線状導体52aを布線することにより、複数の回路
パターン52が一方向に連なった導体パターンAを複数
列形成し、これにカバーレイフィルム53を貼着するこ
とで、同図(b)に示すように、複数列の導体パターン
Aがベースフィルム51とカバーレイフィルム53とに
挟み込まれたラミネートフィルムfを形成する。
【0004】次に、このラミネートフィルムfの各回路
パターン52の端部に補強板55を固着するため、図1
5(b)に示すように、隣接した回路パターン52の境
界線上に位置合わせ用のラインマークBを施した後、図
16に示すように、このラインマークBと補強板55の
幅方向の中心線上に施されたラインマークCが一致する
ように位置合わせを行いながら補強板55をラミネート
フィルムfに順次固着していく。なお、この補強板55
のラミネートフィルムfへの固着は熱プレス機によって
熱融着させることによって行う。
【0005】そして、図17に示すように、補強板55
のラインマークCでラミネートフィルムf及び補強板5
5を切断した後、図18に示すように、各回路パターン
52毎に所定形状に切断し、その両端部の補強板55が
固着されていないほうのベースフィルム51又はカバー
レイフィルム53をはぎ取って導体露出部54を形成す
ると、図14に示すようなフラットケーブルが完成す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな方法で、フラットケーブルを製造する場合は、ラミ
ネートフィルムのみならず補強板55についても位置合
わせ用のマーキングを施す必要があるため、工数が多く
なり、生産性が低下するといった問題がある。
【0007】また、補強板55をラミネートフィルムに
固着する際に位置ズレを起こしたり、ラミネートフィル
ムに固着された補強板55をその中心線で切断する際に
位置ズレを起こし易く、不良品の発生率が高いという問
題もあった。
【0008】そこで、この発明の課題は、工数を少なく
すると共に不良品の発生の低減を図ることのできるフラ
ットケーブルの製造方法及びその方法に使用される位置
合わせ治具および切断台を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、ベースフィルム上に線状導体を布線す
ることによって、複数の回路パターンがつながった導体
パターンを形成する工程と、前記導体パターンが形成さ
れたベースフィルム上にカバーレイフィルムを貼着する
ことにより、前記導体パターンが挟み込まれたラミネー
トフィルムを形成する工程と、このラミネートフィルム
の端縁に、各回路パターンに対応して一定間隔で位置合
わせ用の係合部を形成する工程と、前記係合部に係合し
て前記ラミネートフィルムの位置決めを行う被係合部
と、位置決めされたラミネートフィルムに対して各回路
パターンの端部に補強板を位置決めするために形成され
た補強板が嵌まり込む切欠部とを備えた位置合わせ治具
を用いて補強板を順次ラミネートフィルム上の所定位置
に位置合わせしながらラミネートフィルムに固着する工
程と、このようにして補強板が固着されたラミネートフ
ィルムを、前記ラミネートフィルムの係合部に係合する
被係合部と補強板が嵌まり込む切欠部とを備えた切断台
に載せることで、ラミネートフィルムの所定の切断位置
が切断部に一致するように位置決めしながら、一連の導
体パターンを含むラミネートフィルムを回路パターン毎
に順次切断する工程と、このように回路パターン毎に切
断されたラミネートフィルムの各々を、回路パターンの
外形に沿って切断すると共に、両端部の補強板が固着さ
れていないベースフィルム又はカバーレイフィルムをは
ぎ取る工程とを備えたフラットケーブルの製造方法を提
供するものである。また、前記ラミネートフィルムに
は、複数の前記導体パターンを並列的に挟み込むように
してもよい。また、前記係合部としては、突片、凹状の
切欠または孔等が考えられ、特に係合部として突片を形
成する場合は、突片の形状を三角形にすることが望まし
い。
【0010】また、上述したフラットケーブルの製造方
法において使用される位置合わせ治具としては、複数の
回路パターンがつながった導体パターンが挟み込まれた
ラミネートフィルムの端縁に各回路パターン毎に一定間
隔で形成された位置合わせ用の係合部に係合して前記ラ
ミネートフィルムの位置決めを行う被係合部と、位置決
めされたラミネートフィルムに対して各回路パターンの
端部に補強板を位置決めするために形成された、補強板
が嵌まり込む切欠部とを備える構成を採用することがで
きる。
【0011】さらに、上述したフラットケーブルの製造
方法において使用される切断台としては、複数の回路パ
ターンがつながった導体パターンが挟み込まれたラミネ
ートフィルムの端縁に各回路パターン毎に一定間隔で形
成された位置合わせ用の係合部に係合して前記ラミネー
トフィルムの位置決めを行う被係合部と、前記ラミネー
トフィルムの各回路パターンの端部に固着された補強板
が嵌まり込む切欠部とを備え、前記被係合部と前記切欠
部とを、ラミネートフィルムの切断位置が切断部に一致
するように配置する構成を採用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態について図面を
参照して説明する。図12(a)、(b)に示すよう
に、このフラットケーブル1は、ラミネートされるベー
スフィルム11とカバーレイフィルム13との間に、線
状導体12a等によって形成された所定の回路パターン
12を挟み込んだものであり、その両端部には、機器や
コネクタとの接続のために前記ベースフィルム11又は
カバーレイフィルム13の一方が切除されて、前記導体
パターン12の一部が露出した導体露出部14が形成さ
れると共に、前記ベースフィルム11又はカバーレイフ
ィルム13の他方側に補強板15が固着されている。
【0013】以上のように構成されたフラットケーブル
1の製造方法について、以下に詳細に説明する。まず、
上面に接着層を介して離型紙11aが貼着された1枚の
ベースフィルム11を準備し、図1に示すように、前記
フラットケーブル1の導体露出部14に相当する部分に
切れ目11bを入れ、その部分の離型紙11aを残すよ
うに、それ以外の部分の離型紙11aを剥離する。
【0014】次に、このベースフィルム11を導体布線
装置(図示せず)にセットし、導体布線装置によって線
状導体12aを前記ベースフィルム11上に布線するこ
とで、複数の回路パターン12が一方向に連なった導体
パターンAを複数列形成する。なお、詳細に図示してい
ないが、この各導体パターンAは平行に布線された7本
の線状導体12aによって構成されており、6列の導体
パターンAが1つのブロックを構成している。
【0015】このようにして複数列の導体パターンAが
形成されたベースフィルム11には、片面に接着層を備
えたカバーレイフィルム13を、その接着層が前記ベー
スフィルム11の接着層と接触するように重ね合わせ、
加熱プレスによってプレスすることで、図3に示すよう
に、前記ベースフィルム11とカバーレイフィルム13
とをラミネートする。
【0016】次に、このラミネートフィルムfを、図4
に示すように、1ブロック毎に切断して、6列の導体パ
ターンAが挟み込まれた複数のシートsを形成するが、
この時、各シートsの切断された一方の端縁には、各回
路パターン12の長さ方向の中央部分に対応して一定間
隔で、係合部としての三角形の突片16が形成されてお
り、他方の端縁には前記突片16に対応する位置に、係
合部としての同一形状の三角形の切欠17が形成される
ように切断する。
【0017】そして、図7に示すように、前記各シート
sに含まれる6列の導体パターンAにわたって、対応す
る各回路パターン12の境界部分に補強板15を順次固
着して行くが、この時、図5に示すような位置合わせ治
具20を、熱プレス機30にセットし(図6参照)、前
記位置合わせ治具20によって各シートsに対する補強
板15の位置合わせを行う。
【0018】前記位置合わせ治具20は、図5に示すよ
うに、前記熱プレス機30にビス止めされる平板21上
に前記シートsが嵌まり込む溝部22が形成されてお
り、この溝部22の両側周縁部には前記シートsに形成
された係合部としての突片16及び切欠17がそれぞれ
係合する被係合部としての切欠部23及び突部24が形
成されている。従って、シートsの突片16及び切欠1
7が切欠部23及び突部24に係合することで、この位
置合わせ治具20上でシートsが位置決めされる。
【0019】また、この溝部22の両側周縁部には前記
補強板15を前記シートsに対する位置合わせを行うた
め、その補強板15の両端部が係合する切欠部25が形
成されており、この切欠部25に補強板15を係合させ
ることで、シートs内の各回路パターン12の境界部分
に補強板15位置決めすることができる。従って、前記
切欠部23及び突部24に対する切欠部25の相対位置
は、作成されるフラットケーブルに合わせて決定する必
要がある。
【0020】このように構成された位置合わせ治具20
が、図6に示すように、ビス止めされた前記熱プレス機
30では、まず、位置合わせ治具20の切欠部25に補
強板15を係合させて位置決めした後、前記シートsの
突片16及び切欠17をそれぞれ位置合わせ治具20の
前記切欠部23及び突部24に係合させることによっ
て、前記シートsを位置決めした状態で、そのカバーレ
イフィルム13側を前記補強板15に重ね合わせると、
上述したように、補強板15が、シートsの各回路パタ
ーン12の境界部分に位置するので、この状態で、熱プ
レス31によって補強板15部分をシートs上から加圧
して、補強板15をシートsの所定位置に固着する。
【0021】そして、次の補強板15を隣接する次の回
路パターン12の境界部分に固着するには、一旦、シー
トsを位置合わせ治具20から外し、次の補強板15を
切欠部25に係合させて位置決めした後、シートsの位
置をずらせて次の突片16及び切欠17を前記切欠部2
3及び突部24に係合させてシートsの位置決めを行
い、熱プレス機30によって補強板15をシートsの所
定位置に固着する。これを、次々と繰返すことによっ
て、複数の補強板15を順次シートsに固着していく。
この時、補強板15を切欠部25に、シートsの突片1
6及び切欠17を切欠部23及び突部24に係合させる
だけで補強板15のシートsに対する位置合わせが行え
るので、位置合わせが容易に行え、しかも位置合わせ状
態で熱プレス機30による固着作業が行えるので、固着
作業の際に位置ズレが生じにくく、補強板15の固着精
度が向上する。
【0022】このようにして導体パターンAにおける各
回路パターン12の境界部分に補強板15が固着された
シートsは、図8に示す切断機40によって、固着され
た各補強板15の幅方向の中心線上で順次切断してい
く。
【0023】前記切断機40は、可動刃41と、固定刃
43を有する切断台42とから構成されている。前記切
断台42は、前記位置合わせ治具20と同様に、シート
sが嵌まり込む溝部42a、切欠部42b、突部42c
及び、補強板15が嵌まり込む切欠部42dを備えてお
り、前記シートsの突片16及び切欠17が前記切欠部
42b、突部42cに、前記補強板15が前記切欠部4
2dに係合することで、複数の補強板15が固着された
シートsを位置決めできるようになっている。また、前
記溝部42aの一方の端部には補強板15の幅方向の半
分だけが嵌まり込む切欠部42dが形成されており、こ
の切欠部42dとこれにつながる前記溝部42aとにわ
たって、その端縁に固定刃43が形成されている。
【0024】従って、図9に示すように、この切断台4
2によって、複数の補強板15が固着されたシートsを
位置決めし、前記可動刃41と前記固定刃43とによっ
てシートsを切断すると、自然に補強板15の幅方向の
中心線上で切断されるので、シートsを矢印方向に順次
ずらしながら切断すると、6つの回路パターン12が6
列に並列的に並び、その回路パターン12の両側に補強
板15が固着されたものが次々に形成される。
【0025】このような切断台42を使用することで、
目視によってシートsの切断位置(補強板15の中心線
上)と固定刃43とを一致させる必要がなく、しかも、
切断台42によって位置決めされた状態で切断が行える
ので、位置ズレがなく、切断精度が向上する。
【0026】このようにして、切断されたシートsを、
各回路パターン12毎に、図10に1点鎖線で示すよう
に、回路パターン12の外形に沿って切断すると、図1
1に示すような両端部に補強板15が固着されたフラッ
トケーブルが出来上がる。
【0027】最後に、両端部の補強板15が固着されて
いないベースフィルム11側を、残存する離型紙11a
と共にはぎ取ると、図12に示すようなフラットケーブ
ル1が出来上がる。
【0028】なお、この実施形態においては、シートs
の両端縁に形成された突片16及び切欠17の形状を三
角形にしているが、例えば、図13(a)及び(b)に
示すように、半円形や矩形にすることもできる。しか
し、突片16及び切欠17の形状は、角部が多くなるほ
ど、シートsの位置合わせ治具20に対する着脱が困難
になり、逆に角部が全くなくなると、作業中の位置ズレ
が生じ易くなるので、この実施形態のように、三角形に
するのが好ましいといえる。
【0029】また、この実施形態においては、1枚のラ
ミネートフィルムfを切断して複数のシートsを形成す
ることから、その切断回数を少なくするため、一方を突
片16にし、他方をその突片16と同一形状の切欠17
にしているが、例えば、図13(c)及び(d)に示す
ように、双方とも突片16、又は双方とも切欠17にす
ることもできる。さらに、図13(e)に示すように、
シートsの突片16や切欠17に代えて孔18を設け、
位置合わせ治具20や切断台42には、その孔18に挿
入されるピンを設けるようにしてもよい。
【0030】以上のように、シートsに形成する係合部
は、突片、切欠、孔等種々の形態が考えられるが、いず
れの形態を採用するにしても、これに対応して位置合わ
せ治具20や切断台42に形成される被係合部はシート
sに形成された係合部の形状に合わせる必要があるのは
いうまでもない。
【0031】また、この実施形態では、6段の導体パタ
ーンAを1シートsとし、この1シートsの両端部に係
合部を形成するようにしているが、1つの導体パターン
A毎に1のシートsを形成することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明のフラットケー
ブルの製造方法によれば、ラミネートフィルム及び補強
板にラインマークを施す必要がないので、工数が少なく
なり、生産性が向上する。
【0033】また、位置合わせ治具を用いてラミネート
フィルムに対する補強板の位置合わせを行い、その状態
で補強板をラミネートフィルムに固着するので、補強板
のラミネートフィルムに対する位置合わせを目視によっ
て行う必要がなく、位置ズレもなくなり、補強板の取付
け精度が向上する。
【0034】さらに、ラミネートフィルムを切断する際
においても、切断台を使用することで、目視によってラ
ミネートフィルムの切断位置と切断部とを一致させる必
要がなく、切断台によって位置決めされた状態で切断が
行えるので、位置ズレがなく、切断精度が向上する。
【0035】従って、全体として製品の寸法精度が向上
すると共に、位置合わせ作業が容易になるので、さらに
生産性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるフラットケーブルの製造方法
の一実施形態を示す工程図である。
【図2】同上の製造方法を示す工程図である。
【図3】同上の製造方法を示す工程図である。
【図4】同上の製造方法を示す工程図である。
【図5】位置合わせ治具を示す斜視図である。
【図6】熱プレス機を示す斜視図である。
【図7】同上の製造方法を示す工程図である。
【図8】切断機を示す斜視図である。
【図9】同上の製造方法を示す工程図である。
【図10】同上の製造方法を示す工程図である。
【図11】同上の製造方法を示す工程図である。
【図12】同上の製造方法を示す図である。
【図13】係合部の他の形態を示す平面図である。
【図14】従来の製造方法によって製造されたフラット
ケーブルを示す工程図である。
【図15】従来のフラットケーブルの製造方法を示す工
程図である。
【図16】同上の製造方法を示す工程図である。
【図17】同上の製造方法を示す工程図である。
【図18】同上の製造方法を示す工程図である。
【符号の説明】
1 フラットケーブル 11 ベースフィルム 11a 離型紙 11b 切れ目 12 回路パターン 12a 線状導体 13 カバーレイフィルム 14 導体露出部 15 補強板 16 突片 17 切欠 18 孔 20 位置合わせ治具 21 平板 22 溝部 23、25 切欠部 24 突部 30 熱プレス機 31 熱プレス 40 切断機 41 可動刃 42 切断台 42a 溝部 42b、42d 切欠部 42c 突部 43 固定刃 f ラミネートフィルム A 導体パターン s シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石垣 武 三重県四日市市西末広町1番14号 住友 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−56012(JP,A) 特開 平3−187109(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースフィルム上に線状導体を布線する
    ことによって、複数の回路パターンがつながった導体パ
    ターンを形成する工程と、 前記導体パターンが形成されたベースフィルム上にカバ
    ーレイフィルムを貼着することにより、前記導体パター
    ンが挟み込まれたラミネートフィルムを形成する工程
    と、 このラミネートフィルムの端縁に、各回路パターンに対
    応して一定間隔で位置合わせ用の係合部を形成する工程
    と、 前記係合部に係合して前記ラミネートフィルムの位置決
    めを行う被係合部と、位置決めされたラミネートフィル
    ムに対して各回路パターンの端部に補強板を位置決めす
    るために形成された補強板が嵌まり込む切欠部とを備え
    た位置合わせ治具を用いて補強板を順次ラミネートフィ
    ルム上の所定位置に位置合わせしながらラミネートフィ
    ルムに固着する工程と、 このようにして補強板が固着されたラミネートフィルム
    を、前記ラミネートフィルムの係合部に係合する被係合
    部と補強板が嵌まり込む切欠部とを備えた切断台に載せ
    ることで、ラミネートフィルムの所定の切断位置が切断
    部に一致するように位置決めしながら、一連の導体パタ
    ーンを含むラミネートフィルムを回路パターン毎に順次
    切断する工程と、 このように回路パターン毎に切断されたラミネートフィ
    ルムの各々を、回路パターンの外形に沿って切断すると
    共に、両端部の補強板が固着されていないベースフィル
    ム又はカバーレイフィルムをはぎ取る工程とを備えたフ
    ラットケーブルの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ラミネートフィルムには、複数の前
    記導体パターンを並列的に挟み込むようにした請求項1
    記載のフラットケーブルの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記係合部が突片である請求項1又は2
    に記載のフラットケーブルの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記突片の形状が三角形である請求項3
    記載のフラットケーブルの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記係合部が凹状の切欠である請求項1
    又は2に記載のフラットケーブルの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記係合部が孔であり、前記被係合部が
    前記孔に挿入されるピンである請求項1又は2に記載の
    フラットケーブルの製造方法。
  7. 【請求項7】 複数の回路パターンがつながった導体パ
    ターンが挟み込まれたラミネートフィルムの端縁に各回
    路パターン毎に一定間隔で形成された位置合わせ用の係
    合部に係合して前記ラミネートフィルムの位置決めを行
    う被係合部と、位置決めされたラミネートフィルムに対
    して各回路パターンの端部に補強板を位置決めするため
    に形成された、補強板が嵌まり込む切欠部とを備えた位
    置合わせ治具。
  8. 【請求項8】 複数の回路パターンがつながった導体パ
    ターンが挟み込まれたラミネートフィルムの端縁に各回
    路パターン毎に一定間隔で形成された位置合わせ用の係
    合部に係合して前記ラミネートフィルムの位置決めを行
    う被係合部と、前記ラミネートフィルムの各回路パター
    ンの端部に固着された補強板が嵌まり込む切欠部とを備
    え、 前記被係合部と前記切欠部とが、ラミネートフィルムの
    切断位置が切断部に一致するように配置されている切断
    台。
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