JP3113415U - 配管用クランプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 配管用の一対の外鍔部31, 31を接合して外嵌する複数の円弧状掴持部材1をピン2にて枢結したクランプ本体3と、クランプ本体3の開口側の一対の突出片4a,4bを締め付けるためのボルト5及びナット6と、ナット6を螺進退させるL字状ハンドル7と、ハンドル7をナット6から離脱しないように、かつ、回転しないようにロックするロック手段Lと、を具備する。
【選択図】 図1
Description
そこで、本考案は、振動等による緩みを防止して安全性が高く、容易に締付固定を行い得る配管用クランプを提供することを目的とする。
また、配管用の一対の外鍔部を接合して外嵌する複数の円弧状掴持部材をピンにて枢結したクランプ本体と、該クランプ本体の開口側の一対の突出片を締め付けるためのボルト及びナットと、該ナットを螺進退させるL字状ハンドルと、該ハンドルを該ナットから離脱しないように、かつ、回転しないようにロックするロック手段と、を具備し、上記ロック手段は、上記ハンドルに突設されると共に係止孔を有する係止用突片と、該ハンドルの所定取付回転位置にて該係止孔に対して抜き差し可能となるように移動自在な係止ピンと、該係止孔を先端突出方向へ常時弾発付勢する弾発部材と、所定の上記円弧状掴持部材に突設されると共に上記係止ピンを上記移動自在に保持する突出保持部と、を有する。
また、一度セットすれば、後は何回脱着を繰り返しても、いつでもハンドルを所定取付け回転位置まで容易に回転させることができ、しかも、常に同じ締付トルクで装着できる。
また、係止ピンを引っ張って離すという簡単な操作でありながら確実にロックを行い得る。また、ロック手段の構造を簡単なものとすることができる。また、意思に反してロックが解除される虞れもない。
また、ハンドルのロック状態で配管用クランプ全体を上下左右に振動させたり傾けたりした場合にも、ハンドルがナットから離脱しないようにでき、より確実にナットの緩みを防止し得る。
図1〜図6に於て、本考案の実施の一形態に係る配管用クランプは、配管用の一対の外鍔部31,31を接合して外嵌する複数の円弧状掴持部材1…をピン2にて枢結したクランプ本体3と、クランプ本体3の開口側の一対の突出片4a,4bを締め付けるためのボルト5及びナット6と、ナット6を螺進退させるL字状ハンドル7と、ハンドル7をナット6から離脱しないように、かつ、回転しないようにロックするロック手段Lと、を具備している。
突出片4aは、上側に位置する円弧状掴持部材1aの(ピン2にて枢結されていない側の)端部に、径方向外方へ突出状に形成されている。この突出片4aには、上下方向(接線と平行方向)の貫孔14が形成されている。また、突出片4aには、貫孔14の上側の開口端縁に沿って半球面凹状のナット座部16が形成されている。
突出片4bは、下側に位置する円弧状掴持部材1bの(ピン2にて枢結されていない側の)端部に、径方向外方へ突出状に形成されている。この突出片4bには、上下方向の貫孔15が形成されている。また、突出片4bには、貫孔15の下側の開口端の位置に六角凹部17が形成されている。
ナット6は、配管用クランプを締付固定する際、突出片4aの貫孔14を貫通させたボルト5と螺合するようになっている。また、ナット6は、一端にアール面取り部(半球頭面部)24を有している。このアール面取り部(半球頭面部)24は、突出片4aの半球面凹状のナット座部16に嵌合するようになっており、ナット6の軸心合せを容易としている。
L字状のハンドル7は、長手部分が握り部7aとされている。また、ハンドル7の短手部分の端部には、ナット6と嵌合するナット嵌合孔部13が形成され、これにより、ハンドル7は着脱自在(図1の矢印B方向)とされている。ナット嵌合孔部13は、六角状に形成されている。又は、ナット嵌合孔部13は、内周壁面が歯形となるように(つまり、ラチェットレンチ等のソケット孔状に)形成されている。
なお、本実施形態において、所定取付回転位置Aとは、平面視でハンドル7の握り部7a方向がクランプ本体3の長手方向と略一致する位置と定義する(図6参照)。
係止ピン11は、鍔状の端止部19を有している。この係止ピン11は、ハンドル7のロック状態で、その軸心Iが係止孔8の軸心Hと一致するように配設されている。また、この状態において、ボルト5及びナット6の軸心Gと、係止ピン11及び係止孔8の軸心I,Hとが、直交状に配設されるようになっている。
突出保持部10は、円弧状掴持部材1aの中央かつ径方向外方に突出状となるように設けられている。この突出保持部10は、ガイド孔部25を有しており、このガイド孔部25に係止ピン11を挿通させることによって、係止ピン11を水平方向に移動自在(図1の矢印C方向)に保持している。
また、ガイド孔部25の一方端側には、内鍔部21が形成されている。この内鍔部21は、係止ピン11の端止部19を掛止して、係止ピン11の飛び出しを防止するようになっている。
また、蓋部材22とガイド孔部25との嵌め合せ部分には、封止材23が盛られており、この封止材23によって、蓋部材22の脱落が防止されている。
まず、図3及び図4に示すように、端部に外鍔部31が設けられた一対の流体の配管30, 30の端部同士を突き合せる。次に、円弧状掴持部材1a,1b,1cを展開状としたクランプ本体3を、一対の外鍔部31,31に円弧状掴持部材1a,1b,1cの凹溝18を嵌込むようにして、取付ける。なお、この際、凹溝18と外鍔部31,31との間にはパッキン26を挟んでおく。
次に、ボルト5を突出片4bの貫孔15及び突出片4aの貫孔14に挿通させる。そして、ボルト5の頭部5aを六角凹部17に嵌め込んだ状態で、ボルト5の先端にナット6を螺合させる。そして、ナット6のアール面取り部24がナット座部16に当接し、かつ、ナット6を指(手)の力で回せなくなるまで、ナット6を指(手)で回して締め込む。
この場合、図5に示すように、一旦ハンドル7をナット6から取外し、所定取付回転位置Aにより近い位置となるようにハンドル7の向きを変えてから、再びハンドル7をナット6に取付ける。
そして、図2及び図6に示すように、係止ピン11の軸心Iと係止孔8の軸心Hとを一致させた状態において、係止ピン11の先端部11aを係止孔8に差し込んでロックする。このロック状態では、ハンドル7は、軸心G方向の動きが規制され、かつ、回転が規制され、ナット6から外れることもない。そして、ハンドル7が回転しないことによって、ナット6も回転せず、ナット6の緩みが防止される。
。
なお、配管30の分解時やクランプ離脱時には、ナット6を緩め、上述とは逆の操作を行なえばよい。
また、本実施形態では、弾発部材12は、コイルバネから成る場合を例示したが、本考案はこれに限らず、竹の子バネや板バネを用いて係止ピンを弾発付勢するようにしてもよい。
また、一度セットすれば、後は何回脱着を繰り返しても、いつでもハンドル7を所定取付回転位置Aまで容易に回転させることができる。
2 ピン
3 クランプ本体
4a 突出片
4b 突出片
5 ボルト
6 ナット
7 ハンドル
8 係止孔
9 係止用突片
10 突出保持部
11 係止ピン
12 弾発部材
31 外鍔部
A 所定取付回転位置
G,H,I 軸心
L ロック手段
Claims (3)
- 配管用の一対の外鍔部 (31)(31) を接合して外嵌する複数の円弧状掴持部材(1)をピン(2)にて枢結したクランプ本体(3)と、該クランプ本体(3)の開口側の一対の突出片 (4a)(4b) を締め付けるためのボルト(5)及びナット(6)と、該ナット(6)を螺進退させるL字状ハンドル(7)と、該ハンドル(7)を該ナット(6)から離脱しないように、かつ、回転しないようにロックするロック手段(L)と、を具備することを特徴とする配管用クランプ。
- 配管用の一対の外鍔部 (31)(31) を接合して外嵌する複数の円弧状掴持部材(1)をピン(2)にて枢結したクランプ本体(3)と、該クランプ本体(3)の開口側の一対の突出片 (4a)(4b) を締め付けるためのボルト(5)及びナット(6)と、該ナット(6)を螺進退させるL字状ハンドル(7)と、該ハンドル(7)を該ナット(6)から離脱しないように、かつ、回転しないようにロックするロック手段(L)と、を具備し、
上記ロック手段(L)は、上記ハンドル(7)に突設されると共に係止孔(8)を有する係止用突片(9)と、該ハンドル(7)の所定取付回転位置(A)にて該係止孔(8)に対して抜き差し可能となるように移動自在な係止ピン(11)と、該係止孔(8)を先端突出方向へ常時弾発付勢する弾発部材(12)と、所定の上記円弧状掴持部材(1)に突設されると共に上記係止ピン(11)を上記移動自在に保持する突出保持部(10)と、を有することを特徴とする配管用クランプ。 - 配管用の一対の外鍔部 (31)(31) を接合して外嵌する複数の円弧状掴持部材(1)をピン(2)にて枢結したクランプ本体(3)と、該クランプ本体(3)の開口側の一対の突出片 (4a)(4b) を締め付けるためのボルト(5)及びナット(6)と、該ナット(6)を螺進退させるL字状ハンドル(7)と、該ハンドル(7)を該ナット(6)から離脱しないように、かつ、回転しないようにロックするロック手段(L)と、を具備し、
上記ロック手段(L)は、上記ハンドル(7)に突設されると共に係止孔(8)を有する係止用突片(9)と、該ハンドル(7)の所定取付回転位置(A)にて該係止孔(8)に対して抜き差し可能となるように移動自在な係止ピン(11)と、該係止孔(8)を先端突出方向へ常時弾発付勢する弾発部材(12)と、所定の上記円弧状掴持部材(1)に突設されると共に上記係止ピン(11)を上記移動自在に保持する突出保持部(10)と、を有し、
さらに、上記ハンドル(7)のロック状態で、上記ボルト(5)及び上記ナット(6)の軸心(G)と、上記係止ピン(11)及び上記係止孔(8)の軸心 (I)(H) とは、直交状に配設されていることを特徴とする配管用クランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005004116U JP3113415U (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | 配管用クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005004116U JP3113415U (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | 配管用クランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3113415U true JP3113415U (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=43275779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005004116U Expired - Lifetime JP3113415U (ja) | 2005-06-06 | 2005-06-06 | 配管用クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3113415U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117470A (ja) * | 2009-11-30 | 2011-06-16 | Ihara Science Corp | 結合リング |
US8979137B2 (en) | 2009-11-30 | 2015-03-17 | Ihara Science Corporation | Coupling ring |
CN113357460A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-09-07 | 上海恺申消防设备安装有限公司 | 一种消防管件及其安装方法 |
-
2005
- 2005-06-06 JP JP2005004116U patent/JP3113415U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8979137B2 (en) | 2009-11-30 | 2015-03-17 | Ihara Science Corporation | Coupling ring |
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